JPH01175369A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH01175369A
JPH01175369A JP62334976A JP33497687A JPH01175369A JP H01175369 A JPH01175369 A JP H01175369A JP 62334976 A JP62334976 A JP 62334976A JP 33497687 A JP33497687 A JP 33497687A JP H01175369 A JPH01175369 A JP H01175369A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の詳細な説明〕 本発明は、色分解画像をディジタル的に読み取り処理す
るカラー画像処理装置にかかわり、特に、濃度の変換方
法に関するものである。
〔従来技術の説明〕
近年、カラー原稿を色分解し、色分解された画像をディ
ジタル的に読み取り、色補正9階調補正等の画像処理を
施したのち、カラープリンターに画像データを送出する
事により、カラー複写画像を得る、ディジタルカラー複
写装置が普及する様になった。この種のカラー複写装置
では、原稿から読み取られた各色成分データ値の大小に
よって各色画像の階調や濃度が決定される。一方、原稿
に忠実なカラー複写画像を得る為には、カラー画像形成
に寄与されるイエロー、マゼンタ、シアン。
ブラックの各成分データが、バランス良くデータ処理さ
れ、常に適正なカラーバランスを保つ事が重要である。
そのため、例えば、第53図(a)に示される如(、イ
エロー、マゼンタ、シアン。
ブラックが全濃度域にわたって適正なバランスが保たれ
る様、LυT(ルックアップテーブル)等で補正される
。更に、同じLUTを用いて、全体的に画像濃度を濃く
したり、うずくじたい時、同図(b)のごとく、各色ご
とのLUTの特性を、例えば濃(する時は矢印A方向に
、うすくする時はB方向に変化させて、イエロー、マゼ
ンタ、シアン。
ブラックの全LUTを同じ様に変化させて調整していた
。しかるに、例えば第53図(C)の様な、濃度特性を
持たせ、全体の濃度だけを変化させたい場合、原稿上の
ある1点の画像の色成分データが(Yl。
M、、C,)であり、それぞれ等しい入力変化△が生じ
た時、画像データは(y、+△y、  M、+Δm。
C8十△C)となるが、△y1△m1△Cは各々、図か
ら明らかな様に異なるので、イエロー、マゼンタ。
シアンのバランスは異なってしまう。即ち、イエロー。
マゼンタ、シアンで、各々独立して、変換テーブルを持
つ従来の方式では、変換特性を非線型にした場合、濃度
だけでなく色みが変ってしまい、例えばグレーのみの原
稿でも濃度域によっては、カラーバランスがグレー状態
からずれ、適正なグレーが再現できないという欠点があ
った。
〔目的〕
本発明は、上記欠点に鑑みてなされたもので、カラーバ
ランスを変える事な(、全体の濃度を変換する装置を提
供する事を目的としている。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係るデジタルカラー画像処理システム
の概略内部構成の一例を示す。本システムは、図示のよ
うに上部にデジタルカラー画像読み取り装置(以下、カ
ラーリーダー称する)■と、下部にデジタルカラー画像
プリント装置(以下、カラープリンタと称する)2とを
有する。このカラーリーダ1は、後述の色分解手段とC
CDの様な光電変換素子とにより原稿のカラー画像情報
をカラー別に読取り、電気的なデジタル画像信号に変換
する。また、カラープリンタ2は、そのデジタル画像信
号に応じてカラー画像をカラー別に再現し、被記録紙に
デジタル的なドツト形態で複数回転写して記録する電子
写真方式のレーザビームカラープリンタである。
まず、カラーリーダ1の概要を説明する。
3は原稿、4は原稿を載置するプラテンガラス、5はハ
ロゲン露光ランプ10により露光走査された原稿からの
反射光像を集光し、等倍型フルカラーセンサ6に画像入
力する為のロッドアレイレンズであり、5.6. 7.
 10が原稿走査ユニット11として一体となって矢印
A1方向に露光走査する。露光走査しなから1ライン毎
に読み取られたカラー色分解画像信号は、センサー出力
信号増巾回路7により所定電圧に増巾されたのち信号線
501により後述するビデオ処理ユニットに入力され信
号処理される。詳細は後述する。501は信号の忠実な
伝送を保障するための同軸ケーブルである。信号502
は等倍型フルカラーセンサ6の駆動パルスを供給する信
号線であり、必要な駆動パルスはビデオ処理ユニット1
2内で全て生成される。8,9は後述する画像信号の白
レベル補正、黒レベル補正のため白色板及び黒色板であ
り、ハロゲン露光ランプ10で照射する事によりそれぞ
れ所定の濃度の信号レベルを得る事ができ、ビデオ信号
の白レベル補正。
黒レベル補正に使われる。13はマイクロコンピュータ
を有するコントロールユニットであり、これはバス50
8により操作パネル20における表示。
キー人力制御及びビデオ処理ユニット12の制御、ポジ
ションセンサSl、S2により原稿走査ユニット11の
位置を信号線509,510を介して検出、更に信号線
503により走査体11を移動させる為のステッピング
モーター14をパルス駆動するステッピングモーター駆
動回路制御、信号線504を介して露光ランプドライバ
ーによるハロゲン露光ランプ10の0N10FF制御、
光貴制御、信号線505を介してのデジタイザー16及
び内部キー、表示部の制御等カラーリーダ一部1の全て
の制御を行っている。原稿露光走査時に前述した露光走
査ユニッ)11によって読み取られたカラー画像信号は
、増巾回路7.信号線501を介してビデオ処理ユニッ
ト12に入力され、本ユニット12内で後述する種々の
処理を施され、インターフェース回路56を介してプリ
ンタ一部2に送出される。
次に、カラープリンタ2の概要を説明する。7Ilはス
キャナであり、カラーリーダーlからの画像信号を光信
号に変換するレーザ出力部、多面体(例えば8面体)の
ポリゴンミラー712、このミラー712を回転させる
モータ(不図示)およびf/θしンズ(結像レンズ)7
13等を有する。714はレーザ光の光路を変更する反
射ミラー、715は感光ドラムである。レーザ出力部か
ら出射したレーザ光はポリゴンミラー712で反射され
、レンズ713およびミラー714を通って感光ドラム
715の面を線状に走査(ラスタースキャン)シ、原稿
画像に対応した潜像を形成する。
また、717は一次帯電器、718は全面露光ランプ、
723は転写されなかった残留トナーを回収するクリー
ナ部、724は転写前帯電器であり、これらの部材は感
光ドラム715の周囲に配設されている。
726はレーザ露光によって、感光ドラム715の表面
に形成された静電潜像を現像する現像器ユニットであり
、731Y、731M、731C,731Bkは感光ド
ラム715と接して直接現像を行う現像スリーブ、73
0Y、730M、730C,730Bkは予備トナーを
保持しておくトナーホッパー、732は現像剤の移送を
行うスクリューであって、これらのスリーブ731Y〜
731Bk、 トナーホッパー730Y〜7308にお
よびスクリュー732により現像器ユニット726が構
成され、これらの部材は現像器ユニットの回転軸Pの周
囲に配設されている。例えば、イエローのトナー像を形
成する時は、本図の位置でイエロートナー現像を行い、
マゼンタのトナー像を形成する時は、現像器ユニット7
26を図の軸Pを中心に回転して、感光体715に接す
る位置にマゼンタ現像器内の現像スイリーブ731Mを
配設させる。シアン、ブラックの現像も同様に動作する
また、716は感光ドラム715上に形成されたトナー
像を用紙に転写する転写ドラムであり、719は転写ド
ラム716の移動位置を検出するためのアクチュエータ
板、720はこのアクチュエータ板719と近接するこ
とにより転写ドラム716がホームポジション位置に移
動したのを検出するポジションセンサ、725は転写ド
ラムクリーナー、727は紙押えローラ、728は除電
器および729は転写帯電器であり、これらの部材71
9. 720.725゜727.729は転写ローラ7
16の周囲に配設されている。
一方、735. 736は用紙(紙葉体)を収納する給
紙カセット、737,738はカセット735,736
から用紙を給紙する給紙ローラ、739.740.74
1は給紙および搬送のタイミングをとるタイミングロー
ラであり、これらを経由して給紙搬送された用紙は紙ガ
イド749に導かれて先端を後述のグリッパに担持され
ながら転写ドラム716に巻き付き、像形成過程に移行
する。
又550はドラム回転モータであり、感光ドラム715
と転写ドラム716を同期回転する。750は像形成過
程が終了後、用紙を転写ドラム716から取りはずす剥
離爪、742は取はずされた用紙を搬送する搬送ベルト
、743は搬送ベルト742で搬送されて来た用紙を定
着する画像定着部であり、画像定着部743は一対の熱
圧力ローラ744及び745を有する。
まず、第2図に従って、本発明にかかるリーダ部のコン
トロール部13を説明する。
(コントロール部) コントロール部はマイクロコンピュータであるCPU2
2を含み、ビデオ信号処理制御、露光及び走査のための
ランプドライバー21.ステッピングモータドライバー
15.  デジタイザー16.操作パネル20の制御を
それぞれ信号線508(バス)。
504.503,505等を介して所望の複写を得るべ
くプログラムROM23.RAM24.RAM25にし
従って有機的に制御する。RAM25は電池31により
不揮発性は保障されている。505は一般的に使われる
シリアル通信用の信号線でCPU22とデジタイザー1
6とのプロトコルによりデジタイザー16より操作者が
入力する。即ち505は原稿の編集、例えば移動9合成
等の際の座標、領域指示、複写モード指示、変倍率指示
等を入力する信号線である。信号線503はモータドラ
イバ15に対しCPU22より走査速度、距離、往動、
復動等の指示を行う信号線であり、モータドライバ15
はCPU22からの指示によりステッピングモータ14
に対し、所定のパルスを入力し、モータ回転動作を与え
る。シリアルI/F29,30は例えばインテル社82
51の様なシリアルI/F用LSI等で実現される一般
的なものであり、図示していないがデジタイザ16.モ
ータドライバ15にも同様の回路を有している。CPU
22とモータドライバ15との間のインターフェースの
プロトコル第3図に示す。
又、SL、 S2は原稿露光□走査ユニット(第1図1
1)の位置検出のためのセンサであり、Slでホームポ
ジション位置であり、この場所において画像信号の白レ
ベル補正が行われる。S2は画像先端に原稿露光走査ユ
ニットがある事を検出するセンサであり、この位置は原
稿の基準位置となる。。
(プリンタインターフェース) 第2図における信号ITOP、BD、VCLK、VID
EO。
H8YNC,SRCOM (511〜516)は、それ
ぞれ第1図のカラープリンタ部2とリーダ部lとの間の
インターフェース用信号である。リーダ部lで読み取ら
れた画像信号VIDEO514は全て上記信号をもとに
、カラープリンタ部2に送出される。ITOPは画像送
り方向(以下副走査方向と呼ぶ)の同期信号であり、1
画面の送出に1回、即ち4色(イエロー、マゼンタ、シ
アン、Bk)の画像の送出には各々1回、計4回発生し
、これはカラープリンタ部2の転写ドラム716上に巻
き付けられた転写紙の紙先端が感光ドラム715との接
点にてトナー画像の転写を受ける際、原稿の先端部の画
像と位置が合致するべ(転写ドラム716.感光ドラム
715の回転と同期しており、リーダ1内ビデオ処理ユ
ニツトに送出され、更にコントローラ13内のCPU2
2の割込みとして入力される(信号511)。CPU2
2はITOP割り込みを基準に編集などのための副走査
方向の画像制御を行う。BD512はポリゴンミラー7
12の1回転に1回、すなわちlラスタースキャンに1
回発生するラスタースキャン方向(以後、これを主走査
方向と呼ぶ)の同期信号であり、り一ダ部lで読み取ら
れた画像信号は主走査方向に1ラインずつBDに同期し
てプリンタ部2に送出される。
VCLK513は8ビツトのデジタルビデオ信号514
をカラープリンタ部2に送出する為の同期クロックであ
り、例えば第4図(b)のごとくフリップフロップ32
.35を介してビデオデータ514を送出する。H3Y
NC515はBD信号512よりVCLK513に同期
してつくられる。主走査方向同期信号であり、BDと同
一周期を持ち、VIDEO信号514は厳密にはH3Y
NC515と同期して送出される。これはBD信号51
5がポリゴンミラーの回転に同期して発生される為ポリ
ゴンミラー712を回転させるモータのジッターが多(
含まれ、BD倍信号そのまま同期させると画像にジッタ
ーが生ずるのでBD倍信号もとにジッターのないVCL
Kと同期して生成されるH3YNC515が必要なため
である。SRCOMは半二重の双方向シリアル通信の為
の信号線であり、第4図(C)に示すごとくリーダ部か
ら送出される同期信号CBUSY (コマンドビジー)
間の8ビツトシリアルクロツク5CLKに同期してコマ
ンドCMが送出され、これに対しプリンタ部から 5B
USY(ステータスビジー)間の8ビツトシリアルクロ
ツクに同期してステータスSTが返される。このタイミ
ングチャートではコマンド“8EH”に対しステータス
“3CH”が返された事を示しており、リーダ部からの
プリンタ部への指示、例えば色モード、カセット選択な
どやプリンタ部の状態情報、例えばジャム。
紙なし、ウェイト等の情報の相互やりとりが全てこの通
信ラインSRCOMを介して行われる。
第4図(a)に1枚の4色フルカラー画像をITOP及
びH3YNCに基づき送出するタイミングチャートを示
す。ITOP511は転写ドラム716の1回転、又は
2回転に1回発生され■ではイエロー画像、■ではマゼ
ンタ画像、■ではシアン画像、■ではBkの画像データ
がリーダ部lよりプリンタ部2に送出され、4色重ね合
わせのフルカラー画像が転写紙上に形成される。H8Y
NCは例えばA3画像長手方向420 m mかつ、送
り方向の画像密度を16pef/mmとすると、420
x 16=6720回送出される事となり、これは同時
にコントローラ回路13内のタイマー回路28へのクロ
ック入力に入力されており、これは所定数カウントのの
ち、CPU22に割り込みHINT517をかける様に
なっている。これによりCPU22は送り方向の画像制
御、例えば抜取りや移動等の制御を行う。
(ビデオ処理ユニット) 次に第5図以下に従ってビデオ処理ユニット12につい
て詳述する。原稿は、まず露光ランプIO(第1図、第
2図)により照射され、反射光は走査ユニット11内の
カラー読み取りセンサ6により画像ごとに色分解されて
読み取られ、増幅回路42で所定レベルに増幅される。
41はカラー読み取りセンサを駆動する為のパルス信号
を供給するCODドライバーであり、必要なパルス源は
システムコントロールパルスジェネレータ57で生成さ
れる。
第6図にカラー読み取りセンサ及び駆動パルスを示す。
第6図(a)は本例で使用されるカラー読み取りセンサ
であり、主走査方向を5分割して読み取るべく 62.
5 μm (1/ 16mm)を1画素として、102
4画素、即ち図のごと(1画素を主走査方向にG、 B
、 Rで3分割しているので、トータル1024x 3
 = 3072の有効画素数を有する。一方、各チップ
58〜62は同一セラミック基板上に形成され、センサ
の1. 3. 5番目(58,60,62)は同一ライ
ンLA上に、2,4番目はLAとは4ライン分(62,
5μmX4二250μm)だけ離れたラインLB上に配
置され、原稿読み取り時は、矢印AL力方向走査する。
各5つのCODは、またl、  3. 5番目は駆動パ
ルス群0DRV5181.:、2,4番目はEDRV5
19により、それぞれ独立にかつ同期して駆動される。
0DRV518に含まれる0OIA、002A、OR3
とEDRV519に含まれるEOIA、EO2A、ER
3はそれぞ各センサ内での電荷転送りロック、電荷リセ
ットパルスであり、!、  3. 5番目と2,4番目
との相互干渉やノイズ制限のため、お互いにジッタにな
い様に全(同期して生成される。この為、これらパルス
は1つの基準発振源03C58’  (第5図)から生
成される。第7図(a)は0DRV518.EDRV5
19を生成する回路ブロック、第7図(b)はタイミン
グチャートであり、第5図システムコントロールパルス
ジェネレータ57に含まれる。単一の08058’より
発生される原クロック0LKOを分周したクロックKO
535は0DRVとEDRVの発生タイミングを決める
基準信号5YNC2,5YNC3を生成するクロックで
あり、5YNC2,5YNC3はCPUバスに接続され
た信号線539により設定されるプリセッタブルカウン
タ64.65の設定値に応じて出力タイミングが決定さ
れ、5YNC2,5YNC3は分周器66.67及び駆
動パルス生成部68. 69を初期化する。即ち、本ブ
ロックに入力されるH3YNC515を基準とし、全て
1つの発振源OSCより出力されるCLKO及び全て同
期して発生している分周クロックにより生成されている
ので、0DRV518とEDRV519のそれぞれのパ
ルス群は全(ジッタのない同期した信号として得られ、
センサ間の干渉による信号の乱れを防止できる。ここで
お互いに同期して得られた、センサ駆動パルス0DRV
518は1.3.5番目ノセンサに、EDRV519 
 。
は2,4番目のセンサに供給され、各センサ58゜59
、 60. 61. 62からは駆動パルスに同期して
ビデオ信号v1〜v5が独立に出力され、第5図40で
示される各チャネル毎で独立の増幅回路42で所定の電
圧値に増幅され、同軸ケーブル501(第1図)を通し
て第6図(b)の008529のタイミングでVl、V
3.V5がEO3534のタイミングでV2.V4の信
号が送出されビデオ処理ユニットに入力される。
ビデオ処理ユニット12に入力された原稿を5分割に分
けて読み取って得られたカラー画像信号は、サンプルホ
ールド回路S/H43にてG(グリーン)。
B(ブルー)、R(レッド)の3色に分離される。
従ってS/Hされたのちは3X5=15系統の信号処理
系となる。第8図(b)に入力された1チヤンネル分の
サンプルホールド処理され、増幅されたのちA/D変換
回路45に入力されてマルチプレクスされたデジタルデ
ータA/Doutの得られるタイミングチャートを示す
。第8図(a)に処理ブロック図を示す。
前述した5チツプの等倍型カラーセンサより読み取られ
たアナログカラー画像信号は各5チヤンネルごとに第8
図(a)のアナログカラー信号処理回路にそれぞれ入力
される。各チャンネルに対応する回路A−Eは同一回路
であるので、回路Aに関し第8図(b)の波形タイミン
グとともに説明する。
入力されるアナログカラー信号は第8図(b) 5iG
Aのごと<、G−B→Rの順であり、サンプルホールド
回路(S/H)2’50で色ごとのサンプルホールドパ
ルス5HG535,5HB536,5HR537で各色
ハラレルニ変換スル。第8図(b)VDGI、VDBI
VDRI (538〜540)ここで色ごとに分離され
た信号538〜540はアンプ251〜253でオフセ
ット(第8図(C)0特性)調整がなされたのち、ロー
パスフィルター(LPF)254〜256で信号成分以
外の帯域をカセットしたのちアンプ257〜259でゲ
イン調整(第8図(C) G特性)の後に、再び1系統
の信号にマルチブレクスすべくパルスGSEL。
BSEL、R3EL (544〜546)によってMP
X260で1系統になり、A/D変換されデジタル値に
変換される(ADOUT547)。本構成ではMPX2
60 でマルチプレックスしたのちA/D変換するので
、G。
B、  R63色5チヤンネル計15系統の色信号を5
つのA/D変換器で行われる。B−E回路に関しても上
と同様である。
次に本実施例では前述した様に4ライン分(62,5μ
mX4=250μm)の間隔を副走査方向に持ち、かつ
主走査方向に5領域に分割した5つの千鳥状センサで原
稿読み取りを行っているため、第9図(a)で示すごと
(、先行走査しているチャンネル2,4と残る1、 3
. 5では読み取る位置がズしている。
そこでこれを正しくつなぐ為に、複数ライン分のメモリ
を用いて行ってい、る。第9図(b)は本実施例のメモ
リ構成を示し、70〜74はそれぞれ複数ライン分格納
されているメモリで、FiFo構成をとている。即ち、
70.72.74は1ライン1024画素として5ライ
ン分、71.73は15ライン分の容量を持ち、ラスト
ポインタWPO75,WPE76で示されるポイントか
ら1ライン分ずつデータの書き込みが行われ、lライン
分書き込みが終了すると、WPO又はWPEは+1され
る。WPO75はチャンネルl。
3.5に共通、WPE76は2,4に共通である。
0WR3T540.EWR3T541はそれぞれのライ
ンポインタWPO75,WPE76の値を初期化して先
頭に戻す信号であり、0R3T542.ER3T543
はリードポインタ(リード時のポインタ)の値を先頭に
戻す信号である。いまチャンネルlと2を例にとって説
明する。第9図(a)のごとくチャンネル2はチャンネ
ルlに対し4ライン分先行しているから同一ライン、例
えばライン■に対してチャネル2が読み込みFiFoメ
モリ71に書き込みを行ってから、4ライン後にチャン
ネル1がライン■を読み込む。従ってメモリへの書き込
みポインタWPOよりもWPEを4だけ進めておくと、
FiFoメモリからそれぞれ読み出す時間−のリードポ
イント値で読み出すと、チャンネル1.3. 5とチャ
ンネル2.4は同一ラインが読み出され、副走査方向の
ズレは補正された事になる。例えば第9図(b)でチャ
ンネル1はWPOがメモリの先頭ライン1にWP。
があり、同時にチャンネル2はWPEが先頭から5ライ
ンめの5を指している。この時点からスタートすれば、
WPOが5を示した時WPEは9を指し、ともにポイン
ターが5の領域に原稿上のライン■が書き込まれ、以後
RPO,RPE (リードポインタ)を両方同様に進め
ながらサイクリックに読み出していけば良い。第9図(
c)は上述した制御を行うためのタイミングチャートで
あり、画像データはH5YNC515に同期して1ライ
ンずつ送られて来る。EWR3T541,0WR3T5
40は図の様に4ライン分のズレを持って発生され、0
R3T542はFiFoメモリ70. 72.74の容
量分、従って、5ラインごと、ER3T 543は同様
な理由で15ラインごとに発生される。一方読み出し時
はまずチャンネル1より5倍の速度で1ライン分、次に
チャンネル2より同様に1ライン分、次いで3チヤンネ
ル。
4チヤンネル、5チヤンネルと順次読み出し、IH5Y
NCの間にチャンネルlから5までのつながった信号を
得ることができる。第9図(d)IRD〜5RD (5
44〜548)は各チャンネルの読み出し動作の有効区
間信号を示している。なお、本FiFoメモリを用いた
チャンネル間の画像つなぎ制御のための制御信号は、第
5図メモリ制御回路57′  で生成される。回路57
′はTTL等のディスクリート回路で構成されるが、本
発明の主旨とするところでないので説明を省略する。ま
た、前記メモリは画像のブルー成分、グリーン成分、レ
ッド成分の3色分を有しているが、同一構成であるので
説明はうち1色分のみにとどめた。
第10図(a)に点補正回路を示す。第10図(b)の
様にチャンネル1〜5の黒レベル出力はセンサに入力す
る光量が微少の時、チップ間2画素間のバラツキが大き
い。これをそのまま出力し画像を出力すると、画像のデ
ータ部にスジやムラが生じる。
そこでこの黒部の出力バラツキを補正する必要が有り、
第10図(a)の様な回路で補正を行う。コピー動作に
先立ち、原稿走査ユニットを原稿台先端部の非画像領域
に配置された均一濃度を有する黒色板の位置へ移動し、
ハロゲンを点灯し黒レベル画像信号を本回路に入力する
。この画像データはlライン分を黒レベルRAM78に
格納されるべく、セレクタ82でAを選択(■)、ゲー
ト80を閉じ(■)、81を開(。即ち、データ線は5
51→552→553と接続され、一方RAMのアドレ
ス入力にはH5YNCで初期化されるアドレスカウンタ
84の出力が入力されるべ(◎が出力され、1ライン分
の黒レベル信号がRAM78の中に格納される(以上黒
基準値取込みモード)。画像読み込み時には、RAM7
Bはデータ読み出しモードとなり、データ線553→5
57の経路で減算器79のB入力へ毎ライン、1画素ご
とに読み出され入力される。即ちこの時ゲート81は閉
じ(■)、80は開((■)。従って、点補正回路出力
556は黒レベルデータDK(i)に対し、例えばブル
ー信号の場合Bin(,1)−DK(i)=Bout(
i)として得られる(点補正モード)。同様にグリーン
Gin、  レッドRinも77G、  77Rにより
同様の制御が行われる。また本制御のための各セレクタ
ゲートの制御線■、■、■、■はCPU (第2図22
) Iloとして割り当てられたラッチ85によりCP
U制御で行われる。
次に第11図で白レベル補正(シェーディング補正)を
説明する。白レベル補正は原稿走査ユニットを均一な白
色板の位置に移動して照射した時の白色データに基づき
、照明系、光学系やセンサの感度バラツキの補正を行う
。基本的な回路構成を第11図(a)に示す。基本的な
回路構成は第10図(a)と同一であるが、点補正では
減算器79に て補正を行っていたのに対し、白補正で
は乗算器79′  を用いる点が異なるのみであるので
同一部分の説明は省く。色補正時に、まず原稿走査ユニ
ットが均一白色板の位置(ホームポジション)にある時
、即ち、複写動作または読み取り動作に先立ち、露光ラ
ンプを点灯させ、均−白レベルの画像データを1ライン
分の補正RAM78’  に格納する。例えば、主走査
方向A4長手方向の幅を有するとすれば、16pej!
/mmで16 X 297mm = 4752画素、即
ち少なくともRA、 Mの容量は4752バイトあり、
第11図(b)のごと(、i画素目の白色板データWi
(i=1〜4752)とするとRAM78’  には第
11図(C)のごとく、各画素毎の白色板に対するデー
タが格納される。
一方Wiに対し、i番目の画素の通常画像の読み取り値
Diに対し補正後のデータDo=  DiXFFT(/
 W iとなるべきである。そこでコントローラ内CP
U (第2図22)より、ラッチ85′■′、■′、■
′。
■′に対しゲート80′を閉じ、81’を開き、さらに
セレクタ82’ 、  83’にてBが選択される採出
力し、RAM78’ をCPUアクセス可能とする。次
に先頭画素Woに対しFFH/Wo、Wlに対しFF/
W、・・・と順次演算してデータの置換を行う。色成分
画像のブルー成分に対し終了したら(第11図(d) 
5tepB)同様にグリーン成分(StepG)レッド
成分(StepR)と順次行い、以後入力される原画像
データDiに対してD o = D i X F F 
H/ W iが出力される様にゲート80′  が開(
■’)、81’が閉(■′)、セレクタ83′はAが選
択され、RAM78’から読み出された係数データF 
F H/ W iは信号線553→557を通り、一方
から入力された原画像データ551との乗算がとられ出
力される。
以上の構成及び動作により高速化がはかられ、1画素ご
との補正が可能になった。
更に、本構成においてはlライン分の画像データを高速
に入力し、かつCPU22によりRD、  WRアクセ
ス可能なことより、原稿上の任意の位置、例えば、第1
2図のごとく原稿上の座標(X m m 。
ym m )の点Pの画像データの成分を検出したい場
合X方向に(16XX)ライン、走査ユニットを移動し
、このラインを前述した動作と同様な動作によりRAM
78’  に取り込み(16XY)画素目のデータを読
み込む事により、B、 G、 Hの成分比率が検出でき
る(以後この動作を“ラインデータ取り込みモード“と
呼ぶ)。更には本構成により、複数ラインの平均(以後
“平均値算出モード”と呼ぶ)濃度ヒスI・ダラム(゛
ヒストグラムモード”と呼ぶ)が容易に得られることは
当業者ならば容易に類推し得るであろう。
以上のごとく、画像入力系の黒レベル感度、暗電流バラ
ツキ、各センサー間バラツキ、光学系光量バラツキや白
レベル感度等種々の要因に基づ(、黒レベル、白レベル
の補正を行い、主走査方向にわたって均一になった、入
力された光量に比例したカラー画像データは、人間の目
に比視感度特性に合わせて、対数変換回路86(第5図
)に入力される。ここでは、白= OOH,黒=FFH
となるべく変換され、更に画像読み取りセンサーに入力
される画像ソース、例えば通常の反射原稿と、フィルム
プロジェクタ−等の透過原稿、又同じ透過原稿でもネガ
フィルム、ポジフィルム又はフィルムの感度、露光状態
で入力されるガンマ特性が異なっているため、第13図
(a)、  (b)に示されるごとく、対数変換用のL
UT (ルックアップテーブル)を複数有し、用途に応
じて使い分ける。切りかえは、信号線1 go、  l
 gl、、 l g2 (560〜562)により行わ
れ、CPU (22)のI10ポートとして、操作部等
からの指示入力により行われる。ここで各B、G、Hに
対して出力されるデータは、出力画像の濃度値に対応し
ており、B(ブルー)に対する出力はイエローのトナー
量、G(グリーン)に対してはマゼンタのトナーffi
、R(レッド)に対してはシアンのトナー量に対応する
ので、これ以後のカラー画像データはY、M、Cに対応
づける。
対数変換により得られた原稿画像からの各色成分画像デ
ータ、即ちイエロー成分、マゼンタ成分。
シアン成分に対して、次に記す色補正を行う。カラー読
み取りセンサーに一画素ごとに配置された色分解フィル
ターの分光特性は、第14図に示す如く、斜線部の様な
不要透過領域を有しており、一方、転写紙に転写される
色トナー(Y、M、C)も第15図の様な不要吸収成分
を有する事はよく知られている。そこで、各色成分画像
データYi、  Mi、 Ciに対し、 なる各色の一次式を算出し色補正を行うマスキング補正
はよく知られている。更にYi、  Mi、  Ciに
より、Min (Yi、 Mi、 Ci) (Yi、 
Mi、 Ciのうちの最小値)を算出し、これをスミ(
黒)として、後に黒トナーを加える(スミ入れ)操作と
、加えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じる下色
除去(UCR)操作も良く行われる。第16図(a)に
、マスキング、スミ入れ、UCRの回路構成を示す。本
構成において特徴的な事は■マスキングマトリクスを2
系統有し、1本の信号線の“110”で高速に切りかえ
る事ができる■UCRの有り、なしが1本の信号線“I
lo”で、高速に切りかえる事ができる ■スミ量を決定する回路を2系統有し、“110”で高
速に切りかえる事ができる という点にある。まず画像読み取りに先立ち、所望の第
1のマトリクス係数M + +第2のマトリクス計数M
2をCPU22に接続されたバスより設定する。本例で
は が、Mlはレジスタ87〜95に、M2は96〜104
に設定されている。また111〜122. 135. 
131はそれぞれセレクターであり、S端子=“1”の
時Aを選択、“0”の時Bを選択する。従ってマトリク
スM1を選択する場合切り替え信号MAREA564=
“1″に、マトリクスM2を選択する場合″0″とする
。また123はセレクターであり、選択信号Co、C、
(566,567)により第16図(b)の真理値表に
基づき出力a、  b、 cが得られる。選択信号C8
,C1及びC2は、出力されるべき色信号に対応し、例
えばY、M、C,Bkの順に(C2゜C、、Co) =
 (0,O,O)、  (0,0,1)、  (0゜1
、 0)、  (1,0,’O)、更にモノクロ信号と
して(0,1,1)とする事により所望の色補正された
色信号を得る。いま(Co+  CII  C2) −
(0+0.0)、かつMAREA=“1”とすると、セ
レク夕123の出力(al  b、  c)には、レジ
スタ87゜88.89の内容、従−yテ(ayx、  
−bMt、  −CCI)が出力される。一方、入力信
号Yi、  Mi、 CiよりMin(Yi、  Mi
、  C4)=にとして算出される黒成分信号574は
134にてY=ax−b (a、  bは定数)なる−
次変換をうけ、(セレクター135を通り)減算器12
4. 125. 126のB入力に入力される。
各減算器124〜126では、下色除去としてY=Yi
−(ak−b)、 M=Mi −(ak−b)、 C=
C1−(ak−b)が算出され、信号線577、 57
8. 579を介して、マスキング演算の為の乗算器1
27,128゜129に入力される。セレクター135
は信号UAREA565により制御され、UAREA 
565は、UCR(下色除去)、有り、無しを“Ilo
“で高速に切り替え可能にした構成となっている。乗算
器127. 128゜129には、それぞれA入力には
(ayx、−bMl、−CCI)、B入力には上述した
(Yi −(ak−b)、 Mi −(ak−b)、 
Ci −(ak−b)) = (Yi、 Mi、 Ci
)が入力されているので同図から明らかな様に、出力D
outにはC2=0の条件(Y o r M o r 
C選択)でYout:=YiX (aYl)+Mjx 
(−bMx)+Cix (−Cat)が得られ、マスキ
ング色補正、下色除去の処理が施されたイエロー画像デ
ータが得られる。同様にして Mout=YiX(−aY2)+Mix(bM2)+C
1X(−CC2)Cout=YiX(−aY3)十M、
iX(−bM3)+C1X(CC3)がDoutに出力
される。色選択は、前述した様にカラープリンターの現
像順に従って(co、C1゜C2)により第16図(b
)の表に従ってCPU22により制御される。レジスタ
105〜107,108〜110は、モノクロ画像形成
用のレジスタで、前述したマスキング色補正と同様の原
理により、MONO=k 1Yi+ 11Yi+m H
C4により各色に重み付は加算により得ている。切りか
え信号MAREA564゜UAREA565.KARE
A587は、前述した様にマスキング色補正の係数マト
リクスM1とM2の高速切りかえ、UAREA565は
、UCR有り、なしの高速切りかえ、KAREA587
は、黒成分信号(信号線569→セレクター131を通
ってDoutに出力)の、1次変換切りかえ、即ちK 
= M i n (Y i 、  M i 。
Ci)に対し、Y=ck−d又はY=ek−f (c、
  d。
e、  fは定数パラメータ)の特性を高速に切りかえ
る信号であり、例えば−複写画面内で領域毎にマスキン
グ係数を異ならせたり、UCR量又はスミ量を領域ごと
で切りかえる事が可能な様な構成になっている。従って
、色分解特性の異なる画像入力ソースから得られた画像
や、黒トーンの異なる複数の画像などを、本実施例のご
とく合成する場合に適用し得る構成である。なおこれら
、領域信号MAREA、UAREA、KAREA (5
64,565゜587)は後述する領域発生回路(第2
図51)にて生成される。
第17図は、領域信号発生(前述のMAREA564゜
UAREA565.KAREA587など)の説明の為
の図である。領域とは、例えば第17図(e)の斜線部
の様な部分をさし、これは副走査方向A→Bの区間に、
毎ラインごとに第17図(e)のタイミングチャー)A
REAの様な信号で他の領域と区別される。各領域は第
1図のデジタイザ16で指定される。第17図(a)〜
(d)は、この領域信号の発生位置9区間長1区間の数
がCPU22によりプログラマブルに、しかも多数得ら
れる構成を示している。本構成に於いては、1本の領域
信号はCPUアクセス可能なRAMの1ビツトにより生
成され、例えばn本の領域信号AREAO〜AREAn
を得る為に、nビット構成のRAMを2つ有している。
(第17図(d) 136.137)。いま、17図(
b)の様な領域信号AREAO,及びAREAnを得る
とすると、RAMのアドレスXI+X3のビットOに“
ビを立て、残りのアドレスのビットOは全て“0”にす
る。一方、RAMのアドレス1.  X1+  X2 
+  X4に“1″をたてて、他のアドレスのビットn
は全て“0″にする。H3YNCを基準として一定クロ
ックに同期して、RAVfのデータを順次シーケンシャ
ルに読み出していくと例えば、第17図(C)の様に、
アドレスX、とX3の点でデータ“1”が読み出される
。この読み出されたデータは、第17図(d)148−
0〜148− nのJ−にフリップフロップのJ。
K両端子に入っているので、出力はトグル動作、即ちR
AMより“1”が読み出されCLKが入力されると、出
力“0”→“1”、“1”→“0”に変化して、ARE
AOの様な区間信号、従って領域信号が発生される。ま
た、全アドレスにわたってデータ=“0”とすると、領
域区間は発生せず領域の設定は行われない。第17図(
d)は本回路構成であり、136.137は前述したR
AMである。これは、領域区間を高速に切りかえるため
に例えば、RAMA136よりデータを毎ラインごとに
読み出しを行っている間にRAMB137に対し、CP
U22 (第2図)より異なった領域設定の為のメモリ
書き込み動作を行う様にして、交互に区間発生と、CP
Uからのメモリ書き込みを切りかえる。従って、第17
図(f)の斜線領域を指定した場合、A−4−B、A、
B、Aの様にRAMAとRAMBが切りかえられ、これ
は第17図(d)において、(C3,C4,C3)=(
0,1,O)とすれば、VCLKでカウントされるカウ
ンタ出力がアドレスとして、セレクタ139を通してR
AMA136に与えられ(Aa)、ゲート142開、ゲ
ート144閉となってRAMA136から読み出され、
全ビット幅、nビットがJ−にフリップフロップ148
−0〜148−nに入力され、設定された値に応じてA
 RE A O−A RE A nの区間信号が発生さ
れる。BへのCPUからの書込みは、この間アドレスバ
スA−Bus、データバスp−Eu5及び、アクセス信
号R/Wにより行う。逆にRAMB137に設定された
データに基づいて区間信号を発生させる場合(C3,C
4,CB)= (1,0,1)とする事で、同じ様に行
え、CPUからのRAMA136へのデータ書き込みが
行える。(以後この2つのRAMをそれぞれA−RAM
、B−RAM、C3゜C4,C5をAREA制御信号(
ARCNT)と呼ぶ・・・C3,C4,C5はCPUの
I10ポートより出力される)。第17図(g)に各ビ
ットと信号名の対応表を示す。
次に第18図に従って色変換の回路構成を示す。
ここにおける色変換とは、本回路に入力される各色成分
データ(Y i 、  M i 、  Ci )が、あ
る特定の色濃度を有する場合、又は、色成分比率を有す
る時、これを他の色に置きかえる事を言う。例えば、第
18図(C)の原稿の赤(斜線部)の部分だけ青に変え
る事を言う。まず、本回路に入力される各色データ(Y
 i 、 M i 、 Ci )は、平均化回路149
゜150、 151で8画素単位で平均がとられ、一方
は加算器155で(Y i + M i + Ci )
が算出され、除算器152. 153. 154のB入
力へ、もう一方は各々六入カへ、入力された色成分比率
がイエロー比率r a y = Y i / Y i 
+ M i +Ci 、 ?ゼンタ比率r a m =
M i / Y i + M i + Ci 、  シ
アン比率rac=ci/Yi+M i + Ciとして
、それぞれ信号線604. 605゜606として得ら
れ、ウィンドウコンパレータ156〜158に入力され
る。ここでは、CPUバスより設定される各色成分の比
較上限値と下限値、従って(V u 、  m u 、
  Cu )と(yl、mA’、Cf)との間に前記比
率が入っている事、即ち、yI!≦ra y <yuの
時、出カニ″1”、 m !!≦ra m < m u
の時、出力=“i”、 cz≦ra c < Cuの時
出力=“1”となり、上記3条件がそろった時入力され
た色が所望の色であると判断し、3人力AND165の
出力=1となってセレクター175の80人力に入力さ
れる。
加算器155は、CPU22のI10ポートより出力さ
れる信号線CHGCNT607がM1″の時出力603
=ΣAiとなり、“O”の時出力603二1が1〜3 出力される。従って、“Onの時除算器152. 15
3゜154の出力はA入力がそのまま出力される。即ち
、この時はレジスタ159〜164には所望の色成分比
率ではな(、色濃度データが設定される。175は4系
統入力、l系続出力のセレクターであり、入力1、 2
. 3には変換後の所望の色データがそれぞれY成分1
閘成分、C成分として入力される一方、4には読み取っ
た原稿画像に対してマスキング色補正、UCRが施され
たデータVinが入力され、第16図(a)のDout
に接続される。切り換え人力S。は、色検出が“真”で
ある、即ち所定の色が検出された時“1”、その他の時
“0”に、Slは第17図(d)の領域発生回路で発生
される領域信号CHA RE A0615で、指定領域
内“1゛、領域外“0”となり、“1”である時色変換
が行われ、“0”の時打われない。B2,83人入力0
. C,(616,617)は、第16図(a)のC8
,C1信号と同一であり、(co、  CI) = (
0,0)、  (0,l)、  (1,0)の時、それ
ぞれカラープリンターでのイエロー画像形成、マゼンタ
画像形成、シアン画像形成を行う。セレクター175の
真理値表を第18図(b)に示す。レジスタ166〜1
68は変換後の所望の色成分比率、又は、色成分濃度デ
ータをCPUより設定する。y’ 、  m’ 、 c
’ が色成分比率の場合、CHGCNT607=″1″
に設定されるので、加算器155の出力603は(Y 
i + M i 十Ci )となり、乗算器169〜1
71のB入力に入力されるので、セレクタ入力1. 2
. 3にはそれぞれ (Y i + M i 十Ci ) X y’ 、  
(Y i + M i + Ci ) X m ’ 。
(Yi+Mi+C1)XC’ が入力され、真理値表第18図(b)にしたがって色変
換される。一方y J 、   / 、  C/  が
構成分濃度データの場合、C)IGCNT=“0″と設
定され信号603−“1”、従って乗算器169〜17
1の出力、従ってセレクタ175の入力1.2.3には
、データ(y’ 、  m” 、  c’ )がそのま
ま入力され、色成分濃度データの置きかえによる色変換
が行われる。
領域信号CHAR]EA’615は、前述した様に区間
長。
数が任意に設定できるので、第18図(d)の様に複数
の領域rI、r2.r3に限ってこの色変換を適用した
り、第18図(a)を複数回路用意する事により、例え
ば領域r1内は赤→青+  r2内は赤→黄+  r3
内は白→赤という様な複数領域、複数色にわたる色変換
も、高速かつリアルタイムで可能になる。これは、前述
した回路と同一の色検出→変換回路が複数用意されてお
り、セレクター230により各回路の出力A、  B、
  C,Dより必要なデータがCH3ELO,CH3E
LIにより選択され、出力619に出力される。また各
回路に適応される領域信号はCHAREAO〜3、また
CH8EL0,1も第17図(d)のごと(、領域発生
回路51により発生される。
第52図(a)は、本発明にかかる濃度調整回路であり
、第33図pooo (標準画面)上の濃度調整キーe
1又はfを操作者がタッチすると、第52図(C)の様
にキータッチeに対応して特性は一1→−2→−3→−
4、キータッチfに対応して特性は+1→+2→+3→
+4と変化し、回路動作は操作に対応している。第52
図(a)において、231は3人力加算器であり、入力
A、 B、 Cに、Y (670)。
M (671)、  C(672)のデジタルデータが
入力されると、出力にはΣ=Y+M十C(674)が出
力され、一方はLUT233に、もう一方は除算回路2
34に入力される。232は3人力セレクターであり、
色選択信号C8,C,(566、567)により、第1
6図(b)°に示される様、入力のY、M、Cの1つが
選択されて、除算器234のもう一方の入力へ接続され
ている。従って除算器234の出力Rはイエロー選択時
はRy=Y/Y+M+C(co、 c、=o、 o)、
マゼンタ選択時はRM=M/Y+M+C(Co、C,=
1゜0)、シアン選択時はRC=C/Y+M+C(Co
、C。
=1.  O)となる。即ち、Rは本回路ブロックに入
力される。それぞれ、色成分画像データの成分比率であ
る事がわかる。233はデータ変換用のルックアップテ
ーブル(LUT)であり、第19図(a)と同じ構成を
とり、CP’Uからアクセス可能なRAMであって、第
2図のROM23に予め格納されであるデータ群を本R
AMにロードする事により、テーブルを形成している。
LUTの特性は、第52図(b)で前述した様に、操作
部タッチパネルキーのタッチと対応して、複数組に切り
かえられる。所望のデータ変換をうけた出力f (Y十
M+C)は次段の乗算回路235の一人力に、また、各
色成分率が他人力に入力され、イエロー、マゼンタ、シ
アンそれぞれYOUT=f (Y+M十〇)XRY、M
OUT=f(Y+M十C)XRM、C0UT=f (Y
+M十C)XRCとして出力され、イエロー、マゼンタ
、シアンの画像データは所望の濃度変換を受けるが、色
成分比率は、YOUT : MOUT : C0UT=
Y/Y+M+C: M/Y十M+C:C/Y+M+C=
Y: M :Cと入力の比率がそのまま保存される事に
なり、いかなる変換特性f (Y+M+C)を設定して
も、カラーバランスはくずれない。
第19図は、本システムにおける出力画像のカラーバラ
ンスを制御するためのカラーバランス調整回路であり、
基本的には、L’UT(ルックアップテーブル)による
データ変換であって、操作部からの入力指定に対応づけ
てLUTのデータが書き換えられる。LUT用のRAM
177にデータを書き込む場合、選択信号線RAM5L
623−“0”とする事により、セレクタ176はB入
力が選択され、ゲート178は閉、179は開となって
CPU22がらのバスABUS、DBUS (アドレス
データ)はRAM177に接続され、データの書込み又
は読み出しが行われる。−担変換テーブルが作成された
あとはRAM5L623=“1″となり、Din 62
0からのビデオ入力はRAM177のアドレス入力に入
力され、ビデオデータでアドレシングされ、所望のデー
タがRAMより出力され開かれたゲート178を通って
次段の変倍制御回路に入力される。また本RAMには、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック、MONOと5
通り、少くとも2種類(第19図(b) AとB)有し
ており、色ごとの切りかえは、第16図と同様C0,C
,、C2(566、567、568)で行われ、また前
記領域発生回路第17図により発生されるGARA62
6により、例えば、第19図−(c)のように領域Aは
Aなる変換特性、領域BはBなる変換特性を持たせて、
1枚のプリントとして得る事ができる様な構成である。
本RAMは2種類A、 Bの変換特性を有し、領域ごと
で高速に切りかえられる様にしたが、これを増設する事
により、更に多くの特性を高速に切りかえる事も可能で
ある。第19図(a)のDout625は次段第20図
(a)の変倍制御回路の入力Din626に入力される
また、本変換用RAMは図から明らかな様に、各色ごと
に個別に特性を切り換える様になっており、操作パネル
上の液晶タッチパネルキーからの操作と関連づけてCP
U22から書き換えられる。
例えば、第37図P420の画面(〈カラークリエイト
〉モード内、カラーバランス調整)では、カラーバラン
スを調整すべく、y、M、C,Bkについて、それぞれ
個別にRAM177内領域のみを書き換える。即ち、例
えばイエロー成分の色調を変える場合画面P420内タ
ッチキーy、を押すと、黒の帯表示は上方向に伸び、変
換特性は第19図(f)−Yの様にy1方向、従ってイ
エロー成分が濃(なる方向になり、タッチキーy2をタ
ッチするとy2方向に特性が選ばれ、イエロー成分がう
す(なる方向になる。即ち、この操作では単色成分のみ
濃度が変わり、色調が変えられる。M、C,Bkについ
ても同様である。
第20図(a) 180. 181はそれぞれに主走査
方向、lライン分例えば16pel/mm、A4長手方
向巾297mmで16x297=4752画素分の容量
を有するFiFoメモリであり、第20図(b)の様に
A W E 、  B W E = ” L o ”の
間メモリへのライト動作、ARE、BRE= ”Lo”
の区間読み出し動作を行い、ARE= ”Hi”の時A
の出力、BRE=”Hi”の時Bの出力がハイインピー
ダンス状態となるのでそれぞれの出力は、ワイヤーFO
Rがとられ、Dout627として出力される。FiF
oA、FiFoB180,181は、それぞれ内部にW
CK、RCK (クロック)で動作するライトアドレス
カウンタリードアドレスカウンタ(第20図(C)によ
り内部のポインターが進む様になっているので、通常−
船釣に行われる様に、WCKにシステム内のビデオデー
タ転送りロックVCLK588をレートマルチプライヤ
−630で間引いたCLKを与え、RCKl:VCLK
58Bを間引かないCLKを与えると、本回路への入力
データは出力時に縮小され、その逆を与えると拡大され
る事は周知であり、FiFoA、Bはそのリード、ライ
ト動作が交互に行われる。更にFiFoメモリ180゜
181内のWアドレスカウンタ182.Rアドレスカウ
ンタ183は、イネーブル信号(WE、  RE・・・
635゜636)がイネーブル“Lo″の区間だけクロ
ックによるカウントが進み、R3T (634) =“
Lo“により初期化される構成となっている為、例えば
第20図(d)のごとく、R8T(本構成では主走査方
向の同期信号HS Y N Cを用いている)ののち、
n1画素目からm画素性だけA W E = ” L 
o ” (B W Eも同様)にして画素データを書き
込み、n2画素目からm画素性だけARE= ”Lo”
 (BREも同様)にして画素データを読み出すと、同
図ERITEデータ→READデータの様に移動する。
即ち、この様に口豚(及び旧−)、肩[(及び旧■)の
発生位置及び区間を可変する事により、第20図(e)
(f) (g)の様に画像を主走査方向に任意に移動し
、かつ、前述のWCK又はRCKの間引きとの組み合わ
せにより変倍し、かつ移動する制御が簡単に行える。本
回路に入力される7□、ARE、BWE。
旧1は領域発生回路第17図(d)により、前述したご
とく生成される。
第20図で必要に応じて主走査方向に変倍制御が行われ
たのち、第21図でエツジ強調、及びスムージング(平
滑化)の処理が行われる。第21図(a)は本回路のブ
ロック図で、メモリ185〜189は各々主走査方向1
542分の容量を持ち、計5ライン分が順次サイクリッ
クに記憶され同時に並列で出力されるFiFo構成を持
っている。190は通常よく行われる2次微分空間フィ
ルターであり、エツジ成分が検出され、出力646は1
96で第21図(b)に示される特性のゲインがかけら
れる。第21図(b)の斜線部はエツジ強調で出力され
る成分のうち、小さいもの、即ちノイズ成分を除くため
にOにクランプしである。一方、5ライン分のバッファ
メモリ出力はスムージング回路191〜195に入力さ
れ、それぞれ1×1〜5×5まで図示した5通りの大き
さの画素ブロック単位で平均化が行われ、各々の出力6
41〜645のうち、所望の平滑化信号がセレクター1
97により選択される。5M5L信号651はCPU2
2のI10ポートより出力され、後述する様に操作パネ
ルからの指定と関連づけて制御される。更に198は除
算器であり、例えば3×5のスムージングが選択された
場合CPU22より“15”が設定され、3×7のスム
ージングが選択された場合CPU22より2■”が設定
され平均化される。
ゲイン回路196はルックアップテーブル(LUT)構
成をとってあり、前述したガンマ回路第19図(a)と
同様にCPU22によりデータが書き込まれるRAMで
あり、入力EAREA652を“LO“にすると、出力
=“O”となる様になっている。更に、本エツジ強調制
御、スムージング制御は操作パネル上の液晶タッチパネ
ル画面と対応しており、第21図(d)の画面(第2−
7図P430 )でくシャープネス〉強の方向に1゜2
、3.4と操作者により操作されるにつれ、ゲイン回路
の変換特性が第21図(c)のごとく、CPU22によ
り書きかえられる。一方、〈シャープネス〉弱の方向に
1’、  2’、  3’、 4’  と操作者により
操作されると、セレクター197の切りかえ信号5M5
L652により、スムージングのブロックサイズが3X
3. 3X5,3X7,5X5と大きくなる様選択され
る。中心点Cでは1×1が選択され、ゲイン回路人力E
AREA651=“Lo”になり、入力Dinはスムー
ジング、エツジ強調のいずれも行われず、加算器199
の出力にDoutとして出力される。本構成において、
例えば網点原稿に対して発生するモアレはスムージング
を行う事で改善され、また文字、線画部分に対してはエ
ツジ強調を行う事で鮮鋭度が改善される事となるが、網
点原稿と文字線画が同−原稿内にある時、例えばモアレ
を改善すべ(スムージングをかけると文字部がボケ、エ
ツジを強調するとモアレが強く出てしまうという欠点を
改善すべく、領域発生回路第17図(d)で発生される
EAREA651及び5M5L652を制御する事によ
り、例えば5M5L652で3X5のスムージングを選
択し、第21図(e)の様にEAREA651をA’ 
、  B’  の様に生成してアミ点十文字のオリジナ
ルに適用すると、アミ点画像に対してはモアレが改善さ
れ、文字領域に対しては鮮鋭度が改善される。信号TM
AREA660は、EAREA651同様領域発生回路
51より発生され、TMAREA−“1″の時出力Do
ut=“A+B”。
TMAREA=“0″の時Dout=“0”となる。従
ってTMAREA660の制御により、例えば第21図
(f) 660−1の様な信号を生成させると、斜線部
(矩形内部)の抜きとり、第21図(g) 660−2
の様な信号を生成させると斜線部(矩形外部)の抜きと
り(白抜き)が行われる。
第5図200は、原稿台上に置かれた原稿の四すみの座
標を認識する原稿座標認識回路で、図示しない内部レジ
スタに保持し、原稿位置認識の為の予備スキャンののち
CPU22が前記レジスタより座標データを読み取る。
特開昭59−74774号公報に詳しく開示されている
ので詳述は避ける。但し、本原稿位置認識の為の予備ス
キャンでは、第10図、第11図(a)で示した黒補正
、白補正ののち、第16図(a)で示されるマスキング
演算用係数は、k、、jl!、、m、のモノクロ画像デ
ータ生成用を選択し、同図C8+  C++  ”2は
(0,1゜1)、更にUCR(下色除去)を行わない様
UAREA565=“LO”とする事により、モノクロ
画像データとして原稿位置認識部200に入力される。
第22図は本発明にかかる操作パネル部、特に液晶画面
の制御部、及びキーマトリクスである。第5図CPUバ
ス508より第22図の液晶コントローラ201及びキ
ー人力、タッチキー人力の為のキーマトリクス209を
制御するI10ポート206に与えられる指令により本
操作パネルは制御される。液晶画面に表示するフォント
はFONT  ROM205に格納されており、CPU
22からのプログラムにより逐時リフレッシュRAM2
04に転送される。液晶コントローラは表示の為の画面
データを液晶ドライバー202を介して液晶表示器20
3に送出し、所望の画面を表示する。一方、キー人力は
全てI10ポート206により制御され、通常−船釣に
行われるキースキャンにより押されたキーが検出され、
レシーバ−208を通してI10ポート→CPU22に
入力される。
第23図は本システム(第1図)にフィルムプロジェク
タ211を搭載し接続した場合の構成を示す。
第1図と同一番号は同一構成要素であり、原稿台4の上
に反射ミラー218及びフレネルレンズ212、拡散板
213より構成されるミラーユニットを載置し、フィル
ムプロジェクタ211より投影されたフィルム216の
透過光像を前述の原稿走査ユニットで矢印方向にスキャ
ンしながら、原射原稿と同様に読み取る。フィルム21
6はフィルムホルダー215で固定されており、またラ
ンプ212はランプコントローラ212より0N10F
F、及び点灯電圧が制御されるべくコントローラ13内
のCPU22 (第2図)のI10ポートよりPJON
655.PJCNT657が出力される。ランプコント
ローラ212は8ビツトの入力PJCNT657の値に
より第24図に示されるごと(ランプ点灯電圧が決めら
れ、通常V m i n〜Vmaxの間で制御される。
この時入力のデジタルデータはDA−DBである。第2
5図(a)にフィルムプロジェクタより画像を読み込み
、複写を行う為の動作フロー、第25図(b)にタイミ
ングチャートの概略を示す。Slで操作者はフィルム2
16をフィルムプロジェクタ211にセットし、後述す
る操作パネルからの操作手順に従って次に述べるシェー
ブイブ補正(S2)、  AE (S3)によりランプ
点灯電圧Vexpを決め、プリンタ2を起動する(S4
)。プリンターからのITOP (画像先端同期信号)
信号に先立ち、PJCNT=Dexp (適正露光電圧
に対応)として、画像形成時に安定した光量になる。I
TOP信号により7画像を形成し、次の露光時までの間
DA(最小露光電圧に対応)により暗点灯しておき、ラ
ンプ点灯時のラッシュ電流によるフィラメントの劣化を
防止し寿命を伸ばしている。以後同様に、M画像形成、
C画像形成、黒画像形成ののち(57〜512)、PJ
CNT= ”00”としてランプを消灯する。
次に第29図(a) 、 (b)に従ってプロジェクタ
−モードにおけるAE及びシェーディング補正の処理手
順を示す。操作者が操作パネルによりプロジェクタ−モ
ードを選択するとオペレーターは先ず使用するフィルム
がカラーネガフィルムであるか、或いはカラーポジ、白
黒ネガ、白黒ポジのいずれかであるかを選択する。カラ
ーネガである場合にはシアン系色補正フィルターをはめ
こまれたフィルムキャリヤー1をプロジェクタ−にセッ
トし、使用するフィルムの未露光部(フィルムベース)
をフィルムホルダーにセットし、更にそのフィルムAS
A感度が100以上400未満であるか、400以上で
あるかを選択してシェーディングスタートボタンを押す
とプロジェクタ−ランプが基準点灯電圧v1で点灯する
。ここでシアン系フィルタはカラーネガフィルムのオレ
ンジベース分をカットし、R,G、  Bフィルタの取
り付けられたカラーセンサのカラーセンスヲ整える。又
、未露光部からシェーディングデータを取り出すことに
より、ネガフィルムの場合にもダイナミックレンジを広
くとれる。カラーネガフィルム以外である場合は、ND
フィルターのはめこまれた(或いはフィルター無し)の
フィルムキャリア2をセットし、液晶タッチパネル上の
シェーディングスタートキーを押すと、プロジェクタ−
ランプが基準点灯電圧v2で点、灯する。実際にはオペ
レーターはネガフィルムかポジフィルムかの選択を行え
ば基準点灯電圧V、、V2の切りかえはフイルムキャリ
アの種別を認識して自動的に行う様にしても良い。次い
で、スキャナーユニットが画像投影部中央付近へ移動し
、CCD1ライン分又は複数ラインの平均値をR,G、
 B各々についてシェーディングデータとして第11図
(a)のRAM78’  内へとりこみ、プロジェクタ
−ランプを消灯する。
次に実際に複写すべき画像フィルム216をフィルムホ
ルダー215にセットし、もしピント調節が必要であれ
ば操作パネル上のランプ点灯ボタンによりプロジェクタ
−ランプを点灯し、目視によりピント調節を行った後、
再度ランプ点灯ボタンによりランプを〆肖灯する。
コピーボタンをオンにすると前述したカラーネガか否か
の選択結果に応じて、プロジェクタ−ランプがV、又は
v2で自動的に点灯され、画像投影部のプリスキャン(
AE)が行われる。ブリスキャンは被複写フィルムの撮
影時の露出レベルを判定するためのもので、以下の手順
により行われる。
即ち画像投影領域のあらかじめ決められた複数ラインの
R信号をCODにより入力し、そのR信号対出現頻度を
累積して行き、第25図(C)の如きヒストグラムを作
成する(第11図“ヒストグラム作成モード″)。この
ヒストグラムから図に示すm a x値を求め、m a
 x値の1/16のレベルをヒストグラムが横切る最大
及び最小のR信号値Rmax及びRm i nを求める
。そしてオペレーターが初めに選択したフィルム種別に
応じてランプ光量倍数αを算出する。αの値はカラー又
は白黒ポジフィルムの場合a =255/ Rmax、
白黒ネガの場合a =C1/Rmin。
ASA感度400未満のカラーネガの場合α=C2/R
min、ASA感度400以上のカラーネガの場合α=
C3/Rminとして算出される。C,、C2゜C3は
フィルムのガンマ特性によりあらかじめ決定される値で
あり、255レベルのうちの40〜50程度の値となる
。α値は所定のルックアップテーブルにより、プロジェ
クタ−ランプの可変電圧電源への出力データに変換され
ることになる。次いで、この様にして得られたランプ点
灯電圧Vによりプロジェクタ−ランプが点灯され、前記
フィルム種別に応じて対数変換テーブル第3図(a)と
マスキング係数第16図(a)が適切な値にセットされ
て通常の複写動作が実行される。対数変換テーブルの選
択は第3図(a)に示した様に、3ビツトの切替え信号
により1〜8の8通りのテーブルを選択する構成とし、
1に反射原稿用、2にカラーポジ用、3に白黒ポジ用、
4にカラーネガ(ASA400未満)、5にカラーネガ
(ASA400以上)、6に白黒ネガ用・・・とじて使
用すれば良い。またその内容はR,G。
B各々について独立に設定できるものとする。第13図
(b)にテーブル内容の一例を示す。
以上により複写動作が完了する。次のフィルム複写にう
つる場合、フィルム層性(ネガ/ポジ。
カラー/白黒etc)が変化するか否かをオペレーター
が判別し、変化する場合には第29図(a)の■に戻り
、変化しない場合には■に戻り再び同様の操作を(り返
すこととなる。
以上により、フィルムプロジェクタ211により、ネガ
、ポジ、カラー、白黒のそれぞれのフィルムに対応した
プリント出力が得られるが、本システムでは第23図で
もわかる様にフィルム像を原稿台面上に拡大投影してお
り、細かい文字線画は少なく、またフィルムの用途から
も特になめらかな階調性の再現が必要とされる。そこで
、本システムでは次に示す様なカラーLBP出力側での
階調処理を反射原稿からのプリント出力時と異ならせて
いる。これは、プリンターコントローラ700内に含ま
れるPWM回路(778)にて行われる。
以下にPWM回路778の詳細を説明する。
第26図(A)にPWM回路のブロック図、第26図(
B)にタイミング図を示す。
入力されるVIDEODATA800はラッチ回路90
0にてVCLK801の立上りでラッチされ、クロック
に対しての同期がとられる。((B)図800゜801
参照)ラッチヨり出力されたVIDEODATA815
をROM又はRAMで構成されるI、UT (ルックア
ップテーブル)901にて階調補正し、D/A (デジ
タル・アナログ)変換器902でD/A変換を行い、1
本のアナログビデオ信号を生成し、生成されたアナログ
信号は次段のコンパレータ910,911に入力され後
述する三角波と比較される。コンパレー夕の他方に入力
される信号808.809は各々VCLKに対して同期
がとられ、個別に生成される三角波((B)図808,
809)である。即ち、VCLK801の2倍の周波数
の同期クロック2VCLK803を、−方は例えばJ−
にフリップフロップ906で2分周した三角波発生の基
準信号806に従って、三角波発生回路908で生成さ
れる三角波WV!、もう−方は2VCLKを6分周回路
905で6分周してできた信号807 ((B)図80
7参照)に従って三角波発生回路909で生成される三
角波WV2である。各三角波とVIDEODATAは同
図(B)で示されるごとく、全てVCLKに同期して生
成される。更に各信号は、VCLKに同期して生成され
るH3YNC802で同期をとるべく反転されたH3Y
NCが、回路905゜906をH3YNCのタイミング
で初期化する。以上の動作によりCMPI  910.
CMP2 911の出力810.8111.mは、入力
のVIDEODATA800の値に応じて、回置(C)
に示す様なパルス巾の信号が得られる。即ち本システム
では図(A)のANDゲート913の出力が“1“の時
レーザが点灯し、プリント紙上にドツトを印字し、“0
”の時レーザーは消灯し、プリント紙上には何も印字さ
れない。
従って、制御信号LON (805)で消灯が制御でき
る。同図(C)は左から右に“黒”→“白”へ画像信号
りのレベルが変化した場合の様子を示している。PWM
回路への入力は“白”が“FF”、“黒”が“00”と
して入力されるので、D/A変換器902の出力は同図
(C)のDiのごとく変化する。これに対し三角波は(
a)ではWVI、(b) ではWV2のごと(なってい
るので、CMPI、CHF2の出力はそれぞれ、PWI
、PW2のごとく“黒”→“白”に移るにつれてパルス
巾は狭(なってゆく。また同図から明らかな様に、PW
Iを選択すると、プリント紙上のドツトはP1→P2→
P3→P4の間隔で形成され、パルス巾の変化量はWl
のダイナミックレンジを持つ。一方、PW2を選択する
とドツトはP5→P6の間隔で形成され、パルス巾のダ
イナミックレンジはW2となりPWI比べ各々3倍にな
っている。ちなみに例えば、印字密度(解像度)はPW
Iの時、約400線/ i n c h 、  P W
 2の時約133線/ i n c h等に設定される
。又これより明らかな様にPWlを選択した場合は、解
像度がPW2の時に比べ約3倍向上し、一方、PW2を
選択した場合、PWIに比ベパルス巾のダイナミックレ
ンジが約3倍と広いので、著しく階調性が向上する。そ
こで例えば高解像が要求される場合はPWIが、高階調
が要求される場合はPW2が選択されるべく外部回路よ
り5CR8EL804が与えられる。即ち、図(A)の
912はセレクターであり5CR3EL804が“0”
の時A入力選択、即ちPWIが、“1”の時PW2が出
力端子0より出力され、最終的に得られたパルス巾だけ
レーザーが点灯し、ドツトを印字する。
LUT901は階調補正用のテーブル変換ROMである
が、アドレスに812.813のに1+ K 2.81
4のテーブル切替信号、815のビデオ信号が入力され
、出力より補正されたVIDEODATAが得られる。
例えばPWIを選択すべく 5CR3EL804を“0
”にすると3進カウンタ903の出力は全て“0”とな
り901の中のPWI用の補正テーブルが選択される。
また■(。+  K I+  ■(2は出力する色信号
に応じて切り換えられ、例えば、KO+  KI+に2
= ”0. O,O”の時はイエロー出力、“0,1゜
0′の時マゼンタ出力、“1. O,O”の時シアン出
力、“1. 1. O”の時ブラック出力をする。即ち
、プリントする色画像ごとに階調補正特性を切りかえる
。これによって、レーザービームプリンターの色による
像再生特性の違いによる階調特性の違いを補償している
。又に2とK。+  Klの組み合せにより更に広範囲
な階調補正を行う事が可能である。例えば入力画像の種
類に応じて各色の階調変換特性を切換えることも可能で
ある。次に、P W 2を選択すべく 、5CR3EL
を“1”にすると、3進カウンタ603は、ラインの同
期信号をカウントし、“1“→“2″→“3″→“1”
→“2”→“3”→・・・をLUTのアドレス814に
出力する。これにより、階調補正テーブルを各ラインご
とに切りかえる事により階調性の更なる向上をはかって
いる。
これを第27図以下に従って詳述する。同図(A)の曲
線Aは例えばPWIを選択し、入力データを“FF”即
ち“白”から“0”即ち“黒”まで変化させた時の入力
データ対印字濃度の特性カーブである。標準的に特性は
Kである事が望ましく、従って階調補正のテーブルには
Aの逆特性であるBを設定しである。同図(B)は、P
W2を選択した場合の各ライン毎の階調補正特性A、 
B、 Cであり、前述の三角波で主走査方向(レーザー
スキャン方向)のパルス中を可変すると同時に副走査方
向(画像送り方向)に図の様に、3段階の階調を持たせ
て、更に階調特性を向上させる。即ち濃度変化の急峻な
部分では特性Aが支配的になり急峻な再現性を、なだら
かな階調は特性Cにより再現され、Bは中間部に対して
有効な階調を再現する。従って以上の様にPWIを選択
した場合でも高解像である程度の階調を保障し、PW2
を選択した場合は、非常に優れた階調性を保障している
。更に前述のパルス中に関して例えば、PW2の場合、
理想的にはパルス中WはO≦W≦W2であるが、レーザ
ービームプリンターの電子写真特性、及びレーザー駆動
回路等の応答特性の為、ある巾より短いパルス中ではド
ツトを印字しない(応答しない)領域第28図O≦W≦
wpと、濃度が飽和してしまう領域第28図wq≦W≦
W2がある。従って、パルス中と濃度で、直線性のある
有効領域wp≦W≦wqの間でパルス中が変化する様に
設定しである。即ち第28図(B)のごとく入力したデ
ータO(黒)からFFH(白)まで変化した時、パルス
中はWpからwqまで変化し、入力データと濃度との直
線性を更に保障している。
以上のようにパルス中に変換されたビデオ信号はライン
224を介してレーザードライバー711Lに加えられ
レーザー光LBを変調する。
なお、第26図(A)の信号K。+  Kl+  K2
+5CR8EL、LONは第2図プリンタコントローラ
700内の図示しない制御回路から出力され、リーダ部
1とのシリアル通信(前述)に基づいて出力され、特に
反射原稿時は5CR3EL−0″、フィルムプロジェク
タ使用時は5CR3EL=“1”に制御され、よりなめ
らかな階調が再現される。
〔像形成動作〕
さて、画像データに対応して変調されたレーザー光LB
は、高速回転するポリゴンミラー712により、第30
図の矢印A−Bの幅で水平に高速走査され、f/θレン
ズ13およびミラー714を通って感光ドラム715表
面に結像し、画像データに対応したドツト露光を行う。
レーザー光の1水平走査は原稿画像の1水平走査に対応
し、本実施例では送り方向(副走査方向)l/16mm
の幅に対応している。
一方、感光ドラム715は図の矢印り方向に定速回転し
ているので、そのドラムの主走査方向には上述のレーザ
ー光の走査が行われ、そのドラムの副走査方向には感光
ドラム715の定速回転が行われるので、これにより逐
次平面画像が露光され潜像を形成して行く。この露光に
先立つ帯電器717による一様帯電から→上述の露光→
および現像スリーブ731によるトナー現像によりトナ
ー現像が形成される。例えば、カラーリーダーにおける
第1回目の原稿露光走査に対応して現像スリーブ731
Yのイエロートナーにより現像すれば、感光ドラム71
5上には、原稿3のイエロー成分に対応するトナー画像
が形成される。
次いで、先端をグリッパ−751に担持されて転写ドラ
ム716に巻き付いた紙葉体754上に対し、感光ドラ
ム715と転写ドラム716との接点に設けた転写帯電
器729により、イエローのトナー画像を転写、形成す
る。これと同一の処理過程を、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、BK(ブラック)の画像について繰り返し、各
トナー画像を紙葉体754に重ね合わせる事により、4
色トナーによるフルカラー画像が形成される。
その後、転写紙791は第1図に示す可動の剥離爪75
0により転写ドラム716から剥離され、搬送ベルト7
42により画像定着部743に導かれ、定着部743に
熱圧ローラ744.745により転写紙791上のトナ
ー画像が溶融定着される。
く操作部の説明〉 第41図は本カラー複写装置の操作部の説明図で、キー
401は標準モードに戻す為のリセットキー、キー40
2は後述する登録モードの設定を行う為のエンターキー
、キー404は設定枚数等の数値を入力する為のテンキ
ー、キー403は置数のクリアや連続コピー中の停止の
為のクリア/ストップキー、405はタッチパネルキー
による各モードの設定やプリンター2の状態を表示する
ものである。キー407は後述する移動モードの中のセ
ンター移動を指定するセンター移動キー、キー408は
コピー時に原稿サイズと原稿位置を自動的に検知する原
稿認識キー、キー406は、後述するプロジェクタ−モ
ードを指定するプロジェクタ−キー、キー409は前回
のコピー設定状態を復帰させる為のリコールキー、キー
410は予めプログラムされた各モードの設定値等を記
憶又は呼出す為のメモリーキー(Ml、 M2. M3
゜M4)、キー411は各メモリーへの登録キーである
〈デジタイザー〉 第32図はデジタイザー16の外観図である。キー42
2.423,424,425,426,427は後述す
る各モードを設定する為のエントリーキーであり、座標
検知板420は原稿上の任意の領域を指定したり、ある
いは倍率を設定するための座標位置検出板であり、ポイ
ントベン421はその座標を指定するものである。これ
らのキー及び座標入力情報は、バス505を介してCP
U22とデータの受々が行われ、それに応じてこれらの
情報はRAM24及びRAM25に記憶される。
く標準画面の説明〉 第33図は標準画面の説明図である。標準画面poo。
は、コピー中又は設定中でない時に表示される画面であ
り、変倍、用紙選択、濃度調整の設定が行える。画面左
下部は、いわゆる定形変倍の指定が可能で、たとえばタ
ッチキーa(縮小)を押すと、画面POIOに示す様に
サイズの変化と倍率が表示される様になっている。又タ
ッチキーb(拡大)を押すと同様にサイズと倍率が表示
され、本カラー複写装置では縮小3段、拡大3段が選択
できる。又等倍に戻す時は、タッチキーh(等倍)を押
せば等倍100%の倍率となる。次に表示中央部タッチ
キーCを押すと、上カセット、下カセットを選択できる
又タッチキーdを押下すると原稿サイズに一番合った用
紙の入っているカセットを自動的に選択するAPS (
オートペーパーセレクト)モードを設定する事ができる
。表示右部にあるタッチキーe、  fはプリント画像
の濃度調整を行う為のキーで、コピー中も設定可能であ
る。又、タッチキーgは、本カラー複写装置の操作にあ
たって、各タッチキーの説明やコピーの取り方等が説明
されている。説明画面であり、操作者はこの画面を見て
簡単に扱える様になっている。又標準画面の説明だけで
な(、後述する各設定モードにおいても、各々のモード
の説明画面が用意されている。画面上部にある黒帯状の
ストライプ表示部では、現在設定されている各モードの
状態が表示され、操作ミスや設定の確認が行える様にな
っている。又その下段のメツセージ表示部には、画面P
O20の様な本カラー複写装置の状態や、操作ミス等の
メツセージが表示される。又JAMや各トナーの補給メ
ツセージは、更に画面全体にプリンタ一部16の表示が
行われ、どの部分に紙があるのかの判断が容易になって
いる。
〈ズーム変倍モード〉 ズーム変倍モードM100は、原稿のサイズを変えてプ
リントするモードで、マニュアルズーム変倍モードM1
10とオートズーム変倍モードM120で構成されてい
る。マニュアルズーム変倍モードMIIOは、X方向(
副走査方向)とX方向(主走査方向)の倍率を1%単位
でそれぞれ独立な任意の倍率をエディターあるいはタッ
チパネルより設定できる。オートズム変倍モードM12
0は、原稿と選択した用紙サイズに合わせて、適切な変
倍率を自動計算してコピーするモードで、更にXY独立
オート変倍、XY同率オート変倍、Xオート変倍、Yオ
ート変倍の4種類が指定できる。XY独立オート変倍は
、原稿サイズあるいは原稿上の指定された領域に対して
選択された用紙サイズになる様、X方向、X方向の倍率
が独立して自動設定される。XY同率オート変倍は、x
y独立オート変倍の計算結果倍率の少ない方の倍率でx
y共に同率変倍されプリントされる。Xオート変倍、Y
オート変倍はX方向のみ、X方向のみオート変倍される
モードである。
次にズーム変倍モードの操作方法を液晶パネル画面を用
いて説明する。デジタイザ16のズームキー422を押
下すると、第34図の画面P100に表示が変る。ここ
でマニュアルズームの設定を行いたい時は、エディター
16の座標検知板420上に書かれているX及びY方向
の倍率の交点をポイントペン421で指定する。この時
表示は画面P110に変り、指定されたX及びYの倍率
数値が表示される様になっている。そこで更に、表示さ
れている倍率を微調したい時は、例えばX方向のみであ
ればタッチキーbの左右のキー(アップ、ダウン)を押
し調整する。又XY同率で調整を行いたい時は、タッチ
キーdの左右のキーを使用し、表示はXY同率でアップ
ダウンする。次にオートズームの設定を行いたい場合は
、画面P100より、前述の方法でデジタイザー16を
使用するか、タッチキーaを押し、画面P110に表示
を進める。そこで前述した4種類のオートズーム、XY
独立オート変倍、XY同率Pオート変倍、Xオート変倍
、Yオート変倍を指定する時は、それぞれタッチキーb
及びCを、タッチキーdを、タッチキーbを、タッチキ
ーCを押下すれば所望のオートズームが得られる。
〈移動モード〉 移動モードM2O0は、4種類の移動モードで構成され
ており、それぞれセンター移動M210、コーナー移動
M220 、指定移動M230 、とじ代M240とな
っている。センター移動M210は、原稿サイズ又は原
稿上の指定された領域が選択された用紙のちょうど中央
にプリントされる様に移動するモードである。コーナー
移動M220は、原稿サイズ又は原稿上の指定された領
域が選択された用紙の4隅のいずれかに移動するモード
である。ここで、第43図の様に、プリントイメージが
選択された用紙サイズよりも大きい時にも、指定された
コーナーを始点として移動する様に制御される。指定移
動M230は、原稿又は原稿の任意の領域を選択された
用紙の任意の位置に移動させるモードである。とじ代M
240は、選択された用紙の送り方向の左右に、いわゆ
るとじ仕分の余白を作る様に移動するモードである。
次に本カラー複写装置において、実際の操作方法を第3
5図(a)を用いて説明する。まずデジタイザー16の
移動キー423を押すと、表示は画面P2O0に変る。
画面P2O0では、前述の4種類の移動モードを選択す
る。
センター移動を指定したい場合は、画面P2O0のタッ
チキーaを押し終了する。コーナー移動は、タッチキー
bを押すと、表示は画面P230に変化し、そこで4隅
のコーナーのうち1つを指定する。ここで、実際のプリ
ント用紙に対する移動方向と、画面P230の指定方向
との対応は、第35図(b)の様にデジタイザー16上
に選択されたカセットの用紙の向きを変えないで、その
まま乗せたものと同じイメージとなっている。指定移動
を行いたい時は、画面P2O0のタッチキーCを押し画
面P210へ進み、デジタイザー16により移動先の位
置を指定する。この時表示は画面P211に変り、図中
のアップダウンキーを用いて更に微調ができる様になっ
ている。次にとじ代の移動を行いたい時は、画面P2O
0のタッチキーdを押し、画面P220のアップダウン
キーにより余白部分の長さを指定する。
〈エリア指定モードの説明〉 エリア指定モードM300では、原稿上の1ケ所あるい
は複数の領域指定が可能で、各々のエリアに対してそれ
ぞれトリミングモードM310. マスキングモードM
320.画像分離モードの3つのうち任意のモード設定
が行える。ここで述べるトリミングモードM310とは
、指定した領域の内側の画像だけをコピーするもので、
マスキングモードM320とは指定した領域の内側を白
イメージでマスクしてコピーを行うものである。又画像
分離モードM330は、更にカラーモードM331 、
色変換モードM332.ペイントモードM333. カ
ラーバランスモードM334のうち任意のモードを選択
する事ができる。カラーモードM331では、指定した
領域内を4色フルカラー、3色フルカラーY、  M、
 C。
Bk、RED、GREEN、BLUEの9種類のうちの
任意のカラーモードを選択できる。色変換モードM33
2は、指定された領域内で、ある濃度範囲を持った所定
色部分を他の任意な色に置き変えコピーするモードであ
る。
ペイントモードM333は、指定した領域全面に亘って
、他の任意な色で均一にぬりつぶされたコピーをするモ
ードである。カラーバランスモードM334は、指定さ
れた領域内を、Y、  M、  C,Bkそれぞれの濃
度調整をする事により、指定外の領域と異ったカラーバ
ランス(色調)でプリントするモードである。
エリア指定モードM300の本実施例において具体的な
操作方法を第36図によって順に説明する。
まずデジタイザー16上のエリア指定キー424を押す
と液晶表示は画面P300に変り、デジタイザ16上に
原稿を乗せ領域をポイントペン421で指定する。領域
の2点を押した時点で表示は画面P310に変り、指定
領域が良ければ画面P310のタッチキーaを押す。次
にこの指定した領域を画面P320で表示されている、
トリミング、マスキング、画像分離の1つを選択しキー
を押下する。この時指定がトリミング又はマスキングで
あれば、画面P320のタッチキーaキーを押し、次の
領域指定へと進む。
画面P320で画像分離を選択した場合は、画面P33
0へ進み、色変換、ペイント、カラーモード、カラーバ
ランスのいづれかを選択する。例えば、指定領域内の画
像をY、M、C,Bkの4色カラーでプリントしたい場
合は、画面P330のタッチキーa(カラーモード)を
押し、画面P360の9種類のカラーモードの中からタ
ッチキーaを押し、領域を4色フルカラーでプリントす
る指定が終了する。
画面P330において、色変換を指定するタッチキーb
を押した場合は、表示は画面P340に進み、指定した
領域内で色変換したい色情報を持っている点をポイント
により指定する。指定した位置で良ければ画面P341
のタッチキーaを押し画面P370へと進む。画面P3
70は、変換後の色指定を行う画面で、標準色、指定色
、登録色、白の4種類のうち1つを指定する。ここで、
変換後の色を標準色より選択する場合は、画面P370
のタッチキーaを押し画面P390で表示されている黄
、マゼンタ。
シアン、黒、赤、緑、青の7種類のいずれか1色をここ
で指定する。つまり標準色とは、本カラー複写装置が固
有に持っている色情報で、本実施例の場合第45図の様
な比率でプリントイメージの濃度としてはちょうど中間
濃度としてプリントされる様になっている。しかし指定
した色の濃度をもう少しうす(、あるいは濃くしたい要
求は当然有り、その為に画面P390の中央にある、濃
度指定キーを押し所望の濃度で色変換モきる様になって
いる。
次に画面P370でタッチキーC(指定色)を選択した
時は、画面P380へ進み、変換前の色座標と同様な指
定方法で、変換後の色情報を持つ点をポイントペンで指
定し、画面P381へ進む。ここでも、前述した様に指
定した座標の色味を変えないで濃度だけを変化させて、
色変換を行いたい時は、画面P381中夫の濃度調整に
キーaを押し所望の濃度で色変換をする事が可能となる
次に画面P370において、標準色及び原稿上に所望の
色が無い時は、後述する色登録モードM710で登録さ
れた色情報を用いて色変換する事ができる。この場合は
、画面P370のタッチキーCを押し、画面P391で
登録された色のうち、使用したい色番号のタッチキーを
押す。ここでも登録された色の濃度を、各色成分の比率
を変えずに濃度だけを変えて調整する事ができる。又画
面P370でタッチキーC(白)を指定すると、前述の
マスキングモードM310と同様の効果となる。
次に画像分離モードM330のペイントモードM333
を指定したい時は、画面P330のタッチキーCを押し
、画面はP370へ進む。これ以降のペイント後の色指
定は、色変換モードM332の画面P370以降の設定
方法と全く同様の操作となる。
画面P330で、指定した領域内だけを所望のカラーバ
ランス(色調)でプリントしたい時は、タッチキーd(
カラーバランス)を押す。この時表示は画面P350に
変り、ここではプリンターのトナー成分であるイエロー
、マゼンタ、シアン。
黒の濃度調整を、アップダウンのタッチキーを用いて行
う。ここで、画面P2S5上では黒の棒グラフが濃度指
定の状態を示しており、その横に目盛が表示してあり見
やすくなっている。
〈カラークリエイトモードの説明〉 第41図のカラークリエイトモードM400では、カラ
ーモードM410.色変換モード420.ペイントモー
ドM430.  シャープネスモードM440゜カラー
バランスモードM450の5種類のモードから1つある
いは複数指定が可能である。
ここで、エリア指定モードM300の、カラーモードM
331.色変換モードM332.ペイントモードM33
3. カラーバランスモードM334との違いは、カラ
ークリエイトモードM400は、原稿のある領域に対し
てではな(、原稿全体に対して機能が動作するという事
だけで、他は全く同様の機能をする。よって以上の4つ
のモードの説明は省略する。
シャープネスモード440は、画像のシャープネスさを
調整するモードで、いわゆる文字画像にエッチを強調さ
せたり、網点画像にスムージング効果を出させる割合を
調整するモードである。
次にカラークリエイトモード■設定方法を、第37図の
説明図に従って説明する。ディジタイザ−16のカラー
クリエイトモードキー425を押下すると液晶表示は、
画面P400の表示に変る。画面P400においてタッ
チキーb(カラーモード)を押すと画面P410に進み
、ここでコピーしたい色モードを選択する。選択したい
カラーモードが3色カラー及び4色カラー以外のモノク
ロカラーモードを選択した時は、更に表示は画面P41
1へ進みネガかポジかの選択ができる。画面P400で
タッチキーC(シャープネス)を押下すると、画面P4
30に変りコピー画像に対するシャープネスを調整でき
る様になっている。画面P430の強のタッチキーiを
押すと、前述した様にエッチ強調の1が増え特に文字画
像等の細線がきれいにコピーされる。又弱のタッチキー
hを押すと、周辺画素の平滑化が行われ、いわゆるスム
ージングの量が太き(なり、網点原稿時のモワレ等を消
去できる様に設定が行える。
又、色変換モードM420.ペイントモードM430゜
カラーバランスM450の操作は、エリア指定モードと
同様なので、ここでは省略する。
〈はめ込み合成モードの説明〉 はめ込み合成モードM6は、第42図のE、  Fの様
な原稿に対して、指定したカラー画像領域をモノクロ画
像領域(カラー画像領域でもかまわない)の指定された
領域内に、等倍又は変倍して移動させプリントするモー
ドである。
はめ込み合成モードの設定方法を液晶パネル上の絵とタ
ッチパネルキー操作により説明する。まずデジタイザー
16の座標検知板上に原稿を乗せ、はめ込み合成モード
のエントリーキーであるはめ込み合成キー427を押下
すると、液晶画面は第33図の標準画面poooより第
39図の画面P600に変る。次に移動したいカラー画
像領域をポイントペン421でその領域の対角線上の2
点を指定する。その時液晶画面上では画面P610の様
に実際に指定した位置とほぼ相似形の2点のドツトが表
示される。
この時指定した領域を他の領域に変更したい場合は画面
P610のタッチキーaを押し、再び2点を指定する。
設定した領域で良ければタッチキーbを押下し、次に移
動先のモノクロ画像領域の対角線の2点をポイントペン
421で指定し、良ければ画面P630のタッチキーC
を押す。この時液晶画面は画面P640に変り、ここで
は移動するカラー画像の倍率を指定する。移動画像を等
倍のままはめ込ませたい時には、タッチキーdを押し、
終了のタッチキーを押し設定が完了する。この時、図2
−12のA、Bの様に、移動画像領域が移動先の領域よ
りも大きい時は、移動先の領域に従ってはめ込まれ、小
さい時には、おいている領域は白イメージとじてプリン
トされる様自動的に制御される。
次に指定したカラー画像領域を変倍してはめ込ませたい
時は、画面P640のタッチキーeを押す。
この時画面は画面P650に変り、X方向(副走査方向
)Y方向(主走査方向)の倍率を、前述したズーム変倍
モードの操作方法と同じ様に設定を行う。まず、指定し
た移動カラー画像領域をXY同率のオート変倍ではめ込
ませたい時は、画面P650のタッチキーgを押しキー
表示をリバースさせる。又、移動カラー画像領域を移動
先の領域と同一サイズでプリントしたい時は、画面P6
50のタッチキーhとiを押しリバースさせる。又X方
向のみ又はY方向のみあるいはXY同率のマニュアル変
倍設定を行う時は、それぞれアップダウンのタッチキー
を押し設定ができる。
以上の設定操作が完了したならばタッチキーjを押し、
画面は第33図の標準画面P000へ戻り、はめ込み合
成モードの設定操作が完了する。
く拡大連写モード〉 拡大連写モードM500は、原稿サイズあるいは原稿の
指定された領域に対して、設定倍率でコピーした場合、
選択された用紙サイズを超えてしまう時、設定倍率と指
定用紙サイズに応じて原稿を自動的に2つ以上のエリア
に分割し、この分割された原稿の各部分を複数枚の用紙
にコピーを出力するモードである。よってこれら複数枚
のコピーを貼り合わせることにより、容易に指定用紙サ
イズより大きなコピーを作る事ができる。
実際の設定操作は、まずデジタイザー16の拡大連写キ
ー426を押下し、第38図の画面P500のタッチキ
ーaの終了キーを押し設定は完了する。後は所望の倍率
と用紙を選択するだけで良い。
〈登録モード〉 登録モードM700は、色登録モードM710.ズーム
プログラムモードM720.手差しサイズ指定モードM
730の3種類のモードより構成されている。
色登録モードM710は、前述のカラークリエイトモー
ドM400及びエリア指定モードM300の色変換モー
ドとペイントモード指定時に変換後の色を本モードで登
録する事ができる。ズームプログラムモードM720は
、原稿のサイズとコピー用紙サイズの長さを入力する事
によりその倍率計算を自動的に行い、その結果の倍率が
標準画面P000に表示され、以降その倍率でコピーさ
れるモードである。手差しサイズ指定モードM730は
、本カラー複写装置では上下段のカセット給紙の他に手
差しによるコピーが可能で、いわゆるAPS (オート
ペーパセレクト)モード等で使用したい時は、手差しの
サイズを指定する事ができるモードである。
まず、第31図の操作部にある*キー402を押下する
と、表示は第40図の画面P700に変る。次に色登録
モードM710の色登録を行いたい時は、画面P700
のタッチキーaを押し、画面P710でデジタイザー1
6に色登録したり原稿を乗せ、その色部をポイントペン
421で指定する。
この時、画面は画面P711に変り、何番目の登録番号
に設定したいかその番号のタッチキーを押す。更に、他
の色も登録したい時は画面P711のタッチキーdを押
下し画面P710に戻り、同様の手順で設定する。登録
したい座標の入力が終了したならばタッチキーeを押し
、画面P712の読み取りスタートキーであるタッチキ
ーfを押下する。
タッチキーf押下後は、第44図のフローチャートの処
理に従って動作する。まず5700でハロゲンランプ1
0を点灯し、5701で前述の指定した座標(副走査方
向)より、ステッピングモーターの移動パルス数を計算
し前述の指定移動コマンドの発行により原稿走査ユニツ
1−11を移動させる。5702ではラインデータ取り
込みモードにより座標指定された副走査位置の1ライン
分を第11図(a)のRAM78’  へ取り込む。5
703ではこの取り込んだ1ラインのデータより、座標
指定された主走査位置の前後8画素の平均値をRAM7
8’ よりCPU22で演算し、RAM24に格納する
。5704で登録座標の指定ケ所分読み取ったかの判断
を行い、まだあれば5701へ行間様の処理を行う。読
み取りケ所が全て終了したならば5705でハロゲンラ
ンプ10を消灯し、原稿走査ユニットを基準位置である
H、P位置まで戻して動作は終了する。
次に画面P700において、タッチキーa(ズームプロ
グラム)を押すと、画面P720に変り、ここで、原稿
サイズの長さとコピーサイズの長さをアップダウンキー
により設定する。設定されたの%値が表示される様にな
っている。又その演算結果は、標準画面poooの倍率
表示位置に表示され、コピー時の倍率設定がなされる。
次に画面P700で、タッチキーC(手差しサイズ指定
)を押下すると画面P730に進み、ここで手差し用紙
の紙サイズを指定する。本モードは例えばAPSモード
や、オートズーム変倍を手差し用紙に対して行える様に
するものである。
以上各モードにおいてタッチパネル又はデジタイザーの
座標入力により設定された数値や情報はCPU22の制
御のもとにRAM24.RAM25のあらかじめ配置さ
れた領域にそれぞれ格納され、以降のコピーシーケンス
時にパラメーターとして呼び出され制御される。
第51図に、フィルムプロジェクタ(第24図211)
を搭載した場合の操作部操作手順を示す。フィルムプロ
ジェクタ211が接続されたのち、第31図406、プ
ロジェクタ−モード選択キーをONすると、液晶タッチ
パネル上の表示はP2O3に変る。この画面においては
、フィルムがネガかポジかを選択する。
例えばここでネガフィルムを選択すると、P81Oすな
わちフィルムのASA感度を選択する画面に変る。ここ
で例えばフィルム感度ASA100を選択する。このう
ち、第29図で述べた手順に詳述した様に、ネガベース
フィルムをセットして、P820シェーディングスター
トキーをONすることにより、シェーディング補正、次
いでプリントしたいネガフィルムをホルダー215にセ
ットし、コピーボタン(第31図400)ONにより、
露光電圧を決定する為のAE動作を行ったのち、第25
図(a)のごと(、イエロー、マゼンタ、シアン、Bk
(黒)の順に像形成を(り返す。
第46図は、本カラー複写装置のシーケンス制御のフロ
ーチャートである。以下フローチャートにそって説明す
る。コピーキー押下により、8100でハロゲンランプ
を点灯させ、5IOIで前述した動作である黒補正モー
ド、5102で白補正モードのシューディング処理を行
う。次に色変換モード又はペイントモードで指定色変換
が設定されていたならば5104の色登録、指定色読取
処理を行い、指定された座標の色分解された濃度データ
を登録モード。
指定色検出に応じて夫々所定のエリアに記憶する。
この動作は第44図に示した通りである。5105では
原稿認識のモードが設定されているか判断を行い、設定
されていれば5106−1の走査ユニット16を原稿検
知長最大の435 m m分スキャンさせ、前述の原稿
認識200よりCPUバスを介して原稿の位置及びサイ
ズを検出する。又、設定されていない時は5106−2
で選択された用紙サイズを原稿サイズとして認識し、こ
れらの情報をRAM24へ格納する。
5IO7では移動モードが設定されているか否かの判断
を行い、設定されている時はその移動量分だけ、あらか
じめ原稿走査ユニット16を原稿側に移動する。
次は5109では各モードにより設定された情報をもと
に、RAMA136又はRAMB137より発生される
各機能のゲート信号出力の為のビットマツプを作成する
第49図は前述した各モードにより設定された情報のR
AM24.RAM25に設定されたRAMマツプ図であ
る。AREA  MODEは指定された各エリア内の動
作、例えばペイント、トリミング等の各モードの識別情
報が格納されている。AREAXYは原稿サイズや各エ
リアのサイズ情報が入っており、AREA  ALPT
は色変換後の情報。
標準色か指定色が登録色かの情報が記憶されている。A
REA  ALPT  XYは、AREA  ALPT
の内容が指定色の場合の色座標の情報エリアであり、A
REA  DENSは変換後の濃度調整データエリアで
ある。AREA  PT  XYは、色変換モード時の
変換前の色座標の情報エリアであり、AREACLMD
は原稿又は指定領域内のカラーモード情報が記憶されて
いる。
又REGI  C0LORは、色登録モードで登録され
た各色情報が記憶され、登録色として使用し、この領域
はRAM25のバックアップメモリー内に格納され電源
が切られても記憶されている。
以上の設定された情報をもとに、第50図のビットマツ
プを作成する。まず第49図の各領域のサイズ情報を記
憶しているAREA  XYより、副走査方向の座標デ
ータから、値の小さいものから順にX  ADDエリア
にソーティングし、主走査方向も同様にソーティングす
る。
次に、各領域の主走査方向の始点と終点のBITMAP
位置に“1”をたて、副走査の終点座標まで同様に行う
。この時の“Inをたてるビット位置は、RAMA13
6又はRAMB137より発生される各ゲート信号に対
応しており、領域内のモードによりビット位置を決定す
る。例えば原稿領域である領域1はTMAREA660
に対応し、カラーバランス指定の領域5は、GAREA
626に対応している。以下、同様に領域に対するビッ
トマツプを第50図のBIT  MAPエリア内に作成
する。
次に5109 1で各領域内のモードに対して以下の処
理を行う。まず領域2はシアン単色のカラーモードで、
原稿の4色カラーに対してモノクロイメージの画像であ
る。このまま領域2をシアン現像時にビデオを送出して
も、領域2の中はシアン成分のみの画像でプリントされ
、他のイエロー、マゼンタ成分の画像はプリントされな
い。そこで指定領域内を単色のカラーモードで選択され
た場合は、NDイメージ画像になる様、第16図(a)
のマスキング係数レジスタで、MAREA564がアク
ティブになった時選択されるレジスタに次の係数をセッ
トする。
αYl、  αY2.  αY3    0. 0. 
0βMl、  3M2. 8M3    0. 0. 
0γC1,γC1,γC3!/s、  !/+、 ’A
k2.   f!、2.   m2     0,0.
0次に、MAREA564が“0″で選択されるマスキ
ング係数レジスタには、第2図のRAM23に格納され
ているデータ(4色又は3色カラーモードで使用)をセ
ットする。次に、ペイントモードである領域2に対して
、前述したBIIMAPエリアのビットに対応するそれ
ぞれのゲート信号CHAREA0゜1、 2.3により
選択される第18図(a)の各レジスタにデータをセッ
トする。まず全ての人力ビデオに対して変換する為に、
yu159にFF、  YA’1.60に00. mu
161にFF、mN162にOO、Cu l 63にF
F、CA’ 164にOOをセットし、第49図で記憶
しておいた変換後の色情報をAREA  ALPT又は
REGI  C0LORよりロードし、各色データに対
してAREA  DENSの濃度調整データの係数をか
け、それぞれy’ 166、  m’ 167、  C
’ 168に変換後の濃度データをセットする。領域4
の色変換に対しては、前述のyu159.・・・、Cj
!164のレジスタに第49図の変換前の各濃度データ
に対して、あるオフセット値を付加したものをそれぞれ
セットし、以下同様に変換後のデータをセットする。領
域5のカラーバランスでは、ゲート信号GAREA62
6が“1″により選択されるRAM177のY、 M、
 C。
Bkの領域に、第49図のエリア指定時のカラーバラン
ス値AREA  BLANより、前述したデータ値をセ
ットし、GAREA626が“0“で選択される領域に
、カラークリエイト時゛のカラーバランスであるBLA
NCEよりデータをセットする。
5109でプリンターに対しての起動命令をSRCOM
516を介して出力する。5110で第47図のタイミ
ングチャートに示す。rTOPを検出し、5illでY
、M、C,Bkの出力ビデオ信号Co、  CI、  
C2の切替、5112でハロゲンランプの点灯を行う。
5113で各ビデオスキャンの終了を判断し、終了した
ならば5114でハロゲンランプを消灯し、5114及
び5115でコピー終了のチエツクを行い、終了したな
らば8116でプリンターに対して停止命令を出力しコ
ピーが終了する。
第48図はタイマー28より出力される信号HINT5
17の割り込み処理のフローチャートであり、5200
−1でステッピングモータースタートのタイマーが完了
したかのチエツクを行い、完了したならばステッピング
モーターを起動し5200で前述の第50図に示す、X
  ADDで示す1行のBIT−MAPデータをRAM
136又はRAM137にセットする。5201では次
の割込みでセットするデータのアドレスを+1する。5
202ではRAM136゜RAM137の切替信号C3
595,C4596、C5593を出力し、5203で
次の副走査切替までの時間をタイマー28にセットし、
以下X  ADDで示すBIT  MAMの内容を1@
次RAM136又はRAM137にセットしゲート信号
の切替を行う。
つまり、キャリッジが副走査方向に移動して割込が発生
する毎にX方向の処理内容が切替えられ、種々の色変換
等の色処理が領域別に実行できる。
以上の如く本実施例のカラー複写装置によれば種々のカ
ラーモードが可能となり、自由な色再現が可能となる。
尚、本実施例においては電子写真を用いたカラー画像形
成装置を例に説明したが、電子写真に限らずインクジェ
ット記録、サーマル転写記録等の種々の記録法を適用す
ることも可能である。又複写装置として読取部と像形成
部が近接して配置された例を説明したが、勿論離隔させ
て通信線路により画情報を伝達する形式でも勿論本発明
を適用できる。
〈効果の説明〉 以上説明したように、本発明によれば、ごく簡単な構成
で、例えばイエロー、マゼンタ、シアンの各成分比率を
かえる事なく、データ変換を行うので、画像の色調を変
えずに、濃度を変えることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のデジタルカラー複写機を示す図、第
2図はリーダ一部コントローラの制御ブロック図、第3
図は第2図のモータドライバ15とCPU22のプロト
コルを示す図、第4図(a)はリーグ一部とプリンタ部
間の制御信号のタイミング図、第4図(b)はリーダ一
部とプリンタ部間のビデオ信号送出回路図、第4図(c
)は信号線SROOMの各信号タイミング図、第5図は
第2図のビデオ処理ユニットの詳細回路図、第6図(a
)はカラー〇CDセンサの配置図、第6図(b)は第6
図(a)の各部の信号タイミング図、第7図(a)はC
CD駆動信号生成回路(システムコントロールパルスジ
エネレータ57内回路)を示す図、第7図(b)は第7
図(a)の各部の信号タイミング図、第8図(a)は第
5図のアナログカラー信号処理回路44の詳細図、第8
図(b)は第8図(a)の各部の信号タイミング図、第
8図(C)は入出力変換特性図、第9図(a)、  (
b)。 (C)、  (d)は千鳥状センサから各ライン信号を
得る為の説明図、第10図(a)は黒補正回路図、第1
O図(b)は黒補正の説明図、第11図(a)は白レベ
ル補正回路図、第11図(b)、  (c)、  (+
a)は白レベル補正の説明図、第12図はラインデータ
取り込みモードの説明図、第13図(a)は対数変換回
路図、第13図(b)は対数変換特性図、第14図は読
み取りセンサの分光特性図、第15図は現像色トナーの
分光特性図、第16図(a)はマスキング。 墨入れ、OCR回路図、第16図(b)は選択信号CO
r CI+ c2と色信号の関係を示す図、第17図(
a)、 (b)、 (c)、 (d)、 (e)、 (
f)、 (g)は領域信号発生の説明図、第18図(a
)、  (b)。 (c)、  (d)、  (e)は色変換の説明図、第
19図(a)。 (b)、  (c)、  (d)、  (e)、  (
f)は色バランス、色の濃淡制御用のガンマ変換の説明
図、第20図(a)、 (b)、 (c)、 (d)、
 (e)、 (f)、 (g)は変倍制御の説明図、第
21図(a)、  (b)、  (c)。 (d)、  (e)、  (f)、  (g)はエツジ
強調及びスムージングの処理の説明図、第22図は操作
パネル部の制御回路図、第23図はフィルムプロジェク
タの構成図、第24図はフィルム露光ランプの制御入力
と点灯電圧の関係を示す図、第25図(a)。 (b)、(C)はフィルムプロジェクタ使用時の説明図
、第26図(A)、(B)、(C)はPWM回路及びそ
の動作の説明図、第27図(A)、  (B)は階調補
正特性図、第28図(A)、(B)は三角波とレーザ点
灯時間の関係を示す図、第29図(a)、  (b)は
フィルムプロジェクタ使用時の制御フローチャート図、
第30図はレーザプリント部の斜視図、第31図は操作
部の上面図、第32図はデジタイザの上面図、第33図
は液晶 標準表示画面の説明図、第34図はズームモー
ドの操作の説明図、第35図(a)。 (b)は移動モードの操作説明図、第36図はエリア指
定モードの操作説明図、第37図はカラークリエイトモ
ードの操作説明図、第38図は拡大連写モードの操作説
明図、第39図ははめ込み合成モードの操作説明図、第
40図は登録モードの操作説明図、第41図は本実施例
のカラー複写装置の機能図、第42図ははめ込み合成モ
ードの説明図、第43図はコーナー移動時のプリントイ
メージを示す図、第44図は色登録モード時の制御フロ
ーチャート図、第45図は標準色の色成分を示す図、第
46図は全体システムの制御フローチャート図、第47
図は全体システムのタイムチャート図、第48図は割込
制御フローチャート図、第49図はRAMのメモリマツ
プを示す図、第50図はビットマツプ説明図、第51図
はプロジェクタの操作説明図、第52図(a)、  (
b)、  (C)は本実施例の濃度補正の説明図、第5
3図(a)、  (b)、  (c)は従来の濃度補正
の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿を色分解し、ディジタル的に読み取る事により、デ
    ィジタルカラー画像を得るカラー画像処理装置において
    、画素ごとに各成分比率を算出する手段と、画素ごとに
    濃度を算出する手段と、前記画素濃度算出手段の出力を
    データ変換するデータ変換手段と、前記色成分比率と前
    記データ変換手段の出力に基づいて各画素の各色成分の
    濃度値を決定する手段より成る事を特徴とするカラー画
    像処理装置。
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