JPH01191043A - 表面欠陥検査装置 - Google Patents

表面欠陥検査装置

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JPH01191043A
JPH01191043A JP1471188A JP1471188A JPH01191043A JP H01191043 A JPH01191043 A JP H01191043A JP 1471188 A JP1471188 A JP 1471188A JP 1471188 A JP1471188 A JP 1471188A JP H01191043 A JPH01191043 A JP H01191043A
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JP
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JP1471188A
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Motoyuki Suzuki
基之 鈴木
Yukihiko Mishima
三嶋 幸彦
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、工作機械等により加工された後のワ
ーク表面の欠陥を検査する表面欠陥検査装置に関する。
(従来の技術) −i的に、生産工場等における製造加工ラインには、加
工後の製品の品質検査を行なう検査行程が設けられてい
るが、自動化の進んだ今日では、作業者による目視検査
に代わってカメラ等の光学系機器を用いて製品の品質検
査を行なうようになっている。
この品質検査の1つに、加工後の製品の表面にキズ等の
欠陥が存在しているか否かの検査をする表面欠陥検査が
あるが°、この表面欠陥検査は、表面欠陥検査装置が備
えられた、例えば第3図に示すような加工ラインにおい
て行なわれている。
ワーク1としてのピストンは、洗浄機2によって表面の
洗浄が行なわれた後、搬送装置3の所定位置で待機し、
ローダ4によって検査ステージに置かれている検査台5
の回転台6に載置される。
そして、回転台6によってワーク1が一回転する間に、
この回転台6の周囲に備えられているカメラ7によって
このピストンの被検査面の表面欠陥検査が行なわれ、こ
の検査結果がOKであればピストンは振分はプッシャー
8によって防錆油槽9に送られ、NGであればピストン
は振分はプッシャー8によってワークスドックエリア1
0に送られる。
そして、OKのものはパレタイズロボット11によって
パレット12に収納され、NGのものは作業者によって
作業台13で目視検査の後、防錆油槽14に入れられて
、パレット15に収納される。
第4図には、第3図に示した検査ステージの概略構成図
が示されている。
この検査ステージには、同図に示すように、ピストンを
支持すると共に回転させる回転台6が備えられており、
この回転台6は、モータ20により回転されるようにな
っている。また、この回転台6には、エアーチャック2
1が設けられており、このエアーチャック21によって
ピストンが把持される。
この回転台6の周囲には、図示するように、ピストンの
被検査面Sに対して水平に光を照射すランプ22と、こ
のランプ22より光が照射されたピストンにおける被検
査面Sの画像が入力されるカメラ7とがそれぞれ配置し
てあり、このランプ22とカメラ7によって形成される
被検査面Sに対する照明条件は、被検査面Sの有する種
々の表面欠陥を検出するのに最適となるように設定され
ている。
この設定は第5図に示すように行なわれている。
すなわち、ランプ22は、ピストンの被検査面Sに対し
て水平方向から光を照射する位置に設けられ、カメラ7
は、このランプ22から照射されて被検査面Sから正反
射してきた光を受は得る位置に配置されている。なお、
このランプ22から照射される光はスポット光である。
このような位置関係にランプ22及びカメラ7を配置し
て、被検査面Sの画像をカメラ7により読取ると、例え
ば、この被検査面S中にスクラッチなどの深く小さい欠
陥aが存在する場合には、この欠陥aの部分においてラ
ンプ22よりのスポット光が乱反射を起こすことから、
この部分からカメラ7に入力される反射光量が減少する
ことになる。そして、該部分におけるカメラ7からの信
号を画像処理すると、その画像処理後のビデオ波形は第
6図(A>に示すようにその欠陥aに相当する部分が落
込みとなって表われる。これを二値化処理すると、第6
図(B)に示すような二値化波形が得られ、この二値化
波形中の0信号の存在を検出することによって欠陥aの
存在を検出することができる。
また、最近では、レーザ光を用いてワーク表面における
欠陥を検査する装置が開発されている。
第7図に示すように、この装置は、レーザ23より出力
されるレーザ光線を、集光レンズ24、及びこのレーザ
光を1次元方向に走査するスキャナ25を介してワーク
1の被検査面Sに向けて照射し、この被検査面Sより反
射したレーザ光が呈する回折像をファイバ集光系26を
通して光電子増倍管27に導くように構成したものであ
る。
この装置によれば、前記ファイバ集光系26が空間フィ
ルタの役割を果たし、例えば被検査面Sに欠陥が有る際
には、回折像が乱れてファイバ集光系26への入射光量
が減少することから、これを光電子増倍管27で検出す
ることにより、被検査面Sにおける欠陥の有無を判断す
るようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前述した従来の表面欠陥検査装置にあっ
ては、被検査面Sが平坦なもの、あるいは極めて平坦に
近いものに対しては高精度で欠陥を検出できる反面、被
検査面Sが平坦でない、つまり、入射光の反射率が一様
でない、3次元的にその形状が変化してなる被検査面S
における欠陥の検出は極めて困難であるという不具合が
あった。
すなわち、前述したピストンの被検査面Sが、上述し7
’、:3次元的な形状変化を呈するものであると仮定す
れば、ランプ22より照射された光の反射光を取込むカ
メラ7は、一定の位置に固定されるものであることから
、前記3次元的な形状変化を呈する被検査面Sの形状に
応じて反射方向が変化する光を常時取込むことはできな
い。
また、やはり前述したレーザー光線を用いた表面欠陥検
査装置により、3次元的な形状変化を呈する被検査面S
を検査する場合にも、被検査面Sより反射したレーザ光
が呈する回折像を光電子増倍管27へ導くファイバ集光
系26の配列に規制されることから、前記3次元的な形
状変化を呈する被検査面Sの形状に応じて反射方向が変
化するレーザー光を常時取込むことはできなかった。
したがって、従来の表面欠陥検査装置では、3次元的な
形状変化を呈する被検査面Sを有するワークを対象とし
て、表面欠陥検査を行なうことができないなめに、この
ようなワークの欠陥検査は人手によらなければならず、
これが自動化を遂行する上での問題点となっていた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、3次元的な形状変化を呈する被検査面Sを有
する被検査体を対象とした表面欠陥検査が可能な表面欠
陥検査装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明は、照明より照射され
る光を、被検査体の表面における任意の部位に向けて走
査可能に構成した2次元走査手段と、当該2次元走査手
段に走査信号を出力する走査制御手段と、前記被検査体
の表面における任意の部位よりの反射光量を検出する光
量検出手段と、欠陥が無いと判断する基準となる基準被
検査体の表面における任意の部位よりの光の反射位置を
前記走査信号に同期して検出すると共に記憶する位置記
憶手段と、前記2次元走査手段により前記基準被検査体
を走査した際における、前記光量検出手段よりの検出値
を前記走査信号に同期して記憶する基準光量記憶手段と
、前記光量検出手段へ入射する前記被検査体よりの反射
光を遮断する遮光手段と、当該遮光手段に、前記位置記
憶手段に記憶されている前記反射位置に基づいて、前記
走査信号に同期して該反射位置を中心として光が通過す
る非マスク部を形成させるマスクパターン生成手段と、
前記光量検出手段により検出される、前記マスクパター
ン生成手段により形成された前記非マスク部を通過する
現在光量と、前記基準光量記憶手段に記憶されている基
準光量とを前記走査信号に同期して参照することにより
、前記被検査体の表面における欠陥の有無を判断する欠
陥判断手段とを有することを特徴とするものである。
(作用) 上記手段を採用すれば、遮光手段上に、基準被検査体を
走査した際における光の反射位置に基づいて、走査信号
に同期して該反射位置を中心として光が通過する非マス
ク部がマスクパターン生成手段により形成されるが、例
えば、被検査面に欠陥を有する被検査体を検査対象とし
た場合には、この時、前記欠陥を照射する光はこの欠陥
において乱反射して拡散され、この結果、この光の一部
は、基準被検査体より反射する光が進行する軌道から外
れることとなり、このなめ、前記軌道上に設けられてい
る非マスク部を通過する光量は減少することになる。し
たがって、欠陥判断手段は、前記欠陥において減少した
光量と、基準被検査体より反射する光量とを走査信号に
同期して参照することにより、被検査体の被検査面にお
ける欠陥の有無を判断することができることになる。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図には、本発明に係る表面欠陥検査装置の概略構成
図が示しである。なお、第1図と第7図とに共通する部
材間には同一符号を付しである。
まず、光学系から説明すると、第1図(A)に示すよう
に、照明としてのレーザ23より放射するレーザ光線が
集光レンズ24を透過して当たる位置には、θミラー3
0が、このθミラー30を回転する第1ステツプモータ
31の回転軸に回動自在に支持されてなる垂直方向スキ
ャナ32が設けてあり、ここで、入射したレーザ光線を
垂直方向に走査するようになっている。また、垂直方向
スキャナ32−おいて走査されなレーザ光線が当たる位
置には、ψミラー33が、このψミラー33を回転する
第2ステツプモータ34の回転軸に回動自在に支持され
てなる水平方向スキャナ35が設けてあり、ここで、入
射したレーザ光線を水平方向に走査してワーク1におけ
る被検査面Sに向けて照射するようになっている。つま
り、レーザ23より放射したレーザ光線は、垂直方向ス
キャナ32及び水平方向スキャナ35において2次元方
向に走査されて、ワーク1における被検査面Sの任意の
部位に照射可能なように構成されている。
なお、垂直方向スキャナ32及び水平方向スキャナ35
で、2次元走査手段としての2次元スキャナ36を構成
している。また、垂直方向スキャナ32及び水平方向ス
キャナ35のそれぞれには、垂直方向、あるいは水平方
向のスキャン角度を検出して角度に応じた電圧を出力す
る第1.第2ポテンショメータ31a、34aが設けて
あり、これにより、2次元スキャナ36の被検査面S上
におけるスキャン位置を゛、第1.第2ステップモータ
31.34のステップ角の他に、第1.第2ポテンショ
メータ31a、34aの出力電圧を参照することで確実
に検知できるようになっている。
一方、ワーク1における被検査面Sの任意の部位に入射
して、この被検査面Sより反射しなレーザ光線が当なる
位置には、入射したレーザ光線を反射すると共に集光す
る集光ミラー37が設けである。この集光ミラー37よ
り反射しなレーザ光線が当たる位置には、入射したレー
ザ光線の一部を位置記憶手段の一部を成す2次元イメー
ジセンサ38へ導くハーフミラ−39が設けられると共
に、このハーフミラ−39におけるレーザ光線の進行方
向後方に、後述する遮光手段としての液晶シャッタ40
が、また、液晶シャッタ40の後方に、ここに入射する
レーザ光線の光量を検出する光量検出手段としての光電
子増倍管27がそれぞれ設けられている。なお、本実施
例中、光量検出手段として光電子増倍管を用いるように
例示したが、これに限定されるものではなく、例えばフ
ォトダイオード等の光電変換素子を用いて光量を検出す
るように構成しても良い。
次に、前述した光学系の動作を制御すると共に、ワーク
を対象とした表面欠陥検査を行なうための制御部周辺の
ブロック図を第2図に示す。
同図に示すように、それぞれが垂直方向、及び水平方向
スキャナ32.35の一構成部材である第1.第2ステ
ップモータ31.34の両者には、垂直方向、及び水平
方向スキャナ32.35の両スキャン角度θ、ψを制御
する制御信号を前記両者のモータ31,34等に出力す
る走査制御手段としてのスキャナ制御部41が接続され
ている。
このスキャナ制御部41には、第1.第2ポテンショメ
ータ31a、34aが接続してあり、これにより、垂直
方向、及び水平方向スキャナ32゜35の両スキャン角
度θ、ψをフィードバックするようにしている。また、
スキャナ制御部41には、欠陥が無いと判断する基準と
なるマスターワークを対象として、スキャン角度θ、ψ
の変化に対する、レーザ光線が照射される2次元イメー
ジセンサ38上におけるアドレス、及び光電子増倍管2
7が受けるレーザ光線の入射量の変位を検出する際に切
換える切換スイッチ42が接続しである。
一方、スキャナ制御部41には、2次元イメージセンサ
38が接続された、マスターワークが検査対象時であっ
て、垂直方向、及び水平方向スキャナ32.35を走査
時において入力される2次元イメージセンサ38の領域
のうち、レーザ光線が照射されるアドレスを順次取出す
アドレス取出部43が接続され、このアドレス収出部4
3には、ここで取出したアドレスを、スキャン角度θ、
ψの変化に対応するルックアップテーブルとして順次格
納するアドレス記憶部44が接続されている。
なお、アドレス取出部43とアドレス記憶部44とで、
位置記憶手段の一部を構成している。
このアドレス記憶部44は、液晶シャッタ40上におけ
るレーザ光線を通過させる非マスク部47の半径rを設
定する非マスク半径設定器45が接続されると共に、ス
キャナ制御部41が接続されたマスクパターン生成部4
6が接続されており、ここにおいて、被検査体としての
ワーク1を検査時における、スキャン角度θ、ψの変化
に応じたマスクパターンが生成され、ここで生成された
マスクパターンにしたがって液晶シャッタ40が所定の
位置に非マスク部47を形成するようになっている。な
お、非マスク半径設定器45とマスクパターン生成部4
6とでマスクパターン生成手段を構成している。また、
本実施例中、非マスク部を半径rの円形で構成するよう
に例示したが、特にこれに限定されるものではない。
さらに、スキャナ制御部41には、光電子増倍管27が
接続された、光電子増倍管27が検出したレーザ光線の
入射量を取出す光量取出部48が接続してあり、また、
光量取出部48には、マスターワーク検査時における光
量を、スキャン角度θ、ψの変化に対応するルックアッ
プテーブルとして順次格納する基準光量記憶手段として
の基準光量記憶部49と、被検査体としてのワーク1を
検査時における光量を、スキャン角度θ2ψの変化に対
応するルックアップテーブルとして順次格納する現在光
量記憶部50とが接続されている。
そして、光量取出部48には、欠陥判断手段としての光
量判断部51が接続してあり、ここで、基準光量記憶部
49、及び現在光量記憶部50より取出した両者の光量
を参照することにより、ワーク1の被検査面Sに欠陥が
有るか否かの判断を行なうように構成されている。
上述のように構成された表面欠陥検査装置は、第2図(
A)、 (B)に示す動作フローチャートに基づいて以
下のように動作する。まず始めに、欠陥検査を行なう前
に必要とされる教示処理について、第1図、及び第2図
(A)を参照して説明する。なお、この時、切換スイッ
チ42は教示処理を選択している。
まず、教示プログラムがスタートすると、マスクパター
ン生成部46により、液晶シャッタ40を開放する処理
が実行される(ステップ1)。
次に、スキャナ制御部41は、第1、第2ステップモー
タ31.34を所定の順序に駆動して、レーザ光線によ
り、マスターワーク上の全ての被検査面Sを2次元走査
する処理を実行する(ステップ2)。なお、この2次元
走査処理は、第1゜第2ステップモータ31,34のス
テラフ角度θ。
ψを適宜変化させることにより行なわれている。
一方、この2次元走査処理と同期して、ハーフミラ−3
つによりその一部が導かれたレーザ光線が、2次元イメ
ージセンサ38のうち、マスターワークが呈する被検査
面Sの形状に対応した位置に照射され、これを2次元イ
メージセンサ38が検出してアドレス(x、 y)とし
てアドレス取出部44へ転送する処理を実行する(ステ
ップ3)。また1、前記2次元走査処理と同期して、光
電子増倍管27が、ここに入射するマスターワークの被
検査面Sより反射しなレーザ光線の光量を基準光量iと
して検出し、これを光量取出部48へ転送する処理を実
行する(ステップ4)。さらに、ステップ3.4におい
て検出されたアドレス(X、V)、及び基準光量jは、
ステラフ角度θ、ψの変化に対応する変位量を示すルッ
クアップテーブルとしてアドレス記憶部44、及び基準
光量記憶部49の夫々に格納される(ステップ5)。ま
た、非マスク半径設定器45において設定される非マス
ク部47の半径rが、マスクパターン生成部46に転送
されて記憶される(ステップ6)。
次に、ワーク1の被検査面Sにおける欠陥検査処理プロ
グラムについて、第1図、及び第2図(B)に示す動作
フローチャートを参照して説明する。
まず、欠陥検査処理プログラムがスタートすると、スキ
ャナ制御部41は、第1、第2ステップモータ31,3
4を所定の順序に駆動して、レーザ光線により、被検査
体としてのワーク1上の全ての被検査面Sを2次元走査
する処理を実行する(ステップ10)。なお、この2次
元走査処理は、第1.第2ステップモータ31,34の
ステップ角度θ、ψを適宜変化させることにより行なわ
れている。
一方、この2次元走査処理と同期して、現在のステップ
角度θ、ψと、基準光量記憶部48に格納されているル
ックアップテーブルを参照して、現在のステップ角度θ
、ψに対応する基準光iiが読出され、この値が光量取
出部48に転送される(ステップ11)。また、前記2
次元走査処理と同期して、現在のステップ角度θ、ψと
、アドレス記憶部44に格納されているルックアップテ
ーブルを参照すると共に、非マスク部47の半径rに基
づいて、マスクパターン生成部46において、現在のス
テップ角度θ、ψに対応するアドレス(X、V)を中心
とする半径rの非マスク部47が、液晶シャッター47
上に形成される(ステップ12)。なお、この非マスク
部47は、教示プログラムにおいて検出された、マスタ
ーワークよりのレーザ光線の反射位置にしたがうアドレ
ス位置に形成されるものであるが、例えばワーク1の被
検査面Sに欠陥が存在する場合には、欠陥検査処理中に
おけるレーザ光線は同一軌道上からそれることから、非
マスク部47を通過したレーザ光線の現在光Jtiを検
出することにより、欠陥の有無が判断できることになる
。また、非マスク部47の半径rを適宜変化させること
により、欠陥の有無の判断基準を必要に応じて改変する
ことができる。
ステップ12において、液晶シャッタ40上に非マスク
部47が形成されると、前記2次元走査処理と同期して
、光電子増倍管27が、非マスク部47を通過してここ
に入射するワーク1の被検査面Sより反射したレーザ光
線の現在光量dを検出し、この値が、現在のステップ角
度θ、ψに対応する現在光量dとして現在光量記憶部5
0に格納される(ステップ13)。
そして、光量判断部51は、光量取出部48より、現在
のステップ角度θ、ψに対応する基準光量i、及び現在
光量dを取出す処理を実行し、両者の光量」、dを参照
することにより、現在レーザ光線を照射している位置に
おける欠陥の有無を判断するものである(ステップ14
)。
尚、本実施例において、ワークの被検査面に照射する光
はレーザー光を用いたが、通常使用される光源からのス
ポット光等を用いても良い。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、遮光手段
上に、基準被検査体を走査した際における光の反射位置
に基づいて、走査信号に同期して該反射位置を中心とし
て光が通過する非マスク部がマスクパターン生成手段に
より形成されるが、例えば、被検査面に欠陥を有する被
検査体を検査対象とした場合には、この時、前記欠陥を
照射する光はこの欠陥において乱反射して拡散され、こ
の結果、この光の一部は、基準被検査体より反射する光
が進行する軌道から外れることとなり、このなめ、前記
軌道上に設けられている非マスク部を通過する光量が減
少することになる。したがって、欠陥判断手段は、前記
欠陥において減少した光量と、基準被検査体より反射す
る光量とを走査信号に同期して参照することにより、被
検査体の被検査面における欠陥の有無を判断することが
できることになる。
なお、本発明により、例えば、3次元的な形状変化を呈
する被検査面を有する被検査体を検査対象とした場合で
も、人手によらず表面欠陥検査を行なうことができるこ
ととなった。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、は、本発明に係る表面欠陥検査装置の光
路系の概略構成図、 第1図(B)は、本発明に係る表面欠陥検査装置の制御
部周辺のブロック構成図、 第2図(A)、(13)は、本発明に係る表面欠陥検査
装置の動作フローチャート、 第3図は、従来の欠陥検査行程の一例を示す図、第4図
は、第3図に示した検査ステージの概略構成図、 第5図は、表面欠陥検査を行なう場合の照明条件を示す
図、 第6図(A)、 (B)は、カメラから入力した画像の
処理波形を示す図、 第7図は、従来の表面欠陥検査装置の問題点の説明に供
する図である。 1・・・ワーク(被検査体)、 23・・・レーザ(照明)、 27・・・光電子増倍管(光量検出手段)、36・・・
2次元スキャナ(2次元走査手段)、38・・・2次元
イメージセンサ(位置記憶手段)、40・・・液晶シャ
ッタ(遮光手段)、41・・・スキャナ制御部(走査制
御手段)、43・・・アドレス取出部(位置記憶手段)
、44・・・アドレス記憶部(位置記憶手段)、45・
・・非マスク半径設定器(マスクパターン生成手段)、 46・・・マスクパターン生成部(マスクパターン生成
手段)、 47・・・非マスク部、 49・・・基準光量記憶部(基準光1記憶手段)、51
・・・光量判断部(欠陥判断手段)。 特許出願人     日産自動車株式会社代理人 弁理
士   八 1)幹 雄(ほか1名)区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 照明より照射される光を、被検査体の表面における任意
    の部位に向けて走査可能に構成した2次元走査手段と、 当該2次元走査手段に走査信号を出力する走査制御手段
    と、 前記被検査体の表面における任意の部位よりの反射光量
    を検出する光量検出手段と、 欠陥が無いと判断する基準となる基準被検査体の表面に
    おける任意の部位よりの光の反射位置を前記走査信号に
    同期して検出すると共に記憶する位置記憶手段と、 前記2次元走査手段により前記基準被検査体を走査した
    際における、前記光量検出手段よりの検出値を前記走査
    信号に同期して記憶する基準光量記憶手段と、 前記光量検出手段へ入射する前記被検査体よりの反射光
    を遮断する遮光手段と、 当該遮光手段に、前記位置記憶手段に記憶されている前
    記反射位置に基づいて、前記走査信号に同期して該反射
    位置を中心として光が通過する非マスク部を形成させる
    マスクパターン生成手段と、前記光量検出手段により検
    出される、前記マスクパターン生成手段により形成され
    た前記非マスク部を通過する現在光量と、前記基準光量
    記憶手段に記憶されている基準光量とを前記走査信号に
    同期して参照することにより、前記被検査体の表面にお
    ける欠陥の有無を判断する欠陥判断手段とを有すること
    を特徴とする表面欠陥検査装置。
JP1471188A 1988-01-27 1988-01-27 表面欠陥検査装置 Pending JPH01191043A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0690455A1 (en) * 1994-06-28 1996-01-03 Mitsubishi Nuclear Fuel Co. Cylindrical body inspection apparatus
JP2007121293A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 General Electric Co <Ge> オブジェクトを検査する方法および装置

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