JPH01170391A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH01170391A JPH01170391A JP62327850A JP32785087A JPH01170391A JP H01170391 A JPH01170391 A JP H01170391A JP 62327850 A JP62327850 A JP 62327850A JP 32785087 A JP32785087 A JP 32785087A JP H01170391 A JPH01170391 A JP H01170391A
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- PEQMJVGRHNZPAM-UHFFFAOYSA-N 1,4-dichloro-2-isocyanatobenzene Chemical compound ClC1=CC=C(Cl)C(N=C=O)=C1 PEQMJVGRHNZPAM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ロータの位相角度検出にホール素子等の無
接触式の位置検出器を用いたブラシレスモータに関する
。
接触式の位置検出器を用いたブラシレスモータに関する
。
ブラシレスモータは、一般に直流モータを構成する上で
必ず必要とするブラシ及びコミュテータをトランジスタ
あるいはSCR等の電子部品に置き替えることによって
これらを省略し、無接触でロータを回転させるモータと
して知られており、本来直流モータが有する、小形のわ
りに効率が高く、速度と位置の制御に適するという特徴
に加えてブラシ等が不要であるため保守点検が容易でか
つ耐久性に優れ寿命が長いという種々の利点を有する。
必ず必要とするブラシ及びコミュテータをトランジスタ
あるいはSCR等の電子部品に置き替えることによって
これらを省略し、無接触でロータを回転させるモータと
して知られており、本来直流モータが有する、小形のわ
りに効率が高く、速度と位置の制御に適するという特徴
に加えてブラシ等が不要であるため保守点検が容易でか
つ耐久性に優れ寿命が長いという種々の利点を有する。
かかるブラシレスモータの構造は、ロータとして設けら
れた磁石の周りにステータとして回転磁界を形成するた
めのモータコイルを配置し、回転軸の端にはロータの位
相角度を検出するために位置検出器を設け、電源制御部
を介してモータコイルへ供電される電圧の位相を、電源
制御部内に設けられた分配器に対して位置検出器からの
信号を送ることによってロータの回転数に同期するよう
に調整してロータを回転させるよう構成している。
れた磁石の周りにステータとして回転磁界を形成するた
めのモータコイルを配置し、回転軸の端にはロータの位
相角度を検出するために位置検出器を設け、電源制御部
を介してモータコイルへ供電される電圧の位相を、電源
制御部内に設けられた分配器に対して位置検出器からの
信号を送ることによってロータの回転数に同期するよう
に調整してロータを回転させるよう構成している。
位置検出器としては、無接触にロータの回転位相角度を
検出するため、光学式の光センサ、磁気飽和素子、ある
いはホール素子が用いられ、検出しようとする位相角度
に対応する個数のものが設けられている。
検出するため、光学式の光センサ、磁気飽和素子、ある
いはホール素子が用いられ、検出しようとする位相角度
に対応する個数のものが設けられている。
しかしながら、上述した従来の構成のブラシレスモータ
では、位置検出器、例えばホール素子の出力信号を分配
器に送るためにそれぞれのホール素子からそれぞれ分配
器へ連結した信号線が位置検出器の数に対応して設けら
れている。この場合、ホール素子の信号を分配器へ送る
ための11m部は、モータ内に設けられたホール素子に
近接して設けられたり、あるいは電源制御部の分配器の
付近に設けられたりしたものがある。しかし、いずれの
場合であれ、信号線の数がホール素子の数に対応して設
けられているため配線が複雑になるという欠点がある。
では、位置検出器、例えばホール素子の出力信号を分配
器に送るためにそれぞれのホール素子からそれぞれ分配
器へ連結した信号線が位置検出器の数に対応して設けら
れている。この場合、ホール素子の信号を分配器へ送る
ための11m部は、モータ内に設けられたホール素子に
近接して設けられたり、あるいは電源制御部の分配器の
付近に設けられたりしたものがある。しかし、いずれの
場合であれ、信号線の数がホール素子の数に対応して設
けられているため配線が複雑になるという欠点がある。
また、ホール素子の数は必要に応じて複数個設けられて
いるから、ロータが回転起動後はスムースに回転するが
、ロータに固定された磁石部分がホール素子と次のホー
ル素子との中間で停止した場合、ホール素子が励磁され
ないためその後は起動させることができない死角がある
。
いるから、ロータが回転起動後はスムースに回転するが
、ロータに固定された磁石部分がホール素子と次のホー
ル素子との中間で停止した場合、ホール素子が励磁され
ないためその後は起動させることができない死角がある
。
この発明は、かかる従来のブラシレスモータの技術の現
状に鑑みてなされたものであり、その目的は各位置検出
器からの位置信号を階段波状に信号化して一本の信号線
で出力して分配器を作動させるようにし、信号線を簡素
化したブラシレスモータを提供するにある。
状に鑑みてなされたものであり、その目的は各位置検出
器からの位置信号を階段波状に信号化して一本の信号線
で出力して分配器を作動させるようにし、信号線を簡素
化したブラシレスモータを提供するにある。
上記目的を解決するための手段としてこの発明では、モ
ータ回転軸に取り付けた永久磁石から成るロータとその
外周に回転磁界を形成するためのモータコイルから成る
ステータとを配置し、ロータから突出せる回転軸の片側
端において回転素子と固定素子から成る位置検出器を、
その回転素子は回転軸側に、固定素子は回転軸の同心円
周上で所定の位相角度位置に複数個固定して設け、この
位置検出器はロータの回転により上記回転素子がそれぞ
れの位相角度位置の固定素子に順次作用して検出される
信号をそれぞれ異なる所定電圧レベルの信号として単一
の共通な信号線により出力するように構成して成るモー
タ本体と、上記信号線からの信号を入力としその信号が
ロータのいずれの位相角度位置で検出されたかについて
その信号の異なる電圧レベルに基づいて所定の論理演算
を行って判別する判別回路及びその判別信号により電源
電圧の位相調整をしてモータコイル各位相へ電源を分配
する分配器を設けられ、モータコイルへ電源を供給する
電源制御部とを備えた構成を採用したのである。
ータ回転軸に取り付けた永久磁石から成るロータとその
外周に回転磁界を形成するためのモータコイルから成る
ステータとを配置し、ロータから突出せる回転軸の片側
端において回転素子と固定素子から成る位置検出器を、
その回転素子は回転軸側に、固定素子は回転軸の同心円
周上で所定の位相角度位置に複数個固定して設け、この
位置検出器はロータの回転により上記回転素子がそれぞ
れの位相角度位置の固定素子に順次作用して検出される
信号をそれぞれ異なる所定電圧レベルの信号として単一
の共通な信号線により出力するように構成して成るモー
タ本体と、上記信号線からの信号を入力としその信号が
ロータのいずれの位相角度位置で検出されたかについて
その信号の異なる電圧レベルに基づいて所定の論理演算
を行って判別する判別回路及びその判別信号により電源
電圧の位相調整をしてモータコイル各位相へ電源を分配
する分配器を設けられ、モータコイルへ電源を供給する
電源制御部とを備えた構成を採用したのである。
ロータが、回転するとロータの回転軸に固定された位置
検出器の回転素子も同じ速度で回転する。
検出器の回転素子も同じ速度で回転する。
従ってロータの回転速度に比例して各位置検出器からの
出力信号が順次切り換えられて出力される。
出力信号が順次切り換えられて出力される。
この出力信号はそれぞれ異なる所定電圧レベルの信号と
して単一の共通な信号線により電源制御部の位相判別回
路へ送られる0位置検出器としては光学式の光センサ、
磁気飽和素子、ホール素子その他無接触でロータの回転
位相角度が検知できるものであればよい、この場合、位
置検出器の取付個数はモータコイルの巻線相数、及びロ
ータの永久磁石の橋数によって決められる。
して単一の共通な信号線により電源制御部の位相判別回
路へ送られる0位置検出器としては光学式の光センサ、
磁気飽和素子、ホール素子その他無接触でロータの回転
位相角度が検知できるものであればよい、この場合、位
置検出器の取付個数はモータコイルの巻線相数、及びロ
ータの永久磁石の橋数によって決められる。
位相判別回路では、上記出力信号が異なる電圧レベルで
送られてくることを利用して、例えば比較器やゲート回
路によりその電圧レベルを基準電圧と比較して判別する
。そしてその判別信号は、モータコイルに駆動電流を通
電して回転磁界を形成するのに都合よく利用することが
できるように、例えばスター結線(Y)のモータコイル
では2つに分岐して出力しそのいずれか2つずつを混合
して、順次出力される判別信号をホール素子の切換えに
対応互いにその重なりをずらしながら出力するというよ
うに加工しておいてもよい。
送られてくることを利用して、例えば比較器やゲート回
路によりその電圧レベルを基準電圧と比較して判別する
。そしてその判別信号は、モータコイルに駆動電流を通
電して回転磁界を形成するのに都合よく利用することが
できるように、例えばスター結線(Y)のモータコイル
では2つに分岐して出力しそのいずれか2つずつを混合
して、順次出力される判別信号をホール素子の切換えに
対応互いにその重なりをずらしながら出力するというよ
うに加工しておいてもよい。
上記判別信号の結線は、連続して回転磁界を形成するよ
うに電源分配回路の各分配器が作動する順序に対応して
判別信号が送られるように予め各分配器に対応させてお
けば、各信号検出器がロータの回転により順次出力信号
を発するとその信号によりモータコイルが連続して通電
されて回転磁界が形成されロータが回転する。
うに電源分配回路の各分配器が作動する順序に対応して
判別信号が送られるように予め各分配器に対応させてお
けば、各信号検出器がロータの回転により順次出力信号
を発するとその信号によりモータコイルが連続して通電
されて回転磁界が形成されロータが回転する。
上述した位置検出器による出力信号は、位相判別回路を
介して所定の関係に対応して設けられた分配器に順次送
られるから、回転磁界の形成はロータの回転速度に完全
に同期して行われる。
介して所定の関係に対応して設けられた分配器に順次送
られるから、回転磁界の形成はロータの回転速度に完全
に同期して行われる。
ロータの回転速度の増減は、電源制御部により駆動電圧
を調整することによって行われ、この回転速度が大きく
なればこれに比例して位置検出器の出力信号も速く切換
えられて出力される。
を調整することによって行われ、この回転速度が大きく
なればこれに比例して位置検出器の出力信号も速く切換
えられて出力される。
以下この発明の実施例について添付図を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第1図にこの実施例のブラシレスモータを示す。
分かり易くするためケーシング等のこの発明に直接関係
のない部材は図示省略している。このブラシレスモータ
は、従来と同様のブラシ、コミュテータを持たず、モー
タ回転軸1に取り付けた永久磁石から成るロータ2とそ
の外周に回転磁界を形成するためのモータコイル3′か
ら成るステータ3とを有する。モータコイル3′はこの
実施例では3相スタ一巻線のものを示している。ロータ
2の両端にはロータのf!分布の不均一に起因する回転
時の振動を防止するためのバランサ4が設けられている
。
のない部材は図示省略している。このブラシレスモータ
は、従来と同様のブラシ、コミュテータを持たず、モー
タ回転軸1に取り付けた永久磁石から成るロータ2とそ
の外周に回転磁界を形成するためのモータコイル3′か
ら成るステータ3とを有する。モータコイル3′はこの
実施例では3相スタ一巻線のものを示している。ロータ
2の両端にはロータのf!分布の不均一に起因する回転
時の振動を防止するためのバランサ4が設けられている
。
回転軸1は左右の軸受5.5により軸支され、一方の端
は出力端となり、もう一方の端にはロータ2の回転位相
角度位置を検知するため位置検出器6がディスク状の取
付基板7に取り付けられている。この位置検出器6は回
転素子6′と固定素子6″から成り、この実施例では回
転素子6′は永久磁石片により形成され、回転軸の端に
取り付けている。固定素子6″は6つのホール素子H+
〜H1から成る。ホール素子H1〜H6は第2図に示す
ように互いに60”の位相角度間隔で順次設けられてい
る。
は出力端となり、もう一方の端にはロータ2の回転位相
角度位置を検知するため位置検出器6がディスク状の取
付基板7に取り付けられている。この位置検出器6は回
転素子6′と固定素子6″から成り、この実施例では回
転素子6′は永久磁石片により形成され、回転軸の端に
取り付けている。固定素子6″は6つのホール素子H+
〜H1から成る。ホール素子H1〜H6は第2図に示す
ように互いに60”の位相角度間隔で順次設けられてい
る。
位置検出器6に隣接してプリント基板8が設けられてお
り、モータコイル3′への配線、ホール素子H5〜H4
の動作電源、出力信号線などが接続されている。プリン
ト基板8にはソケット9が設けられ(6ケ)、このソケ
ット9にケーシング端から導入される外部接続線(図示
省略)が接続されているビンが挿入されて結線が行われ
る。
り、モータコイル3′への配線、ホール素子H5〜H4
の動作電源、出力信号線などが接続されている。プリン
ト基板8にはソケット9が設けられ(6ケ)、このソケ
ット9にケーシング端から導入される外部接続線(図示
省略)が接続されているビンが挿入されて結線が行われ
る。
上記6つのホール素子H7〜H1の電気結線はプリント
基板8で第3図のように行われ、位置検出回路を構成し
ている。この位置検出回路は、上記6つのホール素子の
それぞれに端子Jlを介して電源ラインから動作電圧を
与えると共に、電源ラインに対して基準抵抗R0と、各
ホール素子の励磁導電端子に接続した抵抗R3〜R1を
直列に接続して抵抗R0とR3の接続点から出力信号を
端子J3に取り出すように構成されている。ホール素子
のいずれかが励磁されると、ホール素子の励磁導通端子
が電源ラインのマイナス側(端子J2に接続)に導通さ
れて出力信号の電圧が、基準抵抗R0及び励磁されたホ
ール素子と出力端子間の抵抗の和の比によって決まる電
圧値として出力される。この場合、図示の如く出力信号
の信号線は単一の共通な信号線として形成され、従来の
ように各ホール素子H1〜H6の出力信号線をそれぞれ
独立に電源制御部へ接続する必要はない。
基板8で第3図のように行われ、位置検出回路を構成し
ている。この位置検出回路は、上記6つのホール素子の
それぞれに端子Jlを介して電源ラインから動作電圧を
与えると共に、電源ラインに対して基準抵抗R0と、各
ホール素子の励磁導電端子に接続した抵抗R3〜R1を
直列に接続して抵抗R0とR3の接続点から出力信号を
端子J3に取り出すように構成されている。ホール素子
のいずれかが励磁されると、ホール素子の励磁導通端子
が電源ラインのマイナス側(端子J2に接続)に導通さ
れて出力信号の電圧が、基準抵抗R0及び励磁されたホ
ール素子と出力端子間の抵抗の和の比によって決まる電
圧値として出力される。この場合、図示の如く出力信号
の信号線は単一の共通な信号線として形成され、従来の
ように各ホール素子H1〜H6の出力信号線をそれぞれ
独立に電源制御部へ接続する必要はない。
上記ホール素子の出力信号線は第4図の電源制御部へ送
られる。この電源制御部は主として3つの回路部分、即
ち電源電圧制御部10、電源分配回路20、位相判別回
路30から成る。
られる。この電源制御部は主として3つの回路部分、即
ち電源電圧制御部10、電源分配回路20、位相判別回
路30から成る。
電源電圧制御部10は、電源からの交流電圧を整流器1
1を介して取り入れ、3相のモータコイル3′へ後述す
る電源分配回路20を通して直流電源を与え、モータコ
イルにかかる負荷の状態に応じて出力電圧を調整して回
転数を制御し、ロータ2を高速、あるいは低速回転させ
る調整部12等を備えている(第3図の位置検出回路の
電源、出力信号の伝送のためのコネクター14、後で説
明する位相判別回路30の比較器に対する基準電圧を与
えるための段階波調整品13を含む)。これらの詳細に
ついては、本発明とは直接関係がないので説明を省略す
る。また、上記とは別に後で説明する電源分配回路20
を構成している分配器21のトランジスタT□〜T0等
を作動させるための電源を与えるため整流器15a、1
5b、15Cを介して直流電流を送る回路が含まれてい
る。
1を介して取り入れ、3相のモータコイル3′へ後述す
る電源分配回路20を通して直流電源を与え、モータコ
イルにかかる負荷の状態に応じて出力電圧を調整して回
転数を制御し、ロータ2を高速、あるいは低速回転させ
る調整部12等を備えている(第3図の位置検出回路の
電源、出力信号の伝送のためのコネクター14、後で説
明する位相判別回路30の比較器に対する基準電圧を与
えるための段階波調整品13を含む)。これらの詳細に
ついては、本発明とは直接関係がないので説明を省略す
る。また、上記とは別に後で説明する電源分配回路20
を構成している分配器21のトランジスタT□〜T0等
を作動させるための電源を与えるため整流器15a、1
5b、15Cを介して直流電流を送る回路が含まれてい
る。
電源分配回路20は6つのトランジスタT、〜T0によ
り構成される分配器21から成り、これらトランジスタ
T□〜TF&を介して電源制御部10からコイルモータ
3の各相の巻線に通電するためトランジスタに対して動
作信号を与える6つのフォトカップラPCI〜PC&か
ら成るスイッチ回路22を備えている。分配器21の各
駆動電流はターミナル23の端子A、B、Cを介してモ
ータコイル3′へ送られる。
り構成される分配器21から成り、これらトランジスタ
T□〜TF&を介して電源制御部10からコイルモータ
3の各相の巻線に通電するためトランジスタに対して動
作信号を与える6つのフォトカップラPCI〜PC&か
ら成るスイッチ回路22を備えている。分配器21の各
駆動電流はターミナル23の端子A、B、Cを介してモ
ータコイル3′へ送られる。
位相判別回路30は、上記電源分配回路20に対して第
3図のホール素子Hl’ −Hhから成る位置検出回路
からの信号によりモータコイルへの通電を制御するため
に設けられている。この位相判別回路30は、ホール素
子のいずれから信号が送られてきたかの判別をする電位
レベル判別回路31、信号判別回路32、信号のタイミ
ング調整をするための調整回路33、作動上の安全性を
確保するための安全回路34から成る。
3図のホール素子Hl’ −Hhから成る位置検出回路
からの信号によりモータコイルへの通電を制御するため
に設けられている。この位相判別回路30は、ホール素
子のいずれから信号が送られてきたかの判別をする電位
レベル判別回路31、信号判別回路32、信号のタイミ
ング調整をするための調整回路33、作動上の安全性を
確保するための安全回路34から成る。
電位レベル判別回路31は、6つの比較器0□1〜C□
、から成り、これらの比較器に対して第3図の位置検出
回路からの階段波状の出力信号がコネクター14の端子
J、を介して送られ、同時に比較のための基準電圧が階
段波調整器13及びそのライン上に設けた抵抗器RCP
I−RCP&を介して与えられる。上記判別回路31の
出力は、次の信号判別回路32に対してそれぞれ直接に
及びゲ−)NOTI〜5の出力を入力としてゲートGc
1〜.に与えられるe GC□〜、はANDゲートであ
る。その出力はそれぞれ2つのダイオードDCPI、D
CPI ’〜DC?& % Dcph ’で2つのライ
ンに分岐し、例えばり6,1とDcpt’ 、Dcp+
’とD CF4というように2つずつを組合せて出力を
合成し、その合成信号を次の調整回路33へ抵抗R0〜
R0を介して送る。この合成信号は抵抗R8l〜Rm&
により若干遅れてゲー)GAI〜GA&へそれぞれ送ら
れる。
、から成り、これらの比較器に対して第3図の位置検出
回路からの階段波状の出力信号がコネクター14の端子
J、を介して送られ、同時に比較のための基準電圧が階
段波調整器13及びそのライン上に設けた抵抗器RCP
I−RCP&を介して与えられる。上記判別回路31の
出力は、次の信号判別回路32に対してそれぞれ直接に
及びゲ−)NOTI〜5の出力を入力としてゲートGc
1〜.に与えられるe GC□〜、はANDゲートであ
る。その出力はそれぞれ2つのダイオードDCPI、D
CPI ’〜DC?& % Dcph ’で2つのライ
ンに分岐し、例えばり6,1とDcpt’ 、Dcp+
’とD CF4というように2つずつを組合せて出力を
合成し、その合成信号を次の調整回路33へ抵抗R0〜
R0を介して送る。この合成信号は抵抗R8l〜Rm&
により若干遅れてゲー)GAI〜GA&へそれぞれ送ら
れる。
上記ゲートGA1〜GAthの出力信号はさらに安全回
路34の6つのゲートG3.#G、、に与えられる。
路34の6つのゲートG3.#G、、に与えられる。
このゲートGs+^CSaにはもう1つの入力として電
源電圧制御部10の調整部12から常に所定電圧の信号
が与えられており、電源電圧に異常があるとこの所定電
圧の信号を遮断して位相判別回路30を不作動とする。
源電圧制御部10の調整部12から常に所定電圧の信号
が与えられており、電源電圧に異常があるとこの所定電
圧の信号を遮断して位相判別回路30を不作動とする。
反転増幅器A H1〜AM&はパワーアップのためのト
ランジスタから成り (エミッタ側端子はマイナスライ
ンに接続)、ゲー)Gs+”Gsaからの出力があると
そのコレクタ端子をマイナス側のエミッタに導通させて
出力を反転させ前記電源分配回路20のフォトカップラ
Pct””’PC&の光ダイオードを通電させてフォト
カップラを作動させる。
ランジスタから成り (エミッタ側端子はマイナスライ
ンに接続)、ゲー)Gs+”Gsaからの出力があると
そのコレクタ端子をマイナス側のエミッタに導通させて
出力を反転させ前記電源分配回路20のフォトカップラ
Pct””’PC&の光ダイオードを通電させてフォト
カップラを作動させる。
以上のように構成したこの実施例のブラシレスモータは
次のように作用する。
次のように作用する。
まず、所定電圧でロータ2が回転中に第2図に示すよう
な位置関係になったものと仮定する。この瞬間にホール
素子H1が回転素子6′により励磁されて作動し、第3
図の基準抵抗R0と抵抗R。
な位置関係になったものと仮定する。この瞬間にホール
素子H1が回転素子6′により励磁されて作動し、第3
図の基準抵抗R0と抵抗R。
の比によって決まる出力信号が端子J、を介して位相判
別回路30へ送られる。この実施例では、端子Jl x
Jt間の動作電圧は+12Vと設定され、基準抵抗R0
と抵抗R1を適当に選ぶことによって端子J、の出力電
圧は1.09Vが与えられる。この出力電圧はロータ2
の回転数によって決まる所定長さの階段波形状の信号と
して出力される。
別回路30へ送られる。この実施例では、端子Jl x
Jt間の動作電圧は+12Vと設定され、基準抵抗R0
と抵抗R1を適当に選ぶことによって端子J、の出力電
圧は1.09Vが与えられる。この出力電圧はロータ2
の回転数によって決まる所定長さの階段波形状の信号と
して出力される。
上記出力電圧がコネクター14の端子J、を介して位相
判別回路30の比較B CIIPI〜GNP&に与えら
れ、これに対して電源電圧制御部10の調整部12に付
設された階段波調整器13から基準電圧が抵抗RCPI
−RCP&により調整されて与えられている。この基準
電圧は比較器CMFI〜CNP&に対して例えばそれぞ
れ0.89.1.8.2.8?、3.73.4.73.
5.66Vとなるように調整されており、ホール素子H
1による電圧はCMFIに対する基準電圧0.89Vよ
り大きく C+*rtに対する基準電圧1.8vより小
である。C□、〜CMP&に対しても同様である。従っ
てCMPIのみが出力電圧を発生し、他のcHpz〜C
D11は出力しない。
判別回路30の比較B CIIPI〜GNP&に与えら
れ、これに対して電源電圧制御部10の調整部12に付
設された階段波調整器13から基準電圧が抵抗RCPI
−RCP&により調整されて与えられている。この基準
電圧は比較器CMFI〜CNP&に対して例えばそれぞ
れ0.89.1.8.2.8?、3.73.4.73.
5.66Vとなるように調整されており、ホール素子H
1による電圧はCMFIに対する基準電圧0.89Vよ
り大きく C+*rtに対する基準電圧1.8vより小
である。C□、〜CMP&に対しても同様である。従っ
てCMPIのみが出力電圧を発生し、他のcHpz〜C
D11は出力しない。
上記比較器器CIIPIの出力はゲートGcp+に与え
られ、他の比較器0□2〜CMF&の出力がゼロである
ため信号判別回路32のゲートN0TIの入力がゼロで
、出力がHigh (以下Hと略記する)となり、ゲー
トGCPI の出力がHとなる。この出力はダイオード
DCFI 、DCPI ’により2つの分岐され、DC
PIを通る信号は次の調整回路33の抵抗R0で極めて
微小時間遅延されてゲートG^1に与えられ、その出力
はさらに安全回路34のゲートGs+に送られる。ゲー
トG□のもう一方の入力はモークコイル3′への電源供
給回路に異常がない限り所定の入力電圧が与えられてい
るから、ゲートGs+の一方に入力があれば直ちに出力
を生じる。この出力は反転増幅器AMIでパワーアップ
されて出力されている。
られ、他の比較器0□2〜CMF&の出力がゼロである
ため信号判別回路32のゲートN0TIの入力がゼロで
、出力がHigh (以下Hと略記する)となり、ゲー
トGCPI の出力がHとなる。この出力はダイオード
DCFI 、DCPI ’により2つの分岐され、DC
PIを通る信号は次の調整回路33の抵抗R0で極めて
微小時間遅延されてゲートG^1に与えられ、その出力
はさらに安全回路34のゲートGs+に送られる。ゲー
トG□のもう一方の入力はモークコイル3′への電源供
給回路に異常がない限り所定の入力電圧が与えられてい
るから、ゲートGs+の一方に入力があれば直ちに出力
を生じる。この出力は反転増幅器AMIでパワーアップ
されて出力されている。
上記と同様にしてゲートGcp+ の出力はもう1つの
ダイオードD6.′から抵抗R1いゲートGAいG34
、反転増幅器A、44を介して出力される。
ダイオードD6.′から抵抗R1いゲートGAいG34
、反転増幅器A、44を介して出力される。
次に、ロータ2が回転してホール素子H2が励磁された
とすると、抵抗R2+R1とRoの比によって決まる出
力電圧、この実施例では2vが出力され、前記と同様に
位相判別回路30の比較器CMPI 〜CMF&で基準
電圧と比較される。CM□、C1Lpzの基準電圧は0
.89.1.8■であるからCMPいCHpyが出力し
、他の比較器は出力ゼロである。
とすると、抵抗R2+R1とRoの比によって決まる出
力電圧、この実施例では2vが出力され、前記と同様に
位相判別回路30の比較器CMPI 〜CMF&で基準
電圧と比較される。CM□、C1Lpzの基準電圧は0
.89.1.8■であるからCMPいCHpyが出力し
、他の比較器は出力ゼロである。
そしてC1IP!の出力があると、ゲートN0TIの出
力がり。1(以下りと略記する)となり、従ってゲート
GCPIの出力もゼロとなる。
力がり。1(以下りと略記する)となり、従ってゲート
GCPIの出力もゼロとなる。
一方、ゲートG、。は、ホール素子H1による励磁の時
と同様に出力を生じ、ダイオードD CF!、I)cr
t’により2つに分岐されてゲートGAいGAIに送ら
れ、反転増幅器AMいA。1が動作する。このとき、ゲ
ー)GCP+の出力がないにも拘らずゲートGA+が出
力する。ゲートGcrtの出力は、ゲ)GCP+ の出
力が遮断と同時に出力されるが、ゲートGCPIの出力
はGAIに対して抵抗R0でわずかに遅延されて人力さ
れているためゲートGa+ではゲー)GCoからの入力
がダイオードD CF2 ’を介して連続して送られて
くることになる。ダイオードI)cr!の出力はゲート
GAthに与えられ、反転増幅器A、6が動作する。
と同様に出力を生じ、ダイオードD CF!、I)cr
t’により2つに分岐されてゲートGAいGAIに送ら
れ、反転増幅器AMいA。1が動作する。このとき、ゲ
ー)GCP+の出力がないにも拘らずゲートGA+が出
力する。ゲートGcrtの出力は、ゲ)GCP+ の出
力が遮断と同時に出力されるが、ゲートGCPIの出力
はGAIに対して抵抗R0でわずかに遅延されて人力さ
れているためゲートGa+ではゲー)GCoからの入力
がダイオードD CF2 ’を介して連続して送られて
くることになる。ダイオードI)cr!の出力はゲート
GAthに与えられ、反転増幅器A、6が動作する。
さらに、ロータ3が回転してホール素子H1の出力信号
により比較器CMPIが出力すると、前と同様に比較器
C,pt s C□、からも出力が生じ、他の比較器C
MP4、C□S 、CMPhの出力はゼロである、しか
し、比較器CMP1、CMPオの出力のためゲー)NO
T2、N0T1の出力がLとなり、このためゲートGc
rt 、GCP+ の出力はやはりゼロとなる。従って
、ゲートGCP、のみが出力する。
により比較器CMPIが出力すると、前と同様に比較器
C,pt s C□、からも出力が生じ、他の比較器C
MP4、C□S 、CMPhの出力はゼロである、しか
し、比較器CMP1、CMPオの出力のためゲー)NO
T2、N0T1の出力がLとなり、このためゲートGc
rt 、GCP+ の出力はやはりゼロとなる。従って
、ゲートGCP、のみが出力する。
そしてその出力信号はダイオードDt13を介してゲー
トGA3に、ダイオードD eP3′を介してゲートG
Athに与えられ、それぞれ反転増幅器AIB、AIが
動作する。このため、ゲートGA&は、ホール素子H3
を励磁したときの出力に連続して出力信号を生じる。
トGA3に、ダイオードD eP3′を介してゲートG
Athに与えられ、それぞれ反転増幅器AIB、AIが
動作する。このため、ゲートGA&は、ホール素子H3
を励磁したときの出力に連続して出力信号を生じる。
こうして、次々にホール素子Ha 、Hs 、Hhが励
磁され、その出力信号によって反転増幅器A、〜A□の
いずれか2つの出力信号が出力される。
磁され、その出力信号によって反転増幅器A、〜A□の
いずれか2つの出力信号が出力される。
ここで上記各ホール素子H3〜H6の励磁によって出力
を生ずる位相判別回路30の主要ポイントの出力状態を
表に記すと次のようになる。
を生ずる位相判別回路30の主要ポイントの出力状態を
表に記すと次のようになる。
上記結果をグラフにまとめて表示する第5図の(al〜
ldlのようになる。ここでTalは第3図のホール素
子H,〜−による階段波状の出力信号、(blは比較器
GNPI 〜、の出力信号、(C1はゲー)GCP1〜
。
ldlのようになる。ここでTalは第3図のホール素
子H,〜−による階段波状の出力信号、(blは比較器
GNPI 〜、の出力信号、(C1はゲー)GCP1〜
。
の出力信号、td+はゲートGA1〜.の状態を表わす
。
。
ゲートGAI’−w&の出力信号は通常の状態では反転
増幅器へ〇、〜、の動作信号と読み替えることができる
。
増幅器へ〇、〜、の動作信号と読み替えることができる
。
前記反転増幅器A、I〜、がそれぞれ動作信号を電源分
配回路20に与えると、そのスイッチ回路22のフォト
カップラPC1〜、のいずれか2つが通電され、分配器
21が動作する。
配回路20に与えると、そのスイッチ回路22のフォト
カップラPC1〜、のいずれか2つが通電され、分配器
21が動作する。
まずホール素子H1が励磁されると反転増幅器ASいA
I4によりフォトカップラPC1%Pe4が通電され、
トランジスタT、いT、4が作動し、このため駆動電流
がトランジスタT’r+から端子Aを通り、モータコイ
ル3′のコイル3 / a 、 3 / bへ送られ、
端子BからトランジスタT、4を通ってGNDラインへ
流れる。
I4によりフォトカップラPC1%Pe4が通電され、
トランジスタT、いT、4が作動し、このため駆動電流
がトランジスタT’r+から端子Aを通り、モータコイ
ル3′のコイル3 / a 、 3 / bへ送られ、
端子BからトランジスタT、4を通ってGNDラインへ
流れる。
ホール素子H!に対しては、フォトカップラP。いPC
&が通電され、トランジスタTr1% Triが作動す
る。駆動電流は、トランジスタT、い端子A1モータコ
イル3′のコイル3/ a 、31 C1端子C1トラ
ンジスタT、へと流れる。
&が通電され、トランジスタTr1% Triが作動す
る。駆動電流は、トランジスタT、い端子A1モータコ
イル3′のコイル3/ a 、31 C1端子C1トラ
ンジスタT、へと流れる。
こうしてホール素子H!、H4、HS、H6が順次励磁
されると、上記と同様にフォトカップラPC1〜4、ト
ランジスタT r l−6の2つずつの組合せのいずれ
かがそれぞれ作動する。
されると、上記と同様にフォトカップラPC1〜4、ト
ランジスタT r l−6の2つずつの組合せのいずれ
かがそれぞれ作動する。
上述したトランジスタTrl〜、の作動による通電状態
をターミナル23の端子A、B、Cにおいて端子間電圧
AB、’BC,CAの波形をグラフにすると第6図1b
+のようになる((a)は第5図1alと同一のホール
素子H1〜、の動作による出力波形である)、この図か
ら分るように、例えばホール素子H1の励磁中に端子A
−B間に電流が流れ、H3励磁されるとA−C間に、H
lが励磁されると8〜0間に、というようにモータコイ
ル3′が通電され、このためモータコイル3′によって
回転する磁界が形成される。(C1はモータ負荷(但し
無負荷)として見たときの変動波形を示す。
をターミナル23の端子A、B、Cにおいて端子間電圧
AB、’BC,CAの波形をグラフにすると第6図1b
+のようになる((a)は第5図1alと同一のホール
素子H1〜、の動作による出力波形である)、この図か
ら分るように、例えばホール素子H1の励磁中に端子A
−B間に電流が流れ、H3励磁されるとA−C間に、H
lが励磁されると8〜0間に、というようにモータコイ
ル3′が通電され、このためモータコイル3′によって
回転する磁界が形成される。(C1はモータ負荷(但し
無負荷)として見たときの変動波形を示す。
第7図に上記回転磁界とこれによって回転するロータ2
の永久磁石の磁極との関係を示す。
の永久磁石の磁極との関係を示す。
(alの図示状態でホール素子H2が励磁されると、モ
ータコイル3′はコイル3 aI 、3 b Iが通電
される。このためコイル3a′の内側がN極、コイル3
b’の内側がS極となるようにコイルの巻線方向を定め
ると、コイル3b’がロータ2のS極と反発してロータ
2を時計方向に回転させる。
ータコイル3′はコイル3 aI 、3 b Iが通電
される。このためコイル3a′の内側がN極、コイル3
b’の内側がS極となるようにコイルの巻線方向を定め
ると、コイル3b’がロータ2のS極と反発してロータ
2を時計方向に回転させる。
ロータ2が60″回転するとホール素子H2によりコイ
ル3a′がN極、コイル3 c /がslとなり、コイ
ル3a′とロータのN極が反発して同じく時計方向に連
続して回転する。
ル3a′がN極、コイル3 c /がslとなり、コイ
ル3a′とロータのN極が反発して同じく時計方向に連
続して回転する。
こうして残るホール素子H1〜、がロータの回転につれ
て順次モータコイル3′へ通電してロ−タ2を回転させ
る。この場合、ロータ2の回転位相角度とモータコイル
3′への通電によりコイル3a’ 、3b’% 3C’
の磁化方向(極性)をグラフに示すと大略(C)図のよ
うになる。この図は磁化特性の変化を原理図的に示した
ものであり、負荷状態では三相交流波形と同じような波
形となる。
て順次モータコイル3′へ通電してロ−タ2を回転させ
る。この場合、ロータ2の回転位相角度とモータコイル
3′への通電によりコイル3a’ 、3b’% 3C’
の磁化方向(極性)をグラフに示すと大略(C)図のよ
うになる。この図は磁化特性の変化を原理図的に示した
ものであり、負荷状態では三相交流波形と同じような波
形となる。
なお、第5図+a+に示すようにホール素子Hl−4が
順次切り替わる際に各ホールセンサの中間位相角度位置
でいずれのホール素子も励磁されないデッドゾーンがわ
ずかに生じることがある。ロータの回転中はこのデッド
ゾーンは問題とならないが、この中間位置でロータが停
止すると従来のブラシレスモータは再起動することがで
きない、しかし、この実施例によるブラシレスモータで
はこのような場合でも再起動することができる。即ち、
第3図に示すようにホール素子H3〜、のいずれが不作
動であってもJ、の出力端子へは抵抗Roを介して動作
電圧に12Vが出力されるからである。
順次切り替わる際に各ホールセンサの中間位相角度位置
でいずれのホール素子も励磁されないデッドゾーンがわ
ずかに生じることがある。ロータの回転中はこのデッド
ゾーンは問題とならないが、この中間位置でロータが停
止すると従来のブラシレスモータは再起動することがで
きない、しかし、この実施例によるブラシレスモータで
はこのような場合でも再起動することができる。即ち、
第3図に示すようにホール素子H3〜、のいずれが不作
動であってもJ、の出力端子へは抵抗Roを介して動作
電圧に12Vが出力されるからである。
この出力電圧はホール素子H4作動時の出力電圧より高
い電圧となるように調整されて出力される。
い電圧となるように調整されて出力される。
従ってこの時点で必らずホール素子H4が作動し、ゲー
トGA41.が出力する。このためその瞬間に前記出力
に対応するモータコイル3c’ 、3b’がわずかにi
l!されてロータをいずれかの方向に若干回転させて上
記中間位置をはずれ、このためいずれかのホール素子の
作動範囲内にロータが移動し、再起動されるのである。
トGA41.が出力する。このためその瞬間に前記出力
に対応するモータコイル3c’ 、3b’がわずかにi
l!されてロータをいずれかの方向に若干回転させて上
記中間位置をはずれ、このためいずれかのホール素子の
作動範囲内にロータが移動し、再起動されるのである。
(効果〕
以上詳細に説明したように、この発明ではロータの回転
位相角度を検知するため位置検出器を所定角度間隔で複
数組設け、各位置検出器が発生する位置信号の電圧レベ
ルをそれぞれ異ならせておき、この電圧レベルの差を利
用して位相判別回路によりどの位置検出器が作動したか
を判別し、判別された位置検出器に対応する判別信号に
より分配器を作動させてモータコイルの各コイル巻線へ
駆動電流を与えてロータを回転するように構成している
。
位相角度を検知するため位置検出器を所定角度間隔で複
数組設け、各位置検出器が発生する位置信号の電圧レベ
ルをそれぞれ異ならせておき、この電圧レベルの差を利
用して位相判別回路によりどの位置検出器が作動したか
を判別し、判別された位置検出器に対応する判別信号に
より分配器を作動させてモータコイルの各コイル巻線へ
駆動電流を与えてロータを回転するように構成している
。
このため位置検出器からの出力信号は単一の出力線のみ
で処理することができ、出力線を極めて簡単なものとす
ることができる。
で処理することができ、出力線を極めて簡単なものとす
ることができる。
また、位置検出器の回転素子はロータと同一回転するよ
うに設けられているから、位置検出器の作動時間はロー
タの回転速度に反比例し、各位置検出器から次の位置検
出器への作動の切り換えは回転速度に正確に比例して行
なわれ、従ってモークコイルの各コイルへの通電はロー
タの回転速度に完全に同期して行なわれる。
うに設けられているから、位置検出器の作動時間はロー
タの回転速度に反比例し、各位置検出器から次の位置検
出器への作動の切り換えは回転速度に正確に比例して行
なわれ、従ってモークコイルの各コイルへの通電はロー
タの回転速度に完全に同期して行なわれる。
第1図はこの発明によるブラシレスモータの実施例の概
略斜視図、第2図はホール素子の配置を示す図、第3図
はホール素子により形成される位置検出信号の発生回路
、第4図は電源電圧制御部、電源分配回路、位相判別回
路の概略構成図、第5図は位相判別回路30の出力状態
を示す説明図、第6図は電源分配回路2oの出力状態を
示す説明図、第7図はモークコイルとロータの磁界によ
ってロータが回転する場合の相互の関係を示す説明図で
ある。 2・・・・・・ロータ、 3・・・・・・ス
テータ、3′・・・・・・モータコイル、 6・川・・
位置検出器、6′・・・・・・回転素子、 6#・
・・・・・固定素子、H,−H,・・・・・・ホール素
子、 10・・・・・・電源電圧制御部、20・・・・・・電
源分配回路、21・・・・・・分配器、 22・
・・・・・フォト力・7プラ、30・・・・・・位相判
別回路。 特許出願人 日本精密機械工作株式会社同 代理人 鎌
1) 文 二 A6
略斜視図、第2図はホール素子の配置を示す図、第3図
はホール素子により形成される位置検出信号の発生回路
、第4図は電源電圧制御部、電源分配回路、位相判別回
路の概略構成図、第5図は位相判別回路30の出力状態
を示す説明図、第6図は電源分配回路2oの出力状態を
示す説明図、第7図はモークコイルとロータの磁界によ
ってロータが回転する場合の相互の関係を示す説明図で
ある。 2・・・・・・ロータ、 3・・・・・・ス
テータ、3′・・・・・・モータコイル、 6・川・・
位置検出器、6′・・・・・・回転素子、 6#・
・・・・・固定素子、H,−H,・・・・・・ホール素
子、 10・・・・・・電源電圧制御部、20・・・・・・電
源分配回路、21・・・・・・分配器、 22・
・・・・・フォト力・7プラ、30・・・・・・位相判
別回路。 特許出願人 日本精密機械工作株式会社同 代理人 鎌
1) 文 二 A6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)モータ回転軸に取り付けた永久磁石から成るロー
タとその外周に回転磁界を形成するためのモータコイル
から成るステータとを配置し、ロータから突出せる回転
軸の片側端において回転素子と固定素子から成る位置検
出器を、その回転素子は回転軸側に、固定素子は回転軸
の同心円周上で所定の位相角度位置に複数個固定して設
け、この位置検出器を組合わせてロータの回転により上
記回転素子がそれぞれの位相角度位置の固定素子に順次
作用して検出される信号をそれぞれ異なる所定電圧レベ
ルの信号として単一の共通な信号線により出力する位置
検出回路を備えたモータ本体と、上記信号線からの信号
を入力としその信号がロータのいずれの位相角度位置で
検出されたかについてその信号の異なる電圧レベルに基
づいて所定の論理演算を行って判別する位相判別回路及
びその判別信号により電源電圧の位相調整をしてモータ
コイル各相へ電源を分配する電源分配回路を設けられ、
モータコイルへ電源を供給する電源制御部とを備えて成
るブラシレスモータ。 (2)前記位置検出器の回転素子を永久磁石とし、固定
素子をホール素子としたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載のブラシレスモータ。(3)前記位置検
出回路を、位置検出器の固定素子として設けた6つのホ
ール素子H_1〜H_6から形成し、これらホール素子
のそれぞれに電源ラインから動作電圧を与えると共に、
電源ラインに対して基準抵抗R_0と各ホール素子の励
磁導通端子に接続した抵抗R_1〜R_6を直列に接続
して抵抗R_0とR_1の接続点から出力信号を取り出
すようにし、ホール素子のいずれかが励磁されるとホー
ル素子の励磁導通端子が電源ラインのマイナス側に導通
されて出力信号の電圧が基準抵抗R_0及び励磁された
ホール素子と出力端子間の抵抗の和の比によって決まる
電圧値として出力されるように構成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第2項に記載のブラシレスモータ。 (4)前記位置検出器のいずれかから検出されたロータ
の位相角度位置を表わす出力信号が位相判別回路で判別
されると、その判別信号によって開閉される電源分配回
路の各分配器に対して、この各分配器のいずれかを所定
の順序に従って通電することによってモータコイルを通
電し、連続して回転磁界が形成されるように位相判別回
路の出力信号線をそれぞれ対応して接続したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
載のブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62327850A JPH0648917B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62327850A JPH0648917B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170391A true JPH01170391A (ja) | 1989-07-05 |
JPH0648917B2 JPH0648917B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=18203680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62327850A Expired - Fee Related JPH0648917B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648917B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107003153A (zh) * | 2014-12-16 | 2017-08-01 | 日立汽车系统株式会社 | 旋转角检测装置和动力转向装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20050283004A1 (en) | 2004-06-18 | 2005-12-22 | Hopax Chemicals Manufacturing Co., Ltd. | Alkylsulfonated polyaminosaccharides |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62327850A patent/JPH0648917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107003153A (zh) * | 2014-12-16 | 2017-08-01 | 日立汽车系统株式会社 | 旋转角检测装置和动力转向装置 |
CN107003153B (zh) * | 2014-12-16 | 2019-08-30 | 日立汽车系统株式会社 | 旋转角检测装置和动力转向装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0648917B2 (ja) | 1994-06-22 |
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