JPH01179636A - イカ針の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイカ針の新規の製造方法に関するものであって
、合成樹脂材料を以って複数の垂設凸部を内面に周設し
たパイプを形成するとともに、これとは別個の両端を尖
鋭にした針金をＵ字状又は７字状に２つ折りをしかつそ
の折曲部よりＵ字状に折曲した多数本の針を構成せしめ
これ等の針をパイプ内面に周設した垂設凸起に挾装させ
つつ棒状本体をきつく嵌着させることを要旨とするイカ
針の製造方法である。

イカ針の製造方法について、パイプの嵌合溝に針を差込
む方法は特公昭６７−１２５７９号等にて公知であるが
、これらの方法はいづれもパイプに挿入した活計をＵ字
状に折曲せねばならずそのため折曲可能な軟度の線材を
使用せねばならない等の諸弊がある。

本発明は針をあらかじめ所要の形状に折曲しその状態で
パイプ内面に装着できるので、右曲加工を必要としない
ばかりか、曲加工の出来ない焼入硬線の使用ができる等
の利便性がある。

以下、本発明の実施例を図面に依拠して説明するに。

先ず、硬質合成樹脂材を以て複数の垂設凸部２を内面に
周設したパイプ１を形成する。

また、これとは別個に両端を尖鋭にした針金をＵ字状又
は７字状に隙間１１をあけて２つ折りとするとともに、
その中央の折曲部１３よりＵ字状に折曲した多数本の針
３・・・を構成する。

更に、透明のプラスチック材料とか鉛によって成形した
棒状本体６を構成する。

然るのち、パイプ１の内面に周設した複数の垂設凸部２
に針３の隙間１１を挾装させ、計３の折曲部１３をパイ
プ１の上端部６で支持させて棒状本体６をパイプ１の内
面に挿入させ嵌着させて完成品たるイカ針（イ）を得ん
とするものである。

本発明は斜上の通りであるので次のような諸効がある。

１、針の隙間と同一形状の垂設凸部を形成することによ
り針の隙間が完全に垂設凸起で埋められるために棒状本
体を差込む事によって、針がパイプより抜ける事が皆無
であるばかりか、針の隙間が垂設凸起で挾持されている
ので針のガタッキが起きない。

２、針の折曲部より所要の形状にＵ字状に折曲した針を
パイプ内に装着するために針を后加工で曲げる必要なく
そのまま使用出来る。

特に、后で曲加工の出来ない焼入硬鋼線の針もあらかじ
め折曲后焼入加工をすることによってイカ針の針先とし
て本発明の品に使用することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明イカ針の製造方法の実施例を示すものであっ
て、第１図は完成品を示す正面図、第２図は製造工程の
過程を示す一部切欠き斜視図、第３図は第１図Ａ−Ａ線
に沿う断面図、第４図はパイプを示す針視図、第５図及
び第６図は針を示す正面図である。 １・・・・・・パイプ、２・・・・・・垂設凸部、３・
・・・・・針、５・・・・・・棒状本体、６・・・・・
・上端部、７・・・・・・下端部１０・・・・・・針底
部、１１・・・・・・隙間、１３・・・・・・折曲部、
イ・・・・・・イカ針。 特許出願人　　三崎漁具株式会社 ＼

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の垂設凸部を内面に周設したパイプを形成する
   とともにこれとは別個に両端を尖鋭にした針金をＵ字状
   又はＶ字状に２つ折りとしかつその折曲部よりＵ字状に
   折曲した多数本の針を構成し、これ等の針をパイプ内面
   の垂設凸起に挾装をせるとともに棒状本体をきつく嵌着
   させてなるイカ針の製造方法。 ２、第１項記載のイカ針の製造方法において、合成樹脂
   材料を以つて、複数の垂設凸部を内面に周設したパイプ
   。 ３、第１項記載のイカ針の製造方法において、両端を尖
   鋭にした針金をＵ字状又はＶ字状に２つ折りするととも
   に所要部よりＵ字状に折曲してなる針。