JPH01180695A - カップ自動販売機の水回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は製氷機を備えたカップ自動販売機の水回路に関
するものである。

従来の技術 近年、カップ自動販売機の水回路は大変多く。

設けられている。例えば実開昭６１−８９９８５号公報
に示されている。以下図面を多照しながら、上述した従
来のカップ自動販売機の水回路の一例について説明する
。第３図は従来のカップ自動販売機の水回路の配管を示
すものである。１は水道管と接続した電磁弁である。２
はシスターンで。

上記電磁弁１の２次側と管で接続されている。３は高圧
ポンプでシスターン２の下部と管で接続されている。上
記高圧ポンプ３の２次側は温水タンク用電磁弁４と冷水
用電磁弁５が管で接続されている。６はカップステーシ
ョンでセットされたカップに飲料が注入される。７は製
氷機で下部に設けられた２箇所の接続ロアａ、７ｂの片
方接続ロアａと上記シスターン２とが管で接続されてい
る。

また、もう一方の接続ロアｂは製氷機７の貯氷室排水ロ
アＣと、上記高圧ポンプ３０１次側が管で接続されてい
る。８は排水用電磁弁でシスターン２や水回路の最下位
置に設けられている。９は温水タンクで温水タンク用電
磁弁４のＮＯ側と管で接続されている。１ｏはカーボネ
ータで冷水用電磁弁６のＮＯ側および炭酸ガスボンベ１
１が管で接続されている。１２はカップステーション６
に搬出されたカップである。１３は炭酸水用電磁弁で１
次側はカーボネータ１ｏと接続され、２次側はカップス
テーション１２まで配管されている。

１４はシロップタンクで片方は炭酸ガスボンベ１１と接
続され、もう一方はシロップ用電磁弁１６と接続されて
いる。そしてシロップ用電磁弁１６の２次側は、カップ
ステーション１２まで配管されている。１６は温水用電
磁弁で１次側は温水タンク９に接続され、２次側はカッ
プステーション１２まで配管されている。１７は冷却水
槽で、炭酸水。

冷水およびシロップを流す管が内部に配置されている。

１８は排水バケツで自販機内部で発生した排液を全て受
けるように設けられている。

以上のように構成されたカップ自動販売機の水回路につ
いて、以下その動作について説明する。

まず、水道用電磁弁１の作動はシスターン２内の水位が
一定になるように制御される。シスターン２の水は製氷
機７に供給される。また、高圧ポンプ３の回転によって
、シスターン２内の水が製氷機７を経由して高圧ポンプ
３の１次側へ吸い込むのと同様に、シスターン２から直
接高圧ポンプ３に吸い込まれ１以上２回路の水の流れが
生じる。

高圧ポンプ３に吸い込まれた水は温水タンク用電磁弁４
が通電されたとき、温水タンク９に供給され、通電され
ない通常は冷水用電磁弁５まで供給される。次に冷水用
電磁弁６が通電されることで、カップステーション６の
カップ１２に飲料用冷水として吐出する。通電されない
通常は炭酸ガスボンベ１１から供給される炭酸ガスが充
満したカーボネータ１ｏに吐出して炭酸水をつくる。飲
料自動販売機では衛生管理上、特に飲料系統の洗浄。

殺菌が重要視されており、そのため排水用電磁弁８の操
作で水回路の排水を行ない新しい水に交換したり、シス
ターン２に洗浄溶液を注入して水口しかしながら上記の
ような構成では、シスターン２に洗浄溶液を注入して水
回路の洗浄、殺菌作業を行っても管内を流れる水の方向
が、通常の水の流れ方向と同じであること、水の流れに
勢いがないことから、水回路の管内に付着した水あかや
不純物を除去することが困難であるとゆう問題点を有し
ていた。

本発明は上記問題点に鑑み、水回路、特に製氷機の洗浄
、殺菌作業が効果的に行えるカップ自動販売機の水回路
を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のカップ自動販売機の
水回路は高圧ポンプの２次側と製氷機ラインを接続する
洗浄管を設け、その洗浄管の入口。

出口には水の流れ方向を切り換えるコック又は電磁弁と
いう構成を備えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、洗浄、殺菌作業時の水
の流れる方向を通常の逆にすることで。

通常の流れに沿って管内に付着している水あかや不純物
が取れやすくなり、水の澱み箇所も変化する。また、高
圧ポンプで水を圧送するので水の流れに勢いが生じる。

実施例 以下本発明の一実施例のカップ自動販売機の水回路につ
いて、図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の
第１の実施例におけるカップ自動販売機の水回路の配管
を示すものである。１９は３方コツクで温水タンク用電
磁弁４のＮＯ側と温水タンクの途中に設ける。２０は上
記３方コツク１９と同じ３方コツクで、製氷機７の接続
ロアｂと貯氷室排水ロアｃを管で接続した箇所と高圧ポ
ンプ３の１次側との途中に設け、３方コツク１９と３方
コツク２ｏを洗浄管２１で接続する。以上のように構成
されたカップ自動販売機の水回路について、以下第１図
及び第２図を用いてその動作を説明する。まず第２図は
水の流れを示すものであって、通常は実線の矢印入方向
に流れ、これは従来と同じである。次に洗浄、殺菌を行
うときは３方コツク１９と３方コツク２ｏを洗浄、殺菌
位置に切り換える。シスターン２に洗浄溶液を入れる。

次に高圧ポンプ３と温水タンク用電磁弁４に通電する。

すると、高圧ポンプ３の圧送によって水の流れは破線の
矢印Ｂのように、シスターン２から高圧ポンプ３．温水
タンク用電磁弁４のＮＣ側、３方コック１９．洗浄管２
１．３方コツク２０、製氷機７の接続ロアｂあるいは接
続ロアｃを経由して、接続ロアａからシスターン２に戻
る水回路が生じ、この水の流れを一定時間行った後、排
水用電磁弁８から洗浄、殺菌に使用した水を排水する。

次に電磁弁１の通電でシスターン２や水回路に新しい水
を入れ、洗浄、殺菌時と同じ様に高圧ポンプ３で水を圧
送して、水回路内の洗浄溶液を完全に除去できるまで数
回行う。次に３方コツク１９と３方コツク２ｏを通常の
位置に戻す。以上のように本実施例によれば、洗浄管２
１を製氷機７の接続ロアｂ、７Ｃと高圧ポンプ２次側と
の間に設けることによって、水の流れる方向が逆になり
、水の勢いが高まり、洗浄、殺菌効果を高くすることが
できる。

発明の効果 以上のように本発明は製氷機の接続口に３方コツク高圧
ポンプ２次側に３方コツクを設け、さらに両方の３方コ
ツク間を洗浄管で接続することによって洗浄、殺菌する
水回路が閉回路となり、シスターンに入れられた洗浄溶
液は水回路内を循環することになり、洗浄溶液が水回路
全体に接触し、上記で述べた水の流れを逆にすることや
水の勢いを高めることで水回路の洗浄、殺菌効果を一段
と高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるカップ自動販売機の水
回路の配管図、第２図は第１図の水の流れる方向を表す
図、第３図は従来のカップ自動販売機の水回路の配管図
である。 ２・・・・・・シスター７．３・・・・・・高圧ポンプ
、４・・・・・・温水タンク用電磁弁、７・・・・・・
製氷機、７ａ、７ｂ。 ７Ｃ・・・・・・製氷機の接続口、８・・・・・・排水
用電磁弁、１９．２０・・・・・・３方コツク、２１・
・・・・・洗浄實。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／−
−−電砥弁 ２−　シスターン ３−高圧ポンプ。 ４−　温水タンク用電雀弁 ７−製氷機 ７ａ、７ｂ、７ｃ、−一製水磯の接続ロ８−排水用常ｍ
弁 ／？、　２０−＝　３方コツク ２１−一洗浄管 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　水道管と直結した電磁弁と、上記電磁弁の２次側と接
   続したシスターンと、シスターン、高圧ポンプ、温水タ
   ンク用電磁弁、冷水用電磁弁を経てカップテーションま
   で配管された水ラインと、シスターン、製氷機、高圧ポ
   ンプの１次側を接続した製氷機ラインと、上記水ライン
   の高圧ポンプの２次側と製氷機ラインの途中とを接続し
   た洗浄管と、この洗浄管の入口と出口に配置され水の流
   れ方向を切り換えるコック又は電磁弁とを備えたことを
   特徴とするカップ自動販売機の水回路。