JPH01184228A - 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法 - Google Patents

高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法

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JPH01184228A
JPH01184228A JP742188A JP742188A JPH01184228A JP H01184228 A JPH01184228 A JP H01184228A JP 742188 A JP742188 A JP 742188A JP 742188 A JP742188 A JP 742188A JP H01184228 A JPH01184228 A JP H01184228A
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    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼帯
の製造方法に関するものである。 0.5重量%以上の
Cを含有する高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼
はJIS規格に規定された5US420J2鋼に比べて
耐食性が良好で焼入れ硬度も高いことから、高級な包丁
、カミソリ、ナイフ、カッターなどの家庭用、工業用あ
るいは医療用刃物として使用されている。
従来の技術 従来、高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製
造にあっては、熱間加工性が著しく劣ることから温度確
保に有利なシートバー熱延で行われている。この熱延温
度は高すぎると熱延途中で鋼片表面に割れが生じ圧延不
能となり、また、低すぎると熱延中900°C以下で板
の両サイドに耳割れが生じ歩留り低下を招くことになる
。このようなことから高炭素含有マルテンサイト系ステ
ンレス鋼の適正な熱延加熱温度として、「ステンレス鋼
便覧」(日刊工業新聞社刊、昭和48年8月30日初版
発行、PGI1)に記載がある。第1図にその適正加熱
温度をC含有量刑に整理し示したが、JIS規格の5U
S440A鋼では1035〜1205℃、 5O344
0B鋼では1035〜1175℃、 5O3440C鋼
では1o35〜1150℃である。
一方、高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼は刃物
用として使用されるので、焼入れ硬度の向上および刃こ
ぼれの防止から、できるだけ炭化物サイズを均一かつ微
細にすることが望まれている。従ってこのために造塊法
で鋳造された鋼塊だけでなく連続鋳造法で鋳造した鋼片
に対してもソーキング処理を施し、さらに鍛造あるいは
分塊圧延を行なった上で急冷が可能なシートバー熱延を
行なっていた。
これらの方法でも炭化物サイズが40pLmを越えるも
のも見られるなど、必ずしも満足の行くレベルでなかっ
た。しかもソーキング処理は1200℃以上で長時間加
熱されるために表面の酸化や脱炭が避けられず、製品歩
留まりは低く、しかも表面精整に一層のコストが加わる
欠点があった。これに対して、特開昭58−18932
2号には鋳造後鋼片にエレクトロスラグ再溶解を施す溶
製凝固方法が開示されている。
発明が解決しようとする課題 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造は、
このようにしてシートバー熱延で行われているが、しか
し生産性が極めて悪い。その生産性の向上対策としては
ホットストリップミルによる連続熱延が考えられるが、
しかし、前記の「ステンレス鋼便覧」で示された適正熱
延加熱温度の上限温度で圧延しても製造ラインの長さが
長い関係から、板の両サイド再割れ防止の限界である熱
延終了温度900℃以上を側底確保できない問題がある
一方、炭化物の巨大生成を防止する方法として前記の特
開昭58−189322号公報で開示されているが、こ
れは、エレクトロスラグ再溶解プロセスは炭化物サイズ
に対しては相応の効果が認められるものの、特殊な溶解
設備を必要とするとともに工程が付加されるために、コ
ストが高く多量生産に適さない問題があった。
課題を解決するための手段 本発明は、この様な問題に鑑がみなされたものであり、
その目的とするところは高炭素含有マルテンサイト系ス
テンレス鋼を表面割れを起させずにホットストリップミ
ルにより連続熱延し、さらに巨大炭化物を生成せず、特
殊な工程を利用することなく、均一で微細な炭化物組織
を有する製造方法を開示するものである。
すなわち、本発明は、 (1) C:  0.5〜1.2重量%、Cr:10〜
20重量%、P : 0.025重量%以下、S : 
0.010重量%以下、残りFeおよび不可避的不純物
からなる鋼片を、熱延加熱温度を第1図(7)a、 b
、 C,d、 e、  f、’g、hの記号で示す温度
範囲として、ホットストリップミルにより連続熱延する
ことを特徴とする表面割れのない高炭素含有マルテンサ
イト系ステンレス鋼板の製造方法。
(2) C:  0.5〜1.2重量%、Cr : 1
0〜20重量%、P : 0.025重量%以下、S 
: 0.010重量%以下、残りFeおよび不可避的不
純物からなる鋼片の製造工程及び該鋼片をホットストリ
ップミルにより連続熱延する製造工程の全製造工程にお
けるγ→α変態回数を2回以下に抑制することを特徴と
する均一かつ微細な炭化物組織を有する高炭素含有マル
テンサイト系ステンレス鋼板の製造方法。
である。
作用 高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼は、凝固の際
初晶γの粒界にラメラ−状の共晶炭化物が晶出する。こ
の共晶炭化物は、熱延加熱温度でも完全に固溶せずにか
なりの量が未固溶のまま残留する。このため高温延性は
著しく阻害され、熱延温度が800℃以下の低温になる
と板の両サイドに耳割れが生じ、甚だしい場合は板破断
に至り圧延不能となる。シートバー熱延の場合、このよ
うな事故は若干の歩留低下を招く程度で圧延には大きな
支障を来さないが、ホー2トストリツプミルによる連続
熱延の場合、ライン停止によって著しい生産性低下を招
来することになる。このため、通常高炭素含有マルテン
サイト系ステンレス鋼の圧延終了温度は800°C以上
が望ましいとされているが、連続熱延の場合圧延終了温
度は厳雀に900℃以」二に確保する必要がある。
一方、本発明に関わる高炭素含有マルテンサイト系ステ
ンレス鋼は第1図の従来の適正な加熱温度範囲の上限加
熱温度を越えると熱延途中で表面割れが生じ圧延不能と
なることから、これ以上に加熱温度を上げることができ
ない。
本発明者らはこの熱延途中の表面割れの原因が、初晶γ
粒界のせいぜい数100人の層が溶融するため生ずるも
のであり、この溶融温度がP含有量・S含有量によって
変化することを見出した。
前述したように高炭素含有マルテンサイト系ステンレス
鋼は、鋳造凝固時初晶γ粒界に共晶炭化物を晶出する。
この共晶炭化物付近は最終凝固部であるため、P、Sの
ように平衡分配係数の高い元素が濃化する。この濃化層
はせいぜい数100λであり、従来認められていなかっ
たものである。しかも、共晶炭化物が固溶しにくいため
、低炭素ステンレス鋼に比べP−Sの拡散均一化も抑制
されているものと推定される。熱延時の表面割れは、こ
の非常に薄いP・S濃化層が熱延加熱時に融液化するこ
とが原因であることを見出した。
以上の知見に基づき、母材のP−3含有量と熱延による
表面割れの関係を検討したところ、第2図に示すように
P−3が低くなると表面割れ発生温度が高くなることが
認められた。本発明は以上の知見をベースになされたも
のである。すなわち母材のP−3を低くすることで加熱
温度を上げることができ、従って圧延終了温度の!30
0’0以上を確保することが可能となった。
さらに、本発明に関わる高炭素含有マルテンサイト系ス
テンレス鋼はCr、 Cを多量に含有していることから
、鋳造の凝固過程で初晶γの粒界にラメラ−状の共晶炭
化物が晶出する。この共晶炭化物は、固相線温度以下の
全温度範囲で完全に固溶することなく常に未固溶のまま
残存する。
本発明者らは、この炭化物の生成・成長挙動を詳細に調
査した結果、従来の低炭素系ステンレス鋼および炭素鋼
と異なり、高温で長時間加熱後徐冷し、γ→α変態する
と、未固溶の炭化物を核に初析フェライトが析出し、こ
の核となった炭化物が著しく凝集粗大化することを見出
した。
この知見に基づき、γ→α変態の回数と最大炭化物粒径
の関係を検討した。その結果、第3図に示すように全製
造工程(鋳造から鋼板製造)中のγ→α変態の回数を2
回以下に限定することによって、焼入れ処理後の粒径が
301Lm以下の微細な炭化物組織を有する高炭素含有
マルテンサイト系ステンレス鋼の製造が可能であること
が明らかとなった。
しかしながら、従来より高炭素含有マルテンサイト系ス
テンレス鋼は、熱間変形抵抗が大きく圧延負荷が高いこ
とや熱間加工性に著しく劣り熱間圧延中に割れを生ずる
ことから、熱間加工性向上を目的としたソーキング処理
、分塊圧延あるいは鍛造の各工程が必須となっている。
このため金製造工程におけるγ→α変態の回数は3回以
上にならざるを得ない。
この熱間加工性の劣化は初晶γ粒界に偏析したPおよび
Sに起因していることから、P含有量を0.025重量
%以下でかつS含有量を0.010重量%以下に限定す
ることによって熱間割れが回避できる。よって、ソーキ
ング処理、分塊圧延あるいは鍛造の各工程を省略し熱間
圧延が可能となり、γ→α変態の回数は2回以下になし
得る。
次に、本発明の限定範囲を説明する。
C含有量は、各種刃物類あるいは耐摩耗材料として必要
な硬度、切れ味および耐摩耗性を得るに必要最小限度の
0.5重量%を下限とした。しかし1.2重量%を越え
ると耐食性が著しく劣化すると同時に靭性が著しく低下
し使用不能となるため、上限を 1.2重量%とした。
Cr含有量は、良好な耐食性を得るに必要最小限度の1
0重量%を下限とした。しかし0丁含有量が20重量%
を越えると巨大な炭化物を生成しやすくなり、靭性劣化
の原因となるだけではなく充分な硬度を出すことができ
なくなるため、20重量%を上限とした。
P含有量は、 0.025重量%以下とした。P含有量
が0.025重量%を越えると、熱延加熱温度の第1図
で示すa、b、c、d、e、f線を越えた場合、圧延中
に表面割れが生じるため0.025重量%以下とした。
S含有量は、 0.010重量%以下とした。これもP
含有量と同様、S含有量が0.010重量%を越えると
、熱延加熱温度の第1図で示すa、b、c、d、e、f
線を越えた場合圧延中に表面割れが生じるため0.01
0重量%以下とした。
熱延加熱温度は、C含有量が0.50重量%以上0゜7
5重量%未満の時1205℃を越える温度(第1図中の
aからbの線)、C含有量が0.75重量%以上0.8
5重量%未満の時1175℃を越える温度(同図中のC
からdの線)、C含有量が0.85重量%以上1.20
重量%以下の時1150℃を越える温度(同図中のeか
らfの線)とした。上述の加熱温度未満では、ホットス
トリップミルによる熱間圧延における圧延終了温度を8
00℃以上に確保することができず耳割れが生じ、甚し
い場合は板破断が生じ圧延不能となるため、上述の温度
を下限とした。
また、熱延加熱温度の上限は1250℃(第1図中のh
からgの線)とした。1250°Cを越える高温ではP
−3含有量に関わらず融液相が現われて圧延が不可能と
なるので、Fe−Cr−C3元系の共晶温度である12
50°Cを上限とした。
実施例 実施例1.(加熱温度と熱延板の表面割れ関係)第1表
に示す化学成分の高炭素ステンレス鋼を150Kg真空
溶解炉で溶製し、得られた鋼塊を分塊圧延し鋼片とした
後、同じく第1表に示す加熱温度に加熱後連続熱延し、
表面割れの発生の有無を調べた。第1表においてOは表
面割れがなかったことを示し、×は表面割れが発生した
ことを示す。
P、S含有量が高いNo、 1.2.3のステンレス鋼
のうちC含有量が0.87重量%のNo、 lは100
0°C以上の加熱温度、C含有量が0.85重量%のN
o。
2およびC含有量が1.12重量%のNo、 3はそれ
ぞれ1185°C11180’0以上の加熱温度で表面
割れが発生するのに対し、P含有量が0.025重量%
以下、S含有量がo、oto重量%以下のN014.5
.6では1240°Cの加熱温度でも割れを生ずること
なく圧延することが可能である結果が得られた。
実施例2.(変態回数と炭化物存在有無の関係)第3表
に示す成分になるよう溶製した後、第2表に記載する製
造工程を経て高炭素含有マルテンサイト系ステンレス鋼
板を製造した。A工程は、造塊法によってインゴットを
鋳造し室温まで50℃/hr以下の冷却速度で冷却した
後、ソーキング、分塊圧延およびシートバー熱延を行な
ったものである。ソーキング処理および分塊圧延した後
はいずれも冷却速度20℃八rで室温まで徐冷を行なっ
ている。熱延後は大気放冷によりγ→α変態せずマルテ
ンサイト変態となる。
B工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造し室温まで50°O
/hr以下の冷却速度で冷却した後、ソーキングおよび
連続熱延を行なった。ソーキング処理した後は冷却速度
20℃/hrで室温まで徐冷を行なっている。また、連
続熱延の捲取り温度は800℃で、捲取り後50°O/
hr以下の冷却速度で室温まで冷却される。上記のA工
程およびB工程におけるγ→α変態の回数はいずれも3
回である。
C工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造し室温まで50°O
/hr以下の冷却速度で冷却した後、ソーキング処理を
行ない処理後冷却することなく直接連続熱延を行なった
また、D工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造し室温まで5
0°0 /hr以下の冷却速度で冷却した後、連続熱延
を行なった。C工程およびD工程における連続熱延の捲
取り温度は800℃で、捲取り後は50’C/hr以下
の冷却速度で室温まで冷却される。上記のC工程および
D工程におけるγ→α変態の回数はいずれも2回である
E工程は、連続鋳造法で鋼片を鋳造し室温まで50℃/
hr以下の冷却速度で冷却した後、捲取り温度を650
℃とし連続熱延を行なった。捲取り温度を850 ’c
とすることにより、通常の捲取り後冷却速度ではγ→α
変態せずマルテンサイト変態する。よって、E工程にお
けるγ→α変態の回数は1回となる。
第1表のA−Hの各工程で製造された高炭素含有マルテ
ンサイト系ステンレス鋼板に球状化熱処理を行ない10
50℃の焼入れ処理を施したものについて粒径3071
m以上の炭化物の存在有無を調べた。
第3表において○は30ILmを越える炭化物が存在し
なかったことを示し、×は存在したことを示す。γ→α
変態回数が3回以上のA工程およびB工程の場合、いず
れも粒径30ILmを越える炭化物が認められる。一方
、本発明法に相当するγ→α変態回数が2回以下のC工
程、D工程およびET程では、粒径307hmを越える
炭化物は認められずいずれも微細な炭化物組織を有して
いる。
(以下余白) 第1表 第3表 発明の効果 以上述べたように、本発明により高品質な高炭素含有マ
ルテンサイト系ステンレス鋼も低炭素ステンレス鋼と同
様に連続熱延が可能となった。この結果、1 ton未
満の小鋼塊のシートバー熱延による従来法に比べて、飛
躍的に生産性および歩留まりが向上し、さらに均一かつ
微細な炭化物組織を有する高品質な高炭素含有マルテン
サイト系ステンレス鋼を汎用ステンレス並に供給するこ
とが可能となり、社会的、工業的利益は計り知れないも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明及び従来の熱延加熱温度範囲を示し、第
2図は5US440B高炭素含有マルテンサイト系ステ
ンレス鋼のP−3含有量と熱延加熱温度を1200℃と
した時の表面割れの関係を示し、第3図は、高炭素含有
マルテンサイト系ステンレス鋼の全製造工程におけるγ
→α変態の回数と1050℃で焼入れ処理した後の最大
炭化物粒径との関係を示したものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)C:0.5〜1.2重量%、Cr:10〜20重
    量%、P:0.025重量%以下、S:0.010重量
    %以下、残りFeおよび不可避的不純物からなる鋼片を
    、熱延加熱温度を第1図の点a、b、c、d、e、f、
    g、hでかこまれる温度範囲内として、ホットストリッ
    プミルにより連続熱延することを特徴とする高炭素含有
    マルテンサイト系ステンレス鋼板の製造方法。
  2. (2)C:0.5〜1.2重量%、Cr:10〜20重
    量%、P:0.025重量%以下、S:0.010重量
    %以下、残りFeおよび不可避的不純物からなる鋼片の
    製造工程及び該鋼片をホットストリップミルにより連続
    熱延する製造工程の全製造工程におけるγ→α変態回数
    を2回以下に抑制することを特徴とする高炭素含有マル
    テンサイト系ステンレス鋼板の製造方法。
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