JPH01174600A - 皮革クリーニング剤 - Google Patents

皮革クリーニング剤

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JPH01174600A
JPH01174600A JP33508487A JP33508487A JPH01174600A JP H01174600 A JPH01174600 A JP H01174600A JP 33508487 A JP33508487 A JP 33508487A JP 33508487 A JP33508487 A JP 33508487A JP H01174600 A JPH01174600 A JP H01174600A
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JP
Japan
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leather
cow
cleaning agent
oil
leather cleaning
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JP33508487A
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English (en)
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Hirotaka Kobayashi
小林 大隆
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  • Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、牛または馬のヒズメ部分内側にある脂肪から
抽出した油(以下、牛または馬のヒズメ油という)を有
効成分とする皮革クリーニング剤に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、皮革製品例えばジャンパー、手袋等においては、
製造時にある程度の加脂工程を経て製品にされるが、使
用と共に脱脂し表面が硬化したり光沢がな(なる、そこ
で、使用中においても適宜加脂する必要があり、このよ
うな目的の為加脂油が販売されているが、従来例に係る
加脂油は石油系の鉱物性油を主体としていたので、皮革
製品との馴染が悪く、本来の合胞成分が分解されて原色
、風合、感触、柔軟、耐久及び光沢の点について優れる
という毛皮の特性が減退するという問題点があった。
そして、毛皮商品例えば、オーバーコート、襟巻等の手
入れは埃を払う程度のことしか行われておらず、毛皮に
油汚れ、埃、泥等が付着した場合には一般家庭1乾0゛
た布で軽く叩き・濡門たり芽ルあ、い、よ、2ッ、をヤ
、ヤえ布等、清めえ後陰干しするという処置が取られて
いたが、毛皮に油、埃、泥等が累積付着することによっ
て毛皮全体の外観が悪くなるという問題点があった。
そこで、上記毛皮製品を再生する再生剤も種々販売され
ているが、いずれも石油系の鉱物性油が使用されて毛皮
本来の持つ感触、光沢、耐久性の点において減退すると
いう問題点があり、更には上記付着した油あるいは汚れ
を落とすという点においては不充分であるという問題点
があった。
一方、牛または馬のヒズiにはその一部に脂肪を含む肉
(ヒズメ肉という)があるが、脂肪分が多いので食用に
は向かず、またヒズiの部分の大部分は骨質であるので
、廃棄処分されているのが現状でありだ。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、従来
殆ど利用価値が無くて廃棄処分されていた牛または馬の
ヒズiから取れる油を有効成分とする皮革クリーニング
剤を提供することを目的とする。
CiB点を解決するための手段〕 上記目的に沿う第1の発明に係る皮革クリーニング剤は
、揮発性有機溶剤に牛または馬のヒズメ油□と微量の酸
化防止剤を混合して液体状となして構成されている。
また、上記目的に沿う第2の発明に係る皮革クリーニン
グ剤は、揮発性有機溶剤に牛または馬のヒズメ油と微量
の酸化防止剤を混合して皮革クリーニング溶液を造り、
該皮革クリーニング溶液を液吸収性粒子体に吸収させて
粒体状あるいは粉状体となして構成されている。
上記第1及び第2の発明において、揮発性有機溶剤とし
ては、 1,1.1− )リクロルエタン、イソプロア
ルコール、エチルアルコール、イソブチルアルコール、
イソプロピルグリシジルエーテル、クロルベンゼン、酢
酸ヘキシル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、メチルスチレン、テトラエトキシシラン、イソプロ
メチルフェノール、オキシベンゾン等をいうが、これに
限定されるものではなく牛または馬のヒズメ油を希釈す
ることができて、しかも揮発性のあるものであれば如何
なるものでも適用可能である。
〔作用〕
第1の発明に係る皮革クリーニング剤は、牛または馬の
ヒズメ油を有効成分とし、これを揮発性で有機溶剤で希
釈し、更に酸化防止剤を混入して構成されている。
従って、該混合液体を皮革に塗布した場合、揮発性有機
溶剤に希釈された牛または馬のヒズメ油が塗布されるこ
とになるが、塗布されると最初は揮発有機溶剤と共に牛
または馬のヒズメ油が毛穴あるいは表面から皮革内に浸
入するが、時間の経過と共に、揮発性有機溶剤は蒸発し
、牛または馬のヒズメ油は皮革内に留まることになる。
これによって皮革内に牛または馬のヒズメ油を加脂する
ことができることになる。
そして、該皮革クリーニング剤には酸化防止剤が混入さ
れているので、これによって牛または馬のヒズメ油の酸
化防止が図られ、保存中に濁ることがな(、更には使用
中にあっても油が硬化することがないので、皮革の柔軟
性を長期間に渡って保持することができる。
なお、牛または馬のヒズメ油を直接皮革に塗布した場合
においても、皮革を加脂することはできるが、牛または
馬のヒズメ油は不揮発性であるので皮革の表面が油で汚
れ後処理が手間となり、更には大量の牛または馬のヒズ
メ油を使用するので不経済となる。
一方、第2の発明に係る皮革クリーニング剤は第1の発
明の皮革クリーニング剤を更に液吸収粒子体に吸収させ
て粒体状あるいは粉体状となしている。従って、該粒体
あるいは粉体を毛皮表面にまんべんなく塗布そして軽く
マツサージすることで毛根より皮革内部に牛または馬の
ヒズメ油が浸透し、内部の垢等を分解除去し、粒体ある
いは粉体が吸着する。これによって毛皮は加脂されると
共に毛皮の表面に付着する垢、汚れ等が除去されること
になる。
〔実施例〕 まず、第1の発明の一実施例に係る皮革クリーニング剤
について説明する。
牛のヒズiの付は根の部分にある平均長さ略4cm、厚
み2c−程度のヒズメ肉を採集し、これを加熱して油分
(牛のヒズメ油という)を抽出する。
これに揮発性有機溶剤の一例であるl+1’t1−クロ
ルエタン、揮発性有機溶剤の一例であるイソプロアルコ
ール、酸化防止剤の一例であるDL−αトコフェロール
を微量と必要により流動パラフィンを混合する。その分
量は1,1.1−クロルエタン350ccに対して、次
の通りである。
1.1.1−クロルエタン     350cc流動パ
ラフイン     30〜20cc牛のヒズメ油   
  28〜120ccイソプロアルコール   20〜
50ccDL−αトコフェロール    微量 これによって牛のヒズメ油が充分に希釈され、しかも全
体として1.1.1−クロルエタンを多量に使用してい
るので不燃性となる。
また、揮発性有機溶剤としてlil、1−クロルエタン
とイソプロアルコールの混合物を使用しているので、皮
革に対する浸透力が強くしかも揮発性も強いので、希釈
された牛のヒズメ油を皮革の内部に浸透させて揮発する
ことになる。ここで、揮発性有機溶剤としてl、 1.
1−クロルエタンの他にイソプロアルコールを加えてい
るが、これによって製品に濁りを無くし、黄色透明の液
体に保持される、更に、上記混合液体にはDI、−αト
コフェロールが−量添加されているので、これによって
牛のヒズメ油の酸化が防止され、長期保存が可能となる
と共に、使用後にあっても牛のヒズメ油の硬化を防止し
、皮革を柔軟な状態で保持することができる。
使用の場合には、初めに乾いたタオル地等で革表面を良
く吹き、該皮革クリーニング剤をタオルに染み込ませ皮
革の全体に塗布し、ハンガーに掛け゛て風通しの良い塙
所で陰干しを行い、充分に表面が乾いた状態で、表面を
タオル地等で軽く吹き上げることによって光沢が生じる
次に、この皮革クリーニング剤を使用した結果を第1表
に記載する。ここで、Oは良好であることを示し、×は
悪いことを示す。
第  1  表 また、現在市販されている皮革クリーニング剤と比較し
た場合の結果を第2表に示す。ここにOは良好であるこ
とを示し、Δは普通、×は悪いことを示す。
第2表 ここで、AはA社ミンクオイル、Bは8社ミンクオイル
、Cは本製品を示す。
従って、以上の表から上記実施例に係る皮革クリーニン
グ剤は従来の製品に比べて優れていることが判る。
続いて、第2の発明の一実施例に係る皮革クリーニング
剤について説明すると、上記第1の実施例に係る液体状
の皮革クリーニング剤を液吸収性粒子体の一例である鋸
屑あるいはパルプ粉に吸収させている。
製造にあっては、上記液体状の皮革クリーニング剤を鋸
屑あるいはパルプ屑に適当量振りかけ、揮発性有機溶剤
の揮発を押さえるように密閉した容器内で撹拌して充分
に含浸させる。
使用にあっては、このようにして出来た粉状あるいは粒
状の皮革クリーニング剤を毛皮部分にまんべんなく塗布
して軽くマツサージする。その後風通しの良い処で陰干
しを行った後、ドライヤー等で冷風を送り表面に付着し
た粉状体あるいは粒状体を取り除きブラッシングする。
これによって、毛皮等に付着したゴミ、汚れ等が粉状体
あるいは粒状体に付着して取り除かれ、毛皮が再生され
ることになる。
上記第1及び第2の発明に係る皮革クリーニング剤には
、その主要成分に牛のヒズメ油を使用したが、馬のヒズ
メ油であっても本発明は適用される。
〔発明の効果〕
本発明に係る皮革クリーニング剤は以上の説明からも明
らかなように、原料として牛または馬のヒズメ油を用い
、これを揮発性有機溶剤に希釈して使用しているので、
皮革に牛または馬のヒズメ油を適度に皮革内に浸透させ
ることができ、これによって硬化した皮革を柔軟にする
ことができ、光沢、風合を増すことができる。
また、原料として天然動物油である牛または馬のヒズメ
油を使用しているが、これを揮発性有機溶剤で薄め、更
には酸化防止剤が微量混入しているので、これによって
長期の保存を保つことができ、しかも、使用後の皮革に
含浸した油の硬化、腐敗を防止することが可能となり、
長期の寿命を保つことができる。
特に、第1の発明に係る皮革クリーニング剤においては
、液体であるからこれを適当にタオル等に塗って塗布す
ることも可能であるが、必要によってガス等を使用して
スプレー状にして毛皮を含む皮革に塗布することが可能
である。
そして、第2の発明に係る皮革クリーニング剤において
は、全体が粒状あるいは粉状になっているので、その取
扱が容易となり、毛皮等のクリーニングに適するものと
なり、更には毛皮に付着している汚れを粉状あるいは粒
状の皮革クリーニング剤に付着させて除去することも可
能となる。
′代理人  弁理士 中前富士男

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)揮発性有機溶剤に牛または馬のヒズメ油と微量の
    酸化防止剤を混合して液体状となした皮革クリーニング
    剤。
  2. (2)揮発性有機溶剤は1,1,1−トリクロルエタン
    、イソプロアルコール、エチルアルコールの混合物から
    なる特許請求の範囲第1項記載の皮革クリーニング剤。
  3. (3)酸化防止剤はDL−αトコフェロールからなる特
    許請求の範囲第1項記載の皮革クリーニング剤。
  4. (4)揮発性有機溶剤に牛または馬のヒズメ油と微量の
    酸化防止剤を混合して皮革クリーニング溶液を造り、該
    皮革クリーニング溶液を液吸収性粒子体に吸収させて粒
    体状あるいは粉状体となした皮革クリーニング剤。
JP33508487A 1987-12-28 1987-12-28 皮革クリーニング剤 Pending JPH01174600A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5415789A (en) * 1994-09-20 1995-05-16 Citra Science Ltd. Leather cleaner and conditioner
US5415787A (en) * 1994-09-20 1995-05-16 Citra Science Ltd. Leather cleaner and conditioner
US5415788A (en) * 1994-09-20 1995-05-16 Citra Science Ltd. Leather cleaner and conditioner
US8071837B2 (en) 2005-11-14 2011-12-06 Uni-Charm Corporation Method of manufacturing absorbent article, manufacturing apparatus for absorbent body, and absorbent article manufactured thereby
WO2018112937A1 (zh) * 2016-12-23 2018-06-28 王晓峰 一种皮具保养剂

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