JPH01178866A - 尿成分測定方法及び尿成分測定便器 - Google Patents

尿成分測定方法及び尿成分測定便器

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JPH01178866A
JPH01178866A JP63002729A JP272988A JPH01178866A JP H01178866 A JPH01178866 A JP H01178866A JP 63002729 A JP63002729 A JP 63002729A JP 272988 A JP272988 A JP 272988A JP H01178866 A JPH01178866 A JP H01178866A
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reagent
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齋藤 史朗
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、尿中の特定成分の濃度を測定する装置を備え
た便器に関するものであって、多種類の尿中成分を、連
続的に且つ短時間で測定することのできる測定方法及び
測定便器に関する。
〔従来の技術〕
尿中の特定成分の濃度を測定する装置を備えた従来の尿
成分測定便器として、特開昭59−217844号公報
に記載のものがある。これは、第4図に示す如く、便器
20に採尿部21が設けられ、該採尿部21にて採取し
た尿をポンプ22によりフィルター28を介して液体ク
ロマトグラフィー24へ導き、該液体クロマトグラフィ
ー24を通過させることで尿中。
の特定成分を分離するようになされたものである。
そして、分離した尿成分の吸光度を測光器25.26で
測定することによりその濃度を検出し、その結果を表示
器27にて表示する。
一般に、物質が液体クロマトグラフィーに導入されてか
ら流出するまでの時間は、その物質の分子量や分子の大
きさ等に応じてそれぞれ決まっている。従って、この原
理に基づき、尿を液体クロマトグラフィーに導入してか
ら所定時間経過後に流出する部分の、所定波長に対する
吸光度を測定することにより、特定成分の濃度を検出す
ることが可能である。上記の特開昭59−217844
号公報に記載されている実施例では、液体クロマトグラ
フィーに尿を導入してから13秒後に流出した部分の吸
光度を測定(測定波長254nm又は306nm)する
ことにより、糖濃度を検出している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の尿成分測定便器においては、尿中の特定成分
を分離する手段として液体クロマトグラフィーを使用し
ている。ところが、この液体クロマトグラフィーは、非
常に精巧な機器であるから、高価な上に取り扱いが難し
い。のみならず、−度、尿成分の測定に使用したならば
、次の測定を実行するためには、充分な時間をかけて洗
浄を行わなくてはならない。それ故、−回あたりの測定
に極めて長い時間を要するので効率が悪く、実用実用性
に乏しかった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、多
種類の項目にわたる尿成分の濃度測定を、連続的に且つ
短時間で行い得る尿成分の測定方法及び測定便器を提供
せんとするものである。
本発明に係る尿成分測定方法の特徴は、便器にて尿を採
取し、この尿中の成分濃度を測定する方法において、尿
を便器の採尿部から濃度測定器へ導く送給管路の途中に
ガス注入器が設けられ、該ガス注入器を用いて前記送給
管路内へガスを断続的に注入することにより、前記送給
管路内の尿を試料区画に分断し、各試料区画ごとに成分
濃度を測定する点にある。
また、上記測定方法を実施するために創案された本発明
に係る尿成分測定便器の特徴は、便器に採尿部が設けら
れ、該採尿部に送給管路が接続され、前記採尿部にて採
取される尿を前記送給管路により濃度測定器へ導いて、
尿中成分の濃度を測定するようになされた便器において
、前記送給管路の途中に管路内へ断続的にガスを注入す
るガス注入器が設けられている点にある。
〔作用〕
本発明によれば、便器の採尿部にて採取した尿を濃度測
定器に導く過程において、送給管路の途中に設けたガス
注入器から尿中へ断続的にガスを注入するので、送給管
路内の尿は複数の試料区画に分断される。従って、分断
された各試料区画ごとに濃度測定器へ導き、順次、濃度
測定を行うことによって、多種類の尿成分測定を、連続
的に且つ短時間で行うことが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を、実施例を示す図面を用いて説明
する。
第1図は、本発明に係る尿成分測定便器A(以下、測定
便器Aと言う)の構成を概略的に示すものである。本実
施例においては、便器本体1に洋風便器を使用している
。該便器本体1の便鉢内面1aの適所には、採尿部2が
設けられている。採尿部2の底部には、尿中成分の濃度
を測定する濃度測定器8へ尿を導くための送給管路6が
接続されている。送給管路6の途中には、採取した尿を
適当倍率に希釈するための希釈手段3、管路6内の尿に
ガスを断続注入するためのガス注入器4、尿に試薬を投
入するための試薬投入器5、尿と試薬とを均一に混ぜる
ための混合手段7がそれぞれ接続され、濃度測定器8の
下流αすには、送給管路6内における尿の流動を制御す
るポンプ9が設けられている。そして、該ポンプ9には
返却管路11が接続され、その末端13が便器本体1の
排出部14に接続されている。
上述のように構成された測定便器Aによる尿中成分の濃
度測定は、次のようにして行われる。
採尿部2にて採取される尿のうち、一定量の尿がバルブ
aに制御されて送給管路6に導入される。
この尿は、必要に応じて希釈手段3により、適当倍率に
希釈される。これは、希釈手段3から供給される蒸留水
等の希釈液と採取した尿とを、混合弁30にて一定比率
に混合することにより行われる。
続いて、管路6内の尿中にガス注入器4より断続的にガ
スが注入され、これにより第2図に示す如く、尿15が
気泡層16で分断されて複数の試料区画17が形成され
る。注入されるガスとしては空気が用いられるが、その
他に窒素等の不活性ガスを使用することも可能である。
こうして尿を試料区画17に分断したならば、引き続き
各試料区画17ごとに適宜の試薬を投入する。多種類の
成分について濃度を測定しようとする場合には、尿成分
の種類に応じた数の試薬投入器5.5−を用意しておく
ことが望ましい。各試料区分17に試薬を投入したのち
、混合手段7により尿と試薬とを均一に混合する。図示
した実施例においては、送給管路6を螺旋状に形成し、
この螺旋状管路内を通過させることにより、尿と試薬と
の混合を図っている。上記混合手段7を通過させたのち
、尿の試料区画17を順次、濃度よt1定器8に導く。
これにより、異なった種類の尿成分の濃度測定を連続的
に行うことが可能である。故に、多項目の検査を、短時
間のうちに終了することができる。また、濃度測定器8
に表示装置10を接続し、使用者に対して測定結果を即
座に表示するようになすことも適宜採用される。
尿成分の濃度測定を行うにあたり、吸光度を測定する場
合には、濃度測定器8として分光光度計 。
が用いられる。或いは、第3図に示す如(、送給管路6
の一部をガラス管80に置き換え、該ガラス管80を挟
んで投光用の発光ダイオード81及び受光用のフォトダ
イオード82を配置して、特定波長の光に対して吸光度
を測定するようにしてもよい。
但し、蛋白質や糖分の濃度測定のために紫外線を測定光
として使用する場合には、前記ガラス管80は石英ガラ
ス等で製作することが好ましい。
成分濃度の測定を終えたならば、尿は返却管路11を経
て便器本体1へ返送され、排出部14へ放出される。な
お、図示は省略したが、測定終了後、送給管路6内は、
便器本体1から供給される洗浄水又は採尿部2に設けた
洗浄ノズルから供給される洗浄水をポンプ9で流通させ
ることにより、洗浄される。
ところで、上述の尿成分測定方法を実施するにあたり、
コントローラ12を設置して、自動的に測定を実行し得
るようになすことも可能である。すなわち、送給管路6
に導入する尿量を制御する採尿バルブa、希釈手段3か
ら供給される希釈液の量を制御する希釈バルブb、尿の
希釈倍率を制御する混合弁30.ガス注入器4からのガ
スの注入を断続制御するガスバルブC1分断された各試
料区画への試薬投入を制御する試薬バルブd−g、及び
送給管路6内の尿の流動を制御するポンプ9と、前記コ
ントローラ12とを接続し、尿成分測定のために必要な
各工程の管理を行わしめればよい。
本発明の実施態様は上記に限定されるものではなく、様
々な変更が可能である。例えば、予め採尿部において尿
を希釈してから送給管路へ導入したり、或いはガスの断
続注入により試料区画に分断したのちに各試料区画ごと
に希釈したりすることもできる。後者の場合、試料区画
ごとの希釈率を変えることが可能となる。或いは、各試
料区画に分断したのちに、試料区画の容積に対して充分
量(例えば2倍以上)の試薬を投入することにより、希
釈過程を省略してもよい。更に、各試料区画に投入する
試薬は、それぞれ異なる種類とする以外に、それぞれ濃
度の異なる同種の試薬を用いることもできる。これは、
測定の対象成分の尿中濃度が不明な場合に有用な手段で
ある。また、成分濃度の測定は、分光光度計による吸光
度測定のほかに、piメータによるpH測定、酵素セン
サーやBODセンサーによる測定等が挙げられる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、採取
した尿をガスの断続注入によって試料区画に分断し、各
試料区画ごとに尿成分の濃度測定を行うから、多種類の
成分測定を連続的に且つ短時間で行うことができる。従
って、使用者の健康管理に資するところが極めて大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る尿成分測定便器の一実施例を示す
概略図、第2図は試料区画に分断された状態の尿を示す
拡大断面図、第3図は濃度測定器の一実施例を示す拡大
断面図である。第4図は特開昭59−217844号公
報に記載された従来の尿成分測定便器を示す一部切欠側
面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、便器にて尿を採取し、この尿中の成分濃度を測定す
    る方法において、尿を便器の採尿部から濃度測定器へ導
    く送給管路の途中にガス注入器が設けられ、該ガス注入
    器を用いて前記送給管路内へガスを断続的に注入するこ
    とにより、前記送給管路内の尿を試料区画に分断し、各
    試料区画ごとに成分濃度を測定することを特徴とする尿
    成分測定方法。 2、採取した尿を所要倍率に希釈したのちに、ガスを断
    続注入して、前記送給管路内の尿を試料区画に分断する
    特許請求の範囲第1項記載の尿成分測定方法。 3、前記送給管路内にガスを断続注入して、前記送給管
    路内の尿を試料区画に分断したのちに、各試料区画ごと
    に所要倍率に希釈する特許請求の範囲第1項記載の尿成
    分測定方法。 4、前記送給管路内において分断された尿の試料区画そ
    れぞれに、異なる試薬を投入する特許請求の範囲第1項
    乃至第3項のいずれか1項に記載の尿成分測定方法。 5、前記送給管路内において分断された尿の試料区画そ
    れぞれに、該試料区画の容積に対して充分量の試薬を投
    入する特許請求の範囲第1項記載の尿成分測定方法。 6、前記送給管路内において分断された尿の試料区画そ
    れぞれに試薬を投入したのち、尿と試薬とを均一に混合
    する工程を行う特許請求の範囲第4項又は第5項に記載
    の尿成分測定方法。 7、便器に採尿部が設けられ、該採尿部に送給管路が接
    続され、前記採尿部にて採取される尿を前記送給管路に
    より濃度測定器へ導いて、尿中成分の濃度を測定するよ
    うになされた便器において、前記送給管路の途中に管路
    内へ断続的にガスを注入するガス注入器が設けられてい
    ることを特徴とする尿成分測定便器。 8、便器の採尿部又は前記送給管路の途中に尿の希釈手
    段が設けられている特許請求の範囲第7項記載の尿成分
    測定便器。 9、前記送給管路の途中であって前記ガス注入器よりも
    下流側に、試薬投入器が設けられている特許請求の範囲
    第7項記載の尿成分測定便器。 10、前記送給管路の途中であって前記ガス注入器及び
    尿の希釈手段よりも下流側に、試薬投入器が設けられて
    いる特許請求の範囲第8項記載の尿成分測定便器。 11、前記送給管路の途中であって前記試薬投入器と前
    記濃度測定器との間に、尿と試薬との混合手段が設けら
    れている特許請求の範囲第9項又は第10項記載の尿成
    分測定便器。 12、前記混合手段は、螺旋状に形成された管路からな
    る特許請求の範囲第11項記載の尿成分測定便器。 13、前記濃度測定器は¥分光光度計¥である特許請求
    の範囲第7項乃至第12項のいずれか1項に記載の尿成
    分測定便器。 14、前記濃度測定器に、測定結果を表示する表示装置
    が接続されている特許請求の範囲第7項乃至第13項の
    いずれか1項に記載の尿成分測定便器。
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ES89300061T ES2042987T3 (es) 1988-01-08 1989-01-05 Metodo y aparato de investigar constituyentes de la orina.
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