JPH011849A - 壁板 - Google Patents

壁板

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JPH011849A
JPH011849A JP62-157247A JP15724787A JPH011849A JP H011849 A JPH011849 A JP H011849A JP 15724787 A JP15724787 A JP 15724787A JP H011849 A JPH011849 A JP H011849A
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JP
Japan
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parts
weight
vinyl chloride
magnetic
magnetic sheet
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JP62-157247A
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JPS641849A (en
JPH0676729B2 (ja
Inventor
清 前橋
堤 好信
Original Assignee
ニチレイマグネット株式会社
マロン株式会社
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Publication date
Application filed by ニチレイマグネット株式会社, マロン株式会社 filed Critical ニチレイマグネット株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明による壁板は磁力によって表示物を貼着したり、
押しビンによって表示する掲示板、あるいは装飾壁等に
利用することができる。
従来の技術 従来の掲示板等に用いられる壁板としてはスチール板に
合成樹脂製塗料を塗布加工したもの、スチール板に合成
樹脂製シートを貼り合わせたものがあり、また、スチー
ル板を用いないものとしては熱可塑性合成樹脂に磁性粉
を混合し成型加工した磁石シートを用いたものがある。
発明が解決しようとする問題点 上記のような従来品の場合、スチール板を用いたものは
切断作業に専用の切断用具を必要とし、切断作業に高度
の技術が必要であり、また、壁板切断面にスチール板が
露出し錆が発生し易く、かつ作業者が切断部で傷を受は
易く危険であった。
しかも掲示板等に使用する場合、磁石による表示はでき
ても、スチール板の硬度との関係上、押しビンを用いる
ことは困難であった。
また、熱可塑性合成樹脂に磁性粉を混合して成る磁石シ
ートを用いた場合は曲部加工時に割れ易く、壁板の用途
に応じた耐久性、難燃性等を保有する壁板を形成するこ
とが困難であった。
本発明は上記のような従来品の欠点を解消し。
曲げ加工等用途に応じて加工し易く、表示板としても十
分な磁力を備え、外観上も美麗な製品を得ようとするも
のである。
問題点を解決するための手段 本発明による壁板は、塩化ビニル系樹脂及び可塑剤を母
体とし、前記塩化ビニル系樹脂100重重部に対して5
〜50重1部の合成ゴムと5〜20重量部の酢酸ビニル
・エチレン共重合樹脂とを配合すると共に全組成物の5
0〜90%の磁性粉を混入成型して成る磁性シート層を
、支持体の一面側に一体的に固定し、該磁性シート層の
表面に表面層を固定して形成したもので、熱安定性、耐
寒性、電気的性質等、用途に応じた種々の壁板を形成す
ることができるものである。
作  用 本発明では塩化ビニル系樹脂、安定剤及び可塑剤に合成
ゴム及び酢酸ビニル・エチレン共重合樹脂の適当量を配
合し、磁性粉を混入して成る磁性シート層を設けたこと
により、割れを生ずるおそれがなく、曲げ加工等、加工
性の良い製品を得ることができ、可塑剤その他の配合物
の調整により、硬度、耐久性、難燃性等を調整すること
ができ、用途に応じた種々の壁板を提供することができ
る。
実施例 本発明による壁板の実施例を第1図に従って説明する。
1は不織布の支持体、2は磁性シート層で、あらかじめ
支持体1表面に塗布した接着剤3を介して支持体の一面
側に一体的に固定されている。磁性シート2は塩化ビニ
ル樹脂(PVC)を100重量部、フタル酸エステル系
可塑剤80重量部、バリウム−亜鉛系安定剤3重量部、
エポキシ系可塑剤5重量部を母体とし、ブタジェンアク
リロニトリルゴム(NBR)、酢酸ビニル−エチレン共
重合樹脂(EVA)及び磁性粉として鉄粉を配合したも
のをシート成型加工機で成型することにより形成されて
いる。磁性シート居2の厚さは磁性粉の混入量により異
なる。4は表面層で、磁性シート層2の表面に接着され
、磁力を透過する程度の厚さに形成されている。
この実施例において用いた磁性シート層の組成毎に、そ
の作用が若干具なる0合成ゴム及びEVAを配合した本
発明品の場合と含まない場合の組成と作用との関係を示
すと次の表の通りである。
尚、表中、磁性粉は組成中での含有率を示し、合成ゴム
(本実施例ではNBR)及びEVAはPVC100重1
部に対重石部1部数を示している。
表中の作業性は160℃で、2本ロールによる混線から
10分経過した状態である。
記号A・・・ロール面に均一なシート状になるものB・
・・ロール面にシート状になるが、その表面に光沢むら
及び外観上かすれの生じるもの C・・・ロール面にシート状になるが、光沢むら及び外
観凹凸を生じるもの D・−ロール面にシート状にならず下部に落下するもの 折曲性は2本ロールにより得た1mmのシート状物を温
度20℃において直角に折曲した時の状態である。
記号A・・・全くひび割れが認められないB・・・一部
にひびが入る C・−全品にひびが入る D・・・全品割れが認められる 着磁性は市販の表示用磁石(厚さ1mm  面積3cm
X3cm)により、厚さ0.2mn+  サイズA4の
祇を垂直に固定した状態である。
記号A・・・安定して固定できる。
B・・・シート面を手でたたいて衝撃を与えると落下し
ないがズレを生じる 前記表に示した通り1合成ゴム(NBR)とEVAとを
共に配合しなかった資料1〜3は作業性、折曲性が悪く
、合成ゴムのみを配合した資料4〜6は作業性に難点を
有し、EVAのみを配合した資料7〜9は折曲げ性が悪
いものである。これに対し、合成ゴムとEVAとを配合
した本発明の場合は配合数値の最も低い資料10の場合
折曲げ性がCとなっているが他の点では良好な結果を示
しており、配合数値の高い資料11〜13は全ての点で
良好な作用結果を示している。
上記実施例では支持体として不織布を用いたが、これに
限られず、織布、合成樹脂でも良く補強性及び柔軟性の
優れた材質が望ましい。また、磁性粉は安価で加工性が
良いため、鉄、酸化鉄がよく用いられるが、コバルト、
ニッケル等地の磁性体あるいはその合金であっても良い
磁性シート層の母体としては塩化ビニル樹脂に限られず
、塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合体、塩化ビニルとエ
チレンの共重合体でも良く、重合度は800〜1700
のものを用いる。可塑剤は通常50〜100重■部使用
され、その量は所望の硬さに応じて調整する。
この可塑剤としては前記実施例のようにフタル酸エステ
ル系可塑剤を用いれば良いが、耐寒性、非移行性、難燃
性、熱安定性、電気的性質、柔軟さ等、所望の性質に応
じてポリエステル系、燐酸エステル系、エポキシ系等を
使い分けることができる。また、安定剤は成型加工機の
加工に適応し得るものであれば良い。
上記実施例では塩化ビニル樹脂と多量の磁性粉との粘結
性を付与するため、塩化ビニル樹脂との相溶性、成型加
工性の良い合成ゴムとしてブタジェンアクリロニトリル
ゴムを用いているが、ブタジェンスチレンゴム、ブタジ
ェンゴム、クロロブレンゴム、イソプレンゴム等、他の
合成ゴムでも良い。
磁気シート層において、塩化ビニル系樹脂と多量の磁性
粉及び合成ゴムを混入すると成型加工時のゲル化性が著
しく低下するため酢酸ビニル・エチレン共重合樹脂を配
合するが、酢酸ビニル成分が50〜70%含有されたも
のを配合する場合、少量でゲル化効果を得ることができ
る。
発明の効果 本発明による壁板は合成ゴム、酢酸ビニル・エチレン共
重合樹脂を配合した磁性シートを用いたことにより、曲
面部や折曲部などの曲げ部の加工性が良好であると共に
壁板は柔軟性を有し切断が容易であり、切断部も鋭利で
ないため、作業者は安全に作業することができる。さら
に、上記実施例に示した通り、耐寒性、非移行性、難燃
性、熱安定性、電気的性質等、所望の性質を備えた製品
を得ることができ、柔軟性に富み掲示板等としては磁力
に限らず押しビンによる掲示物の表示ができる等、用途
に応じた最も適当な壁板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による壁板の一実施例を示した断面図であ
る。 1・・・支持体  2・・・磁性シート層3・・・接着
剤層  4・・・表面層 出願人  ニチレイマグネット株式会社(外1社) 代理人  ブ↑理七 人 島 −公

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  塩化ビニル系樹脂及び可塑剤を母体とし、前記塩化ビ
    ニル系樹脂100重量部に対して5〜50重量部の合成
    ゴムと5〜20重量部の酢酸ビニル・エチレン共重合樹
    脂とを配合すると共に全組成物の50〜90%の磁性粉
    を混入成型して成る磁性シート層を、支持体の一面側に
    一体的に固定し、該磁性シート層の表面に表面層を固定
    したことを特徴とする壁板。
JP62157247A 1987-06-23 1987-06-23 壁 板 Expired - Lifetime JPH0676729B2 (ja)

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JPS641849A JPS641849A (en) 1989-01-06
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JPH0676729B2 JPH0676729B2 (ja) 1994-09-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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