JPH01177471A - 密閉形電動圧縮機 - Google Patents

密閉形電動圧縮機

Info

Publication number
JPH01177471A
JPH01177471A JP33363287A JP33363287A JPH01177471A JP H01177471 A JPH01177471 A JP H01177471A JP 33363287 A JP33363287 A JP 33363287A JP 33363287 A JP33363287 A JP 33363287A JP H01177471 A JPH01177471 A JP H01177471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat
stator
rotor
compression mechanism
upper chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33363287A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shindo
泰宏 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP33363287A priority Critical patent/JPH01177471A/ja
Publication of JPH01177471A publication Critical patent/JPH01177471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Induction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、密閉形電動圧縮機に係り、特に、例えば冷蔵
庫の機械室を小さくして庫内容積効率を向上させるのに
好適な、扁平形状の密閉形電動圧縮機に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来の装置は、例えば特開昭55−164789号公報
に記載されているように、鉄心にアルミダイキャスト法
で二次巻線を構成したロータを使用する、アキシャルエ
アギャップタイプの電動要素を圧縮要素に取付け、これ
らをサスペンションスプリングにより、密閉容器内に弾
性的に収納する構造となっていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術を第8図を参照して説明する。
第8図は、特開昭55−164789号公報記載の従来
の密閉形電動圧縮機の縦断面図である。
第8図に示す密閉形電動圧縮機は、鉄心にアルミダイキ
ャスト法で二次巻線を構成したロータ19と、プラスチ
ックにてモールドされたステータ18とからなるアキシ
ャルエアギャップタイプの扁平形の電動機部17′を圧
縮機構部2′にボルト21を介して締結し、ステータ1
8と密閉容器1′との間にサスペンションスプリング2
0を介在させたものである。ロータ19と密閉容器1′
の内側頂面との間に相当な距離の空間があるため、密閉
形電動圧縮機全体の高さが高くなっているという問題が
あった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、圧縮機の高さの極めて低い扁平な形状の密
閉形電動圧縮機を提供することを、その目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る密閉形電動圧
縮機の構成は、密閉容器内に電動機部とこの電動機部に
よって電動される圧縮機構部とを収納してなる密閉形電
動圧縮機において、上記密閉容器の下チヤンバ内に、頂
面を平坦に形成した圧縮機構部を固定し、上記密閉容器
の少なくとも上チャンバの頂面および当該上チャンバの
頂部内面を平坦に形成するとともに、前記圧縮機構部頂
面の平坦面と前記上チヤンバ頂部内面の平坦面との間に
、前記各平坦面に平行な平面にて巻線された複数のコイ
ルを有する扁平形状のステータと、このステータに対向
して小間隙を保ち、Rの中に鉄線を前記平坦面と直角方
向に分散具備してなる扁平円筒形状の磁気異方性ロータ
とを配設して電動機部を構成したものである。
なお付記すると、扁平形状のステータは、上チャンバの
頂部内面に形成された平坦面に締結されるか、あるいは
、圧縮機構部頂面に形成された平坦面に締結される。そ
して、このステータに対向して小間隙を保って扁平円筒
形状の磁気異方性ロータが配設されて電動機部が構成さ
れるものである。
[作用] ステータは、上チャンバの頂部内面、あるいは圧縮機構
部頂面の平坦面に締結されるので、その締結される相手
部分を界磁継鉄として利用することになり、その分、従
来にくらべてステータを薄く形成することができる。
また、ロータは、銅の中に鉄線を平坦面と直角な方向に
並ぶように分散して配置した磁気異方性ロータであるた
め、鉄損と銅損が少なく、トルクを余計に出すことがで
きるものであり、したがって、従来に比ベロータを薄く
形成することができる。
そして、ロータは、圧縮機構部頂面の平坦面、あるいは
上チャンバの頂部内面の平坦面と小間隙を保って配設さ
れているため、その平坦面を有する相手部分が界磁継鉄
として利用されるので、ロータに界磁継鉄を設ける必要
がなく、その分、ロータを薄く形成することができる。
このように形成されているため、密閉容器と電動機部と
圧縮機構部との間には余計な空間がなく。
またステータ、ロータとも極めて薄く形成されるため、
全体として極めて高さの低い密閉形電動圧縮機を形成す
ることができる。
[実施例コ 以下、本発明の各実施例を第1図ないし第7図を参照し
て説明する。
まず、第1図は1本発明の一実施例に係る密閉形電動圧
縮機の縦断面図、第2図は、第1図のA−A矢視断面図
、第3図は、同圧縮機のステータのスロット部の拡大断
面図、第4図は、磁気異方性ロータの構成を示す分割斜
視図である。
図に示す密閉容器1は、少なくとも頂面およびその頂部
内面を平坦に形成した鋼板製の上チャンが1aおよび鋼
板製の下チャンバ1bからなっている。下チャンバ1b
には、上軸受3、下軸受4゜シリンダ5、ローラ6、駆
動軸に係るクランク軸7、ベーン(図示せず)等から構
成される圧縮機構部2(本例ではロータリ形圧縮機)が
収納固定されている。さらに下チャンバ1bには、シリ
ンダ5の吸込口に連結する吸入管8と、密閉容器1内に
開口部を有する吐出管9とが溶接されている。
上軸受3は、頂面が平坦に形成された、はぼ円板形状の
ものであり、したがって圧縮機構部2の頂面が平坦に形
成されていることになる。この上軸受3の平坦な頂面と
小間隙を保つ位置に扁平円筒形状の磁気異方性ロータ1
0(詳細は後述する)が、その中心部をクランク軸7の
上端に圧入固定(嵌着)されるようにして配置されてい
る。
上チャンバ1aは、前述のように頂面が平坦に形成され
た鋼板よりなり、内面に複数本のスタッドボルト11が
溶接されている。この上チャンバ1aの頂部内面の平坦
面に、ステータ12が、そのボルト穴(図示せず)をス
タッドボルト11に挿入するようにして取り付けられ、
ナツト13により締結されている。
ステータ12は、いわゆるアキシャルエアギャップタイ
プのステータであり、第2図、第3図に示すように、コ
イル12aをコア12bのスロット12c内に絶縁物1
4を介して、前記上チャンバ1aの頂面(平坦面)と平
行な平面にて巻線されている。
このようにステータ12を締結された上チャンバ1aは
、前記磁気異方性ロータ10の頂面と小間隙を保つ位置
で、下チャンバ1bに圧入されて溶接され、固定されて
いる。
第4図は、磁気異方性ロータ10の構成を示すものであ
り、磁気異方性ロータ10は、銅15の中に鉄線16を
、上チャンバ1aの頂面と直角な方向に並ぶように分散
して配置しであるもので。
磁気は鉄線16の伸長している方向のみに良く流れ、そ
れと直角方向には流れないような、いわゆる磁気異方性
の性質を持ち、一方、電流は銅15の中を自由に流れる
ように形成されている。
このように、上チャンバ1aの頂部内面の平坦面に締結
されたステータ12と、このステータ12に対向して小
間隙を保って配設された磁気異方性ロータ1oとによっ
て電動機部17が構成され、この電動機部17は、換言
すれば、上チャンバ1aの頂部内面の平坦面と圧縮機構
部2の頂面の平坦面との間に配設されているものである
次に、電動機部17の電流と磁気の流れについて第5図
を参照して説明する。
第5図は、第1図の密閉形電動圧縮機の電流と磁気の流
れを示す説明図で、(、)図は、交流電流の印加状況を
示す説明図、(b)図は、ステータにおけるコイルの電
流の方向を示す説明図、(C)図は、ステータ、磁気異
方性ロータ、上チャンバ、上軸受中の磁気の方向を示す
説明図であり。
それぞれ、左側の図がプラス、右側の図がマイナスの場
合を示している。
第5図(a)に示すように、交流電流が印加されると、
極性がプラス(+)の場合とマイナス(−)の場合とが
交互に存在する。
第5図(b)は、このときのステータ12のコイル12
a中の電流の方向を実線矢印によって示している。
第5図(c)は、このときのコイル12a中の電流の方
向と、ステータ12および異方性ロータ1o、ならびに
上チャンバla、上軸受3中の磁気の方向を示している
。図中O印は紙面より手前に向かう電流の方向、♂印は
紙面より奥に向かう電流の方向、破線は磁斌の流れの方
向を示している。
ステータ12のコイル12a中を流れる電流の方向に応
じて、図に示すごとく磁気が流れ、上チャンバ1aと上
軸受3とを界磁継鉄として、ステータコア12bと磁気
異方性ロータ10とを流れる循環した磁路が形成される
。電流が、極が変って逆方向に流れると、磁気の方向も
逆となる。
本実施例によれば、ステータ12に対接する上チャンバ
la、磁気異方性ロータ10に対向する上軸受3を界磁
継鉄として利用されるので、電動機部17の厚さを極め
て薄くでき、従来にくらべて高さが2〜3割低い扁平形
状の電動圧縮機を形成できるという効果がある。
これにより、本実施例の密閉形電動圧縮機を、例えば冷
蔵庫に使用すれば、冷蔵庫の機械室を縮少することがで
き、冷蔵庫の内容積効率を増大することができるように
なるので、実用的効果は極めて大きいものである。
次に、本実施例の他の実施例を第6図および第7図を参
照して説明する。
第6図は、本発明の他の実施例に係る密閉形電動圧縮機
の縦断面図、第7図は、第6図のB−B矢視断面図であ
る。図中、第1図と同一符号のものは先の実施例と同等
部分であるから、その説明を省略する。
上軸受3は、頂部の平坦なほぼ円板状に形成されており
、この上軸受3の頂面の上側にステータ12Aがボルト
22により締結されている。ステータ12Aは、いわゆ
るアキシャルエアギャップタイプのステータであり、コ
イル12aをコア12bのスロット内に、上軸受3の頂
面(平坦面)と平行な平面にて巻線されている。
このステータ12Aに対向して小間隙を保って扁平円筒
形状の磁気異方性ロータ10を位置せしめ、そのロータ
の中心部がクランク軸7の上端に圧入固定(嵌着)され
るようにして配置されている。
密閉容器IAの上チャンバla’の頂部およびその頂面
内面は平坦面に形成され、この上チャンバla’は、前
記頂部内面の平坦面が磁気異方性ロータ10の上面と小
間隙を保つ位置で、下チャンバ1bに圧入されて溶接さ
れ、固定されている。
第6,7図に示す実施例における電動機部17Aの電流
と磁気の流れは、第5図(c)において、界磁継鉄の役
目を果す上チャンバ1aと上軸受3とが相互に入れ替っ
ただけであり、先の実施例と同様の電流と磁気の流れを
示すもので作用的には同じである。したがって、先の実
施例と同様の効果が期待される。
[発明の効果コ 以上述べたように、本発明によれば、圧縮機の高さの極
めて低い扁平な形状の密閉形電動圧縮機の縦断面図、第
2図は、第1図のA−A矢視断面図、第3図は、そのス
テータのスロット部の拡大断面図、第4図は、磁気異方
性ロータの構成を示す分割斜視図、第5図は、電流と磁
気の流れを示す説明図、第6図は、本発明の他の実施例
に係る密閉形電動圧縮機の縦断面図、第7図は、第6図
のB−B矢視断面図、第8図は、従来の密閉形電動圧縮
機の縦断面図である。
1、IA・・・密閉容器、la、la’・・・上チャン
バ、1b・・・下チャンバ、2・・・圧縮機構部、3・
・・上軸受、7・・・クランク軸、10・・・磁気異方
性ロータ、12.12A・・・ステータ、12 a −
:lイル、12b・・・コア、15・・・銅、16・・
・鉄線、17.17A・・・電動機部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 密閉容器内に電動機部とこの電動機部によって駆
    動される圧縮機構部とを収納してなる密閉形電動圧縮機
    において、上記密閉容器の下チヤンバ内に、頂面を平坦
    に形成した圧縮機構部を固定し、上記密閉容器の少なく
    とも上チヤンバの頂面および当該上チヤンバの頂部内面
    を平坦に形成するとともに、前記圧縮機構部頂面の平坦
    面と前記上チヤンバ頂部内面の平坦面との間に、前記各
    平坦面に平行な平面にて巻線された複数のコイルを有す
    る扁平形状のステータと、このステータに対向して小間
    隙を保ち、銅の中に鉄線を前記平坦面と直角方向に分散
    具備してなる扁平円筒形状の磁気異方性ロータとを配設
    して電動機部を構成したことを特徴とする密閉形電動圧
    縮機。
  2. 2. 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、電動
    機部は、上チヤンバの頂部内面に形成された平坦面に、
    扁平形状のステータを締結し、このステータに対向して
    小間隙を保って扁平円筒形状の磁気異方性ロータを位置
    せしめ、このロータ中心部が上記圧縮機構部の駆動軸に
    嵌着され、当該磁気異方性ロータの下面と圧縮機構部頂
    面の平坦面との間に小間隙を保持するように配設したこ
    とを特徴とする密閉形電動圧縮機。
  3. 3. 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、電動
    機部は、圧縮機構部頂面に形成された平坦面上に扁平形
    状のステータを締結し、このステータに対向して小間隙
    を保って扁平円筒形状の磁気異方性ロータを位置せしめ
    、このロータ中心部が上記圧縮機構部の駆動軸に嵌着さ
    れ、当該磁気異方性ロータの上面と上チヤンバ頂部内面
    の平坦面との間に小間隙を保持するように配設したこと
    を特徴とする密閉形電動圧縮機。
JP33363287A 1987-12-28 1987-12-28 密閉形電動圧縮機 Pending JPH01177471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33363287A JPH01177471A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 密閉形電動圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33363287A JPH01177471A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 密閉形電動圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01177471A true JPH01177471A (ja) 1989-07-13

Family

ID=18268217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33363287A Pending JPH01177471A (ja) 1987-12-28 1987-12-28 密閉形電動圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01177471A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9641032B2 (en) Motor having magnets embedded in a rotor and electric compressor using same
US7242118B2 (en) Toroidal-coil linear stepping motor, toroidal-coil linear reciprocating motor, cylinder compressor and cylinder pump using these motors
US5073093A (en) Scroll-type fluid handling machine
US20160294251A1 (en) Electric compressor
US11581766B2 (en) Drive motor with flux barriers, and compressor having the same
US10879760B2 (en) Permanent-magnet-embedded electric motor for compressor, compressor, and refrigeration cycle device
JP2004064852A (ja) リニアモータ及びリニアモータコンプレッサ
US11050335B2 (en) Transverse flux type linear motor and linear compressor having the same
JPH0828476A (ja) 密閉型回転圧縮機
JP2001073948A (ja) 電動圧縮機
KR20090044890A (ko) 왕복동식 압축기
JPH01177471A (ja) 密閉形電動圧縮機
JP4988232B2 (ja) 密閉型回転圧縮機
JP2005192397A (ja) 誘導同期電動機
JP4464584B2 (ja) 圧縮機
JP2003083251A (ja) 密閉型電動圧縮機
JP4599881B2 (ja) 密閉型圧縮機
JP4096254B2 (ja) 永久磁石型モータ及び圧縮機
JP3643635B2 (ja) リニア式コンプレッサ
JPH01177472A (ja) 密閉形電動圧縮機
JPH01177473A (ja) 密閉形電動圧縮機
JPS5911747A (ja) 密閉形電動圧縮機
JP3635485B2 (ja) 永久磁石型電動機とその着磁方法
JP3249323B2 (ja) リニアコンプレッサ
KR200165731Y1 (ko) 압축기의 고정자 구조