JPH01184084A - 分級装置の漏れ込み防止装置 - Google Patents

分級装置の漏れ込み防止装置

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JPH01184084A
JPH01184084A JP677488A JP677488A JPH01184084A JP H01184084 A JPH01184084 A JP H01184084A JP 677488 A JP677488 A JP 677488A JP 677488 A JP677488 A JP 677488A JP H01184084 A JPH01184084 A JP H01184084A
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JP
Japan
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annular groove
fine powder
impeller
discharge duct
seal member
Prior art date
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Pending
Application number
JP677488A
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English (en)
Inventor
Satoru Fujii
悟 藤井
Takeshi Furukawa
猛 古川
Masaaki Muraoka
村岡 正明
Takamoto Tamashige
宇幹 玉重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01184084A publication Critical patent/JPH01184084A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、分級原料を微粉と粗粉に分離する分級装置
の微粉排出ダクトに粗粉の一部が漏れ込むことを防止す
る装置に関するものである。
従来の技術 機胴内に、回転分級羽根車とその外側に固定案内翼を具
備させ、導入された分級原料を粗粉と細粉に選別させ、
細粉を気流と共に分級羽根車内に流入通過させて機外に
排出捕集させる分級装置が広く知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、この様な従来の分級装置においては、回転する
回転分級羽根車と固定の機胴端面における微粉排出ダク
トとの間に隙間が出来、この隙間から微粉排出ダクトに
粗粉が漏れ込む現象が見られた。
従って、この様な回転分級羽根車と微粉排出ダクトとの
間の境界部分の隙間からの粗粉の漏れ込みを防止するた
めに、従来においては該境界部分の隙間にラビリンス構
造やメカニカルシールを設けたり、或はシールガスを吹
込む等の手段が採られている。しかし、いずれの手段も
完全に漏れ込みを防止することが出来ず、十分な結果が
得られない等の問題が見られる。
すなわち、ラビリンス構造においては、ラビリンス内外
の圧力差に起因する気流を迷路構造によって膨張、圧縮
を繰り返して圧力を減衰させるようにしているが、完全
なシール構造ではなく、気味混合体の場合に粉体が迷路
内に堆積して焼付きを起こす等の問題があり、またメカ
ニカルシールにおいては回転側と固定側が接触摺動する
摺動部が摩耗し易く、特に気味混合体にて粒子を噛み込
んだ場合に大きな破損につながり、且つ構造が複雑にな
って高価に付く、また、シールガスの吹込みにおいては
、微粉租粉境界部に高圧ガスを吹込んで、この流れによ
って漏れ込み気流を阻止するために、シールガスの吹出
し位置によって租粉を微粉ダクト内に押し込んだり、吹
込み量の過不足によって性能やコストに大きく影響する
等の欠点が見られる。
従って、この発明はこの様な従来における゛問題点を解
決するために、微粉排出ダクトと回転する回転分級羽根
車との境界部分から気流と共に粗大粒子が漏れ込むこと
を防止するよう該境界部分に高圧ガスを吹込んで、この
流れによって境界部分に流入する気流を阻止するに際し
て供給される高圧ガスの吹出し方向や量の過不足に起因
する性能上やコスト上の問題のない分級装置の漏れ込み
防止装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上述の目的を達成するために、この発明に依れば、分級
装置の漏れ込み防止装置は、ケーシング内に回転分級羽
根車を有し、選別された微粉を気流と共に回転分級羽根
車内に流入通過させてケーシング外に排出させる形式の
分級装置において、回転分級羽根車と微粉排出ダクトと
の境界部分に環状溝を持った固定シール部材を設け、こ
の固定シール部材の環状溝内に位置するように回転シー
ル部材を回転分級羽根車の上板の上に取付けると共に固
定シール部材の環状溝内にフランジを設け、固定シール
部材の環状溝内に高圧ガスを吹出すようにして該境界部
における半径方向外側の粉体の微粉排出ダクト側への漏
れ込みを防止するようにしたことを特徴としている。
作   用 従って、この発明は上述の手段によって、分級装置の回
転分級羽根車と微粉排出ダクトとの境界部分の固定シー
ル部材の環状溝内の回転シール部材とのラビリンス構造
部分に高圧ガスを吹出して、この高圧ガスの吹出しによ
るガス流れを半径方向外側に導くことによって半径方向
外側の粉体の微粉排出ダクト側への漏れ込みを防止する
ことができる。 この発明の他の目的と特長および利点
は以下の添付図面に沿っての詳細な説明により明らかに
なろう。
実施例 図面の第1図に示される様に、この発明の漏れ込み防止
装置を備えた分級装置は、上部がはゾ円筒状で下部かは
7円錐状のホッパー形をしたケーシング1を有し、ケー
シング1の円筒部側面の接線方向に分級用空気取入口2
が設けられると共に、ケーシング1の頂部に原料投入口
3が設けられ、且つケーシング1内の中心に回転竪軸4
が設けられている。この回転竪軸4には分級羽根6を有
したロータすなわち回転分級羽根車5が設けられている
。また、ケーシング1の円筒部内壁と回転分級羽根車5
との間に一定角度をもって回転竪軸4と同心に複数個の
固定の案内翼7が配列されると共に、回転分級羽根車5
の上板の周辺を囲んでケーシング1の内側に円環状の衝
突板8が回転竪軸4と同心に設けられている。更に、ケ
ーシング1の頂部中心には回転竪軸4を取囲んで分級さ
れた微粉を排出するための微粉排出ダクト9が設けられ
ている。
この様な分級装置において、回転分級羽根車5と微粉排
出ダクト9の境界部に、この発明の漏れ込み防止装置1
0が設けられる。第2図に明示される様に漏れ込み防止
装置1oは、微粉排出ダクト9の端部に固着され環状溝
を形成する二重壁構造の固定シール部材11と、固定シ
ール部材11の二重壁間の環状溝に挿入位置されるよう
回転分級羽根車5の上板に固着された環状の回転シール
部材12と、固定シール部材−11の二重壁間の環状溝
に高圧ガスを導入すべく連通ずる高圧ガス導入用の連通
管14と、固定シール部材11の環状溝内に付設された
フランジ15とから構成され、固定シール部材11と回
転シール部材12とによって所謂ラビリンス構造を形成
し、固定シール部材11の環状溝内に設けられたフラン
ジ15の外縁と環状溝の外側内壁との間に非常に狭い幅
、約0゜5mm程度の洛を形成して、この狭い溝からシ
ール用の高圧ガスを吹出すようなしている。高圧ガスは
適宜な高圧ガス源から、固定シール部材11の環状溝内
のフランジ15の上側の部分に形成される所謂風箱16
内に設けられた1乃至4個のガス導入口17に連通管1
4を介して供給される。この風箱16は有限数のガス導
入口17から供給された高圧ガスを全周に互って均一な
圧力で吹出させるために設けられ、またフランジ15に
よって形成される環状の開口は回転シール部材12の外
周の外側に位置してこ−から吹出された高圧ガスが主に
半径方向外側すなわち本実施例では原料供給側に吹出さ
れて粗粉の漏れ込みを防止するように作用する。従って
、環状のフランジ15の断面が図示の様に三角形断面を
なしているのが好適である。
この様に構成されたこの発明の溜れ込み防止袋ff1o
を備えた分級装置においては、先ず分級原料が原料投入
口3から投入され、分級空気は空気取入口2から取入れ
られて、固定の案内翼7と回転分級羽根車5に取付けら
れた分級羽根6とにより渦流を形成する。投入された原
料は回転分級羽根車5の上板の上に落下して回転分級羽
根車5の   一回転で跳ね飛ばされて衝突板8に衝突
分散され、分級空気渦流の中に落下する。渦流に乗った
原料の粒子は渦流の旋回による遠心力と内向き速度成分
に応じた抵抗力とを受け、これら両刃のバランスによっ
て粗大粒子は外側に、微細粒子は内側へと選別される。
この様にして選別された微粒子は回転分級羽根車5を通
り抜け、微粉排出ダクト9を経て排出される。他方、粗
粒子は案内翼7の内側を旋回しながら落下してケーシン
グ1の下部から排出される。
この時に、渦流の形成や回転分級羽根車5の分級羽根6
のファン効果によって分級装置の中心に向かって圧力は
降下する。従って、微粉排出ダクト9の圧力は外側すな
わち原料が落下する部分の圧力よりも低くなる。一方、
微粉排出ダクト9と回転分級羽根車5との境界部分は回
転分級羽根車5の回転を妨げないために隙間を設けるか
、或は摺動構造とする必要がある。しかし、先に述べた
様に、固気混合体のシールには摺動構造は不適当であり
、間隙を設ける場合には圧力差によって原料落下部分か
ら境界部分を経て微粉排出ダクト9に向かう気流が生じ
、この気流に伴って原料中の粗大粒子が漏れ込む恐れが
ある。
発明の効果 しかし乍ら、この発明の漏れ込み防止装置10において
は、固定シール部材11と回転シール部材12とによっ
てラビリンス構造が形成されると共に、高圧ガス源から
連通管14を介して供給された高圧ガスがガス導入口1
7から固定シール部材11の風箱16内に吹出され、次
いでこの風箱16からフランジ15の外縁と回転シール
部材12の環状溝の外側内壁との間の非常に狭い隙間を
通って原料供給側に吹出されるために、illが該境界
部分に漏れ込むことが確実に防止でき、末分級粉体の粗
粉が微粉排出ダクト9内の微粉内に混入することが完全
に防止される。
この様に、この発明の分級装置の漏れ込み防止装置にお
いては、高圧ガスの吹出し位置を原料投入側に偏らせて
高圧ガスを極力原料投入側に多く吹出させること一1吹
出口の面精を限定することによって所期のシール効果を
達成できると共に、僅かな隙間を通るガス量のために一
層経済的で過不足のない高圧ガスの供給を可能にする等
の効果が得られる。更に、この発明の分級装置の漏れ込
み防止装置は、充填剤やファインセラミックス原料等の
粗大粒子の混入が重大な品質欠陥となるものに特に有効
で、特別な外部装置を必要とせずに粗粉の漏れ込みを完
全に防止することができ、これらの分野に応用するとき
に大幅な品質向上、コストダウンを計ることが出来るも
のである。
尚、本実施例においてはケーシング頂部に原料投入口3
が設けられた型式の分級装置に就いて説明したが、原料
投入方法はこれに限らず、或はこれと共にケーシング接
線方向またはケーシングの下方から投入するタイプの分
級装置でも本発明の適用ができることは言うまでもなく
、要は分級羽根車内を通らないでケーシング頂部材と分
級羽根車上板との隙間から微粉排出ダクトへ漏れ込むこ
とを防止するものに適用できる。
【図面の簡単な説明】
゛ 第1図はこの漏れ込み防止装置が設けられた分級装
置の縦断面図、第2図は第1図における漏れ込み防止装
置部分の拡大断面図である0図中、1:ケーシング、2
:空気取入口、3:原料投入口、4:回転竪軸、5:回
転分級羽根車、6:分級羽根、7:案内翼、8:衝突板
、9:微粉排出ダクト、10:漏れ込み防止装置、11
:固定シール部材、12:回転シール部材、14:連通
管、15:フランジ、16:風箱、17:ガス導入口。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシング内に回転分級羽根車を有し、選別された微粉
    を気流と共に回転分級羽根車内に流入通過させてケーシ
    ング外に排出させる形式の分級装置において、回転分級
    羽根車と微粉排出ダクトとの境界部分に環状溝を持った
    固定シール部材を設け、この固定シール部材の環状溝内
    に位置するように回転シール部材を回転分級羽根車の上
    板の上に取付けると共に固定シール部材の環状溝内にフ
    ランジを設け、固定シール部材の環状溝内に高圧ガスを
    吹出すようにして該境界部における半径方向外側の粉体
    の微粉排出ダクト側への漏れ込みを防止するようにした
    ことを特徴とする分級装置の漏れ込み防止装置。
JP677488A 1988-01-18 1988-01-18 分級装置の漏れ込み防止装置 Pending JPH01184084A (ja)

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JP677488A JPH01184084A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 分級装置の漏れ込み防止装置

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JP677488A JPH01184084A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 分級装置の漏れ込み防止装置

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JPH01184084A true JPH01184084A (ja) 1989-07-21

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ID=11647520

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JP677488A Pending JPH01184084A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 分級装置の漏れ込み防止装置

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JP (1) JPH01184084A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03151085A (ja) * 1989-11-07 1991-06-27 Ube Ind Ltd 分級装置
CN104226594A (zh) * 2013-06-08 2014-12-24 昆山市密友装备制造有限责任公司 气流粉碎机分级轮粉尘密封结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03151085A (ja) * 1989-11-07 1991-06-27 Ube Ind Ltd 分級装置
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