JPH01186064A - シェーディング補正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） ビデオカメラ′ＡＷに装備されるシェーディング補正回
路に関するものである。

（従来の技術） −ｆｆｌに、ビデオカメラの撮像レンズ系から得られる
映像信号には、再生画面の周辺部で出力が低くなるシェ
ーディングを伴い、特にレンズ系を小形化する場３、シ
ェーディングの問題が深刻となる。第５１２１はシェー
ディングによる周辺光量劣化の特性を表しており、像面
中心から有効像面の４端へ向かうにつれて、出力が徐々
に低下している。

又、撮像レンズ系の絞りが小さくなるにつれて、周辺光
量劣化の度合が大きくなることが知られている。

この様な周辺光１劣化を補正する為に、種々のシェーデ
ィング補正回路が提案されている０例えば特開昭５９−
１８１８７６号公９４！　［ｌ０４Ｎ５／１４］に開示
されているシェーディング補正回路は、パラボラ波を含
む複数の補正波形の発生部を具え、予め設定されたプロ
グラムにより、撮像デバイスから得られる映像信号の特
性に応じた補正波形を前記発生部から読み出し、該補正
波形に基づいて映像信号を補正するものである。

（解決しようとする課題） ところが、上記シェーディング補正回路によって精度の
高いシェーディング補正を行なうには、多数の補正波形
を用意する必要があり、これによって回路が複雑となる
問題があった。

又、従来のシェーディング補正回路に於いては、撮像レ
ンズ系の絞りが周辺光量劣化に及ぼす影響が軽視されて
おり、シェーディング補正に絞り変化が考慮されていな
かったから、補正精度が低い問題があった。

本発明の目的は、構成が簡易であって、然も高精度の補
正が行なわれるシェーディング補正回路を提供すること
である。

（課題を解決する為の手段） 本発明は、第５図に示す様に撮像レンズ系の絞りに応じ
て周辺光量劣化の度合が変化することを重視した上、絞
りを自動調節する為の制御信号に基づいてシェーディン
グ補正を施すことにより、上記問題点を解決するもので
ある。

本発明に係るシェーディング補正回路は、撮像レンズ系
から得られる映像信号Ｖ、に周辺光量劣化の補正を施し
て出力すべき第１ゲインコントロール回路（６）と、前
記映像信号に同期する補正波形の発生手段と、該補正波
形を増幅して前記第１ゲインコン）・ロール回路く６）
の制御部へ洪給する第２ゲインコン■・ロール回路（７
）とから構成される。

絞り制御ｎ回路（３）からの絞り制御信号Ｃ１は第２ゲ
インコントロール回路（７）の制御部へ接続して、撮像
レンズ系の絞りが開放状懇に近づくにつれて補正波形の
増幅度を上げ、これによって作成されるシェーディング
補正信号Ｃ２が第１ゲインコントロール回路（６）の制
御部へ洪給される。

（作　用） 絞り制（卸信号Ｃ１は、例えば撞偶レンズ系（１）の絞
りを開くにつれてレベルが上がる直流信号であって、該
絞り制御信号により、第２ゲインコントロール回路（７
）のゲインが調整される。

この結果、補正波形発生手段からの補正波形が絞りに応
じたゲインで増幅され、絞りに応じた振幅のシェーディ
ング補正信号Ｃ２が作成される。

上記シェーディング補正信号Ｃ２は第１ゲインコントロ
ール回路（６）へ供給されて、該回路のゲインを調節す
る。この結果、第１ゲインコントロール回路（６）は、
撮像レンズ系（１）の絞りが開放に近づくにつれて、映
像信号の画像周辺部に於けるゲインが上げられる。

撮像レンズ系（１）からの映像信号は、上記の如く絞り
に応じたゲイン特性を発揮する前記第１ゲインコントロ
ール回路（６）を経て、周辺光量劣化のないフラットな
光量分布の映像信号に変換され、画像再生部へ出力され
る。

（発明の効果） 本発明に係るシェーディング補正回路によれば、撮像レ
ンズ系の絞りに応じて連続的に変化するシェーディング
補正信号に基づいて周辺光量劣化が補正されるから、補
正精度が隆めて高く、然も多数の補正波形を予め記憶し
ておく必要はないから、回路構成が従来よりも簡易とな
る。

（実施例） 第１図は本発明に係るシェーディング補正回路の一実施
例を示している。

ｔｎ　（’Ａレンズ系（１）が出力する光映像信号■。

は光′、Ｓ変換回路（２）にて電気映像信号■１に変換
された後、決述のシェーディング補正回路（８）を経て
、画像再生部へ出力される。

又、前記映（象信号■１は周知の絞り制御回路（３）Ｉ
＼供給されて、撮像レンズ系（１）の絞りを自動調節す
る絞り制（１１８号Ｃ０が作成され、該制御信号は撮像
レンズ系〈１）の絞り調整機構（（２１示省略）へ接続
されている。

シェーディング補正回路（８）は、光電変換回路（２）
から得られる映１象信号■１に周辺光量劣化の補正を施
すべき第１ゲインコントロール回２Ｂ＜６）と、前記映
像１３号に含まれる水平同期信号から１ヤ成した７に″
Ｆ駆動信−ｑ１ｔｐが接続された第１パラボラ信号発生
回路（４）と、前記映像信号に含まれる垂直同期信号か
ら作成した垂直駆動信号ＶＤが接続された第２パラボラ
信号発生回路（５）と、両パラボラ信号発生回路（４）
（５）が発生する両パラボラ信号Ｐ１、Ｐ２を加算する
加算器（９）と、該加算器（９）の出力端が接続された
第２ゲインコントロール回路（７）とから構成されてい
る。

絞り制御回路（３）からの絞り制御信号ＣＩは第２ゲイ
ンコントロール回路（７）の制御部へ、第２ゲインコン
トロール回路（７）からのシェーディング補正信号Ｃ２
は第１ゲインコントロール回路（６）の制御部へ夫々接
続される。

以下、上記シェーディング補正回路（８）の動作を第２
図（ａ）（ｂ）乃至第４図（ａ）　（ｂ）に沿って説明
する。

第１パラボラ信号発生回路（４）は、第２図（ａ）に示
す水平駆動信号ＨＤに基づいて、同図（ｂ）に示す様に
水平駆動信号ＨＤに同期した第１パラボラ信号Ｐ、を作
成する。又、第２パラボラ信号発生回路＜５）は、第３
図（ａ）に示す垂直同期信号ＶＤに基−）いて、同図（
ｌＪ）に示す様に垂直同期信号ＶＤに同期した第２パラ
ボラ信号を作成する。

両パラボラ信号Ｐ１、Ｐ２は互いに加算されて第２ゲイ
ンコントロール回路（７）へ送られる。

絞り制＋ｆｆ１１回路（３）がｆ構成する絞り制御信号
ＣＩは、撮像レンズ系（１）の絞りを開くにつれてレベ
ルが上がる直流信号であって、該絞り制御信号のレベル
に比例して、第２ゲインコントロール回路（７）のゲイ
ンを調整する。

この活眼、例えば絞りが大きくなると、第２ゲインコン
トロール回路（７）へ供給されたパラボラ１３号Ｐ８、
Ｐ２が第２図（ｂ）及び第３１２１（ｂ）に鎖線で示す
様に、絞りの小さいときよりも減衰されることになり、
第２ゲインコントロール回路（７）からは、絞りに応じ
た振幅のシェーディング補正信号Ｃ２が出力される。

第１ゲインコントロール回路（６）は、上記シェーディ
ング補正信号Ｃ２による制御の下、第４図（ａ）（ｂ）
に示す様に絞りに応じた゛ゲイン特性を発揮する。即ち
、絞りが大きい場合は、第４図（、）に示す如く映１象
信号Ｖ１の周辺光量劣化は少ないから、該映像信号に対
する補正幅は比較的小さい。

これに対し、絞りが小さい場合は、第４図（ｂ）に示す
如く映像信号Ｖ１の周辺光量劣化は大きいから、該映像
信号に対する補正幅が増大される。

この結果、図中に鎖線で示す如きフラットな光量分布の
映像信号■２が作成されるのである。

尚、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求
の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である
ことは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシェーディング補正回路のブロッ
ク図、第２図及び第３図はパラボラ信号の波形図、第４
図は周辺光量劣化が補正される様子を表わす映像信号の
波形図、第５図は周辺光量劣化特性を示すグラフである
。 （１）・・・撮像レンズ系 （３）・・・絞り制御回路 （４）（５）・・・パラボラ信号発生回路（６）（７＞
・・・ゲインコントロール回路第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］撮像レンズ系の絞りを自動調節すべき絞り制御１
   回路を装備したビデオカメラ装置のシェーディング補正
   回路に於いて、撮像レンズ系から得られる映像信号Ｖ＿
   １に周辺光量劣化の補正を施して出力すべき第１ゲイン
   コントロール回路（６）と、前記映像信号に同期する補
   正波形の発生手段と、該補正波形を増幅して前記第１ゲ
   インコントロール回路（６）の制御部へ供給する第２ゲ
   インコントロール回路（７）とから構成され、前記絞り
   制御回路が出力する絞り制御信号Ｃ＿１は第２ゲインコ
   ントロール回路（７）の制御部へ接続して、撮像レンズ
   系の絞りが開放状態に近づくにつれて補正波形の増幅度
   を上げ、これによって作成されるシェーディング補正信
   号Ｃ＿２に基づいて第１ゲインコントロール回路（６）
   を制御することを特徴とするシェーディング補正回路。