JPH01182182A - 弾性体履帯 - Google Patents

弾性体履帯

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JPH01182182A
JPH01182182A JP299688A JP299688A JPH01182182A JP H01182182 A JPH01182182 A JP H01182182A JP 299688 A JP299688 A JP 299688A JP 299688 A JP299688 A JP 299688A JP H01182182 A JPH01182182 A JP H01182182A
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JP
Japan
Prior art keywords
crawler
tooth
drive wheel
elastic
meshing
Prior art date
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Pending
Application number
JP299688A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiya Murata
村田 迪也
Seiji Yamada
清二 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
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Publication of JPH01182182A publication Critical patent/JPH01182182A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブルドーザ−・パワーシャベル等の建設機材用
車輪およびトラクター等の農耕用車輌の無限軌道帯につ
いて、現在装着されている鉄製の履帯と交換して用いよ
うとする弾性履帯の改良に関するものである。
装軌軸型(クローラ型)の車輪は通常は鉄製履帯が用い
られている。
鉄製履帯は過酷土質の作業条件での作業が可能でしかも
履帯寿命も稼働時間4000時間〜5000時間と十分
満足すべき性能を有しているが、舗装道路の走行に関し
ては路面を傷めることからそのまま使用する事は出来な
い。 その様な場合には装軌輪に装着されている鉄製履
帯を外して、ゴムなどの弾性材の可塑材で形成した弾性
層帯にそのまま履き換え、いわゆるゴムクローラ−の形
態として走行させるのが適切であるが現状のゴムクロー
ラ−との履き換えでは、履帯の交換だけでなく、無限軌
道帯の案内輪・駆動輪・下転輸・上転輪らをそっくり交
換する事が必要で、そのため順き換え作業に多くの手間
と時間を要するために現実には行われていない。
一方ゴムクローラーで作業を行った場合、過酷土質の作
業条件下での作業が不可能な上、耐久性も鉄履帯の1/
4〜1)5程度しかない。
本発明は、この問題を解消するためになされたもので鉄
製履帯を用いた無限軌道帯に対し、それの案内輪・駆動
輪・転輪を交換することなく、筒便に交換が可能な弾性
帯履帯を提供することを目的とする。
すなわち、鉄製履帯を外してゴム製の弾性履帯に履き換
えさす際に、案内輪・駆動輪・転輪を交換しなければな
らないのは、ゴム製の弾性履帯に形成する転輪・案内輪
の踏面となる案内部と駆動輪の歯部に噛み合わす噛合部
の形状が鉄製履帯の形状と全く別異に形成されているこ
とによるものである。
鉄製履帯1にあっては、第10図および第1)図に示し
ている如くリンクlOを連結する連結ピン1)に嵌合し
であるプツシ、−12が軌道帯Aの駆動輪であるスプロ
ケット13の歯部に1歯おきに噛み合う噛合部となって
いるリンクlOの内周面10aが転輸14の踏面となり
、また左右のリンク10,10間は転輸14の案内輪1
4aを案内する実質的な案内溝を構成していて、該鉄製
履帯1の回動軌跡の中心線Wが、リンク10を連結ビン
1)の回転軌跡となっていること、そしてこのことから
地面に接触していくシュープレート15は、この回動中
心線Wの外側をリンク10の連結ピン1)による屈曲に
よって、回動方向の連続長さを圧縮させながら回動し、
また、踏面となる案内部を形成するリンク10の内周面
10aがリンク10の連結ピン1)による屈曲で回動方
向の連続長さを伸縮させながら回動するようになってい
る。
これに対し、現状のゴム製の弾性腹帯2にあっては、第
12図および第13図ならびに第14図に示している如
くゴム、合成樹脂等の弾性材料よりなる可塑材でエンド
レスに連続するよう形成した履帯20内に、一定の間隔
ピンチに配列して埋設しである芯金21の、前記履帯2
0に形成しておいた窓孔22に露出する部位が、駆動輪
であるスプロケット23の歯部に噛み合う噛合部となり
、履帯20の内周面が転輪24、及びその案内輪24a
の踏面となる案内部となって回動するようになっている
この弾性履帯を鉄製履帯との互換性を持たせるため、噛
合部を同形にした場合、すなわち、芯金21の内周面が
転輪24及びその案内輪24aの踏面となる様に芯金2
1の内周側を延出させて鉄製履帯lの案内部と同形にし
た場合その芯金21に形成した噛合部と案内部が弾性履
帯2の回動軌跡の中心線内周側に大きくずれ込む事で、
弾性材(ゴム)よりなる履帯20の中心線Wの内側の部
位がその中心線Wより小さい回動半径で回動することに
よる回動方向の収縮の繰り返しにより、その履帯20の
弾性材(ゴム)の中から芯金21が絞り出される様に浮
き出して使用に耐えないものとなっている。
本発明の弾性体履帯では第1〜6図の実施例に示したよ
うに各転輪に対して無端状掛け廻らされる履帯であって
該履帯は圧縮および引っ張りに対し、十分な強度を有し
、且つ耐摩耗性にすぐれたウレタン(ウレタンエラスト
マー)等の弾性材を主材とし、しかも上記履帯には駆動
輪であるスプロケット13の歯部と噛合させるべくこれ
と同一ピッチの噛合部34を、その長さ方向等間隔毎に
配設するとともに、該噛合部34の噛合面は上記駆動輪
13の噛合部における各歯13a間の凹面形状に略対応
する凸面形状に構成したことを特徴とし、さらに上記履
帯の長さ方向に等間隔毎に配設した噛合部は駆動輪の各
歯部に噛合させるべく駆動輪の各歯と同一ピッチにて配
設したことを特徴とするものである。これにより、この
噛合部の内端側で構成される噛合部34が前記した鉄製
履帯lの連結ピン1)の外周に嵌合するブツシュの周面
により形成される該鉄製履帯lの噛合部と同じ形状にな
っている。
この噛合部34はウレタンfrL体で形成されており、
一定の間隔ピンチで装設されている。
また鉄製履帯が1歯おきに噛合部に噛み合う形状となっ
ているのに対し、本発明の弾性履帯にあっては1歯ごと
に噛み合う形状になっている。
合わせて材料の変形特性上、噛合部は駆動輪の歯の面積
全体で受ける形状になっている。
上記理由により、駆動輪より噛合部にかかる面圧は接触
している駆動輪の歯全数で分配され、略等荷重で受ける
構造になっているため、噛合部分がウレタン単体であっ
ても駆動輪に最大索引力が生じた場合においても、強度
的には全く問題を生じない。
32は弾性体履帯2の内周側に形設された転輪14の踏
面部であって、該踏面部は弾性体履帯2の長平方向に沿
って連続して突状となる様に形成されており、材質は弾
性体履帯本体と同様ウレタン単体である。
上記踏面部32の履帯内周側の端面32aは前述の第1
0図および第1)図に示した鉄製履帯1を装備した履帯
のリンクlOの内周面10aで形成される踏面Yと対応
する形状に形成されている31は弾性履帯の外周面側に
形成したラグで装着時張力で変形した際、接地面圧を等
荷重でうけるべく所定の形状に設定されており、現状の
ゴムクローラのラグ部形状とはことなっている。
本発明の弾性体履帯は圧縮および引っ張りに対し、可塑
材自体の強度で保持され、しかも装着時屈曲性能に支承
をきたさないため、ウレタン(例えばJIS(A)75
°〜100°)を材料とし、履帯、噛合部、案内部、ラ
グ部(接地部)が同一材料単体で一体成形されている。
また踏面部32の幅方向の内厚を所定厚さにする事によ
り、回動軌跡の中心線が、該弾性履帯を形成している可
塑材の板厚方向の中心に位置せしめることができ、従来
のような芯金およびスチールコードの補強を全く必要と
しない構造であるのが特徴である。
上記の理由のため1本発明の弾性履帯は鉄製履帯に換え
て、装着するとき転輪・駆動輪・案内輪らを取り外す事
なく、鉄製履帯と履き換え装着が行われまた使用により
、芯金およびスチールコードと可塑材との剥離等もなく
、併せて走行性が安定し、乗りごごちも振動が少なくゴ
ムローラーより著しく良好である。
本発明に用いるウレタン等の可塑材とは例えば所定の引
っ張り強度、圧縮強度、耐摩耗性を有する。ポリエーテ
ルタイプ、又はポリエステルタイプ、T、D、I系、M
、D、!系、アミン硬化系型、OH硬化系のウレタンエ
ラストマー等の使用が考えられる。
本発明に用いるウレタンエラストマー等可塑材の硬度は
、同一材料単体で用いても必要不可欠な耐引っ張り強度
、および耐圧縮強度を有し、しかも現状のゴムクローラ
−のゴムのラグ部以上の耐摩耗性を有するため硬度がJ
IS(A)75°〜100°の間に設定する事が必要で
ある。
実   施   例 本発明の弾性体履帯を製造し、これをミニバックホーに
装着し、且つ走行テストを実施した結果を以下に示す。
+1)  製品の物性等 ■材料 ポリエーテルT、D、Iアミン硬化型ウレタンエラスト
マー ■硬度JIS(A) ■駆動輪噛合部の破断強度 650 kg (2)装着機能テスト ■装着機種 0.6r+?用ミニ八′ツクホー (全装備重量1.3t) ■機能テスト クローラ−張力とタワミ量の関係については第7図に示
した通り 駆動輪位置の面圧の分布状況については第8図に示した
通り (3)走行テスト(ゴムクローラ−と)比較)■耐久性 本発明品      2500時間 ゴムクローラ−1200時間 0乗心地(耐震性) a試験方法 運転台に加速度計を取りつけ、垂直方向のGを測定 す試験条件 走行 低速(0,87〜1.9km/H)高速(1,5
〜1.85km/H) 旋回(ピボットターン) 低速 高速 C測定結果 第9図に示した通り
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による弾性体履帯の使用状態をあられし
た要部拡大断面図 第2図は本発明の一実施例である弾性体履帯の部分拡大
平面図 第3図は第2図の弾性体履帯の底面間 第4図は第2図におけるA−A線矢視方向の断面図 第5図は第2図におけるB−B線矢視方向の断面図 第6図は本発明の弾性体履帯の使用状態をあられした部
分拡大断面図 第7図はクローラ−張力と撓み量の関係をあられしたグ
ラフ 第8図は駆動輪位置の面圧の分布状況をあられしたグラ
フ 第9図はゴムクローラ−と本発明品の実地走行における
振動状況の測定結果をあられすグラフ第1O図は従来の
鉄製履帯の使用状態をあられす要部拡大断面図 第1)図は第10図におけるC−C線矢視方向の断面図 第12図は従来のゴム製履帯の使用状態をあられず要部
拡大断面図 第13図は第12図におけるD−D線矢視方向の断面図 第14図は従来のゴムクローラ−の使用状態をあられす
要部拡大断面図である。 A・・・・・・無限軌道帯   3・・・・・・弾性帯
履帯32・・・踏面部     32a・・・内周側端
面32b・・・・・・脱輪防止用凹溝 34・・・・・・噛合部 発明者 村田辿也 発明者 山田清二 特許出願人  トピー工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各転輪に対して無端状に掛け廻される履帯であっ
    て、該履帯は圧縮および引っ張りに対し十分な強度を有
    するとともに耐摩耗性にすぐれたウレタンエラストマー
    等の弾性材を主材とし、しかも上記履帯には駆動輪と噛
    合させるべくこれと同一ピッチの噛合部を、その長さ方
    向等間隔毎に配設するとともに、該噛合部の噛合面は上
    記駆動輪の噛合部における各歯間の凹面形状に略対応す
    る凸面形状に構成したことを特徴とする弾性体履帯。
  2. (2)履帯の長さ方向に等間隔毎に配設した噛合部は、
    駆動輪の各歯毎に噛合させるべく駆動輪の各歯と同一ピ
    ッチにて配設されているところの請求項(1)記載の弾
    性体履帯。
JP299688A 1988-01-10 1988-01-10 弾性体履帯 Pending JPH01182182A (ja)

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JP299688A JPH01182182A (ja) 1988-01-10 1988-01-10 弾性体履帯

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JP299688A JPH01182182A (ja) 1988-01-10 1988-01-10 弾性体履帯

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JPH01182182A true JPH01182182A (ja) 1989-07-20

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ID=11544990

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JP299688A Pending JPH01182182A (ja) 1988-01-10 1988-01-10 弾性体履帯

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JP (1) JPH01182182A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03109988U (ja) * 1990-02-26 1991-11-12

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03109988U (ja) * 1990-02-26 1991-11-12

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