JPH01190981A - ルーツ型ポンプの摺動回転部用耐熱樹脂 - Google Patents
ルーツ型ポンプの摺動回転部用耐熱樹脂Info
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- JPH01190981A JPH01190981A JP1530088A JP1530088A JPH01190981A JP H01190981 A JPH01190981 A JP H01190981A JP 1530088 A JP1530088 A JP 1530088A JP 1530088 A JP1530088 A JP 1530088A JP H01190981 A JPH01190981 A JP H01190981A
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- resin
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は射出成形用の樹脂材料に関するもので、自動車
用のスーパーチャージャーのロータの表面のコーティン
グ及び耐熱、耐油性が必要な摺動材として利用されるも
のである。
用のスーパーチャージャーのロータの表面のコーティン
グ及び耐熱、耐油性が必要な摺動材として利用されるも
のである。
(従来の技術)
本発明に係る従来技術としては実開昭59−17438
9号の公報がある。
9号の公報がある。
このものはルーツポンプのまゆ状ロータにその外周面及
びその両端面を連続的に樹脂コーティングを施すもので
、樹脂材料として三弗化エチレン共重合体(ETFEテ
フロン)が使用されている。
びその両端面を連続的に樹脂コーティングを施すもので
、樹脂材料として三弗化エチレン共重合体(ETFEテ
フロン)が使用されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし前記樹脂材料はスーパーチャージャーロータのコ
ーテイング材として耐熱性、耐薬品性。
ーテイング材として耐熱性、耐薬品性。
硬度などに優れた特性を有するが密着力が得られず剥が
れやすいという問題点があり、これの改良として別材料
である液晶ポリエステル(ベクトラ)を使用したものも
あるが、この樹脂材料は高い密着力は得られるが硬度が
高く、割れたり層状に剥がれ易く、又摩擦係数も前記三
弗化エチレン共重合体に比較して高いという問題点があ
る。
れやすいという問題点があり、これの改良として別材料
である液晶ポリエステル(ベクトラ)を使用したものも
あるが、この樹脂材料は高い密着力は得られるが硬度が
高く、割れたり層状に剥がれ易く、又摩擦係数も前記三
弗化エチレン共重合体に比較して高いという問題点があ
る。
本発明は金属との密着性が良く低硬度、低摩擦係数の成
形樹脂材料を提供することを技術的課題とするものであ
る。
形樹脂材料を提供することを技術的課題とするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
前記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は次
の通りである。すなわち、 自動車用のスーパーチャージャー用ローツ型ポンプのロ
ータの外周面に、射出成形により密着させる樹脂材料で
、液晶ポリエステル樹脂50〜70WET%、フッ素l
O〜30WET%、PTFE又はその組成物20〜50
WF、T%、カーボンファイバー5〜20WET%、カ
ーボンブラック1%の割合よりなる樹脂材料である。
の通りである。すなわち、 自動車用のスーパーチャージャー用ローツ型ポンプのロ
ータの外周面に、射出成形により密着させる樹脂材料で
、液晶ポリエステル樹脂50〜70WET%、フッ素l
O〜30WET%、PTFE又はその組成物20〜50
WF、T%、カーボンファイバー5〜20WET%、カ
ーボンブラック1%の割合よりなる樹脂材料である。
(作用)
前記技術的手段は次のように作用する。すなわち、液晶
ポリエステル樹脂は密着力を向上させ、フッ素ゴムは耐
ショット摩耗性を向上し、PTFEは材料の硬度を低下
させ、カーボンファイバーはブローチ性を向上させ、カ
ーボンブラックは着色のために添加するものである。
ポリエステル樹脂は密着力を向上させ、フッ素ゴムは耐
ショット摩耗性を向上し、PTFEは材料の硬度を低下
させ、カーボンファイバーはブローチ性を向上させ、カ
ーボンブラックは着色のために添加するものである。
(実施例)
以下実施例について説明する。
射出成形機より射出された第1表に示す割合で配合され
た樹脂をスプルーを経てAJ金合金りなるロータの外周
面及び側面に流動させて樹脂成形部を形成する。
た樹脂をスプルーを経てAJ金合金りなるロータの外周
面及び側面に流動させて樹脂成形部を形成する。
第 1 表
上記樹脂組成は下記の理由に決定したものでしる。
(1)密着力確保のために液晶ポリエステル樹脂は50
%程度は必要であり、50%以下の場合は密着力が低下
し、70%以上の場合は硬度がアップしてかじりの現象
が発生する。
%程度は必要であり、50%以下の場合は密着力が低下
し、70%以上の場合は硬度がアップしてかじりの現象
が発生する。
(2) フッ素ゴムは耐ショット摩耗性向上のため、
10%以上必要であるが、配合する割合が増加すると密
着性が低下する欠点があり、10%以下では耐摩耗性が
低下する。
10%以上必要であるが、配合する割合が増加すると密
着性が低下する欠点があり、10%以下では耐摩耗性が
低下する。
(3)PTFEは材料の硬度を低下させる役割を果たし
、20%以下では硬度がアップし、50%以上では密着
力が低下する。
、20%以下では硬度がアップし、50%以上では密着
力が低下する。
(4) カーボンファイバーは、まゆ状ロータを形成
するためのブローチ性を向上させるものであり、5%以
下ではブローチ性が劣る。
するためのブローチ性を向上させるものであり、5%以
下ではブローチ性が劣る。
(5)カーボンブラックは着色の目的で添加するもので
ある。
ある。
第2表は本実施例と従来例について各性能を比較したも
のである。
のである。
第1表に於いて密着度は60以上を、ショット摩耗につ
いては0.12以上を目標値としたもので、本実施例は
密着度は良好であり、ショット摩耗性もほぼ目標を満足
しており、ブローチ性については極めてすぐれているも
のである。
いては0.12以上を目標値としたもので、本実施例は
密着度は良好であり、ショット摩耗性もほぼ目標を満足
しており、ブローチ性については極めてすぐれているも
のである。
密着力の測定法としては、まゆ状ローターの一部を切断
しAlと樹脂との界面剥離強度を測定したもので、ショ
ット摩耗についてはショツトブラスト処理を行い(使用
するショット玉、#400ガラスピーズ)、摩耗減少す
る重量を測定したものである。
しAlと樹脂との界面剥離強度を測定したもので、ショ
ット摩耗についてはショツトブラスト処理を行い(使用
するショット玉、#400ガラスピーズ)、摩耗減少す
る重量を測定したものである。
本発明は次の効果を有する。すなわら、従来例に比較し
てショット摩耗性が向上しく0.22−0゜11g)、
ブローチ加工面粗度が向上しく302−52)、更に硬
度が低下したために、異物吸収性が向上した。
てショット摩耗性が向上しく0.22−0゜11g)、
ブローチ加工面粗度が向上しく302−52)、更に硬
度が低下したために、異物吸収性が向上した。
Claims (1)
- 摺動回転部を有する金属部材の外周面に射出成形により
密着させる樹脂材料に於いて、前記樹脂材料を、液晶ポ
リエステル樹脂50〜70WET%、フッ素ゴム10〜
30WET%、PTFE又はその組成物に20〜50W
ET%、カーボンファイバー5〜20WET%よりなる
ルーツ型ポンプの摺動回転部用耐熱樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1530088A JPH01190981A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ルーツ型ポンプの摺動回転部用耐熱樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1530088A JPH01190981A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ルーツ型ポンプの摺動回転部用耐熱樹脂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190981A true JPH01190981A (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=11884963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1530088A Pending JPH01190981A (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ルーツ型ポンプの摺動回転部用耐熱樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01190981A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022009641A1 (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-13 | Nok株式会社 | フッ素ゴム組成物 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1530088A patent/JPH01190981A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022009641A1 (ja) * | 2020-07-07 | 2022-01-13 | Nok株式会社 | フッ素ゴム組成物 |
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