JPH01190967A - スタータ装置 - Google Patents
スタータ装置Info
- Publication number
- JPH01190967A JPH01190967A JP1285388A JP1285388A JPH01190967A JP H01190967 A JPH01190967 A JP H01190967A JP 1285388 A JP1285388 A JP 1285388A JP 1285388 A JP1285388 A JP 1285388A JP H01190967 A JPH01190967 A JP H01190967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring gear
- engine
- pinion
- teeth
- starter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 title claims abstract description 28
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスタータ装置に関し、更に詳細には機関始動用
として用いられるスタータ装置に関する。
として用いられるスタータ装置に関する。
(従来の技術)
従来、車輌の機関始動用として用いられるスタータ装置
は図に示されるように構成されていた。
は図に示されるように構成されていた。
すなわち、従来のスタータ装置1は、直流電動機2と、
電機子回転軸3の延長軸部分3n上を摺動可能に嵌装さ
れたオーバランニングクラッチ装置4と、このri電機
子回転軸の延長軸部分3aにおけろ端部の軸受を兼ねる
フロントブラケット牙−パランニングクラッチ装置4を
電機子回転軸3の延長軸部分3n上で摺動させるための
直流電動機2の側部に配置された電磁スイッチ装置6の
プランジャロッド7に一端が係合され他端がオーバラン
ニングクラッチ装置4に取付けられた環状部材8に係合
したシフトレバ−9と、前端部に機関リングギヤと噛合
うためのビニオン10(lを形成し、後端部がクラッチ
インナとしてオーバランニングクラッチ装置4に組み込
まれ該オーバランニングクラッチと共に延長軸部分3a
上を軸方向に摺動するピニオン移動筒10とによって主
に構成されている。
電機子回転軸3の延長軸部分3n上を摺動可能に嵌装さ
れたオーバランニングクラッチ装置4と、このri電機
子回転軸の延長軸部分3aにおけろ端部の軸受を兼ねる
フロントブラケット牙−パランニングクラッチ装置4を
電機子回転軸3の延長軸部分3n上で摺動させるための
直流電動機2の側部に配置された電磁スイッチ装置6の
プランジャロッド7に一端が係合され他端がオーバラン
ニングクラッチ装置4に取付けられた環状部材8に係合
したシフトレバ−9と、前端部に機関リングギヤと噛合
うためのビニオン10(lを形成し、後端部がクラッチ
インナとしてオーバランニングクラッチ装置4に組み込
まれ該オーバランニングクラッチと共に延長軸部分3a
上を軸方向に摺動するピニオン移動筒10とによって主
に構成されている。
(発明が解決しようとする課り
しかしながら、従来のスタータ装置では電動機が大きく
、この小型化が望まれていた。その一つの方法としてビ
ニオンとリングギヤとのギヤ比の向上が考えられる。こ
のギヤ比の向上にはリングギヤの径を大きくすればよい
が、リングギヤの径を大きくするとビニオンとリングギ
ヤとの中心間距離が大きくなる。ビニオンとリングギヤ
との中心間距離が大きくなるとエンジントランスミッシ
リンの径が大きくなり、車輌のエンジンルーム内でのレ
イアウト性に欠けろためエンジンルームを大きくする必
要性が出てくる。
、この小型化が望まれていた。その一つの方法としてビ
ニオンとリングギヤとのギヤ比の向上が考えられる。こ
のギヤ比の向上にはリングギヤの径を大きくすればよい
が、リングギヤの径を大きくするとビニオンとリングギ
ヤとの中心間距離が大きくなる。ビニオンとリングギヤ
との中心間距離が大きくなるとエンジントランスミッシ
リンの径が大きくなり、車輌のエンジンルーム内でのレ
イアウト性に欠けろためエンジンルームを大きくする必
要性が出てくる。
更に、エンジンの出力増に対応してエンジン回転変動を
少なくおさえろため、すなわちアイドリング運転時のエ
ンジン振動を減らす手段としてフライホイールの慣性モ
ーメントを上げろことが考えられた。そのためにはフラ
イホイールの質量を大きくすればよいが、フライホイー
ルの径を大きくすればこれと一体に形成されているリン
グギヤが大きくなってビニオンとの中心間距離が大きく
なり、またフライホイールの厚さを厚くすれば機関の軸
方向長さが長くなってしまうためエンジンが太き(なっ
てしまうという問題があった。
少なくおさえろため、すなわちアイドリング運転時のエ
ンジン振動を減らす手段としてフライホイールの慣性モ
ーメントを上げろことが考えられた。そのためにはフラ
イホイールの質量を大きくすればよいが、フライホイー
ルの径を大きくすればこれと一体に形成されているリン
グギヤが大きくなってビニオンとの中心間距離が大きく
なり、またフライホイールの厚さを厚くすれば機関の軸
方向長さが長くなってしまうためエンジンが太き(なっ
てしまうという問題があった。
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、ビニオンとリングギヤとのギヤ比を向
上させて電amを小型化すると同時にフライホイールの
慣性モーメントを上げてエンジンの良好な回転を得るス
タータ装置を提供することにある。
なされたもので、ビニオンとリングギヤとのギヤ比を向
上させて電amを小型化すると同時にフライホイールの
慣性モーメントを上げてエンジンの良好な回転を得るス
タータ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、機開始動時に該機関のリングギヤに噛み合わ
されるビニオンを有する機関始動装置において、前記ビ
ニオンがモジュール2〜2.25、歯数8で形成される
ことを特徴とする。
されるビニオンを有する機関始動装置において、前記ビ
ニオンがモジュール2〜2.25、歯数8で形成される
ことを特徴とする。
(実施例)
以下、本発明のスタータ装置をその一実施例について更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
本発明の一実施例に係るスタータ装置は、ピニオン移動
筒の前端部に形成されたビニオンの構成を異にすること
を除けば、図に示された従来のスタータ装置と同じであ
る。そこで、本実施例のスタータ装置では、機関のリン
グギヤに噛み合うビニオンがモジュール2〜2.25、
歯数8で形成されている。
筒の前端部に形成されたビニオンの構成を異にすること
を除けば、図に示された従来のスタータ装置と同じであ
る。そこで、本実施例のスタータ装置では、機関のリン
グギヤに噛み合うビニオンがモジュール2〜2.25、
歯数8で形成されている。
ビニオンとリングギヤとの中心間距離は従来のスタータ
装置で161+mmであり、この距離を一定とするため
、例えばモジュール2.11667、歯数8のビニオン
に対してリングギヤの歯数は、=(z、+z2) +
m ト 2 の式より求めると(aは中心間距Jlll、Z、はビニ
オンの歯数、Z2はリングギヤの歯数、mはモジュール
)、144となり、従ってリングギヤのピッチ円径P。
装置で161+mmであり、この距離を一定とするため
、例えばモジュール2.11667、歯数8のビニオン
に対してリングギヤの歯数は、=(z、+z2) +
m ト 2 の式より求めると(aは中心間距Jlll、Z、はビニ
オンの歯数、Z2はリングギヤの歯数、mはモジュール
)、144となり、従ってリングギヤのピッチ円径P。
は、P0== Z2X mより、P、 = 304.8
mとなる。従来のスタータ装置ではビニオンはモジュ
ール2.54、歯数8が標準であり、従ってリングギヤ
のピッチ円径は299.7mであったので、本実施例の
スタータ装置の場合、中心間距離を一定(従来と同じ1
61m)とすれば、リングギヤは従来のものに比べて大
きなものを使用することとなる。これらのことを表にす
ると、次の第1表のようになる。
mとなる。従来のスタータ装置ではビニオンはモジュ
ール2.54、歯数8が標準であり、従ってリングギヤ
のピッチ円径は299.7mであったので、本実施例の
スタータ装置の場合、中心間距離を一定(従来と同じ1
61m)とすれば、リングギヤは従来のものに比べて大
きなものを使用することとなる。これらのことを表にす
ると、次の第1表のようになる。
(第 1 表)
この第1表から明らかなように、本実施例におけるスタ
ータ装置の場合、ビニオンとリングギヤとのギヤ比即ち
減速ギヤ比は1.21倍にもなっている。
ータ装置の場合、ビニオンとリングギヤとのギヤ比即ち
減速ギヤ比は1.21倍にもなっている。
更に、モジュール2.11667 、歯数8のビニオン
を用いた本実施例のスタータ装置において、ビニオンの
リングギヤに対する噛合衝撃トルクを調べてみると、本
実施例のスタータ装置の場合の方が従来のものよ抄噛合
衝撃トルクは減少する。すなわち、スタータ装置の慣性
モーメントをJl、エンジン側の慣性モーメントをJ2
、ビニオンとリングギヤとの減速比を8とし、本発明に
よるスタータ装置の慣性モーメントをJ、/k、ビニオ
ンとリングギヤとの減速比をkgになるとした時、従来
のビニオン(モジュール2.54、fffifi8)
トリングギャとの衝撃トルクをT1本実施例におけるビ
ニオンとリングギヤとの衝撃トルクをT′とすると、で
表わされろ。ここにKは比例定数、kは従来装置に対す
る本発明のスタータ装置におけろビニオンとリングギヤ
との減速比の割合である。本発明ではk>1であるから
、T’、(Tとなる。
を用いた本実施例のスタータ装置において、ビニオンの
リングギヤに対する噛合衝撃トルクを調べてみると、本
実施例のスタータ装置の場合の方が従来のものよ抄噛合
衝撃トルクは減少する。すなわち、スタータ装置の慣性
モーメントをJl、エンジン側の慣性モーメントをJ2
、ビニオンとリングギヤとの減速比を8とし、本発明に
よるスタータ装置の慣性モーメントをJ、/k、ビニオ
ンとリングギヤとの減速比をkgになるとした時、従来
のビニオン(モジュール2.54、fffifi8)
トリングギャとの衝撃トルクをT1本実施例におけるビ
ニオンとリングギヤとの衝撃トルクをT′とすると、で
表わされろ。ここにKは比例定数、kは従来装置に対す
る本発明のスタータ装置におけろビニオンとリングギヤ
との減速比の割合である。本発明ではk>1であるから
、T’、(Tとなる。
このように、本実施例のスタータ装置では、ビニオンと
リングギヤの中心間距離を従来と同じままでリングギヤ
との減速ギヤ比が向上し、且つフライホイールの径も大
きくできると共に噛合衝撃トルクも減少する。
リングギヤの中心間距離を従来と同じままでリングギヤ
との減速ギヤ比が向上し、且つフライホイールの径も大
きくできると共に噛合衝撃トルクも減少する。
更に、噛合衝撃を良好にするために、噛合率を1以上に
すれば噛合衝撃による不具合、例えば軸受類の早期摩耗
等の問題が解決するが、従来の圧力角20°で噛合率を
1以上にするのは困難なので、圧力角を12℃として噛
合率を1以上とする。
すれば噛合衝撃による不具合、例えば軸受類の早期摩耗
等の問題が解決するが、従来の圧力角20°で噛合率を
1以上にするのは困難なので、圧力角を12℃として噛
合率を1以上とする。
なお、発明者の実験によれば、噛合率が1以上と1以下
とではその軸受類の耐久性に約2倍の効果が認められて
いる。
とではその軸受類の耐久性に約2倍の効果が認められて
いる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のスタータ装置によれば、
ビニオンをモジュール2〜2.25、歯数8及び圧力角
12°のものとしたことにより、リングギヤとの減速ギ
ヤ比が向上するため電!!!lJ機が小型化でき、又リ
ングギヤとの中心間距離を従来のスタータ装置と変更せ
ず同一とすればフライボf−ルが大きくできるため慣性
モーメントが上がって機関の始動性が向上すると共に噛
合衝撃トルクも減少するため耐久性が向上するなど、多
くの浸れた効果を奏する。
ビニオンをモジュール2〜2.25、歯数8及び圧力角
12°のものとしたことにより、リングギヤとの減速ギ
ヤ比が向上するため電!!!lJ機が小型化でき、又リ
ングギヤとの中心間距離を従来のスタータ装置と変更せ
ず同一とすればフライボf−ルが大きくできるため慣性
モーメントが上がって機関の始動性が向上すると共に噛
合衝撃トルクも減少するため耐久性が向上するなど、多
くの浸れた効果を奏する。
図は本発明および従来のスタータ装置の両方についてそ
の構成を説明するための断面図である。 1・・・スタータ装置、2・・・直流電動機、4・・・
オーバランニングクラッチ、10a・・・ビニオン。
の構成を説明するための断面図である。 1・・・スタータ装置、2・・・直流電動機、4・・・
オーバランニングクラッチ、10a・・・ビニオン。
Claims (1)
- (1)機開始動時に該機関のリングギヤに噛み合わされ
るピニオンを有するスタータ装置において、前記ピニオ
ンがモジュール2〜2.25、歯数8で形成されること
を特徴とするスタータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285388A JPH01190967A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | スタータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1285388A JPH01190967A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | スタータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190967A true JPH01190967A (ja) | 1989-08-01 |
Family
ID=11816958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1285388A Pending JPH01190967A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | スタータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01190967A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5684334A (en) * | 1994-09-29 | 1997-11-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Starter device having pinion movement stopper mechanism formed at the helical splines of the output shaft and having reduced diameter thrust washer |
EP1505296A3 (en) * | 2003-08-04 | 2005-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Starting apparatus for internal combustion engine |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP1285388A patent/JPH01190967A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5684334A (en) * | 1994-09-29 | 1997-11-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Starter device having pinion movement stopper mechanism formed at the helical splines of the output shaft and having reduced diameter thrust washer |
DE19506925B4 (de) * | 1994-09-29 | 2014-03-06 | Mitsubishi Denki K.K. | Anlasservorrichtung |
EP1505296A3 (en) * | 2003-08-04 | 2005-11-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Starting apparatus for internal combustion engine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4257281A (en) | Engine starter and accessory drive apparatus | |
JPH03294656A (ja) | 機関始動装置 | |
JPH01190967A (ja) | スタータ装置 | |
JPS6078133A (ja) | バランス装置 | |
EP0582429A1 (en) | Compound planetary gear apparatus for a motor vehicle starter motor | |
US5953956A (en) | Pinion of starter motor for internal combustion engine | |
JPH0610815A (ja) | 内燃機関用のスタータ | |
US20030200827A1 (en) | Starter for internal combustion engine | |
JPS5891956A (ja) | クランクシヤフト変動トルクの平滑化装置 | |
EP1491764A3 (en) | Engine starting system | |
JP2628069B2 (ja) | 慣性飛込式始動電動機のピニオン構造 | |
JP2005054666A (ja) | 内燃機関の始動装置 | |
JPS5943258A (ja) | ギヤ−機構 | |
ES465718A1 (es) | Perfeccionamientos en los arrancadores electricos para moto-res de combustion interna. | |
JP3074999B2 (ja) | スタータ | |
US1117201A (en) | Internal-combustion engine. | |
US3763841A (en) | Drive device for an ignition distributor for an internal combustion engine | |
JP2653518B2 (ja) | 内燃機関のバランサ装置 | |
US1652920A (en) | Engine starting device | |
KR900013199A (ko) | 동축형 스타터 | |
JP2006161786A (ja) | 内燃機関の始動装置 | |
JPH0429643A (ja) | 質量可変フライホイール装置 | |
JPS60256559A (ja) | 慣性摺動式セルスタ−タ | |
SU1474315A1 (ru) | Устройство дл запуска двигател внутреннего сгорани | |
EP1505297A3 (en) | Starting apparatus for internal combustion engine |