JPH01169163A - 調圧バルブのスプリング力調整構造 - Google Patents

調圧バルブのスプリング力調整構造

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JPH01169163A
JPH01169163A JP32497387A JP32497387A JPH01169163A JP H01169163 A JPH01169163 A JP H01169163A JP 32497387 A JP32497387 A JP 32497387A JP 32497387 A JP32497387 A JP 32497387A JP H01169163 A JPH01169163 A JP H01169163A
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JP
Japan
Prior art keywords
spring
adjustment
adjustment screw
spool
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP32497387A
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English (en)
Inventor
Nobuo Takemasa
武正 信夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01169163A publication Critical patent/JPH01169163A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ9発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、自動変速機の油圧制御バルブ等に用いられる
レギュレータバルブ、スロットルバルブ等のような調圧
バルブに関する。
(従来の技術) 自動変速機のクラッチ、ブレーキ等の作動制御を行う油
圧力の制御は、油圧制御バルブにより行われるのである
が、その油圧制御バルブにおいて、作動油圧を所望の値
に調整するために調圧バルブが用いられる。このような
調圧バルブとしては、ポンプからの吐出油をクラッチ、
ブレーキ等へ直接供給させ、これらの作動用として用い
られるライン圧を作り出すレギュレータバルブや、エン
ジンのスロットル開度に対応した油圧を作り出すスロッ
トルバルブ等がある。このような油圧制御バルブを用い
る例としては、例えば、特開昭55−47041号公報
に開示されている自動変速機の制御装置を挙げることが
できる。
上記のような調圧バルブは、通常は、ハウジング内に軸
方向移動自在なスプールを配するとともに、このスプー
ルを軸方向に付勢するスプリングを配し、スプールに軸
方向に作用する油圧力を上記スプリングの付勢力とバラ
ンスさせることにより所望の油圧を得るように構成され
ている。この場合に、上記所望の油圧の調整精度を高く
する必要がある場合には、各部品の寸法精度やスプリン
グの精度を高くするにしても限界があるので、バルブ組
立後にスプリングの取付長くセット長)を調整可能なア
ジャストネジ部材を配設することがよくある。
(発明が解決しようとする問題〉 このようなアジャストネジ部材を用いた場合、バルブが
組立てられた後、スプリングのセット長を調整してその
セット荷重を調整することができるので、各部品の精度
があまり高くない場合でも油圧の調圧精度は高くするこ
とができる。ところが、このスプリングのセット長調整
のときに、アジャストネジ部材を回転させてその螺合量
を調整する必要があるので、このアジャストネジ部材の
回転によりスプリングが捩られてセットされることがあ
るという問題がある。このようにスプリングが捩じられ
てセットされると、スプリング特性が変化するために油
圧の調整誤差が生じ、また、この捩れが生じたまま油圧
調整がなされた後、この捩れが徐々に戻って油圧の調整
値が変化するという問題に結びつくおそれがある。
このため、本発明はこのような問題の生じないような調
整構造を提供することを目的とするものである。
口1発明の構成 (問題を解決するための手段) 上記目的達成のための手段として、本発明の調整構造は
、ハウジング内に軸方向移動自在に配したスプールをス
プリングにより軸方向に付勢しこの付勢力によりスプー
ルに作用する油圧を調整する調圧バルブに用いられるも
のであり、ハウジングに螺合してハウジング内に突出す
るアジャストネジ部材を設け、このアジャストネジ部材
の突出端によりスプリングの一端を受け止めるとともに
アジャストネジ部材の螺合量調整によりスプリングの取
付長を調整してスプリング付勢力を調整可能なようにな
し、アジャストネジ部材の突出端とスプリングの一端と
の間に、アジャストネジ部材に対してその螺合回転方向
に相対回転可能なスプリングシートを配設して構成して
いる。
(作用) 上記構成の調整amを有した調圧バルブを用いた場合、
アジャストネジ部材のハウジングとの螺合量を変えるこ
とによりその突出端のハウジング内への突出量を可変調
整することができる。ここで、突出端はスプリングシー
トを介してスプリングの一端を受け止めているので、上
記突出量の調整により、スプリングのセット長(取付長
)を調整し、この調圧バルブにより制御される油圧を精
度良く調整することができる。なお、この調整時におけ
るアジャストネジ部材の螺合方向の回転は、アジャスト
ネジ部材とスプリングシートとの間の相対回転として吸
収され、スプリングに捩りが加わるおそれがなく、この
ため、従来におけるような調整誤差、調整後の油圧の変
化等の問題が生じることがない。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例について
説明する。
第1図は、本発明に係るスプリング力調整構造を備えた
調圧バルブ10の1例を示す断面図であり、この調圧バ
ルブ10としては、油路1からの供給油をエンジンスロ
ットル開度に対応した油圧に調圧してスロットル圧とし
て油路2から取り出すスロットルバルブを示している。
このバルブ10は、ハウジング(バルブボディ)11内
に軸方向(図中左右方向)に移動自在に嵌入された2個
のスプール12.13と、これら両スプール間に介挿さ
れた第1スプリングと、ハウジング11と第1スプール
12との間に介挿され第1スプール12を右方に付勢す
る第2スプリング16とから構成される。第2スプール
13の右端部13aは外方に突出しており、この右端部
13aにはスロットルカム21が当設している。スロッ
トルカム21は軸21aを中心に回動自在であるととも
に、ワイヤ22を介してアクセルペダル23に連結され
ており、アクセルペダル23の踏み込みに応じて、すな
わち、エンジンのスロットル開度に対応して、スロット
ルカム21が回動され、第2スプール13は左方に押し
込まれる。このスロットルカム21による第2スプール
13の左方への押力をFlとする。
第2スプール13が左動されると、この移動量に対応し
た分だけ第1スプリング15が圧縮され、第1スプール
12はこの第1スプリング15の圧縮量に対応して左方
向への押力(この押力は、上記押力F1に等しい)を受
ける。この第1スプール12の左方向への押力により、
第1スプール12は左動され、これにより第1スプール
12の溝部12aを介して油路1と油路2aとが連通さ
れ、油路1内の供給油が油路2a内に流入される。
油路2aは、図示のように、油路2のみならずオリフィ
ス2dを介した油路2bおよび油路2Cにも連通してお
り、油路2a内に流入した供給油は、油路2bに流入し
てこの油圧が第1スプール12の段部12bに作用して
第1スプール12に右方向の押力F2を付与し、一方、
油路2aから油路2C内に流入した供給油はその油圧が
第2スプール13の段部13aに作用して第2スプール
13に左方向の押力F3を付与する。
このため、油路2内の油圧は、上記3つの押力Fl、F
2.F3がバランスする油圧となり、この油圧はスロッ
トルカム21の押力F1に対応した油圧、すなわち、ス
ロットル開度に対応したスロットル圧となる。
以上のようにして、この調圧バルブ10によりスロット
ル圧が得られるのであるが、このスロットル圧の大きさ
は、各スプリング12.13の特性や各部品の寸法の誤
差により、ある程度のバラツキが生じるので、このバル
ブ10においては、このバラツキを調整するなめアジャ
ストネジ17を配設している。
このアジャストネジ17は、ハウジンク11に螺合する
とともに、右端部がハウジング内に突出しており、この
突出した右端部において、スプリングシート1つを介し
て第1スプリング16の左端を受け止めている。なお、
スプリングシート1つはアジャストネジ17の嵌合穴1
7b内に緩挿されており、アジャストネジ17に対して
螺合回転方向に相対回転自在となっている。アジャスト
ネジ17をその頭部のスロット17aにドライバーを用
いて回転させ、ハウジング11との螺合量を変えると、
アジャストネジ17は軸方向(左右方向)に移動するの
で、これにより、第1スプリング12のセット長を可変
調整することができ、スロットル圧の調整ができる。
この調整のときに、アジャストネジ17の回転は、スプ
リングシート19との相対回転により吸収されるので、
第1スプリング12が回転されることがなく、第1スプ
リング12が捩じられるのを防止することができ、上記
?A整を正確に行うことができる。なお、この調整の後
、ロックナツト18によりアジャストネジ17がその位
置に固定保持され、調整後での狂いが生じるのが防止さ
れる。
以上においては、スロットルバルブを例に挙げて本発明
を説明したが、本発明の構造はこれに限られるものでは
なく、他の実施例として、リニアソレノイドを用いた調
圧バルブにおける本発明の適用例を第2図に基づいて説
明する。
このバルブ30は、ハウジング31と、このハウジング
31内に軸方向(左右方向)に移動自在に嵌挿されたス
プール32と、作動ロッド41の端部がスプール32の
右端面に当接し入力電気信号に応じて作動ロッド41を
介してスプール32に左方向の押力F4を付与するりニ
アソレノイド40と、右端がスプール32の左側面に当
接しスプール32に右方向の押力F5を付与するスプリ
ング33と、ハウジング31に螺合するとともにハウジ
ンク31内に突出した右端部においてスプリングシート
36を介してスプリング33の左端を受け止めるアジャ
ストネジ34とから構成されている。
このバルブ30においては、油路5に供給された所定圧
の作動油が、リニアソレノイド40の押力F4と、スプ
リング33の押力F5と、油路6からオリフィス6bを
介して分岐した油路6aの油圧が段部32bに作用して
スプール32が受ける左方向の押力F6とのバランスに
基づいて調圧され、油路6にこの調圧油圧を有する作動
油が供給される。リニアソレノイド40は、ソレノイド
への通電量を制御することによりその押力F4を所定範
囲内で任意に設定することができるものであり、油路6
の油圧をソレノイドの押力F4に対応して調圧すること
ができる。
このバルブ30においても、油路6の油圧のバラツキを
調整するため、アジャストネジ34が取り付けられてお
り、アジャストネジ34の螺合量調整により、スプリン
グ33の押力F5を調整してこの油圧調整を行うように
なっている。そして、この調整に際してのアジャストネ
ジ34の回転がスプリング33に伝達されるのを防止す
るため、アジャストネジ34に対して相対回転自在なス
プリングシート36が配されており、これによりスプリ
ング33の捩じれが防止される。なお、アジャストネジ
34の固定用のロックナツト35が設けられている。
ハ1発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、アジャストネジ部
材の突出端によりスプリングの一端を受け止めるととも
にアジャストネジ部材の螺合量調整によりスプリングの
取付長を調整して付勢力を調整可能なようになしている
のであるが、この場合において、アジャストネジ部材の
突出端とスプリングの一端との間に、アジャストネジ部
材に対してその螺合回転方向に相対回転可能なスプリン
グシートを配設して構成しているので、この調圧バルブ
により制御される油圧を精度良く調整することができる
のみならず、この調整時におけるアジャストネジ部材の
螺合方向の回転をアジャストネジ部材とスプリングシー
トとの間の相対回転として鬼収し、スプリングに捩りが
加わるおそれかない、このため、スプリングの捩じりを
原因とする油圧調整誤差、調整後の油圧の変化等の問題
が生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係る調整構造を有したス
ロットルバルブおよびリニアソレノイドバルブを示す断
面図である。 11.31・・・ハウジング 12.13.32・・・スプール 17.34・・・アジャストネジ 19.36・・・スプリングシート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ハウジングと、該ハウジング内に軸方向に移動自在
    に配されたスプールと、該スプールに軸方向の付勢力を
    付与するスプリングとを有してなり、前記付勢力により
    前記スプールに作用する油圧を調整する調圧バルブにお
    いて、 前記ハウジングに螺合されて前記ハウジング内に突出す
    るアジャストネジ部材を配設し、該アジャストネジ部材
    の突出端により前記スプリングの一端を受け止めるとと
    もに該アジャストネジ部材の螺合量調整により前記スプ
    リングの取付長を調整して前記付勢力を調整可能なよう
    になし、前記アジャストネジ部材の突出端と前記スプリ
    ングの一端との間に、前記アジャストネジ部材に対して
    その螺合回転方向に相対回転可能なスプリングシートを
    配設したことを特徴とする調圧バルブのスプリング力調
    整構造。
JP32497387A 1987-12-22 1987-12-22 調圧バルブのスプリング力調整構造 Pending JPH01169163A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100350117B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-22 현대자동차주식회사 자동 변속기 유압 제어 시스템의 압력 조절 밸브
KR100350118B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-22 현대자동차주식회사 자동 변속기 유압 제어 시스템의 압력 조절 밸브
KR100387828B1 (ko) * 2000-12-26 2003-06-18 현대자동차주식회사 자동변속기의 라인압 가변제어시스템

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KR100350117B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-22 현대자동차주식회사 자동 변속기 유압 제어 시스템의 압력 조절 밸브
KR100350118B1 (ko) * 1999-12-30 2002-08-22 현대자동차주식회사 자동 변속기 유압 제어 시스템의 압력 조절 밸브
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