JPH01175543A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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Publication number
JPH01175543A
JPH01175543A JP62334579A JP33457987A JPH01175543A JP H01175543 A JPH01175543 A JP H01175543A JP 62334579 A JP62334579 A JP 62334579A JP 33457987 A JP33457987 A JP 33457987A JP H01175543 A JPH01175543 A JP H01175543A
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JP
Japan
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sub
lock
locking
key
main
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JP62334579A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Imaizumi
智章 今泉
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、不適切な者の車両運転を防止するために、ス
テアリングホイールの回転を拘止するステアリングロッ
ク装置に関する。
(従来の技術) ステアリングロック装置の最も基本的なものは。
ステアリングシャフトの溝に対して進入、退避するロッ
ク部材およびキーシリンダの回転に連動してキーがエン
ジン駆動位置に回転するときロック部材を退避させ、キ
ーがエンジン駆動位置からキー外し位置に回転するとき
ロック部材をシャフトの溝に進入させる連動機構を備え
る。このロック装置は純機械機構であるので、不法な合
い錠あるいはそれに相当するものでキーシリンダが回転
駆動されると解錠となる問題がある。
そこで従来は、更に副ロック機構を備えることが提案さ
れている6例えば、特公昭61−28066号公報に開
示のステアリングロック装置では、前述の純機械式のロ
ック機構(主ロック機構)に、更に、主ロック機構のロ
ック部材(主ロック部材)がロック位置(係合位置)に
あるときに主ロック部材の溝に対して進入、退避し得る
副ロック部材と、副ロック部材を退避位置に駆動するソ
レノイド装置と。
キーシリンダへのキーの装着を検出するキー挿入検出ス
イッチと、解錠コード入力用のキーボードと、車両のイ
グニション電力ラインにバッテリ電圧が現われ、キー挿
入検出スイッチがキー装着を検出しかつ入力コードが設
定コードと合致するとソレノイド装置を付勢して副ロッ
ク部材を退避させる副ロック電気回路と、を備える。
これによれば、不法な合い錠などでキーシリンダが回転
駆動されても、副ロック電気回路が動作しないので、副
ロック部材は主ロック部材の溝に噛み合ったままで、主
ロック部材は退避位置に移動しない、すなわちステアリ
ングロックは解錠されない。
(発明が解決しようとする問題点) キーを抜き出し位置まで戻し回転するとイグニション電
源ラインがバッテリから断となりソレノイド装置の通電
が断えてしたがって副ロック部材がロック位置(進入位
置)に戻ろうとすると共に主ロック部材がロック位置に
戻ろうとする。キーが単に抜き出し位置まで戻った状態
では、例えば、ドライバによっては降板路や信号の手前
でエンジンを停止(キーを抜き出し位置に戻す)して惰
性走行することがあり、このときステアリングシャフト
がロックされると危険である。そこで前述の従来例では
、キーが装着位置まで差し込まれている限り、主ロック
部材を退避位置にラッチし、キーが抜かれるのに連動し
てラッチを解除して圧縮コイルスプリングの反発力で主
ロック部材をロック位置(進入位りに駆動するようにし
ているにのラッチ機構は、キーの首(主幹)の幅縁によ
ってキー差し込み穴からその外方に一端部が押されこれ
により支点動作で他端部がロック位置にある主ロック部
材に係合するロッキングレバーを主体とする。キー挿入
穴の延びる方向と平行に延びるレバー機構で構成されて
いる。ロッキングレバーの前記一端部の、キーがあると
きと無いときの位置差が小さいので、またキーシリンダ
ユニットがコンパクトであるので、レバー機構は極く小
形でしかも信頼性が高いものでなけれ、ばならない。
本発明は、主ロック機構と副ロック機構を備えるステア
リングロック装置において、前述のレバー機構の如き1
機械的な主ロック解除保持機構を省略しかつ合理的な主
ロック解除保持を行なうことを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための技術手段) 本発明のステアリングロック装置は、ステアリングシャ
フトの主係合手段に結合してステアリングシャフトの回
転を拘止する主係合位置と、主係合手段より分離してス
テアリングシャフトの回転を許す主退避位置と、の間を
移動する主ロック手段、および、キーシリンダに挿入さ
れたキーの回転に連動して回転駆動され、キーのエンジ
ン点火位置への回転に連動して主ロック手段を退避位置
へ、また、キーシリンダに装着されているキーの抜き出
し位置への回転に連動して主係合位置へ、駆動するため
の主ロック施解錠機構、でなる主ロック機構と;主ロッ
ク手段が主係合位置および主退避位置にあるときに主ロ
ック手段の副係合手段に結合して主ロック手段の移動を
拘止する副係合位置と、副係合手段より分離して主ロッ
ク手段の主退避位置および主係合位置への移動を許す副
退避位置と、の間を移動する副ロック手段、および、副
ロック手段を副退避位置と副係合位置に駆動する副ロッ
ク施解錠手段、でなる副ロック機構と;キーシリンダへ
のキーの装着の「有」/「無」を検出するキー検出手段
と;車上バッテリへのイグニション電源ラインの「接続
」/「非接続」を検出する接続検出手段と;車両停止を
検出する停止検出手段と;解錠コードを入力するための
コード入力手段と;入力コードを設定コードと比較し、
入力コードが設定コードに合致すると、許可信号を発生
する副ロック解錠許可手段と;キー検出手段が「有」を
検出しかつ前記許可信号があると副ロック施解錠手段を
介して副ロック手段を副退避位置に駆動し次いで接続検
出手段が「接続」を検出すると副係合位置に駆動し、接
続検出手段が「非接続」を検出しかつ停止検出手段が停
止を検出すると副ロック施解錠手段を介して副ロック手
段を副退避位置に駆動し次いでキー検出手段が「無」を
検出すると副係合位置に駆動する、副ロック施解錠制御
手段と;を備える。
(作用) ドライバ(運転者:適正なキー保持者)がキーをキーシ
リンダに差し込むと、キー検出手段が「有」を・検出す
る。ドライバがコード入力手段で解錠コードを入力する
と、副ロック解錠許可手段が許可信号を発生する。この
ようにキー「有」が検出され、許可信号が発生されると
、iロック施解錠制御手段が、副ロック施解錠手段に、
副ロック手段の副退避位置への駆動、を行なわせる。こ
れにより副ロック機構が解錠となり、ドライバがキーを
、点火(イグニション)位置を越えてエンジンスタート
位置まで回転させると、キーが点火位置まで回動する間
に、主ロック施解錠機構が主ロック手段を主退避位置に
駆動する。キーが点火位置に回動した時点に接続検出手
段が「接続」を検出しこれに応答して副ロック施解錠制
御手段が、副ロック施解錠手段に、副ロック手段の副係
合位置への駆動、を行なわせる。これにより副ロック機
構が施錠となり、主ロック手段が主退避位置(解錠位I
I)にロックされる。
ドライバはエンジンがスタートするとキーを点火位置ま
で戻して車両の運転を行なう、車両運転の間、主ロック
手段は副ロック手段により主退避位置にロックされてお
り、ステアリングシャフトは回転可能である。
ドライバが車両を停止し、キーを点火(イグニション)
位置からアクセサリ電源位置(カーラジオなどの車上ア
クセサリ機器の電源ラインに車上バッテリを接続する接
続位置)、又はキー抜き出し位置まで回転させるとき、
停止検出手段が車両停止を検出しており、イグニション
電力ラインが車上バッテリから断となり、接続検出手段
が「非接続」を検出する。この停止検出と「非接続」の
検出に応答して、副ロック施解錠制御手段が、副ロック
施解錠手段に、110ツク手段の副退避位置への駆動を
行なわせる。これにより主ロック部材の(主退避位置で
の)ロックが解錠され、ドライバがキーを抜き出し位置
に回転させるのに伴って、主ロック施解錠機構が主ロッ
ク手段を主係合位置に駆動する。ドライバがキーをキー
シリンダから引き抜くと、キー検出手段が「無」を検出
し、これに応答して副ロック施解錠制御手段が、副ロッ
ク施解錠手段に、副ロック手段の副係合位置への駆動を
行なわせる。これにより、主ロック手段はステアリング
シャフトの主係合手段に結合してその回転を拘止し、副
ロック手段は主ロック手段の副係合手段に結合してその
退避(解錠)位置への移動を拘止する。
以上のように、前述の従来例と同様に、解錠コードを入
力しないとステアリングシャフトのロックは解錠されな
い、副ロック手段が主ロック手段を主係合位置(ステア
リングロック)と主退避位置(ステアリング解錠)に保
持しえて、副ロック手段で主ロック手段を主退避位置に
ロックした後は、車が停止し、イグニション電力ライン
が車上バッテリーから断となるまで、副ロック施解錠制
御手段が、副ロック施解錠手段に主ロック手段の主退避
位置でのロックを継続させるので、すなわち、前記した
従来例のソレノイド装置に対応する副ロック施解錠手段
で主ロック手段の解錠保持をも行なわせるので、前記し
た従来装置のレバー機構はキーシリンダ部から省略とな
り、しかもドライバの。
キーシリンダに対するキー操作に合理的に対応したステ
アリングロック処理が実現する。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第2図に本発明の一実施例の主ロック機構および副ロッ
ク機構の主要部概観を示し、第1a図にそのI A −
I A線断面図を示し、第3a図に第1a図のII[A
−HAA線断面図示す、これらの図面を参照すると、主
ロック機構は、ステアリングシャフト10に固着された
スリーブ34の溝11に係合する下口ツクパー9.下ロ
ックパー9に結合した中間ロックパー7、中間ロックパ
ー7に結合した上口ツクパー4.上ロックパー4に結合
したロックストッパ3、および、ロックストッパ3の丸
穴を貫通したカムシャフト2で構成されている。
カムシャフト2は、キーシリンダ1の尾端に結合してい
る。キーシリンダ1にキー17が差し込まれて(第ib
@)、キー17がアクセサリ電源位置2恵火(イグニシ
ョン)位置(第1d図)およびエンジンスタート位置(
第1C図)へと回転すると、これによりキーシリンダ1
が回転駆動されてカムシャフト2を回転させる。カムシ
ャフト2の偏心カムがロックストッパ3の丸穴内にある
ので、カムシャフト2のこの回転によりロックストッパ
3が引上げられ、これにより上口ツクパー4が引き上げ
られ・る。
なお、カムシャフト2は、アクセサリ電源スィッチ、点
火電源スィッチ(イグニションスイッチ28:第1g図
)およびスタータ電源スィッチを組込んだ公知の車上電
源スイツチユニット(図面せず)を収納する空間SDA
に延びており、このスイッチユニットの各電源スィッチ
を開閉する。
すなわち、キー17がアクセサリ位置まで回転するとカ
ムシャフト2がアクセサリ電源スィッチを閉とし、キー
17が点火位置まで回転すると、アクセサリ電源スィッ
チを閉としたまま点火電源スィッチ28を閉とし、キー
17がエンジンスタート位置まで回転するとアクセサリ
電源スィッチは開に1点火電源スイッチ28は閉にした
ままスタータ電源スィッチを閉とする。
ロックストッパ3には上口ツクパー4が、ストッパ3の
回転に対しては滑るが、ストッパ3の上下動により上下
駆動されるように結合されているので、ストッパ3の上
下動に連動して上口ツクパー4が上下動する。
上口ツクパー4に引張コイルスプリング5の上端が係合
しており、スプリング5の下端が中間ロックパー7に係
合している。上口ツクパー4が上移動すると引張コイル
スプリング5が引張られ、仮に中間ロックパー4が上移
動しないように拘止されていると、引張コイルスプリン
グが伸びる。この拘止が解除されると、引張コイルスプ
リング5の引き力により中間ロックパー4が上方に移動
する。上口ツクパー4が下方に移動するときには、その
下端が中間ロックパー7の上端に当って、上口ツクパー
4の下方移動に連動して中間ロックパー7が下方に駆動
される。
中間ロックパー7の下端部には、その長平方向にやや長
い4角六が開けられており、この4角六に下口ツクパー
9の、くの字型に曲った上端が進入しており、該4角穴
内で上下方向に遊動可能である6そして圧縮コイルスプ
リング8の上端が中間ロックパー7の上端に当接し、下
端が下口ツクパー9の有底穴に進入しており、スプリン
グ8の下端が該有底穴の底に当接している。中間ロック
パー7が上方に移動するとその4角穴に進入している下
口ツクパー9のくの字型に曲った上端に中間ロックパー
7の下端(4角六の下壁)が当接し、中間ロックパー7
の上移動に連動して下口ツクパー9が上移動する。中間
ロックパー7が下移動するとき、下口ツクパー9の下方
移動が拘止されていると、コイルスプリング8が圧縮さ
れる。該拘止が解除されるとコイルスプリング8の反発
力で。
下口ツクパー9が下方に駆動される。したがって、中間
ロックパー7が下方に移動するときに、ステアリングシ
ャフト10と一体のスリーブ34の溝11が下口ツクパ
ー9の直下にあると、中間ロックパー7の下方移動に連
動して下口ツクパー9が下降して溝11に進入(シャフ
ト10の回転ロック)するが、溝11が下口ツクパー9
の直下にないときには、中間ロックパー7が下方移動し
ても下口ツクパー9はスリーブ34の側面に当って下方
には移動し得す、圧縮コイルスプリング8が圧縮される
。この状態でシャフト10が回転してスリーブ34の溝
11が下口ツクパー9の直下に位置したときに、圧縮コ
イルスプリング8の反発力で下口ツクパー9が下移動し
て溝11に進入する。
中間ロックパー7には、下サブロックパー6が進退し得
る溝18が形成されており、第1a図に示す駐車(車両
停止、エンジン停止、キーシリンダ1からキー17が抜
かれている)状態では、下サブロックパー6が溝18に
進入している。これがステアリングロック状態である。
下サブロックパー6を溝18から退避(抜き出す:右方
に駆動)させると、中間ロックパー7が上下方向に移動
可能となり、このときカムシャフト2が120°程度回
転する(キー17が差し込み位置から点火位置又はエン
ジンスタート位置に廻わされる)とロックストッパ3.
上口ツクパー4゜中間ロックパー7および下口ツクパー
9が上方に。
移動して(第1c図:キーが点火位置又はエンジンスタ
ート位置)、下口ツクパー9が溝11より上方に退避す
る(ステアリング解錠)、この解錠状態での中間ロック
パー7の溝18に対向する位置に上サブロックパー19
があり、上サブロックパー19が突出駆動(左方駆動)
されると、上サブロックパー19が溝18に進入しく第
1d図)、中間ロックパー7の上下移動が拘止される(
ステアリングの解錠保持)。
下サブロックパー6は、その長平方向に長い4角六が開
けられており、この4角穴内に圧縮コイルスプリング1
6が挿入されている。しかもこの4角六をカムストッパ
15 (15a+15b+15c+15d)の先端片1
5aが貫通し、スプリング16の左端はパー6の4角六
の左端面に当接し、右端は先端片15aに当接している
。上サブロックパー19も6と同様な構造であり、その
4角穴内に圧縮コイルスプリング12が挿入され、かつ
先端片15aがその4角穴を貫通している。先端片15
aが左方に移動すると、圧縮コイルスプリング16.1
2を介して下および上サブロックパー6.19に左方駆
動力が加わる。このとき第1b図に示すように、中間ロ
ックパー7の溝18が下サブロックパー6に対向してい
ると、下サブロックパー6が溝18に進入する(ステア
リングロック保持)。上サブロックパー19は中間ロッ
クパー7の側面に当り、左方に移動し得ないので、圧縮
コイルスプリング12が圧縮される。第1c図に示すよ
うに、溝18が上サブロックパー19に対向していたと
きには、上サブロックパー19が溝18に進入する(ス
テアリングの解錠保持)、上サブロックパー19は中間
ロックパー7の側面に当り、左方に移動し得ないので、
圧縮コイルスプリング16が圧縮される。
カムストッパ15は、上記先端片15aと一体の本体部
を有し、この本体部に4角穴が開けられており、この4
角穴により本体部はフレーム15b。
15cとなっている。4角大内には、偏心カム14があ
り、カム14の側面がフレーム15a。
15cの内面に接している。カム14が1回転すると、
カムストッパ15が一往復動する。第1b図に示すよう
に、カムストッパ15が最右端位置にある(サブロック
解錠)ときに偏心カム14を半回転させると、カムスト
ッパ15が第1a図に示す最左端位置に移動する(サブ
ロック施錠)。
フレーム15cにはスイッチ当接子15dが一体になっ
ており、カムストッパ15が最左端位置(サブロック施
錠)にあるときにサブロック検出スイッチ31を閉にす
る。
偏心カム14の回転軸にはウオームホイール13aが一
体に固着されており、このホイール13aにウオーム1
3bが噛合っている。ウオーム13bは直流モータ22
の回転軸に固着されている。したがって、モータ22を
回転付勢することにより、偏心カム14が回転し、カム
ストッパ15が左右に往復動する。
偏心カム14の回転軸には、リミットスイッチ板32が
固着さ九ている。スイッチ板32の下面を拡大して第4
a図に示す、スイッチ板32は。
広幅半リング状の電極32Aと狭幅半リング状の電極3
2bを有し、これらは、両者で1つのリングを形成する
形で一体連続である。スイッチ板32の下方には、第1
a図では図示を省略しているが、3個のスイッチ接片3
3A、33bおよび33cがあり、スイッチ接片33a
および33bの接点AおよびBは、広幅電極32Aに接
触し得るが狭幅電極32には接触せず、スイッチ板32
の回転方向で見て互に180@の位置差がある。スイッ
チ接片33cの接点Cは、狭幅電極32Aと広幅電極3
2Aのどちらかに接触する。
モータ22は後述するように一方向のみに回転付勢され
、この回転によりスイッチ板32は第4a図に示す矢印
の方向に回転する。
第1a図(第1d図、第1e図)および第3a図に示す
rサブロック施錠」の状態でモータ22が停止している
と、第4a図に示すように、広幅電極32Aの、スイッ
チ板回転方向の先端部が接点Aに接触しているが、接点
Bからは離れている。
この状態で接点Aに電源のプラス端子を接続し、電源の
マイナス端子と接点Cの間にモータ22を接続すると、
モータ22が回転してスイッチ板32が矢印方向に回転
し、第4b図に示すように、広幅電極32Aのスイッチ
板回転方向の尾端が接点Aから離れたときに接点A−C
間が断となるのでモータ22が停止する。この停止の直
前に、広幅電極32Aのスイッチ板回転方向の先端が接
点Bに接触する。これが第1bWI(第1cWI)、第
3b図および第4b図に示す「サブロック解錠」の状態
である。
第4b図に示す「サブロック解錠」の状態で。
接点Bに電源のプラス端子を接続し、電源のマイナス端
子と接点Cの間にモータ22を接続すると、モータ22
が回転してスイッチ板32が矢印方向に回転し、第4a
図に示すように、広幅電極32Aのスイッチ板回転方向
の尾端が接点Bから離れたときに接点B−C間が断とな
るのでモータ22が停止する。この停止の直前に、広幅
電極32Aのスイッチ板回転方向の先端が接点Aに接触
する(「サブロック施錠」)。
結局、第4a図(第1a図、第1d図、第1e図、第3
a図)に示す「サブロック施錠」状態で接点Aに電源の
プラス端子を接続することにより。
第4b図(第1b図、第1c図、第3b図)に示す「サ
ブロック解錠」状態となって自動的にモータ22が停止
し、逆に、「サブロック解錠」状態で接点Bに電源のプ
ラス端子を接続することにより「サブロック施錠J状態
となって自動的にモータ22が停止する。
再度第1a図を参照すると、キーシリンダ1を支持する
ホルダには、キー検出スイッチ23が装着されており、
キーシリンダ1にキー17が挿入されている間、キー検
出スイッチ23は閉であり、キー17がキーシリンダ1
から引き抜かれると開になる。
上述したサブロックパー6.19からモータ22までの
サブロック要素を収容したサブロックハウジングSLH
には、第1g図に示すサブロック電気装置ECUsが収
納されており、この電気装置11 E CU sは、ス
テアリングロック制御装!ECU■に接続されている。
このロック制御装置ECU■は、ドライバ席の前部のイ
ンナーパネル、又は、ステアリングホイールの中央部の
操作ボードに装備されている。
第1g図を参照すると、前述の直流モータ22の一端子
はリミットスイッチ板32の接点Cに接続されている。
リミットスイッチ板32の接点A−はモータドライバ3
5aの出力端に、接点Bはモータドライバ35bの出力
端に接続されている。
モータドライバ35aは、マイクロプロセッサ(以下C
PUと称する)36の出力信号Daが高レベルHのとき
に接点Aをバッテリ電源ラインpbに接続し、モータド
ライバ35bは、CPU36の出力信号Dbが高レベル
Hのときに接点Bをバッテリ電源ラインpbに接続する
。すなわち、モータドライバ35aおよび35bは、モ
ータ22の一端子を、リミットスイッチ板32を介して
電源の一端子に接続するスイチング回路である。
モータ22の他方の端子はリレー27の接片を介して機
器アースに接続される。
リレー27のコイルには、フリップフロップ21のQ出
力がHのときに、リレードライバ37が通電し、これに
よりリレー27の接片が閉じてモータ22の前記他方の
端子を機器アースに接続する。すなわちリレー27は、
モータ22の他方の端子を電源の他端子に接続するスイ
ッチング素子である。
フリップフロップ21は、解錠許可回路38の比較器5
4が高レベルHの信号を発生したときにセットされてQ
出力をHとする。これによりリレードライバ37がリレ
ー27を付勢し、モータ22の他端子が機器アース接続
(サブロック施解錠付勢許可)となる。
解錠コード発信器39は、車面のキー17と共にドライ
バ(車の所有者)が携帯するものである。
電源スィッチ40をドライバが閉にしている間、電源回
路41がパルス発振器42.コントローラ43、コード
発生器26S、レジスタ25Sおよび発信器46に動作
電圧を与える。コード発生器26Sは、複数個のデイプ
スイッチと抵抗器で構成され、デイプスイッチそれぞれ
の開/閉に対応した、複数ビットでなるコードを発生し
これをレジスタ25Sに与える。レジスタ25Sはパラ
レルイン/シリアルアウトのシフトレジスタである。
コントローラ43は、電源オンに応答して自身をリセッ
トして、それからパルス発振器42より到来した第1番
のパルスに応答してレジスタ25Sをロード付勢して、
コードデータをパラレルにラッチさせる。そしてその後
の、パルス発振器42のパルス発生に応答して、前記コ
ードのビット数分シフトレジスタ25Sをシリアル出力
付勢し、コードのビット数分シリアル出力付勢すると、
そこでシフト付勢を停止する。したがって、前記コード
データが1回のみシリアルに発信器46に出力される6
発振器46は、与えられる信号(H又はL)を所定周波
数のキャリア周波数で変調してアンテナ47で発信する
0以上により、ドライバが電源スィッチ40を閉にする
と、コード発生器26Sに設定されたコードが、アンテ
ナ47から発信される6 ステアリングホイール廻りでこのようにコードが発信さ
れると、それがアンテナ24で受信され。
受信器48が受信波から2値信号コードを復調してシリ
アルにレジスタ25Rに与える。レジスタ25Rは、シ
リアルイン/パラレルアウトのシフトレジスタである。
レジスタ25Rのコードはパラレルビットで比較器54
に与えられる。一方、コード発生器26Sと同一構成の
コード発生器    ′26Rが解錠コードを発生しこ
れをパラレルビットで比較器39に与えている。比較器
39は、2組の入力コードが同一であるとHを、異って
いるとLをフリップフロップ21のセット入力端Sとイ
ンバータ44に与える。
前述のように解錠コード発信器39は、電源スィッチ4
0が閉にされると、コードを発信するので、それが適切
に受信器48で受信されたときには、該コードがレジス
タ25Rに格納されており。
このコードが比較器39に与えられる。このコードがコ
ード発生器26Rが発生する解錠コードと合致すると、
比較器39の出力がLからHに変化し、この立上りのと
きにフリップフロップ21がセットされてそのQ出力が
Hとなる。
サブロックハウジングSLH内のサブロック検出スイッ
チ31の開(サブロック解錠)/閉(サブロック施錠)
を示すH/L  2値信号Ldを入出力インターフェイ
ス49が発生してCPO36に与える。またフリッププ
ロップ21のQ出力Cd(サブロック施解錠許可信号:
Hが許可、Lが禁止)がインターフェイス49を介して
CPU36に与えられる。CPU36は、ステアリング
シャフト10のロック処理を終了したとき、リセット信
号Rs(高レベルパルス)をインターフェイス49およ
びオアゲート45を介してフリップフロップ21のリセ
ット入力端Rに印加する。
入力インターフェイス回路50には、イグニション電源
ラインPgyキー検出スイッチ23(第1a図〜lf図
)およびF/V変換器52が接続されている。
イグニション電源ラインpgは、イグニション電源スィ
ッチ28(これは第1a図に示す電源スイツチ収納空間
SDAに配置されており、キーシリンダ1に差し込まれ
たキー17が点火位置およびエンジンスタート位置にあ
るときに、カムシャフト2により閉とされる)が閉のと
きにこのスイッチ28で、車上バッテリBATに接続さ
れたバッテリ電源ラインpbに接続される。このように
接続されているときに入力インターフェイス回路50が
、イグニション「接続」を示すHの信号IgをCPU3
6に与える。スイッチ28が開のときには、信号Igは
、イグニション「非接続」を示すLである。
キー検出スイッチ23は、キーシリンダ1にキー17が
差し込まれているときに閉であり、入力インターフェイ
ス回路50はこれを示すしの信号Kdt&CPU36に
与える。キー17がキーシリンダ1から引き抜かれてい
るときには、スイッチ23は開であり、信号KdはHで
ある。
F/V変換器51は、変速機出力軸(車軸)の所定微小
角度の回転につき1パルスの電気信号を発生する車速パ
ルス発生器51の、該発生パルスの周波数に比例する電
圧、すなわち車速を示すアナログ信号Vsを発生し、入
力インターフェイス50を介してCPU36のA/D変
換入力ポートADiに与える。
CPU36の出力ポートArには、ランプドライバ(発
光ダイオード付勢回路)53が接続されており、該ポー
トArの出力がHのときにランプドライバ53が発光ダ
イオードAEに通電し、ダイオードAEが発光する。な
お、発光ダイオードAEは、キーシリンダ1を保持する
ホルダの上端部に固着されており1通電されると発光し
、この発光をドライバが視認し得る。
次に、以上に説明した主ロック機構(第1a図。
第2甲、第3a図等: 1〜5.7〜9.18)。
副ロック機構(6,12,13a、13b、14〜16
,19.22)および第1g図に示す電気回路の動作を
、第5図を参照して、ドライバ(運転者)のキー17の
操作に関連して説明する。
まず、駐車(車両停止およびエンジン停止)中でステア
リングシャフト10がロックされているものとする(第
1a図、第2図、第3a図および第4a図)、この状態
では、主ロック機構の下口ツクパー9が、溝11に進入
しており、中間ロックパー7の溝18に下サブロックパ
ー18が進入しており、リミットスイッチ板32は接点
A−Cに対して第4a図に示す位置にあり、サブロック
検出スイッチ31は閉(第3a図)である。
ドライバがキー17をキーシリンダlに差し込む(第5
図のステップ102;以下カッコ内ではステップという
語を省略)とキー検出スイッチ23が開から閉に変わる
。この後にドライバが解錠コード発信器54の電源スィ
ッチ40を閉にすると1発信器54がコード発生器26
Sに設定されているコードを発信し、受信器48がこれ
を受信して比較器39がフリップフロップ21をセツト
し、リレードライバ37がリレー27に通電し。
リレー27の接片が閉じる(201)、キー検出スイッ
チ23の閉とフリップフロップ21のセット、の両者が
共に成立するとCPU36が出力信号Dat&Hにする
。これによりモータドライバ35aがA接点をバッテリ
電源ラインpbに接続し、バッテリBATのプラス端子
−モータドライバ35a−スイッチ板32の電極32A
−32B−接点C−モータ22−リレー27の接片−バ
ッテリBATのマイナス端子(機器アース)、の経路を
たどる電流路が形成され、モータ22が正転(第4a図
の矢印)する(12)、この正転によりリミットスイッ
チ板32(同じく偏心カム14)が180°回転すると
、第4b図に示すように接点Aから電極32Aが外れる
ので、そこでモータ22が自動的に停止する。その後C
PU36は、出力信号DaをL(モータドライバ35a
オフ)に戻す。上述のようにモータ22が回転している
間に。
偏心カム14の回転によりカムストッパ15が右方に駆
動され、サブロック検出スイッチ31が開になり、かつ
上、下サブロックパー19,6が右方に駆動されて、サ
ブロック解除状態(第1b図および第3b図)となる。
ドライバがキー17を点火位置を越えてエンジンスター
ト位置まで駆動する(103)と1点火位置に達するま
でに上、中間および下口ツクパー5.7および9が引き
上げられる(第1c図)。
キー17が点火位置に達したときに、電源スイツチ収納
空間SDAのイグニション電源スィッチ28が閉となる
。CPU36は、スイッチ28の閉に応答して出力信号
DbをHにする。これによリレードライバ35bがオン
になって、このときリミットスイッチ板32が第4b図
に示す位置にあるので、バッテリBATのプラス端子−
モータドライバ35b−スイッチ板32の電極32A−
32B−接点C−モータ22−リレー27の接片−Aッ
テリBATのマイナス端子(機器アース)、の経路をた
どる電流路が形成され、モータ22が正転(第4b図の
矢印)する(16)、この正転によりリミットスイッチ
板32(同じく偏心カム14)が180”回転すると、
第4a図に示すように接点Aから電極32Aが外れるの
で、そこでモータ22が自動的に停止する。その後CP
U36は、出力信号DbをL(モータドライバ35bオ
フ)に戻す、上述のようにモータ22が回転している間
に、偏心カム14の回転によりカムストッパ15が左方
に駆動され、上、下サブロックパー19.6が左方に駆
動されて、サブロック検出スイッチ31が閉になり、サ
ブロック施錠状態となる。このとき、中間ロックパー7
の溝18が上サブロックパー19に対向しているので、
上サブロックパー19が溝18に進入しく第1d図)、
中間ロックパー7の上下移動が拘止され、これにより下
口ツクパー9は、溝11の上方に退避したままとなる(
ステアリングロックの解錠保持)。
エンジンが起動すると、ドライバはキー17を点火位置
に戻し、車両を運転する(104)、このとき、主ロッ
ク機構および副ロック機構は第1d図に示す状態のまま
である。
ドライバが車両を停止し、キー17をアクセサリ電源位
置又はそれを越えてキー引抜き位置まで戻そうとする(
106)と、まず、点火位置からのわずかな回転でイグ
ニション電源スィッチ28が開となり、車速Vsは速度
零を示すものとなっている。車速零とスイッチ28の開
の両条件が揃ったときにCPU36が出力信号DaをH
としこれによりモータドライバ35aがオンになる。こ
のときリミットスイッチ板32は第4a図に示す位置に
あるので、モータ22が正転しリミットスイッチ板32
が第4b図に示す位置まで回転したときにモータ22が
自動的に停止する(22)。
CPU36はその後出力信号DaをLに戻す、この状態
は第1c図に示すものと同じである。中間ロックパー7
の溝18より上サブロックパー19が退避したので、中
間ロックパーが移動可能となりしたがってキー17の回
転が可能となり、ドライバがキー17を更に廻してアク
セサリ電源位置又はキー引抜き位置まで回転させる。こ
れにより上口ツクパー5および中間ロックパー7が降下
してその溝18が下サブロックパー6に対向する。
このとき、下口ツクパー9の直下に溝11が存在すると
、第1b図に示すように下口ツクパー9が溝11に進入
するが、下口ツクパー9の直下に溝11が存在しない場
合には、下口ツクパー9はスリーブ34の側面に当接し
圧縮コイルスプリング8が圧縮される。
ドライバがキー17を引抜き位置まで回転させて引抜<
(107)と、キー検出スイッチ23が開となる。CP
U36は、出力信号DbttHとする。このときリミッ
トスイッチ板32が第4b図に示す位置にあるので、モ
ータ22が正転し、半回転すると第4a図に示す状態と
なって自動的に停止する(25)、この回転の間に上、
下サブロックパー19,6が左方に駆動され、中間ロッ
クパー7の溝18が下サブロックパー6に対向している
ので、下サブロックパー6が溝18に進入する。
これで主ロック機構のロックと、副ロック機構のロック
を終了したことになる。なお、前述のように、下口ツク
パー9の直下に溝11が存在しなかったときには、第1
e図に示すように、下口ツクバー9がスリーブ34の側
面に当接した状態で副ロック機構が中間ロックパー7を
ロックしていることになる。この状態では、圧縮コイル
スプリング8が圧縮されているので、ステアリングホイ
ールを回転させると、溝11が下口ツクパー9に対向し
たときに下口ツクパー9が溝11に進入して第1a図に
示す状態となる。
第6a図および第6b図に、CPU36の、前述の動作
をもたらす制御動作を示す。
それ自身に電源が投入される(1)と、CPU36は、
内部レジスタ、カウンタ、タイマ、出力ポート等を待機
状態に設定する(2)、この初期化により、モータドラ
イバ35a、35bがオフとなり、フリップフロップ2
1がリセットされる。
次にCPU36は、サブロック検出スイッチ31の開閉
をチエツクする。サブロック検出スイッチ31が開であ
ると、これはステアリングロック制御の初期状態(第3
a図、第4a図)でなく、カムストッパ15がサブロッ
ク施錠位置より解錠位置(第3b図、第4b図)側に偏
位している(あるいはスイッチ又は機構の異常である)
ことを意味するので、ステップ48〜7a、4b〜7b
、8,9の「機構の初期化」を実行する。すなわち、出
力信号DaをH(モータ22回転)としく4a)、リミ
ットスイッチ板32(偏心カム14)を半回転より少し
多く回転させるに要する時間Tの時限をとるプログラム
タイマTをスタートL (5a) 。
タイマTのタイムオーバを待って(6a)、タイムオー
バすると出力信号DaをL(モータ22停止;ただし、
リミットスイッチ板32の回転により、この時点までに
モータ22は自動的に停止している。以下同様、)に戻
す、これにより、サブロック機構およびスイッチ31が
正常であれば、リミットスイッチ板32は、第4b図に
示す位置(サブロック解錠)に回転しているはずである
0次に、  ′出力信号DbをH(モータ22回転)と
しく4b)、タイマTをスタートしく5b)、タイマT
のタイムオーバを待って(sb)、タイムオーバすると
出力信号Dbti−L(モータ22停止)に戻す。
これにより、サブロック機構およびスイッチ31が正常
であれば、リミットスイッチ板32は、第4a図に示す
位置(サブロック施錠:第1a図)に回転し、サブロッ
ク検出スイッチ31が閉になっているはずである。ここ
でCPU36は、スイッチ31の開閉をチエツクして(
8)、それが閉であるとそのまま、それが開であるとサ
ブロック機構又はスイッチ31が異常であるので出力ポ
ートArをH(発光ダイオードAE点灯)にして、ステ
ップ10に進む。
ステップ10以下がサブロック制御である。これにおい
てCPU36はまずスイッチ23が閉(キーシリンダ1
へのキー17の差し込み)を待つ(10)、スイッチ2
3が閉(キー17装着)になると、入力ポートCdの信
号レベルをチエツクする(11)、CdがLであると、
フリップフロップ21がセットされていない(適正な解
錠コードを受信していない)のでそのまま待機する。 
CdがHであると、あるいはHになると、適正な解錠コ
ードが入力されてリレー27がオン(解錠許可)してお
り、かつキー17がキーシリンダ17に装着されている
ので、出力信号DaをH(モータ22回転)にして(1
2a)タイマTをスタートしく12b)、そのタイムオ
ーバを待つ(12c)、タイムオーバすると出力信号D
bをL(モータ22停止)とする、これにより、スイッ
チ31が開となり、サブロック解錠(第1b図、第3b
図。
第4b図)となる、ここでCPU36は、スイッチ31
の開閉をチエツクし、それが閉であると異常であるので
、出力ポートArにH(!光ダイオードAE点灯)を出
力する(14)。
上記のようにサブロック解錠(第1b図、第3b図、第
4b図)にすると、CPU36は、スイッチ28が閉(
入力ボートIgの信号レベルがH)になるのを待つ、ド
ライバがキー17を点火位置にあるいはそれを越えてエ
ンジンスタート位置に回転させると上ロックバー4.中
間ロックパー7および下口ツクパー9が第1d図に示す
位置に上昇し、キー17が点火位置〜エンジンスタート
位置にあるときにスイッチ28が閉であり、入力ボート
Igの信号レベルがHである。このようになるとCPU
36は、出力信号DbをH(モータ22回転)としく1
6a)、タイマTをスタートして(16b)そのタイム
オーバを待ち(16c)、タイムオーバすると出力信号
DbをL(モータ22停止)とする(16d)、これに
より、第1d図に示すサブロック施錠(第3a図、第4
a図)となり、スイッチ31は閉である。ここでCPU
36は、スイッチ31の開閉をチエツクしく17)、そ
れが開であると異常であるので、出力ポートArにH(
発光ダイオードAE点灯)を出力する(18)。
以上の制御動作により、ステアリングロックが解錠され
て、主ロック機構は、副ロック機構により、ステアリン
グ解錠位置に保持されている。車両の運転(キー17が
点火位置にあって、エンジンが動作)中はこの状態が継
続する。
CPU’36は、この状態でスイッチ28が開か閉か、
および車速Vsが車両停止参照値VO以上(走行中)か
否(停車)か、をチエツクして(19゜20)、スイッ
チ28開(キー17がエンジン停止位置:アクセサリ電
源位置又はキー引抜き位置)とV s :5V oの2
条件が共に満たされるのを待つ。
なお、車速Vsデータは、 A/D変換ポーh ADi
の電圧レベルをデージタルデータに変換して読込む。
上記2条件が満たされない間は、第1d図に示す、rス
テアリング解錠の保持Jを継続する。従って、例えば車
両走行中にキー17をキー引抜き位置に廻そうとしても
廻らず、ステアリングロックは行われない、また、停車
しても、キー17が点火位置にある限り、ステアリング
ロックは行なわれない。
さて、上記2条件が共に満たされると、CPU36は、
出力信号Da&H(モータ22回転)にしく22a)、
タイマTをスタートして(22b)そのタイムオーバを
待ち(22c)、タイムオーバすると出力信号Dat−
L(モータ22停止)とする、これによりサブロック解
錠(第1b図、第3b図、第4bll)となる、スイッ
チ31は開である。ここでCPU36は、スイッチ31
の開閉をチエツクしく26)、それが閉であると異常で
あるので、出力ポートArにH(発光ダイオードAE点
灯)を出力する(27)。
CPU36はここでスイッチ23の開(キーなし)、閉
(キーあり)をチエツクする(123)。
スイッチ23が閉(キーあり)であると、また車両の走
行が開始される可能性もあるので、前記2条件が成立し
ているか否かをチエツクする(124゜125) 、ス
イッチ23が閉(キーあり)で上記2条件が成立してい
る間は、スイッチ23の開閉チエツクおよび2条件の成
否チエツクを繰り返している。ここで2条件が成立しな
くなる(車面が動くか、キー17が点火位置又はそれを
越えてエンジン始動位置に廻わされる)と、前述のサブ
ロックの施錠(ステアリング解錠の保持)16 (16
a〜16d)に戻る。
2条件が成立したままスイッチ23が閉になると、スイ
ッチ23が閉になるまでに上口ツクパー4および中間ロ
ックパー7が下方に移動して、溝18が下サブロックバ
ーに対向している。CPU36は、出力信号DbをH(
モータ22回転)にして(25a)タイマTをスタート
しく25 b)、タイムオーバを待って(25c)出力
信号DbをL(モータ22停止)にする、これにより、
第1e図(溝11が下口ツクパー9に対向していないと
き)、又は、第1al!lに示す、サブロック施錠(お
よび主ロック施錠)状態となる。ここでCPO36は、
スイッチ31の開閉をチエツクして(26)それが開で
あると出力ポートArにHを出力して発光ダイオードA
Eを点灯する(27)、CPU36は出力ポートR11
をHとしてそれから所定短時間後にLに戻す(28)、
このRsのHへの立上りに応答してフリップフロップ2
1がリセットになる。CPU36は、次にスイッチ23
の開閉チエツク(10)に戻って、スイッチ23が閉(
キー差し込み)となるのを待つ。
なお、以上のようにステアリングロックをしたときに、
第1e図に示すようにステアリングシャフト10の溝1
1が下口ツクパー9から外れていても、その後ステアリ
ングシャフトが回転すると、第1a図に示すステアリン
グロック状態になるので、第1e図に示す状態であって
も、ステアリングロックが達成されていると言える。
第1a図又は第1e図に示すステアリングロック状態で
、仮に車両を不法に運転しようとする者が、例えば第1
f図に示すように不適正な手段(例えばねじ廻し)をキ
ーシリンダ1に差し込んで、適正なキー17が差し込ん
だときと同様にキーシリンダを廻したと仮定する。この
場合、解錠コードが受信されないので、比較器39の出
力がしてあるのでリレー27がオフである。キーシリン
ダ1の回転により上口ツクパー4が上昇しイグニション
電源スィッチ28が閉となって、あるいは何らかの手段
で接点Aにバッテリ電圧が印加されても、モータ22は
回転しない、上口ツクパー4が上移動しても引張スプリ
ング5が伸び、中間ロックパー7は動かない、すなわち
サブロックが施錠に維持され、ステアリングロックは解
錠されない。
上記実施例では、フリップフロップ21をセット(解錠
許可)する解錠許可回路38をサブロックハウジングS
LH内に収納しており、これに解錠コードをシリアル入
力しなければ解錠許可とならないので、つまり、サブロ
ックハウジングSLHの外からそれにつながった電気信
号ライーンに単に電圧を加えただけでは解錠許可になら
ないので。
ステアリングロックの信頼性が高い、仮に、解錠許可回
路38をサブロックハウジングSLHの外(例えばEC
Us内)に装備すると、フリップフロップ21のセット
信号線がハウジングSLHの外に引き出されているので
、これに電圧を印加するとフリップフロップ21がセッ
ト(解錠許可)となるので、解錠が容易になる。上記実
施例では、解錠コードデータをハウジングSLH内にシ
リアルに与えなければ解錠許可にならないので、解錠防
止効果が高い。
なお、上記実施例では、副ロック機構に2つのサブロッ
クパー6.19を備えているが、それらの1つ(例えば
19)を省略して、代りに、中間ロックパー7に、溝1
8と同様なもう1つの付加溝を備えて、中間ロックパー
がステアリング解錠位置に上昇したときに、サブロック
パー6を付加溝内に進入させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、コード入力手段として解錠コー
ド発信器54および受信器48を用いているが、これら
に代えて、キーイン入力手段(キー人力ボード)を用い
てもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明のステアリングロック装置は、前述
の従来例と同様に、解錠コードを入力しないとステアリ
ングシャフトのロックは解錠されない。
加えて、前述の従来例とは異って、副ロック手段(6,
19)が主ロック手段(9,8,7)を主係合位置(第
1a図ニステアリングロック)と主退避位置(第1d図
ニステアリング解錠)に保持しえて、副ロック手段(6
,19)で主ロック手段(9,8,7)を主退避位II
(第1d図ニステアリング解錠)にロックした後は、車
が停止し、イグニション電力ラインが車上バッテリーか
ら断となるまで、副ロック施解錠制御手段(36)が、
副ロック施解錠手段(15,14,13a、13b。
22.32)に主ロック手段(9,8,7)の主退避位
置(第1d図ニステアリング解錠)でのロックを継続さ
せるので、すなわち、前記した従来例のソレノイド装置
に対応する副ロック施解錠手段で主ロック手段(9,8
,7)の解錠保持をも行なわせるので、前記した従来装
置のレバー機構はキーシリンダ部から省略となり、しか
もドライバの、キーシリンダ(1)に対するキー操作に
合理的に対応したステアリングロック処理が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1a図、第ib図、第1c図、第1d図、第1e図お
よび第1f図は1本発明の一実施例の主。 副ロック機構の縦断面図であり、第2図のIA−IA線
断面を示し、第1a図はステアリングシフヤフトをロッ
クした状態を示し、第1b図は副ロック機構を解錠した
状態を示し、第1C図は主ロック機構を解錠した状態を
示し、第1d図は主ロック機構を解錠に保持した状態を
示し、第1e図は主ロック機構をロックに強制して副ロ
ック機構を施錠した状態を示し、第1f図はねじ廻しで
キーシリンダ1を回転させた状態を示す。 第1g図は、第1a図に示す機構に繰み合わされた電気
回路の構成を示すブロック図である。 第2図は本発明の一実施例の主ロックamおよび副ロッ
ク機構の外観を示す斜視図である。 第3a図は、第1a図のn1A−HA線断面図であり、
副ロック機構を施錠した状態を示す。 第3b図は、第3a図と同様な断面図であるが。 副ロック機構を解錠にした状態を示す。 第4a@は、第1a図に示すリミットスイッチ板32の
下面を拡大して示す平面図である。 第4b図は、第1b図に示すリミットスイッチ板32の
下面を拡大して示す平面図である。 第5図は、ドライバの操作と上記実施例の動作の概要を
示すフローチャートである。 第6a図および第6b図は、第1g図に示すマイクロプ
ロセッサ36の制御動作を示すフローチャートである。 1:キーシリンダ(キーシリンダ) 2:カムシャフト     SDA :電源スイツチ収
納空間3:ロックストッパ     4:上口ツクバー
5:引張コイルスプリング   (2,3,4,5:主
ロック施解錠機II)6:下サブロックパー    7
:中間ロックバー8:圧縮コイルスプリング  9;下
口ツクバー(7,8,9:主ロック手段) 10ニステアリングシヤフト 11:溝(主係合手段)
12:圧縮コイルスプリング 13a:ウォームホイー
ル13b:ウオーム       14:偏心カム15
:カムストッパ     16:圧縮コイルスプリング
17:キー(キー)18:溝(III係合手段)19:
上サブロックバー         (6,19:副ロ
ック手段)20:ねじ廻し 21:フリップフロップ   22:モータ(電動動力
手段)23:キー検出スイッチ(キー検出手段)24:
アンテナ     25R、255:シフトレジスタ2
6R,265:コード発生器   27:リレー(第1
スイチング手段)28:イグニション電源スィッチ(接
続検出手段)31:サブロック検出スイッチ32:リミ
ットスイッチ板32A、32B:電極    33A〜
33C:スイッチ接片A−C:接点       (1
2,13a、13b、14,15,16 :動力伝達機
構)(12,13a、13b、14,15,16,22
,32 : *ロック施解錠手段)34ニスリーブ 35a、35b :モータドライバ(第2スイッチング
手段)36二マイクロプロセツサ(第2電気回路手段)
37:リレードライバ        (21,37:
第1電気回路手段)(21,36,37:副ロック施解
錠制御手段)38:解錠許可回路(Itロック解錠許可
手段)40:電源スィッチ  41:電源回路  42
:パルス発振器43:コントローラ  44:インバー
タ 45ニオアゲート46:発信器        4
7;アンテナ48:受信器        49:入出
力インターフェイス50:入力インターフェイス 51
:車速パルス発生器52 : F/V変換器     
  53:ランプドライバ54:解錠コード発信器  
    (24,2g、54 :コード入力手段)AE
:発光ダイオード   ECUs :サブロック電気装
置EChニステアリングロック制御装置 Pg:イグニション電源ラインPb:バッテリ電源ライ
ンBAT :車上バッテリ 声18図 第1c図 *1d図 5!!1e図 声11図 声3a図 声5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングシャフトの主係合手段に結合してス
    テアリングシャフトの回転を拘止する主係合位置と、主
    係合手段より分離してステアリングシャフトの回転を許
    す主退避位置と、の間を移動する主ロック手段; キーシリンダに挿入されたキーの回転に連動して回転駆
    動され、キーのエンジン点火位置への回転に連動して主
    ロック手段を退避位置へ、また、キーシリンダに装着さ
    れているキーの抜き出し位置への回転に連動して主係合
    位置へ、駆動するための主ロック施解錠機構; 主ロック手段が主係合位置および主退避位置にあるとき
    に主ロック手段の副係合手段に結合して主ロック手段の
    移動を拘止する副係合位置と、副係合手段より分離して
    主ロック手段の主退避位置および主係合位置への移動を
    許す副退避位置と、の間を移動する副ロック手段; 副ロック手段を副退避位置と副係合位置に駆動する副ロ
    ック施解錠手段; キーシリンダへのキーの装着の「有」/「無」を検出す
    るキー検出手段; 車上バッテリへのイグニシヨン電源ラインの「接続」/
    「非接続」を検出する接続検出手段;車両停止を検出す
    る停止検出手段; 解錠コードを入力するためのコード入力手段;入力コー
    ドを設定コードと比較し、入力コードが設定コードに合
    致すると、許可信号を発生する副ロック解錠許可手段; キー検出手段が「有」を検出しかつ前記許可信号がある
    と副ロック施解錠手段を介して副ロック手段を副退避位
    置に駆動し次いで接続検出手段が「接続」を検出すると
    副係合位置に駆動し、接続検出手段が「非接続」を検出
    しかつ停止検出手段が停止を検出すると副ロック施解錠
    手段を介して副ロック手段を副退避位置に駆動し次いで
    キー検出手段が「無」を検出すると副係合位置に駆動す
    る、副ロック施解錠制御手段: を備えるステアリングロック装置。
  2. (2)副ロック施解錠手段は、電動動力手段およびこの
    電動動力手段で駆動されて副ロック手段を副退避位置と
    副係合位置に駆動する動力伝達機構でなり;副ロック施
    解錠制御手段は、許可信号に応答して電動動力手段の付
    勢電力ラインに通電するための第1スイチング手段を閉
    にする第1電気回路手段と、副ロック手段を駆動すると
    きに上記付勢電力ラインに通電するための第2スイッチ
    ング手段を閉にする第2電気回路手段でなり;副ロック
    解錠許可手段、第1電気回路手段および電動動力手段を
    、主ロックハウジングに結合した副ロックハウジングの
    中に収納した;前記特許請求の範囲第(1)項記載のス
    テアリングロック装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6295848B1 (en) 1996-11-13 2001-10-02 Siemens Westinghouse Power Corporation Steering lock system
US6324878B1 (en) * 1999-08-26 2001-12-04 Methode Electronics, Inc. Steering lock device with safety system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6295848B1 (en) 1996-11-13 2001-10-02 Siemens Westinghouse Power Corporation Steering lock system
US6324878B1 (en) * 1999-08-26 2001-12-04 Methode Electronics, Inc. Steering lock device with safety system

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