JPH011804A - 道路における路床部の積層構造 - Google Patents
道路における路床部の積層構造Info
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- JPH011804A JPH011804A JP62-154075A JP15407587A JPH011804A JP H011804 A JPH011804 A JP H011804A JP 15407587 A JP15407587 A JP 15407587A JP H011804 A JPH011804 A JP H011804A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業−にの利用分野)
本発明は、路床の主材料として発泡プラスチック、発泡
コンクリート、ハニカム構造体等の軽績盛土材を用いた
道路における路床部の積層構造に関する。
コンクリート、ハニカム構造体等の軽績盛土材を用いた
道路における路床部の積層構造に関する。
(従来の技術)
従来、低湿地帯等の軟弱地盤上に道路や空港の滑走路等
を建設する場合には、該軟弱Jl!!盤」;に施工され
る盛土(ご検感上を含む)自体の荷重と交通相″′Iり
1重によって軟弱地盤か次第に圧密されて道路等が沈下
するという諸+aかあった。
を建設する場合には、該軟弱Jl!!盤」;に施工され
る盛土(ご検感上を含む)自体の荷重と交通相″′Iり
1重によって軟弱地盤か次第に圧密されて道路等が沈下
するという諸+aかあった。
そこで、1;述のような問題点を解消するために開光さ
れたものとしてEPSI法(Expanded Po
1y 5tyrol Con5truction
Methodの略称)かある。
れたものとしてEPSI法(Expanded Po
1y 5tyrol Con5truction
Methodの略称)かある。
このEPS玉法はノルウェイで開発され、最近我国で試
験的に実施され始めた工法であっC,V:t−に本来の
素材である上に代えて、超軽縫素材である51泡スチロ
ールを用いるようにしたものである。
験的に実施され始めた工法であっC,V:t−に本来の
素材である上に代えて、超軽縫素材である51泡スチロ
ールを用いるようにしたものである。
叩ち、従来のEPSf法は、第2図に示すように、掘削
した路床形成部の内底部に、まずレベリング層lOとな
る敷砂を施工後、その上面に大型の発泡スチロールツ°
ロック(1,820x 910 x400m■)Lla
を4;下方向において互いに目地部aをずらせながら敷
設・積層させて発泡スチロール材層11を形成させ、そ
の上面に鉄筋コンクリート製床板14を打設し、その上
面に従来の工法と同様にアスファルト舗装2を行なうよ
うにしたものであった。
した路床形成部の内底部に、まずレベリング層lOとな
る敷砂を施工後、その上面に大型の発泡スチロールツ°
ロック(1,820x 910 x400m■)Lla
を4;下方向において互いに目地部aをずらせながら敷
設・積層させて発泡スチロール材層11を形成させ、そ
の上面に鉄筋コンクリート製床板14を打設し、その上
面に従来の工法と同様にアスファルト舗装2を行なうよ
うにしたものであった。
そして、この従来のEPSI−法にあっては、本来の盛
土素材に比べて超軽に(1/80〜l/100)な発泡
スチロールを用いることで、軟弱地盤に作用する盛士荷
東を大1鴫に軽減てき、lt!盤沈下が防止できるよう
になる(軽量性)他、以ドに述べるような利点かある。
土素材に比べて超軽に(1/80〜l/100)な発泡
スチロールを用いることで、軟弱地盤に作用する盛士荷
東を大1鴫に軽減てき、lt!盤沈下が防止できるよう
になる(軽量性)他、以ドに述べるような利点かある。
即ち1発泡スチロールブロックは、自立性を有し、水平
上圧は生しないので、擁壁等の対策か不要になる。(自
立性) また1発泡スチロールブロックは、不透水性で、吸水−
¥は極めて少ないので、吸水による悪影響がない。(耐
水性) また発泡スチロールの加工は現場でも容易に行なえるし
、軽量性のため運搬及び据付は作業等も人手で容易かつ
迅速に行なえるようになる。(施工性) また、上述のように付帯工事(地盤改良工事、擁壁工事
、土留工事)か不要になり、かつ、施工性に優れるため
、工期の大幅な短縮によってトータルコストの低減化か
n[能となる。(経済性)1発191か解決しようとす
る問題点)しかしながら1発泡スチロールは圧縮強度及
び復元率か小さいため、特に飛行機のgI着陸の際に局
部的に大きな衝撃を受ける空港の滑走路や、大型自動車
の急発進急停・1(の際に大きな衝撃を受ける高速道路
等にあっては、その強い局部的衝撃により発泡スチロー
ルの組織か破壊されて復元不能となり、路Wか次第に沈
下するという強度Eの問題点かあり、このため、今だ試
験的施1の域を脱し・えない状況である。
上圧は生しないので、擁壁等の対策か不要になる。(自
立性) また1発泡スチロールブロックは、不透水性で、吸水−
¥は極めて少ないので、吸水による悪影響がない。(耐
水性) また発泡スチロールの加工は現場でも容易に行なえるし
、軽量性のため運搬及び据付は作業等も人手で容易かつ
迅速に行なえるようになる。(施工性) また、上述のように付帯工事(地盤改良工事、擁壁工事
、土留工事)か不要になり、かつ、施工性に優れるため
、工期の大幅な短縮によってトータルコストの低減化か
n[能となる。(経済性)1発191か解決しようとす
る問題点)しかしながら1発泡スチロールは圧縮強度及
び復元率か小さいため、特に飛行機のgI着陸の際に局
部的に大きな衝撃を受ける空港の滑走路や、大型自動車
の急発進急停・1(の際に大きな衝撃を受ける高速道路
等にあっては、その強い局部的衝撃により発泡スチロー
ルの組織か破壊されて復元不能となり、路Wか次第に沈
下するという強度Eの問題点かあり、このため、今だ試
験的施1の域を脱し・えない状況である。
(問題点を解決するための手没)
本発明は、−1−述のような問題点を解決することを目
的としてなされたもので、この目的達成のために本発明
の道路における路床部のM層構造では、路床部の二F材
料として発泡プラスチック等の軽駁盛−L材を用いた道
路において、前記軽量盛土材層とその上部に形成される
路盤層との間に鉄筋コンクリート製床板と弾性材層を少
なくとも各1層づつ介装させた構造とした。
的としてなされたもので、この目的達成のために本発明
の道路における路床部のM層構造では、路床部の二F材
料として発泡プラスチック等の軽駁盛−L材を用いた道
路において、前記軽量盛土材層とその上部に形成される
路盤層との間に鉄筋コンクリート製床板と弾性材層を少
なくとも各1層づつ介装させた構造とした。
(作用)
本発明の道路における路床部の積層構造では。
上述のように、路床の主材料として発泡プラスチック等
の軽駿盛+材を用いることで、EPS工法の長所(自立
性、耐水性、施工性、経済性)を全て備えた道路の施工
が行なえるようになる。
の軽駿盛+材を用いることで、EPS工法の長所(自立
性、耐水性、施工性、経済性)を全て備えた道路の施工
が行なえるようになる。
また、軽量盛土材層とその上部に形成される路盤層との
間に鉄筋コンクリート製床板と弾性材層を少なくとも各
1層づつ介装させたことで、軽量盛土材層に受ける局部
的衝撃力か鉄筋コンクリート製床板によって平均分散さ
れ、また、弾性材層て吸収されることによりて減衰され
るので、強度(−の問題点か解消できるようになる。
間に鉄筋コンクリート製床板と弾性材層を少なくとも各
1層づつ介装させたことで、軽量盛土材層に受ける局部
的衝撃力か鉄筋コンクリート製床板によって平均分散さ
れ、また、弾性材層て吸収されることによりて減衰され
るので、強度(−の問題点か解消できるようになる。
(実施例)
以下1本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。尚、
この実施例を述べるにあたって、アスファルト舗装の一
般道路に実施した場合を例にとる。
この実施例を述べるにあたって、アスファルト舗装の一
般道路に実施した場合を例にとる。
まず、実施例の構成を、道路の施工工程に基づいて説明
する。
する。
(イ)掘削1−程
この掘削工程では、軟弱地盤をブルドーザ−で掘削した
後、その底部をバラクホウで不陸整正し、かつハントロ
ーラで転圧する。
後、その底部をバラクホウで不陸整正し、かつハントロ
ーラで転圧する。
([1)路床部形成工程
この路床部形成工程では、まず、上述のように掘削され
た底部に敷砂を施工してLOcaのレベリング層lOを
形成した後、その上面に大型の発泡スチロールブロック
(1820x910x400am)llaを2段に積層
させる。この場合、各発泡スチロールブロウクllaは
■;下方向において互いに目地部aをずらせながら敷設
・@1層し、各発泡スチロールブロックlla相互間を
緊結金具を用いて連結することにより、一体止された所
要厚さ(80cm)の発泡スチロール材層11を形成す
る。
た底部に敷砂を施工してLOcaのレベリング層lOを
形成した後、その上面に大型の発泡スチロールブロック
(1820x910x400am)llaを2段に積層
させる。この場合、各発泡スチロールブロウクllaは
■;下方向において互いに目地部aをずらせながら敷設
・@1層し、各発泡スチロールブロックlla相互間を
緊結金具を用いて連結することにより、一体止された所
要厚さ(80cm)の発泡スチロール材層11を形成す
る。
次にその一上面にインプレンシートよr)成る被覆膜1
2を施設し、かつ、そのE面に弾性材層13を形成する
厚さ3cmのゴム板を施設した状態で、その1=而に厚
さ1Ocsの鉄筋コンクリート製床板14を打設する。
2を施設し、かつ、そのE面に弾性材層13を形成する
厚さ3cmのゴム板を施設した状態で、その1=而に厚
さ1Ocsの鉄筋コンクリート製床板14を打設する。
次に、丑記と同様に、鉄筋コンクリート製床板14の上
面に弾性材層13を介装させた状態て鉄ε 筋コングリー1−製床板14.、JT設し、更にその上
面に弾性材層13を形成する3cmのゴム板を敷設し゛
C路床部lの積層構造となす。
面に弾性材層13を介装させた状態て鉄ε 筋コングリー1−製床板14.、JT設し、更にその上
面に弾性材層13を形成する3cmのゴム板を敷設し゛
C路床部lの積層構造となす。
(ハ)アスファルト舗装工程
上述のように路床部lを形成した後は、従来工法と全く
同様に、その上面にアスファルト舗装2を行なう。
同様に、その上面にアスファルト舗装2を行なう。
尚、この実施例では、上記アスファルト舗装2部分は、
路q1層20と、基層部21と、中間層部22と、表層
部23とで構成され、また路盤層20は下層路盤20a
、中層路盤20b、上層路盤20cの三層により構成さ
れている。
路q1層20と、基層部21と、中間層部22と、表層
部23とで構成され、また路盤層20は下層路盤20a
、中層路盤20b、上層路盤20cの三層により構成さ
れている。
尚、図において3は歩道部分を示す。
以上説明してきたように本実施例の道路における路床部
の積層構造にあっては、上述のように、路床部lの主材
料として発泡スチロールブロック11aを用いることで
、EPS工法の長所(自立性、細氷性、kl−性、経済
性)を全て備えた道路の&[か行なえるようになる。
の積層構造にあっては、上述のように、路床部lの主材
料として発泡スチロールブロック11aを用いることで
、EPS工法の長所(自立性、細氷性、kl−性、経済
性)を全て備えた道路の&[か行なえるようになる。
また1発泡スチロール材層l【とその」一部に形成され
る路盤層20との間に鉄筋コンクリート製床板14と弾
性材層13とを交互にlIi層させた状5にで介装させ
たことで、発泡スチロール材層11に受ける局部的衝撃
力か鉄筋コンクリート製床板による平均分散作用と弾性
材!?!13による応力吸収作用によってほぼ完全に減
衰されるので1強度りの問題点か解消できるようになる
。
る路盤層20との間に鉄筋コンクリート製床板14と弾
性材層13とを交互にlIi層させた状5にで介装させ
たことで、発泡スチロール材層11に受ける局部的衝撃
力か鉄筋コンクリート製床板による平均分散作用と弾性
材!?!13による応力吸収作用によってほぼ完全に減
衰されるので1強度りの問題点か解消できるようになる
。
以し、本発明の実施例を図面により詳述してきたか、具
体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更7かあっ
ても本発明に含まれる。
体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更7かあっ
ても本発明に含まれる。
例えば、χ流側ではアスファルト舗装の一般道路に実施
した場合を例にとったが、歩道部分を有しない高速道路
や空港の滑走路てあってもよく、また、アスファルト舗
装を行なう場合には限定されず、コンクリート舗装を行
なう場合であってもよい。
した場合を例にとったが、歩道部分を有しない高速道路
や空港の滑走路てあってもよく、また、アスファルト舗
装を行なう場合には限定されず、コンクリート舗装を行
なう場合であってもよい。
また軽に盛土材として発泡スチロールを用いる場合を示
したか、これには限定されず、他の発泡プラスチック、
軽量コンクリート、気泡コンクリート、ハニカム構造、
シラス惣バルーン等を含む軽量プラスチック等を用いる
ことができる。
したか、これには限定されず、他の発泡プラスチック、
軽量コンクリート、気泡コンクリート、ハニカム構造、
シラス惣バルーン等を含む軽量プラスチック等を用いる
ことができる。
また鉄筋コンクリート製床板と弾性材層の積層順序や厚
み等も任意である。
み等も任意である。
また、実施例では弾性材層としてゴム板を用いる場合を
示したか、これには限定されず、例えば、空気内包シー
トその他を用いることもできる。この空気内包シートは
空気を内包するための多数の四部か形成された突起シー
トと平面シートとを接合することによって、独立した多
数の空気内包突起を形成させたものである。
示したか、これには限定されず、例えば、空気内包シー
トその他を用いることもできる。この空気内包シートは
空気を内包するための多数の四部か形成された突起シー
トと平面シートとを接合することによって、独立した多
数の空気内包突起を形成させたものである。
(発明の効果)
以北説明してきたように本発明の道路における路床部の
積層構造にあっては、路床の主材料として発泡プラスチ
ック等の軽量盛土材を用いることで、EPST法の長所
(自立性、耐水性、施工性、経済性)を全て備えた道路
の施工か行なえるようになる。
積層構造にあっては、路床の主材料として発泡プラスチ
ック等の軽量盛土材を用いることで、EPST法の長所
(自立性、耐水性、施工性、経済性)を全て備えた道路
の施工か行なえるようになる。
また、軽闇盛−ヒ材層とその1一部に形成される路盤層
との間に鉄筋コンクリート製床板と弾性材層を少なくと
も各1層づつ介装させたことて、軽量盛上材層に受ける
局部的衝撃力か鉄筋コンクリート製床板によって平均分
散され、また、弾性材層で吸収されることによって減衰
されるのて、強度上の問題点が解消できるようになると
いう効果か(!Iられる。
との間に鉄筋コンクリート製床板と弾性材層を少なくと
も各1層づつ介装させたことて、軽量盛上材層に受ける
局部的衝撃力か鉄筋コンクリート製床板によって平均分
散され、また、弾性材層で吸収されることによって減衰
されるのて、強度上の問題点が解消できるようになると
いう効果か(!Iられる。
第11Aは本発明実施例の道路を示す断面説明図、第2
図は従来のEPST法による道路を示す断面説明図であ
る。 l:路床部。 ll:発泡スチロール材層(軽凝盛土材層)13:弾性
材層 14:鉄筋コンクリ−1・製床板 20:路盤層
図は従来のEPST法による道路を示す断面説明図であ
る。 l:路床部。 ll:発泡スチロール材層(軽凝盛土材層)13:弾性
材層 14:鉄筋コンクリ−1・製床板 20:路盤層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)路床部の主材料として発泡プラスチック等の軽量盛
土材を用いた道路において、 前記軽量盛土材層とその上部に形成される路盤層との間
に鉄筋コンクリート製床板と弾性材層を少なくとも各1
層づつ介装させたことを特徴とする道路における路床部
の積層構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15407587A JPS641804A (en) | 1987-06-20 | 1987-06-20 | Laminated structure of subgrade part on road |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15407587A JPS641804A (en) | 1987-06-20 | 1987-06-20 | Laminated structure of subgrade part on road |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH011804A true JPH011804A (ja) | 1989-01-06 |
JPS641804A JPS641804A (en) | 1989-01-06 |
Family
ID=15576342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15407587A Pending JPS641804A (en) | 1987-06-20 | 1987-06-20 | Laminated structure of subgrade part on road |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS641804A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4506316B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2010-07-21 | ナラサキ産業株式会社 | 道路の段差解消構造 |
JP7248236B2 (ja) * | 2019-01-23 | 2023-03-29 | 鉄建建設株式会社 | 既設トンネルのトンネル改修工法及び改修装置 |
-
1987
- 1987-06-20 JP JP15407587A patent/JPS641804A/ja active Pending
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