JPH01176252A - 水硬性組成物 - Google Patents

水硬性組成物

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JPH01176252A
JPH01176252A JP62335876A JP33587687A JPH01176252A JP H01176252 A JPH01176252 A JP H01176252A JP 62335876 A JP62335876 A JP 62335876A JP 33587687 A JP33587687 A JP 33587687A JP H01176252 A JPH01176252 A JP H01176252A
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修 岩本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用範囲] 本発明は新規な硬化性組成物に関するものである。詳し
くは、球状粒子を含むことによって、高強度のヒドロキ
シアパタイト硬化体を与えることが可能な水硬性組成物
である。
[従来の技術] 硬化性材料は、医科用として骨欠損部充填材、骨充填材
、骨接合材、人口骨・人口関節の合着用充填材等があり
、歯科用として合着セメント、充填用セメント、仮封セ
メント、根管充填材、裏層材等がある。これらの材料に
対しては、歯や骨との親和性が良好で、かつ生体に対し
て、為害作用が少ないことが求められている。
従来、かかる硬化性材料として、硬化後に骨や歯の主成
分であるヒドロキシアパタイト(HA P)を生成する
組成物が提案されている。例えば、リン酸水素カルシウ
ム2水和物・リン酸水素カルシウム無水和物・リン酸へ
カルシウム・リン酸三カルシウムからなる群の中の何れ
か1つ以上の粉末と、リン酸四カルシウムを含む混合物
および水からなる組成物が知られている。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、上記の組成物は反応性を高めるために、
成分を微粉体化しなければならず、そのため、操作性が
悪い上に、粉体の充填率を上げろことが出来ず、硬化体
の強度が小さいことが問題点てあった。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、リン酸四カルシウム(以下C4Pと言う
)を用いた前記組成物の問題点を解決すべく鋭意研究を
重ねた。その結果、該組成物の−部あるいは全部を球状
とすることにより、粉体の練和性及び充填率が向上し、
且つ硬化時の反応性が低下しないため、高強度の硬化体
が得られることを見い出し、本発明を完成するに至った
本発明は、リン酸四カルシウム粉体と、Ca/2モルが
1.67未満のリン酸カルシウム(以下)(PCPと言
う)粉体との混合物であって、該混合物の少なくとも1
部が球状粉体よりなることを特徴とする水硬性組成物で
ある。
本発明の水硬性組成物に用いられるC4P粉体は、いか
なる方法で製造したものであっても良い。
原料は、CamとしてCa C03、CaO5Ca(O
H)p、P源としてPa5s、  HsPOa、NH4
H2PO4、(NH4)2HPO4、CaとPの両方を
含有するCaHPOa I 2H20、CaHPOa、
Ca(H2PO4)2、Ca2P2Oを等が考えられ、
原料によって種々の製造方法があるが、公知の(aHP
O4・2H20を焼成して得たγ−Ca2P207をC
aCO5と混和焼成する乾式製造法が好適である。
この反応は、 2CaHPOa ◆2H20→ γ−CheF’tCJ1   ÷ 5t120Ca2P
aθ7  ÷ 2CaCOs    −Ca4P20s
   ÷ 2C02 の反応式で示され、1200℃以上で焼成後炉外で急冷
するか、窒素雰囲気中で1200℃以上で焼成すれば、
ヒドロキシアパタイトに転移することなく純粋なC4P
が得られる。
また本発明において、前記したC4Pと混合される)I
PCPは、ヒドロキシアパタイトを効率よく生成させる
ためにCa / Pモル比が1.67未満のリン酸カル
シウムが使用される0例えば、Ca(H2PO4)2”
H2O,CaHPOa 62H20,CaHPOa、C
a5H2(POa)e” 5H20sCat(PO4)
+Ca2P20vが挙げられるが、そのうちCaHPO
4” 2H20,CaHPOnは、硬化体の力学的性質
をより向上することができ、特に好適である0例えばH
PCPとしてCaHPOa ・2H20を用いた場合、
反応式は次式のように表され、ハイドロキシアパタイト
が生成する。
2CaaP20e + 2Ca)IPOa・2HaO=
Ca+@(POa)e(0)1)g +  2H20本
発明において、上記のHPCP粉末とC4P粉末の混合
物の混合比はCa/Pモル比が1.3〜1. 8の割合
になるように調節することが、ヒドロキシアパタイトを
効率よく生成させ、得られる硬化体の強度を高めるため
に好ましい。
また、上記の)IPCP粉末及びC4P粉末の粒径は特
に制限されないが、硬化速度を速めるためと、粉液比を
向上させるために、HPCP粉末は平均粒径50μm未
満、好ましくは0.1〜lOμmが、またC4P粉末は
平均粒径0. 1〜100μm1  好ましくは0.5
〜50μmの粒径を有するものを、各々使用するのが好
適である。
本発明の硬化性組成物を構成する前記C4P粉体とHP
CP粉体との混合物は、その中の一部、一般には10%
以上、好ましくは30%以上、特に好ましくは50%以
上(以下、%は重量%を示す)が球状粒子であることが
、練和性及び充填率を向上させ、得られる硬化体の圧縮
強度を高めるために必要である。特に、本発明において
は、該混合物のうち、C4P粉体を球状化することが、
上記効果をより高めるために好ましい。
本発明において、C4P及びHPCPの球状粉体を得る
方法は特に制限されない。代表的な製造方法を例示すれ
ば、C4Pについては、その粉末状態で気相中に分散さ
せ、加熱域で溶射することによって製造する方法が挙げ
られる0分散状態にするための気体には、汎用の気体が
特に制限なく用いることができるが、好適に使用される
気体は、空気、酸素、水素、アルゴン等である。ここで
言う分散状態とは、C4Pの個々の粒子が気体中に浮遊
している状態を言う。C4P粉末の分散および加熱域へ
の導入には公知の手段が限定されずに採用される。好ま
しい方法としては、気体とC4P粉末の混合物をを加熱
域に噴射する方法がある。
加熱域に導入されたC4P粉末は、その粒子の全体ある
いは一部が溶融された後、表面張力によって球状になる
。溶融状態の粒子は球状の形状を維持したまま、加熱域
を通過し、冷却されて回収される。
ここで言う加熱域とは、加熱温度がC4Pの溶融温度以
上である空間または炎を言う、上記加熱域における加熱
源は特に限定されるものではないが、火炎、電気抵抗発
熱体または高周波プラズマ等が好適である。加熱域の構
造は、C4P粉末が気体に分散された状態で加熱域を通
過し、通過時にC4P粉末中の粒子が溶融状態になりう
るものであれば特に限定されない。
火炎による加熱域には、可燃性のガスを燃料とした多重
管のバーナーを持つ火炎発生装置が適している。即ち、
該可燃性のガス、空気及びC4P粉末を多重管から同時
に供給するようにした装置である。可燃性のガスとして
は、公知の可燃性ガスが限定されることなく用いられる
が、メタン、プロパン、ブタン、アセチレン、水素等が
好適である。また、前記の電気抵抗発熱体による加熱域
には、縦型管状電気炉が、また、高周波プラズマによる
加熱域にはトーチ炉が適している。
加熱域の温度は、C4P粉末の溶融温度以上であれば限
定されない。例えば、熱源として火炎または電気抵抗発
熱体が用いられる場合には、1750〜3000℃の加
熱域温度が、また高周波プラズマが採用される場合には
、3000〜7000℃がそれぞれ好適に採用される。
C4P粉末の加熱域での滞留時間は、該粉末の粒径、加
熱域の温度などを考慮して、加熱域内で該粉末が溶融状
態となるように適宜法めることことが出来る。一般に、
滞留時間を長くすると04P中のリン分の一部が揮散し
て、その一部が分解する傾向がある。そのため、滞留時
間は0.01〜10秒とすることが望ましい、またリン
酸四カルシウムは水蒸気存在下で1200℃以上から徐
冷すると 3Caa(POa)20 + )120 =Ca+5(
POa)e(Off)2+ 2CaOの反応により、ヒ
ドロキシアパタイトとCaOに分解する。そのため、加
熱域を通過した粒子は可及的に早く冷却することが望ま
しい。
また、加熱域を通過して生成する球状のC4P粉末の回
収には、公知の方法が限定されることなく採用される。
好適には、サイクロン、バグフィルタ−等の回収装置の
使用が採用される。
また、HPCPの球状粒子の製造方法も特に制限される
ものではない。例えば、前記したCa源となる化合物と
Pgとなる化合物とを、リン酸縮合物の存在下で反応さ
せる方法が挙げられる。
本発明の水硬性組成物は必要に応じて、硬化性に著しい
悪影響を与えない範囲で他の成分を添加することが出来
る。例えば、X線造影性を持たせるために、硫酸バリウ
ム、バリウムカラス、ストロンチウムガラス、ジルコニ
ア、ヨードホルム等を硬化性組成物100重量部に対し
て10〜50重量部添加するのが好適である。また、硬
化時間及び強度を調節するために、ヒドロキシアパタイ
ト、シリカ、フッ化カルシウム、二酸(ヒチタン、水酸
化カルシウム、アルミナ、リン酸ナトリウム、リン酸ア
ンモニウム等を添加することが出来る。
本発明の水硬性組成物の練和液は、一般に水または生理
食塩水が用いられる。また、該練和液には必要に応じて
、他の成分を添加することが出来る。例えば、硬化時間
を調節するためにリン酸、フッ化ナトリウム、カルボン
酸、カルボキシル基を持つポリマー等を0.001〜5
0%添加するのが好適である。
また、本発明の水硬性組成物はあらかじめ液状有機化合
物な練和液としてワンペースト化し、体内埋人後、体液
と反応して硬化するようにすることもできる。
本発明の水硬性組成物の粉末と練和液の粉液比は、用途
に応して好適な粘度となるように適宜決定すれば良い。
一般には、得られる練和物の練和1分後の粘度が10−
10000ボイス、好ましくは100〜7000ボイズ
の範囲内となるように粉液比を調節すれば良い。例えば
根管充填材として使用する場合には、練和物の粘度が1
00〜5000ボイズとなるように粉液比を調節するこ
とが望ましい。
[効果] 本発明の水硬性組成物は、球状粒子を少なくと・も一部
含んでいる。そのため、本発明の硬化性組成物は粉と液
の練和性が非常に良く、しかも粉液比を向上させること
ができる。従って、これより得られた硬化体は優れた機
械的強度を有する。また、C4P粉体を球状化した場合
は、反応性を低下させることなく粉液比を上げることが
でき、機械的強度の向上が著しい。
従来の粉砕C4Pを用いた該硬化性組成物は、力学的強
度が小さく、限られた用途にしか用いることが出来なか
ったが、本発明の水硬性組成物は力学的強度が向上した
ため、根管充填材、覆軍材、歯周ポケット充填材などの
歯科用修復材、あるいは骨充填材などの整形外科用充填
材等の力学的強度を必要としない修復材としてのみでな
く、歯科用裏層材、合着セメント、充填セメント、ある
いは整形外科用骨セメントなど力学的強度を必要とする
修復材にも使用することが出来る。
[実施例] 以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、
本文中並びに実施例中に示した材料の性状に関する諸量
の定義及、びそれらの測定方法については次の通りであ
る。
(1)平均粒子径 得られた粒子をイソプロピルアルコールに分散させて、
粒度分布計(CAPA−500、堀場製作所製)で測定
した。測定原理は遠心沈降法である。
(2)構造 X線回折測定装置(日本電子)を用いて粉末のX線回折
を測定し、リン酸カルシウムの構造を同定した。
(3)練和物の硬化時間 内径が20+w、厚さ3鴫のポリ塩化ビニル製モールド
に、1分間練和した練和物を満たし、その表面を平らに
した。練和の開始から2分30秒を経過したときこれを
温度37℃、相対湿度100%の恒温槽中に移した。そ
の後、重量114.12gのギルモア針(針の断面積4
.91m2)を試験片の面に静かに落とし、針跡がつか
なくなった時を、練和開始時から起算して硬化時間とし
た。
(4)圧縮強度 JIS  T−6602のリン酸亜鉛セメントの破砕抗
力試験に準じた。
すなわち、1分間練和した練和物をモールドに入れ、こ
れを温度37℃、相対湿度100%の恒温槽中に1時間
保ってから、硬化体をモールドから取り出した。試験片
の大きさ及び形状は12−×6−φの円柱状である。そ
の後、この試験片をさらに37℃の蒸留水中に23時閏
保った後、万能試験機テンシロン(東洋ボールドウィン
社製)を使用してクロスヘツドスピード毎分0. 5−
で試験片が破砕するまで加圧した。このときの破砕抗力
を圧縮強度(kg / cm2)とした。
実施例l CaHPO4・2)120を500℃で2時間焼成して
r−ca2P20vを得た。この粉末とCaCO3粉末
をl: 2(モル比)で混合し、空気中1400℃で2
時間焼成した後、炉外で急冷した。生成した粉末はC4
PであることをX線回折図から確認した。このC4Pを
アルミナ製ボールミルにかけ、10時間粉砕した。これ
を250メツシユの目開きのふるいにかけ、粉砕C4P
粉末(平均粒径5.29μm、かさ密度1.20g/c
m3)を得た。
上記のC4P粉末を、多重管を有するバーナーより毎分
3.3gの供給速度で、水素(30リットル/min、
)、酸素(20リットル/min。
)及び空気(30リットル/min、)と共に燃焼室に
供給し、火炎中に分散させて溶融した。C4P粉末粒子
は火炎中で瞬時に溶融状態となった後、火炎から出ると
冷却されて固化した。該粒子をサイクロンで回収した。
得られた粒子は、X線回折測定の結果、結晶構造に変化
はみられなかった。また、SEM観察の結果、粒子はす
べて球状化しており、平均粒径5゜95 p m、  
かさ密度1.80g/cm3であった。
この球状C4P粉末とリン酸水素カルシウム2水和物(
平均粒径4.68μm、無定形)とをCa / Pモル
比が1.67となるように混合した。
この混合物中の球状粒子の割合は68%であった。
また、この混合物のかさ密度、20mMリン酸水溶液で
粉液比2.0で練和したときの硬化時間、最高粉液比、
およびその粉液比での圧縮強度を測定した。これらの結
果を第1表に示した。
実施例2 実施例1と同様の方法で製造した球状C4P粉末とリン
酸水素カルシウム無水和物(平均粒径2゜09 μm、
  無定形)とをCa/Pモル比が1. 67となるよ
うに混合した。この混合物中の球状粒子は73%であっ
た。また、この混合物のかさ密度、20mMリン酸水溶
液で粉液比2.0で練和したときの硬化時間、最高粉液
比、およびその粉液比での圧縮強度を測定した。これら
の結果を第1表に示した。
実施例3 実施例1と同様の方法で製造した粉砕C4P粉末を、多
重管を有するバーナーより毎分8.3gの供給速度で、
水素(30リットル/min、)、酸素(10リットル
/min、)及び空気(40リットル/min、)と共
に燃焼室に供給し、火炎中に分散させて溶融した。
得られた粒子は、X&!回折測定の結果、結晶構造に変
化はみられなかった。また、SEM観察の結果、粒子の
一部が球状化しており、SEM写真状での全粒子数に占
める球状粒子数の割合は52%であり、平均粒径5.6
7μm、かさ密度1゜45g/cm3であった。
上記方法で得たC4P粉末とリン酸水素カルシウム無水
和物(平均粒径2.09μm、無定形)とをCa/Pモ
ル比が1.67となるように混合した。この混合物中の
球状粒子の割合は38%であった。また、この混合物の
かさ密度、20mMリン酸水溶液で粉液比2.0て練和
したときの硬化時間、最高粉液比、およびその粉液比で
の圧縮強度を測定した。これらの結果を第1表に示した
実施例4 実施例1と同様の方法で製造した球状C4P粉末とリン
酸水素カルシウム無水和物(平均粒径2゜09 μm、
  無定形)とをCa / Pモル比が1.67となる
ように混合した。この混合物中の球状粒子の割合は73
%であった。また、この混合物のかき密度、生理食塩水
で粉液比2.0で練和したときの硬化時間、最高粉液比
、およびその粉液比での圧縮強度を測定した。これらの
結果を第1表に示した。
実施例5 実施例1と同様の方法で製造した球状C4P粉末と、α
−リン酸三カルシウム(平均粒径2.56μm、無定形
)とをCa/Pモル比が1.67となるように混合した
。この混合物中の球状粒子の割合は37%であった。ま
た、この混合物のかさ密度、生理食塩水で粉液比2.0
で練和したときの硬化時間、最高粉液比、およびその粉
液比での圧縮強度を測定した。これらの結果を第1表に
示した。
実施例6 微粉末リン酸水素カルシウム無水和物(DCPA、平均
粒径0. 8μm、無定形)に球状リン酸水素カルシウ
ム無水和物(東洋ストウファー・ケミカル社製、DCP
−C)をO〜50%混合した。
この混合物に実施例1て製造した球状C4P粉末を、C
a / Pモル比が1.67となるように混合した。こ
の混合物中の球状粒子の割合は第2表に示した。また、
この混合物を20mMリン酸水溶液で粉液比2.0て練
和したときの硬化時間、最高粉液比、およびその粉液比
での圧縮強度を測定した。これらの結果を第2表に示し
た。
実施例7 粉砕C4P (平均粒径5.29μm)に、実施例1て
製造した球状C4Pを変化させて混合した。
この混合物とリン酸水素カルシウム無水和物(平均粒径
2.09μm、無定形)とをCa / Pモル比が1.
67となるように混合した。この混合物中の球状粒子の
割合は第3表に示した。また、この混合物を20mMリ
ン酸水溶液で練和したときの最高粉液比、およびその粉
iα比での圧縮強度を測定した。これらの結果を第3表
に示した。
実施例8 実施例1と同様の方法で製造した球状C4P粉末とリン
酸水素カルシウム無水和物(平均粒径2゜09μm、無
定形)とを、Ca / Pモル比を変化させて混合した
。これらの混合物中の球状粒子の割合は第4表中に示し
た。また、これらの混合物のかさ密度、生理食塩水で練
和したときの最高粉液比、およびその粉液比での圧縮強
度を測定した。
この結果を第4表に示した。
比較例1 実施例1と同様の方法で製造した粉砕C4P粉末とリン
酸水素カルシウム2水和物(平均粒径4゜68 B m
、  無定形)とをCa/Pモル比が1. 67となる
ように混合した。この混合物のかさ密度、20mMリン
酸水溶液で粉液比2. 0で練和したときの硬化時間、
最高粉液比、およびその粉液比での圧縮強度を測定した
。これらの結果を第1表に示した。
比較例2 実施例1と同様の方法で製造した粉砕C4P粉末と、リ
ン酸水素カルシウム無水和l1lJ(平均粒径2.09
μm、無定形)とをCa/Pモル比が1゜67となるよ
うに混合した。この混合物のかさ密度、20 m Mリ
ン酸水溶液で粉液比2.0で練和したときの硬化時間、
最高粉液比、およびその粉液比での圧縮強度を測定した
。これらの結果を第1表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  リン酸四カルシウム粉体と、Ca/Pモルが1.67
    未満のリン酸カルシウム粉体との混合物であって、該混
    合物の少なくとも1部が球状粉体よりなることを特徴と
    する水硬性組成物。
JP62335876A 1987-12-29 1987-12-29 水硬性組成物 Granted JPH01176252A (ja)

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