JPH01179077A - デジタル画像の合成装置 - Google Patents

デジタル画像の合成装置

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JPH01179077A
JPH01179077A JP62336541A JP33654187A JPH01179077A JP H01179077 A JPH01179077 A JP H01179077A JP 62336541 A JP62336541 A JP 62336541A JP 33654187 A JP33654187 A JP 33654187A JP H01179077 A JPH01179077 A JP H01179077A
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image data
color
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color correction
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JP62336541A
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Hirotetsu Ko
博哲 洪
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオプリンタ、デジタルカラーコピーな
どの色分解画像修正装置などを適用したデジタル画像の
合成装置に関する。
[発明の背景] ビデオプリンタ、デジタルカラーコピーなどでは、カラ
ー修正などの色修正のために色分解画像修正装置が使用
きれることが多い。
これは、周知のように色材(トナー、インク、感熱転写
用インク、印画紙などの色素)の副吸収分をキャンセル
して正しい色(中間色)を再現できるようにするための
装置である。周知のカラーマスキング装置はこの色分解
画像修正装置の範鴎に属する。
このような色分解画像修正装置を通して、2つ以上の画
像を合成してCRTに表示したり、特定の用紙に記録し
たりする場合がある。
例えば、第9図に示すように、画像Pの一部に画像Qを
嵌め込んで合成画像を得ようとする場合、第10図に示
すような合成装置1が使用されていた。
同図においては、入力源として、夫々画像メモリに格納
された2つの画像信号を示す。
夫々の画像メモリ2.3に格納された画像データはデジ
タルデータであって、これら画像データがセレクタ4に
供給される。
セレクタ4には、画像切換信号が供給きれ、例えば第9
図に示すような位置に画像Qが合成されるように、第2
の画像データが選択きれる。
そのため、図の例では、ブレーンメモリ5が用意され、
ここに画像切換信号が格納されている。
画像データの読出しに同期して、この画像切換信号を読
出し、例えば画像切換信号が°”1°°のとき、第1の
画像データに代えて、第2の画像データを選択するよう
にすれば、選択後の合成画像データによって画像を再現
すれば、第9図に示すような合成画像を得ることができ
る。
なお、実際にはこの合成画像データは、後述するように
色分解画像修正装置(マスキング装置)に供給されて所
定の色修正処理が施されたのち、表示装置や記録手段に
供給されることになる。
〔発明が解決しようとする問題点] ところで、上述したような画像データの合成装置におい
ては、2つ以上の画像データを切り換えて合成するには
、少なくともその画像切換信号を格納するブレーンメモ
リが必要になる。
ブレーンメモリは少なくとも、1画面分の容量を必要と
するから、このような構成では、構成が複雑化し、しか
もコストアップを招来する欠点がある。
また、単に画像を切り換えていたのでは、2つ以上の画
像データの発生源が異なると、同じ入力値でも色が違っ
てしまう欠点があった。
そこで、この発明ではこのような従来の問題点を解決す
るために開発されたものであって、構成が簡単で、コス
トアップを招来しない画像データの合成装置を提案する
ものである。
また、画像切り換え信号を用いて、色補正用係数を変更
することで、画像データが合成されたのちの画像データ
が、−fi的に色と対応するようになした合成装置を提
案するものである。
r問題点を解決するための技術的手段]上述の問題点を
解決するため、この発明に係る画像データの合成装置は
、r+ (nは2以上の整数)以上のデジタル画像を合
成するに際し、少なくとも(n−1)のデジタル画像の
画像データに対し、その特定データを画像切換信号とし
て使用し、かっ色補正用係数の切り換え手段として使用
するようにしたことを特徴とするものである。
[作 用] デジタル画像の特定のデータが画像切換信号として使用
される。
デジタル画像の画像切換信号としては、採り得る画像デ
ータの最大値若しくは最小値が使用される。
例えば、8ビツト構成のデジタル画像の場合、その最小
値を示す0標本化レベル若しくは、その最大値を示す2
55標本化レベルの画像データが画像切換信号として使
用される。
そのため、合成用のデジタル画像には、その画像データ
として画像切換信号を示すデータが、画像データそのも
のと、同時に出力されるように構成きれている。
従って、合成装置1としては、画像切換信号のデコーダ
7を用意し、d若しくは255の標本化レベルの画像デ
ータが得られたとき、これが画像切換信号としてセレク
タ4に供給されることになる。
デコーダ7として、LUT(ルックアップテーブル)を
使用すると、その構成がより簡単、となる。
[実 施 例] 続いて、この発明に係るデジタル画像の合成装置の一例
を、上述した色分解画像修正装置に適用した場合につき
第1図以下を参照して詳細に説明する。たたし、以下の
説明では取り扱うデジタル画像は2つの場合を例示する
そのため、第1図に示すように、セレクタ4にはその外
部より、画像合成のためのデジタル画像が供給される。
画像信号としては、アナログ画像信号よりデジタル画像
信号の方が好ましい。
この例では、第1及び第2の画像メモリ2.3が設けら
れ、夫々から得られるデジタル画像用の画像データがセ
レクタ7に供給きれ、所定の区間にわたってデジタル画
像が合成される。
この合成画像データを表示装置や記録装置に供給するこ
とによって、例えば第9図に示すように、画像Pに対し
てその所定位置に画像Qが合成(嵌込み)されることに
なる。
第1の画像メモリ2による画像データSpに基づいた画
像がP1第2の画像メモリ3に格納された画像データS
Qに基づいて再現された画像がQであるものとすれば、
画像切換信号は合成画像Q用の画像データSq側に挿入
されている。
画像切換信号としては、画像データの内の特定の画像デ
ータが使用される。
デジタル画像が、8ビツトで構成されているものとすれ
ば、このうち最大値若しくは最小値を示す画像データ(
OeA本化レベルまたは255標本化レベル)が、画像
切換信号として割当てられる。
このように特定の画像データを画像切換信号として割当
てても、これによる再現画像への影響は少ない。
それは、割当てられる画像データとしては、通常の画像
情報のなかで使用頻度が少ない画像データであるからで
ある。
また、割当てられる画像データは、その画像データが例
えばR,G、Bの°3原色データとして表わきれている
ときには、この画像データの全てについて、その特定の
画像データを画像切換信号として使用することができる
この他に、例えばG信号についてだけ、その特定データ
を画像切換信号として使用することもできる。
画像データSQはセレクタ4に供給されると共に、デコ
ーダ7にも供給きれ、画像データSQのうちに255ビ
ツト目の画像データ若しくはOビット目の画像データが
あったときには、このデコーダ7より画像切換(8号が
出力される。
セレクタ4ではこの画像切換信号が得られると、画像デ
ータSPに代えて、画像データS9が選択される。選択
された合成画像データは色分解画像修正装置であるカラ
ーマスキング装置10に供給されて所定の色修正が施さ
れる。
上述したデコーダ7はLUTを使用することもできる。
その場合には、画像切換信号に相当する画像データのと
ぎのみ、°°1°°が出力されるようにテーブル化して
おけばよい。
従って、LUTを使用する場合には、その構成を著しく
簡略化できる。
さて、このようにして合成きれた画像データはカラーマ
スキング装ff1oにおいて、所定の色修正が施される
このような色修正を行なうのは、上述したように、色材
の副吸収分をキャンセルして正しい色(中間色)を再現
できるようにするためである。
色分解画像を修正して新たな画像データを作成するには
、従来から知られているように線形マスキング法あるい
は非線形マスキング法などを使用することも考えられる
が、これらの方法は何れも多項近似式を使用するため゛
、キーカラー以外の修正誤差が目立ってしまう欠点があ
る。
以下説明する例は、このような方法は採られていない。
すなわち、以下述べる色修正は、入力画像データを含む
立方体若しくは直方体状の空間領域の各頂点の座標によ
って表わきれる色修正情報(既知の色修正用画像データ
)に基づいて内挿処理するようにしたものである。
内挿処理によって、色修正誤差及び色修正時の飛びがな
くなり、従来の色修正よりも色修正精度が向上するから
である。
続いて、このような色修正を行なう、合成装置に使用き
れるカラーマスキング装置10の一例を第2図以下を参
照して説明する。
第2図及び第3図は夫々新しいカラーマスキング方法の
一例を、上述したカラーマスキング法に適用した場合の
説明に供する線図であり、第4図は、このカラーマスキ
ング法を実現するための一例を示す具体的な手段(カラ
ーマスキング装置と等価)の−例を示す。
この実施例によるカラーマスキング法は、全ての色の組
合せの色に対するLUTを持たず、飛び飛びのある決定
した値の色の組合せに対して、正確な色修正データを持
たせる。そして、その色でない場合は、その周囲の点の
画像データ(既に算出されている色修正データ)から、
重み平均により内挿しようとするものである。
便宜上、1人出力系の曲線を利用して説明するならば、
第2図に示すように曲線L1を入力画像データに対する
色修正曲線としたとき、この線上に図示したO印が、デ
ータテーブルにメモリされた離散的な色修正データであ
る。
Xを求めようとする色修正データとするならば、この色
修正データXはこれを含む前後の色修正データM1.M
2によって内挿される。このような内挿処理の結果、求
めようとする色修正データXは予め算出されている色修
正データM1.M2を結ぶ直線上に必ず位置する。これ
によって、色修正誤差を僅少に抑えることができると共
に、修正色の飛びをなくすことができる。
そして、これら色修正データは入力合成する原稿の種類
に応じて用意する。すなわち、その入力合成する原稿に
合った色補正係数が掛けられた色修正データが入力合成
する原稿の種類だけ用意されている。上述したように、
入力合成する原稿が3種類あるときには、3種類の色修
正データがある。
具体的な修正色データの算出方法について次に説明する
この例では、3つの入力画像データR,G、Bによって
決まる直方体状の空間W(その対角頂点にXがある)を
含む8つの色修正データ(C,M。
Yに対応した既知の算出色修正データP1〜P8)で形
成される直方体状の空間領域■を定める。空間領域W、
■はいづれもPlを基準点とするものである。
そして、各色の、 0.32.64.96,128,160゜192.22
4,255 の各点における組合せの色に対して、色修正値を持つも
のとする。すなわち、この場合においては、8X8X8
=512の空間領域に分割する。
このと営、入力画像データR,G、Bが夫々(100,
130,150) の値を持っていた場合、以下に示される8点で囲まれる
空間領域の頂点(格子点)の色修正データを用いて内挿
される。
ここに、左辺のPi(i=1〜8)は空間領域Vの各頂
点の座標値を示し、右辺はそのときの色修正データCi
、Mi、Yiを示す。
Pl: (96,128,128)= (C1,Ml、Yl)P
2: (128,128,128)冨(C2,M2. Y2)
P3: (96,160,128)= (C3,M3.Y3)P
4: (128,160,128)= (C4,M4.Y4)
P5: (96,128,160)= (C5,M5.Y5)P
6: (128,128,160)=  (C6,M6.Y6
)Pl: (96,160,160)=  (C7,M7.Y7)
P8: (128,160,160)=  (C8,M8.Y8
)これら各頂点Piを持った空間領域■と、入力画像デ
ータによって形成される空間領域Wとの関係は第3図に
示すようになる。
この発明では、これら空間領域■の各頂点Piに対する
重み係数が算出される。
重み係数の算出方法は幾つかあるが、最も簡単な方法は
、求めるべき修正値の点の反対の頂点と、点Xで作られ
る直方体の空間領域の体積を、求めるべき修正値の点に
おける重み係数とするものである。
従って、点P8の重み係数は、Plの座標とXの座標と
を用いて、 (100,130,150) −(96,128,128)= (4,2,22)より
、XとPlとで作られる直方体状の空間領域の体積は、 4X2X22=176 となり、これが点P8の重み係数となる。
同様にして、残りの点P1〜P7の重み係数が算出され
る。
P1=8400    P2=1200P3= 560
     P4= 80P5= 18480   P8
=2640P7= 1232    P8= 17 に
れら重み係数の和は、立方体状の空間領域■の体積と同
一となり、この例では、32768(aとする)となる
。従って、X点における修正値Cx、Mx、Yxは Cx=1/a (PIC1+P2C2+P3C3+P4
C4+P5C5+P(SC6+P7’C7+P8C8)
Mx=1/a (PIM1+P2M2+P3M3+P4
M4+P5M5+P6M6+P7M?+PgM8)Yx
=1/a (PIY1+P2Y2+P3Y3+P4Y4
+P5Y5+P6Y6+P7Y7+P8Y8)となる。
すなわち、ある求めたい点Xと、それを取り囲む8点の
修正値をCi、ML Yiとし、夫々の重み係数をAi
とすれば、 Cx= (1/AAi)AAfCi Mx= (1/AAi)AAiMi Yx= (1/AAi)AAiYi で表わすことができる。
なお、上述した色修正データの点は一例であって、実際
にはROMの容量などを考慮して色修正データの数は、
2のべき乗に設定される。従って、256にビットのR
OMを使用する場合には、1色につき32点の色修正デ
ータ(3色全体で、323= 32768点)を持たせ
ることができる。
この場合の分割空間領域数は、(32−1)3=297
91となる。
格子点の色修正データの求め方は、無数に考えられる。
簡単な方法としては、従来性なわれていた非線形マスキ
ング法を適用することである。すなわち、誤差を最小と
するような高次の多項式で近似し、その多項式を用いて
各格子点での色修正データを計算する。このときの多項
式はハードウェアとは無関係であり、また、前もって計
算するのであるから、いかなる複雑な項(例えば、逆数
、n乗、対数など)を含んでいても構わない。
非線形マスキング法によるときの多項式を一般式で示す
と、 C=fC(B、G、R) M=fM (B、G、R) Y=fY (B、G、R) 但し、B、G、Rは格子点 となる。
第4図はカラーマスキング装置10の一例である。
上述の演算式から明らかなように、このカラーマスキン
グ装置10は、 複数の色修正データを記憶する色修正情報記憶手段(色
修正データ記憶手段)20と、重み付は情報記憶手段(
重み係数記憶手段)24と、 参照された色修正データと重み係数とを掛算し、その値
を累積する掛算累算手段30及び割算手段からなる処理
手段 とで構成される。このうち、割算手段は構成次第で省略
することができる。
色修正データ記憶手段20は、色補正すべく入力され得
る3色分解画像情報により形成される色空間を複数の空
間領域に分割し、その頂点に位置する3色分解画偉情報
の組合せに対する色修正情報が格納されている。
重み係数記憶手段24からは、入力された3色分解画像
情報に基づいて色修正情報記憶手段より選択される複数
の色修正データ々に対する重み付は情報が出力される。
処理手段では、入力色分解画像情報に基づいて色修正デ
ータ記憶手段20より選択された複数の色修正情報と、
重み係数に基づいて、最終的に得ようとする修正色分解
画像データが演算されて出力きれる。
第4図は3つの色修正データC,M、Yを同時に得よう
とする同時式の色分解修正装置にこの発明を適用した場
合であり、第8図は3つの色修正データC,M、Yを、
例えばこれらの順をもって順次出力させるようにした、
いわゆる順次式の色分解修正装置にこの発明を適用した
場合である。
色修正データ記憶手段20は、LUT21〜23が使用
され、この例では各色C,M、Yに対する色修正データ
(原稿に対応した3種類の色補正係数を加味した色修正
データ)が夫々のLUT21〜23に格納きれている。
。 24は量み係数記憶手段で、これもLUTとして構成き
れている。
色修正データ記憶手段20及び重み係数記憶手段24に
は、夫々読み出し用のアドレス信号が供給される。その
ため、入力画像データB、G、Rは一旦アドレス信号形
成手段40に供給されて、入力レベルに対応゛したアド
レス信号が出力される。
アドレス信号形成手段40も夫々LUT41〜43で構
成される。−LUTとしては、バイポーラROMが好適
である。
これらLUT41〜43には、ざらにコントローラ50
から1ビツトの振り分は信号が供給されるが、その詳細
については後述する。
入力画像データの入力レベルに対応したアドレス43号
によって参照された色修正データ及び重み係数を示すデ
ータ(以下単に重み係数という)は、計8回にわたり順
次掛算累算手段30側に供給される。
掛算累算手段30は、上述したようにAiKi(Kiは
C,M、Yの総称)を順次実行すると共に゛、それらの
和を求めるためのものであって、この例では掛算器34
〜36と累算器37〜39とで構成されて、いる。
、従って、各掛算器34〜36は、512にビットのR
OMが使用きれ、これらには対応する色修正データ(8
ビツト)と重み係数Aiとが供給されて、A1K1の乗
算処理が実行され、そのうちの上位8ビツトの乗算出力
は後段の累算器(ALU)37〜39に供給されて順次
乗算出力が加算処理される。
累算器37〜39は16ピツトの精度で演算されるが、
累算出力(積和出力)としてはそのうちの上位8ビツト
が利用きれる。これによって、累算出力を重み係数Ai
で除したと同じ出力が得られることになる一つまり、こ
のようにすることによって、割算器を省略できる。
上位8ビツトの累算出力は夫々ラッチ回路45〜47に
よってラッチされる。ラッチパルスはコントローラ50
で生成される。
各部の構成をざらに詳細に説明する。
色修正データ記憶手段20は、図示するように各色C,
M、Yに対応した正確な色修正データ(原稿に対応した
補正値を含む。以下同様)が記憶されたLUT21〜2
3が使用される。
LUT21〜23として、256にビット容量のROM
を使用した場合には、入力画像データの最小レベルから
最大レベルまでの間を32点だけ抽出する。これによっ
て、1色につき32点(従って、3色では、323=3
2768点)の色修正データを格納することができる。
従って、256階調の入力レベルであるときには、32
点の配分は、例えば次に示すように、0から順に「8」
づつ区切って、 0.8,16.  ・・・・240.248の、合計3
2個となるように等分に配分し、33点目となる249
点以上255点までは使用しない。若しくは0.249
〜255の点は248として扱う。
このような場合、入力デジタル画像の切り換え信号とし
て、249〜255の使用しないデータビット値を用い
るのが好ましい。
このような各配分点での色修正データが正確に算出きれ
、算出されたこれら複数の色修正データカ夫々(DLU
T21〜23に格納されるものである。
なお、このように配分点を32点に設定すると、8ビツ
ト出力の汎用ROMを使用できるから記憶手段20を安
価に構成できるメリットがある。
重み係数記憶手段用のLUT24には、各配分点におけ
る重み係数Aiが格納されている。いま、□上述したよ
うに8ビツトずつ配分した場合には、8回の重み係数A
iの総計は、 8X8X8=512 となるが、上述のように出力が8ビツトの市販の汎用I
Cを使用しようとするならば、理論値通りの重み係数(
最大512)を持つと素子が増えるため、この例では理
論値をほぼ1/2に圧縮した近似値が重み係数の実際値
として使用される。
以下に示す例は、8回の重み係数の和が常に256とな
るように設定し、夫々のうちの最大の重み係数は、25
5とする。
こうした場合、例えば第3図において、XがPlと同じ
位置にあった場合、P1〜P8の各重み係数は、()内
にその理論値で示すように、Pi、 P2. P3. 
P4. P5. P6. P7. P8255、  O
l  0. 0,0.  Ol O,1(512,O,
0,0,0,O,O,O)となり、重み係数の総和は、
256となる。
また、XがPlとP3との中間で、Plから3(従って
、P3からは5)だけ離れた位置にあったときには、P
1〜P8の各重み係数は次のようになる。
Pi、P2.P3.P4.P5.P6.P7.P816
0、 0. 96. 0.0.   O,0,1(32
0,0,192,0,0,O,O,O)となり、この場
合の重み係数の総和も、256となるように、各重み係
数が適宜選定される。
同様にして、XがP1〜P4の面から3だけ離れ、Pi
、P3.P5.P7の面から1だけ離れ、そしてPi、
P2.P5.P6の面から5だけ離れていた場合には、
次のような重み係数P1〜P8となる。
Pi、 P2. P3. P4. P5. P6. P
7. P2S5、 7. 88. 12. 32m  
4. 53. 7(105,15,175,25,63
,9,105,15)となり、この場合の重み係数の総
和も、256となるように、各重み係数が適宜選定され
る。
上述した1ビツトの振り分は信号とは、第2図で説明す
るならば、点Xを含む前後の色修正データMl、M2を
指定するための制御信号である。
すなわち、説明の便宜上、32個の配分点(格子点)と
それに対応するアドレス信号との関係を第5図に示すよ
うに設定する。
今、入力画像データのレベルが100であったときには
、色修正データ記憶手段20からこの入力レベルを含む
前後の色修正データ(96と104)が出力されるよう
なアドレス信号(12,13)を形成する必要がある。
そこで、振り分は信号がOのとき、小ざい方の色修正デ
ータ(96)が参照されるようなアドレス信号(12)
が出力され、また振り分は信号が1のとき、大きい方の
色修正データ(104)が参照されるようなアドレス信
号(13)が出力されるようにコントロールされる。
ただし、使用する値の最大値(この場合は248)のと
きで、振り分け48号がOのときには、それ自身の値の
色修正データを選択し、振り分は信号が1のときには小
ざい方の色修正データ(この場合240)を選択する。
振り分は信号は重み係数記憶手段24にも供給される。
ところで、上述の例では256階調をフルに使用する構
成とはなされていないが、例えば次に示すような考えを
踏襲すれば、256階調をフルに使用したカラーマスキ
ング装置を実現できる(第8図参照)。
そのためには、まず格子点として8ビツト間隔と9ビツ
ト間隔とを混合した形で配分する。混合形とすることに
よって、8ビツト間隔と9ビツト間隔との識別信号が用
意°きれる。従って、アドレス信号形成手段40の出力
と、格子点及び識別信号との関係は、第6図に示すよう
に設定される。
その結果、例えば入力が216であったときには、アド
レス信号形成手段40からの出力とコントローラ50か
らの出力との関係は、次のようになるように制御すれる
振り分は信号      01 24へのアドレス信号  63 20へのアドレス信号 2627 識別信号        11 ここで、重み係数記憶手段24へのアドレス信号の値は
、振り分は信号が0のとき、入力216に最も近い最小
の格子点210との差(=6)が選ばれ、また振り分は
信号が1のとき、入力216と次の格子点219との差
(=3)が選択される。
識別信号1は9ビツト間隔の格子点を表わし、0Lt8
ビツト間隔の格子点を表わすもので、次のような理由か
ら識別信号が必要となる。
すなわち、格子点の間隔が相違すると、3色の格子点で
作られる空間領域は立方体でなく、直方体となり、その
体積は、 512 (=8X8X8)、576 (−8X8X9)
648 (=8X9X9)、729 (=9X9X9)
の4通りできる。このため、1辺が8ビツトか9ピツト
かの識別信号が必要となるわけである。
また、重み係数記憶手段24では、この識別信号にした
がって夫々の重み係数が、その総和がやはり256とな
るように設定されるものである。
例えば、各色の画像データ値が、 (64,143,216) であったときには、第7図に示すものとなる。
従って、図示のような重り係数と色修正データとから、
上述した算出式にしたがって最終的な色修正データが求
められる。
このように格子点のビット間隔を適宜選定すれば、25
6階調をフルに用いることができる。ただし、この場合
には、コントローラ5oがら上述したような識別信号が
生成されるように構成されるのは勿論である。
第8図は順次式に構成されたカラーマスキング装置10
にこの発明、特に256階調をフルに用いる構成を適用
した場合であって、第4図と対応する部分には同一の符
号を付し、その説明は省略する。
この例では、最大格子点間距離が9ビツトであるため、
この距離に対応する重み係数参照用のアドレス信号とし
て4ビツトのデータがアドレス信号形成手段(ブリLU
T)40がら重み係数記憶手段24側に供給される。ア
ドレス信号形成手段40からはさらに8ビツト間隔と9
ビツト間隔の識別(i号(1ピツト構成)が出力され、
これが重み係数記憶手段24に供給される。
色修正データ用のLUT21〜23には、その制御端子
Cπにチップを順次選択するための制御信号m?m、M
U、YUが供給きれて、例えばLUT21〜23の順で
夫々から色修正データが順次読み出きれたのち、掛算累
算手段30に供給される。
掛算累算手段30においても、各色の修正値算出が順次
処理されることになる。
掛算累算手段30は、図示するように単一のチップで構
成された掛算累算器が使用され、積和出力(累算出力)
のうち上位8ビツトのデータが各色ごとに順次出力され
る。
コントローラ50は9進のカウンタ51と出力タイミン
グを調整するためのラッチ回路52とで構成される。カ
ウンタ51への基準クロックは掛算累算M30のクロッ
ク入力端子Xck、 Yakに対して共通に供給され、
これのクロックタイミングで、X、Y端子に入力された
色修正データKiと重み係数Aiの各データが演算処理
きれる。そして、8回に亙る積和出力が得られた次のタ
イミングで出力端子Z OUTから最終的な色修正デー
タが出力きれるように、基準クロックを1/9にカウン
トダウンしたクロックがZck端子に供給される。
なお、アキュムレート端子ACCに供給される演算処理
制御パルスにおいて、そのレベルが1のとぎは、 X−Y+Q(Qは直前の積和出力) の積和処理が実行される。Oレベルの制御パルスは9個
目の基準クロックが得られるタイミングごとに生成され
、これによって積和出力がリセットされて、次の色修正
用演算処理に備えられる。
°そのため、このリセット時は端子Yinには、オール
Oの重み係数が入力されるように、この記憶手段24の
Cπ端子にリセット信号が供給される。
その結果、プルダウン抵抗RJ)によりYinのデータ
はOとなりX−Y(=O)なるリセット処理が実行され
ることになる。
なお、上述では最終的な色修正データを、8個の格子点
の色修正データから算出するようにしたが、対角頂点の
2点の色修正データがら内押してもよい。このような内
挿方法は、特に執修正データとして上述よりもさらに多
くの点の修正データを使用する場合に好適である。
また、上述では色修正データをROM構成のLUTに格
納したが、この色修正データ記憶手段としてRAMを使
用すると共に、色修正データ格納用として別のメモリ(
ROMやディスクメモリなど)を用意し、必要時この別
のメモリから色修正データを読み出し、これをRAMに
書き込んで使用することもできる。
この構成によれば、RAMとして5−RAMを使用でき
るから、演算処理時間のスピードアップ化を図れる。
重み係数の計算方法は、直方体の体積を重み係数とする
ので”はなく、点Piからの距離の逆数(あるいはその
n乗)として求めてもよい。
なお、上述では2つのデジタル画像を合成する例を述べ
たが、合成画像の数には特に限定されるものではない。
この場合においても、主たる画像に対して合成されるべ
き画像側の画像データに、上述したような画像切換信号
となるべき特定画像データが割当てられることになる。
その場合、この画像切換信号が得られた画像データが、
そのときの嵌め込みようの画像データとして使用される
ことになる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、画像を合成す
るに際し、画像データの特定のデータ値を画像切換信号
として割当て、この特定画像データが得られたとき、画
像データを切換るようにしたものである。
こうすれば、従来のようなメモリプレーンを使、用する
ことなく装置を構成できる実益を有する。
特に、デコーダに代えてLUTなどを使用すると、その
構成がざらに前略化される効果がある。
また、同時にこの切り換え信号で色補正係数を切り換え
ることで、入力きれる夫々の画像に対し、最適な色補正
が行なうことができ、上述の合成装置の出力データは合
成された画像を意識せずに、1画面として扱うことがで
きる特徴を有する。
このようなことから、この発明に係るデジタル画像の合
成装置は、カラープルーフ、ビデオプリンタ、デジタル
カラーコピーなどの画像処理装置に対する合成装置とし
て使用して適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るデジタル画像の合成装置の一例
を示す系統図、第2図はこの発明を適用したカラーマス
キング装置の説明に供する特性曲線図、第3図はこの発
明に係るカラーマスキング法の説明図、第4図はカラー
マスキング装置の一例を示す要部の系統図、第5図は格
子点の配分関係を示す図、第6図及び第7図は振り分は
信号、色修正データ、識別信号などの関係を、示す図、
第8図は第4図と同様な系統図、第9図は合成画面の説
明図、第10図は従来の合成装置の系統図である。 1・・・合成装置 2.3・・・画像メモリ 4・・争セレクタ 7Φ・・デコーダ 10働壷・カラーマスキング装置 20・・・色修正データ記憶手段 30・・・掛算累算手段 40・・・アドレス信号形成手段 50・争・コントローラ ■・・・空間領域 W・・・空間領域 X・・・色修正データ 特許出願人 コ ニカ 株式会社 第1図 1合成蒲l 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)n(nは2以上の整数)以上のデジタル画像を合
    成するに際し、少なくとも(n−1)のデジタル画像の
    画像データに対し、その特定データを画像切換信号とし
    て使用するようにしたことを特徴とするデジタル画像の
    合成装置。
  2. (2)上記デジタル画像の画像切換信号によって、色補
    正係数を切り換えるようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のデジタル画像の合成装置。
  3. (3)上記デジタル画像の画像切換信号としては、採り
    得る画像データの最大値若しくは最小値が使用されてな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデジタ
    ル画像の合成装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60222893A (ja) * 1984-04-20 1985-11-07 富士通株式会社 Crtデイスプレイのトランスペアレント色制御方式
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