JPH01172975A - トナーの製造方法 - Google Patents

トナーの製造方法

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JPH01172975A
JPH01172975A JP62330172A JP33017287A JPH01172975A JP H01172975 A JPH01172975 A JP H01172975A JP 62330172 A JP62330172 A JP 62330172A JP 33017287 A JP33017287 A JP 33017287A JP H01172975 A JPH01172975 A JP H01172975A
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antioxidant
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binder resin
toner image
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JP62330172A
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Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisafumi Shoji
尚史 庄司
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば電子写真法、静電記録法、静電印刷法
等において潜像担持体の表面に形成された静電潜像を現
像するために用いられるトナーの製造方法に関するもの
である。
〔技術の背景〕
現在において、ある画像情報から可視画像を形成する手
段として、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等のよ
うに静電潜像を経由する手段が広く利用されている。
例えば電子写真法においては、光導電性材料よりなる感
光層を有してなる潜像担持体に−様な静電荷が付与され
た後、像露光により当該潜像担持体の表面に原稿に対応
した静電潜像が形成され、この静電潜像がトナーにより
現像されて未定着トナー画像が形成される。この未定着
トナー画像は通常は紙等の記録材に転写された後、定着
されて定着トナー画像が形成される。
しかして、最近においては、カラートナーによるカラー
画像の形成手段が注目を浴びている。斯かるカラートナ
ーは、通常、トナー粒子中に染料および/または顔料等
の有彩色の着色剤が含有されて構成される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、染料および/または顔料等の有彩色の着色剤は
、紫外線照射によりあるいは酸化により劣化しやすくて
耐候性の低いものが多く、そのため定着トナー画像が早
期に褪色して長期保存が困難である問題点がある。
本発明は以上の如き事情に基づいてなされたものであっ
て、定着トナー画像の早期褪色を防止することができる
トナーの製造方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のトナーの製造方法は、結着樹脂と紫外線吸収剤
および/または酸化防止剤とを混合する第1工程と、当
該第1工程で得られた混合物と染料および/または顔料
とを混合する第2工程とを含むことを特徴とする。
〔発明の作用効果〕
本発明によれば、結着樹脂と紫外線吸収剤右よび/また
は酸化防止剤とを先に混合して、次いでこの混合物と染
料および/または顔料とを混合するので、紫外線吸収剤
および/または酸化防止剤は結着樹脂に対して2回にわ
たり混合処理を受けることとなり、その結果結着樹脂に
対して紫外線吸収剤および/または酸化防止剤を高い精
度で均一に分散させることができる。従って、未定着ト
ナー画像の定着時には、当該未定着トナー画像の表面に
紫外線吸収剤ふよび/または酸化防止剤による被膜が画
像全体に均一に形成され、その結果染料および/または
顔料の劣化が有効に防止されて定着トナー画像の早期褪
色の防止効果が画像の全体にわたり発揮される。
従って、カラートナーに要求される耐候性の条件が相当
に緩和され、そのため耐候性の概して低い染料右よび/
または顔料を支障なく使用することができ、結局染料お
よび/または顔料の選択範囲が格段に広くなり、色彩が
豊かでしかも長期体  −存が可能な定着トナー画像の
形成に好適なトナーを製造することができる。
〔発明の具体的構成〕
以下、本発明の構成を具体的に説明する。
本発明にふいては、まず、結着樹脂と紫外線吸収剤およ
び/または酸化防止剤とを混合する第1工程を遂行する
。具体的には、結着樹脂と紫外線吸収剤および/または
酸化防止剤を加熱しながら溶融混練してこれらを均一に
混合する。
結着樹脂、紫外線吸収剤および/または酸化防止剤の形
態は、作業効率の観点からは粒状体が好ましい。また、
溶融混練の前に、結着樹脂、紫外線吸収剤および/また
は酸化防止剤を均一に予備混合してふくことが好ましい
。予備混合のための装置としては、例えばリボンブレン
ダー、ツインシェルブレンダー等を用いることができる
。溶融混練の装置としては、例えばバンバリーミキサ−
1二本ロールミル、加熱ニーダ、イクストルーダ等を用
いることができる。溶融混練の温度および時間は、結着
樹脂、紫外線吸収剤および/または酸化防止剤の種類に
応じて適宜選定される。
次に、上記第1工程で得られた混合物と、染料および/
または顔料とを混合する第2工程を遂行する。具体的に
は、第1工程で得られた混合物と染料および/または顔
料を加熱しながら溶融混練してこれらを均一に混合する
第1工程で得られた混合物、染料および/または顔料の
形態は、作業効率の観点からは粒状体が好ましい。従っ
て、第1工程で得られ混合物は、第2工程を遂行する前
に冷却して粉砕しておくことが好ましい。また、溶融混
練の前に、第1工程で得られ混合物と染料および/また
は顔料とを均一に予備混合しておくことが好ましい。予
備混合のための装置としては、第1工程と同様の装置を
用いることができる。第2工程の溶融混練の装置として
は、第1工程と同様の装置を用いることができる。また
、溶融混練の温度および時間は、結着樹脂、紫外線吸収
剤および/または酸化防止剤、染料および/または顔料
の種類に応じて適宜選定される。
なお、第2工程においては、さらにその他必要に応じて
用いられる荷電制御剤、定着性改良剤等の内部添加剤を
添加した状態で溶融混練してもよいO 次いで、第2工程で得られ混合物を、冷却し、粉砕し、
分級し、所定の平均粒径のトナーを得る。
トナーの平均粒径は特に限定されないが、1〜3ha程
度が好ましい。
粉砕工程は、粗粉砕と、微粉砕の2工程に別けて遂行す
ることが好ましい。粉砕装置としては、例エバボールミ
ル、スタンプミル、ハンマーミル、ジェットミル等を用
いることができる。また、材料の種類によっては、低温
下で粉砕工程を遂行してもよい。
分級装置としては、例えばミクロンセパレータ、ジグザ
グ分級機等を用いることができる。この分級装置は通常
は粉砕装置に連結されて使用される。
また、分級後に、その他必要に応じて用いられる流動化
剤、クリーニング剤等の外部添加剤を添加してトナーを
構成してもよい。
次に、トナーの構成材料について詳細に説明する。
紫外線吸収剤としては、2−(2°−ヒドロキシ−5°
−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2°−
ヒドロキシ−5,5゛−三級ブチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、アルキル化ヒドロキシフェニルベンゾトリ
アゾール等のベンゾトリアゾール系、 2(2,4−ジメチルフェニル)アルキルベンゾフラン
、2− (2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホ
ベンゾイル)ベンゾフラントリエタノールアミン、2−
 (2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾ
イル)−3−メチルベンゾフランジェタノールアミン等
のベンゾフラン誘導体、 4−フェニルベンゾフェノン、ドデシルオキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、2.2°−ジ
ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−
ドブシロキシ−2−ヒドロキシペンゾヘエノン、2.2
’ −ジヒドロキシ−4−ブトキシベンゾフェノン、4
−フエニルペンゾフエノンー2°−カルボキシルイソオ
クチルエステル、2−ヒドロキシ−4’−(2,2,3
,3−テトラフルオロプロポキシ)ベンゾフェノン等の
ベンゾフェノン誘導体、2、 2−’;フェニルー1−
エトキシカルボニルエチレン、2.2−ジフェニル−1
−シアノ−1−n−オクトキシカルボニルエチレン等の
置換アクリロニトリル系、 N−(β−シアノ−β−カルボメトキシビニル)インド
リン、N−(β、β−ジシアノビニル)−2−メチルイ
ンドリン、N−(β−シアノ−β−カルポーn−ブトキ
シビニル)−1,2,3,4゜10、11−へキサヒド
ロカルバゾール、N−(β−シアノ−β−カルボメトキ
シビニル)−1,2゜3.4−テトラヒドロキノリン、
ブタンジオール−(1,4)−ビス〔β−N−(2−メ
チル−2゜3−ジヒドロインドール)−α−シアノアク
リル酸酸二エステルN−(α−メチル−β−シアノ−β
−カルボメトキシビニル)−2−メチルインドール等の
ltm−N−フェニルアミノエチレン系、6−フェニル
−α−ピロン、3−クロル−4−メチル−6−P−)ジ
ル−α−ピロン、3−ブロム−4−メチル−6−(4°
−クロルフェニル)−α−ピロン等のピロン系、 P−フユニレンービス−(メチレンマロン酸ジシクロヘ
キシル)、m−フユニレンービスー(メチレンマロン酸
ジエチルヘキシル)、m−フェニレン−ビス−(メチレ
ンマロン酸ジベンジルヘキシル)等のメチレンマロン酸
エステル、α−シアノ−β−フェニルケイ皮酸エチル、
α−シアノ−β−メチル−P−メトキシケイ皮酸メチル
等のケイ皮酸エステル、 サリチル酸フェニル、p−第三級ブチルサリチル酸フェ
ニル、p−オクチルサリチル酸フェニル、5−ラウリル
チオメチルサリチル酸フェニル、5−ステアリルチオメ
チルサリチル酸フェニル、5−(4−tertブチルフ
ェニルチオメチル)サリチル酸フェニル、5−パラトリ
ルチオメチルサリチル酸−4−(tertブチル)フェ
ニル、5−(β−オクチルチオプロピオニルオキシメチ
ル)サリチル酸フェニル、4−(β−ステアリルチオプ
ロピオニルオキシメチル)サリチル酸フェニル、5−(
β−ラウリルチオプロピオニルオキシメチル)サリチル
酸−2゛−メチル−4°−tertブチルフェニル、3
−(β−ペンジルチオブロピオ二ルオキシメチル)サリ
チル酸−3゛−イソプロピルフェニル、5−tertブ
チルサリチル酸−4″−(β−ステアリルチオプロピオ
ニルオキシメチル)フノニル、5−(β−ステアリルチ
オプロピオニルオキシメチル)フェニル、サリチル酸−
3”−(β−ステアリルチオプロピオニルオキシメチル
)フェニル等のサリチル酸フェニル系、 その他、ニッケルビスオクチルフェニルサルファイド等
のニッケル錯塩類、p−ジメチルアミノ安息香酸等の芳
香族カルボン酸誘導体、シュウ酸エステルアミド類、4
,4°−ジベンゾイルスチルベン系、1. 3−ビス−
(5−スルホベンズイミダゾリル−2)ベンゼン系、ト
リス(アリールカルボニルオキシ)ベンゼン系、芳香族
尿素系化合物、テトラアシル化ビスフェノール類、γ−
サリチロキシプロビル基含有有機ポリシロキサン等を用
いることができる。
紫外線吸収剤は、染料および/または顔料の紫外線によ
る早期劣化を有効に防止するものである。
紫外線吸収剤の含有割合は、トナーの結着樹脂を100
重量部とすると、0.1〜20重量部程置部あればよい
が、好ましくは1〜5重量部置部である。
酸化防止剤としては、例えば以下のものを用いることが
できる。
(ヒンダードフェノール類) ジブチルヒドロキシトルエン、2.2’ −メチレンビ
ス(6−t−ブチル−4−メチルフェノール)、4.4
°−ブチリデンビス(6−t−ブチル−3−メチルフェ
ノール)、4.4°チオビス(6−t−ブチル−3−メ
チルフェノール)、2゜2°ブチリデンビス(6−t−
ブチル−4−メチルフェノール)、α−トコフェロール
、β−トコフェロール、2. 2. 4−)リフチル−
6−ヒドロキシ−7−t−ブチルクロマン、ペンタエリ
スチルテトラキス(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、2.2°−
チオジエチレンビス(3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)フロビオネート)、1.6−
ヘキサンジオールビス(3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、ブチル
ヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシアニソール
等。
(バラフェニレンジアミン類) N−フェニル−No−イソプロピル−p−フェニレンジ
アミン、N、N”−ジー5ec−ブチル−p−フェニレ
ンジアミン、N−フェニル−N −5ec−ブチル−p
−フェニレンジアミン、N、 N’ −ジイソプロピル
−p−7二二レンジアミン、NIN゛−ジメチル−N、
 N’ −ジ−t−ブチル−p−フェニレンジアミン等
(ハイドロキノン類) 2.5−ジ−t−オクチルハイドロキノン、2゜6−シ
ドデシルハイドロキノン、2−ドデシルハイドロキノン
、2−ドデシル−5−クロロハイドロキノン、2−t−
オクチル−5−メチルハイドロキノン、2− (2−オ
クタデセニル)−5−メチルハイドロキノン等。
(有機硫黄化合物類) ジラウリル−3,3°−チオジプロピオネート、ジステ
アリル−3,3°−チオジプロピオネート、ジテトラデ
シルー3,3°−チオジプロピオネート等。
(有機リン化合物類) トリフェニルホスフィン、トリ(ノニルフェニル)ホス
フィン、トリ (ジノニルフェニル)ホスフィン、トリ
クレジルホスフィン、トリ (2,47ジブチルフエノ
キシ)ホスフィン等。
以上の物質は、ゴム、プラスチック、油脂類等の酸化防
止剤として知られているものであり、市販品を容易に入
手することができる。
酸化防止剤は、染料および/または顔料の酸化による早
期劣化を有効に防止するものである。酸化防止剤の含有
割合は、トナーの結着樹脂を100重量部とすると、0
.1〜20重量部程置部あればよいが、好ましくは1〜
5重量部置部である。  □染料や顔料としては、例え
ば下記の物質を挙げることができる。
(黄色) C01,ピグメントイエロー1 (ファストエローG)
C0!、ピグメントイエロー3 (ファストエロー10
0)C,I、ピグメントイエロー12(ジスアゾエロー
(AAA)) C01,ピグメントイエロー13(ジスアゾエロー(A
AMX)) C,I、ピグメントイエロー14(ジスアゾエロー(A
AOT)) C01,ピグメントイエロー17(ジスアゾエロー(A
AOA)”) C1I、ピグメントイエロー42(黄色酸化鉄)C01
,ピグメントイエロー83 (パーマネント二ローHR
) (橙色) C01,ピグメントオレンジ16(パルカンオレンジ)
(赤色) C,[、ピグメントレッド3 (レーキレッド4R(ト
ルイジンレッド)) C11,ピグメントレッド5 (パーマネントカーミン
FB) C1I、ピグメントレッド22(ブリリアントファース
トスカーレット) C11,ピグメントレッド38(ピラゾロンレッドB)
C,I、ピグメントレッド48:l(ウオッチングレッ
ド(Ba)) C,I、ピグメントレッド48:2(ウオッチングレッ
ド(Ca)) C41,ピグメントレッド48:4(ウオッチングレッ
ド(Mu) ) C11,ピグメントレッド49:1(バリウムリソール
レッド) C01,ピグメントレッド53:1(レーキレッドC)
C01,ピグメントレッド57:1(ブリリアントヵー
ミン6B) C01,ピグメントレッド63:1(レーキボルドー1
0B) C,1,ピグメントレッド81 (ローダミン6Gレー
キ)C0I、ピグメントレッド101(べんがら)(紫
色) C61,ピグメントバイオレット19(キナクリドンレ
ッド) (青色) C01,ピグメントブルー23(ジオキサジンバイオレ
ッ ト) C9!、ピグメントブルー15:1(フタロシアニンブ
ルー(α)) C0I、ピグメントブルー15:3(フタロシアニンブ
ルー(β)) c、r、ピグメントブルー15:4(フタロシアニンブ
ルー(β非結晶、非集合) C,I、ピグメントブルー17:1(ファストスカイブ
ルー) C9I、ピグメントブルー18(アルカリブルートーナ
C,1,ピグメントブルー27(紺青)C1I、ピグメ
ントブルー29(群青)(緑色) C01,ピグメントグリーン7 (フタロシアニングリ
ーン) これらの染料や顔料は、単独であるいは2種以上組み合
せて用いることができ、その含有割合は、トナーの結着
樹脂を100重量部とすると、1〜15重量部が好まし
い。
結着樹脂としては、特に限定されず種々の樹脂を用いる
ことができる。具体的には、ポリスチレン、スチレン・
アクリル共重合体、ポリエステル、ポリビニルブチラー
ル、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体等を挙げることができる。こ
れらの樹脂は組合せて用いてもよい。
荷電制御剤としては、例えばニグロシン系の電子供与性
の染料、ナフテン酸や高級脂肪酸の金属塩、アルコキシ
ル化アミン、四級アンモニウム塩、アルキルアミド、リ
ン、タングステン、モリブデン酸レーキ顔料、フッ素処
理活性剤等の正帯電性の荷電制御剤、例えば電子受容性
の有機錯体、塩素化パラフィン、塩素化ポリエステル、
酸基過剰のポリエステル、銅フタロシアニンのスルホニ
ルアミン等の負帯電性の荷電制御剤を挙げることができ
る。
定着性改良剤としては、例えば低軟化点のポリオレフィ
ン、高融点パラフィンワックス、シリコーンワニス、脂
肪酸エステル類またはその部分ケ    ゛ン化物類、
脂肪酸アミド系化合物、高級アルコール等を挙げること
ができる。
また、磁性トナーを得る場合には、トナー粒子中に磁性
体が混合される。磁性体の混合時期は、第1工程または
第2工程のいずれでもよい。斯かる磁性体としては、磁
場によってその方向に強く磁化する物質、例えば鉄、フ
ェライト、マグネタイトをはじめとする鉄、ニッケル、
コバルト等の強磁性を示す金属もしくは合金またはこれ
らの元素を含む化合物、強磁性元素を含まないが適当な
熱処理を施すことによって強磁性を示すようになる合金
、例えばマンガン−銅−アルミニウム、マンガン−銅−
賜、等のマンガンと銅とを含むホイスラー合金と呼ばれ
る種類の合金、二酸化クロム、その他を挙げることがで
きる。斯かる磁性体の含有割合は、トナーの結着樹脂を
100重量部とすると、20〜80重量部が好ましく、
特に30〜70重量部が好ましい。
流動化剤としては、コロイダルシリカ、疎水性シリカ、
シリコンフェス、叙属石鹸、非イオン界面活性剤、ポリ
ビニリデンフルオライド等よりなる微粒子を挙げること
ができる。
クリーニング剤としては、脂肪酸金属塩、表面に有機基
を有するシリカ、フッ素系界面活性剤等の微粒子を挙げ
ることができる。
本発明の方法により製造されたトナーは、キャリアを含
まない一成分現像剤、またはキャリアを含む二成分現像
剤のいずれのタイプにも適用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明が
これらの実施例に限定されるものではない口 実施例1 (第1工程) 粒状の結着樹脂(スチレン・アクリル系共重合体樹脂)
100重量部と、粒状の紫外線吸収剤(4−フェニルベ
ンゾフェノン)3重量部とを、予備混合し、次いで二本
ロールミルを用いて加熱しながら溶融混練して均一に混
合した。
得られた混線物を冷却し、次いで粉砕して粒状物とした
(第2工程) 第1工程で得られた粒状物100重量部と、粒状の顔料
(C11,ピグメントイエロー12(ジスアゾエロー(
AAA)))5重量部とを、予備混合し、次いでイクス
トルーダを用いて加熱しながら溶融混練して均一に混合
した。
得られた混−物を冷却し、粗粉砕し、さらに微粉砕し、
次いで分級して、平均粒径が1Onのイエロートナーを
製造した。
実施例2 □実施例1の第2工程において、顔料をc、r、ピグメ
ントブルー57:1(ブリリアントカーミン6B)3重
量部に変更したほかは同様にして平均粒径□が10nの
マゼンタトナーを製造した。
実施例3 実施例1の第2工程において、顔料をC0I、ピグメン
トブルー15:3(フタロシアニンブルー(β))4重
量部に変更したほかは同様にして平均粒径が10nのシ
アントナーを製造した。
実施例4 実施例1の第2工程において、顔料をC8I、ピグメン
トレッド3(レーキレッド4R)3重量部およびC1t
、ピグメントブルー15:4(フタロシアニンブルー)
3重量部に変更したほかは同様にして平均粒径が1On
のブラックトナーを得た。
〔実写テスト〕
実施例1〜4で製造されたイエロートナー、マゼンタト
ナー、シアントナー、ブラックトナーの各々と、フェラ
イトよりなるコーティングキャリア粒子(平均粒径:1
00J/l)とを混合して、それぞれトナー濃度が4重
量%の各二成分現像剤を調製した。
これらの二成分現像剤をそれぞれ用いて、電子写真複写
機rU −Bix 2812MRJ  (−二カQ11
製)改造機により、単色画像を形成する実写テストを行
太った。
得られた定着トナー画像に、紫外線を強制的に照射する
模擬実験を行ない、定着トナー画像の耐候性を調べたと
ころ、照射時間が10時間経過しても褪色が認められず
、元の良好な色彩が安定に保存されていた。
また、得られた定着トナー画像を、温度50℃のオゾン
雰囲気中に放置する模擬実験を行ない、定着トナー画像
の耐候性を調べたところ、放置時間が10時間経過して
も褪色が認められず、元の良好な色彩が安定に保存され
ていた。
比較例1 比較のため、実施例1〜4の第1工程において、いずれ
も紫外線吸収剤を用いないほかは同様にしてトナーを製
造し、これらを用いて同様にして各二成分現像剤を製造
し、上記と同様の実写テストを行ない、得られた定着ト
ナー画像の耐候性を調べたところ、経過時間が10時間
で著しく褪色が認められ元の色彩が相当に変化した。
実施例5 実施例1の第1工程において、紫外線吸収剤を、紫外線
吸収剤(サリチル酸フェニル)2重量部に変更したほか
は同様にして平均粒径が10μ肩のイエロートナーを製
造した。
実施例6 実施例2の第1工程において、紫外線吸収剤を、酸化防
止剤(ジブチルヒドロキシトルエン) 1重量部に変更
したほかは同様にして平均粒径が10nのマゼンタトナ
ーを製造した。
実施例7 実施例3の第1工程において、紫外線吸収剤を、酸化防
止剤(2−ドデシル−5−クロロハイドロキノン) 2
重量部に変更したほかは同様にして平均粒径がlOu肩
のシアントナーを製造した。
実施例8 実施例4の第1工程において、紫外線吸収剤を、i外1
!吸収剤(4−フェニルベンゾフェノン)2重量部およ
び酸化防止剤(ブチルヒドロキシアニソール)2重量部
に変更したほかは同様にして平均粒径が10jIMのブ
ラックトナーを得た。
〔実写テスト〕
実施例5〜8で製造されたイエロートナー、マゼンタト
ナー、シアントナー、ブラックトナーの各々を用いて、
上記と同様に二成分現像剤を調製し、同様の実写テスト
を行なった。
得られた定着トナー画像に、紫外線を強制的に照射する
模擬実験を行ない、定着トナー画像の耐候性を調べたと
ころ、照射時間が10時間経過しても褪色が認められず
、元の良好な色彩が安定に保存されていた。
また、得られた定着トナー画像を、温度50℃のオゾン
雰囲気中に放置する模擬実験を行ない、定着トナー画像
の耐候性を調べたところ、放置時間が10時間経過して
も褪色が認められず、元の良好な色彩が安定に保存され
ていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)結着樹脂と紫外線吸収剤および/または酸化防止剤
    とを混合する第1工程と、当該第1工程で得られた混合
    物と染料および/または顔料とを混合する第2工程とを
    含むことを特徴とするトナーの製造方法。
JP62330172A 1987-12-28 1987-12-28 トナーの製造方法 Pending JPH01172975A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2715657A1 (fr) * 1994-02-01 1995-08-04 Pacific Corp Nouveaux dérivés de l'acide kojique.
US6326114B1 (en) * 1999-04-14 2001-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Toner, and process for producing a toner
GB2435104A (en) * 2006-02-08 2007-08-15 Konica Minolta Business Tech Electrostatic charge image developing toner and image forming method

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