JPH01168823A - フローティング炉における鋼帯の加熱方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、−１ストリツプ等の金属鋼帯のフローティン
グ炉における一帯の願出方法に関するものである。

（従来の技術） 冷延ブＡ板ストリップ等の金属１１１４帝の熱処理方法
として、連訛況鈍炉による熱処理方法が従来から用いら
れている。

近年薄物の金属ストリップ一帯の需要が＾まりつつある
が、これを従来の連？ｒ％　ｍ鈍設備のもとで焼鈍を行
なうと、ロールによる接触からヒートバックルやス）　
ＩＪツブの破断等の問題が生じ、そのためバッチ焼鈍を
余儀なくされ、その結果、生産性が非常に悪く、また生
産コストも高い。

そこで、これらの問題を解決するために、金属ストリッ
プを浮揚状態で通板させ、連続焼鈍を行なう装置・方法
に関する奴術が数多く見られる。

例えば、特開昭６１−２３８９２３号公報の連続焼鈍炉
、特開昭６２−９６６２１号公報の帯板用支持フロータ
−１特開昭６２−２７５２４号公報のフローティング炉
における循環ガス供給装置など多くの特許も出願されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） エネルギーの有効利用、股備費ミニマム化、生産コスト
の低減を考えることが現在東壁である。

特に加Ｆ？：２帝では、設備費・ランニングコストの古
める割合が大きい。

例えば、フローディングノズルだけで所定の板温度ま゛
で昇温させる場合、高温ガスを循環させるプロワ−の耐
熱限界が問題となる。ブロワ−（メタルファン）の＠￥
Ａ限界はおよそ８５０℃であり、セラミックスのファン
を用いれば耐熱限界は多少大きくなるが設備費が増大す
る。

そこでメタルファンブロワ−を使用することを前提にす
ると、ストリップの最終板温を７３０〜７５０℃まで上
昇させるためには、畝歩くのフローティングノズルを１
己置しなければならない。特に板温か５００℃を超える
あたりから昇温スピードが遅くなり、その結果設備費・
ランニングコストが増大する。

また、浮上させるだけに必要な最小限の１面数のフロー
ティングノズルを配置して、他の加熱源としてラジアン
トチューブな加熱帯全体に配置すると、循環ガスがブロ
ワ−の耐熱限界を越え、ガス冷却設備を必要とすること
になる。また、広幅材（Ｉｎ程度）を通板させる際には
、フローティングノズルのみの加熱方法に比べ、板幅方
向のは度分布が生じる。

このように、経済面・品質面の両者を十分に調定できる
フローティング炉における加熱方法については、十分な
ｌ／ｉ］発がなされて２らない。従って本発明はこのよ
うな欠点を有利に解決するためになされたものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、前記目的を達成するためになされたもので、
フローティング炉の加熱帯において、加熱帯前半では、
フローティングノズルからのガス噴流による対流加顔で
一帯を昇温させ、次いで加熱帝彼半では、ｒｊｌ　ｉ対
ｖＯ肩に加えて板幅方向で均一な温度分布が得られる輻
射熱傷を用いて、輻射加熱を併用することで、所定の板
温まで昇温させるものである。

すなわち、−帯板温が５００℃位までの昇温には、プロ
ワ−の耐熱温度に近いガス噴流による対流加熱だけであ
っても昇温効率は高くなり、フローティングノズルから
の加熱源とし、その後の昇温には、対流加熱だけでは昇
温効率が悪くなるので、輻射熱源を併用するということ
である。

この除、輻射ＭＷとして板幅方向で均一な温度分布が得
られる熱源を用いる必要がある。例えば、電気パネルや
ガス゛加熱ノｑネルなどが適している。

以下、図“面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図・第２図に不発明にかかる加熱方法の概要を示す
。

加熱帯は炉１によりＵまれている（なお本図のあと、均
熱・徐冷・急冷炉と続いている）。鋼帯２は炉１内に配
置した上下のフローティングノズル３０間を浮揚状態で
通板される。

なおフローティングノズル３の配置方法は、第１図のよ
うに上下に対向配置させてもまた第２図のように千鳥配
置させても配置の方法は特にこだわらない。

一帯２は、フローティングノズル３からの高温ガス＠訛
による対流加熱で昇温されていく。鋼帯２の温度が４０
０〜５００℃あたりになる頃より、フローティングノズ
ル３０間に輻射加熱源４を配置する。

その結果ガス噴流による対流加熱と輻射加熱とを併用す
ることで、−帯２はすみやかに所定の焼鈍温度（例えば
７３０℃）へ達する。

（実施例） 冷間圧延したアルミキルド鋼帯（板幅８６０ｍ１、板厚
Ｑ、１ｌｌｌｌｌｌ）を、第２図のような装置を用いて
最於板温度７３０℃まで昇温させる笑劇な行なった。

上下ノズル面間距１１ｉ！ｈ＝５０ｕ＋＋、ノズルピッ
チｔ＝ｓｏｏｍ、ノズルからのガス温度は７５０℃、吐
出ｈｔ速２０　ｍ／　Ｓのもとで、輻射加熱源を用いな
いで噴流ガスによる対流加熱だけで昇温させると、６ｍ
の炉長が必要であった。

一方、一帯温圧が５５０℃位になる位置より、輻射加熱
源として電気パネルヒーター（表面実効面積１０００日
×３００目、８　ＫＷ／基）をノズル間上下谷３基ずつ
計６基を設置して、対流加熱と輻射加熱とを併用させた
ところ、３ｍの炉長で十分であった。

なおこの結果を第３図に示す。

（発明の効呆） かくすることにより効率的な加熱カー可能となり、プロ
ワー電力、加熱原単位の減少、炉長短縮による設備費の
低減が可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明にかかる概要説明図、第３図は
加熱実枳を実胞した結果の図表である。 ｌ：炉　　　　　　２ニー帯 ３：フローティングノズル ４：ｉｌｄ射加熱源 代理人　弁理士　茶野木　立　夫 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フローティング炉の加熱帯において、加熱帯前半ではフ
   ローティングノズルからのガス噴流による対流加熱で一
   帯を昇温させ、次いで加熱帯後半では対流加熱に加えて
   輻射加熱を併用することを特徴とするフローティング炉
   における鋼帯の加熱方法。