JPH01169837A - 高圧金属蒸気放電灯の製造方法 - Google Patents

高圧金属蒸気放電灯の製造方法

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JPH01169837A
JPH01169837A JP32921087A JP32921087A JPH01169837A JP H01169837 A JPH01169837 A JP H01169837A JP 32921087 A JP32921087 A JP 32921087A JP 32921087 A JP32921087 A JP 32921087A JP H01169837 A JPH01169837 A JP H01169837A
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JP
Japan
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core wire
core
welding
foil
molybdenum foil
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Application number
JP32921087A
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English (en)
Inventor
Katsuya Otani
大谷 勝也
Shoji Origasa
折笠 昭治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、メタルハライドランプなど高圧金属蒸気放
電灯の製造方法にかかわり、とくに電極のタングステン
芯線とモリブデン箔との溶接方法に関する。
〔従来の技術〕
メタルパライトランプなど高圧金属蒸気放電灯は、スポ
ーツ照明用途などに広く普及しているが、その発光管(
1)の構成は、第3図に示すように石英ガラス製の管の
両端部に電極(3)を、この電i (31に接合された
モリブデン金属箔(4)を介して圧潰封止して保持して
なるものが一般的である。なお、(2)は封止部、(5
)は外部導出線、(7)は補助極、Ti極(3)はその
タングステン芯線(8)がモリブデン金属箔(4)に通
常スポット溶接されているが、この溶接は高融点金属同
士の溶接になるため、溶接が難しい面があった。また、
スボット溶接の場合、溶接電極が消耗し、溶接条件が常
に変化するので、自動化装置などでは実施できない問題
点があった。
この問題点を克服するため、最近レーザーを用いた溶接
法が開発された(たとえば特開昭55−46457号公
報)。レーザー溶接によれば、溶接条件はレーザー光の
みで定まり、時間変化もないため、自動化装置の溶接に
は適している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、レーザー光により電極(タングステン)
とモリブデン金属箔を溶接しようとする場合、モリブデ
ン箔(4)は薄く電極芯線(8)は太く、熱容量が大き
い。すなわち、溶接は被溶接箇所が相互に溶融して中間
合金を形成することによって達成されるのであるが、レ
ーザー光照射が弱すぎろとモリブデン箔(4)は溶けて
もタングステン芯線(8)は溶けない場合があり、また
、強すぎるとモリブデン箔(4)に穴があく場合もある
。これはとくにタングステンの芯R(8)の径が0.5
閤以上になると著しく発生する問題がある。
1したがって、この発明は、高圧金属蒸気放電灯のよう
に芯線径が太い電極芯線(8)とモリブデン箔(4)を
レーザー光照射して溶接する場合、かかる問題点を克服
した金属蒸気放電灯の製造方法を提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、線径0.5關以上のタングステン芯線を有
する電極と、この電極の芯線とモリブデン箔をレーザー
光照射により溶接する溶接工程において、前記接合部の
軸方向長さを1 mm以上とし、接合部の接触面積を接
合部断面の芯線周囲長の173以上として、パルス幅2
〜8 m5ec。
繰り返し20〜100パルス/ seeのレーザー光を
、芯線径りによって定まる所定のエネルギー照射するこ
とによって、前記接合部を溶接するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、タングステン芯線とモリブデン箔
との接合部断面の接触面積を規定することにより、レー
ザー光エネルギーのモリブデン箔への芯線の均一な流入
を可能にし、また、芯線径によりレーザーのエネルギー
を選択することにより適切な量のレーザーエネルギーを
用人できる。
〔実施例〕
この発明は、20〜40μの厚さのモリブデン箔(4)
を、太さ0.5111111以上の芯線(8)径を有す
るタングステンに溶接することに適している。モリブデ
ン箔(4)の厚さは、強度的な意味と、真空維持の意味
から前記以外の厚さのものは高圧金属蒸気放電灯には用
いられない。また、0.5胴以下のタングステン芯線(
8)は、20〜40μ厚さのモリブデン箔(4)に比較
的よく溶接され得る。これはモリブデン箔(4)の熱容
量と、タングステン芯線(8)の熱容量が近いので、レ
ーザーエネルギーの注入が比較的均一に両者に配分され
るからである。
また、前提のもうひとつは接合部(6)の長さは1 m
m以上であることである。1M以下の場合は、注入する
エネルギーに関係なく溶接強度は得られ、ない。第2図
はパルス幅2〜8 m5ecエネルギー2.0ジユール
のYAGレーザー光(波長1μ付近)照射により、0.
5〜2II111の範囲の芯線径のタングステンと、2
0〜40μの厚さのモリブデンとを接合部の接触面積を
変化させて溶接し、溶接強度の判定を行ったものである
。ここで溶接強度とはその後の工程、およびランプにし
た場合に問題の発生しない程度の強度であり、実質的に
は電極(3)とモリブデン箔(4)に張力をかけてやる
ことにより行っている。また、接合部(6)の接触面積
として接合部断面のタングステン芯線(8)の周囲長S
0と、接触するモリブデン箔(4)の長さSとの比S/
S、をとっている。縦軸は溶接強度合格の割合を示して
いる。これから、S/S0は173(33%)以上とす
る必要があることがわかる。これはモリブデン箔(4)
の熱容量と、タングステン芯線(8)の熱容量を整合さ
せるのに接触面積S/S0が173以上必要であること
を意味しており、レーザーエネルギーの変動、または芯
線の変動の多少によって大きくは影響されてはいない。
第1図はタングステン芯線径と、その芯線をレーザー溶
接するのに必要なエネルギーとの間係を調べたものであ
り、溶接強度が合格(溶接旧習りで98%以上)の領域
を斜線で示しである。
ここでパルス幅は2〜8 m5ec、 II ’)返し
20〜100パルス/ see接合部の接触面積は上記
のS/S0として0.33以上とした。
第1図からパルスエネルギーJと1芯線径りはほぼ 0.833D +0.333≦J≦0.833D +1
.833の範囲にあれば、問題のない溶接強度が得られ
る。
0.8φのタングステン芯綿を25μのモリブデン箔に
溶接する際、接触面積がモリブデン接触長ざSを1.0
amとし、(S / So= 1 / o、sx tr
= 0.4) 0.33)接合部の軸方向長さを211
1mとした部分にパルス幅2〜8 @+ee1繰り返し
20〜100パルス/回エネルギー〜ジュールのYAG
レーザー光(波長1μ)を照射しな。ここでこのエネ1
ルギーは 0、833D +01333≦J≦0.833D +1
.833を満足する。溶接強度を調べた結果サンプル1
00本の全数が良品となった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、タングステン芯線とモリブデン箔
との接合部断面の接触面積を規定し、さらに芯線径によ
りレーザー光線の照射エネルギーを選択するようにした
ので、穴あき不良や強度不足などの製造工程中の歩留を
98%以上の高水準に維持しつつ連続溶接が可能になり
、溶接の自動化が図れ、その工業上の利益は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は芯線径とレーザーパルスエネルギーとの関係を
溶接の合格、不合格の領域として示した図、第2図はタ
ングステン芯線の周囲長Soとモリブデン箔の接触範囲
Sとの比S/S0と溶接の良品数(%)との関係を示す
図、第3図は高圧金属蒸気放電灯の発光管の概要図、第
4図は電極とモリブデン箔の溶接状態を示す説明図、第
5図はタングステン芯線とモリブデン箔との接触の様子
を示す断面図である。 図において、(1)は発光管、(3)は電極、(4)は
皐すブデン箔、(6)は接合部、(8)はタングステン
芯線である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 石英発光管の端部に封着される電極のタングステン製の
    芯線とモリブデン箔とを溶接するに際し、前記タングス
    テン芯線とモリブデン箔との接合部におけるタングステ
    ン芯線の径が0.5mm以上であり、前記接合部の軸方
    向長さdが1mm以上となるものにおいて、前記接合部
    を圧接し、接合部断面の芯線の周囲長S_0および前記
    芯線に接触するモリブデン箔の長さSとの比S/S_0
    を1/3以上とし、パルス幅2〜8msec、繰り返し
    20〜100パルス/secのレーザー光を 1パルス当たりJ(ジュール) ただし 0.833D+0.333≦J≦0.833D+1.8
    33(Dは芯線径) 照射して、前記タングステン電極およびモリブデン箔の
    接合部を溶接することを特徴とする高圧金属蒸気放電灯
    の製造方法。
JP32921087A 1987-12-25 1987-12-25 高圧金属蒸気放電灯の製造方法 Pending JPH01169837A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7656093B2 (en) 2006-06-08 2010-02-02 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Discharge lamp and metal foil for a discharge lamp
JP2012084454A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Koito Mfg Co Ltd 放電バルブ用アークチューブ
JP2015191769A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 東芝ライテック株式会社 放電ランプ

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JP2012084454A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Koito Mfg Co Ltd 放電バルブ用アークチューブ
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