JPH01177124A - ソータ記憶管理方式 - Google Patents

ソータ記憶管理方式

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JPH01177124A
JPH01177124A JP161588A JP161588A JPH01177124A JP H01177124 A JPH01177124 A JP H01177124A JP 161588 A JP161588 A JP 161588A JP 161588 A JP161588 A JP 161588A JP H01177124 A JPH01177124 A JP H01177124A
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哲司 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はソータ記憶管理方式に関し、特にソート件数の
増加によるワーク容量の急激な増加を抑止可能とするソ
ータ記憶管理方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、データ列のソート処理は汎用電子計算機を用いて
ソフトウェアで行われるのが普通であったが、この方法
ではデータの比較が逐次的であるため、データ数が大量
になるのに従って処理時間が膨大になり、また、これに
より高価な汎用電子計算機を占有してしまうという問題
があった。
この問題を解決するものとして、専用のソート処理装置
が種々提案されている。例えば、特開昭61−4203
1号公報に開示されている高速なハードウェア・ソータ
を挙げることができる。
第2図にこの装置の原理を示す。IIA、IIBはデー
タを貯えておくキーバッファ、12は比較器で入力デー
タとキーバッファの内容を比較するとともに、前回の比
較結果を記憶しておいて、11Aと11Bのどちらのデ
ータを転送するのかを制御している。本ソータをi個接
続することで、21件までのデータをソートできる。こ
れをソートウェイ数と呼び、以下、kで表わす。
第3図(、)〜(h)は上記ソータの動作を示す図であ
る。なお、説明を簡単にするため、昇順ソートを仮定し
、以後の説明では、ソートするデータとして、十進数の
みを扱うことにする。ソータには、初期値として無限大
(ω)が設定されている。
データ入力中は、大きい方が右へ送られ、出力時には、
小さい方が左に出て来る。その結果、データかに個(こ
こでは、k=4)までは、ソータ中にいつでもソート済
みのデータが格納されている。
データの入出力は、ソータの基本マシンサイクル毎に可
能なので高速に行い得る。注意すべきことは、どの時点
でソータからデータを読出しても、ソータ中の最小値が
出て来ることである。
しかしながら、本ソータで大量のデータを直接ソートす
ることはかなり困難である。それは、ソート件数の半分
の個数のソータを接続しなければならないからである。
最近の大規模なデータベースでは、データ数が数百万作
から一億件以上に達しており、このため今日のLSI技
術を用いたとしても、必要なだけのソータを組込むのは
、大変なコストを要するものとなる。
この困鷺は、マージ手法を用いることにより解決される
。すなわち、ソート済みの部分列を組合わせて(マージ
して)、より大きなソート列を作るという方法である。
ソータの能力から入力データはに個毎にソートできる。
その結果は一旦ソータ記憶に格納される。入力が終了し
た時点で、この中間結果をマージする。
上述の手法を第4図により説明する。k=4とし、16
個のデータをソートすることを考える。入力データ列が
、9 、4 、5.10,20.6.12,15.3.
16゜2.19.7.13,30.11であったとする
まず、最初の4個がソータに入力されたところで、ソー
ト結果が一旦ソータ記憶に出力される。
この部分列には、バンクOというタグが付けられる。こ
こで、″バンク”というのは、部分列を−まとまりのデ
ータとして扱う場合の用語であり、以下の説明では、実
際上部分列と同義語として用いる。続いて、次の4個の
データがソータに入力されソートされる。この結果は、
バンク1というタグが付けられてソータ記憶に格納され
る。以下同様にして、バンク2.バンク3が作られる。
これでソート済みの部分列が4個できたことになる。
しかし、まだ、最終的なソート結果は得られていない。
そのためには、これらの部分列をマージする必要がある
マージのための制御として、まず、各部分列の最初のデ
ータが取出され、ソータに入力される。
この状況は、第4図の46Aに示されている。データは
、ソート済みの形でソータ中に格納される。
図を簡単にするため、第4図では、ソータの状態を一次
元の箱で示している。これは、第3図で用いたソータの
状態の別表現であるが、厳密には、ある程度曖昧さを含
んでいる。それは、ソータの内部状態は、データの値の
みではなく、入力順序により変わって来るからであり、
この状況は、第5図に示されている。
第5図の51と52は、−次元の節表現ではともに53
で表わされ区別できない。しかし、ソータから出て来る
順序は、データの値のみで決まるので、この差は外から
は見えない。そこで、第4図に示す如き簡略表現を用い
ることができる。
第4図46Aの先頭データであるtl 2 IIが、全
体で最も小さい。というのは、ソータには、各部分列の
最小データが入力されており、ソータの先頭データはそ
の中で最も小さいからである。しかし、その次のデータ
である4”が二番目に小さいとは限らない。この例でも
事実そうはならない。上述の“2”を含んでいたバンク
のその次のデータが、他の部分列のどのデータよりも小
さいことがあり得るからである。
そこで、ソータの制御としては、まず、ソート順序の確
定したII 211を、マージ後の部分列の格納領域4
5の先頭に格納する。領域45もソータ記憶内にとるこ
とができる。次に、a 2 ppが格納されていたバン
クから、その次のデータ113 IIが取出されてソー
タに入力される。この値は直ちにソートされて、第4図
46Bの形になる。その先頭値113”が全体で1′2
”の次に小さい値であることは明らかである。そこで、
これを部分列45の二番目に格納し、次に、It 3 
jjが格納されていたバンクから、その次のデータが取
出されてソータに入力される。この操作を繰り返すこと
により、ソータの先頭には、常に残りのデータの中の最
小値が格納されていることから、領域45にソート済み
の部分列(全体列)ができることは明らかである。
上述の操作で、ソータから出て来たデータが、もともと
、どの部分に属していたかを識別することが必要である
。このため、ソータ内のデータには、前述の″バンクタ
グという識別子が付けられている。バンクタグは、その
データが格納されていたバンクの番号を示すものである
。バンクタグを付けたデータの形式を、第6図に示す。
バンクタグ61は、ソータからデータが出て来るとすぐ
必要になるので、この例では、データ本体62の前に付
けられている。
上記バンクタグ61は比較の対象にはならない。
もし、バンクタグをデータの後にもって来れば、ソータ
は、データ本体とバンクタグを区別せずに比較できる利
点がある。どちらが有利かは、システムの実現方式によ
る。なお、データ本体62は、第6図では“キー本体”
となっているが、ここでは同じものである。しばらくは
、データとキーを区別しない。これと、レコードポイン
タ63については、後に実施例の項で説明する。
一度にマージする部分列をマージウェイ数と呼ぶ。この
最大数は、上で示した如く、ソートウェイ数にと一致す
る。
第4図の例では、ソート件数が16件なのでマージが1
回で済んだ。件数がこれより多いときは、マージをもっ
と繰り返す必要がある。第4図の例で考えると、一つの
部分列の大きさには制限はないが、−度にマージできる
部分列数は最大に個に限られることがわかる。そこで、
大量のデータをマージするためには、k個毎のマージを
繰り返して、だんだん大きな部分列を作って行くことに
なる。例えば、データが32個までなら、第4図に示す
45のような部分列を二つ作ってから、それらをマージ
すれば良い。
この操作は、kがある程度大きければ、それ程段数のか
かるものではない。マージ1段なら k2件まで、マー
ジ2段なら k3件まで、もっと一般には、マージ1段
ではk ”件までのソートができることになる。k=6
4、i=4とすれば約100万件のソートが可能である
ソート用のワーク領域には、ソータ記憶の連続領域が必
要であることに注意する必要がある。−方、最終マージ
では、結果を直接出力すれば良いことにも注意しておく
必要がある。第4図に示した例で、実際にはソート結果
をソータ記憶に格納する必要はなかったのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
マージ結果の格納用領域を″ソータワーク″と呼ぶ。上
記従来技術では、マージ段数が増えるに従って、ソータ
ワーク容量が急激に増えてしまう。
このことを数値で以下に示す。
k=64としたとき、1段マージでソートできる件数は
642= 4096件である。マージ結果は直接出力す
ることができるので、ソータ記憶も4096件分あれば
良く、ワーク領域は不要である。2段マージになると6
4’ = 262144件までソートできる。このとき
1ま、−旦4096個のデータから成る部分列をソータ
記憶に格納しなければならない。第7図に示すように、
マージ済みのデータ領域は、次のマージの結果を格納す
るために使えるので、ワーク領域としては、4096デ
一タ分あれば良い。同様にして、3段マージになると6
44= 16777216件のソートが可能で、このと
きのワーク容量は、262144デ一タ分である。一般
に、i段マージでは k1データ分のワーク容量が必要
である。
ここで注意すべきことは、i段マージの限界付近では、
ワーク容量は、データのための容量の1/に位で済んで
いるが、i段マージになりたての件数をソートするため
には、殆んどデータ数に匹敵するワーク容量が必要なこ
とである。上述の例では、データ数が262144件の
ときはワーク容量が4096件分だったのが、データ数
が262145件になるとワーク容量として26214
4件分必要になってしまうということである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、ソート件数の増加によりこのように急激
にワーク容量が増加するのを抑止し、ワーク容量をいつ
でも、ソート件数の1/に程度に抑えられるソータ記憶
管理方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の、従来技術の問題点は、1段目のマージでいつで
もマージウェイ−杯までの部分列をマージしようとして
発生している。その個数を減らせば、出来上る部分列も
小さくなることは明らかである。ところが、一般には、
マージの入力部分列数を減らすことは、マージ段数を増
やしてしまうので好ましいことではない。
そこで本発明者が注目したのは、最終マージにおいてに
個までのマージ能力があるのに、従来は通常それよりも
小さい個数の部分列しかマージしていないことである。
前述の例で言うと、データ件数が262145件のとき
は、最終マージで262144件から成る大きな部分列
と、1件しかない小さな部分列とをマージすることにな
る。それまで64バンクずつマージしておきながら、最
後にはデータ件数により規定されるマージウェイ数を使
わざるを得ないのである。
このような不合理を避けるため1本発明においては、マ
ージウェイ数を最後から二番目のマージで調整し、最終
マージで丁度にウェイマージとなるようにする。
すなわち、本発明の前記目的は、最大に個(k:1より
大きな整数)までの入力データを格納でき、その内から
最小または最大のデータを抽出可能なソート手段と、予
めソートされたに個以下のデータ列をマージして、新た
なデータ列を生成するマージ手段および前記入力データ
またはマージ中のデータ列を格納するためのソータ記憶
を有するソート装置において、最終マージの一段前のマ
ージにおける部分列数Xを、 x=i・k+r 1≦i < k 1≦r≦k と表わすとき、(i+1)個の部分列のマージをr回、
i個の部分列のマージを(k−r)回行うことを特徴と
するソータ記憶管理方式によって達成される。
なお、上述の、最終マージの一つ前のマージを指す言葉
が以下の説明で何度も必要なので、これを″近終マージ
″と呼ぶことにする。
〔作用〕
マージを繰り返して、出来上る部分列の個数かに2個以
下になると、上述の近終マージを行う。
厳密には、データ件数かに2個以下の場合には、初めか
ら近終マージであるが、このときは別扱いした方が実現
が容易であるため、本発明では、データ件数をに2個以
上と仮定する。
近終マージの入力部分列数x(k<x≦k2)を、X=
i・k+rエ        ・・・・(1)1≦i 
< k 1≦r工≦k と表わすとき、近終マージでは、(i+1)個の部分列
のマージを r0回、i個の部分列のマージを(k−r
工)回行う。これにより出来上る部分列の個数が丁度に
個になることは、容易にわかる。ここで、(k−rl)
は0のこともある。
前記式(1)を、入力データ数n0の表現に直すと、 n(、=i−に’+r           ・・・・
(2)1≦i < k 1≦r≦k’ と表わすことができる。両式のiは、同じ値である。こ
のとき、近終マージの入力部分列の大きさは kJ−1
であり、マージのためのワーク記憶容量は、(i + 
1)・k ’−1となる。
なお、この方法は、マージウェイ数の順番を入替えただ
けなので、マージに必要な時間は、従来技術の場合と変
わらない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明の一実施例を示すハードウェアソータ
のブロック構成図である。図において、100はソータ
、101はキー抽出回路、102はソータ記憶、103
はレコード読出し回路、104はソート装置制御回路を
示している。
第1図に示した実施例においては、ソート条件が入力デ
ータの一部のみで決定される場合を含むように拡張され
ている。一般のデータベースのソートでは、このような
事態はしばしば発生するからである。データの中で、ソ
ート対象となる部分を“キー”と呼ぶにれに対して、1
デ一タ全体を“レコード″と呼ぶ。実際のキーは、第6
図に示す如く、レコードから抽出したキー本体62に、
バンクタグ61.レコードポインタ63を付加した形を
持っている。
レコードの中のどの部分をキーとして用いるかは、−ま
とまりのソートに先立ち、予め指示されている。レコー
ド長そのものは、レコード毎に異なり得るが、キー長は
キー抽出回路101により、一定の長さに揃えられる。
そのため、ソータ100はキー長の変動を意識する必要
がない。もちろん異なるソートではキー長は異なり得る
キー抽出回路101は、入力データからキーを抽出し、
第6図に示す形に整えてから、キーをソータ 100に
、レコードをソータ記憶102に送る。キーとレコード
を対応付けるため、レコードポインタ63には、レコー
ドのソータ記憶102内アドレスが格納される。なお、
ソータ100は、第2図で説明したものを用いている。
以下、本実施例の動作を説明する。
入力データに個毎に、ソート済みの部分列がソータ10
0からソータ記憶102に転送され、格納される。キー
とレコードは、第8図に示す如く、ソータ記憶102の
異なる側から格納されて行く。こうすることで、ソータ
ワークのために必要なソータ記憶の連続領域を自然に確
保できる。
レコード長が不定なので、ソート可能件数を予め計算し
て求めておくことはできない。そこで、入力データに個
毎に、ソータワーク容量を計算して、これとキー格納領
域を加えたものをソータワーク上限変数shに入れてお
く。そして、入力データ毎に、レコード格納領域の下限
が上記shより小さくならないかを検査し、ソート記憶
のオーバーフローを検出する。
入力時の制御フローを第9図に示す。ここで、WRニレ
コード格納領域の下限アドレスに1:キー長 RLニレコード長 nc:入力レコード数 no:ソータワーク容量が変化するときのレコード数 Δnl、l: n111の変化量 Wm:ソータワーク容量 ΔWIIl:WIllの変化量 fbs :最初に作られる部分列の大きさi:部分列を
に個ずつマージしていった場合の最終部分列の個数(=
式(2)のi)である。
第9図において、ステップ901は、初期設定である。
ステップ902から同906は、1データの入力処理で
あり、前記キー抽出回路101で実行される。第9図の
その他の部分は、前記ソート装置制御回路104で制御
される。
ステップ902で1データ入力し、ステップ903でソ
ータ記憶のオーバーフローをチエツクする。
入力データかに個揃ったことをステップ906でチエツ
クし、そのとき、ステップ908で、前記shを部分列
の長さ分大きくする。
ソータワーク容量が変化するときのnoをnmに格納し
ておく。これは、k、2に、・・・(k−1)k。
k2.2 k2.3 k”、・・・(k −1)k2.
 k’、 2 k3・・・・というように変化する。−
船釣に言えば、前出の式(2)でiが変化する度に変化
する。
そこで、 n、=i−に’ Δr+In=に’ となるよう、ステップ910で演算しておく。Wrn。
ΔWIlは、このnmtΔnmに対応するソータ記憶の
容量である。なお、 W+1= (n m/ k )・kz の関係式が恒等的に成立つが、ここでは、演算の面倒な
に、倍を避けるために、nInとは別変数でWIllを
用意した。
入力データ件数が丁度に=のとき、Δnff+ΔWmの
大きさが変化する。これをステップ911で検出し、ス
テップ912で更新している。
入力処理は、別系統でそれと指示される最終入力データ
が来た場合か、ソータ記憶102がオーバーフローした
ときに終了する。
入力処理が終了すると、マージ処理に移る。
近終マージを除き、部分列をに個ずつまとめてマージし
て行く。マージ後の部分列は、ソータ記憶102のsh
番地以下の連続領域に格納されて行く。先に、第7図に
示した如く、この空き領域はマージに従って移動する。
初段のマージでは、空き領域は、ソータ記憶102の上
の番地から下の番地へと移動して行く。初段マージが終
了した時点では、空き領域はソータ記憶102の先頭に
ある。
二段目のマージでは、マージ結果をO番地から格納して
行くので、空き領域はソータ記憶102の下の番地から
上の番地に移動して行くことになる。
以下、マージ段数毎に空き領域の移動方向が切替わる。
部分列数かに2個以下になった直後のマージステージが
近終マージである。第10図に、k=4とし、近終マー
ジが奇数段であった場合のソータ記憶102の配置を示
す。ここでは、部分列数が10個の例を示す。近終マー
ジがj段目とすると、最終バンクを除き、各バンクには
 kJ個のキーが格納されている。最終バンクのキー数
は1個から k=個の間である。
マージにより、ソータ記憶102の配置がどのように変
化して行くかは、第10図(a)に示す一次元表現より
、同(b)に示す二次元表現の方が理解し易く、便利で
ある。そこで、第11図では、この表現を用いて、近終
マージがどのように進むかを示した。二次元表現では、
縦方向にバンク数kをとる。各バンクの右下の熱印は1
部分列の終りを示している。
部分列数のi+ 10 uは、 10=2・k+2 と表わせるので、前記式(1)を用いると、3部分列の
マージを2回、2部分列のマージを(k−2)=2回行
うことがわかる。この状況は、第11図の(a)〜(d
)に示されている。出来上った部分列には、(k−1)
=3から降順にバンクタグを付けて行く。近終マージ終
了時の状態は、第11図(e)に示されている。
近終マージが偶数段目のマージの場合も、マージの移動
方向が変わるだけで、同様に考えることができる。
最終マージでは、ソータ100の出力はソータ記憶10
2に格納する代りにレコード読出し回路103に送られ
る。レコード読出し回路103は、送られて来たキーの
レコードポインタ63を用いてソータ記憶102をアク
セスし、レコードを読出す。読出されたレコードが、レ
コード読出し回路103を経由して出力データとして送
出される。
第12図に、k=4.i=3〜5としたときの、従来方
式による場合と、本発明の方式による場合の、ワーク必
容量の比較図を示す。図中の実線は本発明の方式による
場合を、また、破線は前述の従来方式による場合を示す
〔発明の効果〕
以上詳細に述べた如く、本発明によれば、最大に個(k
:1より大きな整数)までの入力データを格納でき、そ
の内から最小または最大のデータを抽出可能なソート手
段と、予めソートされたに個以下のデータ列をマージし
て、新たなデータ列を生成するマージ手段および前記入
力データまたはマージ中のデータ列を格納するためのソ
ータ記憶を有するソート装置において、最終マージの一
段前のマージにおける部分列数Xを。
x=i・k+r 1≦i < k 1≦r≦k と表わすとき、(i+1)個の部分列のマージをr回、
1個の部分列のマージを(k−r)回行うようにしたの
で、ソート件数の増加によりワーク容量が急激に増加す
るのを抑止し、ワーク容量をいつでも、ソート件数の1
/に程度に抑えられるソータ記憶管理方式を実現できる
という顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すソータのブロック構成
図、第2図はソータの原理を示す図、第3図はソータの
動作を示す図、第4図はマージ動作を示す図、第5図は
ソータの状態の簡易表現における曖昧さを説明する図、
第6図はバンクタグを付けたデータの形式を示す図、第
7図はソータワーク領域の重ね書きを示す図、第8図は
ソータ記憶内のレコードとキーの格納領域を示す図、第
9図は入力時の処理を示すフローチャート、第10図は
ソータ記憶の一次元表現と二次元表現の対応図、第11
図は近終マージでのキーデータの移動例を示す図、第1
2図は本発明の効果を具体的に示すワーク容量の比較グ
ラフである。 100:ソータ、101:キー抽出回路、102:ソー
タ記憶、103ニレコード読出し回路、104:ソート
装置制御回路、1,2.・・・・i:ソータの1ステー
ジ、IIA、IIB :キーバッファ、12:比較器、
41〜44:入力データ列、45:マージ後の部分列、
46A〜46D:マージュ段の部分列、61:バンクタ
グ、62:キー本体、63ニレコードポインタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、最大k個(k:1より大きな整数)までの入力デー
    タを格納でき、その内から最小または最大のデータを抽
    出可能なソート手段と、予めソートされたに個以下のデ
    ータ列をマージして、新たなデータ列を生成するマージ
    手段および前記入力データまたはマージ中のデータ列を
    格納するためのソータ記憶を有するソート装置において
    、最終マージの一段前のマージにおける部分列数xを、 x=i・k+r 1≦i<k 1≦r≦k と表わすとき、(i+1)個の部分列のマージをr回、
    i個の部分列のマージを(k−r)回行うことを特徴と
    するソータ記憶管理方式。
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