JPH01173880A - ケーブル試験装置 - Google Patents

ケーブル試験装置

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JPH01173880A
JPH01173880A JP33411687A JP33411687A JPH01173880A JP H01173880 A JPH01173880 A JP H01173880A JP 33411687 A JP33411687 A JP 33411687A JP 33411687 A JP33411687 A JP 33411687A JP H01173880 A JPH01173880 A JP H01173880A
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Mitsugi Aihara
相原 貢
Yasutaka Fujiwara
藤原 靖隆
Yasumitsu Ebinuma
康光 海老沼
Junichi Shinagawa
潤一 品川
Akinori Kuwaki
亮仙 桑木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、高電圧ケーブルの電気特性を測定するケーブ
ル試験装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 近年、送電容量の増大に伴って、超高圧送電用の高電圧
ケーブルの開発が盛んに進められている。この高電圧ケ
ーブルの開発にあたっては、その絶縁特性の試験あるい
は長期負荷特性の試験等、種々の電気特性試験を欠かす
ことができない。
ここで、第6図を使用して、従来一般に使用されてきた
ケーブル試験装置の概略構成を説明する。
この装置の課電用電源1からは、この電源の発生した高
電圧を出力するためのケーブル2が引き出されている。
このケーブル2の終端は、気中ブッシング3に接続され
ている。この気中ブッシング3の基部には、エポキシ樹
脂等からなるケーブル終端箱4が一体に固定されている
。このケーブル終端箱4の内部には、例えばSF、等の
絶縁性ガス5が充填されている。又、高電圧は母線6に
より接続電極7まで導かれている。
一方、被試験ケーブル10の端末部分には、ストレスコ
ーン等によって端末処理部8が形成されている。この端
末処理部8は、ケーブル終端箱4の一端から挿入され、
接続カバー9により密閉される。その後、ケーブル終端
箱4と接続カバー9とにとり囲まれた端末処理部8の周
辺部分が真空引きされ、絶縁油が充填される。このよう
にして、課電用電源1から被試験ケーブル10に対し、
所定の試験用高電圧が印加される。
ところで、本発明者等は第6図に示したような装置を使
用した場合に、被試験ケーブルに所定の電流を流しなが
ら課電な行なう、いわゆる通電試験のために大きなスペ
ースが必要となるという難点を解決するために、第7図
に示すような装置を開発した。
図において、課電用電源1からはケーブル2が引き出さ
れており、このケーブル2の終端は気中ブッシング3に
接続されている。気中ブッシング3の基部には、ケーブ
ル終端箱20が設けられており、その内部にはS F 
a等の絶縁性ガス5が充填されている。
ケーブル終端箱20の内部には、課電用電源1と電気接
続される母線15の高圧接続端子15Aがガス中ブッシ
ング12に接続されている。母線15の他端には、高圧
接続端子15Aと電気接続された一対のケーブル接続端
子15Bをそれぞれ接続する一対のケーブル接続用套管
16が設けられている。高圧接続端子15Aとガス中ブ
ッシング12との接続部分は、高圧シールド25Aによ
って保護されている。又、ケーブル接続端子15Bとケ
ーブル接続用套管16との接続部分は、それぞれ高圧シ
ールド25Bによって保護されている。
一方、被試験ケーブル10は、その両端がケーブル接続
用套管16を介してケーブル接続端子15Bに電気接続
されるよう構成されている。この部分の内部構成は、第
6図で示した従来のものと変るところはない。更に、被
試験ケーブル10には、通電用トランス19により所定
の2次電流が供給されるよう構成されている。
以上の装置は、1つのケーブル終端箱20と1台の気中
ブッシング3を用いて、被試験ケーブル10に試験電流
を流しつつその両端に試験用電圧を印加することができ
るので、比較的小さなスペースで通電試験を実施するこ
とができる。
ところで、この第7図に示した装置のケーブル接続用套
管16の周辺部分の詳細な断面構造を第8図を用いて説
明する。
図のように、接続用套管16は、例えば全長2m程度の
テーパ状の雌型構成のブロックとされている。
この、接続用套管16は、終端箱ケース21の内部に収
容されており、この終端箱ケース21は、その一端にお
いて蓋22によって気密に封止されている。終端箱ケー
ス21の内部には、絶縁性のガス23、例えばSF6ガ
スが充填されている。又、接続用套管16の基部には、
接続電極24を介して母線15が接続されている。又、
これらの近傍を覆うよう高圧シールド25が設けられて
いる。接続電極24の接続用套管16の内部に侵入した
部分には、雌型コンタクト27が形成されている。
被試験ケーブル10の終端に形成されたストレスコーン
等からなる端末処理部26の先端部分には、雄型コンタ
クト28が設けられており、上記雌型コンタクト27に
嵌り合うよう構成されている。又、被試験ケーブル10
の終端近傍は接続カバー31に被われている。この接続
カバー31は、蓋22に対して被試験ケーブル10の端
末処理部26を気密に封止するように固定されている。
そして、接続用套管16に端末処理部26を収容した後
は、両者の間に生じた隙間を真空引きし、ここに例えば
絶縁油あるいは絶縁ガス等の絶縁性流体33を充填する
ことにより、被試験ケーブルlOの終端の接続作業が完
了する。
第7図の被試験ケーブル10の両端は、いずれも第8図
に示したような構成で接続用套管16に接続されること
になるが、第7図に示したような装置によって、例えば
第6図に示したように、被試験ケーブル10の片端のみ
を接続用套管16の一方に装着して課電試験を行なうこ
とも可能てある。ところが、そのような場合、残りの接
続用套管16は使用しないままの状態となる。しかしな
がら、接続用套管16中では第8図に示したように、接
続電極24の先端が露出しており、何らかの電界緩和処
理を施さなければコロナ放電等を生じ、種々の障害を発
生してしまう。
(発明の目的) 本発明は以上の点に着目してなされたもので、被試験ケ
ーブルの端末を接続しない接続用套管に、電界緩和のた
めの処置を施したケーブル試験装置を提供することを目
的とするものである。
(発明の概要) 本発明のケーブル試験装置は、被試験ケーブルに高電圧
を印加する課電用電源と、この課電用電源と電気接続さ
れ前記被試験ケーブルの端末を受入れるケーブル終端箱
とから成り、このケーブル終端箱には、前記課電用電源
と電気接続され前記被試験ケーブルの端末を受入れる2
以上のケーブル接続用套管が設けられ、前記被試験ケー
ブルの端末を接続しない前記ケーブル接続用套管には、
その接続電極の先端に球状電極が装着され、かつケーブ
ル接続用套管の開口部にはアースリングが配置されてい
ることを特徴とするものである。
(発明の実施例) 第1図は、本発明のケーブル試験装置の実施例を示す主
要部縦断面図である。本発明のこの装置の全体構成は、
第7図に示したものとほぼ同様とする。又、そのケーブ
ル接続用套管16の周辺部分の構成も、第8図に示した
ものとほぼ同様であって、同一部分には同一符合を付し
、重複する説明を省略する。
ここで、本発明の試験装置においては、第1図に示した
ような、被試験ケーブルの端末を接続しないケーブル接
続用套管16に対し、盲蓋22′を用いてこれを封止す
ると共に、球状電極35とアースリング36とを設ける
ようにしている。この球状電極35には、その一方に雄
型コンタクト28が設けられ、接続電極24の端部にあ
る雌型コンタクト27に嵌り合うように構成されている
。一方、盲蓋22′の裏面には、4本の足37によって
アースリング36が支持固定されている。
ここで、第2図と第3図を用いて本発明の装置の球状電
極35の作用を説明する。
先ず、第2図は、球状電極35を装着しない場合の、接
続電極24の先端部分における電気力線40の分布を示
したものである。即ち、第2図のように、接続電極24
の先端部分には、電気力線40が高い密度で集中してい
る。
一方、第3図は、この接続電極24に球状電極35を装
着した場合の電気力線40’の分布を示している。この
ように、電気力線40′は、第2図に示した場合に比べ
て、球状電極35の周面に沿って比較的低い密度で分布
することになる。このように、接続電極24に球状電極
35を装着することによって、この接続電極24の先端
部分における電気力線の集中を緩和し、コロナの発生を
防止することができる。
尚、この球状電極35は、第4図(a)に示したように
、金属製の真球の外周に1本の雄型コンタクト28を植
設した構成としてもよいが、同図(b)に示すように、
金属球の周面の一部をへこませ、そこに雄型コンタクト
28を植設するようにしたものでも差し支えない。この
球状電極は、即ち、実質的に低電位側に向く面がほぼ球
面となっていればよい。
一方、アースリング36は、万一球状電極35で閃絡が
生じた場合、そのストリーマを導き、接続用套管16の
損傷を防止するために設けられている。その形状は、第
5図(a)に示すように、いわゆる断面円形のドーナツ
状のリングに足37を取付けたものの他、同図(b)に
示すように、断面半円形の環状リングに足37を取付け
たような構成のものでもよい。このアースリング36は
、即ち、球状電極35に向く面が滑らかな球面となって
いれば差し支えない。尚、当然のことであるが、このア
ースリング36は、図示しない導体によって接地されて
いるものとする。
ところで、例えば第1図に示した装置において、球状電
極35やアースリング36を装着しないで、この接続用
套管16の内部に絶縁油を充填してこれに油圧を加えて
も、接続電極24の先端に生じるコロナ等の発生をある
程度防止することができる。しかしながら、試験電圧が
高くなった場合には、接続電極24を保護している高圧
シールド25と終端箱ケース21との間で閃絡を生じた
り、又、接続電極24と接続用套管16の内壁との間で
閃絡を生じることがある。
本発明の装置によれば、このような事態を防止すること
ができる。
尚、上記実施例においては、接続用套管16に内部の絶
縁ガス33を充填する実施例を示したが、ここに絶縁油
を充填するようにしても差し支えない。尚、ここに絶縁
油を充填した場合には、フラッジオーバー電圧と油圧と
の依存性はあまり明確ではない。しかしながら、先に示
した実施例のように、S F aなどの絶縁性ガスを充
填すれば、そのガス圧を変えることによってフラッジオ
ーバー電圧を制御することができるという利点がある。
(発明の効果) 以上説明した本発明のケーブル試験装置によれば、被試
験ケーブルの端末を接続しない接続用套管に球状電極と
シールドリングを装着するようにしたので、その部分に
おける電界の集中を緩和し、接続用套管等がフラッジオ
ーバーによって破損するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のケーブル試験装置の実施例を示す主要
部縦断面図、第2図と第3図はその球状電極の作用を説
明するための説明図、第4図は球状電極の変形例を示す
説明図、第5図はシールドリングの変形例を示す説明図
、第6図は従来のケーブル試験装置の概略図、第7図は
本発明者等が先に開発したケーブル試験装置の概略図、
第8図はそのケーブル接続用套管の周辺部の縦断面図で
ある。 1−一−−−−−−−−課電用電源、 10−一−−−−−−−被試験ケーブル、15−イー一
一一一一一母線、 16−−−−−−−−−接続用套管、 21−−−一−−−−−終端箱ケース、22’ −−一
−−−−−盲蓋、 23−−−−−一−−−絶縁性ガス、 24−−イーーーーーー接続電極、 25−−イー一一一一一高圧シールド、33−一−−−
−−−−絶縁流体、 35−−−−−−−−一球状電極、 36−−−−−−−−−アースリング。 (他1名) 第2図 第5図 1−−−−−一−−−−課電用を原 3−−−−−−−−−−気中ブツシング5−−−一−−
−−−−絶ψ生ガス 10 −−−−−−−−一初拮埠険ケーフ゛ノV12−
−−−−−−−−ガス中ブッシング16−−−−−−−
−−ケーブル接続用套管19−−−−−−−−一通電用
トランス20−−−−−−−−−ケーブル網端箱15A
−−−−−−−一高圧接続端子 15B −−−−−−−一り−ブ)し)あ吹端子第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被試験ケーブルに高電圧を印加する課電用電源と、この
    課電用電源と電気接続され前記被試験ケーブルの端末を
    受入れるケーブル終端箱とから成り、このケーブル終端
    箱には、前記課電用電源と電気接続され前記被試験ケー
    ブルの端末を受入れる2以上のケーブル接続用套管が設
    けられ、前記被試験ケーブルの端末を接続しない前記ケ
    ーブル接続用套管には、その接続電極の先端に球状電極
    が装着され、かつケーブル接続用套管の開口部にはアー
    スリングが配置されていることを特徴とするケーブル試
    験装置。
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