JPH01184818A - Mocvd装置 - Google Patents

Mocvd装置

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JPH01184818A
JPH01184818A JP657688A JP657688A JPH01184818A JP H01184818 A JPH01184818 A JP H01184818A JP 657688 A JP657688 A JP 657688A JP 657688 A JP657688 A JP 657688A JP H01184818 A JPH01184818 A JP H01184818A
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JP
Japan
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flow rate
gas
mixed gas
gases
mixed
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Application number
JP657688A
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English (en)
Inventor
Takuya Fujii
卓也 藤井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 MOCVD装置の成長用原料ガスの流量制御方法の改良
に関し、 簡単且つ安価に実施できる導入ガスの流量調節配管系統
を有する、安定した結晶を成長させることが可能なMO
CVD装置の提供を目的とし、個別に設けたマスフロー
コントローラによす流量を規定した複数の成長用原料ガ
スを、合流点にて唯一の配管内で混合して混合ガスにし
、該混合ガスヲ分岐点にて個別に各々のマスフローコン
トローラにてitを規定して分割し、該分割ガスを個別
に反応室に4人し、該反応室内の載物台に載置した被処
理基板上に吹き付けて半導体の結晶を成長させるMOC
VD装置において、前記混合ガスの総流量と前記分割ガ
スの総流量との差の流量の混合ガスを、流量制御するこ
となく放出するガス配管系統を具備するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、MOCVD装置に係り、特に成長用原料ガス
の流量制御方法の改良に関するものである。
半導体基板の表面に均一な膜厚の半導体の結晶を成長さ
せるためのMOCVD装置が開発されている。
複数の成長ガスを用いて均一な膜厚の半導体の結晶を成
長させるためには、これらの複数の成長ガスを混合し、
この混合ガスを複数の配管に分割し、反応室内に載置し
た被処理基板の表面に正確に流量を制御して吹き付ける
ことが必要になる。
この複数の成長ガスの混合と分割を行う際に、混合ガス
の総流量と分割ガスの各マスフローコントローラの合計
流量とを一致させることが必要で、もしこれが一致しな
い場合にはマスフローコントローラを正しく機能させる
ことができなくなる。
以上のような状況から複数の成長ガスを正確に流量制御
することが可能で、基板上に均一な膜厚の半導体の結晶
を成長させることが可能なMOCVD装置が要望されて
いる。
〔従来の技術〕
従来のMOCVD装置を第3図により4本の配管で導入
する場合について説明する。
第3図(a)は分割ガスの流量制御を、手動によるニー
ドルバルブの調節を流量計の表示を見ながら行うものを
示しており、複数の成長ガスのバルブ41a〜41cを
開放し、それぞれの成長ガス流量をマスフローコントロ
ーラ42a〜42cにて設定して流量を自動制御する。
規定の流量に制御された複数の成長ガスは合流点43で
合流し、唯一の配管内で混合される。
この混合ガスは分岐点44で分割されるので、流量計4
5a〜45dの表示が設定流量になるよう、ニードルバ
ルブ50a〜50dを操作して流量制御する。
このようにして設定流量に流量制御された各導入ガスを
反応室46内の回転載物台47に載置した被処理基板4
8に吹き付けて被処理基板48の表面に半導体の結晶を
成長させる。
排気口49からは真空排気を行い、室内圧を76Tor
rに保持している。
このようにして半導体の結晶を成長させると、例えばイ
ンジウム燐(InP)の2インチの基板上に±3%以内
の均一度の高い、InGaAsの1μmの膜を成長する
ことができた。
しかし、この方法ではニードルバルブ50a〜50dの
開度の調整が互いに干渉しあうので、調整が困難であり
、再現性が良くないので、混合ガスの総流量を変化させ
た場合に、再び同じ流量比を実現することが困難である
そこで操作性を高め、再現性を向上させるため、第3図
(blに示すように、流量計45a〜45dとニードル
バルブ50a〜50dをマスフローコントローラ55a
〜55dに置き換えた。
しかしながら、この場合にはマスフローコントローラ5
2a〜52cの設定流量と、マスフローコントローラ5
5a〜55dの設定流量とを完全に等しく設定しなけれ
ば、マスフローコントローラが正確に作動しない。
従ってマスフローコントローラ52a〜52cの合計流
量が極微量でも変動すると、マスフロ−コントローラ5
5a〜55dが感応して変動し、その結果ハンチング現
象が発生する。
このために反応室56の室内圧の変動や導入ガス   
 ・の流量変動を起こし、安定した結晶成長の障害とな
っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上説明の従来のMOCVD装置で問題となるのは、マ
スフローコントローラ52a〜52cの合計流量が極微
量でも変動すると、マスフローコントローラ55a〜5
5dが感応して変動し、その結果ハンチング現象が発生
し、このために反応室56の室内圧が変動したり、導入
ガスの流量が変動して安定した結晶を成長させることが
困難になることである。
本発明は以上のような状況から、節単且つ安価に実施で
きる導入ガスの流量調節配管系統を有する、安定した結
晶を成長させることが可能なMOCVD装置の提供を目
的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、第1図に示すような個別に設けたマスフ
ローコントローラ2a〜2Cにより流量を規定した複数
の成長用原料ガスを、合流点3にて唯一の配管内で混合
して混合ガスにし、この混合ガスを分岐点4にて個別に
各々のマスフローコントローラ5a〜5dにて、マスフ
ローコントローラ5a〜5dの合計流量をマスフローコ
ントローラ28〜2Cの合計流量より少ない流量に規定
して分割し、この分割ガスを個別に反応室6に導入し、
この反応室6内の載物台7に載置した被処理基FiB上
に吹き付けて半導体の結晶を成長させるMOCVD装置
において、混合ガスの総流量と分割ガスの総流量との差
の流量の混合ガスを、流量制御することなく放出するガ
ス配管系統10〜11を具備する本発明によるMOCV
D装置によって解決される。
〔作用〕
即ち本発明においては、流量を個別に規定した複数の成
長用原料ガスを、合流点にて唯一の配管内で混合して混
合ガスにし、この混合ガスを分岐点ニて各々のマスフロ
ーコントローラにて個別に流量を規定して分割し、反応
室内の載物台に載置した被処理基板上にこの分v1ガス
を個別に4人して吹き付け、この被処理基板上に半導体
の結晶を成長させるMOCVD装置において、混合する
複数の成長用原料ガスの総流量とマスフローコントロー
ラにて規定した分離ガスの総流量との差に相当する余剰
の混合ガスを、流量制御することなく放出することが可
能となるので、ハンチング現象を防止し、反応室の室内
圧の変動を防ぎ、導入ガスの流量の変動を防止し、安定
した結晶を成長させることが可能となる。
〔実施例〕
以下第2図により本発明の一実施例を二基の反応室を有
するMOCVD装置について説明する。
第2図に示すようにこのMOCVD装置においては、複
数の成長用原料ガスのバルブ21a〜21cを開放し、
各成長用原料ガスの所要流量の合計にマスフローコント
ローラ22a〜22cを設定して流量を自動制御する。
この流量を規定した各成長用原料ガスを合流点23にて
唯一の配管に合流させ、この配管内で混合する。
この配管の他端の分岐点24でこの混合ガスを分岐し、
反応室26.26’に接続されているマスフローコント
ローラ25a〜25d及び反応室26゛ に接続されて
いるマスフローコントローラ25a゛〜25d゛に流入
させる。
同一条件の結晶の成長を行う場合には、マスフローコン
トローラ25aと25a ’ 、 25bと25b’ 
、 25cと25c゛、25dと25d゛の設定流量は
等しくしておき、マスローコントローラの設定流量の合
計は混合ガスの総流量よりも少なくしておく。
このように流量を規定した分離ガスを図示のように反応
室26.26’の中の回転載物台27.27’に載置し
た被処理基板28.28”に吹きつけて半導体の結晶を
成長させる。
分岐点24に分岐配管を設けて流量計30及びにニード
ルバルブ31を接続し、更に排気口29に接続しである
このようにしておくと、混合ガスと分離ガスの総流量に
差が生じていても、その差に相当する混合ガスが流量計
30及びにニードルバルブ31を通って放出され、マス
フローコントローラが正常に作動し、正確な分離ガスの
供給を行うことが可能となる。
なお、それぞれの反応室の排気口にはコンダクタンスバ
ルブ32.32”を設けて、反応室26及び26”の室
内圧を同一に保持している。
このよ・)に一系列の成長用原料ガスの供給系統と、一
系列の成長用原料ガスの排気系統に接続する複数の反応
室を並列に設け、マスフローコントローラの流量設定を
同一にして半導体の結晶の成長を行うと、成長用原料ガ
スの混合ガスの総流量とマスフローコントローラの設定
流量の合計に差が生じても、マスフローコントローラを
正常に作動させ、正確な流量の混合ガスを被処理基板2
8゜28”に吹き付けることができ、均一度の高い半導
体の結晶の成長を行うことが可能となる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば極めて
簡単な構造の余剰混合ガスの放出ガス配管系統を設け、
マスフローコントローラを正常に作動させることが可能
となり、均一度の高い半芯体の結晶の成長を行うことが
可能となる等の利点があり、著しい経済的及び、信頼性
向上の効果が期待でき工業的には極めて有用なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図 第2図は本発明による一実施例を示す配管系統図、 第3図は従来のMOCVD装置の配管系統図、である。 図において、 la、 lb、 lcはバルブ、 2a、2b、2cはマスフローコントローラ、3は合流
点、 4は分岐点、 5a、 5b、 5c、 5dはマスフローコントロー
ラ、6は反応室、 7は回転載物台、 8は被処理基板、 9は排気口、 10は流量計、 11はニードルバルブ、 本発明の原理図 第1図 本発明による一実施例を示す配管系統図第 2 図 (a)  手動ニードルバルブを用いる場合従来のMO
CVD装置の配管系統図 (bl  マスフローコントローラを用いる場合従来の
MOCVD装置の配管系読図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  個別に設けたマスフローコントローラ(2)により流
    量を規定した複数の成長用原料ガスを、合流点(3)に
    て唯一の配管内で混合して混合ガスにし、該混合ガスを
    分岐点(4)にて個別に各々のマスフローコントローラ
    (5)にて流量を規定して分割し、該分割ガスを個別に
    反応室(6)に導入し、該反応室(6)内の載物台(7
    )に載置した被処理基板(8)上に吹き付けて半導体の
    結晶を成長させるMOCVD装置において、前記混合ガ
    スの総流量と前記分割ガスの総流量との差の流量の混合
    ガスを、流量制御することなく放出するガス配管系統(
    10、11)を具備することを特徴とするMOCVD装
    置。
JP657688A 1988-01-13 1988-01-13 Mocvd装置 Pending JPH01184818A (ja)

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