JPH01180493A - 位置計測装置 - Google Patents

位置計測装置

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JPH01180493A
JPH01180493A JP63003625A JP362588A JPH01180493A JP H01180493 A JPH01180493 A JP H01180493A JP 63003625 A JP63003625 A JP 63003625A JP 362588 A JP362588 A JP 362588A JP H01180493 A JPH01180493 A JP H01180493A
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小野 豊一
Yoshio Asayama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、位置の計測装置に関し、特に屋外土木作業現
場等路面の凹凸の激しい環境下における位置の計測に適
用して好適な装置に関する。
(従来の技術) 従来、2定点と被計測地点との幾何学的関係に基づいた
三角測量によって、該被計測地点の位置を計測する装置
としては、先に本出願人が出願した特願昭61−116
857 r車両位置及び姿勢角の計測装置」、特願昭6
1−116858 r車両位置及び姿勢角の計測装置」
、特願昭62−135785 r移動体の位置計測方法
」、特願昭62−135832 r移動体の位置計測装
置」の他に特願昭62−50616rレーザを用いた測
量方法」などがあげられる。
これらの計測装置では、上記2定点に夫々レーザ投光器
が設置され、一方被計測対象である作業車両等の移動体
には、レーザ受光器が設置される。
そして、上記2台のレーザ投光器から水平方向にレーザ
光を回転投光させ、それぞれの投光器から投光されたレ
ーザ光を上記受光器で受光して、所定の方位から当該受
光器で受光されるまでの時間を上記2台の投光器のそれ
ぞれについて求め、これら2台の投光器の位置と被計測
移動体位置との幾何学的関係に基づく三角測量によって
被計測対象の二次元位置を求めるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記した従来の計測装置では、上記2台のレーザ投光器
から回転投光される光の照射方向は、水平方向に固定で
ある。そこで、従来はこれら投光器の紐置点と被計測地
点との高低差を考慮して上記受光器の受光面の鉛直方向
長が設定されている。
ところが、屋外土木作業現場等、地面の高低差が著しく
大きい環境下では、投光された光が受光面から外れるこ
とが多々あり、当の位置計測が不能になる不都合がある
こうして位置計測が不能となった場合には、たとえそれ
が−時的であるにせよ、作業車両等の移動体による作業
は中断せざるを得なくなるであろうし、また当の計測不
能地点を計衝すべく他の方法による対策を講じせざるを
得ないことになり、人的および時間的ロスを来たし、作
業経済性を著しく損なうことになる。
なお、こうした問題点を解決する方法として、受光器の
鉛直方向長を長く設定するなどの方法も検討されている
。しかし、この方法は、受光器が移動体上に設置されて
いる場合には、当の移動体の安定性を損ねる虞れがあろ
うし、また装置コストの上昇が招来することなどから、
いずれも採用、実施されるには至っていない。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、屋外土木作業現
場等、2台のレーザ投光器の設置点とこれら投光器から
投光された光を受光する被計測地点との高低差が著しい
環境下であっても、確実に位置計測を行なうことのでき
る位置計測装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した従来の問題点を解決するために、本発明の第1
発明では、2定点に設置された第1および第2の投光手
段から回転投光される光の仰角または俯角を変化させる
角度変化手段を具えるようにする。
また、本発明の第2発明では、上記第1および第2の投
光手段から回転投光される光の仰角または俯角を変化さ
せる角度変化手段と、受光手段によって検出した受光高
さ位置を上記角度変化手段の出力に基づいて補正する受
光高さ位置補正手段とを具えるようにする。
〔作用〕
すなわち、本発明の第1発明では、上記第1および第2
の投光手段から回転投光された光が上記受光手段におい
て受光されない場合に、上記角度変化手段によって、こ
れら第1および第2の投光手段から回転投光される光の
仰角または俯角が変化する。このため地面に激しい高低
差があった場合でも、2次元の位置計測が確実に行なわ
れる。
また、本発明の第2発明では、上記とともに、受光高さ
位置が上記受光高さ位置補正手段によって補正されるの
で3次元の位置計測が確実に行なわれる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第2図は、位置計測装置の配置態様を示す概略図である
同図に示すレーザ投光器10.20は、それぞれ屋外土
木作業現場の予め設定した2定点A、 8に設置されて
おり、これらのレーザ投光位置は同一の高さになるよう
に設定されている。
これら投光器10.20は、レーザ光を全方位に一定周
期で回転しながら投光するものであり、それぞれ同一方
向にかつ互いに同期して回転する。
この実施例では、同図に矢印で示すごとく両投光器10
.20は、上からみて反時計方向に回転するものとする
上記投光器10.20から回転投光されるレーザ光の基
準方位、すなわち同図に一転鎖線で示す方位には、それ
ぞれ受光素子11.21が貼着された各プレート12.
22が配設されている。
受光素子11.21は、送・受信機1に接続されていて
、談込・受信iiは、これら受光素子11.21で受光
されたレーザ光の受光信号およびコントローラ2の出力
を後述する送・受信113に送信するとともに、談込・
受信I13から送信されたデータを受信する。
コントローラ2は、上記送・受信n1に接続されていて
、談込・受信′a1の出力に基づいて、後述するミラー
駆動als13.23を制御するものである。
一方、被計測地点であるCには、所定の鉛直方向長Hの
受光部31を有する受光器30が配設されている。この
受光器30は、鉛直方向に所定の間隔で配設さ・れた複
数の受光素子32・・・で構成されている。
送・受信機3は、演算器4に接続されていて、上記送・
受信811から送信されたデータを受信し、かつ該演算
器4から得られたデータを上記送・受信機1に送信する
ものである−0 ここで、本発明に採用する位置計測(三角測量)の原理
について説明する。
第3図は、2定点A、Bと被計測地点Cとの幾何学的関
係を示す原理図である。
同図において2定点A、B間の距離をり、X軸と線分A
Cとのなす角をα龜、X軸と線分BGとのなす角をαb
とすると被計測地点Cのxy座標は、次の第(1)式の
ように表わされる。
この位置計測方法では、上記角度αQ、αbを求めるに
際し、上記投光器10.20から回転投光される光が上
記基準方位に達してから、上記受光器30によって受光
されるまでの回転角を2定点A、Bにおける投光器10
.20のそれぞれについて検出することにより行なわれ
る。
つまり、第4図に示すごとく、上記2定点A。
已における投光器10.20から投光される光の周期を
それぞれTa、Tb(第4図(a)、 (c)、ここで
Ta =Tb )とする。2定点A、Bにおける投光器
10.20から投光されるレーザ光が基準方位(X軸方
向)に達してから、0点における受光器30で受光され
るまでの時間をA、Bについてそれぞれta、tb (
第4図(t))、(d) )とすると、上記回転角αa
、αbは次の第(2)式のように表わされる。
ta       tb αa=2π丁7.αb−2π汀  ・(2>そこで、こ
れら角度α0.αbと2台の投光器10.20間の距離
りを上記第(1)式に代入することにより、上記被計測
位置地点Cの2次元位置を計測することができる。
ところでこの場合、上記2台の投光器10゜20から回
転投光された光が上記受光器30において確実に受光さ
れていることが当の位置計測を行なう上で不可欠の要素
となっている。
第5図(a)は、2定点A、Bに設置された投光器10
.20から水平方向にレーザ光が投光され、該レーザ光
が、上記A、8点と同一^さの被計測地点C1に設置さ
れた受光器30で受光される場合を示しており、このよ
うに2定点A、8と被計測地点C1の高さ位置が等しい
ときにレーザ光が受光部31の中心で受光されるよう受
光器30の高さ方向の各種寸法が設定されである。
また、同図(b)および(C)は、受光器30がC1と
の高低差が首以内の被計測地点C2またはCaに移動、
設置された場合を示しており、この場合も、該地点にお
いて上記受光部31.における受光が可能である。
計測地点C4またはC5に移動、設置された際には、上
記回転投光された光が上記受光部31において受光され
なくなってしまう。
そこで、この実施例では、このような場合であっても受
光が行なわれるように上記投光器10゜20から回転投
光される光の仰角または俯角を変化させる手段を設けて
いる。
すなわち、第1図に示す投光器10.20のそれぞれに
具えたミラー駆動部13.23によって光の仰角味たは
俯角を変化させる。
ミラー駆動部13.23は、レーザ光源14゜24の光
軸上に配置されたミラー15.25と、このミラー15
.25を減速ギヤを介して水平軸を中心に回動させるモ
ータ16.26と、モータ16.26の回転量に対応し
た数のパルスを出力するパルスエンコーダ17.27と
、エンコーダ17.27の出力パルスをカウントするカ
ウンタ18.28と、モータ16,26を駆動するドラ
イバ19.29とを備えた構成をもつ。
なお上記ミラー15.25は、同図に矢印Gで示すごと
く、投光器10.20の回転軸を中心としてこれらと同
期して回転し、レーザ光をレーザ投光口10a、20a
から受光部31に向けて回転投光する。
ここで、上記ミラー駆動部13.23の作用について説
明する。
ミラー15.25の傾き角は、初期状態においては、レ
ーザ投光口10a、20aから受光器30に向けて投光
されるレーザ光の光軸りが、投光器10.20の設置面
に対して平行方向となるような基準角度に設定されてい
る。
一方、コントローラ2からの指令がドライバ19.29
に加えられると、モータ16.26によってミラー15
.25の傾き角が上記基準角度から所定角度だけ傾動さ
れる。これによって上記光軸りから仰角方向または俯角
方向に+αまたは一αだけ変化した光軸EまたはFを得
ることができる。
このように、光軸が変化した場合には、第5図(d)、
(e)のような場合においても、同図(d)、 (e)
にそれぞれ破線で示すごとく、投光器10.20から投
光されたレーザ光が受光器30の受光部31において受
光されるようになるので、位置計測が可能になる。
なお、ミラー15.25についての基準角度からの角度
変化量すなわちレーザ光の光軸変化角は、カウンタ18
.2Bで計測され、コントローラ2にフィードバックさ
れる。
第6図は、受光器30側に備えられた演算器4の構成を
概念的に示すブロック図である。また、第7図は、演算
器4の処理手順を示す。
以下、これら図面を参照して実施例をより詳しく説明す
る。
レーザ光による位置計測を行なう場合には、その測量準
備として各投光器10.20の設置誤差等の計測が行な
われ、ここで得られたデータは、以下に述べる位置計測
で得られた計測データを補正するものとして使用される
が、この補正演算は本願とは直接関係ないので説明を省
略する。
上記測量準備が終了すると、オペレータは各被計測地点
に受光器30を移動、設置する。
オペレータは、かかる移動、設置の際レーザ光が受光器
30において受光されるように、必要に応じてミラー1
5.25の角度調整を行なう。
すなわち、上記ミラー15.25の傾き角は、測量開始
時点である初期状態においては、第5図(a)に示すご
とく、レーザ光が水平方向に投光されるような角度に設
定されている。したがって、この状態から受光器30が
、同図(b)、 (c)に示す被計測地点C2、C3に
移動、設置された際は、レーザ光が受光器30において
受光されるので上記ミラー15.25の角度調整は行な
われない。
しかし、同図(d)、 (e)に示すごとく、受光器3
0が、被計測地点C4またはC5に移動、設置された際
には、該受光器30において受光′が行なわれるように
所定角度だけミラー15.25の傾き角を変化させるた
めのミラー角度変化指令データを、ミラー角度変化指令
入力部4bに入力する(ステップ101)。
上記ミラー角度変化指令データは、送・受信機3を介し
て、送・受信機1に送信される。なお、送・受信機3か
ら送・受信機1に送信される角度変化指令信号には、い
ずれのミラーに対する指令であるかを特定する信号が付
加されている。
送・受信機1では、送・受信413から送信された角度
変化指令信号が受信され、コントローラ2はこの受信デ
ータに基づき各ミラー15.25の傾き角を制御する。
この場合、コントローラ2では、カウンタ18゜28の
フィードバック信号に基づく上記傾き角のフィードバッ
ク制御が行なわれる。やがて、各ミラー15.25の傾
き角が目標値である上記角度変化指令データに対応する
所定角度に達した際には、このカウンタ18.28の出
力、すなわちミラー15.25についての基□準角度か
らの角度変化量は、コントローラ2を介して、送・受信
機1から送・受信I13に送信される。この角度変化量
は、上記送・受信113から座標演算部4Cに入力され
る。
なお、上述したレーザ投光角可変動作の後、オペレータ
は、受光器30において、受光が行なわれているか否か
を確認し、受光が行なわれていないことが判明された際
には、角度を変えたミラー−角度変化指令データを再入
力することによって上記処理を繰り返し実行する。また
受光が行なわれたことが判明された際には、処理は、次
のステップ103に移行される(ステップ102)。
このようにして、ミラー15.25の傾き角が確定する
と、投光器10.20から投光されたレーザ光がそれぞ
れ受光素子11.21で受光されて、これら受光素子1
1.21でそれぞれ受光されたレーザ光の受光信号は、
送・受信l11を介して、送・受信113に送信される
送・受信機3では、送・受信t!11から送信されたレ
ーザ光の受光信号を受信した際、投光器10の受光信号
を時間測定部4dに、投光器20の受光信号を時間測定
部4eにそれぞれ出力する(ステップ103)。
一方、投光器10.20がさらに回転し、これら投光器
10.20から投光されるレーザ光が受光器30の受光
部31で受光されると、これら受光信号は、その受光高
さ位置および受光時間を示す信号として高さ演算部4f
および上記時間差測定部4d、4eにそれぞれ入力され
る。なお、受光高さ位置を示す信号は、各受光素子32
・・・のいずれの受光素子で受光されたかを示す信号と
して、高さ演算部4fに入力される。
ここで、上記受光信号がいずれの投光器からの受光信号
であるかを特定する方法を説明する。前記したごとく投
光器10.20はほぼ同期して回転される。さらに第3
図に示すごとく、この三角測量は、αa〈90°、αb
>90’ となるような配置で行なわれる。したがって
、レーザ光が基準方位に達してから、受光部31で受光
されるまでの各時間ta、tbの関係は、ta<tbと
なり、このような受光順序によっていずれの投光器から
の受光信号であるかを特定することができろくステップ
104)。
時間差測定部4dおよび4eでは、送・受信113から
出力される基準方位を示す受光信号と受光部31から出
力される受光信号に基づいて投光!110および20に
ついての上記時間taおよびtbがそれぞれ検出される
(第4図参照、ステップ105)。
これら時間taおよびtbを上記第(2)式に代入する
ことにより、投光器10.20のそれぞれの回転角αa
、αbが角度演算部4Q、4hによってそれぞれ演算さ
れる(ステップ106)。□さらに、これら演算された
向転角αa、αbおよび両投光器10.20間の距離り
を上艷第(1)式に代入することにより、受光器30の
2次元の位置すなわち被計測地点の位置C(x、y)が
、座標演算部4Cにおいて演算される(ステップ107
)。
一方、古さ演算部4fでは、受光部31の出力に基づい
て、被計測地点Cの鉛直方向の仮寓さ位Wlz1がFf
A算される。
すなわち、この仮寓さ位置Z1は、ミラー15゜25の
傾きを考慮しない段階での被計測地点Cの轟さ位置を示
すものであり、この場合投光器10の設置点へ(または
投光器20の設置点B)を高さ方向の原点とし、また前
述したように設置点Aと被計測地点Cの轟さ位置が等し
いとき(第5図(a)参照)、レーザ光が受光部31の
中心で受光されるよう設定されているため、上記仮寓さ
位置z1は受光部31の中心からの変位として表わされ
る。
例えば、第5図(b)に示すごとく、受光位置が受光部
31の中心から下側に百ズしているときは、仮寓さ位W
jtZ1=2となる。また同図(d)に示す被計測地点
C4においても、同図(b)の受光素子32と同じ受光
素子で受光が行なわれるので、仮寓さ位置は同じく、Z
1=2となる。
すなわち第5図(b)に示す場合と第5図(d)に示す
場合とでは、受光部31の受光素子32として同一の受
光素子において受光が行なわれるので、仮寓さ位置z1
は同じになるが、第5図(d)の場合は、ミラー15.
25の傾きを変化させているので、の場合の仮寓さ位l
!Z1は真の高さ位置を示してはいない。このようにし
て求められた仮寓さ位@z1は、座標演算部4Cに入力
される(ステップ108)。
つぎに座標演算部4Gでは、上記送・受信機3から出力
される前記角度変化量に基づいて、上記ミラー15.2
5の傾き角が基準角度から変化したか否かが判断される
(ステップ109)。
上記ステップ109の判断結果がNoの場合、つまりミ
ラー15.25の傾き角が基準角度である場合には、上
記ステップ108で演算された仮寓さ位置z1を被計測
地点の鉛直方向の座標位置2とする処理が実行される(
ステップ110)。
この場合、上記座標位1tZは上記ステップ107にお
いて演算された被計測地点の2次元座標値X。
yとともに格納され、かつ表示部41に表示される(ス
テップ111)。
一方、上記ステップ109の判断結果がYESの場合、
つまりミラー15.25の傾き角が傾動されて基準角度
°から変化した場合には、この角度変化量と上記ステッ
プ107において演算された被計測地点の2次元位置x
、yおよび上記2定点A、Bの2次元位置A (xA、
yA) −8(XB。
y、)に蟇プいて、上記仮寓さ位置z1を補正する処理
が実行される。
すなわち、第5図(d) 、 (e)に示すごとく、ミ
ラー15.25の傾き角が変化して、レーザ光の光軸方
向が水平方向から、仰角、俯角方向に+αおよび−αだ
け変化したとすると、被計測地点の座標位置Zを求める
ためには、上記仮寓さ位置Z1に対して上記光軸の変化
に伴なう補正値z2を加算(または減算)する必要があ
る。
上記補正値z2を求めるには、上記2定点A。
Bの2次元位置1A (XA、MA ) 、 B (x
B、yB )および被計測地点Cの2次元位置C(x、
y)からA、C点間の距離’ACおよびB、0間の距離
・・・ (3) そして、上記ミラー15.25の角度変化量から対応す
る光軸の仰角または俯角方向の変化量子αまたは−αを
求め、この変化量と上記距離’ACまたは!、。を上記
第(4)式に代入することによって上記補正値Z2が演
算される(ステップ112)。
Z2 =jtan a       ・(4)(但し、
l:i またはJ  、) ACBC 以上のようにして補正値z2が演算されると、上記第(
5)式にしたがって、座標位置2を演算する処理が実行
される。
Z=Z1+Z2       ・・・(5)ちなみに、
第5図(d)に示す被計測地点C4の仮高さ位置Z1は
、前記したごとく同図(b)の仮高さ位置z1と同じ<
11=H/2であり、補正値Z2は、上記第(4)式か
ら1AcTan a (または1 、otanα)とな
るので、被計測地点C4の真の座標位置は、Z=H/2
+jActan a (またはH/2+JtBotan
α)となる(ステップ113)。
このようにして、座標位置2が演算されると、該座標位
Wtzは、上記ステップ107において演算された被計
測地点の2次元座標x、、yとともに格納され、かつ表
示部41に表示される(ステップ111)。
以上説明したようにこの実施例によれば、レーザ光の光
軸が仰角または俯角方向に変化するようにしたので、受
光器における受光が確実に行なわれる。
これとともに、この光軸の変化最に基づいて受光器の受
光高さ位置を補正して、被計測地点の真の鉛直位置座標
を求めることができる。
なお、実施例では、ミラー駆動部13.23に対する角
度変化指令として、オペレータによるデータ入力によっ
て与えるようにしているが、これに限定されることはな
い。
すなわち・、演算器4に受光部31において受光が行な
われたか否かを判断する手段と、該手段において受光が
行なわれていないと判断された際に、ミラー15.25
の傾き角を適宜変化させる角度変化指令を発生する角度
変化指令発生手段を具えるようにして、ミラーの角度変
化制御を自動化する実施も当然可能である。
なおまた、実施例では、ミラー駆動部13.23に対す
る′角度変化指令を2台の送・受信機によ・る無線で与
えるようにしているが、これに限定されることなく当然
有線にて実施可能である。また、この場合の指令は、被
計測地点からの遠隔操作による指令に限定されることな
く、投光器の設置地点においてコントローラ2に直接指
令を与えるようにしてもよい。
また、実施例では、作業現場における各点をスポット測
−する場合を想定して説明したが、移動体に受光器を搭
載して、該移動体の位置を計測するようにしてもよい。
もちろんこの移動体の位置計測としては、車両に限らず
港湾等における船舶の測位等あらゆる移゛動体の位置計
測に適用可能である。
また、実施例では、2台から投光器からそれぞれ得られ
る基準方位信号を一台の送・受信機で送受信するように
しているが、上記基準方位信号を各別の送・受信機で送
受信するようにしてもよいことは勿論である。
また、実施例では、2台の投光器の回転方向が同方向に
なるようにしているが、もちろん互い逆方向に回転させ
るようにしてもよい。
また、実施例では、2台の投光器から投光されたレーザ
光を共通の受光部31で受光するようにしているが、2
台の投光器からそれぞれ投光されるレーザ光を各別に受
光するために互いに高さを異にした受光部を設けるよう
にしてもよい。
また、実施例では、2台の投光器の各基準方位にこれら
2台の投光器から投光されたレーザ光を識別受光する受
光素子11.21をそれぞれ設けるようにしているが、
必ずしもこれら受光素子11.21を設けることなく、
各投光器を同期して定速回転させて、各投光器から投光
されるレーザ光の被計測地点における受光タイミングの
みで、位置計測を行なうようにしてもよい。
要は、レーザ光を用いた三角測量を行なう装置であれば
、それ自体の構成は任意である。
なお、この実施例ではレーザ光を投光して三角測量を行
なう例を示したが、勿論レーザ光に限らず直進性に優れ
た光であれば、これを使用する実施も当然可能である。
なお、また実施“例では、ミラ15,25の角度を変化
させて、レーザ光の光軸方向を変えているが、これに限
定されることなく、投光器自身を傾動変化させて、上記
光軸方向を変えるようにしてもよい。
要は、レーザ光の光軸方向を変化させることができるの
であれば、その方法は任意である。
さらに、高さ方向の受光位置を検出するために、受光部
31にポジションセンサ(PSD)を用いるようにして
もよい。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、投光器から投光
されたレーザ光の光軸が仰角または俯角方向に変化する
ので、凹凸の激しい環境下であって受光が確実に行なわ
れる。これによって、位置計測が不能になるという不都
合が除去され、作業経済性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例におけるミラ駆動部の構成を概森的に
示す斜視図、第2図は、本発明の一実施例の装置の配置
態様を示す概略斜視図、第3図は、本発明で採用する位
置計測の原理を説明するために用いる図、第4図(a)
、 (b)、 (c)、 (d)は、それぞれ実施例に
おけるレーザ光の受光信号を示すタイムチャート、第5
図(a)、 (b)、 (c)、 (d)、 (e)は
、それぞれ実施例における被計測地点の変化態様を示し
た図、第6図は、実施例の演算器の構成を概念的に示す
ブロック図、第7図は、第6図に示す演算器における処
理手順を示すフローチャートである。 1.3・・・送・受信機、2・・・コントローラ、4・
・・演算器、10.20・・・レーザ投光器、11,2
1゜32・・・受光素子、13.23・・・ミラ駆動部
、15゜25・・・ミラ、16.26・・・モータ、1
9.29・・・ドライバ、30・・・受光器、31・・
・受光部。 第1図 第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)離間した2定点に設置され、各設置点における鉛
    直軸を回転軸として回転しつつ、光を投光する第1およ
    び第2の投光手段と、被計測地点に配置され、上記第1
    および第2の投光手段からそれぞれ回転投光される光を
    受光する受光手段とを具え、該受光手段の出力に基づく
    三角測量によつて上記被計測地点の位置を計測する位置
    計測装置において、 上記第1および第2の投光手段から回転投光される光の
    仰角または俯角を変化させる角度変化手段を具えたこと
    を特徴とする位置計測装置。
  2. (2)離間した2定点に設置され、各設置点における鉛
    直軸を回転軸として回転しつつ、光を投光する第1およ
    び第2の投光手段と、被計測地点に配置され、上記第1
    および第2の投光手段からそれぞれ回転投光される光を
    受光する受光手段とを具え、該受光手段の出力に基づく
    三角測量によつて上記被計測地点の3次元位置を計測す
    る位置計測装置において、 上記第1および第2の投光手段から回転投光される光の
    仰角または俯角を変化させる角度変化手段と、 上記受光手段によつて検出した受光高さ位置を上記角度
    変化手段の出力に基づいて補正する受光高さ位置補正手
    段と、 を具えたことを特徴とする位置計測装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003177014A (ja) * 2001-08-30 2003-06-27 Z & F Zzoller & Froehlich Gmbh 3−dレーザ計測装置
JP2007276947A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The レーザ受光装置及びこれを用いた警報装置

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