JPH01186914A - 強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法 - Google Patents
強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法Info
- Publication number
- JPH01186914A JPH01186914A JP973288A JP973288A JPH01186914A JP H01186914 A JPH01186914 A JP H01186914A JP 973288 A JP973288 A JP 973288A JP 973288 A JP973288 A JP 973288A JP H01186914 A JPH01186914 A JP H01186914A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- film
- synthetic resin
- display element
- crystal display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
- 239000005262 ferroelectric liquid crystals (FLCs) Substances 0.000 title claims description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 26
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 26
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 claims abstract description 11
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 abstract description 62
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 abstract description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 15
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 13
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 abstract description 8
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 45
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 36
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 35
- 239000013077 target material Substances 0.000 description 17
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 8
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 4
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 4
- 239000002243 precursor Substances 0.000 description 4
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 4
- -1 03.5to2 Chemical class 0.000 description 3
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 3
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 2
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- AYTAKQFHWFYBMA-UHFFFAOYSA-N chromium dioxide Chemical compound O=[Cr]=O AYTAKQFHWFYBMA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005546 reactive sputtering Methods 0.000 description 2
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 229920002396 Polyurea Polymers 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 229920005575 poly(amic acid) Polymers 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は強誘電性液晶表示素子の電極基板上に積層され
る配向膜の形成方法に関する。
る配向膜の形成方法に関する。
(従来の技術)
従来、この種液晶素子の配向膜の形成方法として、例え
ばポリイミド等の電気絶縁性の耐熱性合成樹脂被膜の表
面をラビング処理する方法が知られているが、ラビング
処理時に該合成樹脂被膜が剥れたり、また該合成樹脂被
膜の表面やこれを擦する布にダスト等が付着している場
合には該被膜表面に傷が付いたりし、更にまた大面積の
合成樹脂被膜を一様にラビング処理することが困難であ
るために大面積の液晶素子の配向膜を形成できないとい
う不都合を有する。
ばポリイミド等の電気絶縁性の耐熱性合成樹脂被膜の表
面をラビング処理する方法が知られているが、ラビング
処理時に該合成樹脂被膜が剥れたり、また該合成樹脂被
膜の表面やこれを擦する布にダスト等が付着している場
合には該被膜表面に傷が付いたりし、更にまた大面積の
合成樹脂被膜を一様にラビング処理することが困難であ
るために大面積の液晶素子の配向膜を形成できないとい
う不都合を有する。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は前記従来の不都合を解消し、合成樹脂被膜を電
極基板から剥離させたり、被膜表面に傷を付けたりする
ことなく、しかも液晶分子のチルト角度を任意に設定す
ることが出来、かつ優れたコントラストを有する大面積
の液晶表示素子の配向膜を簡単に形成することが出来る
強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法を提供することを
その目的とする。
極基板から剥離させたり、被膜表面に傷を付けたりする
ことなく、しかも液晶分子のチルト角度を任意に設定す
ることが出来、かつ優れたコントラストを有する大面積
の液晶表示素子の配向膜を簡単に形成することが出来る
強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法を提供することを
その目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討した結果
、第1図示のようにガラス基板(1)上に設けられた透
明電極(2)の表面に被覆され分極したポリイミド等の
電気絶縁性の耐熱合成樹脂被膜(3)に例えばTiO2
のような誘電体をスパッタリングして形成された一定の
配向角度の均一な配向性を有する誘電体被膜(4)上に
設けた液晶表示素子に電界を印加したとき該素子はその
液晶分子の長袖が誘電体分子の配向方向をら施紬として
固有のチルト角で反転可能(双安定性)となるから、用
いる液晶表示素子の種類に対応させて誘電体被膜(4)
の配向角度を合成樹脂被膜(3)の表面に対して水平な
いし垂直の範囲内で任意に設定することが出来ることを
知見した。
、第1図示のようにガラス基板(1)上に設けられた透
明電極(2)の表面に被覆され分極したポリイミド等の
電気絶縁性の耐熱合成樹脂被膜(3)に例えばTiO2
のような誘電体をスパッタリングして形成された一定の
配向角度の均一な配向性を有する誘電体被膜(4)上に
設けた液晶表示素子に電界を印加したとき該素子はその
液晶分子の長袖が誘電体分子の配向方向をら施紬として
固有のチルト角で反転可能(双安定性)となるから、用
いる液晶表示素子の種類に対応させて誘電体被膜(4)
の配向角度を合成樹脂被膜(3)の表面に対して水平な
いし垂直の範囲内で任意に設定することが出来ることを
知見した。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたものであって
、電気絶縁性の耐熱性合成樹脂被膜の表面にスパッタリ
ングによって被膜表面に対する配向角度が水平ないし垂
直の範囲内の誘電体被膜を形成することを特徴とする。
、電気絶縁性の耐熱性合成樹脂被膜の表面にスパッタリ
ングによって被膜表面に対する配向角度が水平ないし垂
直の範囲内の誘電体被膜を形成することを特徴とする。
本発明に用いる電気絶縁性の耐熱性合成樹脂被膜として
は、ポリイミド、ポリアミド、ポリ尿素等が挙げられる
が、ポリイミドが極めて優れた高電気絶縁性、耐熱性並
びに電気化学的安定性を有するので好ましい。このガラ
ス基板上の透明電極の表面にポリイミド被膜を形成する
方法としては、刷毛塗り法、浸漬法、スピンコード法、
スプレー法、真空蒸着法等が挙げられるが、被膜を薄膜
状にかつ均一厚さに形成するためには真空蒸着法が好ま
しい。
は、ポリイミド、ポリアミド、ポリ尿素等が挙げられる
が、ポリイミドが極めて優れた高電気絶縁性、耐熱性並
びに電気化学的安定性を有するので好ましい。このガラ
ス基板上の透明電極の表面にポリイミド被膜を形成する
方法としては、刷毛塗り法、浸漬法、スピンコード法、
スプレー法、真空蒸着法等が挙げられるが、被膜を薄膜
状にかつ均一厚さに形成するためには真空蒸着法が好ま
しい。
また、誘電体被膜と−しては例えばTlO2、A、ez
03.5to2、CrO2、ZrO2、Fe2 o3等
の金属酸化物の誘電体材、またはBaTl03、pbT
I03、LaT103等の複合金属酸化物或いは(Pb
+−Law )(Zr+−y Ti、) Os等の複数
の複合金属酸化物の固溶体から成る強誘電体材が挙げら
れる。
03.5to2、CrO2、ZrO2、Fe2 o3等
の金属酸化物の誘電体材、またはBaTl03、pbT
I03、LaT103等の複合金属酸化物或いは(Pb
+−Law )(Zr+−y Ti、) Os等の複数
の複合金属酸化物の固溶体から成る強誘電体材が挙げら
れる。
この誘電体被膜は例えば7102等の金属酸化物の誘電
体をターゲットとしてこれに直接に入射スパッタリング
することによって形成してもよいし、或いはTI等の酸
化物が誘電体である金属をターゲットとして酸素または
水、或いはこれらを含む混合ガス雰囲気下で入射反応性
スパッタリングすることによって形成してもよい。
体をターゲットとしてこれに直接に入射スパッタリング
することによって形成してもよいし、或いはTI等の酸
化物が誘電体である金属をターゲットとして酸素または
水、或いはこれらを含む混合ガス雰囲気下で入射反応性
スパッタリングすることによって形成してもよい。
また誘電体被膜は、ポリイミド等の電気絶縁性の耐熱性
合成樹脂被膜上に直接スパッタリングして形成しても、
またポリイミドの前駆体であるポリアミック酸等の電気
絶縁性の耐熱性合成樹脂の前駆体被膜上にスパッタリン
グして形成してから該前駆体の重合を完結せしめること
によって、得られた耐熱性合成樹脂被膜上に形成されて
いるようにしてもよい。
合成樹脂被膜上に直接スパッタリングして形成しても、
またポリイミドの前駆体であるポリアミック酸等の電気
絶縁性の耐熱性合成樹脂の前駆体被膜上にスパッタリン
グして形成してから該前駆体の重合を完結せしめること
によって、得られた耐熱性合成樹脂被膜上に形成されて
いるようにしてもよい。
電気絶縁性の耐熱性合成樹脂或いはその前駆体の被膜面
は、スパッタされた誘電体の分子が該被膜面に対して略
水平ないし垂直の角度で入射するように、ターゲットに
対して位置決めするのが好ましい。
は、スパッタされた誘電体の分子が該被膜面に対して略
水平ないし垂直の角度で入射するように、ターゲットに
対して位置決めするのが好ましい。
スパッタリングは一般に真空度lXl0−’〜1X 1
O−5Torr程度の条件下で5〜30秒程度行なう。
O−5Torr程度の条件下で5〜30秒程度行なう。
次に本発明方法を実施するための装置の1例を第2図に
示す。図中、■は処理室を示し、該処理室C11)は外
部の真空ポンプその他の真空排気系I′1つに接続され
て内部の真空度を調節自在としであると共に、該処理室
(lvに連通されたガス導入管(13からアルゴン等の
不活性ガスや、或いは反応性スパッタリングの場合には
酸素または水、或いはこれらを含む混合ガス等の所望の
ガスを導入できるようにしである。また、処理室(11
)内には陽極電極(14a)と負極電極(14b)が対
向配置され、その負極側の電極(14b)にターゲツト
材(I9を支持する。そして該負極側電極(14b)は
その配置位置を第2図の実線示と仮想線示のように可変
調整出来るようにした。
示す。図中、■は処理室を示し、該処理室C11)は外
部の真空ポンプその他の真空排気系I′1つに接続され
て内部の真空度を調節自在としであると共に、該処理室
(lvに連通されたガス導入管(13からアルゴン等の
不活性ガスや、或いは反応性スパッタリングの場合には
酸素または水、或いはこれらを含む混合ガス等の所望の
ガスを導入できるようにしである。また、処理室(11
)内には陽極電極(14a)と負極電極(14b)が対
向配置され、その負極側の電極(14b)にターゲツト
材(I9を支持する。そして該負極側電極(14b)は
その配置位置を第2図の実線示と仮想線示のように可変
調整出来るようにした。
また側電極(14a)(14b)間には、電気絶縁性の
耐熱性合成樹脂被膜(3)を電極側表面に積層されたガ
ラス基板(1)を保持する移動部材(IGを設け、該移
動部材(IGで該被膜(3)が被覆されたガラス基板(
1)を水平移動出来るようにしである。更に該被膜(3
)の上方位置にスリットSの幅を調整自在とした1対の
スリット板a″DCI7)を設け、ターゲツト材Cl5
)からスパッタされた分子をスリットSを通して被膜(
3)に一定角度で入射するようにした。
耐熱性合成樹脂被膜(3)を電極側表面に積層されたガ
ラス基板(1)を保持する移動部材(IGを設け、該移
動部材(IGで該被膜(3)が被覆されたガラス基板(
1)を水平移動出来るようにしである。更に該被膜(3
)の上方位置にスリットSの幅を調整自在とした1対の
スリット板a″DCI7)を設け、ターゲツト材Cl5
)からスパッタされた分子をスリットSを通して被膜(
3)に一定角度で入射するようにした。
この装置はターゲツト材(15+を支持している負極側
電極(14b)の配置位置を可変調整出来るようにした
ので、合成樹脂被膜(3)表面に対するターゲツト材の
入射角度を任意設定出来、また移動部材(lGで該被膜
(3)をその面に水平移動出来るようにしたから、該被
膜(3)が大面積であってもその表面に誘電体被膜(4
)を所定の配向角度にかつ均一に形成出来る。尚ターゲ
ツト材115)を細長くし、かつ1対のスリット板(+
71 art間のスリットSを細くすることによってス
パッタされたターゲツト材(+51の入射角度θ[第2
図示におけるターゲツト材(15)中心から両スリット
板47) (17)間のスリットS幅の中心を経て合成
樹脂被膜(3)に達する線と、該被膜(3)表面とのな
す角度]を一定にすることが出来る。
電極(14b)の配置位置を可変調整出来るようにした
ので、合成樹脂被膜(3)表面に対するターゲツト材の
入射角度を任意設定出来、また移動部材(lGで該被膜
(3)をその面に水平移動出来るようにしたから、該被
膜(3)が大面積であってもその表面に誘電体被膜(4
)を所定の配向角度にかつ均一に形成出来る。尚ターゲ
ツト材115)を細長くし、かつ1対のスリット板(+
71 art間のスリットSを細くすることによってス
パッタされたターゲツト材(+51の入射角度θ[第2
図示におけるターゲツト材(15)中心から両スリット
板47) (17)間のスリットS幅の中心を経て合成
樹脂被膜(3)に達する線と、該被膜(3)表面とのな
す角度]を一定にすることが出来る。
尚、図中aεは電極(14a)(14b)の電源、(+
9はガス導入管(13の流量調整弁である。
9はガス導入管(13の流量調整弁である。
(実施例)
本発明方法を前記説明装置で行った実施例と従来法によ
る比較例について説明する。
る比較例について説明する。
実施例1
真空蒸着法によってガラス基板(1)上の透明電極(2
)の電極側表面に膜厚200人のポリイミドの被膜(3
)を積層された縦、横30cmX30cmのガラス基板
(1)を移動部材l′lGで保持し、負極側電極(14
b)の配置位置調整を行って負極側電極(14b)に支
持されているターゲツト材a9からスパッタされた分子
が被膜(3)表面に入射角度045″で入射するように
した。
)の電極側表面に膜厚200人のポリイミドの被膜(3
)を積層された縦、横30cmX30cmのガラス基板
(1)を移動部材l′lGで保持し、負極側電極(14
b)の配置位置調整を行って負極側電極(14b)に支
持されているターゲツト材a9からスパッタされた分子
が被膜(3)表面に入射角度045″で入射するように
した。
次にターゲツト材(+9としてTiO2を負極側電極(
14b)に支持してから、処理室(+1)内を真空排気
系(121を介して1 x 10−’ 〜1 x 10
づTorr程度に設定した後、該処理室C11)内がO
,1Torrとなるようにガス導入管■を介してアルゴ
ンガスを導入した。
14b)に支持してから、処理室(+1)内を真空排気
系(121を介して1 x 10−’ 〜1 x 10
づTorr程度に設定した後、該処理室C11)内がO
,1Torrとなるようにガス導入管■を介してアルゴ
ンガスを導入した。
その後、電極(14a)(14b)間にI W / c
++!の高周波電圧を印加して、スパッタされたTiO
2をポリイミドの被膜(3)表面に60秒間入射させて
その表面にTlO2から成る誘電体被膜(4)を形成し
て液晶表示素子の配向膜を得た。
++!の高周波電圧を印加して、スパッタされたTiO
2をポリイミドの被膜(3)表面に60秒間入射させて
その表面にTlO2から成る誘電体被膜(4)を形成し
て液晶表示素子の配向膜を得た。
次いで該液晶表示素子の配向膜に
から成る液晶(以下液晶Aと称す)を用いて液晶表示素
子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定した
。得られた測定値を表に示す。
子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定した
。得られた測定値を表に示す。
尚コントラストは液晶結晶素子を備えた液晶セルの液晶
表示素子への電圧印加時と、無負荷時の液晶セルを偏光
子を介して通過するHe −Neレザーの偏光の透過率
を夫々調べ、得られた透過率から次の式により算出した
。
表示素子への電圧印加時と、無負荷時の液晶セルを偏光
子を介して通過するHe −Neレザーの偏光の透過率
を夫々調べ、得られた透過率から次の式により算出した
。
実施例2
膜厚1000人のポリイミドの被膜(3)を積層された
ガラス基板(1)を用いた以外は前記実施例1と同様の
処理を行って液晶素子の配向膜を得た。
ガラス基板(1)を用いた以外は前記実施例1と同様の
処理を行って液晶素子の配向膜を得た。
そして前記実施例1と同様の液晶Aを用いて液晶表示素
子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定した
。得られた測定値を表に示す。
子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定した
。得られた測定値を表に示す。
実施例3
ターゲツト材aSとしてAl2O3を用いた以外は前記
実施例1と同様の処理を行って液晶素子の配向膜を得た
。そして前記実施例1と同様の液晶Aを用いて液晶表示
素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定し
た。得らた測定値を表に示す。
実施例1と同様の処理を行って液晶素子の配向膜を得た
。そして前記実施例1と同様の液晶Aを用いて液晶表示
素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定し
た。得らた測定値を表に示す。
実施例4
CH,CH3
C+ o H210−Q−0−Co−o−cH−C−C
02−CH2−CI(−CH3から成る液晶(以下液晶
Bと称す)を用いた以外は前記実施例1と同様にして液
晶表示素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを
測定した。得られた測定値を表に示す。
02−CH2−CI(−CH3から成る液晶(以下液晶
Bと称す)を用いた以外は前記実施例1と同様にして液
晶表示素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを
測定した。得られた測定値を表に示す。
実施例5
膜厚1000人のポリイミドの被膜(3)を積層された
ガラス基板(1)を用いた以外は前記実施例1と同様の
処理を行って液晶素子の配向膜を得た。
ガラス基板(1)を用いた以外は前記実施例1と同様の
処理を行って液晶素子の配向膜を得た。
そして前記実施例4と同様の液晶Bを用いて液晶表示素
子を作成し、該液晶表示素子のコントラストをにr1定
した。得られた測定値を表に示す。
子を作成し、該液晶表示素子のコントラストをにr1定
した。得られた測定値を表に示す。
実施例6
ターゲツト材aSとしてAf!203を用いた以外は前
記実施例1と同様の処理を行って液晶素子配向膜を得た
。そして前記実施例4と同様の液晶Bを用いて液晶表示
素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定し
た。得られた測定値を表に示す。
記実施例1と同様の処理を行って液晶素子配向膜を得た
。そして前記実施例4と同様の液晶Bを用いて液晶表示
素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測定し
た。得られた測定値を表に示す。
実施例7
膜厚1000人のホリイミドの被膜(3)を積層された
ガラス基板(1)と、ターゲツト材(+51としてAj
!20!を用いた以外は前記実施例1と同様の処理を行
って液晶素子の配向膜を得た。そして前記実施例4と同
様の液晶Bを用いて液晶°表示素子を作成し、該液晶表
示素子のコントラストを測定した。得られた測定値を表
に示す。
ガラス基板(1)と、ターゲツト材(+51としてAj
!20!を用いた以外は前記実施例1と同様の処理を行
って液晶素子の配向膜を得た。そして前記実施例4と同
様の液晶Bを用いて液晶°表示素子を作成し、該液晶表
示素子のコントラストを測定した。得られた測定値を表
に示す。
比較例1
真空蒸着法によってガラス基板上の透明電極の電極側表
面に膜厚1000人のポリイミド被膜を積層されたガラ
ス基板のポリイミド被膜にラビング処理を行って液晶素
子の配向膜を得た。そして前記実施例1と同様の液晶A
を用いて液晶表示素子を作成し、該液晶表示素子のコン
トラストを測定した。得られた測定値を表に示す。
面に膜厚1000人のポリイミド被膜を積層されたガラ
ス基板のポリイミド被膜にラビング処理を行って液晶素
子の配向膜を得た。そして前記実施例1と同様の液晶A
を用いて液晶表示素子を作成し、該液晶表示素子のコン
トラストを測定した。得られた測定値を表に示す。
比較例2
前記比較例1と同様のラビング処理を行って得た液晶素
子の配向膜に前記実施例4と同様の液晶Bを用いて液晶
表示素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測
定した。得られた測定値を表に示す。
子の配向膜に前記実施例4と同様の液晶Bを用いて液晶
表示素子を作成し、該液晶表示素子のコントラストを測
定した。得られた測定値を表に示す。
、表
表から明らかなように誘電体被膜が形成された実施例1
.2.3.4.5.6.7は比較例1.2に比して優れ
たコントラストを有しており、従って誘電体被膜がポリ
イミド被膜に対して均一な配向性を有していることが確
認出来た。
.2.3.4.5.6.7は比較例1.2に比して優れ
たコントラストを有しており、従って誘電体被膜がポリ
イミド被膜に対して均一な配向性を有していることが確
認出来た。
しかも誘電体被膜を形成するポリイミド被膜の膜厚が2
00人と極めて薄いのにもかかわらず誘電体を均一な配
向状態の被膜に形成出来た。
00人と極めて薄いのにもかかわらず誘電体を均一な配
向状態の被膜に形成出来た。
また前記実施例1において被膜(3)表面に対しターゲ
ツト材119を入射角度15度、75度の夫々でスパッ
タリングして得られた液晶表示素子の配向膜のコントラ
ストを調べたところ、前者は30.5、後者は41の結
果が得られた。この結果からターゲツト材の入射角度即
ち誘電体被膜(4)の配向角度を各々の液晶材料にとっ
て適当な角度に設定出来ることが確認出来た。
ツト材119を入射角度15度、75度の夫々でスパッ
タリングして得られた液晶表示素子の配向膜のコントラ
ストを調べたところ、前者は30.5、後者は41の結
果が得られた。この結果からターゲツト材の入射角度即
ち誘電体被膜(4)の配向角度を各々の液晶材料にとっ
て適当な角度に設定出来ることが確認出来た。
従って配向膜上に形成された液晶表示素子は電界が印加
されたとき液晶表示素子の液晶分子の長軸が誘電体被膜
(4)の誘電体分子の配向方向をら施紬として一定のチ
トル角で反転可能(双安定性)となるので、配向膜上に
形成する液晶表示素子の種類に対応させて合成樹脂被膜
(3)の表面に形成する誘電体被膜(4)の配向角度を
所望角度に設定することが出来る。
されたとき液晶表示素子の液晶分子の長軸が誘電体被膜
(4)の誘電体分子の配向方向をら施紬として一定のチ
トル角で反転可能(双安定性)となるので、配向膜上に
形成する液晶表示素子の種類に対応させて合成樹脂被膜
(3)の表面に形成する誘電体被膜(4)の配向角度を
所望角度に設定することが出来る。
また前記実施例1並びに実施例4において、被膜表面に
対するターゲツト材のスパッタリングの入射角度θを1
5〜20″に代えて得られた液晶表示素子の配向膜のコ
ントラストについて調べたところ、入射角度θ45°の
実施例1並びに実施例4のコントラストに比して低い傾
向を示していた。
対するターゲツト材のスパッタリングの入射角度θを1
5〜20″に代えて得られた液晶表示素子の配向膜のコ
ントラストについて調べたところ、入射角度θ45°の
実施例1並びに実施例4のコントラストに比して低い傾
向を示していた。
(発明の効果)
このように本発明によるときは、電気絶縁性の耐熱性合
成樹脂被膜の表面にスパッタリングによって被膜表面に
対する配向角度が水平ないし垂直の範囲内の誘電体被膜
を形成するようにしたので、誘電体被膜を形成する耐熱
性合成樹脂被膜はその膜厚に薄いものが使用出来、かつ
剥離や傷の全くない極めて均一な配向性を有し、優れた
コントラストを有する大面積の液晶素子の配向膜を簡単
に形成出来ることは元より、誘電体被膜の配向角度を用
いる液晶表示素子の種類に対応させて任意に設定出来る
等の効果がある。
成樹脂被膜の表面にスパッタリングによって被膜表面に
対する配向角度が水平ないし垂直の範囲内の誘電体被膜
を形成するようにしたので、誘電体被膜を形成する耐熱
性合成樹脂被膜はその膜厚に薄いものが使用出来、かつ
剥離や傷の全くない極めて均一な配向性を有し、優れた
コントラストを有する大面積の液晶素子の配向膜を簡単
に形成出来ることは元より、誘電体被膜の配向角度を用
いる液晶表示素子の種類に対応させて任意に設定出来る
等の効果がある。
第1図は本発明における電気絶縁性の耐熱性合成樹脂被
膜の分極状態と誘電体の配向状態の説明図、第2図は本
発明の液晶素子の配向膜の形成方法を実施するための装
置の一例の一部を故障した正面図である。 (1)・・・ガラス基板 (3)・・・合成樹脂被膜
(4)・・・誘電体被膜 (′lv・・・処理室(+
21・・・真空排気系 ■・・・ガス導入管(14a
)(14b)・・・電 極 (15)・・・タ
ーゲット材外3名 第2図 ■−,、−=
膜の分極状態と誘電体の配向状態の説明図、第2図は本
発明の液晶素子の配向膜の形成方法を実施するための装
置の一例の一部を故障した正面図である。 (1)・・・ガラス基板 (3)・・・合成樹脂被膜
(4)・・・誘電体被膜 (′lv・・・処理室(+
21・・・真空排気系 ■・・・ガス導入管(14a
)(14b)・・・電 極 (15)・・・タ
ーゲット材外3名 第2図 ■−,、−=
Claims (1)
- 電気絶縁性の耐熱性合成樹脂被膜の表面にスパッタリン
グによって被膜表面に対する配向角度が水平ないし垂直
の範囲内の誘電体被膜を形成することを特徴とする強誘
電性液晶素子の配向膜の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP973288A JPH01186914A (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP973288A JPH01186914A (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01186914A true JPH01186914A (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=11728485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP973288A Pending JPH01186914A (ja) | 1988-01-21 | 1988-01-21 | 強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01186914A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50160059A (ja) * | 1974-06-17 | 1975-12-25 | ||
JPS51129251A (en) * | 1975-04-21 | 1976-11-10 | Hughes Aircraft Co | Method of inducing uniform parallel array of liquid crystal substance in liquid crystal cell |
JPS63121022A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-25 | Ricoh Co Ltd | 液晶素子 |
-
1988
- 1988-01-21 JP JP973288A patent/JPH01186914A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50160059A (ja) * | 1974-06-17 | 1975-12-25 | ||
JPS51129251A (en) * | 1975-04-21 | 1976-11-10 | Hughes Aircraft Co | Method of inducing uniform parallel array of liquid crystal substance in liquid crystal cell |
JPS63121022A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-25 | Ricoh Co Ltd | 液晶素子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4153529A (en) | Means and method for inducing uniform parallel alignment of liquid crystal material in a liquid crystal cell | |
EP0754777B1 (en) | Process for producing thin film, and thin film formed by the same | |
JPH05188376A (ja) | 液晶に傾斜した垂直整列を導入する方法 | |
JPH0383017A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPS647644B2 (ja) | ||
US6867837B2 (en) | Liquid crystal device and manufacturing method | |
TWI356953B (ja) | ||
CN108374155A (zh) | Ito薄膜及其制备方法 | |
JPH01186914A (ja) | 強誘電性液晶素子の配向膜の形成方法 | |
JPS62112129A (ja) | フエロ電気結晶光学デバイスとその製作方法 | |
JP2537349B2 (ja) | 液晶配向膜の形成方法 | |
JP5066468B2 (ja) | 酸化物超電導線材用の2軸配向薄膜及びその製造方法 | |
JPS61267026A (ja) | 液晶配向膜の形成方法 | |
JP2890032B2 (ja) | シリコン薄膜の成膜方法 | |
JPS61267027A (ja) | 液晶配向膜の形成方法 | |
JP2548592B2 (ja) | 強誘電性液晶素子 | |
JPH02222927A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPH08201790A (ja) | 液晶基板及びその製造方法 | |
JP2008216587A (ja) | Si酸化膜の形成方法、配向膜および液晶光学装置 | |
JPS5847685B2 (ja) | エキシヨウノ ブンシハイコウノ タメノソウノ セイセイホウホウオヨビソウチ | |
JPH1054988A (ja) | 配向膜の配向処理方法 | |
JPS59149606A (ja) | 透明導電体製造方法 | |
JPS59149605A (ja) | 透明導電膜作製方法 | |
JPH04238324A (ja) | 液晶表示素子 | |
JPS63231318A (ja) | 液晶表示装置 |