JPH01180866A - オレフインスルホネートの漂白方法 - Google Patents

オレフインスルホネートの漂白方法

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Publication number
JPH01180866A
JPH01180866A JP408388A JP408388A JPH01180866A JP H01180866 A JPH01180866 A JP H01180866A JP 408388 A JP408388 A JP 408388A JP 408388 A JP408388 A JP 408388A JP H01180866 A JPH01180866 A JP H01180866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bleaching
hydrogen peroxide
olefin sulfonate
boric acid
added
Prior art date
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Pending
Application number
JP408388A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Fujita
耕一 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Petrochemical Co Ltd filed Critical Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication of JPH01180866A publication Critical patent/JPH01180866A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオレフィンスルホネートの製造方法、詳しくは
、1分子中に8〜24個の炭素原子を有するオレフィン
に無水硫酸ガスを反応させて得られるオレフィンスルホ
ネートの漂白方法に関する。
〔従来の技術〕
オレフィンスルホネートは他のアニオン活性剤、例えば
、アルキルベンゼンスルホネートや、高級アルコールサ
ルフェート等に比べて反応に際し着色し易いことが知ら
れてお9、特に淡色なオレフィンスルホネートを要求さ
れる場合には漂白処理が行われる。
従来、漂白処理の方法としては、次亜塩素酸塩を用いる
方法が最も一般的で効果が大きいことが知られている。
しかし次亜塩素酸塩を用いる方法では、食塩が発生し、
また装置を腐食し易いといれているように過酸化水素を
用いる方法もあるが、次亜塩素酸塩を使用した場合に比
して漂白効果が小さい。この過酸化水素を用いる漂白処
理効果の改良方法として、0.1重量大以上の過酸化水
素と、リン酸塩及び、またはケイ酸塩を添加して行う方
法が提案されている(%開餡51−138619号公報
)。しかし、この方法ではリン酸塩を添加した場合、富
栄養化の問題となるリンを含んだ廃水を生ずるので好ま
しくない。また、ケイ酸塩を用いた場合は漂白処理工程
に於いて発泡し泡立つという問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、過酸化水素によるオレフィンスルホネートの
漂白処理において、かかる問題なく、かつ、漂白効果の
向上を図った改良方法を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、リンを含まず、且つ発泡の少ない過酸化水
素による漂白方法を種々検討した結果、硼酸類を添加し
て過酸化水素で漂白することにより、発泡が無く、かつ
、漂白効果が大きいことを見い出し本発明を完成した。
即ち本発明は、1分子中に炭素原子8〜24個を有する
オレフィンスルホネートに対し、過酸化水素0.5重量
%以上と硼酸またはそのアルカリ金属塩を硼酸として0
.5重量%以上−を添加して、30〜85℃の温度範囲
内で処理することを特徴とするオレフィンスルホネート
の漂白方法を提供するものである。
本発明で漂白処理に供されるオレフィンスルホネートは
、一般に、1分子中に8〜24個の炭素原子を有する直
鎖状モノオレフィンを主成分とするオレフィン類に、不
活性ガスで希釈した無水硫酸ガスを反応させた後、アル
カリ水で中和、次いで加水分解して得られる。
オレフィンスルホネートの漂白処理は、オレフィンスル
ホネート罠対し過酸化水素をO,S重量5以上及び硼酸
またはそのアルカリ金属塩を硼酸としてO,S重量%以
上添加することが必要でちゃ、好ましくは過酸化水素1
〜5重量%、硼酸5〜10重量%である。
過酸化水素が0.5重量に未満では漂白効果が不十分で
あり、10重量%以上添加しても漂白効果の向上はみら
れず無駄である。又、硼酸の添加量が0.5重量%未満
では漂白効果が小さく、泡立ちが大きい。10重量%以
上添加しても漂白効果の向上は与られず無駄である。
添加される過酸化水素はどのような濃度のものでも良い
が、30〜35%水溶液が工業的に入手でき安全に取扱
えるので好ましい。高濃度のものは不安定で分解の危険
があり、低濃度のものは得られるオレフィンスルホネー
ト濃度を低くしてしまう。
硼酸のアルカリ金属塩を用いる場合、硼酸ナトリウム、
硼酸カリウム、硼酸リチウムのいずれでも良い。硼酸ま
たはそのアルカリ金属塩の添加は過酸化水素を添加する
前に添加すべきである。先に過酸化水素を添加した場合
、発泡し泡立ちが起ってしまう。
添加する硼酸またはそのアルカリ金属塩は粉末状のもの
をそのまま添加しても良いし、水溶液として用いても良
いが、粉末状の場合はオレフィンスルホネート溶液に十
分溶解した後過酸化水素を添加しないと硼酸の添加効果
が小さくなってしまう。
漂白処理温度は、30℃未満では漂白処理に時間がかか
9過ぎ、また85℃より高いと過酸化水素の分解が急激
に起9発泡して泡立つので、30〜85℃の温度範囲内
で処理する必要がある。
〔発明の効果〕
本発明のオレフィンスルホネートの漂白方法は次亜塩素
酸塩による漂白処理における食塩の発生、装置の腐食な
どの問題を起こさないし、漂白処理温度における発泡を
抑制し、リンを含有しない色相の改良されたオレフィン
スルホネートの製造カ可能となる。
〔実施例〕
以下実施例を挙げ本発明を説明する。
合成例 炭素数16〜18混合内部オレフィン(平均炭素数17
)を薄膜式連続スルホン化、反応管を用い、温度30〜
50℃でスルホン化を行った。反応終了後、スルホン酸
とサルトンの1.2倍当量の苛性ソーダで中和し、オー
トクレーブ中で、温度170℃で30分間加水分解して
オレフィンスルホネート水溶液を得た。次いで20重量
製硫酸でPH8に調整した。PR調整後のオレフィンス
ルホネートa度は、32重量%で、色相(オレフィンス
ル*:+ −ト2.5重量大水溶液の10簡セルにおけ
る、波長420mμの光の吸光度を1000倍した値(
以下間))は、1600であった。
実施例1 合成例で得たオレフィンスルホネート水溶液1002を
300d三ツロフラスコに入れ、攪拌し乍ら80℃に昇
温した。昇温後、硼酸1.69 (オレフィンスルホネ
ートに対し5重量%)を加え、次いで31重t%過酸化
水素水溶液5.29 (オレフインスルホイ・−トに対
し5重量%)を加え、80℃で1.5時間攪拌して漂白
処理を行った。漂白処理中発泡による泡立ちは無かった
。漂白終了後5重量%苛性ソーダ水溶液でPHを8に調
整した。
色相は1600から420に改善された。
比較例1 硼酸を加えなかった以外は実施例1と同様にして行った
比較例2 漂白処理温度を90℃とした以外は実施例1と同様にし
て行った。
比較例3 硼酸にかえてケイ酸ナトリウム1.6tを加えた以外は
実施例1と同様にして行った。
以上の結果を表−1に示す。
(以下余白) 実施例2〜8 漂白処理時間、硼酸の添加量、過酸化水素水溶液の添加
量を変化させて実施例1と同様にして行った結果を表−
2に示す。
(以下余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1分子中に炭素原子8〜24個を有するオレフィンスル
    ホネートに対し、過酸化水素0.5重量以上と硼酸また
    はそのアルカリ金属塩0.5重量以上(硼酸として)と
    を添加して、30〜85℃の温度範囲内で処理すること
    を特徴とするオレフィンスルホネートの漂白方法。
JP408388A 1988-01-12 1988-01-12 オレフインスルホネートの漂白方法 Pending JPH01180866A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100954824B1 (ko) * 2004-07-21 2010-04-28 콸콤 인코포레이티드 통신 시스템을 위해 공유되는 시그널링 채널

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100954824B1 (ko) * 2004-07-21 2010-04-28 콸콤 인코포레이티드 통신 시스템을 위해 공유되는 시그널링 채널

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