JPH01183573A - 布帛の糊抜精練方法 - Google Patents

布帛の糊抜精練方法

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JPH01183573A
JPH01183573A JP869088A JP869088A JPH01183573A JP H01183573 A JPH01183573 A JP H01183573A JP 869088 A JP869088 A JP 869088A JP 869088 A JP869088 A JP 869088A JP H01183573 A JPH01183573 A JP H01183573A
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hot
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JP869088A
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Yoshiteru Santo
山東 美照
Hiroshi Ishidoshiro
石徹白 博司
Eiichi Nakano
中野 栄市
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Sando Iron Works Co Ltd
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06LDRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
    • D06L1/00Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods
    • D06L1/12Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods using aqueous solvents
    • D06L1/14De-sizing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は天然セルローズ繊維布帛及び天然セルローズ繊
維を含む布帛の糊抜き精練を連続的かつ迅速に行ない得
るようにした糊抜精練方法に関するものである。
(発明の背景〕 天然セルローズ繊維布帛及び天然セルローズ繊維を含む
布帛の従来の連続糊抜精練はスチーミングによる方法又
はスチーミング後液中処理を行う常圧処理方法があるが
、これらの方法は低溶比であって薬剤を迅速に作用させ
る為の水分量が不足するので必要以上の多量の薬剤と処
理時間を掛けて行われる0例えば布帛重量の5〜lO%
の苛性ソーダと1〜2%の酸化糊抜剤で45〜60分の
処理時間を要するスチーミング後液中処理を行ってもス
チーミングの処理むらを修正する程度で処理時間の短縮
には多くを望む事は出来ず、特に高密度布帛においては
精練皺及びむらが発生するので高密度布帛は高圧スチー
マ−による迅速連続糊抜精練が多く利用されているのが
現状である。
即ち従来の常圧処理方法(装置)では水分不足を補なう
ため、布帛を折り畳み、又は積込んでその処理時間を長
く確保しているために、その処理の迅速性に欠けること
は勿論のこと、布帛の折り重り等により熱分布のむらが
生じやすく、さらには薬品による反応むらを生じる問題
点がある。これらの処理むらを是正するために、過剰の
薬剤を使用し、処理時間も長くなる。
低密度布帛にあっては、上記問題点は起り難いが高密度
布帛になると折り曲がり部と平面部の薬剤作用が均一に
進行しないので皺、精練むらとなって後工程の染色時の
トラブルの原因となる。少ない薬剤で迅速に糊抜精練効
果を満すには布帛に耐着限界以上溶比で均一に処理する
必要があり、従来の方法では耐着眼界を越える水分量で
処理する事は出来ない、無理に水分を多く与えても積込
み時に液垂れが起って処理むらとなる。
〔発明の目的〕
本発明は、かかることに着目してなされたもので、特に
高圧スチーマを使用することなく、常圧の下で連続かつ
迅速な糊抜精練を行なうことができる布帛の糊抜精練方
法を提供することにある。
即ち本発明を具体的に述べれば天然セルローズ繊維及び
天然セルローズ繊維を含む布帛を連続して糊抜精練する
に際して酸処理、酸化剤処理、アルカリ処理、糊抜処理
の順序で吊持状態(ループ状態)で液中処理することに
ある。
従ってこの処理方法によれば、布帛を折ったむことなく
液中処理するので、布帛へ充分な湿度と熱エネルギーを
均一に付与することができるので、処理むらの発生が全
く見られず、しかも薬剤の使用量も、従来法に比較して
少なく均一な糊抜精練が達成できるものである。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の実施例を具体的に説明する。
布帛を使用し、この被処理布帛を先ず最初に、水素イオ
ン濃度pH2〜3である稀酸水溶液の約95℃加熱液中
をガイドロールにより移送させながら無理の状態で約5
秒間浸漬して、酸処理する0次いで、該布帛を過酸化水
素の約95℃熱溶液中を同様の無理状態で約20〜50
秒間浸漬して、酸化剤処理する。次に該布帛を、苛性ソ
ーダの約95℃加熱溶液中を同様の無理状態で約20〜
50秒間浸漬して、アルカリ処理する0次に該布帛を過
硫酸アンモニアの約95℃加熱溶液中を同様の無理状態
で約20〜50秒間浸漬して糊抜き処理し、これにより
一連の処理を終了するものである。
このように、本実施例では処理工程を稀酸処理−酸化剤
処理−アルカリ処理−糊抜処理の順で加工することによ
り、従来では糊抜処理−アルカリ処理−酸化剤処理の順
で処理したものと比較すれば、下記の如く本実施例によ
る糊抜精練効果が高いことが判る。
次に本実施例の効果を具体的に説明すると、酸化剤処理
(35%過酸化水素5cc/11溶液)−アルカリ処理
(苛性ソーダ5g7ft溶液)−糊抜処理(過硫酸アン
モニア2g7ft溶液)の順で、それら溶液を約95℃
に沸騰させた状態で夫々約30秒間処理すると吸上げ測
定値が約10分間で40mmであったのに対し、本実施
例のように、pH2〜3熱液中で約5秒間酸処理するこ
とにより吸上上側測定値が約10分間で7<1mmまで
上昇していることから初期の酸処理効果が高いことが判
る。
酸化剤を25%亜塩素酸ソーダー2cc/uの酸活性で
30秒間の熱湯処理した場合は、稀酸処理なしでは65
mmの吸上長であったのに対し、pH2〜3の熱湯前処
理を施すと吸上長が70mmとなる。酸処理の効果は過
酸化水素の場合40mmから7011IIIlと大きく
上昇する。亜塩素酸ソーダは65mmから70mmと上
昇中が少ない。亜塩素酸ソーダの場合には、処理液が酸
性であるので酸処理効果も同時に発揮されるので亜塩素
酸ソーダを用いる場合には酸処理を省く事が出来る。酸
処理は、pHを2以下にしても、又処理時間を30秒と
延長しても効果に変化はなくp82〜3処理時間は約5
秒間が好ましい条件である。pHの調整に使用する酸は
、蟻酸、酢酸、蓚酸等の有機酸、及び塩酸、硝酸、硫酸
、燐酸等の無機酸である。
加工順番の変化による糊抜精練効果の影響は各々熱液中
処理30秒間で吸上長(10分間)で比較する。(但し
pH2〜3熱液中で5秒間酸処理を行なった布帛をテス
ト布とする) であった。従って■の酸化剤処理−アルカリ処理→糊抜
処理の順番で加工した布帛が最も糊抜精練効果がある。
稀酸処理後の酸化剤処理用薬剤は過酸化水素、過酸化ソ
ーダ、過硼酸ソーダ、過マンガン酸カリ、過酢酸等の過
酸化物系の酸化剤及び次亜塩素酸カルシウム、次亜塩素
酸ソーダー、亜塩素酸ソーダ等の含塩素系の酸化剤であ
る。そしてその使用量は固形換算で0.05〜0.2%
溶液、95℃〜沸騰で20秒から50秒間の処理が好ま
しい、アルカリ処理の前で酸化剤処理を施すと天然セル
ローズの脂肪分が易溶化してアルカリによる鹸化作用が
促進するので低濃度の苛性ソーダーで迅速に精練が進行
する。
0.2%以上の酸化剤を使用しても効果に変りがないの
で多量に使用する必要はない。処理する時間も50秒で
効果を満すことが出来る。酸化剤処理した布帛は次のア
ルカリ液で鹸化処理を行う。アルカリ剤としては苛性ソ
ーダー0.3〜0.5%溶液で95℃〜沸騰で20秒〜
50秒間である。
0.5%、処理時間50秒以上掛けても大差はない。
アルカリ処理後に糊抜処理をすると脱糊が早くなる。又
糊抜処理によって未鹸化の脂肪分も鹸化脱落するので効
果が更に助長されて満足な糊抜精練布帛が得られるので
ある。糊抜剤は、ベルオキソ1硫酸塩、ペルオキソ2硫
酸塩、亜臭素酸ソーダー、市販の酸化糊抜剤を使用する
使用する量は、0.1%〜0.3%溶液が好ましい。処
理条件は95℃〜沸騰で20秒〜50秒間の熱液中処理
である。
実施例1 で2分間洗浄して塩酸でpH2,5とした熱湯(95℃
〜沸騰)で稀酸液で5秒間処理後水洗して酸化剤処理・
・・35%過酸化水素、5cc/4 、苛性ソーダ3g
/11.スコアロール0110 (花王アトラス■製)
  Ig/iを含む水溶液で、95℃〜沸騰で20秒〜
60秒液中処理し、次に アルカリ処理・・・苛性ソーダ5g/It、スコアロー
ルc11o 3g/jZを含む水溶液95℃〜沸騰で2
0秒〜60秒液中処理し、次に 糊抜処理・・・過硫酸アンモニア2g/It、苛性ソー
ダ10g/ft、スコアロールCll01g/jQを含
む水溶液95℃〜沸騰で20秒〜60秒間液中処理する
実施例2 実施例1と同じ織物を同条件で湯洗−稀酸処理を行って
、 酸化剤処理・・・25%亜塩素酸ソーダ2cc/J! 
、スコアロール900 1g/J2を含む水溶液を酢酸
でpH” 3.5に調整して95℃〜沸騰で20秒〜6
0秒液中処理して水洗し、次に、 アルカリ処理・・・苛性ソーダ5g7i 、スコアロー
ルC1103g/fLを含む水溶液95℃〜沸騰で20
秒〜60秒液中処理し、次に 糊抜処理・・・過硫酸アンモニア2g7ft、苛性ソー
ダ10g/l 、スコアロールCll01g/11を含
む水溶液95℃〜沸騰で20秒〜60秒間液中処理する
〔発明の概要) 以上のように本発明は、天然セルローズ繊維及び天然セ
ルローズ繊維を含む布帛を連続して糊抜精練するに際し
て、水素イオン濃度pH2〜3の稀酸水溶液で熱液処理
する酸処理に次いで、過酸化物系及び含塩素系の酸化剤
を含む水溶液で熱液処理する酸化剤処理を行ない、次い
で、苛性ソーダを含む、水溶液で熱液処理するアルカリ
処理を行ない、次いでベルオキソ1硫酸塩、ベルオキソ
2硫酸塩、亜臭素酸塩等の酸化系糊抜剤を含む水溶液で
糊抜処理を行なうことを特徴とする布帛の糊抜精練方法
である。
〔発明の効果〕
従ってこの糊抜き精練方法によれば、常圧霊囲気の下で
、きわめて迅速に、有効な糊抜精練が行なえる効果があ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 天然セルローズ繊維及び天然セルローズ繊維を含む布帛
    を連続して糊抜精練するに際して、水素イオン濃度pH
    2〜3の稀酸水溶液で熱液処理する酸処理に次いで、過
    酸化物系及び含塩素系の酸化剤を含む水溶液で熱液処理
    する酸化剤処理を行ない、次いで、苛性ソーダを含む、
    水溶液で熱液処理するアルカリ処理を行ない、次いでペ
    ルオキソ1硫酸塩、ペルオキソ2硫酸塩、亜臭素酸塩等
    の酸化系糊抜剤を含む水溶液で糊抜処理を行なうことを
    特徴とする布帛の糊抜精練方法。
JP869088A 1988-01-19 1988-01-19 布帛の糊抜精練方法 Granted JPH01183573A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5234463A (en) * 1990-09-19 1993-08-10 Sando Iron Works Co., Ltd. Method for desizing and scouring of a cloth
CN102321969A (zh) * 2011-08-22 2012-01-18 江苏金辰针纺织有限公司 全棉面料绿色环保染色工艺
CN102321968A (zh) * 2011-08-12 2012-01-18 江苏金辰针纺织有限公司 全棉面料染色前处理方法

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JPS623271A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Toshiba Corp 画像形成装置

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