JPH0118996Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0118996Y2 JPH0118996Y2 JP1982083844U JP8384482U JPH0118996Y2 JP H0118996 Y2 JPH0118996 Y2 JP H0118996Y2 JP 1982083844 U JP1982083844 U JP 1982083844U JP 8384482 U JP8384482 U JP 8384482U JP H0118996 Y2 JPH0118996 Y2 JP H0118996Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- cover
- section
- motor
- mounting flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001877 deodorizing effect Effects 0.000 claims description 18
- 235000019645 odor Nutrition 0.000 description 14
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 238000004332 deodorization Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は便槽などに立設された脱臭筒体の上端
部に設けられ臭気を外部に排出するための臭気排
出用換気扇に係わり、とりわけ寒冷地に対処し得
るように構成した換気扇に関する。
部に設けられ臭気を外部に排出するための臭気排
出用換気扇に係わり、とりわけ寒冷地に対処し得
るように構成した換気扇に関する。
例えば家庭の便槽には、脱臭筒体が連通状態に
立設され該脱臭筒体の上端部に臭気排出用換気扇
が取付けられている。この換気扇はドーム状のカ
バー内に電動フアンを配設して成るもので、電動
フアンの回転により便槽内の臭気を脱臭筒体及び
カバーに形成された排気口を介して外部に排出す
る脱臭運転を行なうようにしている。
立設され該脱臭筒体の上端部に臭気排出用換気扇
が取付けられている。この換気扇はドーム状のカ
バー内に電動フアンを配設して成るもので、電動
フアンの回転により便槽内の臭気を脱臭筒体及び
カバーに形成された排気口を介して外部に排出す
る脱臭運転を行なうようにしている。
ところが、外気温が氷点以下に降下する寒冷地
などにおいては、脱臭運転時に臭気を外部に排出
する過程で臭気の多湿成分などが外気と直接接す
るカバーの上部内面に結露した後に落下するよう
になるが、そのカバーの上部内面に付着した結露
水は脱臭運転の停止時に外気により冷却されて氷
結し、つらら状の氷柱に成長する。このように臭
気の多湿成分などが氷柱に成長すると、次の脱臭
運転時にその先端部が電動フアンに干渉し、電動
フアンの回転を停止状態に拘束してしまうという
問題がある。
などにおいては、脱臭運転時に臭気を外部に排出
する過程で臭気の多湿成分などが外気と直接接す
るカバーの上部内面に結露した後に落下するよう
になるが、そのカバーの上部内面に付着した結露
水は脱臭運転の停止時に外気により冷却されて氷
結し、つらら状の氷柱に成長する。このように臭
気の多湿成分などが氷柱に成長すると、次の脱臭
運転時にその先端部が電動フアンに干渉し、電動
フアンの回転を停止状態に拘束してしまうという
問題がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、寒冷地などにおいて、臭気の多湿成分
などがカバーの内面で氷結し成長する事情にあつ
ても、電動フアンの回転が氷によつては拘束され
ることのない臭気排出用換気扇を提供するにあ
る。
の目的は、寒冷地などにおいて、臭気の多湿成分
などがカバーの内面で氷結し成長する事情にあつ
ても、電動フアンの回転が氷によつては拘束され
ることのない臭気排出用換気扇を提供するにあ
る。
本考案は、脱臭筒体の出口端部にこれを覆うよ
うにカバーを配設し、このカバー内に下方に指向
する回転軸より上方に位置して取付フランジを有
するモータ部及びこのモータ部の回転軸に取付け
られたフアン部からなる電動フアンを配置して、
そのフアン部の取付フランジを前記カバーが有す
るモータ支持部に取付け、そして、該電動フアン
のフアン部よりも径大な外径を有する庇部材をそ
の外周部が前記カバーの内周壁と適宜の間隔を存
し且つ前記フアン部より上方に位置するようにし
て前記取付フランジと共に前記モータ支持部に取
付ける構成とすることによつて、多湿空気が電動
フアンを覆うカバーの内面で氷結し成長しても、
電動フアンに干渉しないようにしたものである。
うにカバーを配設し、このカバー内に下方に指向
する回転軸より上方に位置して取付フランジを有
するモータ部及びこのモータ部の回転軸に取付け
られたフアン部からなる電動フアンを配置して、
そのフアン部の取付フランジを前記カバーが有す
るモータ支持部に取付け、そして、該電動フアン
のフアン部よりも径大な外径を有する庇部材をそ
の外周部が前記カバーの内周壁と適宜の間隔を存
し且つ前記フアン部より上方に位置するようにし
て前記取付フランジと共に前記モータ支持部に取
付ける構成とすることによつて、多湿空気が電動
フアンを覆うカバーの内面で氷結し成長しても、
電動フアンに干渉しないようにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。1は例えば便槽(図示せず)に立設された脱
臭筒体、2は換気扇、3は該換気扇2のカバー
で、これは下端部の周壁に排気口群4を有するド
ーム状に形成され、その下端部に取付筒部5を設
けている。前記換気扇2は取付筒部5を介して脱
臭筒体1の出口端部に連結されている。6はモー
タ支持部たる四本の取付支柱(二本のみ図示)
で、これらは前記カバー3内の上面に等角度間隔
で下垂状態に形成されている。7はモータ部8と
フアン部9とから成る電動フアン、10は前記モ
ータ部8のモータケースの中間部に形成された環
状の取付フランジで、前記モータ部8は取付フラ
ンジ10を介して取付支柱6に例えばねじ11に
より締結され、前記フアン部9はモータ部8から
下方に指向する回転軸12に取着されている。こ
の結果、取付フランジ10は、当然のことなが
ら、下方に指向する回転軸12よりは上方に位置
することになる。
る。1は例えば便槽(図示せず)に立設された脱
臭筒体、2は換気扇、3は該換気扇2のカバー
で、これは下端部の周壁に排気口群4を有するド
ーム状に形成され、その下端部に取付筒部5を設
けている。前記換気扇2は取付筒部5を介して脱
臭筒体1の出口端部に連結されている。6はモー
タ支持部たる四本の取付支柱(二本のみ図示)
で、これらは前記カバー3内の上面に等角度間隔
で下垂状態に形成されている。7はモータ部8と
フアン部9とから成る電動フアン、10は前記モ
ータ部8のモータケースの中間部に形成された環
状の取付フランジで、前記モータ部8は取付フラ
ンジ10を介して取付支柱6に例えばねじ11に
より締結され、前記フアン部9はモータ部8から
下方に指向する回転軸12に取着されている。こ
の結果、取付フランジ10は、当然のことなが
ら、下方に指向する回転軸12よりは上方に位置
することになる。
さて、13は円盤状の庇部材で、これの中央に
は第2図に見られる如く前記モータ部8に応して
取付口14が形成され、外周縁部にはテーパ状の
鍔部15が下降傾斜状態に設けられている。そし
て、庇部材13の外径寸法Dはフアン部9の外径
寸法Mよりも径大に設定されている。斯かる庇部
材13は取付口14をモータ部8の外周に嵌合さ
せてフアン部9と同芯的配置とした上で取付フラ
ンジ10に重合する一方、前記モータ部8と共に
取付支柱6に取付けられている。この場合、フア
ン部9の外周部はカバー3の内周壁と適宜の間隔
を存するようになつている。
は第2図に見られる如く前記モータ部8に応して
取付口14が形成され、外周縁部にはテーパ状の
鍔部15が下降傾斜状態に設けられている。そし
て、庇部材13の外径寸法Dはフアン部9の外径
寸法Mよりも径大に設定されている。斯かる庇部
材13は取付口14をモータ部8の外周に嵌合さ
せてフアン部9と同芯的配置とした上で取付フラ
ンジ10に重合する一方、前記モータ部8と共に
取付支柱6に取付けられている。この場合、フア
ン部9の外周部はカバー3の内周壁と適宜の間隔
を存するようになつている。
つぎに上記構成の作用を説明する。モータ部8
に通電すると、フアン部9が回転し、これにより
便槽内の臭気が第1図に矢印で示す如く脱臭筒体
1及びカバー3の排気口4を介して外部に排出さ
れ、脱臭運転が行なわれる。斯くの如くして脱臭
運転が行なわれるものであるが、外気温が氷点以
下に下降する寒冷地にあつては、臭気の多湿成分
が外気と直接接するカバー3の上部内面に結露し
て落下するが、そののち脱臭運転が停止される
と、カバー3の上部内面に付着した結露水は外気
により冷却されて次第に氷結してつらら状の氷柱
(便宜上、第1図にIで示す)に成長し、さらに
成長すると第1図に示す如く庇部材13の鍔部1
5に沿つて下方に突出する。しかしながら、上記
構成では、庇部材13の外径寸法Dをフアン部9
の外径寸法Mよりも径大に設定し、且つフアン部
9の外周部とカバー3の内周壁との間に適宜の間
隔を存するように設定したので、カバー3の内面
から落下した結露水が取付フランジ10及び庇部
材13にかかつても、その結露水は、庇部材13
により外周側に案内されて庇部材13とカバー3
の内周壁との間隔を通してカバー3内下部に流下
することになつて、回転軸12及びフアン部9部
分にかかることはなく、又、その後に脱臭運転の
停止により前述のようにして氷柱Iが生じても、
その先端部がフアン部9からずれて位置し、これ
に遭遇することがない。このため氷柱Iがフアン
部9に干渉することが防止され、フアン部9の回
転が拘束されてしまうことがない。尚、脱臭運転
中においては、庇部材13はカバー3内に位置し
ていてそのカバー3とは異なり外気とは直接接し
てはいないこと、庇部材13にはモータ部8の運
転熱が取付フランジ10を介して伝達されること
等により、庇部材13は外気よりも高温度になる
ものであり、従つて、このような庇部材13に臭
気の多湿成分などが接しても結露を生ずる心配は
ないのである。これにより、その後に脱臭運転が
停止されても、庇部材13の内面にはカバー3と
は異なり氷柱が成長することはない。
に通電すると、フアン部9が回転し、これにより
便槽内の臭気が第1図に矢印で示す如く脱臭筒体
1及びカバー3の排気口4を介して外部に排出さ
れ、脱臭運転が行なわれる。斯くの如くして脱臭
運転が行なわれるものであるが、外気温が氷点以
下に下降する寒冷地にあつては、臭気の多湿成分
が外気と直接接するカバー3の上部内面に結露し
て落下するが、そののち脱臭運転が停止される
と、カバー3の上部内面に付着した結露水は外気
により冷却されて次第に氷結してつらら状の氷柱
(便宜上、第1図にIで示す)に成長し、さらに
成長すると第1図に示す如く庇部材13の鍔部1
5に沿つて下方に突出する。しかしながら、上記
構成では、庇部材13の外径寸法Dをフアン部9
の外径寸法Mよりも径大に設定し、且つフアン部
9の外周部とカバー3の内周壁との間に適宜の間
隔を存するように設定したので、カバー3の内面
から落下した結露水が取付フランジ10及び庇部
材13にかかつても、その結露水は、庇部材13
により外周側に案内されて庇部材13とカバー3
の内周壁との間隔を通してカバー3内下部に流下
することになつて、回転軸12及びフアン部9部
分にかかることはなく、又、その後に脱臭運転の
停止により前述のようにして氷柱Iが生じても、
その先端部がフアン部9からずれて位置し、これ
に遭遇することがない。このため氷柱Iがフアン
部9に干渉することが防止され、フアン部9の回
転が拘束されてしまうことがない。尚、脱臭運転
中においては、庇部材13はカバー3内に位置し
ていてそのカバー3とは異なり外気とは直接接し
てはいないこと、庇部材13にはモータ部8の運
転熱が取付フランジ10を介して伝達されること
等により、庇部材13は外気よりも高温度になる
ものであり、従つて、このような庇部材13に臭
気の多湿成分などが接しても結露を生ずる心配は
ないのである。これにより、その後に脱臭運転が
停止されても、庇部材13の内面にはカバー3と
は異なり氷柱が成長することはない。
本考案は以上述べたように、電動フアンにおけ
るモータ部の取付フランジをカバーのモータ支持
部に取付け、そのフアン部よりも径大な外径を有
する庇部材を該フアン部の上方に位置するように
前記取付フランジと共に前記モータ支持部に取付
けるようにしたので、寒冷地などにおいて、臭気
の多湿成分などがカバーの内面に氷結する事情に
あつても、電動フアンの回転が氷によつては拘束
されてしまうことのない実用上、有益な臭気排出
換気扇を提供し得る。
るモータ部の取付フランジをカバーのモータ支持
部に取付け、そのフアン部よりも径大な外径を有
する庇部材を該フアン部の上方に位置するように
前記取付フランジと共に前記モータ支持部に取付
けるようにしたので、寒冷地などにおいて、臭気
の多湿成分などがカバーの内面に氷結する事情に
あつても、電動フアンの回転が氷によつては拘束
されてしまうことのない実用上、有益な臭気排出
換気扇を提供し得る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の縦断面図、第2図は要部の分解斜視図である。 図中、1は脱臭筒体、2は換気扇、3はカバ
ー、6は支柱(モータ支持部)、7は電動フアン、
8はモータ部、9はフアン部、10は取付フラン
ジ、13は庇部材である。
の縦断面図、第2図は要部の分解斜視図である。 図中、1は脱臭筒体、2は換気扇、3はカバ
ー、6は支柱(モータ支持部)、7は電動フアン、
8はモータ部、9はフアン部、10は取付フラン
ジ、13は庇部材である。
Claims (1)
- 脱臭筒体の出口端部にこれを覆うように配設さ
れモータ支持部を有するカバーと、このカバー内
に配置され下方に指向する回転軸より上方に位置
して取付フランジを有するモータ部及びこのモー
タ部の回転軸に取付けられたフアン部からなり前
記取付フランジが前記モータ支持部に取付けられ
た電動フアンと、この電動フアンのフアン部より
上方に位置するように前記取付フランジと共に前
記モータ支持部に取付けられ該フアン部よりも径
大な外径を有し且つ外周部が前記カバーの内周壁
と適宜の間隔を存する庇部材とを具備して成る臭
気排出用換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8384482U JPS58186330U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | 臭気排出用換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8384482U JPS58186330U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | 臭気排出用換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58186330U JPS58186330U (ja) | 1983-12-10 |
JPH0118996Y2 true JPH0118996Y2 (ja) | 1989-06-02 |
Family
ID=30092826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8384482U Granted JPS58186330U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | 臭気排出用換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58186330U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4915392U (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-08 |
-
1982
- 1982-06-04 JP JP8384482U patent/JPS58186330U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4915392U (ja) * | 1972-05-17 | 1974-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58186330U (ja) | 1983-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4538971A (en) | Assembly of tank lid and fan means of a wet/dry vacuum | |
US2982198A (en) | Ventilator | |
US2823598A (en) | Ventilator | |
JPH0118996Y2 (ja) | ||
US2341771A (en) | Air cleaner | |
JPS61167917U (ja) | ||
JP2514160Y2 (ja) | エアクリ―ナ | |
RU2222753C2 (ru) | Комбинированное статико-динамическое устройство для удаления газовой среды | |
US3148964A (en) | Arrangement for humidifying air flowing through an air duct | |
JPH07299318A (ja) | 空気清浄機 | |
RU96118278A (ru) | Вращающееся контактное фитильное устройство для обработки растений | |
JPS6327969B2 (ja) | ||
JPH0239128Y2 (ja) | ||
CN209501219U (zh) | 除尘超重力传质增效器 | |
JPH0122372Y2 (ja) | ||
JPS6132275Y2 (ja) | ||
JPS5928262Y2 (ja) | 加湿機 | |
KR890001790Y1 (ko) | 가스 배출기 | |
JP2507948Y2 (ja) | 生ごみ処理装置での回転槽支持装置 | |
JPS6115962Y2 (ja) | ||
JPH0422189Y2 (ja) | ||
CN2205930Y (zh) | 涡轮除热通风器 | |
SU792036A1 (ru) | Устройство дл увлажнени воздуха | |
JPH0213864Y2 (ja) | ||
JPH0128232B2 (ja) |