JPH01183821A - 薄膜処理装置の温度制御方法 - Google Patents

薄膜処理装置の温度制御方法

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JPH01183821A
JPH01183821A JP879688A JP879688A JPH01183821A JP H01183821 A JPH01183821 A JP H01183821A JP 879688 A JP879688 A JP 879688A JP 879688 A JP879688 A JP 879688A JP H01183821 A JPH01183821 A JP H01183821A
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JP
Japan
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thin film
thin
cooling
water
hot water
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Application number
JP879688A
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Inventor
Yoshio Takahashi
良夫 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第3図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a)  一実施例の説明(第2図) (b)  他の実施例の説明 発明の効果 〔概 要〕 被薄膜処理部材を処理槽に設置し、被薄膜処理部材の膜
の形成、除去等の処理を行う薄膜処理装置において、丸
t!4の一部又は全部の温度制御を行い、結露を防止す
る温度制御方法に関し。
薄膜処理のため高温となることを防止するため。
冷却しても、被薄膜処理部材を処理終了によって取シ出
した際の結露を確実に防止することを目的とし。
被薄膜処理部材を処理槽に設置し、該被薄膜処理部材の
薄膜処理を行うとともに、該PLf−143に冷却水を
導通して、冷却するようにした薄膜処理装置の温度制御
方法において、該薄膜処理終了後。
該処理槽に温水を供給するようにした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、被薄膜処理部材を処理槽に設置し。
被薄膜処理部材の膜の形成、除去等の処理を行う薄膜処
理装置において、nnxlの一部又は全部の温度制御を
行い、結露を防止する温度制御方法に関する。
例えば、微細加工プロセスにおいて、エツチング装置、
スパッタリング装置、ドライエツチング装置、気相成長
装置などの薄膜処理装置が広く用いられている。
このような装置においては、被薄膜処理部材が処理にお
いて、高温となるため、冷却が必要となる0 しかし、冷却し過ぎると、処tl’Jr3や被薄膜処理
部材に結露が生じ、これを防止する技術が求められてい
る。
〔従来の技術〕
第3図は従来技術の説明図である。
第3回置は、薄膜処理装置として、イオンミリング装置
を示しておシ、真空処理槽1内には、イオンガン2とサ
ンプル(資料)冷却台3が設けられておシ、冷却台3上
にサンプル、即ち被薄膜処理部材4が設置される。
このイオンミリング装置では、内部を真空状態として、
イオンガン2からArイオン2aを高速に加速し、ビー
ム状態にしてサンプル4表面に当てることによって、サ
ンプル4表面の物質をイオンではじき飛ばして表面よシ
離脱せしめる。
この性質を利用して薄膜を除去する装置がイオンミリン
グ又はイオンエツチングと呼ばれるエツチング装置であ
る。
このような装置では、サンプル4の表面に衝突した高速
Arイオンの運動エネルギーは、熱エネルギーに変換さ
れ、サンプル表面の温度上昇を招く。
このため、一般に、係る装置では、サンプル4が水冷さ
れた冷却台3の上に設置される。
この薄膜のエツチングによるパターン形成を行なうには
、サンプル4において、第3図(B)の如く。
基板40上に設けたA7ffiO,等の薄膜41上にマ
スク材42を設け、非エツチング領域をマスク材42で
覆って、イオンエツチングし、エツチング領域の薄膜4
1をはじき飛ばし、エツチングしている。
このマスク材42としては、パターニングの容易さ及び
除去の容易さから7オトレジストが用いられておシ、エ
ツチング後、不必要となりたイオンミルマスクは有機溶
剤で溶解除去される。
このフォトレジスタによるマスク材は、イオンミリング
中の冷却が不十分であると9表面がイオンでたたかれ1
表面温度が上昇し、熱硬化層が厚くなって、溶剤による
溶解除去が難しくなる。
このため、第3図(5)に示すように、数℃以下の冷水
を冷水槽5からバイブロで冷却台3の供給口30に供給
し、整水板32でサンプル4を効率良く冷却し、放出口
31よシバイブ7を介し冷水槽5に戻すようにしている
このように冷却台3によっ、てサンプル4は、冷却され
ているため、エツチング後、サンプル4はイオン照射を
受けないため、冷水温に向って冷却される。
従って、エツチング後にサンプル4を大気に取シ出すと
、サンプル4が冷却されているため、大気中の水分がサ
ンプル4の表面に結露し、結露した水滴(大気中のごみ
、不純物を吸収している)によって薄膜に影響を与える
同様に、処理槽1内も結露するおそれがあり。
反応処理を不安定にする。
このことは、第3図のイオンエツチング装置に限らず、
気相成長装置やスパッタリング装置、ドライエツチング
装置等においても同様である。
このような結露を防止するため9例えば特許出願公開昭
61−40023号公報では、気相成長装置の処理槽(
反応室)を冷却水で水冷し、サンプルを取出す処理槽の
開閉前後に、所定時間冷却水の供給の減少又は停止を行
なうことにより、結露を防止する技術が開示されている
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、冷却水の供給を減少又は停止しても、サ
ンプル4や処理槽1内は、しばらくの間冷却され続ける
このため冷却水温度(約5℃以下)までに達しないとし
ても9通常のクリーンルーム内において十分結露する温
度(約10℃)まで少なくともサンプル4が冷却され続
ける。
このまま、大気にサンプル41rさらすと2表面に結露
が生じるという問題があった。
特に、フォトレジストで形成したマスク材42を用いる
と、フォトレジストが樹脂であるため。
熱伝導率が金属と比し極めて低く、冷却台3を可能な限
り温度を下げないと、フォトレジストの表面硬化層が厚
くなシ、有機溶剤による溶解が著しく困難となるため、
冷却水の温度が低く、この傾向は一〜顕著である。
本発明は、薄膜処理によって高温となることを防止する
ため冷却しても、被薄膜処理部材を処理終了によって取
シ出した際の結露を確実に防止しうる薄膜処理装置の温
度制御方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
図中、第3図で示したものと同一のものは同一の記号で
示してあシ、8は温水槽である。
本発明では、薄膜処理中は、冷水槽5から処理槽1へ冷
水を供給し、冷却して安定な薄膜処理を行ない、薄膜処
理終了後は、温水槽8よシ処理槽1に温水を供給するよ
うにしたものである。
〔作 用〕
本発明は、薄膜処理終了後、冷却水の供給停止。
供給減少をしても、しばらく冷却されてしまうため、冷
却水の代りに温水を供給して積極的に処理槽1(冷却台
3)を加熱するようにしている。
このため、被薄膜処理部材4は2表面に結露のない状態
で大気中に取り出すことができる。
〔実施例〕
(a)  一実施例の説明 第2図は本発明の詳細な説明図である。
図中、第1図及び第3図で示したものと同一のものは同
一の記号で示してあり、9は送水ポンプであり、冷却台
3へ冷却水又は温水を供給するもの、C1,C2は各々
冷水用弁であり、各々冷水槽5への冷水の回収、供給を
行うため、開閉されるもの、Hl 、H2は各々温水用
弁であシ、各々温水槽8への温水の回収、供給を行うた
め、開閉されるものである。
この例では、薄膜処理装置としてイオンミリング(エツ
チング)装置を示し、薄膜磁気ヘッドのバターニングを
例に説明する。
先づ、第3図の)に示すように、フェライト等基板40
に、 Al2O5等の薄膜41を付着し、ノボラックN
脂系のフォトレジストマスク42をパターニングして設
けたサンプル(被薄膜処理部材)4を真空処理槽1内の
冷却台3に設置する。
そして、冷却水用弁CI、C2を開き、冷水槽5から弁
C2,送水ポンプ9.バイブロ、冷却台3、バイブ7、
弁C1の循環ルートを形成し、冷却台3を冷却しながら
、イオンガン2からArイオン2aをサンプル4に照射
して、エツチングを行う。
この冷却水の温度は5℃以下が適当である。
イオンガン2からのArイオン2aの照射を終了して、
エツチングを終了すると、所定時間後に。
オペレータの手動指示で弁の切換えを行なう。
即ち、冷却水用弁C1,C2を閉じ、温水用弁H1,H
2を開く。
これによって、温水槽8から弁H2,送水ポンプ9.バ
イブロ、冷却台3.パイプ7、弁H1O循環ルートで、
約50℃の温水が冷却台3に流れる0 従って、冷却水で冷却されていたサンプル4は。
温水で加熱され、室温以上の温度に上昇する。
このため、処理槽1からサンプル4を取シ出しても、サ
ンプル4に結露のない状態で大気中に取シ出すことがで
きる。
サンプル4に結露による水滴が生じないので。
大気中の水滴に含まれる塵埃や不純物によって。
サンプル4が汚染されることがない。   ″同様に、
処理槽1内も加熱されるので、特に処理槽1をサンプル
4の取り出しのため開放した時。
外気によって冷却台3に結露が生じない。
このため、処理槽1内が水滴で汚染されることもなく、
安定に以降の処理が実現できる。
(b)  他の実施例の説明 上述の実施例では、イオンミリング装置を例に説明した
が、他の処理によシ高温となるが、冷却の必要な薄膜処
理装置9例えば、ドライエツチング装置、スパッタリン
グ装置、気相成長装置にも適用できる。
又、サンプル4も、薄膜磁気ヘッドに限らず。
表示装置の電極形成、半導体のパターン形成等様々のも
のに適用できる。
更に、冷却も、冷却台3に限らず、気相成長装置のよう
に装置全体を冷却するようにしてもよく。
用いられる薄膜処理装置に応じて適宜選択しうる。
以上本発明を実施例により説明したが2本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能でアシ。
本発明からこれらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に9本発明によれば、被薄膜処理部材の
取シ出し時に結露による水滴の付着を確実に防止できる
という効果を奏し、大気中の塵埃等による汚染を防ぐこ
とができ、安定な薄膜処理を実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図。 第2図は本発明の詳細な説明図。 第3図は従来技術の説明図である。 図中、1・・・処理槽。 3・・・冷却台。 4・・・サンプル(被薄膜処理部材)。 5・・・冷水槽。 6.7・・・パイプ。 8・・・温水槽。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被薄膜処理部材(4)を処理槽(1)に設置し、
    該被薄膜処理部材(4)の薄膜処理を行うとともに、該
    処理槽(1)に冷却水を導通して、冷却するようにした
    薄膜処理装置の温度制御方法において、該薄膜処理終了
    後、該処理槽(1)に温水を供給するようにしたことを 特徴とする薄膜処理装置の温度制御方法。
  2. (2)被薄膜処理部材(4)を処理槽(1)内の冷却台
    (3)上に設置し、該被薄膜処理部材(4)の薄膜処理
    を行うとともに、 該冷却台(3)に冷却水を導通して、冷却するようにし
    た薄膜処理装置の温度制御方法において、該薄膜処理終
    了後、該冷却台(3)に温水を供給するようにしたこと
    を 特徴とする薄膜処理装置の温度制御方法。
JP879688A 1988-01-19 1988-01-19 薄膜処理装置の温度制御方法 Pending JPH01183821A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4593007B2 (ja) * 2001-05-23 2010-12-08 東京エレクトロン株式会社 載置装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025233A (ja) * 1983-07-22 1985-02-08 Fujitsu Ltd 真空処理方法

Patent Citations (1)

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