JPH01186842A - アルデヒドからの三置換ヒドロキシアルキルアルカノエートの製造 - Google Patents

アルデヒドからの三置換ヒドロキシアルキルアルカノエートの製造

Info

Publication number
JPH01186842A
JPH01186842A JP63294827A JP29482788A JPH01186842A JP H01186842 A JPH01186842 A JP H01186842A JP 63294827 A JP63294827 A JP 63294827A JP 29482788 A JP29482788 A JP 29482788A JP H01186842 A JPH01186842 A JP H01186842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
purified
bottoms
crude
water
trimethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63294827A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0627100B2 (ja
Inventor
John N Argyropoulos
ジョン、ニック、アージロポーラス
Edmond J Derderian
エドモンド、ジョセフ、ダーダリアン
Brian Terry Keen
ブライアン、テリー、キーン
Timothy G Bumgardner
ティモシー、ゲール、バンガードナー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPH01186842A publication Critical patent/JPH01186842A/ja
Publication of JPH0627100B2 publication Critical patent/JPH0627100B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/44Preparation of carboxylic acid esters by oxidation-reduction of aldehydes, e.g. Tishchenko reaction

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は三置換グリコールモノエステル、詳しくは三置
換ヒドロキシアルキルアルカノエートの改良製造方法に
関する。更に詳しくは本発明は三置換グリコールモノエ
ステルの回収に当って問題を生じさせ、かつ収率を低下
させる、望ましくない副生物の生成を最小化する方法に
関する。
例えばλ2.4−トリメチル−1,3−ベンタンジオー
ル、モノイノブチレートの異性体(2,2,4−トリメ
チル−3−ヒドロキシペンチルイノブチレートzriz
、λ4−)f7メチルー1−区ドロキシペンチルイソプ
チレート)のよ5な三置換ヒドロキシアルキルアルカノ
エートの製造がL aTe Hagemeyerらに対
して1963年5月28日に発行された米国特許$3.
091,632号明細書に記載されている。
この特許明細書は、実質的に乾燥し、酸の存在しない条
件下において金属アルコキシド触媒と接触状態にあるア
ルデヒドの反応による、グリコールモノエステルの製造
方法を記載している。該反応は約65℃ないし105℃
の温度、アルデヒドを基準にして2重量%以下の触媒濃
度及び3時間以下の滞留時間において行われ、触媒はア
ルコール溶液として添加される。縮合反応の終結に当り
、縮合生成物を混合槽に送り、そこで水を加え、次いで
ストリッピング塔に送って未反応アルデヒドを共沸的に
回収し、次いで操作中に生成した、いかなるアルドール
をも転換させる。生成物回収における第一工程は、この
水処理と、未反応アルデヒドが水処理によって共沸的に
除去されたvkKおける、該水処理反応生成物混合物を
精製し、次いで乾燥及び蒸留することとであった。
1966年12月13日にM、A、 PerrFらに対
して発行された米国特許9I&3,291,821号明
細書において、触媒として強無機塩基水溶液を使用する
アルデとドの縮合によるグリコールモノエステルの製造
方法が記載されている。該米国特許部3゜291、82
1号明細書の図面に示され、かつ!J2欄’415〜3
8行く要約されているように、生成物を回収するために
は長時間の複雑な回収系が使用され、しかも2個のデカ
ンタ−(12及び21)及び4個の蒸留塔(17,24
,27及び30)の使用を必要とする。この特許明細書
に開示されている回収方法は未精製反応混合物を反応器
1から第一デカンタ−12に導いて水相を所望の有機相
から最初に分離する0回収された有機相を第一ストリッ
ピング塔17に導入し、精製操作の第一工程に水を添加
し;アルデヒド及びアルドール類を共沸的に蒸留してス
トリップし去った後、ボトムスを第二デカンタ−21に
導入して有機相を回収する。
該有機相を第二蒸留塔24において乾燥して水を塔頂に
除去し;骸乾燥されたボトムスを第三蒸留塔27に導入
してグリコールを塔頂にストリップする0次いでボトム
スを第四蒸留塔30に導入し精製グリコールエステルを
塔頂に回収し、塔底残留物を廃棄する。この回収及び精
製法は二つのデカンテーション工程と4回の蒸留とを必
要とする。
前記米国特許率3.291,821号明細書に記載の方
法は未反応アルデヒドを除去するために鍛初に5−1−
塔17において水により粗製反応生成物を処理すること
を必要とする。塔17におけるアルデヒドを除去するこ
とが企図されたのは反応生成物が水で処理された後のみ
であり、次いでこれらの工程後にも51回のデカンテー
ション(21)と3回の蒸留(24,27,30)とを
行う。そのほか該明細書及び特許請求の範囲に示される
ように反応器中に大量の水が存在し、アルデヒド対触媒
水溶液の容量比は約90:10ないし約so:soであ
る。
1973年2月27日K JL He McCainら
に対して発行された米国特許率3.718,689号明
細書において、三置換ヒドロキシアルキルアルカノエー
トの製造方法が記載されてお9、該方法は塩基の濃水溶
液としての触媒の使用を包含し、その濃度は約30ない
し約60重量%であった。更に、該塩基水溶液の使用量
は反応混合物が実質的に均質であり、しかも数時間放置
の際に2層又は2相への分離が生じないような量であっ
た(第3欄、第23〜60行)、これに対し前記米国特
許率3.291.821号明細書においては約30分間
内における分離が好ましいとされていfc(第3欄、g
llJ50〜57行)、前記米国特許率3.718.6
89号明細書に記載の回収方法は反応生成物を全部で二
つのデカンテーション工程、一つのインライン混合工程
及び五つの蒸留工程により処理する。最初の粗製反応生
成物は第一蒸留ストリッピング塔17に導入され、そこ
でスチームストリップされて未反応イソブチルアルデヒ
ド塔頂留出物とボトムス画分としての有機塩水溶液とが
除去される。この塔からの生成物は二重デカンテーショ
ンを通って進行し、デカンタ−28及び33ならびにイ
ンラインミキサー32を通って中間水洗が行われる。こ
れらの水性処理手順後に該回収され次有機相は蒸留塔3
7において乾燥され、該乾燥し、部分精製され次粗製物
はフラッシュ蒸発器41においてフラツシエ蒸留され、
次いで二つの蒸留塔44及び48を通過してから所望の
精製生成物が回収される。
これは時間を消費し、かなシの資本投東を要する高価な
操作であり、しかも該操作中に反応生成混合物は精製操
作中における第一工程として水性媒体と接触する。
先行技術方法においては、反応器から取り出される反応
生成物混合物を精製するに当っての第一工程は該反応生
成物混合物を水性媒体、すなわちスチーム又は水と接触
することであつ次ことに注目することが重要である。
本発明は三置換ヒドロキシアルキルアルカノエートのよ
うな三置換グリコールモノエステルの製造及び精製に対
する改良方法を提供する1本方法においては生成された
粗製縮合反応生成物混合物を、それが反応器から流出し
た後で、しかもそれが冷却されるか、もしくは添加水と
なんらかの接触をする以前に蒸留に供する。
発明の記載 強塩基触媒を使用する、イソブチルアルデヒドのような
アルデヒドの接触的縮合による、構造式:だし任意の一
時においては1個のみのX基が水素原子であり、そして
R′及びR′は2,2.4−)リフチル−3−ヒドロキ
シペンチルイソブチレート及び2、2.4− )リフチ
ル−1−ヒドロキシペンチルイソブチレートのような以
後に定義されるものである)を有する三置換ヒドロキシ
アルキルアルカノエート(以後三置換グリコールモノエ
ステルという)の製造は周知であり、かつ20年間にわ
たシ工業的に実施されている。この反応に結びつく問題
は、除去が困難であり、しかも所望の生成物の回収を非
常に複雑にする、例えばダイマー、トリマー、ジオール
、エステル、ジエステル及び有機塩のような副生物の不
本意な生成である。従来この回収は前記に論じた先行技
術によって示されるように精製工程中に生ずる追加の副
生物の生成によっても更に一層複雑化され、しかも工業
的に受入れ可能な生成物が得られる以前に複数回のデカ
ンテーション及び蒸留を必要とした。このことは装置に
対する有意の資本投資と有意の操業費とを必要とした。
今回、生成される副生物の量を有意に減少させることが
でき、しかも更には精製操作を有意に簡単化し得ること
がわかった0本発明方法において、さきに開示した方法
に関連する精製問題は反応生成物を、それが反応器から
出た直後、しかもそれが冷却される前、又はそれが添加
水と任意の形態において接触するに至る前に最初の蒸留
を行うことにより予想外にも有意に軽減することができ
;更にはその後において、この最初の蒸留から得られ九
蒸留生成物を洗浄して塩基性金属カチオンを除去し、次
いで例えば遠心分離又はデカンテーシヨンにより層分離
を行い、次いで該洗浄され九有機相を蒸留することによ
り極めて高純度の生成物と最小量の副生物とが生成され
ることがわかつ九。
用語「添加水」とは縮合反応後に混合物に意図的に添加
した水、スチーム又は任意の含水混合物を意味し、反応
物又は触媒組成物中に最初に存在するいかなる水分をも
包含しない0本発明方法は従来必要と思われていた操作
数よりも有意に少ない操作数において、すべてを達成さ
せる。
ま先代Iを有する所望の三置換グリコールモノエステル
の安定性は第一蒸留塔における反応生成物の温度及び滞
留時間によって有意に影響されることがわかった。これ
らの条件が増大するにつれて式■の三置換グリコールモ
ノエステルのジオール及びジエステルへの分解が増加す
ることが予想外にも見出された。それぞれ約0.5時間
及び200℃を超える滞留時間及び温度において予想外
に速やかな分解が行われるが、それは生成物がなおもア
ルカリ金属触媒と接触している事実のためであることが
ある。
反応生成物中における金属塩の継続的存在の潜在的な悪
影響の見地から1.水洗による金属塩の除去は、反応生
成物が最初の直接蒸留(immediatediati
llatiou )に供された後において有意に有益で
あることがわかった。下記に示されるように約98Xま
で、またはそれ以上の純度を有する精製生成物を得るに
当って少な(とも1回、好ましくは1回よりも多い水洗
は有意に有益である。しかしながら、水洗を行わな(て
さえも、望ましくない生成物の量は有意に減少する。水
洗は、精製された三置換グリコールモノエステルの回収
のための、濃縮物のその後の精製において式Iの三置換
グリコールモノエステルの分解を最小化した。
本発明の実施においては、例えばアルカリ金属水酸化物
もしくはアルカリ土類金属水酸化物のような強塩基の水
溶液(水溶液中における強塩基の濃度は好ましくは少な
(とも30重量%である)又はアルカリ金属アルコキシ
ドを使用して連続流れ式管状反応器中においてアルデヒ
ドを縮合させる。該縮合法は米国特許!1g3,718
,689号明細書に詳しく記載されており、約50℃な
いし約150℃の温度において行う。
核反応は下記方程式: (式中、R′及びR′は独立的に同−又は異なる一層ヒ
ドロカルビル基、例えばアルキル、シクロアルキル、ア
リールなどを表わし、この場合R′及びR″における炭
素原子の数は工ないし約10個、好ましくは1ないし約
4個であることができる)匝より表わすことができる。
上記のようなヒドロカルビル基の例はメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、n−ヘキシ
ル、2−エチルヘキシル、シフ四ヘキシル、シクロペン
チル、フェニル、ベンジル、トリル、7エネチル、など
である、好ましくはW及びR′は炭素原子1ないし約4
個を有する低級アルキル基t−表わす。
反応物として適当なアルデヒドは、アルデヒド基に対し
てαに位置する炭素原子上に1個の水素原子を有するC
1〜01!アルデヒドである。それらの例としてイソブ
チルアルデヒド、α−メチルバレルアルデヒド、α−メ
チルカプロアルデヒド、α−エチルブチルアルデヒド、
α−エチルカプロアルデヒド、2−メチルヘプタナール
、2−エチルオクタツール、α−フェニルプロピオンア
ルデヒド、α−シク皇へキシルプロピオンアルデヒド、
α−フェニルブチルアルデヒドなどを挙げることができ
る。好ましいアルデヒドはイソブチルアルデヒドである
。公知のように痕跡量の水及び有機酸不純物は許容する
ことができる。
適当な強塩基には水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、ナトリウムメト
キシド、カリクムエトキシド、リチウムエトキシドなど
が包含され、水酸化ナトリウムが好ましい。
触媒水溶液にかけるアルカリ金属水酸化物の濃度は少な
くとも30重量%、好ましくは少なくとも約35重量%
であり、かつ得られる水溶液が約22℃の周囲室温にお
いて液体でな(なる量を雇えるべきでない。水溶液中の
金属水酸化物のla反が約60重量%である金属水酸化
物水溶液は好ましい上限を示す。反応器中に存在するア
ルカリ金属水酸化物触媒の濃度はアルデヒド基−基準に
して約0.1ないし2モル%、好ましくは0.3ないし
0.8モル%である。アルカリ金属アルコキシドは無水
媒体中において使用する。
縮合反応は少なくとも式Iの三置換グリコールモノエス
テル生成物に富む反応生成物混合物を生成するのに十分
な時間にわたって行う、−殻内に、約2時間以下の、反
応器中の滞留時間によって満足すべき結果が得られる。
しかしながら、少なくとも約3分間、好ましくは少なく
とも約6分間の滞留時間を維持することにより生産性に
おける顕著な増加が得られる。更にその上、上記のよう
な生産性は上記のような短時間における転化率又は効率
のいずれをも犠牲とすることなく実現される。
縮合反応は高められた温度において行われる。
好ましい温度範囲は約50℃から約150℃までであり
、好ましい実施態様の実施においては約70℃から約1
30℃までの温度が採用される0反応器における蒸発を
最小化するためには圧力は臨界的ではなく大気圧、又は
適度に大気圧以上、例えば約1ないしlO気圧を使用す
ることによ〕満足すべき結果が得られる働 反応生成物混合物又は縦流れ管状反応器からの流出液は
式■の所望の三置換グリコールモノエステル、ヒドロキ
シアルキルアルカノエート、未反応アルデヒド、アルカ
リ金属水酸化物触媒溶液と共に導入された水、ならびに
副生物及び触媒残留物を含有する。副生物中には少量の
グイ!−及びトリマー、モノエステル、ジエステル、シ
# −k、アルコール及び有機酸塩がある。
次いで流出液を予熱してから蒸留塔に直接に導入するこ
とができる。未反応アルデヒドは乾燥側流として回収し
て再循環させ、触媒溶液と共に添加された水は塔頂に除
去し、粗製濃縮反応生成物はボトムスの流れとして取9
出して貯槽に移してから頁に精製する。この最初の直接
蒸留は本発明の重要かつ臨界的な特徴であり、反応器流
出液の冷却前、又は添加水と接触するに至る前に行われ
なければならない、この蒸留塔における流出液の平均滞
留時間は約5ないし約240分、好ましくは約10ない
し約60分にわたって変動することができ、蒸留は約2
00)ルないし約1000)ルの圧力下、好ましくは不
活性雰囲気中において行うことができる。
この第一蒸留塔のケラトルにおける粗製濃縮反応生成物
の滞留時間及び温度もまた重要である。
ケラトル中において高過ぎるケラトル温度のもとに長ず
ざる時間にわたって粗製濃縮物が存在することは有害で
あり、かつ式Iの所望の三置換グリコールモノエステル
の、その後の精製を複雑化する望ましくないジオール及
びジエステルへの分解をもたらす、ケラトル温度は約1
50℃ないし約210℃、好ましくは約160℃ないし
約200℃、最も好ましくは約180℃ないし約190
℃にわたって変動することができる。滞留時間は約12
0分を超えるべきではなく、好ましくは約60分以下、
最も好ましくは約30分以下であるべきである。ケラト
ル中の温度が低ければ低い程、許容することのできる滞
留時間が長くなる0反応器からの流出液は、この最初の
蒸留に供された後に、更にその上の精製が所望されるま
で周囲条件下に貯薦することができる。
粗製濃縮物は水洗及び!J2回の蒸留により更に精製さ
れる。第一蒸留塔から回収された粗製濃縮物は第2回蒸
留の前に1回又はそれ以上、好ましくは少なくとも2回
の水洗に供する。各洗浄において使用される水の量は、
かな〕の程度に変動することができ、粗製濃縮物を基準
にして20容量X又はそれ以上のように高くてもよい、
好ましくは’M1回洗浄においては約10容量%の濃度
を使用し、その後の洗浄においてはより少量、いわば約
5容量Xtでの濃度を使用する。IJ1回に約10容量
X%第2回に約4容量Xの水を使用する2回の洗浄は、
約20容量%の水を使用する1回の洗浄よ〕も、より効
果的であることが観察された。
各洗浄後に相を分離し、下部水性相をボトムスの流れと
して取シ出して廃棄し、上部有機相を精製のために回収
する。洗浄において触媒カチオンを含有する無機金属塩
及び有機酸塩が除去される。
次いで咳洗浄された粗製濃縮物を第二蒸留塔に導入し、
式Iの所望の三置換グリコールモノエステルを慣用の分
別蒸留を経て回収する。
本発明方法は図面を参照することにより、より一層十分
に理解することができるであろう、i1図は本発明の実
施系統の概略的流れ図であ!D!2図は異性混合物2.
2.4−トリメチル−1,3−ベンタンジオールイソブ
チレートの安定性に対して有するケラトル(Kettl
・)滞留時間及びケラトル温度の効果を説明するグラフ
図である。
181図において、アルデヒドが管路21に連続的に供
給され、管路22を経由して連続的に導入される触媒濃
溶液と合流する。各供給速度は供給物中において所望の
触媒濃度が得られるように維持する。得られた混合物は
管路23を通って管状反応器24中に流入される。該反
応器は断熱さ先高められた温度及び圧力に維持される。
管状反応器24からの流出液は断熱管路25を経由して
多重トレー蒸留塔26の中間部に輸送される。断熱管路
25.は加熱手段を設けることができる。乾燥アルデヒ
ドが管路31を経由して側流として回収され、管路21
を経由して系中に再循環される。
水及び少量の未反応アルデヒドが塔頂から管路27を経
由して取シ出され、容器28に送られる。粗製濃縮反応
生成物が塔26の基部におけるケラトル26人から管路
29を経由して取9出され、貯東容器(図示省略)に送
られ、そこから洗浄容器30に送られる。容器28にお
ける水性組成物は分離されて、アルデヒドは蒸留塔26
に再循環され、水は管路32を経由して洗浄容器30に
送られる。追加の水が管路33に1又は管路33を経由
して容器30に導入される。洗浄された反応生成物が洗
浄容器30から取り出され管路34を経由して洗浄容器
35に送られる。洗浄水は管路36を経由して取り出さ
れて廃棄される。第2回の水洗のために水が管路37を
経由して洗浄容器35に導入される。洗浄された反応生
成物が管路38を経由して洗浄容器35から取り出され
る。管路38は加熱手段を備えることができる。ii*
反応生成物は次いで多重トレー蒸留塔39内に送られ、
洗浄水は管路36を経由して取9出されて廃棄される。
精製生成物が管路40を経由して塔39から回収され、
軽質物(lights )及び痕跡量の水が塔頂から管
路41を経由して受器43中罠取9出され、底部ケトル
39Aからの残油が管路42を経由して取り出される。
1!2図において、この図面は第1回蒸留中における2
、 2.4−トリメチル−1,3−ベンタンジオールイ
ソブチレートの安定性に対して有する、滞留時間及び温
度の予想外の、かつ予期不能の効果をグラフ的に説明す
る。この図面におけるデータは実施例2から誘導される
ものである。
実施例2のシリーズ人に基づ(曲線人は、蒸留塔26の
基部における内容物の温度が4時間の滞留時間にわたっ
て160℃±3℃に維持される最初の蒸留をシミュレー
) (simulat・)するものである、材料を、0
.25時間、1時間、2時間及び4時間の平均滞留時間
にわたって、この温度に供した後に試料を採取した0曲
線人によシ示されるように、試料中におけるジエステル
の量は、初期ジエステル含量的0.35重量%から約0
.65重量%まで、時間と共に漸進的にわずかに増加す
ることを示した。
実施例2のシリーズBに基づ(曲線Bは温度が170℃
±3℃に維持された場合に得られる同様なデータを示す
実施例2のシリーズCに基づ(曲線Cは温度が180℃
±3℃に維持された場合に得られる同様なデータを示す
実施例2のシリーズDに基づく曲線りは温度が190℃
±3℃に維持された場合に得られる同様なデータを示す
実施例2のシリーズEに基づ(曲線Eは、温度が200
℃±3℃に維持された場合に得られる同様なデータを示
す。
実施例2のシリーズFに基づく曲線Fは、温度が220
℃±3℃に維持された場合に得られる同様なデータを示
す。
シリーズA−Hに対する曲線において示されるように1
60℃±3℃から200℃±3℃までの温度は0.5時
間の滞留時間におけるジエステルの最小の増加を示し、
1時間の滞留時間においてさえもジエステルの生成の増
加は有意ではない、しかしながら、シリーズFに対する
曲線において見られるように、220℃±3℃の温度に
おいては0.5時間の滞留時間においてさえもジエステ
ル生成における直接的かつ劇的な増加が存在する。
下記の実施例により本発明を更に説明する。
実施例1 実験A二使用に先立って窒素でパージされ友直径Q−6
35cyw長さ12.2mのコイル状のステンレス鋼製
管状反応器24を使用した。この反応器は区画室内にち
ゃ、かつ乾燥断熱材によシ取シ巻かれていた。イソブチ
ルアルデヒド及び触媒溶液を供給するために流入管W&
21及び22が設けられ、該管路には圧力を維持するた
め、及び供給速度を調整するために必要な弁類及び制御
装置類が備えられていた。管状反応器24の最後の0.
6mは断熱容器の外側に伸びておシ、かつ加熱テープで
包まれて、反応生成物混合物をそれが蒸留塔26に入る
に先立って加熱した。管状反応器24の出口25は40
トレーのオルダーシャウ(Olderahaw)蒸留塔
に対してトレー20において接続し友、毎時約2リツト
ルの平均供給速度におけるイソブチルアルデヒドと毎時
約10mgの平均供給速度における水酸化ナトリウムの
38重量%水溶液とを約90℃ないし約110℃の反応
器温度において管状反応器を通して連続的に供給した。
触媒はイソブチルアルデヒドを基準にして約0.6モル
%の水酸化す) IJクムの濃度において存在した。供
給を37時間にわ友って継続し、管状反応器24におけ
る反応混合物の平均滞留時間は約6分であった。
反応中におけるイソブチルアルデヒドの蒸発を最小化す
るために約70ないし95 psigの背圧を維持し次
0反応混合物が管状反応器から流出する際に、それがオ
ルダーシャウ塔26のトレー20に直接に流入するに先
立ってテープで巻いた部分25において加熱した。塔に
は毎時約2jの速度で供給し、蒸留は大気圧において行
った。この特定の実施例においては未反応イソブチルア
ルデヒドと水とが管路27を経由して塔26から塔頂に
取り出され、そして濃縮された反応生成物が塔の基部に
おいて管路29を経由してケラトル26Aから取り出さ
れた。蒸留条件と、反応が安定化した後の、蒸留塔の底
部におけるケラトル26A中に回収された粗製反応混合
物の組成とをスポット分析し、これらの結果を表Iに示
す、ケラトル26AKおける物質の平均滞留時間は約3
0分であった。
反応手順及び蒸留手順の開始時において系の安定化のた
めに6時間を必要とし、この時間は表Iに示されたデー
タにおいては考慮されなかった。
実験B 実験人に記載の管状反応器と実質的に同様に構成された
工業的規模の反応器を使用して123℃±3℃の温度及
び約70 Pa1gの圧力においてイソブチルアルデヒ
ドを接触的に反応させた。イソブチルアルデヒドは0.
1時間 の液体毎時空間速度において管状反応器24に
供給し、触媒はイソブチルアルデヒドを基準にして約0
.6モル%の濃度において存在させた0反応を安定化さ
せ、次いで粗製反応生成物を管状反応器24から点25
において取り出しく適当に弁調節する)、容器に貯蔵し
た。
この粗製物は実験人に記載の管状反応器を使用して得ら
れた粗製生成物と実質的に同一の組成を有した。容器を
積み換え(trans−ship )、次いで生成物を
30トレーのオルダーシャウ(Oldershgw)塔
26にトレー10において導入した。該生成物を、塔に
流入させるに先立って約137℃に予熱した。塔には毎
時1.51の速度で供給し、蒸留は水銀柱305−の塔
圧において4時間にわたって行った。未反応イソ−ブチ
ルアルデヒド及び水を塔から管路27を経由して塔頂に
取9出し、濃縮された反応生成物を塔の基部において管
路29を経由してケラトル26人から取シ出した。蒸留
条件、及び蒸留塔の底部において回収された反応生成物
の組成の分析もまた表Iに示す。ケラトル26Aにおい
て物質の平均滞留時間は約30分であった。系の安定の
ためには1時間を要した0表Iにおける結果は蒸留条件
を要約し、かつ本発明方法によって達成される予想外の
結果を示す、2,2.4−トリメチ#−1,3−ベンタ
ンジオールモノインブチレートの製造における問題の一
つは、反応器から回収された反応生成物を直ちに最初の
蒸留に供しなかった場合に、生成された副生物から異性
体混合物を分離するに当って遭逼する困難性である。
特に望ましくない副生物はイソブチルアルデヒドのダイ
マー及びトリマーと、C8゜エステル類、すなわち(1
) 2,2,4−トリメチル−3−ヒドロキシペン)−
1−イル2.2.4− )リメチル−3−とドロキシペ
ンタノエート及び(1) 2.2.4−)リフチル−1
−ヒドロキシベント−娶−イル2,2.4−)リフチル
−3−ヒドロキシペンタノエートとである。
これらの化学種は−たん生成されると所望の2,2,4
−トリメチル−1.3−ペンタンジオールモノイソブチ
レートから除去することが困翔であり、その後の精製工
程を複雑にし、前述した先行技術に示されるように、反
復される蒸留及びデカンテーシヨンを必要とする。しか
しながら表■のデータにおいてわかるよ5に、管状反応
器24からの反応生成物を直ちに蒸留塔26に供給して
蒸留した場合に、これらの望ましくない化学種の生成は
予想外かつ予言不能にも最小化される。すなわち、本発
明にしたがって遂行された実験Aにおいて、蒸留塔の底
部から回収された濃縮反応生成物中におけるイソブチル
アルデヒドのダイマー及びトリマーの和に01.エステ
ル類を加えた合計は約0.4重量X以下であった。しか
しながら従来の慣用方法に合わせて行われた比較実験B
において、蒸留塔の底部から回収され次濃縮反応生成物
におけるイソブチルアルデヒドのダイマー及びトリマー
の和KCl6エステル類を加えた合計量は有を量、すな
わち19重量%であり、これは実験λに見出される量よ
シも約15倍大きい量である。蒸留中、ケラトルの温度
を200℃以下に保ち、ケラトルにおける濃縮物の平均
滞留時間は約30分であった。
IBT−λ2.4−トリメチル−3−ヒドロキシペンチ
ルイソブチレート。
ダイマー−2,2,4−トリメチル−3−とドロキシベ
ントアルデヒド。
トリマー−2,6−ジイツプ■ビルー5.5−ジメチル
−4−ジオキサノール。
C3,エステル類−実施例1に確認された異性体類。
ジオール−2,2,4−)サメチル−1,3−ベンタン
ジオール。
ジエステル−2,2,4−トリメチル−1,3−ベンタ
ンジオール。
IBOH: イソブタノール。
IBAL:イソブチルアルデヒド。
実施例2 2、2.4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモ
ノイソブチレートの異性体の安定性に対する、最初の蒸
留塔26の基部のケラトルにおける滞留時間及び温度の
効果を本実施例において例証する。
両方のファクターがこの生成物の望ましくな−いジオー
ル及びジエステルへの分解を生じさせることが予想外に
も見出された。該ジオール及びエステルは等モル量にお
いて生成され、それらの存在はそれらを所望の生成物か
ら分離させるに当っての困難性の故にその後の精製及び
回収を複雑化し、その上それらの生成は所望の生成物の
損失を示す。
本実施例において、イソブチルpゲヒドを実施例1に記
載と実質的に同゛−の態様において縮合させ、未反応イ
ソブチルアルデヒド及び水を高度真空(約10mmHg
 )及び低温(約60℃)において除去した。この態様
においてケラトル26Aかも回収される粗製生成物の代
表である粗製物が得られた−0この物質は九λ4−トリ
メチル−1.3−ペンタンジオールモノイソブチレート
含量95重量%、ジオール2.7重量%、ジエステル0
.3重量%及びイソブタノール0.6重量%を有した。
蒸留塔ケラトル26Aにおけるジオール及びジエステル
の生成に対する滞留時間及び温度の効果を該物質の試料
を密閉フラスコ中において、選択した温度及び時間にお
いて加熱することにより研究した。
それぞれの場合に試料201をフラスコ中に入れ、窒素
でパージし、密封した。該フラスコを油浴中において、
それぞれ下記の系列において示した温度のもと、及び時
間にわたって加熱した。
第一の系列において、油浴の温度は160℃であり、4
個の試料を、それぞれ0.25時間、1時間、2時間及
び4時間にわたって加熱した。この加熱された試料を分
解の程度の表示としてのジエステル、2,2.4−トリ
メチル−1,3−ペンチルジイソブチレートの含量につ
いて分析した。これが系列人であり、mz図における曲
線人に該当する。
4個の試料の第二の組を、系列人に対して行ったように
して油浴温度170℃において評価し、次いで試料を取
り出して系列人に対して行ったようにしてジエステルに
ついて分析した。これが系列Bであり、第2図の曲線B
に該当する。
4個の試料のもう一つの組を同様な態様において油浴温
度180℃において評価し、次いで試料を取り出し、系
列人に対して行ったよ54Cしてジエステルについて分
析した。これが系列Cであり、第2図の曲線Cに該当す
る。
4個の試料のもう一つの組を同様な態様において油浴温
度190℃において評価し、次いで試料を取シ出して系
列人に対して行ったようにしてジエステルについて分析
した。これが系列りであり、s2図の曲線DK諌幽する
4個の試料のもう一組を同様な態様において油浴温度2
00℃において評価し、次いで試料を取り出して系列人
に対して行ったようにしてジエステルについて分析した
。これが系列Eであり、第2図の曲線Eに該当する。
4個の試料のもう一組を同様な態様において油浴温度2
20℃において評価し、次いで試料を取り出して系列人
に対して行ったようKしてジエステルについて分析した
。これが系列Fであり、第2図の曲線Fに該当する。
それぞれの系列において2.2.4−トリメチル−1,
3−ペンタンジオールモノイソブチレートの分解によp
生成されたジエステルの量を表■に示す。
彎 雇 °へ 上記データは触媒の存在下、ケラトル26A中の増大さ
れた滞留時間及び温度における2、 2.4−トリメチ
ル−1=ヒドロキシペンチルイノブチレートの分解速度
の予想外かつ予言不能な速やかな上昇と、この段階にお
ける該方法を注意深く調整する必要性とを示す、このこ
とは従来報告されていなかった。すなわち、連続蒸留に
おいて約200℃以下の温度と約0.5時間までの滞留
時間が好ましい。
実施例3 実験A: 実施例1において使用された装置を使用し、
実質的に同一の条件下にイソブチルアルデヒドを反応さ
せて2.2.4− )ジメチル−1,3−ペンタンジオ
ールモノイソブチレートを生成させ危、2.2.4−ト
リメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソプテレー
ト反応生成物混合物が管状反応器24を出た際に、テー
プを巻いた部分25において、それを約121’cに加
熱し、次いで40トレーのオルダーシャウ蒸留塔26に
)L/−20において導入し、次いで実施例1に記載の
ようにして蒸留した。蒸留塔の底部におけるケラトル2
6人に回収され友反応生成物粗製物の蒸留条件及び組成
を表mに示す、ケラトル26Aにおける物質の平均滞留
時間は15分で1)シ、ケラトル温度は約189℃に保
った。
実WIILB 比較の目的のために実験人をく〕返した。しかしながら
、この実験においては蒸留塔に流入する物質を133℃
に予熱し、かつケラトル温度を約208℃に保った。滞
留時間も15分であった。
結果を表■に示す、生成物の定義については表Iに対す
る脚注が参照される。
表   ■ 時間       2−3     2−4温度、℃ 予熱   121   133 ケラトル      189       208塔頂
   6363 @細物の分析、% IBT       89.3      89.4ジ
オール      L、7       2.3ジエス
テル     Q、81.8 I BOHO,90,8 IBAL        42       3.2ケ
ツモ の場合の方が15分間の短い滞留時間においてさえも有
意により大量のジオール及びジエステルが生成したこと
が明らかである。実施例2及び3に示されるように20
0℃以下の温度が好ましい。
実施例4 実施例1、実験Bに記載の装置を使用し、かつ実質的に
同一の条件下にイソブチルアルデヒドを接触的に反応さ
せて2.2.4−トリメチル−1,3−ミンタンジオー
ルモノイソプチレートを製造した。
反応生成物を毎時21の速度で反応器24から流出させ
、蒸留塔26にトレー20昏【おいて直接に流入させた
。未反応の乾燥イソブチルアルデヒドは管路31及び2
1を経由して再循環させ、水は少量のイソブチルアルデ
ヒドと共に管路27を経由して塔頂に除去し、ケラトル
28において分離した。粗製濃縮反応生成物をケラトル
26Aに採集し、管路29を経由して貯槽に送った。ケ
ラトル26Aにおける粗製濃縮物の平均滞留時間り約6
0分から約120分の範囲にわたった。粗製濃縮物26
99tを2回洗浄し、第1回の洗浄稼濃縮物を基準にし
て約10容量%の水を使用して容器30においで行い、
tPIz回の洗浄は約4容量%の水を使用して容器35
において行った。該2回洗浄した粗製濃縮物を200℃
ないし220℃に加熱し、次いで管路38を経由して蒸
留塔39に導入し次、蒸留を塔39の圧力100トル及
びケラトル39Aの温度195℃±3℃において行った
所望の稍@ 2.2.4−トリメチル−1,3−ペンタ
ンジオールモノイソブチレート混合物を供給点の上方の
管路40を経由してサイドメーク(nide−make
)として塔39から取り出した。この点において約1:
1の還流比を保った。軽質物はサイドメークの上方の点
においてへラドメーク(head −make )とし
て除去し、塔頂をほぼ全還流に保って塔頂の生成物損失
を最小化した。低温トラップを使用してヘッドメーク中
に回収されなかった物質を採集した。ケラトル39Aに
採集された残留物及びケラトルメーク(kettle 
−make )を、ケラトル39Aにおける1時間以下
の平均滞留時間を維持するような速度で除去した。精I
4〜C12 2.2.4− )ジメチル−3−ヒドロキ
シペンチルイソブチレート サイドメークは2358F
と秤盆され、純度98.3%を有した。塔39において
の蒸留中における望ましくないジオール及びジエステル
への生成物の分解は、ケラトル39Aにおける短い平均
滞留時間及び低い温度、ならびに塔39への供給物中に
おける低い触媒カチオン含量の結果として、無視可能で
あ、り、0.5重量%以下であった(ジオール5.42
及びジエステル4.8fが生成された)6表■は塔39
に導入された粗製濃縮供−物の組成及び蒸留中止後に回
収された種々の留分の組成を示す、生成物の定義に対し
ては表■の脚注が参照される。
表■ ′ 供給物      9(ulJ   23   12 
  1J精製IBT    983 0B7 0.63
  0D4  0乃4ヘツドメーク   61J 24
ユ   0    7j     12コールドトラツ
プ  4,51.7   0   3&5   49s
ケツトルメーク 60.70  34.3   0  
  03ケツトル残留物 6a0 0J3 334) 
   OO2実施例5 実施例4において製造された粗製濃縮物1790fを実
施例4に記載のものと実質的に同一の手順にし究がって
精製した。しかしながら、この場合、蒸留塔39におけ
る圧力は250トルであり、ケラトル39人の温度は約
215℃±3℃であった。
精製2,2,4−トリメチル−1.3−ペンタンジオー
ルモノイソブチレートは純度98.1 !Xを有し、1
530fと秤量された。実施例4に示した理由から0.
1重量%以下の無視可能な分解(ジオール0.1を及び
ジエステル1.2tが生成)が得られた。
表Vは蒸留終了後に回収された留分の分析値を示す、生
成物の定義については表IO脚注が参照される。
表V 精製IBT    981 12  037 04)5
 0.04へラドメーク    312 22j!  
  0   21.7    翫5コールドトラップ 
 u   0J51  0   231  632ケツ
トルメーク   682  0   314   0 
   0Jケツトル残留物   66A   015 
3:υ   0   01実施例6 比較の目的のために、実施例4において製造された粗製
濃縮物24689を、洗浄媒体として10容量%の水金
使用して粗製物を1回のみの洗浄に供した点を除いて実
施例4に記載の手順によシ精製して、最終蒸留中におけ
る生成物の分解に対する、系に存在する高水準の触媒の
効果を試験した。
粗製物の1回の洗浄によシ、高品質の2.2.4−トリ
メチル−1,3−ペンタンジオールモノイツプチレート
の回収がなおも可能であったけれど、採用された温和な
蒸留条件下においてさえも、供給物中にもとから存在す
る生成物の約6Xはジオール及びジエステルに分解した
(ジオール48.7f及びジエステル? ?、 9 f
が生成)、これは実施例4及び5において有意に、より
多く観察された。この蒸留において蒸留塔39の圧力は
100トルであり、ケラトル39人の温度は約195℃
±3℃であった。精製された2、λ4−トリメチル−1
.3−ペンタンジオールモノイソブチレートは純度97
%を有し、重量は1820tであった8表■は蒸留終了
後に回収された留分の分析値を示す、生成物の定義につ
いては表Iの脚注が参照される。
表■ 、精製IBT     97.0  幼0.71 04
)3 004ヘツドメーク     3Q4 485 
  0   104   18コールドトラツプ   
43  74   0   295  45.9ケツト
ルメーク    611 0.92 29.7   0
    02ケツトル残留物   70.0  1.0
  28.7   0    0ユ
【図面の簡単な説明】
第1図拡本発明を実施するための系の概略的流れ図であ
る。 第2図は異性体混合物2.2.4−)9メチル−1,3
−ベンタンジオールイソブチレートの安定性に対するケ
ラトル滞留時間及びケラトル温度の効果を説明するグラ
フ図である。 特許出願人ユニオン、カーバイトt′:X−ポレーショ
ンFIG、1 手   続   補   正   書 昭和!3年/ゐ月21日 特許庁長官  吉FB  え飢殿

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、強塩基触媒と接触しているC_4〜C_1_2アル
    デヒドの、高められた温度における縮合により式:(
    I )▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは水素原子又は▲数式、化学式、表等があり
    ます▼基であり、ただし任意の一時において、唯1個の
    みのX基が水素原子であることを条件とし、そしてR′
    及びR″は独立的に炭素原子1ないし約10個を有する
    ヒドロカルビル基である)を有する三置換グリコールモ
    ノエステルを製造し、回収する方法において;生成され
    た反応生成物の混合物の最初の蒸留を、前記混合物が実
    質的に冷却する前、又は添加された水性媒体と接触する
    に至る前に行い、それにより存在する未反応アルデヒド
    及びあらゆる水を塔頂に除去し、かつ三置換グリコール
    モノエステルを包含する粗製濃縮反応生成物混合物ボト
    ムスをボトムスの流れとして回収し、次いで前記濃縮さ
    れた粗製ボトムスの流れを更に精製する、回収工程にお
    ける改良を特徴とする前記方法。 2、ボトムスの温度が約150℃ないし約210℃であ
    り、かつボトムスの流れとしての回収前におけるボトム
    スの滞留時間が120分を超えない請求項1記載の方法
    。 3、ボトムスの温度が約160℃ないし約200℃であ
    り、かつボトムスの流れとしての回収前におけるボトム
    スの滞留時間が60分を超えない請求項1記載の方法。 4、ボトムスの温度が約160℃ないし約200℃であ
    り、かつボトムスの流れとしての回収前におけるボトム
    スの滞留時間が30分を超えない請求項1記載の方法。 5、ボトムスの温度が約180℃ないし約190℃であ
    り、かつボトムスの流れとしての回収前におけるボトム
    スの滞留時間が60分を超えない請求項1記載の方法。 6、ボトムスの温度が約180℃ないし約190℃であ
    り、かつボトムスの流れとしての回収前におけるボトム
    スの滞留時間が30分を超えない請求項1記載の方法。 7、アルデヒドがイソブチルアルデヒドであり、触媒が
    水酸化ナトリウム約30重量%ないし約60重量%を含
    有する水酸化ナトリウム水溶液であり、しかも三置換グ
    リコールモノエステルが2,2,4−トリメチル−1,
    3−ペンタンジオールモノイソブチレートである請求項
    1記載の方法。 8、水酸化ナトリウム水溶液が水酸化ナトリウム約35
    重量%ないし約60重量%を含有する請求項7記載の方
    法。 9、アルデヒドがイソブチルアルデヒドであり、触媒が
    水酸化ナトリウム約35重量%ないし約60重量%を含
    有する水酸化ナトリウム水溶液であり、しかも三置換グ
    リコールモノエステルが2,2,4−トリメチル−1,
    3−ペンタンジオールモノイソブチレートである請求項
    2記載の方法。 10、アルデヒドがイソブチルアルデヒドであり、触媒
    が水酸化ナトリウム約35重量%ないし約60重量%を
    含有する水酸化ナトリウム水溶液であり、しかも三置換
    グリコールモノエステルが2,2,4−トリメチル−1
    ,3−ペンタンジオールモノイソブチレートである請求
    項3記載の方法。 11、アルデヒドがイソブチルアルデヒドであり、触媒
    が水酸化ナトリウム約35重量%ないし約60重量%を
    含有する水酸化ナトリウム水溶液であり、しかも三置換
    グリコールモノエステルが2,2,4−トリメチル−1
    ,3−ペンタンジオールモノイソブチレートである請求
    項4記載の方法。 12、アルデヒドがイソブチルアルデヒドであり、触媒
    が水酸化ナトリウム約35重量%ないし約60重量%を
    含有する水酸化ナトリウム水溶液であり、しかも三置換
    グリコールモノエステルが2,2,4−トリメチル−1
    ,3−ペンタンジオールモノイソブチレートである請求
    項5記載の方法。 13、アルデヒドがイソブチルアルデヒドであり、触媒
    が水酸化ナトリウム約35重量%ないし約60重量%を
    含有する水酸化ナトリウム水溶液であり、しかも三置換
    グリコールモノエステルが2,2,4−トリメチル−1
    ,3−ペンタンジオールモノイソブチレートである請求
    項6記載の方法。 14、濃縮粗製ボトムスの流れを、一連の水洗及び分離
    によつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して
    式 I の精製三置換グリコールモノエステルを回収する
    請求項1記載の方法。 15、濃縮粗製ボトムスの流れを、一連の水洗及び分離
    によつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して
    、式 I の精製三置換グリコールモノエステルを回収す
    る請求項2記載の方法。 16、濃縮粗製ボトムスの流れを、一連の水洗及び分離
    によつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して
    、式 I の精製三置換グリコールモノエステルを回収す
    る請求項3記載の方法。 17、濃縮粗製ボトムスの流れを、一連の水洗及び分離
    によつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して
    、式 I の精製三置換グリコールモノエステルを回収す
    る請求項4記載の方法。 18、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して式
    I の精製三置換グリコールモノエステルを回収する請
    求項5記載の方法。 19、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して式
    I の精製三置換グリコールモノエステルを回収する請
    求項6記載の方法。 20、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して、
    精製2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオー
    ルモノイソブチレートを回収する請求項7記載の方法。 21、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して、
    精製2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオー
    ルモノイソブチレートを回収する請求項8記載の方法。 22、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して精
    製2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
    モノイソブチレートを回収する請求項9記載の方法。 23、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して精
    製2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
    モノイソブチレートを回収する請求項10記載の方法。 24、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して精
    製2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
    モノイソブチレートを回収する請求項11記載の方法。 25、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して精
    製2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
    モノイソブチレートを回収する請求項12記載の方法。 26、濃縮粗製ボトムスの流れを一連の水洗及び分離に
    よつて精製し、次いで該水洗された粗製物を蒸留して精
    製2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
    モノイソブチレートを回収する請求項13記載の方法。
JP63294827A 1987-11-25 1988-11-24 アルデヒドからの三置換ヒドロキシアルキルアルカノエートの製造 Expired - Lifetime JPH0627100B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US125,139 1987-11-25
US07/125,139 US4883906A (en) 1987-11-25 1987-11-25 Production of trisubstituted hydroxyalkyl alkanoates from aldehydes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01186842A true JPH01186842A (ja) 1989-07-26
JPH0627100B2 JPH0627100B2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=22418360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63294827A Expired - Lifetime JPH0627100B2 (ja) 1987-11-25 1988-11-24 アルデヒドからの三置換ヒドロキシアルキルアルカノエートの製造

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4883906A (ja)
EP (1) EP0317977B1 (ja)
JP (1) JPH0627100B2 (ja)
AT (1) ATE86963T1 (ja)
BR (1) BR8806194A (ja)
CA (1) CA1329394C (ja)
DE (1) DE3879399T2 (ja)
ZA (1) ZA888775B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151703A (ja) * 1999-11-24 2001-06-05 Oxeno Olefinchemie Gmbh α,β−不飽和ケト化合物の製法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5166413A (en) * 1988-11-02 1992-11-24 Neste Oxo Aktiebolag Process for preparation of branched 1,3-glycols and their monoesters
US5180847A (en) * 1991-02-15 1993-01-19 Basf Corporation Processes for preparing 2,2,4-trimethyl-1,3-pentanediol derivatives
JP4048578B2 (ja) * 1997-08-07 2008-02-20 チッソ株式会社 塩基触媒及びカルボニル化合物誘導体の製造方法
KR100497168B1 (ko) * 2002-02-28 2005-06-23 주식회사 엘지화학 지방족 알데히드의 회수방법 및 이를 이용한2,2,4-트리메틸-1,3-펜탄디올 모노이소부티레이트의제조방법
US10421836B2 (en) * 2014-07-03 2019-09-24 Covestro Deutschland Ag Process for purifying polycarbonate polyols and purifying apparatus therefor
CN109569488B (zh) * 2018-11-08 2020-12-08 濮阳宏业高新科技发展有限公司 一种连续精馏生产醇酯十二系统及其生产醇酯十二的方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3081344A (en) * 1961-04-24 1963-03-12 Eastman Kodak Co Preparation of esters by aldehyde condensation
US3718689A (en) * 1972-02-10 1973-02-27 Union Carbide Corp Preparation of trisubstituted-hydroxyalkyl alkanoates
DE3447029A1 (de) * 1984-12-22 1986-06-26 Ruhrchemie Ag, 4200 Oberhausen Verfahren zur herstellung von 2,2,4-trimethyl-1,3-pentandiolmonoisobutyrat

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151703A (ja) * 1999-11-24 2001-06-05 Oxeno Olefinchemie Gmbh α,β−不飽和ケト化合物の製法
JP4518358B2 (ja) * 1999-11-24 2010-08-04 エボニック オクセノ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング α,β−不飽和ケト化合物の製法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0317977B1 (en) 1993-03-17
BR8806194A (pt) 1989-08-15
CA1329394C (en) 1994-05-10
DE3879399D1 (de) 1993-04-22
ZA888775B (en) 1989-08-30
ATE86963T1 (de) 1993-04-15
DE3879399T2 (de) 1993-06-24
US4883906A (en) 1989-11-28
JPH0627100B2 (ja) 1994-04-13
EP0317977A2 (en) 1989-05-31
EP0317977A3 (en) 1991-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4311851A (en) Preparation of carboxylic acid esters with BF3 -alcohol complex catalyst
KR20060129427A (ko) 메탄올 카보닐화 공정 스트림으로부터 퍼망가네이트 환원화합물의 제거 방법
CZ288198B6 (en) Purification process of acrylic acid obtained by catalytic oxidation of propylene
US4518462A (en) Distillation process for purifying methyl methacrylate
JP6618524B2 (ja) アルキル(メタ)アクリレートを製造するための改良された方法
EP0023119B1 (en) Process for preparation of high purity isobutylene
US4717454A (en) Process for removing acetone from reaction mixtures of carbonylation reactions
US4147721A (en) Process for recovering methacrylic acid
JPH01186842A (ja) アルデヒドからの三置換ヒドロキシアルキルアルカノエートの製造
JP3532763B2 (ja) メタクリル酸メチルの精製法
JPH0244296B2 (ja)
US3235588A (en) Purification of benzoic acid
EP0314717B1 (en) Process for preparing alkyl tetrabromophthalates
EP0455906B1 (en) Recovery of acrylic acid and/or ethyl acrylate from black acid
US4551560A (en) Thermally-induced hydrolysis of acetal
US4003952A (en) Direct hydration of olefins to alcohols
US4760165A (en) Recovering useful components at least containing dimethyl terephthalate from high-boiling byproducts occurring in the production of dimethyl terephthalate
EP1240128A1 (en) Process for enhanced acetone removal from carbonylation processes
EP0097891B1 (en) A method for refining crude aldehyde products
JP3085467B2 (ja) アセトン除去方法
US20240368067A1 (en) Improved method for producing high-purity butyl acrylate
JP2024531463A (ja) 高純度アクリル酸ブチルを生成するための改善された方法
JPH03240753A (ja) メタクリル酸エステルの製造方法
JPS6347698B2 (ja)
JPH04282346A (ja) 1,1,1−トリフルオロ−3−ニトロ−2−プロペンの製造方法