JPH01170614A - 親水性且つ熱硬化性の樹脂組成物 - Google Patents

親水性且つ熱硬化性の樹脂組成物

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JPH01170614A
JPH01170614A JP33166687A JP33166687A JPH01170614A JP H01170614 A JPH01170614 A JP H01170614A JP 33166687 A JP33166687 A JP 33166687A JP 33166687 A JP33166687 A JP 33166687A JP H01170614 A JPH01170614 A JP H01170614A
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JP33166687A
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Norimoto Moriwaki
森脇 紀元
Shigeru Kubota
繁 久保田
Chuichi Miyazaki
忠一 宮崎
Satoshi Kuriyama
智 栗山
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Mitsubishi Electric Corp
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Mitsubishi Electric Corp
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は親水性且つ熱硬イヒ性の樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、親水性のエポキシ樹脂としては多価アルコールの
グリシジルエーテルやアルキレンオキシドの様な親水性
基を含有するエポキシ樹脂があった(例えば特開昭58
−38765号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このようなエポキシ樹脂は硬什剤と併用しなけ
ればならず、また混合すると保存安定性も悪い。従って
使用する直前に混合するという二液型であるために作業
性が悪く用途が限定されるという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
木発明者らは一液型で親水性をもつエポキシ樹脂につい
て鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明はポリエポキシ化合物に非対称ジアルキ
ルヒドラジン及びエステル化合物を反応することによっ
て得られる、分子中にアミンイミド基及びエポキシ基を
各1個以上含有することを特徴とする親水性且つ熱硬什
性の樹脂組成物である。
本発明において使用されるポリエポキシ化合物としては
、分子中にエポキシ基を2個以上含むものなら特に制限
されず、通常のもの例えば「新エポキシ樹脂」 [垣内
弘著、(株)昭晃堂、昭和60年5月10日発行115
〜97頁、「基礎合成樹脂の化学(新版)」[三羽忠広
著、技報堂、昭和50年発行コ371〜392頁、「エ
ボキシレジンズ」 [マグロ−ヒル・コンパニー社19
57年発行]6〜29頁に記載のものが使用でき、具体
的には下記のものが挙げられる。
(1)フェノールエーテル系エポキシ樹曙[ビスフェノ
ール頭とエピクロルヒドリンとの縮合物、フェノール又
はクレゾールレノボラ・ツク3tll旨とエピクロルヒ
ドリンとの綜合物など]:(2)エーテル系エポキシ樹
脂[ポリオール、ポリエーテルポリオールなどとエピク
ロルヒドリンとの綜合物などコニ(3)エステル系エポ
キシ樹脂「グリシジル(メタ)アクリレートとエチレン
性不飽和星貢体(アクリロニトリルなど)との共重合体
など]:(4)グリシジルアミン系エポキシ樹M’F、
 [アミン類とエピクロルヒドリンとの綜合物など]:
(5)非グリシジル型エポキシ樹脂「環状エポキシ樹脂
、エポキシ什ポリブタジェン、エポキシ化大豆油など]
 :及びこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これ
らのうち好ましいものは(1)である。
非対称ジアルキルヒドラジン、すなわちN、 N−ジア
ルキルヒドラジンにおいて、アルキル基としては同一ま
たは異なる01〜C18、好ましくは、C1〜C5の直
鎖または分岐のアルキル基が挙げられる。その具体例と
しては非対称のジメチルヒドラジン、ジエチルヒドラジ
ン、ジイソプロピルヒドラジン、ジ−n−ブチルヒドラ
ジン、ジオクチルヒドラジンなどが挙げられる。これら
のうち好ましいのは、ジメチルヒドラジンである。
本発明で使用されるエステル化合物を構成する酸成分と
してはC1〜C38の直鎖又は分岐の飽和又は不飽和カ
ルボン酸がある。具体例としては脂肪族モノカルボン酸
「蟻酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、(メタ)アクリル
酸(アクリル酸及び/又はメタアクリル酸をいう。以下
同様の記載を用いる。)オレイン酸等] :芳香族モノ
カルボン酸(安息香酸、サリチル酸、マンデル酸、桂皮
酸等);ポリカルボン酸(蓚酸、マレイン酸、フマル酸
、イタコン酸、アジピン酸、ブテントリカルボン酸、ブ
テンテトラカルボン酸等)等が挙げられる。
エステル化合物を構成するアルコール成分としては下記
のものが挙げられる。例えば、01〜C18の脂肪族モ
ノアルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、
プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、イソブチルアルコール、5ec−ブチルア
ルコール、te rt−ブチルアルコール、ヘキシルア
ルコール、2−エチルヘキシルアルコール等);セロソ
ルブ(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等);脂肪
族不飽和アルコール(アリルアルコール、クロチルアル
コール等):脂肪族多価アルコール(エチレングリコー
ル、3−ヒドロキシプロピルアルコール、ヒドロキシヘ
キシルアルコール等):芳香族アルコール(ベンジルア
ルコール、シンナミルアルコール等)等が挙げられる。
本発明で使用されるエステル化合物としては下記のもの
があげられる。例えば飽和脂肪族エステル(蟻酸メチル
、蟻酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル
、酢酸ブチル、酢酸ヘキシル、酢酸セロソルブ等);α
−ヒドロキシカルボン酸エステル(乳酸メチル、乳酸エ
チル、マンデル峻メチル等):(メタ)アクリル酸エス
テル[(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
エチル、(メタ)アクリル’Kn−ブチル、(メタ)ア
クリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ヒド
ロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル
、(メタ)アクリル酸ヒドロキシヘキシル] :芳香族
エステル(安息香酸メチル、安息香酸エチル、サリチル
酸メチル、サリチル酸エチル、桂皮酸エチル等):ポリ
カルボン酸エステル(マレイン酸ジメチル、マレイン酸
ジエチル、フマル酸ジメチル、イタコン酸ジメチル、ア
ジピン酸ジメチル、ブテントリカルボン酸トリメチル、
ブテンテトラカルボン酸テトラメチル等);ラクトン(
β−プロピオラクトン、ジメチルプロピオラクトン、ブ
チロラクトン、γ−バレロラクトン、γ−カプロラクト
ン、クロトラクトン、δ−バレロラクトン、δ−カプロ
ラクトン、クマリン等)等が挙げられる。これらのうち
好ましいのは、(メタ)アクリル酸エステル、α−ヒド
ロキシカルボン酸エステル及び芳香族エステルであり、
とくに好ましいのは、メタクリル酸メチル、アクリル酸
メチル、乳酸エチル及び桂皮酸エチルである。
本発明の樹脂組成物は、上記のポリエポキシ化合物と非
対称ジメチルヒドラジン及びエステル化合物を反応させ
ることにより製造することができる。
反応形態は例えば式(1)の様なものである。まずポリ
エポキシ化合物のエポキシ基と非対称ジアルキルヒドラ
ジンが反応してエポキシ基が開環しアミンイミンを形成
する。それがエステル(P合物との間で脱アルコール反
応を起こしアミンイミド基を生成する。
ここでmSnは1以上の整数であり、両者にはm>nの
関係がある。ここてXは、ポリエポキシ化合物の残基、
R1、R2は非対称ジアルキルヒドラジンのアルキル基
、R3はエステル化合物の酸成分残基、R4はエステル
化合物のアルコール残基である。
非対称ジアルキルヒドラジンの使用量は、ポリエポキシ
化合物中のエポキシ基の1モル当り通常0.05〜0.
9モル、好ましくは0.05〜0.7モルである。
非対称ジアルキルヒドラジンが0.05モルより少ない
ときは、親水性が低くなり、0.9モルより多いときは
耐水性が悪くなる。
エステル化合物の使用量は、非対称ジアルキルヒドラジ
ンの1モル当り、通常0.9〜2.0モル、好ましくは
、0.95〜1.05モルである。エステル化合物が0
.9モルより少ないときはアミンイミド基の熱分解性が
悪くなる。
反応の方法には次の様なものがある。例えばポリエポキ
シ化合物、非対称ジアルキルヒドラジン及びエステル化
合物の3者を同時に反応させてもよいし、ポリエポキシ
化合物と非対称ジアルキルヒドラジンを反応させてから
エステル化合物を反応させてもよい。好ましくは3者を
同時に反応するのがよい。
反応温度は、通常0〜120°C1好ましくは、20〜
80℃である。
反応時間は、通常30分〜30時間、好ましくは、1〜
5時間である。
圧力は、通常0.01〜5kg/am2、好ましくは、
0.95〜1.05kg/am2である。
反応は必要により溶剤の存在下に行われる。溶剤として
は原料を溶解し反応を阻害しなければとくに限定されず
、例えば脂肪族アルコール(メチルアルコール、エチル
アルコール、i−プロピルアルコール、n−プロピルア
ルコール、n−ブチルアルコール、tert−ブチルア
ルコール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、メチ
ルカービトール、エチルカービトール等):芳香族アル
コール(ベンジルアルコール等)エチレン(アセトン、
メチルエチルケトン、ジエチルケトン等):エーテル(
エチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アニソール等):
芳香族炭化水嚢(ベンゼン、トルエン、キシレン等)ニ
アミド(ジメチルホルムアミド、NUN−ジメチルアセ
トアミド、N−メチルピロリドン等):ニトリル(アセ
トニトリル、プロピオニトリル等)等及びこれらの二種
以上の混合物があげられる。好ましくは、脂肪族アルコ
ール及び芳香族アルコールであり、特に好ましくはメチ
ルアルフール、i−プロピルアルコール、メチルセロソ
ルブ、メチルカービトール及びベンジルアルコールであ
る。
溶剤の使用量は、ポリエポキシ化合物の重量に基ずいて
通常10χ〜50oz、好ましくは、50%〜30oz
である。
反応は、通常攪拌下に、必要により不活性気体(窒素等
)雰囲気下で行われる。
本発明の樹脂組成物の分子量は、通常260〜300.
000、好ましくは、500〜100,000である。
樹脂組成物中のエポキシ基とアミンイーミド基のモル廿
は、通常9:1〜1:9、好ましくは、9:1〜3ニア
である。
アミンイミド基は加熱分解によりイソシアネート等の高
活性基を生成するため、ヒドロキシ基やエポキシ基等の
種々の官能基と反応七網状橿遣を形成する。従って本発
明の組成物は熱硬イヒ性を有する。
加熱硬4ヒ温度は通常120℃以上、好ましくは145
℃〜200°Cまたはそれ以上である。硬什時間は、1
0分〜120分、好ましくは20分〜60分である。
本発明の組成物は種々の無機物(鉄、アルミニウム、鍔
、これらの合金、ブリキ、トタンなどの金属類:瓦、ス
レート、タイル、ホウロウ、セメント、レンガ、ガラス
等の窯業製品など)及び有機物(プラスチック、繊維製
品、木材、皮革など)に適用可能である。
適用方法としては、スプレー、刷毛、ヘラなとで塗布す
る方法、及び浸漬する方法が挙げられる。
本発明の組成物はこの樹脂を含有するものであるが、必
要により樹脂中のエポキシ基をアミン化合物、カルボン
酸等で変性してもよいし、他の樹脂、充堵剤、顔料、密
着性向上剤、紫外線吸収剤、エポキシ硬イヒ剤、耐熱性
向上剤、レベリング剤、たれ防止剤、溶剤等を混入併用
してもよい。
他の樹脂としては、通常の樹脂例えばアクリル、エポキ
シ、不飽和ポリエステル、ポリウレタン、メラミン、フ
ェノール樹脂等が使用できる。充填剤、顔料としては、
体質顔料(炭酸カルシウム、カオリン、タルク、ケイ酸
アルミ、アエロジル等):無機顔料(酸什チタン、酸什
鉄、黄鉛、酸イヒカドミウム、カーボンブラック、アル
ミ燐片等);有機顔″N(アゾ系、アゾレーキ系、フタ
ロシアニン系、キナクリドン系、イソインドリノン系の
有機、顔料等)が挙げられる。
密着性向上剤としては、例えばベンゾトリアゾール等が
挙げられる。
溶剤としては本発明の組成物を溶解し、組成物と反応し
ないものなら特に限定されないが、アミンイミド基やエ
ポキシ基が極性である為に極性溶剤が好ましい。溶剤と
しては例えばアルコール(メタノール、エタノール、i
−プロパツール、第3ブタノール等)セロソルブ(エチ
ルセロソルブ、ブチルセロソルブ等)ケトン(アセトン
、メチルエチルケトン等)エステル(酢酸エチル、酢酸
ブチル等)、ニトリル(アセトニトリル等)が挙げられ
る。
またアミンイミド基は、両性であるため親水性が強く、
得られた本発明の樹脂も親水性を有し水溶性または水分
散性となる。従って通常の方法でエマルジョンや水溶液
とすることが出来る。すなわち本発明のエポキシ樹脂を
そのまま水に溶解または分散するか、有機又は無機の酸
を添加して該樹脂のアミンイミド基の塩を形成させ安定
なエマルジョンとすることが出来る。有機または無機の
酸としては、塩酸、りん酸、ぎ酸、酢酸、乳酸、(メタ
)アクリル酸、蓚酸、イタコン酸等が挙げられる。酸の
量はアミンイミド基のモルに対し通常0.3〜1.5倍
モルである。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
実施例1 還漆器、滴下ロート及び攪稈装置を備えた40コルベン
にエポキシ当量202のクレゾールノボラックエポキシ
樹脂(住友什学工業(株)製 スミ−エポキシ ESC
N−195) 100g、メチルセロソルブ 100g
及びメタクリル酸メチル 4.98  を入れて約50
℃で溶解した。均一になったところで、非対称ジメチル
ヒドラジン 3.Og  を50℃以下で1時間かけて
滴下したのち約80℃で3時間反応させることによって
木発明の樹脂組成物を得た。反応は、ガスクロマトグラ
フィー(以下GCと略記)で追跡し、原料ピークの消失
を確認したのち生成物のIRスペクトルによりアミンイ
ミド基が生成(1500cm−1〜1650cm−1に
現れるC0−N″″の吸収)していることを確認した。
実施例2 還流器、滴下ロート及び攪拌装置を備えた40コルベン
にエポキシ当量110  のグリシジルアミン型エポキ
シ樹脂(住友什学工業(株)スミエポキシ ELM−4
34) 100g、プチルカービトール100g及びり
、酸エチル53.7gを入れて、約50℃で加熱溶解し
た。均一になったところで非対称ジメチルヒドラジン2
7.3gを50℃以下で1時間かけて滴下したのち、さ
らに約80℃で3時間反応させることによって木発明の
樹脂組成物を得た。反応は、GCて追跡し原料ピークの
消失を確認したのち生成物のIRスペクトルによりアミ
ンイミド基が生成(1500cm−1〜1650cm−
1に現れるCo−I!−の吸収)していることを確認し
た。
対照用の組成物として下記のごとき配合成分をコルベン
にて攪稈溶解して調製した。
比較例1 攪稈装置を備えた40コルベンにエポキシ当量202の
クレゾールノボラックエポキシ樹脂(例えば住友化学工
業(株)スミ−エポキシ ESCN  195)150
.0g、トリメチロールプロバントリグ刀シジルエーテ
ル 50.0g、無水フタル酸 50.0.g、  2
−エチル−4−メチルイミダゾール 2.58  をし
こみ均一に溶解した。
比較例2 攪拌装置を備えた40コルベンにエポキシ当量110の
グリシジルアミン型エポキシ樹脂(例えば住友化学工業
(株)スミ−エポキシ ESCN  195) 150
.0g、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテ
ル 50.0g、無水フタル酸 so、o、g、 2−
エチル−4−メチルイミダゾール 2.58  をしこ
み均一に溶解した。
実施例3〜6 次に以下の原料を用いた際の評価例を下記の表に示した
。ここでは原料の組成比を変えたものを上記実施例に従
って合成し、その物性を比較例の配合物とくらべた。
使用原料 ポリエポキシ化合物 エポキシ当量202のクレゾールノボラックエポキシ樹
脂(住友化学工業(株)製スミーエポキシESCN−1
95) エステル化合物 メチルメタクリレート 非対称ジアルキルヒドラジン ジメチルヒドラジン テストピースは、実施例についてはフェスをアルミ板上
にロールコータ−を用いて塗布したのち、80℃の微風
乾燥器に30分間いれて溶剤をとばして調製した。比較
例については、上記の溶液をアルミ板上にロールコータ
−を用いて塗布して調製した。次にそれぞれのテストピ
ースを160℃の微風乾燥器に60分間いれて熱硬化さ
せたのち評価した。
表1 エステルとヒドラジンの欄の数字は、ポリエポキシ化合
物中のエポキシ基の1モルに対する、それぞれのモル%
をあられしている。
なお、上記表1中の各性能の評価判定は下記のとおりで
ある。
水溶性 イオン交換水100gに上記サンプル10g(
溶剤以外の成分)を加えて攪稈し溶液の状態を目視によ
り判定した。
◎  全く透明な状態 Oかすかに曇る状態 △  顕著に曇る状態 ×  濁って沈澱する状態 密着性 、JIS D−0202の試験法に従ってそれ
ぞれのテストピースζこゴバン目状ζこクロスカットを
入れ、次いでセロファンテープによるピーリング試験後
の剥がれの状態を目視により判定した。
◎  100/100で全く変什が認められないもの 0  100/100で線の際が僅かに剥がれたもの △  50/100〜90/100 X   O/100〜50/100 鉛筆硬度 、l Is K−5400の試験法に従って
鉛筆硬度試験機を用いて荷重IKgをかけた際の皮膜に
傷が付かない最も高い硬度を以て 表示した。使用した鉛筆は「三菱ハイ ユニ」 (三菱鉛筆(株)製品)である。
耐薬品性 それぞれのテストピースを下記薬品中に、2
0℃で30分浸漬したのちの塗膜の状態と密着性とを総
合的に判定し評価 した。
A    10vol$H2S04 B    10wt%Na0H Cアセトン D   ガソリン ◎   全く変化が認められないもの ○   はんの僅か変イヒしているもの△   顕著に
変化しているもの ×   塗膜が膨潤して脱落したもの 実施例7〜9 次はエステル化合物とジメチルヒドラジンの種類とモル
比を一定に゛した条件で、種々のポリエポキシ化合物を
用いて実施例2に従って合成し、それらの物性を評価し
表2にまとめた。
なお使用した原料及びモル比は、以下のとおりである。
エステル化合物 : 乳酸エチル 非対称ジアルキルヒドラジン: ジメチルヒドラジン これらは、ポリエポキシ化合物中のエポキシ基の1モル
に対して、ともに50モル%ずつもちいた。
ポリエポキシ化合物 実施例2: 「スミ−エポキシ ELM −434J(
住人イヒ学工業(株)製 グリシ ジルアミン型エポキシ樹脂) 実施例7: 「ブナコール EX−301」(ナガセ化
成工業(株)製 イソシアヌ レート型トリグリシジルエーテル) 実施例8: 「エピコート 1001」(油(1=シエ
ルエポキシ(株)製ビスフェノール A型エポキシ樹脂) 実施例9: 「エピコート 1046−A−70J  
(油(1jシエルエポキシ(株)製臭素什 ビスフェノールA型エポキシ樹脂) 表2 である。
使用例1 次にこの組成物をエポキシ化合物の潜在硬イヒ剤として
用いた例を示す。
「スミ−エポキシ ESCN−195J  (住友イヒ
学工業(株)製りレゾールノボラツクエボキシ樹脂)1
0した。これを、これまでと同様にアルミ板上にロール
コータ−を用いて塗布し、80℃の微風乾燥器内に30
分間いれて乾燥した。これをさらに160℃で1時間か
けて硬イヒさせた。このテストピースの物性′を評価し
て下記の表3にまとめた。
表3 ある。
〔発明の効果〕
本発明の親水性且つ熱硬イヒ性樹脂組成物は下言己の効
果を奏する。
(1)親水性を有し水溶液または水分散性とすることが
出来る。
(2)−液型で熱硬イヒ性を有する。
(3)硬化物は密着性、耐食性、耐薬品性が良好で産業
上利用価値が高い。
上言己効果を奏することから本発明の組成物は種種の無
機及び有機物の表面に対する接着剤、コンデンサー等の
封止剤、プリント配線板の回路製造用レジスト及びソル
ダーレジストまたは絶縁材料、金属タイヤコード用接着
剤、繊維処理剤(帯電防止剤、硬仕上げ剤等)エポキシ
化合物の潜在硬什剤、写真用分散剤、水溶性またはエマ
ルジョン塗料、電着塗料など塗料、コーテイング材等と
して有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリエポキシ化合物に非対称ジアルキルヒドラジン
    及びエステル化合物を反応することによって得られる、
    分子中にアミンイミド基及びエポキシ基を各1個以上含
    有することを特徴とする親水性且つ熱硬化性の樹脂組成
    物。 2、ポリエポキシ化合物がフェノールエーテル系エポキ
    シ樹脂である特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。 3、エステル化合物が(メタ)アクリル酸エステルであ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の樹脂組成物。 4、エステル化合物がα−ヒドロキシカルボン酸エステ
    ルである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の樹脂組
    成物。 5、非対称ジアルキルヒドラジンが非対称ジメチルヒド
    ラジンである特許請求の範囲第1〜4項の何れか記載の
    樹脂組成物。
JP33166687A 1987-12-26 1987-12-26 親水性且つ熱硬化性の樹脂組成物 Pending JPH01170614A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10351661B2 (en) * 2015-12-10 2019-07-16 Ppg Industries Ohio, Inc. Method for producing an aminimide

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10351661B2 (en) * 2015-12-10 2019-07-16 Ppg Industries Ohio, Inc. Method for producing an aminimide
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