JPH01175518A - 車軸用空気調和装置の制御方法 - Google Patents

車軸用空気調和装置の制御方法

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JPH01175518A
JPH01175518A JP33637187A JP33637187A JPH01175518A JP H01175518 A JPH01175518 A JP H01175518A JP 33637187 A JP33637187 A JP 33637187A JP 33637187 A JP33637187 A JP 33637187A JP H01175518 A JPH01175518 A JP H01175518A
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
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    • B60H1/3205Control means therefor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は可変容量型コンプレッサにおける冷媒の吸入
圧力を制御する車輌用空気調和制御装置の制御方法に関
するものである。
[従来の技術] 従来、第14図に示すように車輌用空気調和制御装置の
冷房サイクルはコンプレッサ1とコンデンサ81とリキ
ッドタンク83及びエバポレータ80等で構成されてい
る。
近時、上記コンプレッサは容量制御型のものが普及しつ
つあり、これによれば熱負荷82に見合って、容量をリ
ニアにコントロールすることができ、熱負荷82に十分
対応できて、冷房フィーリングを向上できるとともに、
サイクリング制御時に発生していたコンプレッサ1のO
N、 OFFに基づくショックがエンジンにかからず、
走行性を優れたものとできる。この種の容量制御型コン
プレッサ1の一例としては、コンプレッサ1を斜板式の
ものから構成し、斜板の傾斜角度θを変え、コンプレッ
サ1の冷媒吸入圧力Psを制御して容量を自動調整する
ものが公知である。
この場合、上記のコンプレッサ1に電磁アクチエータ6
8を含む吸入圧力制御機構りを設け、熱負荷検出手段S
の出力でこれを外部より電気的に制御するようにして補
正を加えている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の車輌用空気調和装置の制御方法は以上のように構
成されているので、吸入圧力制御機構りを熱負荷検出手
段Sの出力で制御しているだけである。従って従来車両
が加速や登板走行となりエンジン負荷が増大した場合は
、コンプレッサへのエンジン負担を軽減し、加速や登板
がスムーズに行なえるようにしなければならないが、従
来のものではこのような要求に満足に答えられない。但
し、加速や登板時にコンプレッサの容量を小さくしたり
カットオフする案も公知ではあるが、エンジン負担を軽
減すること、空調性を満足することの両方に厳密に答え
ることは困難であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、エンジン負荷が大きいときは、エンジン負荷
に対するコンプレッサへの駆動トルクの配分値T2を求
めることによりそれに見合ってコンプレッサの吸入圧力
を制御するようにして、高負荷時のエンジン負担を、空
調性を害する事なく満足するようにする車輌用空気調和
装置の制御方汽を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る車輌用空気調和装置の制御方法は、熱負
荷と吸入圧力設定値Psiからコンプレッサ駆動トルク
の予想値T1を演算し、この予想値T1と、エンジン負
荷に関連して求めたコンプレッサへの駆動トルク配分値
T2とを比較し、この比較値に基づき、吸入圧力設定値
P5の大きさを制御する。
[1を用] この発明における車輌用空気調和装置の制御方法は、熱
負荷の大きさに関連して設定した特性Xより吸入圧力設
定値Ps1を求める。この吸入圧力設定値PsIと熱負
荷と特性■とからコンプレッサの駆動トルクの予想値T
0を求める。またエンジン負荷の大きさに関連して設定
した特性Wでコンプレッサの駆動トルクの配分値T2を
求める。上記予想値T1と配分値T2とを比較し、上記
配分値T2が予想値T1より大きい場合は吸入圧力制御
手段により上記吸入圧力設定値Psiに設定し、上記配
分値T2が予想値T1より小さい場合は、上記配分値T
2に関連して設定した上記特性Vより吸入圧力設定値P
s2を求め、上記吸入圧力制御手段により上記吸入圧力
設定値Ps2に設定する。
[発明の実施例コ 以下この発明の一実施例を第1図乃至第13図を用いて
説明する。なお第14図と同じものは同一の符号を用い
て説明を省略する。第1図は本発明による車輌用空気調
和装置の制御方法の一実施例を示すブロック図であり、
同図において、41はアク−セル踏み込み量センサ31
又は傾きセンサ32の信号を処理してエンジン負荷を演
算するエンジン負荷演算手段、42は上記エンジン負荷
演算手段41の出力(エンジン負荷)と第4図の特性W
とよりコンプレッサ1への駆動トルクの配分値T2を演
算する配分値演算手段、47はコンプレッサ駆動トルク
の予想値演算手段46により求められた駆動トルクの予
想値T1と、上記駆動トルクの配分値T2とを比較し、
判定結果を吸入圧力設定値及びミックスドア開度を演算
する補正演算手段48に出力する比較手段、43は内気
センサ33.外気・日射センサ34.ミックスドア開度
センサ35からの出力に基づき熱負荷を演算する熱負荷
演算手段、44は上記熱負荷演算手段43の出力に基づ
き空気吹出し口から吹出すべき空気の温度の目標値を演
算する目標吹出し温度演算手段、45は上記目標吹出し
温度演算手段44の出力に基づきコンプレッサ吸入圧力
設定値Ps。
ミックスドアの開度θを演算する衾大牙輿曇素葉゛  
 二    演算手段である。
上記コンプレッサ駆動トルクの予想値演算手段46は、
上記コンプレッサ吸入圧力設定値Ps、と第5図に示す
ように熱負荷の大小に応じてあらかじめ求められた特性
■に基づきコンプレッサ駆動トルクの予想値T1を演算
する。
上記補正演算1手段48は比較手段47の判定結果に応
じて演算手段45で演算されたコンプレッサ吸入圧力設
定値Ps1+ ミックスドア開度θ1に吸入圧力制御手
段49とミックスドア制御手段40を制御するか又は、
次の処理を行なう。すなわち熱負荷と駆動トルクの配分
値T2より特性Vに基づき吸入圧力設定値Ps2を演算
し、かつ吸入圧力設定値Ps2のときのミックスドアの
補正開度θ2を演算し、−この吸入圧力ps2+ ミッ
クスドア開度θ2に吸入圧力制御手段49とミックスド
ア制御手段40を制御する。1はコンプレッサ、12は
ミックスドア制御手段40で制御されてミックスドアを
駆動するアクチュエータである。 ここで、特性Wはエ
ンジン負荷に対し、コンプレッサへの駆動トルクの配分
値T2がどのようになるかをあらかじめ求めたものであ
る。すなわち、エンジン負荷は車輌走行時の負荷で、登
板時、加速時に大きくなり、あるいはダイナモ、コンプ
レッサ等の補機の動作に基づき変化するもので、例えば
登板時の坂の傾斜が急な場合と緩やかな場合を考えると
、前者の場合の方が後者よりエンジン負荷が大きく、従
ってコンプレッサへ配分できるトルク≠(配分値T2)
は小さくなる。このため、特性Wに示すようにコンプレ
ッサ1への駆動トルクの配分値T2ケエンジン負荷が大
きくなるにつれて小さくなっている。特性Wはあらかじ
めエンジン型に応じて種々の実験により求められ、上記
配分値T2に対応した吸入圧力Ps2に設定すれば、エ
ンジン負荷に見合ってコンプレッサにトルクを配分して
エンジンに負担をかけることなく、空調が行なえるので
ある。なお、エンジン負荷の検出方法としては、第6図
に示すようにアクセル踏み込み量センサにより検出され
るアクセル踏み込み量の大きさに対するエンジン負荷の
大きさを表す特性Fを、走両の速度又は加速度毎に求め
てテーブル化しておき、これからエンジン負荷を読み出
す方法、又は第7図に示すようにアクセル踏み込み量の
大きさに対するエンジン負荷の大きさを表わす特性Eを
、エンジンの回転数毎に求めてテーブル化しておき、こ
れからエンジン負荷を読み出す方法、又は第8図に示す
ようにキャブレター内のアクセル開度センサにより検出
されるアクセルの開度の大きさに対するエンジン負荷の
大きさを表わす特性Gを、マニホールドの負圧毎に求め
てテーブル化しておき、これからエンジン負荷を読み出
す方法、あるいは第9図(a)、 (b)に示すように
車輌全長方向に水平に位置されるガラス管17に水銀1
8を封入して傾きセンサ19を構成し、この傾きセンサ
19の水銀18により短絡される導体14を抵抗体15
に埋め込んで抵抗体15の両端15aより抵抗値を検出
するようにしてもよい。すなわち第9図(b)に示す如
く登板の傾斜が大きいときと、第9図(a)に示す如く
小さいときでは後者に対して前者は短絡される導体14
に本数が少なく、このため抵抗体15の両端15a間の
抵抗は大きくなる。
以上の構成による車輌用空気調和装置の制御方法を第2
図のフローチャートを用いて以下説明する。
まず、ステップS1で、各センサ33.34.35より
熱負荷信号が熱負荷演算手段43に入力されると、ステ
ップS2で熱負荷が演算され、ステップS3で目標吹出
し温度演算手段44により目標吹出し温度が演算され、
ステップS4で演算手段45により特性Xに基づき吸入
圧力設定値Psl及びミックスドア開度θ1が演算され
、ステップS5で吸入圧力設定値P51.ミックスドア
開度θ1.及び特性Vに基づきコンプレッサの駆動トル
クの予想値Tlが演算される。
またステップS6で、各センサ31.32の信号をエン
ジン負荷演算手段41が取り込んでステップS7でエン
ジン負荷を演算し、ステップS8でエンジン負荷と特性
Wよりコンプレッサ1への駆動トルクの配分値T2を演
算する。
ステップS9では駆動トルクの予想値Tlと駆動トルク
の配分値T2との大小を比較し、T1≦T2のとき、す
なわち例えばエンジン負荷が小さくてコンプレッサの駆
動トルクの予想値T1より駆動トルクの配分値T2が大
きいときは、十分な能力でコンプレッサを運転できるの
で、ステップ10で演算手段45によって上記吸入圧力
設定値Ps1.ミックスドア開度θ1になるように吸入
圧力制御手段49.ミックスドア制御手段40を設定す
る。これにより熱負荷の大きさに見合ってこれ等が制御
され、空調が十分なされる。
しかるに、T1≦T2ではないとき、すなわち登板等で
エンジン負荷が大きいときは、ステップ11及びステッ
プ12で補正演算手段48により吸入圧力設定値Ps2
 、ミックスドア開度θ2が演算され、ステップ13で
上記吸入圧力設定値Ps2 、ミックスドア開度θ2と
なるように吸入圧力制御手段49及びミックスドア開度
制御手段40が設定されるので、エンジン負荷に見合っ
てトルクがコンプレッサに配分され、登板、加速等をス
ムーズに行なうことができる。
つぎに吸入圧力制御機構りを備えた容量可変型コンプレ
ッサ1の1例について、第10図乃至第13図を用いて
説明する。
図において、1はコンプレッサであり、このコンプレッ
サ1は円筒状のケース2と、このケース2の端面にバル
ブプレート3を介して気密に取り付けられたシリンダヘ
ッド4と、他端面に気密に取り付けられたヘッド部材5
とによって構成されている。
上記シリンダヘッド4内部には圧力調整弁6から成る吸
入圧力制御機構りが配設され、この圧力調整弁6の外周
に吸入室7及び吐出室8が形成されている。上記吸入室
7は空気調和装置の冷媒サイクルのエバポレータ8oの
出口に接続され、上記吐出室8は上記冷媒サイクルのコ
ンデンサ81の入口に接続されている。
上記ケース2の内部には、冷媒圧縮のためのピストン機
構20が配設されている。このピストン機構20はシリ
ンダブロック21と、ピストン22によって構成され軸
線が中心軸線と平行にして円周方向に複数等配されてい
る。
上記ピストン22は、各シリンダ23内に矢印に方向に
摺動自在に嵌装されている。又このビスt・ン22はピ
ストンロッド24が穿設され、このピストンロッド24
には先端にボールジヨイント24aが設けられている。
なお吐出室8の吐出ボート9の開口端には吐出弁1oが
設けられ、吸入室7の吸入ボート11にも図示しない吸
入弁が設けられている。
こうして、上記ピストン機構20は、吸入室7内の低圧
冷媒を吸入ボート11及び吸入弁を介してシリンダ23
内へ吸入し、ピストン22により圧縮して、高温高圧冷
媒を吐出ボート9及び吐出弁10を介して吐出室8内に
吐出するようにされている。
次に上記ピストン機構を駆動するために、駆動機構50
がクランク室26内に配設されている。この駆動機構5
0は、コンプレッサ1の略中心軸線上に沿って回転自在
に配設された駆動軸25と、上記駆動軸25の他端に嵌
着された腕部材52と、上記駆動軸25の外周に配設さ
れたスライダ54と、このスライダの外周に配設された
揺動板55とによって構成されている。
上記駆動軸25の他端は、ヘッド部材5を貫通して外方
に延出され、この延出された延出端部25bには車載エ
ンジンの出力軸側プーリと駆動ベルト(図示せず)によ
って連結される図示しないマグネットクラッチが装着さ
れる。
一方、上記スライダ54は、略円筒状をなし、上記駆動
軸25上を軸線方向く矢印に方向)に摺動可能で、かつ
駆動軸25と共に回転するようになっており、駆動軸2
5内に嵌装された内部スライダ54aとコイルスプリン
グ13によってシリンダブロック21側に押圧されてい
る。
上記揺動板55は、円板状をなし、中心孔が上記スライ
ダ54に遊嵌され、このスライダ54にトラニオンピン
59を介して回転自在に連結されている。
従って上記揺動板55はコイルスプリング13により傾
斜角度θ減少側に付勢されている。
上記揺動板55の腕部材52側端面の所定位置には第2
図に示すように径方向に向けて平行案内部55aが突設
されており、この平行案内部55a、腕部材52との間
にはコイルスプリング16が張設され、このスプリング
16によって腕部材52の先端のカム面52cに揺動板
55の端面が当接される。
こうして、上記揺動板55は、カム面52cを回動中心
として、矢印H方向に回動し垂直面に対する角度θが所
定範囲内で変化するようになっているる。更に揺動板5
5の一端面には、各ピストン22のピストンロッド24
のボールジヨイント24aが円周方向に摺動自在に連結
されている。
こうして、上記揺動板55の回転によって、あるシリン
ダ23に揺動板55のカム面52cの当接する位置が近
づくとピストン22はシリンダヘッド4側に摺動して冷
媒を圧縮吐出し、離れるとピストン22はヘッド部材5
側5へ摺動して冷媒を吸入する。
又揺動板55はクランク室26内に漏れてきた冷媒の圧
力Pc及びコイルスプリング13の付勢力とシリンダ2
3内の圧力Pd(ピストン22の反力)との差に応じて
垂直面に対する傾斜角度θが変化し、この傾斜角度の変
化によりピストン22のストロークが増減される。すな
わち冷媒の吐出吸入量が増減される。 上記クランク室
26内の圧力を調整して揺動板55の傾斜角度θを制御
するために、圧力調整弁6がシリンダヘッド4内に設け
られている。
この圧力調整弁6は第12図及び第13図に示すように
ケース61と吸入室7(低圧冷媒側)とクランク室26
との連通口21c開閉し、かつ吸入室7内の圧力を受け
る受圧面62aを有する弁体62と、熱負荷82からの
外部信号(内気センサ33、外気・日射センサ34.ミ
ックスドア開度センサ35からの状態信号)に基づいて
上記制御方法を行なって吸入圧力制御手段49からケー
ブル77を介して供給される電流値によってソレノイド
63が励磁し、これにより可動鉄芯64がこの可動鉄芯
64を付勢するコイルスプリング65と共に固定鉄芯6
6に近づくように生動して伝達して伝達ロッド67を介
して弁体62の開度を制御する電磁アクチエータ68と
、弁体62と可動鉄芯64との間に位置し、固定鉄芯6
6とサポート板69とに摺動自在に嵌合され、弁体62
と可動鉄芯64との相互変位を伝達するとともに可動鉄
芯64と固定鉄芯との位置関係(隙間Z)を設定する機
能を有する伝達ロッド67と、サポート板69と伝達ロ
ッド67とを覆い、かつ弁体62とロー付(あるいは半
田付ン等によって一体にアッセンブリされるベローズ7
8とから成る。またコイルスプリング65はその取叶座
74がネジ軸75に螺着されていることによって取付座
74のセット位置を変更するとばね力が変えられるよう
になっている。
こうして、弁体62の開度は、ソレノイド63に電流が
供給されないとき、すなわち電磁アクチエータ68がo
ff時にはばね力(コイルスプリング65゜ベローズ7
8)と吸入室7内の圧力Psとによって決まる(通常開
弁圧が高く開いている。)が熱負荷82によってエバポ
レータ80の吐出圧力Pmが変化すること及びエバポレ
ータ8oとコンプレッサ1との間の圧力損失のため冷媒
の実質的に蒸発圧力が変化し、所定の冷房能力が得られ
ない。そこでソレノイド63に吸入圧力制御手段49か
ら電流が供給される。すなわち電磁アクチエータ680
n時にはソレノイド63に供給される電流値によって変
わる固定鉄芯66の吸引力とばね力変化分と吸入室7内
の圧力Psによって決まり、電磁アクチエータ63の補
正が加えられてクランク室26内の圧力Pcが調整され
、揺動板55の傾斜角度θが決まり冷媒の吐出吸入量が
調整される。
例えば熱負荷82が低下するとエバポレータ80の吐出
圧力Fm温度が共に低くなる。その結果吸入圧力制御手
段49からソレノイド63に供給する電流が多くなり、
固定鉄芯66の吸引力が強くなって弁体62の開度が小
さくなるためクランク室26内の圧力Pcが高くなり、
揺動板55の傾斜角度θが小さくなってコンプレッサ1
の吐出吸入容量が減少する。
したがってコンプレッサlの吸入量が減少したのでエバ
ポレータ80の吐出圧力Pmが上昇し、かつ吐出量が減
少したので冷媒流量も減少しコンプレッサ1とエバポレ
ータ80との間の圧力損失も減少してエバポレータ80
の圧力Pmは一定に保たれる。−方熱負荷が増加した場
合は上記の逆の作用によってコンプレッサ1の吐出吸入
量が増大し、圧力Pmが一定に保たれる。
このように、同−設定条件においては熱負荷の変化にか
かわらず蒸発圧力が一定になるように吸入圧力制御手段
49で圧力調整弁6を補正するので、所望の冷房状態を
葆すとができる。
以上本発明において、エンジン負荷に対するコンプレッ
サ駆動トルクの配分値T2を求めることによりそれに見
合ってコンプレッサの吸入圧力を制御するようにして、
高負荷時のエンジン負担を、空調性を害することなく満
足できる車輌用空気調和装置の制御方法を得る。
[効果] 以上説明したように本発明によれば熱負荷と、この熱負
荷の大きさに関連して求めた吸入圧力設定値Psiとか
らコンプレッサの駆動トルクの予想値T1を演算する一
方、この駆動トルクの予想値T、と、エンジン負荷の大
きさに関連して特性Wで求めた駆動トルクの配分値T2
とを比較し、この駆動トルクの配分値T2が駆動トルク
の予想値Tlより大きいときは、吸入圧力制御手段49
を吸入圧力設定値P5、に設定し、駆動トルクの配分値
T2が駆動トルクの予想値Tlより小さいときは、吸入
圧力制御手段49を吸入圧力設定値Ps2に設定したの
で、コンプレッサ駆動に基づくエンジン負荷が増加せず
、登板、加速がスムーズに行なえる。また、駆動トルク
予想値T1と駆動トルクの配分値T1の大小に応じて吸
入圧力制御手段49の制御を切換えているので、より実
際に即した正確な空気調和の制御がなさる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例の車輌用空気調
和装置の制御方法のブロック図及びフローチャート図、
第3図乃至第9図は各演算手段のための特性図及びセン
サ、第10図乃至第13図は可変容量型コンプレッサの
断面平面図、断面側面図、及び吸入圧力制御機構の断面
側面図、断面部分図、第14図は従来の車輌用空気調和
装置の構成図である。 1・・・・・・コンプレッサ、12・・・・・・アクチ
エータ31、32.33.34.35・・・・・・セン
サ、41.42.43.44゜45、46.47.48
・・・・・・演算手段、47・・・・・・比較手段、4
o49・・・・・・制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  冷媒吸入圧力制御機構Dを有する可変容量型コンプレ
    ッサ及び上記吸入圧力制御機構Dを制御する吸入圧力制
    御手段を備えた車輌用空気調和装置の制御方法において
    、熱負荷とあらかじめ設定した特性Xとから吸入圧力設
    定値Ps_1を求め、この吸入圧力設定値Ps_1と熱
    負荷とあらかじめ設定した特性Vとからコンプレッサ駆
    動トルクの予想値T_1を求める一方エンジン負荷とあ
    らかじめ設定した特性Wで求めたコンプレッサ駆動トル
    ク配分値T_2と上記予想値T_1との大きさを比較し
    、上記配分値T_2が上記予想値T_2より大きいとき
    は吸入圧力制御手段により吸入圧力を上記吸入圧力設定
    値Ps_1に設定し、上記配分値T_2が上記予想値T
    _1より小さいときは上記予想値T_2とあらかじめ設
    定した上記特性Vとから求めた吸入圧力設定値Ps_2
    に吸入圧力を設定したことを特徴とする車輌用空気調和
    装置の制御方法。
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