JPH01175973A - 新規ピリミジン誘導体、その製造法およびそれを含有する抗不整脈剤 - Google Patents

新規ピリミジン誘導体、その製造法およびそれを含有する抗不整脈剤

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JPH01175973A
JPH01175973A JP62330165A JP33016587A JPH01175973A JP H01175973 A JPH01175973 A JP H01175973A JP 62330165 A JP62330165 A JP 62330165A JP 33016587 A JP33016587 A JP 33016587A JP H01175973 A JPH01175973 A JP H01175973A
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横山 辰郎
Haruki Mori
春樹 森
Tadahito Nobori
忠仁 昇
Joji Kamiya
神谷 譲二
Kanji Yoshihara
吉原 寛治
Masaaki Ishii
正昭 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主呈上■且朋公団 本発明は、−綴代(1)、 (式中、Rは水素原子または低級アルキル基を、Rは水
素原子または低級アルキル基を、AはNHマたは硫黄原
子を、BはNHまたは硫黄原子を、Rはフェニル基、ナ
フチル基、インドリル基、テトラヒドロナフチル基、2
個以上の低級アルキル置換フェニル基、フェニル低級ア
ルカノイル置換フェニル基、2個以上の低級アルコキシ
置換フェニル基、シアノ置換インドリル基またはハロゲ
ンおよび2個以上の低級アルキル置換フェニル基を示す
。nは2または3の整数である。)で表されるピリミジ
ン誘導体またはその酸付加塩およびそれらの製造法、さ
らにそれを有効成分とする抗不整脈剤に関する。
丈来夏ま歪 不整脈の発生機序は複雑で、刺激生成の異常と伝導系の
障害、あるいはこれらの組合せからなるとされている。
興宮伝導の障害では、リエントリー説が代表的である。
発生条件として心臓各部での不応期の不均一性があり、
一方向性ブロック、不応期の短縮、伝導遅延、旋回経路
の存在など絡みあって起こる。
抗不整脈薬はその作用機序により4群に分類される。す
なわち、E、M、Vaughan Williamsは
抗不整脈薬を心筋の活動電位、またはそれを発生させる
イオン電流に対する作用により次の4群に分類した。
クラスI;ナトリウムチャンネル抑制剤ナトリウム電流
を抑制する抗不整脈薬で、通常活動電位持続時間にほと
んど、または全く効果をもたず、ナトリウム電流の最大
立ち上がり速度(Vs+ax )を減少させる。このク
ラスに属する抗不整脈薬は強力な抗不整脈作用を有する
反面、心機能抑制も強く、心不全、低血圧患者に投与す
る場合注意が必要である。
クラス■;β遮断薬 プロプラノロールに代表されるβ遮断薬は交感神経が関
与する不整脈に有用である。副作用としてβ遮断作用に
よる心機能抑制、気管支喘息発作誘発、低血糖発作の誘
発があるので使用上注意が必要である。
クラス■;活動電位持続時間を延長させる薬物心筋の活
動電位持続時間を著明に延長し、有効不応時間を延長す
るものである。従って、リエントリー不整脈は抑制され
ると考えられている。代表的な薬物としてアミオダロン
、プレチリウムがしられているが、いずれも重篤な副作
用を有し、使用上注意が必要である。
クラス■;カルシウム拮抗薬 カルシうムチヤンネルを抑制し、洞房結節の自動能冗進
による不整脈や房室結節をリエントリー回路に含む心室
性頻拍などを抑える。
複雑な発生機序をもち、抗不整脈薬の長期投与が必要な
不整脈療法にとって、理想的な抗不整脈薬の探索が続け
られているが、未だそのような化合物は知られていない
■が”°しよ゛  る口 占 本発明の課題は、現在知られている抗不整脈薬より一段
と優れた薬効を有する不整脈治療剤を提供することであ
る。
。 占 ”るための 本明者らは、上記課題解決のため鋭意検討する中で、−
綴代(1)の化合物およびその酸付加物を見出し、これ
らの化合物の薬理学的性質を研究した結果、心筋細胞の
活動電位持続時間を著明に延長し、さらに成人を用いた
動物実験においてその心室不応期を著明に延長する薬理
学的特性を見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の化合物は前記−綴代(1)で表わさ
れる化合物であり、具体的には、実施例1〜3および実
施例4〜12で得られる表−1に記載の化合物が例示化
合物として挙げられる。
−綴代(1)の化合物において、低級アルキル基とはC
1〜C3の直鎖または分枝のアルキル基、例えばメチル
、エチル、プロピル、ブチル、イソプロピル、イソブチ
ル、第3級ブチル、第2級ブチル等を意味する。ハロゲ
ンとはフッ素原子、ヨウ素原子、臭素原子、塩素原子を
意味する低級アルコキシとはC3〜C3の直鎖または分
枝のアルキル基からなる。更に詳しく言えばメチルオキ
シ、エチルオキシ、プロピルオキシ、イソプロピルオキ
シ、ブチルオキシ等を意味する。
一般式(1)の化合物に少なくとも1個の不斉炭素が存
在し、光学異性体が存在する。
βアドレナリン受容体阻害作用は1体が優位である。本
発明のクラス■型抗不整脈作用は2体、6体およびラセ
ミ体についてほぼ同等の活性を示す、クラス■型抗不整
脈剤としては心機能抑制的に働(βアドレナリン受容体
阻害作用のないほうが好ましい。
本発明の一般式(1)の化合物を製造する方法は、つぎ
の通りである。
すなわち、先ず一つの方法は、−1G式(I[)R−O
CHz−X        (n )(式中、Rはフェ
ニル基、ナフチル基、インドリル基、テトラヒドロナフ
チル基、2個以上の低級アルキル置換フェニル基、フェ
ニル低級アルカノイル置換フェニル基、2個以上の低級
アルコキシ置換フェニル基、シアノ置換インドリル基ま
たはハロゲンおよび2個以上の低級アルキル置換フェニ
ル基を示す。
を示す。Halはハロゲンを示す、)で表わされる化合
物と一般式(III) に (式中、A、B、R,、nは前記と同じ)で表される化
合物を無溶媒もしくは適当な溶媒、例えばメタノール、
エタノール等のアルコール類、ジオキサン、ジメチルホ
ルムアミド等の溶媒中−10℃から当該反応混合物の沸
点までの温度範囲で、1時間から20時間反応させるこ
とにより一般式(1)の化合物を得ることができる。
この方法で使用する一般式(U)の化合物は公知の方法
で得ることができる。例えば、フェノール性水酸基を有
する化合物を適当な塩基の存在下エピクロルヒドリン、
エピブロムヒドリンあるいは適当に保護されたグリセリ
ンの反応性誘導体と反応することにより得られる。
一般式(I[l)の化合物も公知の方法を応用すること
によって得ることができる0例えば、AおよびBが共に
NHを意味する場合、−綴代(V)の化金物と過剰量の
HJ−(CHz)−−NOxを適当な溶媒中、例工ばク
ロロホルム、ベンゼン、トルエン、ジオキサン等の溶媒
中で加熱することによって得られる。
さらに、−ta式(1)の化合物はつぎの方法でも得ら
れる。ななわち、−綴代(IV)、ROC1ICHCH
2A  (CHz) 、lB  Hl        
       (■)H (式中、R,A、Bは前記と同じ)で表される化合物と
一般式(V) (式中、R1は水素または低級アルキル基を、Halは
ハロゲンを示す)で表される化合物を無溶媒または適当
な非反応性溶媒中、例えばアルコール類、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド等の中で室
温から当該反応混合物の沸点の温度範囲、1時間から1
0時間反応させて一般式(1)の化合物を得ることがで
きる。この場合、脱酸剤として適当な塩基性物質、例え
ばトリエチルアミン、ピリジン等を共存させてもよい。
この方法で使用する一般式(IV)の化合物も公知の方
法を応用することによって得ることができる。例えば、
AおよびBがともにNHを意味する場合、−綴代(n)
の化合物と過剰量のN)Iz−(CHx)−NHを適当
な溶媒中、例えば、クロロホルム、ベンゼン、トルエン
、ジオキサン等の溶媒中で加熱処理することによって得
られる。
一般式(I[I)においてA、Bどちらかが硫黄原子で
ある場合もほぼ同様の方法で得ることができる。この場
合チオール基の方がアミノ基より反応性に冨んでいるこ
とを利用すれば、−綴代(1)において、A、Bどちら
かに硫黄原子を導入するかは目的に応じて一般式(II
)と−綴代(I[[)の化合物を反応させるか、もしく
は−綴代(IV)と−a式(V)の化合物を反応させる
かにより達成できる。
以上の方法で得られる本発明の化合物は、光学異性体が
存在し、光学異性体の分離は一般的光学手法により達成
される。例えば、酒石酸、カンファスルホン酸等の光学
活性な酸と一般式(1)の化合物とジアステレオマー塩
を生成させ分別再結晶して一方の光学活性体を得る方法
、−綴代(1)の製造プロセスにおいて光学活性な中間
体をもちいる方法、さらに光学異性体分離用カラムクロ
マトグラフィーの利用、これらの方法を用いれば所望の
光学活性体を製造することができる。
更に、−綴代(1)の化合物をその薬理的に許容される
塩に変換する場合、−綴代(1)の化合物を水または有
機溶媒またはそれらの混合溶媒中、無機酸または有機酸
、例えば塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、酢酸、クエ
ン酸、マレイン酸、フマル酸、メタンスルホン酸等を反
応させて変換することができる。
本発明の一般式(1)の化合物またはその酸付加塩を有
効成分とする本発明の抗不整脈剤は、経口的に、例えば
錠剤、顆粒剤、散剤、!Q濁剤またはカプセル剤等とし
て、また非経口的に、例えば坐剤、注射剤または輸液用
等張液として調製することができる。
例えば、非水性注射剤としては本発明の化合物50〜1
00mgを綿実油、トウモロコシ油、ランカセイ油、オ
リーブ油から選ばれる油10m1程度に溶解させて調製
し、また、水性注射剤としては前記の非水性注射剤にさ
らに水20a+1程度を加え、界面活性剤(例えば、H
CO−60等)の存在下に乳濁液として調製できる。
また、錠剤の例としては、本発明の化合物約50mgに
、賦形剤として結晶性セルロース(150〜120+m
g )および軽質無水ケイ酸(3〜30+ag )を加
え、さらに賦形剤としてトウモロコシデンプン(94〜
97mg )を加え、最終的にステアリン酸マグネシラ
ム(3mg)を加えて、300mgに調剤するような方
法が適用できる。
本発明の化合物は、抗不整脈剤として用いるには、投与
量、剤形は化合物の物性、投与対象の症状によりことな
るが、成人1日あたり1〜100抛gの投与量が有効で
ある。
化■並末堕立果 本発明の一般式<1)の化合物は、薬理学的試験におい
てクラス■型抗不整脈剤としての薬理学的特性を示した
0例えば実施例5の化合物は心筋活性電位持続時間を3
μg/mlで10%延長した。また成人を用いた心室前
不応期に対する試験において、静脈内投与0.1mg/
kg 、0.3mg/kg、 LOmg/kg、3.0
+wg/kgの投与量で、各々不応期を4.3.6.7
.11.3.15.3%延長させた。
1詣■ 以下、実施例により本願発明について詳しく説明する。
実施例1 4− 3− 2−13−ジメ ルー24−ジオキソ12
4−− −ヒ゛ロピlミジン−6−イル アミノエ4−
(2,3−エポキシプロポキシ)−1H−インドール−
2−カルボニトリル1.1gとN−(1,3−ジメチル
−2,4−ジオキソ1.2,3.4−テトラヒドロピリ
ミジン−6−イル)エチレンジアミン700mgをメタ
ノール70+slに溶解させ、減圧上溶媒を留去し、残
分を70°Cで2時間加熱した。これ・をエタノールか
ら再結晶して、表題化合物のフリ一体87抛gを得た。
これを塩化水素ガス−メタノール溶液で処理して、表題
化合物を得た。 mp 236〜237°C元素分析 
CtJ*JiO*・Hcl  −H2OとしてCHN 
      Cff1 計算値  51.45 5.83  18.00  7
.59分析イ直    51,7   5.81   
 1?、44    7.39実施例2 チオ −一 エ キシー−プロパ −ル・91u1友 フェニルグリシジルエーテル3.9gのメタノール1抛
l溶液をアミノエタンチオール2.Ogのメタノール3
0+ml溶液に氷冷下加え、同温で5分間撹拌した後、
室温で4時間撹拌した。減圧下、溶媒を留去して1−(
2−アミノエチルチオ)−3−フェノキシ−2−プロパ
ツールを淡黄色油状物として6.1gを得た。1−(2
−アミノエチルチオ)−3−フェノキシ−2−プロパツ
ール3.0g、6−クロル−1,3−ジメチルウラシル
1.5g、)リエチルアミン3 ml、エタノール3m
lの混合物を70℃、3時間加熱撹拌した。
溶媒を留去し、残分をシリカゲルカラム精製(クロロホ
ルム/メタノール=30:1〜15:1)L、表題化合
物のフリ一体2.57 gを得た。これを塩化水素ガス
−メタノールで塩酸塩として表題化合物を得た。
mp 138.5〜141℃ 元素分析 C+JzJJaS −HCl としてCHN
   CI   S 計算値 50.80 6.02 10.46 8.82
 7.98分析値 50.62 6.84 10.37
 8.81 8.32実施例3 2−アミノエタンチオール1.4gのメタノール20m
1溶液に6−クロロ−1,3〜ジメチルウラシル3.1
5gのメタノール15m1−ベンゼン5ml溶液を室温
で加えた。同温で5時間撹拌した後、溶媒を留去し、6
−(2−アミノエチルメルカプト)−1,3−ジメチル
ウラシル塩酸塩4.55g得た。mp 119〜202
℃。
先に得た6−(2−アミノエチルメルカプト)−1,3
−ジメチルウラシル塩酸塩2.52 gのメタノール1
5m1−水5+ml溶液に水酸化ナトリウム0.4 g
を加え、次いでフェニルグリシジルエーテル1.2gを
加え、80°Cで4時間加熱撹拌した。減圧下、溶媒を
留去し、残分をクロロホルム150m1に溶解させ、水
洗、乾燥した。溶媒留去して残分をシリカゲルカラムク
ロマト精製(クロロホルム/メタノール=100:1〜
100 : 10) L、表題化合物のフリ一体0.8
1g (油状物)を得た。HCl−メタノールを用いて
塩酸塩として表題化合物を得た。
!19175〜177℃ 元素分析 C+JxJsO4S−HClとしてHNSC
I 計算値 50.80 6.02 10.46 7.98
 8.82分析値 50.78 6.02 10.44
 8.20 8.84実施例4〜12 実施例1とほぼ同様の方法により表−1に示す化合物を
合成した。
(以下余白) 実施例13 表題の化合物1g、乳F123gおよびトウモロコシデ
ンプン20gをよく混合し、これをヒドロキシプロピル
セルロース5gを水100m1に溶解した液で混合造粒
し、50℃で4時間乾燥する。これにステアリン酸マグ
ネシウム1gを加えてよく混合し、打錠機を用い1錠あ
たり150mgの重量で打錠し錠剤を得る。
実施例14 るカプセル の 1  表題の化合物5g、乳糖120
gおよびトウモロコシデンプン25gをよく混合する。
これをカプセル充填機にて硬カプセルに150II1g
宛充填し、カプセル剤を得る。
実施例15 表題の化合物2抛gおよび塩化ナトリウム0.85 g
をとり、これを適量の注射用蒸留水に溶解し、全量を1
00m1とし、注射剤とする。
実施例16 実施例5で得られた化合物を用いて心筋活性電位持続時
間に対する作用および心室筋不応期に対する作用の治療
剤としての効果を試験した。試験方法はそれぞれつぎの
通りである。
、・、・      日に・ る 雑種成人をベンドパルビタール3抛g/kg静脈内投与
して麻酔後、心臓を摘出したタイロード液中で右室自由
壁を切り出した。切り出した右室自由壁は37℃の恒温
槽内に固定し、1ヘルツのフィールド刺激を行った。活
動電位はガラス微小電極(10〜20M)をプルキンエ
繊維に刺入し、増幅器を介してオシロブラウン管上に描
記させ、コンピュータを用いて波形解析を行った。心筋
活性電位持続時間は活動電位発生時から75%再分極時
までの時間を(APD75 ”)とした0本発明の化合
物は標本を潅流する栄養液(20ml )中に加え、2
0分間のインキュベーション後の心筋活性電位持続時間
の変化を薬物投与前の値を100%として百分率で表示
し薬物の効果とした。
心  1kに、る 雑種成人をペンドパルビタール30mg/kg静脈内投
与して麻酔後、右側開胸右心室に極間3請鋼の銀−塩化
銀電極を縫い付け、400m5ecの刺激間隔、4 m
5ecの持続時間、闇値の2倍の電流で電気刺激を行う
、その後、洞動脈よりアルコールを少量静注してべ一不
メーカー活性を消滅させ、心室ベーシング下に心室筋不
応期(F、RP)を測定する。即ち、刺激10回を1ト
レインとし、トレインとトレインの間隔は通常400m
5ecとしておくが、不応期測定時にはその間隔をlQ
msecづつ短縮して行き、トレインの最初の刺激の反
応が消滅した時のトレインの間隔を不応期とした。これ
らの電気刺激には心臓刺激装置(ダイヤメジイカル社製
 DHM−226−3)を用い、プログラム刺激により
行った。薬物投与前の不応期を100%として、薬物に
よる不応期延長作用を百分率で表示した。薬物は静脈内
または十二指腸内に投与した。その結果、実施例5の化
合物は心筋活性電位持続時間を3μg/mlで10%延
長した。また成人を用いた心室筋不応期に対する試験に
おいて、静脈内投与0.1a+g/kg 、 0.31
1g/kg、1.0mg/kg、3.0a+g/kgの
投与量で、各々不応期を4.3.6.7.11.3.1
5.3%延長させた。
特許出願人  三井東圧化学株式会社 手続主甫正書 1発) 平成1年1月)1日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第330165号 2、発明の名称 新規ピリミジン誘導体、その製造法およびそれらを含有
する抗不整脈剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号名称(31
2)  三井東圧化学株式会社4、補正により増加する
発明の数  零5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書第8頁第5行目に「本明者」とあ(2)明
細書第12頁第13〜14行目に’ NHz−(CHz
)−NHJとあるのを’ NHs−(CHz)、−NH
z Jと訂正する。
(3)明細書第14頁第11行目に「オリーブ油」とあ
るのを「オリーブ油等」と訂正する。
(4)明細書第20頁を別紙のとおりとする。
(5)明細書第23頁第3行目に「M」とあるのを「M
Ω」と訂正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を、A
    はNHまたは硫黄原子を、BはNHまたは硫黄原子を、
    また、Rはフェニル基、ナフチル基、インドリル基、テ
    トラヒドロナフチル基、2個以上の低級アルキル置換フ
    ェニル基、フェニル低級アルカノイル置換フェニル基、
    2個以上の低級アルコキシ置換フェニル基、シアノ置換
    インドリル基またはハロゲンおよび2個以上の低級アル
    キル置換フェニル基を示す。nは2または3の整数であ
    る。 )で表されるピリミジン誘導体およびその酸付加塩。 2)一般式(II)、 R−OCH_2−X(II) (式中、Rはフェニル基、ナフチル基、インドリル基、
    テトラヒドロナフチル基、2個以上の低級アルキル置換
    フェニル基、フェニル低級アルカノイル置換フェニル基
    、2個以上の低級アルコキシ置換フェニル基、シアノ置
    換インドリル基またはハロゲンおよび2個以上の低級ア
    ルキル置換フェニル基を、 Xは、▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式
    、化学式、表等があります▼ を示す。Halはハロゲンを示す。)で表わされるる化
    合物と一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を、A
    はNHまたは硫黄原子を、BはNHまたは硫黄原子を示
    す。nは2または3の整数である。)で表される化合物
    とを反応させることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の化合物の製造法。 3)一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、AはNHまたは硫黄原子を、BはNHまたは硫
    黄原子を、Rはフェニル基、ナフチル基、インドリル基
    、テトラヒドロナフチル基、2個以上の低級アルキル置
    換フェニル基、フェニル低級アルカノイル置換フェニル
    基、2個以上の低級アルコキシ置換フェニル基、シアノ
    置換インドリル基またはハロゲンおよび2個以上の低級
    アルキル置換フェニル基を示す。nは2または3の整数
    である。)で表される化合物と一般式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を、H
    alはハロゲンを示す。)で表される化合物を反応させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の化合物
    の製造法。4)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子、低級アルキル基を、AはN
    Hまたは硫黄原子を、BはNHまたは硫黄原子を、Rは
    フェニル基、ナフチル基、インドリル基、テトラヒドロ
    ナフチル基、2個以上の低級アルキル置換フェニル基、
    フェニル低級アルカノイル置換フェニル基、2個以上の
    低級アルコキシ置換フェニル基、シアノ置換インドリル
    基またはハロゲンおよび2個以上の低級アルキル置換フ
    ェニル基を示す。nは2または3の整数である。)で表
    されるピリミジン誘導体およびその酸付加塩を有効成分
    とする抗不整脈剤。
JP62330165A 1987-12-28 1987-12-28 新規ピリミジン誘導体、その製造法およびそれを含有する抗不整脈剤 Expired - Lifetime JPH0637479B2 (ja)

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