JPH01178068A - 車載用電子装置の故障表示方法 - Google Patents

車載用電子装置の故障表示方法

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JPH01178068A
JPH01178068A JP33383387A JP33383387A JPH01178068A JP H01178068 A JPH01178068 A JP H01178068A JP 33383387 A JP33383387 A JP 33383387A JP 33383387 A JP33383387 A JP 33383387A JP H01178068 A JPH01178068 A JP H01178068A
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Seiichi Ishizeki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車載用電子装置の故障表示方法に関するもので
ある。
従来の技術 自動1トの液圧式ブレーキ装置において、ブレーキペダ
ルを踏み込みマスクシリンダから各車輪のブレーキ装置
に液圧が供給された制動時、車体速度に対する車輪速度
の低下率や低下量を検出してブレーキ装置に供給された
制動液圧の減圧および加圧を、各種ソレノイドバルブお
よび電動モータ等のアクチュエータの作動にて交尾に制
御して車輪のロックを防止しつつ効果的な制動を行わせ
るようにしたアンチスキッド装置が従来より種々開発さ
れ、例えば特開昭60−128053号公報等にて公開
されている。
上記のようなアンチスキッド装置においては、例えば車
輪速度を検出し車輪速度信号をコントロールユニー/ 
トに入力させる車輪速度センサや、上記コントロールユ
ニー/ )に接続されている各種回路等にショート或は
断線等の異常が生じたとき、それを検知し得る自己診断
機能を上記コントロールユニットに持たせ、異常が発生
したと自己判断したときフェールセーフリレーおよびモ
ータリレーをオフとしてアンチスキッド制御を停止させ
、アンチスキッド装置を持たない一般の制動システム即
ちマスクシリンダから制動液圧が車輪のブレーキ装置に
直接供給されるシステムになるようにするフェールセー
フ装置を装備しておく必要がある。
発明が解決しようとする問題点 従来のアンチスキッド装置に装備されているフェールセ
ーフ装置の故障表示方法としては装置内に故障が発生し
たことを1個の表示ランプ笠の表示手段により表示する
一括表示方法または装置内のどこが故障しているかを複
数の表示ランプ等の表示手段を用いて表示する個別表示
方法或はそれらの双方が用いられているのが普通である
上記のような1 (1の表示ランプを用いた一括表示方
法においては、表示が簡単であるという利点を有してい
るもののどこが故障しているかを表示できないという欠
点を有しており、又複数の表示ランプを持った個別表示
方法においては表示部となる表示ランプが表示すべき故
障の数だけ必要となり広い表示部が必要となると共に回
路が複雑になるという欠点を有していた。
本発明は自己診断機能を有する車載用電子装置に設けら
れ異常が発生したことを表示する1個の表示ランプを用
いて異常内容の詳細を個別に表示し得ると共に、該表示
ランプによる表示を確実なものとした故障表示方法を提
供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、構成部品や接続回路等の断線やショート等の
異常を常時チェックし該異、常を1個のTI青灯の点灯
により表示する自己診断機能を有する車載用電子装置に
おいて、上記警告灯の点灯回路を二重系とすると共に、
上記自己診断機能が異常を検出し警告灯を点灯させたと
き異常内容の表示を要求する指令信号を発する操作スイ
ッチの該指令信号により上記警告灯の点灯回路の一方を
オフとし、他方の点灯回路にて上記自己診断機能が異常
を検出した個所を、上記警告灯の点灯と消灯の組合せか
らなる符号化された点滅作動により個別に表示するよう
にしたことを特徴とするものである。
作   用 上記により警告灯の点灯回路の一方に断線等の故障が起
きても他方の点灯回路が働らくので故障表示の信頼性を
高めることができると共に、自己診断機能が異常を検出
した個所の個別表示に杼道用いられる複数個の外部表示
器を省略し得る。
実施例 本発明の一実施例をvR図を参照して説明する。
範囲1図において、1は自動車の装備されたアンチスキ
ッド装置の制御回路であり、該制御回路lは、ブレーキ
ペダル2を踏み込みマスクシリンダ3が作動して該マス
クシリンダ3より各車輪4のブレーキ装置5(1輪のみ
を表示し他は省略した)に液圧が供給され車体速度に対
し車輪速度を低下させた制動時、車輪速度センサ6から
得られる車輪速度の低下率がある値になったとき制動液
圧配管系に設けたハイドロリックユニット7の加圧バル
ブを閉作動させてブレーキ装置5内液圧を保持させる保
持信号を発して制動力保持状態とし、それにも拘らず車
輪速度が低下しである値になったときハイドロリックユ
ニット7の減圧バルブを作動させてブレーキ装置5内液
圧を減圧させる減圧信号を発して制動力軽減状態とし、
それに伴い車輪速度が減少の度合を減じて最小値に達し
たとき上記減圧信号を中止して制動力保持状態とし、そ
の後車輪速度が路面反力にて増加して車体速度に近いと
ころまで回復したときハイドロリックユニット7の加圧
バルブを開作動させてブレーキ装置5内液圧を段階的に
増加させる加圧信号を発して再び制動力を発生させ、こ
のようにブレーキ装置5内液圧の加圧と減圧を繰り返す
制御パターンにて的確な車体減速度を得るよう制動液圧
制御指令を発するものであり、以上のようなアンチスキ
ッド制御は従来公知のものと同じであるので上記以上の
詳しい説明は省略する。
上記のようなアンチスキッド制御を行う制御回路11は
、アンチスキッド装置の各種機器や接続回路等の断線や
ショート等の異常をチェックする自己診断機能を持って
おり(該自己診断機能も従来より公知であるので具体的
説明は省略する)、断線やショート等の異常が発生した
ときオン作動して出力端子1aの電位が接地電位から電
源電位に切換わるリレー駆動回路Aと該リレー駆動回路
Aとは逆に出力端子1bの電位が電源電位から接地電位
に切換わる警告灯駆動回路Bとが設けられており、L記
すレー駆動回路Aの出力端子1aはリレー8のリレーコ
イル8aを介して電源9に接続され、該リレー8の常開
接点NOおよび共通接点Cはそれぞれ電源9およびハイ
ドロリックユニット7に接続されているので、断線やシ
ョート等の異常が発生し出力端子1aの電位が電源電位
に切換わると、上記リレーコイル8aへの通電がオフと
なるため電@9からハイドロリックユニット7に至る回
路はオフとなり、これによりアンチスキッド制御は停止
hLマスクシリンダ3から直接各車輪4のブレーキ装置
5に制動液圧が供給される状態(以下通常ブレーキ状態
と称す)とし、又上記警告灯駆動回路Bの出力端子1b
は警告灯10を介して電源9に接続されているので、断
線やショート等の異常が発生し出力端子ibの電位が接
地電位に切換わると電源9から警告灯lOを介して接地
に至る回路が閉成されて上記警告灯10が点灯しアンチ
スキッド制御が停止して通常ブレーキ状態となっている
ことを乗員に知らせるようになっているが、アンチスキ
ッド装置のどこに異常が発生したのかについての表示が
できないだけでなく断線やショート等の異常が発生した
とき電源電位から接地電位に切換わる出力端子1bから
警告灯lOを介して電源9に至る回路は一重系にすぎな
いので該回路に断線等の故障が発生すると、自己診断機
能によりアンチスキッド制御が停止して通常ブレーキ状
態に移行しているにも拘ら、すその事実を乗員に知らせ
ることができないと言う問題を有している。
そこで本発明では範囲1図に示すように、リレーコイル
8aがリレー駆動回路Aの出力端子1aと電源9との間
に介装されているリレー8の常閉接点NOを接地する接
地回路11と、リレー8の共通接点Cを電流逆流防止素
子12を介して警告灯駆動回路Bの出力端子1bに接続
する接続回路13とを設は故障時の警告灯点灯回路を二
重系にすると共に、制御回路1にチェック端子条件入力
回路(E)14およびチェック端子15を設け、該チェ
ック端子15にチェック指令条件を入力(例えば電源電
圧である12ボルトを付加する)することよりリレー駆
動回路Aの出力端子1aの電位を接地電位としリレー8
のリレーコイル8aを付勢して常開接点NO側に切換え
電源9から警告灯10、電流逆流防止素子12.接続回
路13゜接地回路11を介して接地に至る一方の警告灯
点灯回路をオフとすると共に、上記制御回路1が自己診
断にて異常と判断した個所を、第3図に示すように上記
警告灯10の短期間Ly  (例えば0.5秒間)点灯
と長期間に4 (例えば1秒間)点灯の組合せからなる
符号化された点滅作動により個別に表示すべく警告灯駆
動回路Bの出力端子1bの電位を接地電位と電源   
 ′電位との間で切換作動させるようにしたものである
上記においてチェック端子15にチェック指令条件を入
力後警告灯lOが符号化した点滅作動1を開始するまで
の時間t1はゼロから数秒間の任意時間としてもよく、
又各点打開の消灯時間間隔t3は短期間点灯時間t2と
同じにすると判断しやすいことが実験により確かめられ
ている。
尚警告灯10の短期間t2点灯と長期間t4点灯との組
合せからなる符号化した点滅作動を異常内容表示パター
ンとして用いた場合には例えば第3図に示すように3個
の点灯表示を使うとすると8通り(23通り)の表示が
できることは言うまでもなく、又上記符号化した点滅作
動を休止時間ts  (例えば3秒間)をおいて繰り返
すようにすれば運転者の見落しや誤認を防ぐことができ
る。
第2図は上記の経過を示すフローチャートで、運転者が
異常内容を確認した後チェック端子15への入力等の条
件により異常内容メモリを消去すれば全手順は完了し最
初の状態に戻る。
上記実施例においてはリレー8を、ハイドロリックユニ
ット7への電源回路を遮断するリレーの接点回路と共用
化した例を述べたが、該リレーの接点回路を2回路2接
点方式のものとし、一方の回路でハイドロリックユニッ
ト7への電源回路を遮断し、他方の回路で警告灯点灯回
路を構成すれば電流逆流防止素子12を省略し得る。
尚上記実施例では車載用電子装置としてアンチスキッド
装置に適用した例を述べたが減衰力可変型液圧緩衝器用
制御装置等任意の車載用電子装置に適用し得ることは勿
論である。
発明の効果 」−記のように本発明によれば、構成部品や接続回路等
の断線やショート等の異常を常時チェックし該異常を1
個の警告灯の点灯により表示する自己診断機能を有する
車載用電子装置において、上記警告灯の点灯回路を二重
系とすると共に、上記自己診断機能が異常を検出し警告
灯を点灯させたとき異常内容の表示を要求する指令信号
を発する操作スイッチの該指令信号により上記警告灯の
点灯回路の一方をオフとし、他方の点灯回路にて上記自
己診断機能が異常を検出した個所を、上記警告灯の点灯
と消灯の組合せとからなる符号化された点滅作動により
個別に表示するようにしたことにより、警告灯の点灯回
路の一方に断線等の故障が起ても他方の点灯回路が働ら
くので故障表示の信頼性を高めることができると共に、
自己診断機能が異常を検出した個所の伽別表示に複数個
の外部表示器を必要としない等コストならびに組付工数
を大幅に低減できるもので実用上多大の効果をもたらし
得るものである。
【図面の簡単な説明】
範囲1図は本発明の一実施例を示す回路説明図、第2図
は範囲1図回路の制御態様を示すフローチャート、第3
図はチェック端子入力、リレー駆動回路出力端子電位、
警告灯駆動回路出力端子電位および警告灯点滅状態の関
連を示すタイムチャートである。 l・・・制御回路、2・・・ブレーキペダル、3・・・
マスクシリンダ、4・・・車輪、5・・・ブレーキ装置
。 6・・・車輪速度センサ、7・・・ハイドロリックユニ
ット、8・・・リレー、9・・・電源、lO・・・警告
灯、11・・・接地回路、12・・・電流逆流防止素子
、13・・・接続回路、14・・・チェック端子入力条
件回路、15・・・チェック端子。 以   上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1). 構成部品や接続回路等の断線やショート等の
    異常を常時チェックし該異常を1個の警告灯の点灯によ
    り表示する自己診断機能を有する車載用電子装置におい
    て、上記警告灯の点灯回路を二重系とすると共に、上記
    自己診断機能が異常を検出し警告灯を点灯させたとき異
    常内容の表示を要求する指令信号を発する操作スイッチ
    の該指令信号により上記警告灯の点灯回路の一方をオフ
    とし、他方の点灯回路にて上記自己診断機能が異常を検
    出した個所を、上記警告灯の点灯と消灯の組合せからな
    る符号化された点滅作動により個別に表示するようにし
    たことを特徴とする車載用電子装置の故障表示方法。
  2. (2). 車載用電子装置は、アンチスキッド装置の制
    御回路であり、一方の点灯回路のスイッチは、上記アン
    チスキッド装置に電源を供給 するリレーであり、他方の点灯回路は上記 制御回路の警告灯駆動回路である特許請求の範囲1項に
    記載の車載用電子装置の故障表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100379926B1 (ko) * 1998-05-30 2003-07-07 주식회사 만도 안티록브레이크시스템의고장코드표시방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50121685A (ja) * 1974-03-12 1975-09-23
JPS57130751U (ja) * 1981-02-09 1982-08-14

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