JPH01183595A - コーテッド紙のスーパーカレンダー処理方法 - Google Patents
コーテッド紙のスーパーカレンダー処理方法Info
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- JPH01183595A JPH01183595A JP447888A JP447888A JPH01183595A JP H01183595 A JPH01183595 A JP H01183595A JP 447888 A JP447888 A JP 447888A JP 447888 A JP447888 A JP 447888A JP H01183595 A JPH01183595 A JP H01183595A
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- coated paper
- drying
- supercalender
- paper
- supercalendering
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- Pending
Links
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 238000003490 calendering Methods 0.000 abstract 2
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(A>産業上の利用分野
オフセット輪転機に用いられるコーテッド紙のスーパー
カレンダー処理に関する。
カレンダー処理に関する。
(B)従来の技術
オフセット輪転機に用いられるコーテッド紙は水分が高
いと印刷後の乾燥時にブリスターが発生する。スーパー
カレンダーに於けるブリスター適性向上対策として、コ
ーターでの塗り上げ水分を低くしてスーパーカレンダー
を通す方法と、スーパーカレンダーロールに蒸気その他
の熱源によりロール温度を高くし、その本数を増やして
コーテッド紙を通すことでコーテッド紙の水分蒸発量を
多くすることにより、コーテッド紙の水分を低くしてブ
リスター適性を向上させる方法等が行われている。
いと印刷後の乾燥時にブリスターが発生する。スーパー
カレンダーに於けるブリスター適性向上対策として、コ
ーターでの塗り上げ水分を低くしてスーパーカレンダー
を通す方法と、スーパーカレンダーロールに蒸気その他
の熱源によりロール温度を高くし、その本数を増やして
コーテッド紙を通すことでコーテッド紙の水分蒸発量を
多くすることにより、コーテッド紙の水分を低くしてブ
リスター適性を向上させる方法等が行われている。
(C)発明が解決しようとする問題点
しかしながら、両方法によってオフセット輪転機におけ
る印刷後の乾燥時のブリスター適性は改良されるものの
、スーパーカレンダー時に水分が低いことからスーパー
カレンダー本来の目的とするところの平滑性、光沢性等
の特性値の低下が見られ、このためにスーパーカレンダ
ーのスピードダウンで特性値の低下防止が図られている
。
る印刷後の乾燥時のブリスター適性は改良されるものの
、スーパーカレンダー時に水分が低いことからスーパー
カレンダー本来の目的とするところの平滑性、光沢性等
の特性値の低下が見られ、このためにスーパーカレンダ
ーのスピードダウンで特性値の低下防止が図られている
。
本発明の目的は、上記問題を解決し、スーパーカレンダ
ー本来の目的である平滑性、光沢性等の特性値を維持し
、オフセット輪転機における乾燥時のブリスフ−発生の
ないコーテッド紙のスーパーカレンダー処理方法を提供
するものである。
ー本来の目的である平滑性、光沢性等の特性値を維持し
、オフセット輪転機における乾燥時のブリスフ−発生の
ないコーテッド紙のスーパーカレンダー処理方法を提供
するものである。
(D)問題点を解決するための手段
本発明は、コーテッド紙をスーパーカレンダーのa−ル
群を通過させた後に、乾燥装置で乾燥し、次いでクーリ
ング装置で冷却するコーテッド紙のスーパーカレンダー
処理方法である。
群を通過させた後に、乾燥装置で乾燥し、次いでクーリ
ング装置で冷却するコーテッド紙のスーパーカレンダー
処理方法である。
本発明を図面に基づき更に詳しく説明する。
第1図は、本発明に用いるスーパーカレンダー装置の概
略図であり、コーテッド紙(1)を水分6.0〜7.5
%の高い状態で、チルドロール(2)とコツトンロール
(3)を多段に架したロール群からなるカレンダースタ
ック(4)を通過させ、その後に乾燥ロール(5)で乾
燥する。この場合コーテッド紙(1)の水分が3.5%
〜5.0%の範囲で乾燥させることがブリスター適性と
しては良い。
略図であり、コーテッド紙(1)を水分6.0〜7.5
%の高い状態で、チルドロール(2)とコツトンロール
(3)を多段に架したロール群からなるカレンダースタ
ック(4)を通過させ、その後に乾燥ロール(5)で乾
燥する。この場合コーテッド紙(1)の水分が3.5%
〜5.0%の範囲で乾燥させることがブリスター適性と
しては良い。
但し水分が低過ぎる場合には水分の再吸収でのトラブル
も考えられるのと、ブリスター発生へ与える水分の安定
領域から好ましくは4.0〜4.5%の範囲が望ましい
。
も考えられるのと、ブリスター発生へ与える水分の安定
領域から好ましくは4.0〜4.5%の範囲が望ましい
。
図面上では乾燥装置として、乾燥ロール(5)を用いた
例を示したが、これに限定するものではなく、他の乾燥
装置としては、例えば熱/!!装置、赤外線乾tlk装
置等が使用可能であるが、好ましくはロール式が作業性
及びコントロールの点で良い。
例を示したが、これに限定するものではなく、他の乾燥
装置としては、例えば熱/!!装置、赤外線乾tlk装
置等が使用可能であるが、好ましくはロール式が作業性
及びコントロールの点で良い。
乾燥温度は、コーテッド紙(1)の種類やスーパーカレ
ンダーの処理スピードによって、コーテッド紙(1)の
乾燥後の水分が3.5〜5.0%になるようにロール表
面温度や熱風温度及び風量等を適宜決定すれば良い。
ンダーの処理スピードによって、コーテッド紙(1)の
乾燥後の水分が3.5〜5.0%になるようにロール表
面温度や熱風温度及び風量等を適宜決定すれば良い。
次工程作業性と紙の特性値安定のために乾燥後のコーテ
ッド紙(1)は、次いでクーリング装置としてクーリン
グロール(6)で紙面温度を下げてコーテッド紙(1)
の安定性を図り、リーラ−(7)で巻取る。クーリング
装置はロール式又は冷風等が使用できるが、これに限定
するものではない。
ッド紙(1)は、次いでクーリング装置としてクーリン
グロール(6)で紙面温度を下げてコーテッド紙(1)
の安定性を図り、リーラ−(7)で巻取る。クーリング
装置はロール式又は冷風等が使用できるが、これに限定
するものではない。
(E)作用
オフセット輪転機用コーテッド紙の水分によるブリスタ
ー発生状況は、水分5.0〜6.0%の領域では、5.
0%から徐々にブリスター発生が見られ、水分が高くな
るにつれてブリスター発生が多く見られる。又、コーテ
ッド紙の水分が低い場合は、スーパーカレンダー処理に
よる特性値が低下するので、本発明は、スーパーカレン
ダー処理時はコーテッド紙の水分を高めにした状態で行
い、スーパーカレンダー処理後に、乾燥装置で乾燥し、
次いでクーリング装置で紙面を冷却することにより、ス
ーパーカレンダー装置の本来の平滑性、光沢性等の特性
値を低下させることなく、また、オフセット輪転機で印
刷した時にブリスターの発生が無いコーテッド紙が得ら
れるのである。
ー発生状況は、水分5.0〜6.0%の領域では、5.
0%から徐々にブリスター発生が見られ、水分が高くな
るにつれてブリスター発生が多く見られる。又、コーテ
ッド紙の水分が低い場合は、スーパーカレンダー処理に
よる特性値が低下するので、本発明は、スーパーカレン
ダー処理時はコーテッド紙の水分を高めにした状態で行
い、スーパーカレンダー処理後に、乾燥装置で乾燥し、
次いでクーリング装置で紙面を冷却することにより、ス
ーパーカレンダー装置の本来の平滑性、光沢性等の特性
値を低下させることなく、また、オフセット輪転機で印
刷した時にブリスターの発生が無いコーテッド紙が得ら
れるのである。
(F)実施例
実施例1〜4 比較例1〜2
両面コーテッド紙を第1図に示す、カレンダースタック
、乾燥装置、クーリング装置によりスーパーカレンダー
処理を行い、得られたコーテッド紙をオフセット輪転機
(三菱リソピア)で印刷を行った。処理条件及び結果を
第1表に示す。
、乾燥装置、クーリング装置によりスーパーカレンダー
処理を行い、得られたコーテッド紙をオフセット輪転機
(三菱リソピア)で印刷を行った。処理条件及び結果を
第1表に示す。
比較例3〜4
従来のスーパーカレンダーで処理した、コーテッド紙を
実施例1と同様にオフセット輪転機で印刷を行った。処
理条件及び結果を第1表に示す。
実施例1と同様にオフセット輪転機で印刷を行った。処
理条件及び結果を第1表に示す。
*平滑度:測定方法 スムースター平滑度計*光沢度:
村上色彩GMaD型光沢度計*ブリスター二目視 (G)発明の効果 本発明は、コーテッド紙をスーパーカレンダーのロール
群を通過させた後に、乾燥装置で乾燥し、次いでクーリ
ング装置で冷却することによって、スーパーカレンダー
本来の目的である平滑性、光沢性等の特性値を損うこと
なく、オフセット輪転機における乾燥時のブリスター適
性を向上させることができる方法である。
村上色彩GMaD型光沢度計*ブリスター二目視 (G)発明の効果 本発明は、コーテッド紙をスーパーカレンダーのロール
群を通過させた後に、乾燥装置で乾燥し、次いでクーリ
ング装置で冷却することによって、スーパーカレンダー
本来の目的である平滑性、光沢性等の特性値を損うこと
なく、オフセット輪転機における乾燥時のブリスター適
性を向上させることができる方法である。
第1図は本発明に用いるスーパーカレンダー装置の概略
図。 第1!121
図。 第1!121
Claims (1)
- コーテッド紙をスーパーカレンダーのロール群を通過さ
せた後に、乾燥装置で乾燥し、次いでクーリング装置で
冷却することを特徴とするコーテッド紙の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP447888A JPH01183595A (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | コーテッド紙のスーパーカレンダー処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP447888A JPH01183595A (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | コーテッド紙のスーパーカレンダー処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183595A true JPH01183595A (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=11585216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP447888A Pending JPH01183595A (ja) | 1988-01-11 | 1988-01-11 | コーテッド紙のスーパーカレンダー処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01183595A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05239790A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-09-17 | Westvaco Corp | 巻取紙の製造方法 |
JPH07150498A (ja) * | 1993-10-14 | 1995-06-13 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | 紙シートの加工方法及び装置 |
US5791242A (en) * | 1995-03-09 | 1998-08-11 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | Calender for treating both sides of a paper web |
US6352022B1 (en) * | 1999-08-12 | 2002-03-05 | Stora Enso North America | Web calendering method and apparatus |
CN110016831A (zh) * | 2019-03-04 | 2019-07-16 | 浙江哲丰新材料有限公司 | 纸张超压工序的速度提升方法 |
-
1988
- 1988-01-11 JP JP447888A patent/JPH01183595A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05239790A (ja) * | 1991-10-23 | 1993-09-17 | Westvaco Corp | 巻取紙の製造方法 |
JPH07150498A (ja) * | 1993-10-14 | 1995-06-13 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | 紙シートの加工方法及び装置 |
US5791242A (en) * | 1995-03-09 | 1998-08-11 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | Calender for treating both sides of a paper web |
US6352022B1 (en) * | 1999-08-12 | 2002-03-05 | Stora Enso North America | Web calendering method and apparatus |
CN110016831A (zh) * | 2019-03-04 | 2019-07-16 | 浙江哲丰新材料有限公司 | 纸张超压工序的速度提升方法 |
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