JPH01188713A - ボーデンワイヤのチューブを自動的に長さ調節するための装置 - Google Patents

ボーデンワイヤのチューブを自動的に長さ調節するための装置

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JPH01188713A
JPH01188713A JP63304285A JP30428588A JPH01188713A JP H01188713 A JPH01188713 A JP H01188713A JP 63304285 A JP63304285 A JP 63304285A JP 30428588 A JP30428588 A JP 30428588A JP H01188713 A JPH01188713 A JP H01188713A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C1/00Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
    • F16C1/10Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
    • F16C1/22Adjusting; Compensating length
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    • F16C1/22Adjusting; Compensating length
    • F16C1/226Adjusting; Compensating length by adjusting the effective length of the sheathing
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • F16C1/262End fittings; Attachment thereof to the sheathing or tube

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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に自動車及びこれと類似の車両のハンドブ
レーキのための操作系のボーデンワイヤのチューブを自
動的に長さ調節するための装置であって、該装置内で、
操作部材と操作しようとする伝動部材との間で緊締され
たワイヤがガイドされている形式のものに関する。 ・
′従来の技術 このよな形式の装置は、例えばドイツ連邦共和国特許第
2014129号明細書及びドイツ連邦共和国特許第2
139278号明細書に開示されている。これらの及び
その他の印刷物に記載された、ボーデンワイヤチューブ
を自動的に長さ調節するための装置はすべて、互いにか
み合う歯列によって作業する。これらの歯列は、ばね圧
を受けてかみ合っていて、ボーデンワイヤチューブが運
転の条件を受けて短くなったときに、定置の支承部とチ
ューブとの間に別のばねのばね圧を受けてチューブが定
置の支承箇所からさらに押しやられて事実上引き延ばさ
れることによって、チューブを延長し、この際、に互い
にかみ合う歯列が互いにずれるようになっている。
しかしながらこのような形式の装置は、大きい力を伝達
するボーデンワイヤに設けるのには適していない。この
公知の装置において自動的な後調節が良好に行われるよ
うにするために、互いにかみ合う歯列の深さは大き過ぎ
てはならず、またかみ合いを確実にするばねも強すぎて
はならない。従ってこのような装置を有するボーデンワ
イヤによれば常に小さい力、例えば自動車においてガス
圧によって伝達される比較的小さい力しか伝達すること
ができない。例えば自動車のハンドブレーキ若しくは駐
車ブレーキにおけるような大きい力(平均で約200k
g)を伝達する場合には、比較的細かい歯列は面圧を保
持することはできず、歯列は変形したり、つぶされたり
してしまう。またこのように高い負荷に耐えられる程度
に歯の深さを大きくすると、良好な後調節は得られない
発明が解決しようとする課題 そこで本発明の課題は、冒頭で述べた形式の装置で、大
きい力を伝達するボーデンワイヤ、例えばいわゆる自動
車のハンドブレーキ(駐車ブレーキ)を操作するための
ボーデンワイヤにも設けることのできるようなものを提
供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決した本発明によれば、チューブ軸線に対
して直交する方向に移動可能な、互いに平行に配置され
た1組のスペーサ円板が設けられており、これらのスペ
ーサ円板がチューブ上に載せられていて、運転の条件を
受けてチューブが短くなるか若しくはワイヤが長くなっ
た時にチューブ端部が押圧ばねによって軸方向孔から押
し出されると、前記スペーサ円板が相次いでチューブ端
部の手前に落下して、一方ではチューブの端壁に支えら
れ、他方ではケーシング若しくはフレームで支えられる
ようになっている。
効  果 本発明による装置は、主な構成部材として、チューブ軸
線に対して直交する方向に移動可能な、互いに平行に配
置された1組のスペーサ円板が設けられており、これら
のスペーサ円板はチューブ上に載せられていて、運転の
条件を受けてチューブが短くなるか若しくはワイヤが長
くなった時に相次いでチューブ端部の手前に落下するよ
うになっている。
このような装置を有するボーデンワイヤの最初の組み立
ては、チューブが装置のケーシング内に最も深く挿入さ
れ、それに従ってすべてのスペーサ円板がチューブ外周
に載せられている状態のチューブ端部及びスペーサ円板
において行われる。ボーデンワイヤの最初の操作及びそ
−の後で行われる操作でスペーサ円板は相次いでチュー
ブ端部の手前1;落下する。
このようなボーデンワイヤを実際に例えば自動車に使用
する場合には、ボーデンワイヤがその耐用年数中に一度
分解される時(例えば修理工場で必要なように)にも困
難がある。つまり、ワイヤの端部が操作部材及び操作し
ようとする伝動部材から外されたときに、押圧ばねがチ
ューブ端部を一ケーシングから外に押しやり、この時に
すべてのスペーサ円板がチューブ端部の手前に落下して
しまう。従って再組立する時には、まずすべてのスペー
サ円板をチューブ端部の手前から押しやる、つまりその
出発位置に押し戻さなければならない。このために本発
明の別の特徴によれば、ボーデンワイヤをその最初の状
態(−チューブがケーシング内に最も澤く挿入された状
態)で再組立できるようにするために、作業員がチュー
ブを押し戻すことできるような手段が設けられている。
実施例 第1図〜第6図には、ボーデンワイヤのワイヤlが示さ
れている。このワイヤlはチューブ2内にガイドされて
おり、このチューブ2は、ねじられたワイヤよ、り成っ
ていて、内側及び外側が合成樹脂層によってコーティン
グされている。スリーブ3にはチューブ2が差し込み固
定されており、従ってこのスリーブ3がチューブ2の端
部を形成している。スリーブ3はその外径が段付けされ
ていて、7ランジ3aを有している。
スリーブ3は、ケーシング4の軸方向孔内に差し込まれ
ていて、この軸方向孔内で長手方向で移動可能である。
ばね5は、チューブ2を有するスリーブ3を第1図でケ
ーシング4から右側に押しやるように作用する。ケーシ
ング4は壁部9内で安全リングlOによって固定保持さ
れている。
ケーシング4は内部で、互いに平行に配置された多数の
スペーサ円板6を有している。このスペーサ円板6の外
形は第2図及び第3図に示されている。このスペーサ円
板6は、すべて同じ厚さ、例えば2ミリメートルの厚さ
を有している。スペーサ円板6は部分的にスリーブ3の
大きい直径部分上に載せられているが、スリーブ3の小
さい直径部分にも突入している。各スペーサ円板6は、
ケーシング内でビン8を取り囲んで配置されている引張
りばね7のばね作用下にある。
作用形式:例えばボーデンワイヤを取り付ける際には、
チューブの端部、つまりスリーブ3が左方向(第1図参
照)にずらされるので、すべてのスペーサ円板6がスリ
ーブ3の大きい直径部分上に載せられる。ワイヤlの端
部が操作部材及び、操作しようとする伝動部分に固定さ
れると(図示せず)、チューブ2が解放されるので、ば
ね5はチューブを正しい長さに押し付けることができる
。この場合、あらかじめ第1の(左の)スペーサ円板6
がスリーブ3の直径の小さい部分上に載せられている。
さて、運転中にチューブ2が短くなると(またはワイヤ
lが延長されると)、チューブ2を長くしなければなら
ない。これは、スリーブ3をケーシング4から押し出す
ばね5によって行われる。この場合、スペーサ円板6が
相次いでスリーブ3の直径の小さい部分上に落下して、
スペーサ円板6全体でワイヤに加えられる力を受けるた
めの対抗部材を形成する。落下したスペーサ円板6はフ
ランジ3aとケーシング4の壁部4aとの間で締め付け
られる。このような、寸法の大きい対抗部材においては
、前記従来技術で記載した同様形式の装置におけるより
も、ワイヤlによって著しく大きい力が伝達される。
このような理由により本発明による装置は、自動車のハ
ンドブレーキのための長さ調節装置として特に適してい
る。本発明による装置が設けられていなければ、ハンド
ブレーキワイヤは自動車をその新たな状態で固定するた
めに、例えば5Cm引き出さなければならない。また、
チューブは数千回の使用後にはそれに応じて劣化し、ワ
イヤがやや伸びることもあるので、当初の固定作用を再
び得るためには、ハンドブレーキワイヤをさらに引き出
さなければならない。
最終的に固定作用が得られなくなって、修理工場で公知
の捩込み可能な取り付は部材によってチューブの長さを
再び新たに調節しなければならなくなるまで、ワイヤは
約lθ〜15cm伸びる。
本発明による装置は、このような欠点を避けてハンドブ
レーキワイヤの引き出し長さを事実上一定に保つことが
できる。何故ならば、ワイヤを繰り出す際にチューブが
それぞれスペーサ円板の1枚の厚さ分だけ短くなると、
次の界ペーサ円板6がスリーブ3上に落下してチューブ
が再び相応に長くされるからである。
第4図、第5図及び第6図には、本発明による装置の第
2実施例が示されており、同様の部材には前記第1実施
例と同じ符号が記されている。この第2実施例において
は、スペーサ円板6、及びケーシング4の壁部4b、4
cは、互いに合致する長孔6 a * 4 b ’ +
 4 c ’を備えている。これらの長孔を貫通してピ
ン11が差し込まれており。このピン11は、壁部4b
4cの外部でボタン11aによって操作される。このピ
ン11は、落下したスペーサ円板6をその出発位置に戻
すためのものである。
第4図には、スペーサ円板6の一部が落下して、ピン1
1を図示の下側の位置に押しやっている状態が示されて
いる。スリーブ3を図示の位置から、例えばボーデンワ
イヤをさらに調節することによって、ばね5のばね力に
抗して再び第4図の左方向にずらしたい場合は、既に落
下したスペーサ円板6を再び持ち上げてその出発位置に
リセットすることによって行われる。
これは、ボタン11aを例えば親指と人差し指とでつか
んで、ピン11を矢印Aの方向で持ち上げることによっ
て行われる。
第7図から第22図までには本発明の第3実施例が示さ
れている。この第3実施例においては、前記実施例にお
けるのと同様にスペーサ円板の全部又は一部が落下して
から、スペーサ円板をその出発位置に戻す可能性が示さ
れている。第4図〜第6図に示された第2実施例のもの
とは異なり、この第3実施例のものでは全面的に閉鎖さ
れたケーシングが使用されている。これによって、運転
中に水及び汚れが装置内に侵入する可能性のある長孔4
 b ’ + 4 c ’は省略される。ワイヤ101
は、図示していない操作部材と伝動部材との間に緊締さ
れている。ワイヤ101は、公知の形式でブロックに巻
き付けられたつる巻線状のチューブ102内で案内され
ている。このチューブ102はスリーブ103内で終わ
っていて、このスリーブ103と固定部を形成するつば
103aで固定されているスリーブ103はケーシング
104内に差し込まれており、このケーシング104自
体は壁部109内で定置に固定されている。ケーシング
104とスリーブ103との間にはスペーサ円板106
が挿入されている。このスペーサ円板106はスリーブ
103をケーシング104から押し出すように作用する
スリーブ103は第12図〜第14図に示された形状を
有しているが、特に812図の左側部分で第13図に示
された丸い外形を有しており、これに対して右側部分で
第14図に示された外形を有している。これら2つの横
断面形状が互いにぶつかり合う箇所でつば103が形成
されている。これら2つの部分は、右側部分の横断面が
醪ぼ方形、つまり一方側が大きい寸法“a”で他方側が
小さい寸法“b”を有している(第14図参照)ことに
よって異なっている。第12図の左側部分の横断面は直
径“C”を有する円形である。
ケーシング104の内部には、第15図〜第17図に示
された形状を有する一対のスペーサ円板106a、10
6bの列が配置育れている。スペーサ円板の各対は、2
つのスペーサ円板を内側にスリーブ103に押し付ける
引張りばね107によって取り囲まれている。
第7図の左側では、ケーシング104がカバーキャップ
111によって閉鎖されており、このカバーキャップ1
11は、隆起部110aによってケーシングの溝104
b内に係合し、この溝内で90°往復回転することがで
きる。この90部回転の最終位置は図示していないスト
ッパによって規定されている。
カバーキャップは第18図に示されている。
この第18図によればカバーキャップ111は、中央部
で第14図に示されたスリーブ103と同様の横断面形
状を有する間隙110を有している。この間隙110を
通ってスリーブ103が差し込まれている。
第14図に示されたスリーブ103の横断面形状におい
て、ケーシング104はやや厚い壁部104aで凹部1
12を有している。この凹部112の役割については後
述する。
各部分は次のように協働する。
出発位置は、スリーブ103がケーシング104内に最
も深く挿入された位置である。この図示していない位置
でスリーブ103のつば103aはケーシングの壁部1
04aに当接していて、すべてのスペーサ円板106a
、106bはスリーブの厚い端部(寸法“a”)上に載
っている。これは例えば第16図並びに第15図の下側
部分に示されている。
さて、例えばつる巻き線の巻き条が「固くなる」か又は
ワイヤ101が長くなることによって(その作用に関し
ても同じことがあてはまる)、運転中にチューブ102
が短くなると、ばね106がスリーブ103をケーシン
グ104から押し出す。この場合、一対のスペーサ円板
106a、106bが相前後してつば103aの手前に
落下し、これによって遊びは再び補償される。
この場合、スリーブ103の段階的ガイドは、スリーブ
上に載せられるスペーサ円板106a:106bの載設
力によって得られ、またカバーキャップ111の間隙1
10によって得られる。この間隙を通ってスリーブ10
3が、第7図で右方向にずらされる時に挿入される。し
かしながら図示の実施例ではさらに付加的に段階的ガイ
ドが設けられている。この段階的ガイドは、スリーブ1
03に切欠かれ、ばね弾性的に突出するカム103bか
ら成っている(第8図及び第9図参照)。
スリーブ103を第7図で右側にずらすことは、カム1
03bが第1のスペーサ円板に突き当たるまで可能であ
る。この場合の寸法は、最後の(右側)のスペーサ円板
対がつば103aの手前に落下する位置にくるように設
計されている。
しかしながらこの位置は、≠スーブ102が相応の長さ
だけ短縮されるか、若しくはワイヤ101が相応の良さ
だけ長くなると得られるだけではなく、ボーデンワイヤ
が、例えば修理又はこれと類似のことを行うために分解
される時にも得られる。チューブ若しくはケーシングが
もはや2つの定置箇所(11部)の間で保持されなくる
と常に、ばね105は完全に負荷解除され、その結果ス
リーブ103は完全にケーシング104から押し出され
るので、スリーブ103は第20図に示された最終位置
にもたらされる。
装置を再びその出発位置に戻すためには、スリーブをば
ね105のばね力に抗して再びケーシング104内に押
し込まなければならないが、これはただちに行うことは
できない。何故ならばまずスペーサ円板106a;10
6bがつばl 03aの手前に位置していて戻り行程を
遮断しているからである。
しかしながら第7図〜第22図の実施例においては、カ
バーキャップ111の外側をつかんで90”−転させる
ことが可能である。それと同時にスリーブ103が一緒
に回転する。何故ならばスリーブ103はカバーキャッ
プ111の間隙110内に挿入されているからである。
スリーブ103はこの場合、一対のスペーサ円板106
a;106bに対して第17図に示した横断面の位置を
占める。それと同時にカム103bは、壁部104aに
形成されたカム曲面104a’  (第11図参照)に
よって直径“b”に押し戻される。この直径“b#は第
13図の横断面の直径と同じである。
この位置でスリーブ103は一対のスペーサ円板によっ
て(左側)にずらされる。これは例えば、作業員がチュ
ーブ102をゴム管113の外側からつかんで、つばl
 03aが壁104aに突き当たるまでチューブ及びス
リーブをばね105のばね力に抗して圧縮することによ
って行われる。
この状態でスリーブ103は、第21図で右側の端部で
ほぼスペーサ円板の材料厚さ分(約2m5)だけまだカ
バーキャップ1.11の間隙11Oに係合している。こ
こで、あらかじめ一方向で回転せしめられたカバーキャ
ップ11’lを、他方向に9011戻し回転させる。す
ると端部103c、103d (第14図参照)はスペ
ーサ円板106a、106bをばねリング107のばね
力に抗して互いに離れる方向に押しやるので、装置全体
はその出発位置にリセットされる。
しかしながら装置は、チューブ102及びケーシング1
04がまだ2つの壁又はこれと類似の箇所に定置に組み
込まれている場合、つまりボーデンワイヤが自由に取り
囲んでいる場合でも保持されていなければならない。つ
まり、スリーブ103は、ばね105のばね力に抗して
、その出発位置でケーシング104に対して相対的に確
保されなければならない。
これを達成するために、壁部104aに凹部112が設
けられている。この凹部112は前述のように、第14
図に示されたスリーブ103の横断面形状を有している
。この形状は例えば第7図において、第14図に示した
寸法“a mが直角に位置するように配置されている。
しかしながらスリーブ103を戻しずらす時にこれは9
0°回転させると、実際には前述のようにつば103a
が壁部104aに突き当たるまでしか戻しずらすことが
できない。この場合、スリーブ103の右側の端部はや
はり前述のように、カバーキャップi11の間隙110
内にまだある(第21図参照)。
しかしながら次いで、一対のスペーサ円板106a、1
06bを互いに離れる方向に押しやるためにカバーキャ
ップ111を90°戻し回転させると、スリーブ103
の横断面形状と凹部112の形状とが互いに合致する。
これによって、スリーブ103はさらに凹部112の深
さだけケーシング104内に押し込まれる。この時にス
リーブ103の第21図右側の端部がカバーキャップl
itから滑り出る。従ってカバーキャップ111は自由
になり、任意の角度(最大90’)で間隙110内の横
位置に旋回せしめられる。この位置では間隙110の形
状。
とスリーブスリーブ103の横断面形状とはもはや合致
しない。従ってチューブはこの状態で自由に繰り出され
る。スリーブはカバーキャップによって保持されている
ので、ばね105がスリーブを押しやることはない(第
22図参照)。
装置のこの状態は、ボーデンワイヤが工場、作業場など
に供給される供給状態である。スリーブ103はケーシ
ング104内に完全に押し込められてここでカバーキャ
ップl”11によって保持されている。組み立て時には
まずケーシング104が一方の壁部109に固定され、
他方のチューブ端部が他方の壁部(図示せず)に固定さ
れる。次いでワイヤ101の2つの端部が操作部材及び
操作しようとする伝動部材に固定され、最後にカバーキ
ャップ111が、間隙11Oの形状とスリーブ103の
横断面形状とが互いに合致する位置に戻し回転せしめら
れる。
この時点でばね105は負荷解除され、スリーブ103
は、チューブの全長とワイヤの長さとが同じになるまで
ケーシング104から押し出される。この時に既に1つ
、2つ又は3つのスペーサ円板対がつば103aの手前
に落下する。チューブの自動的な長さ調節が行われると
スペーサ円板は前述のようにさらに落下する。
ケーシング104は外管114を円く取り囲んでいる(
第15図〜第17図及び第19図〜第22図参照)。ケ
ーシング全体は外管によって取り囲まれて−いるので、
スペーサ円板106a、106bは、水しぶき、汚れ及
びこれと類似のものに対して保護される。
スリーブ103はその右側半部(第12図参照)の横断
面(第14図参照)における直径方向で互いに向き合う
縁部で3角形の突起を有している。これらの突起は一対
のスペーサ円板及びスリーブ103を戻し運動させるた
めの作用は有していない。これらの突起はつば103a
の面を拡大し、それによって一対のスペーサ円板106
a;106bに作用する面圧を減少させるために設けら
れているだけである。これらの縁部は特に、スペーサ円
8E106a、106bをその出発位置にリセットする
ための作用は有していない。このリセット運動は前述の
ように縁部103c、103dによってのみ行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図はボーデンワイヤを有する本発明の第1実施例に
よる装置の概略的な縦断面図、第2図は第1図の■−■
線に沿った断面図、第3図は第1図の■−■に沿った断
面図、第4図はスペーサ円板をその出発位置に戻すため
の手段を設けた本発明の第2実施例による装置の概略的
な縦断面図、第5図は第4図のv−v線に沿った断面図
、第6図は第4図の■−vt線に沿、った断面図、第7
図は本発明の第3梃施例による装置の概略的な縦断面図
、第8図及び第9図は第7図のケーシングをそれぞれ9
0部回転させた状態の概略的な部分縦断面図、第1θ図
は第8図のX−X線に沿った断面図、第11図は第8図
の方向Aから見た図、第12図は別の実施例によるチュ
ーブ端部スリーブの概略的な縦断面図、第13図は第1
2図のxm−xm線に沿った断面図、第14図は第12
図のXIV−XIV線に沿った断面図、第15図は第7
図のXV−XV線に沿った断面図、第16図は第7図の
XVI−’XVI線に沿った断面図、第17図は第16
図に対してスリーブを90部回転させた状態の第16図
と同じ断面図、第18図はカバーキャラ    −プを
第7図右方向から見た図、第19図は方向Bから見た一
部破断した平面図、第20図は第7図による装置の最終
ずらし位置を示した概略的な縦断面図、第21図は第7
図による装置の戻し位置を示した概略的な縦断面図、゛
第22図は第21図の状態からスリーブをさらに戻した
状態を示した概略的な縦断面図である。 1.101・・・ワイヤ、2.102・・・チューブ、
3,103−・・スリーブ、3ae103a”・7ラン
ジ、4,104・・・ケーシング、4a、4b、4c・
・・11部、4b’、4c’・・・長孔、5・・・ばね
、6・・・スペーサ円板、6a・・・長孔、7・・・引
張りばね、8・・・ビン、9・・・壁部、lO・・・安
全リング、11・・・ピン、11a・・・ボタン、10
3a・・・つば、103 b ・・・カム、103c、
103d−縁部、104a・・・壁部、104a’・・
・カム曲面、l 04 b 、 l 04 c ・・・
溝、105,106・・・ばね、106a、106b・
・−スペーサ円板、107・・・ばねリング、109・
・・壁部、11O・・・間隙、l 10.a・・・隆起
部、111・・・カバーキャップ、112・・・凹部、
113・・・ゴムf、l14・・・外管、116.11
7・・・3角形の突起第1図 2・・・チューブ 壬・・・ケーシング 5・・・押圧ばね 6・・・スに一す円板 9・・・フレーム 壬・・・ケーシング 6・・・スペーサ円板 第4図 2・・・チューブ 4・・・ケーゾング 5・・・押圧ばね 6・・・スペーサ円板 9・・・フレーム 606.スペーサ円板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ボーデンワイヤのチューブを自動的に長さ調節する
    ための装置であって、該装置内で、操作部材と操作しよ
    うとする伝動部材との間で緊締されたワイヤがガイドさ
    れており、フレーム固定されたケーシングが設けられて
    いて、該ケーシングに軸方向孔が形成されていて、該孔
    を貫通してチューブ端部が差し込まれており、フレーム
    若しくはケーシングとチューブとの間に押圧ばねが挿入
    されており、該押圧ばねがチューブを軸方向孔から押し
    出すように作用する形式のものにおいて、チューブ軸線
    に対して直交する方向に移動可能な、互いに平行に配置
    された1組のスペーサ円板(6、106a、106b)
    が設けられており、これらのスペーサ円板がチューブ(
    2、102)上に載せられていて、運転の条件を受けて
    チューブが短くなるか若しくはワイヤが長くなった時に
    チューブ端部が押圧ばね(5;105)によって軸方向
    孔から押し出されると、前記スペーサ円板が相次いでチ
    ューブ端部の手前に落下して、一方ではチューブ(2、
    102)の端壁に支えられ、他方ではケーシング(4、
    104)若しくはフレーム(9、109)で支えられる
    ことを特徴とする、ボーデンワイヤのチューブを自動的
    に調節するための装置。 2、各スペーサ円板(6、106a、106b)のため
    にそれぞればね部材が設けられており、該ばね部材が各
    スペーサ円板をボーデンワイヤの縦軸線方向で押し付け
    ている、請求項1記載の装置。 3、チューブ端部がスリーブ(3、103)より形成さ
    れており、該スリーブ(3、103)の外周がチューブ
    端部側で縮小されていて、外周の大きい箇所と小さい箇
    所との移行部でつば(3a、103a)を形成しており
    、該つばにスペーサ円板(6、106a、106b)が
    当てつけられている、請求項2記載の装置。 4、1組のスペーサ円板(6、106a、106b)が
    ケーシング(4、104)内で支えられており、ケーシ
    ング(4、104)の外側に、作業員が接近できる機械
    的な手段が設けられていて、該手段を操作することによ
    てスペーサ円板がその出発位置に戻されるようになって
    いる、請求項1から3までのいづれか1項記載の装置。 5、各スペーサ円板(6)に互いに合致し合う長孔(6
    a)が設けられており、該長孔(6a)に合致する長孔
    (4b′;4c′)が前側及び後側のケーシング壁部(
    4b;4c)に設けられており、前記機械的な手段がピ
    ン(11)より成っていて、該ピン(11)が、前記長
    孔(4b′;4c′;6a)に差し込まれていて、前側
    及び後側のケーシング壁部で外部からつかまえられるよ
    うになっていて、ピン(11)を持ち上げることによっ
    て落下したすべてのスペーサ円板(6)がその出発位置
    にリセットされる、請求項4記載の装置。 6、イ)スリーブ(103)の前半部が円い横断面形状
    を有していて、後ろ半部が、外側に突出する縁部を備え
    た横断面形状を有しており、 ロ)スリーブ(103)が縦軸線を中心にして、作業位
    置と戻り位置との間で90°の角度で回転可能であり、 ハ)各スペーサ円板(106a、106b)が内部で切
    欠を有しており、落下したすべてのスペーサ円板におい
    て該切欠によって通路が形成され、この通路を通って、
    戻し位置にあるスリーブ(103)がその外側に突出す
    る縁部(103c、103d)でばね(105)のばね
    力に抗して出発位置に戻されるようになっており、 ニ)ケーシング(104)の、ボーデンワイヤチューブ
    とは反対の側にカバーキャップ(111)が載せられて
    いて、該カバーキャップ(111)に、スリーブ(10
    3)の後ろ側半部の横断面に相当する断面形状を有する
    間隙(110)が形成されていて、スリーブ(103)
    がこの間隙(110)内でしゅう動可能であって、 ホ)前記カバーキャップ(111)が2つの終端位置の
    間で、スリーブ(103)の作業位置と戻し位置との間
    の回転角度に相当する90°の角度で回転可能であり、 ヘ)スリーブ(103)が出発位置に戻されると、外側
    に突出する縁部(103c;103d)が、スリーブ(
    103)が作業位置にリセットされる時に、すべてのス
    ペーサ円板(106a、106b)をその出発位置にリ
    セットするための持ち上げ機構として作用する、 請求項1から3までのいづれか1項記載の装置。 7、スペーサ円板が一対のスペーサ円板(106a、1
    06b)として形成されていて、各スペーサ円板対がス
    リーブ(103)の両側で左右対称に、しかも一平面で
    スリーブ(103)に対して直角に配置されている、請
    求項1記載の装置。 8、各スペーサ円板対がばねリング(107)によって
    取り囲まれていて、該ばねリングが2つのスペーサ円板
    (106a、106b)を内側に向かってスリーブに押
    し付ける、請求7項記載の装置。 9、ケーシング(104)が壁部(104a)で凹部(
    112)を有しており、該凹部内に、作業位置にあるス
    リーブ(103)のつば(103a)が、スリーブ(1
    03)がカバーキャップ(111)の間隙(110)か
    ら滑り出る程度まで深く挿入され、これによってカバー
    キャップがスリーブに対して相対的に回転可能ひいては
    スリーブがその挿入された位置で保持される、請求項6
    から8までのいづれか1項記載の装置。
JP63304285A 1987-12-02 1988-12-02 ボーデンワイヤのチューブを自動的に長さ調節するための装置 Granted JPH01188713A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3740776 1987-12-02
DE3740776.7 1987-12-02
DE3805046.3 1988-02-18
DE3805046A DE3805046A1 (de) 1987-12-02 1988-02-18 Vorrichtung zur automatischen laengenverstellung eines bowdenzuges
DE3818323A DE3818323C1 (en) 1988-05-30 1988-05-30 Device for the automatic adjustment of a Bowden pull
DE3818323.4 1988-05-30

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Publication Number Publication Date
JPH01188713A true JPH01188713A (ja) 1989-07-28
JPH0481645B2 JPH0481645B2 (ja) 1992-12-24

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JP63304285A Granted JPH01188713A (ja) 1987-12-02 1988-12-02 ボーデンワイヤのチューブを自動的に長さ調節するための装置

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JP (1) JPH01188713A (ja)
KR (1) KR910008225B1 (ja)
CA (1) CA1288028C (ja)
ES (1) ES2032932T3 (ja)

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CA1288028C (en) 1991-08-27
EP0318720A2 (de) 1989-06-07
JPH0481645B2 (ja) 1992-12-24
KR890010456A (ko) 1989-08-08
ES2032932T3 (es) 1993-03-01
EP0318720A3 (en) 1990-05-23
EP0318720B1 (de) 1992-05-20
KR910008225B1 (ko) 1991-10-12

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