JPH01168566A - 重量物の移動用支持構造 - Google Patents

重量物の移動用支持構造

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JPH01168566A
JPH01168566A JP32621987A JP32621987A JPH01168566A JP H01168566 A JPH01168566 A JP H01168566A JP 32621987 A JP32621987 A JP 32621987A JP 32621987 A JP32621987 A JP 32621987A JP H01168566 A JPH01168566 A JP H01168566A
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lever
movable support
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Kiyoharu Asai
清春 浅井
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HANMAA KIYASUTAA KK
Otsuka Chemical Co Ltd
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HANMAA KIYASUTAA KK
Otsuka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、設置面に向けて開いた下端部空所を有した該
空所に対し上方から人手を到達させうる構造を有した重
量物の移動を容易にするための移動用支持構造に関する
。このような重量物としては収納家具を挙げることがで
き、例えば下面が開いた台輪及び開閉可能とされた底板
に囲まれた部分がここでいう下端部空所に相当する。こ
こで収納家具には、たんす、食器棚、本棚、キャビネッ
ト、ロッカー等を広く含むものとする。前述の重量物と
しては、この他竪型ピアノ、立設型自動販売機、装飾用
設置物等が含まれる。
従来の技術及びその問題点 例えば収納家具は、大きく且つ重いものが多く、−旦設
置された後は移動に困難を伴う場合が多い。
収納家具によっては、下端にキャスターを設けたものも
あるが、これでは設置状態が不安定となり、又設置面が
畳やじゅたんである場合はキャスターに重荷重がかかり
長期間の設置により設置面を変形させるので不向きであ
る。この他、他の重量物においても移動の容易性が要請
される反面、設置時の安定性や美観の点からキャスター
等の移動用部材を常時使用して設置することが望まれな
い場合が多い。
本発明はこのような要請に応えるべく、常時は重量物の
下端面による安定的な設置を可能にし必要に応じて移動
用部材が該重量物下面から突出せしめられて移動を容易
にする重量物の移動用支持構造を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 本発明の前記目的は、設置面に向けて開いた下端部空所
を有し該空所へ上方から人手を到達させうる構造を有し
た重量物に対し該重量物における水平離反位置に各々設
けられる移動用支持構造であって、前記重量物の下端部
空所内において固定される固定支持体と、該固定支持体
に対し可動であり略鉛直方向に該固定支持体により案内
される可動支持体と、該可動支持体より上方に配設され
前記固定支持体により略水平に案内され摺動方向を前記
水平離反方向に略垂直とされたスライド部材とを備え、
さらに、前記可動支持体の下面に装着された移動用部材
と、各々前記可動支持体及び前記スライド部材に対し両
端部を軸止され相互には前記スライド方向に離反して平
行に設けられ前記スライド部材の摺動に伴って前記水平
離反方向に略垂直な面内で回動する対をなす連結リンク
と、前記水平離反方向に略垂直な面内で回動しうるよう
に一端寄り中間部を前記スライド部材に軸止されたレバ
ーであって、前記空所上方から到達させた人手により略
水平状態から他端を上昇させるように回動可能とされ、
該レバーの起立方向への回動に伴って前記一端側先端部
が、前記可動支持体に設けられた係止部を水平方向力を
伴って押圧し、該係止部との接触部を支点として前記ス
ライド部材を前記水平方向力の反ガに基づき前記固定支
持体による案内下に摺動させる該レバーとを備え、前記
係止部は前記レバーの起立方向への回動に伴って該レバ
ー先端部を下方へ滑らせ得る空所に臨んで設けられてお
り、前記対をなす連結リンクは、スライド部材の前記摺
動に伴って起立し前記可動支持体を平行移動させつつ下
降させて前記移動用部材を前記空所内から下方へ突出さ
せるように設けられており、前記可動支持体は戻り止め
機構により前記下降位置に保持されることを特徴とする
重量物の移動用支持構造により達成される(第一発明)
本発明の前記目的はまた、設置面に向けて開いた下端部
空所を有し該空所へ上方から人手を到達させうる構造を
有した重量物に対し該重量物における水平離反位置に各
々設けられる移動用支持構造であって、前記重量物の下
端部空所内において固定される固定支持体と、該固定支
持体に対し可動であり略鉛直方向に該固定支持体により
案内される可動支持体と、該可動支持体より上方に配設
され前記固定支持体により略水平に案内され摺動方向を
前記水平離反方向に略垂直とされたスライド部材とを備
え、さらに、前記可動支持体の下面に装着された移動用
部材と、各々前記可動支持体及び前記スライド部材に対
し両端部を軸止され相互には前記スライド方向に離反し
て平行に設けられ前記スライド部材の摺動に伴って前記
水平離反方向に略垂直な面内で回動する対をなす連結リ
ンクと、前記水平離反方向に略垂直な面内で回動しうる
ように一端寄り中間部を前記スライド部材に軸止された
レバーであって、前記空所上方から到達させた人手によ
り略水平状態から他端を上昇させるように回動可能とさ
れ、該レバーの起立方向への回動に伴って前記一端側先
端部が、前記可動支持体を押圧し、その反力に基づき前
記可動支持体を下降させつつ前記スライド部材を前記固
定支持体による案内下に摺動させる該レバーとを備え、
前記対をなす連結リンクは、スライド部材の前記摺動に
伴って起立し前記可動支持体を平行移動させつつ下降さ
せて前記移動用部材を前記空所内から下方へ突出させる
ように設けられており、前記可動支持体は戻り止め機構
により前記下降位置に保持されることを特徴とする重量
物の移動用支持構造により達成される(第二発明)。
本発明の前記目的はさらに、設置面に向けて開いた下端
部空所を有し該空所へ上方から人手を到達させうる構造
を有した重n物に対し該重量物における水平離反位置に
各々設けられる移動用支持構造であって、前記重量物の
下端部空所内において固定される固定支持体と、該固定
支持体に対し可動であり略鉛直方向に該固定支持体によ
り案内される可動支持体と、該可動支持体及び前記固定
支持体の両支持体の一方により略水平に案内され摺動方
向を前記水平離反方向に略垂直とされたスライド部材と
を備え、さらに、前記可動支持体の下面に装着された移
動用部材と、各々前記両支持体の内の他方の支持体及び
前記スライド部材に対し両端部を軸止され相互には前記
スライド方向に離反して平行に設けられ前記スライド部
材の摺動に伴って前記水平離反方向に略垂直な面内で回
動する対をなす連結リンクと、一方の該連結リンクから
上方へ延びたハンドル部であって、該連結リンクが傾倒
位置にあるときに略水平な姿勢をとり、前記空所上方か
ら到達させた人手により該連結リンクの軸止部回りに起
立方向へ回動されることにより前記スライド部材を前記
一方の支持体による案内下に摺動させる該ハンドル部と
を備え、前記一方の連結リンクは、起立により前記スラ
イド部材の摺動を介して他方の連結リンクを起立させ前
記可動支持体を平行移動させつつ下降させて前記移動用
部材を前記空所内から下方へ突出させるように設けられ
ており、前記可動支持体は戻り止め機構により前記下降
位置に保持されることを特徴とする重量物の移動用支持
構造により達成される(第三発明)。
実施例 以下、本発明の各々を収納家具に適用した場合を例にと
って添附図面と共に説明する。
第1図は、前記第一発明の1実施例に係る移動用支持構
造を備えた洋服たんす下部の縦断側面図であり、第2図
はその横断図である。移動支持構造は通常収納家具の左
右両側に設けられるが、図はその一方のみを示している
。この移動用支持構造は、収納家具の台輪(D)内面に
固定された固定支持体(2)と、該固定支持体により鉛
直方向に案内される可動支持体(1)と、固定支持体(
2)により水平方向に案内されるスライド部材(3)と
を備え、これ等は平面視矩形状をなし、長手方向が収納
家具奥行き方向となるように且つ相」−下して配置され
ている。移動用支持構造は更に、両支持体(1)、(2
)の両端部における両側面に設けられた連結リンク(5
)と、可動支持体(2)及びスライド部材(3)に結合
され人手により回動せしめられるレバー(6)とを備え
ている。固定支持体(2)は、両端面(20)を台輪(
D)内面に固着されており、長手方向に延びる土壁(2
1)及び側壁(22)を備えている。
可動支持体(1)を鉛直方向に案内するために、固定支
持体(2)の端面(20)の一部は図示の如く台輪(D
)内面に垂直に曲げ起こされてガイド片(23)を形成
しており、土壁(21)にはレバー挿通用の2本の溝(
24)が固定支持体長手方向に平行に設けられ、両側壁
(22)にはスライド部材案内用溝(25)が両端部に
略水平に設けられている。可動支持体(1)は、固定支
持体(2)の両端部内面に軽く接する長さを有した上壁
(10)及び側壁(11)を備え、上壁(10)にはガ
イド片(23)に嵌合する切り欠き(12)が形成され
ており、これらに基き鉛直方向に案内されて移動しつる
。その上壁(10)には、後述するレバー(6)の先端
部を通しつつ水平方向の支持力を与える小さな切り欠き
(15)が設けられている。スライド部材(3)は、固
定支持体(2)の両側壁内に収まる幅を有し、長手方向
に延びる土壁(30)と側壁(31)とを備えている。
固定支持体と可動支持体との間には引っ張りばね(7)
が張設されており、スライド部材(3)にはこのばねを
通すための開口が設けられている。連結リンク(5)は
、下端部を可動支持体(1)の側壁(11)に、上端部
をスライド部材(3)の側壁に、各々回動可能に結合さ
れており、連結リンク(5)、(5)は相互に平行とな
るように配置されている。連結リンク(5)のスライド
部材(3)への取り付けは軸(50)によって行われて
いる。レバー(6)は、2枚の細長いプレート(60)
を連結棒(61)で平行に結合したもので先端寄り中間
部を軸(50)により回動可能に支持され、先端部はス
ライド部材に向かって延び、基端側は固定支持体(2)
の溝(24)を通って該固定支持体の上に延びており、
略水平な状態から基端部のロッド(62)を上昇させる
ように引っ張って回動させることができる。
レバー(6)先端部は、レバー(6)が第5図に示すよ
うに水平位置からある程度ロッド(62)を上昇させた
位置で可動支持体(1)の切り欠き(15)縁部に接し
、レバー(6)が起立するにしたがって該切り欠き(1
5)縁部上を下方へ滑りつつ該縁部を水平力を伴って押
圧し、その反力に基づいて切り欠き(15)縁部との接
触部を支点としてスライド部材(3)を摺動させる。可
動支持体の上壁(10)の底面には移動用部材(4)が
装着されている。移動用部材(4)は、この実施例では
自在キャスターとされ、可動支持体(1)の両端部付近
に装着され合計4個設けられている。
もっとも移動用部材はこの他、底面をフッ素樹脂コーテ
ィング面、平滑な金属面とした滑り板とするなど適宜構
成され得る。連結リンク(5)は第1図に示す状態から
第3図に示す状態へレバー(6)が回動せしめられるこ
とによりスライド部材(3)がスライドする時に起立し
、これに伴う可動支持体の下降により移動用部材(4)
が台輪(D)から下方へ突出するように設けられている
連結リンク(5)は、レバー(6)が最大限に回動せし
められたときに、鉛直方向を若干過ぎた位置に到達する
。連結リンク(5)の一方の側部にはこの起立位置に到
達したときに可動支持体(1)の上面に当接する小片(
51)が設けられている。
このように連結リンク(5)は、鉛直方向を若干過ぎた
位置、即ち思案点を若干過ぎた位置に到達し該位置で小
片(51)により制止せしめられることにより、該連結
リンクの逆転、すなわち可動支持体(1)下降後の上昇
に対する戻り止め機構を構成している。
従って、この移動用支持構造によれば、通常はレバー(
6)を第1図に示す位置として移動用部材(4)を台輪
(D)内に収納し、収納家具の通常の設置状態を得るこ
とができる。収納家具を移動する際には、レバー(6)
を第3図及び第4図に示す位置へ回動する。収納家具の
底板はこの回動操作をなしうるように一部が取り外し可
能とされる。レバー(6)の回動に要する力はてこ作用
により軽減され、更に以下に説明する滑り量変化に基づ
き回動の容易化が計られている。
すなわち、レバー(6)の回動初期においてはレバー(
6)先端部の切り欠き(15)縁部に対する滑り量が多
く、回動が進み起立状態に近づくに連れてその滑り量が
減少する。このことは、回動初期の状態を示す第5図及
び起立に近づいた状態を示す第6図から理解されるであ
ろう。一方、後に示す第二発明の実施例の如く、可動支
持体(1)に凹所を設は該凹所をレバー(6)先端部で
押す構造とすることもできる。第7図は、可動支持体(
1)に切り欠き(15)を設けた本実施例を左側に示し
、可動支持体(1)に凹所(15a)を設けた例を右側
に示している。後者の例の場合は、前述の如きレバー(
6)先端部の下方への滑りは得られず、レバー(6)の
回動初期においてはスライド部材(3)を摺動させるた
めにはレバー(6)に大きな力を及ぼす必要が生じる。
これに対し、本実施例においては、レバー(6)先端部
は切り欠き(15)に対して下方へ滑りを生じ、その滑
り量は、レバー(6)が起立するにしたがって減少する
ため、レバー(6)回動初期においては、レバー(6)
回動角当たりのスライド部材(3)の摺動量(可動支持
体(1)の下降量(H))が前記滑りにより減殺されて
小さくなり、これに伴ってレバー(6)回動に要する力
が軽減される(第二発明の例における可動支持体(1)
の下降量をH′で示す)。そして、レノクー(6)の回
動が進行して大きな水平力が得られるようになる時には
前記滑り世が減少し、これらの結果レバー(6)回動に
要する力のバランス化が計られる。
このレバー(6)の回動によるスライド部材(3)の摺
動、及びこれに伴う連結リンク(5)の起立により、可
動支持体(1)が移動用部材(4)と共に下降する。可
動支持体(1)は、前述のように固定支持体(2)によ
り垂直方向に案内されるので、移動用部材(4)は垂直
方向に台輪(D)内から突出する。すなわち収納家具本
体は垂直方向に持ち上げられることとなる。移動用部材
(4)の突出後は連結リンク(5)に基き構成された戻
り止め機構により、収納家具の重力に抗して移動用部材
の突出状態が保持される。従って収納家具は移動用部材
(4)に基き小さな力で容易に移動されることとなる。
移動用部材(4)を突出位置から元に戻すには、レバー
(6)を第3図の状態から第1図の状態へ回動ずればよ
い。
これに基き、連結リンク(5)は前述とは逆方向に回動
し思案点を再び通過して戻り止め作用を解除し、前述と
は逆の動作により可動支持体(1)は垂直に上昇して移
動用部材(4)を台輪(D)内に収納する。即ち収納家
具は通常の設置状態に垂直方向へ下降せしめられる。な
お、可動支持体(1)はばね(7)により上方へ軽(引
っ張られているので移動用部材(4)の収納状態で収納
家具が持ち上げられても自重による下降を生じない。
以上の他、スライド部材(3)を水平方向に案内するた
めの構造としては、溝(25)に代えて、溝やレール及
びこれ等に係合する部材を備えた種々の形態を採用する
ことができ、連結リンクの軸(50)は可動支持体(1
)案内用の部材とは別個に可動支持体(1)に設けるこ
ともできる。
また、戻り止め機構としては、固定支持体(2)とレバ
ー(6)とに、レバー(6)起立位置で一致する貫通穴
を設け、レバー(6)起立時にこれらの貫通穴にビンを
挿入して戻り止めとする機構等を適宜採用することがで
きる。また、これらの戻り止め機構に加えて、第3図に
示すような保持片(8)を固定支持体(2)に設けるこ
ともできる。この保持片(8)は、レバー(6)が起立
位置に回動せしめられたときに該レバー(6)の連結棒
(61)を弾性的に挾持するように可撓性部材で形成さ
れている。
第8図及び第9図は、前記第二発明の実施例を示してい
る。この例では、前述の実施例における切り欠き(15
)に代えて凹所(15a)が設けられ、レバー(6)の
先端部がやや短くされている以外は、前の例と同様であ
り、前の例と同様の部品又は部材には同一の番号が付さ
れている。
この例の収納家具も、前の例と同様、通常はレバー(6
)を台輪(D)内に収納し、移動の際には、レバー(6
)を回動して移動用部材(4)を突出させ移動を容易に
行うことができる。すなわち、レバー(6)を水平位置
から回動すれば、レバー(6)の先端は凹所(15a)
の上面を押し、その反力に基づき可動支持体(1)の下
降を伴ってスライド部材(3)は摺動せしめられ、移動
用部材(4)が突出するのである。レバー(6)が略垂
直な位置まで回動されると、レバー(6)先端部は凹所
(15a)の側壁に接しスライド部材(3)上での滑り
を阻止されて水平力を与える。
もっとも、この例の場合は、前の例について説明した如
く、レバー(6)回動初期における回動に要する力の軽
減は図られない。また、レバー(6)が略垂直な位置に
回動されるまでに移動用部材(4)が突出するようにレ
バー比を設定することもでき、この場合は、前述の如く
スライド部材(3)上での滑りを阻止する必要がないた
め、可動支持体(1)は凹所(15a)のない平らな面
とすることができる。またこの場合、戻り止め機構とし
ては、前述の如きレバー(6)起立時に一致する貫通穴
及びこれらに通されるピンを使用したものなどが採用さ
れる。
第10図及び第11図は前記第三発明の1実施例を示し
ている。この例では、前の各側のレバー(6)に代えて
ハンドル部(6a)が採用されている。該ハンドル部(
6a)は、図上右側の連結リンク(5)から上方へ延び
、連結リンク(5)が第10図に示す傾倒位置にあると
きに、水平な姿勢を取るように設けられている。ハンド
ル部(6a)の構造は、前記レバー(6)と同様であり
、2枚の細長いプレート(60a)を連結棒(61a)
で平行に結合したものである。したがって、ハンドル部
(6a)を起立方向へ回動することにより、右側の連結
リンク(5)がこれにともなって回動し、スライド部材
(3)の摺動を介して左側の連結リンク(5)も回動し
、可動支持体(1)が移動用部材(4)と共に下降する
こととなる。回動後の戻り止めは、前の例の如く、連結
リンク(5)の思案点通過により得られる。この例にお
いては、第一発明の例の如き回動初期に必要な力の軽減
効果は得られないが、連結リンクとハンドル部とを一体
として回動させるという簡単な構造に基づき移動用部材
の出没操作を可能とすることができる。
第12図は、前記第三発明の他の例を示している。この
例では、スライド部材(3)は、可動支持体(1)に装
着されており、これを案内するための溝(25−)も可
動支持体(1)に設けられている。この例においても、
第10図に示した例におけるのと同様の作用が得られる
本発明は前記洋服たんすの例と同様にして、他の収納家
具その他の下端部空所を有した重量物にも適用できる。
本発明に係る移動用支持構造は、前記重量物と別個に該
支持構造部分を組立てて前記重量物に取付けるようにす
ることもでき、或いは該重量物の下端部の一部を固定支
持体として該重金物に一体的に組込むこともできる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば次の効果
を奏する重量物の移動用支持構造を提供することができ
る。すなわち、重量物の下端部空所内には該空所内への
収納位置と、該空所内より下方へ突出した位置とを採り
得るように移動用部材が備えられるため、通常は該移動
用部材を収納して任意の設置面に安定的に重量物を設置
することができ、移動の際には該移動用部材を下方へ突
出させ容易に重量物を移動させることができる。
移動用部材を突出させるための操作はレバーを鉛直面内
で回動し戻り止め機構により突出位置を保持するだけで
充分であるので極めて容易であり、これに必要な人手の
力はレバーのてこ作用により軽減されている。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は第一発明支
持構造の1例を備えた洋服だんす下部の縦断側面図、第
2図はその横断面図、第3図は移動用部材突出状態を示
す洋服だんす下部の縦断側面図、第4図はその横断面図
、第5図及び第6図はレバー回動の初期及び進行後の状
態を各々要部をもって示す縦断側面図、第7図はレバー
回動時の先端部の下方への滑りにより得られる効果の説
明図、第8図は第二発明支持構造の1例を備えた洋服た
んす下部の縦断側面図、第9図は移動用部材突出状態を
示す洋服たんす下部の縦断側面図、第10図は第三発明
支持構造の1例を備えた洋服だんす下部の縦断側面図、
第11図は移動用部材突出状態を示す洋服だんす下部の
縦断側面図、第12図は第三発明支持構造の他の例を備
えた洋服だんす下部の縦断側面図である。 (1)・・・・・・可動支持体 (2)・・・・・・固定支持体 (3)・・・・・・スライド部材 (4)・・・・・・移動用部材 (5)・・・・・・連結リンク (6)・・・・・・レバー (6a)・・・・・・ハンドル部 (15)・・・・・・切り欠き (25)・・・・・・溝 (50)・・・・・・軸 (以 上) 手続補正書(h却 トj 昭和63年4月19日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)設置面に向けて開いた下端部空所を有し該空所へ
    上方から人手を到達させうる構造を有した重量物に対し
    該重量物における水平離反位置に各々設けられる移動用
    支持構造であって、前記重量物の下端部空所内において
    固定される固定支持体と、該固定支持体に対し可動であ
    り略鉛直方向に該固定支持体により案内される可動支持
    体と、該可動支持体より上方に配設され前記固定支持体
    により略水平に案内され摺動方向を前記水平離反方向に
    略垂直とされたスライド部材とを備え、さらに、前記可
    動支持体の下面に装着された移動用部材と、各々前記可
    動支持体及び前記スライド部材に対し両端部を軸止され
    相互には前記スライド方向に離反して平行に設けられ前
    記スライド部材の摺動に伴って前記水平離反方向に略垂
    直な面内で回動する対をなす連結リンクと、前記水平離
    反方向に略垂直な面内で回動しうるように一端寄り中間
    部を前記スライド部材に軸止されたレバーであって、前
    記空所上方から到達させた人手により略水平状態から他
    端を上昇させるように回動可能とされ、該レバーの起立
    方向への回動に伴って前記一端側先端部が、前記可動支
    持体に設けられた係止部を水平方向力を伴って押圧し、
    該係止部との接触部を支点として前記スライド部材を前
    記水平方向力の反力に基づき前記固定支持体による案内
    下に摺動させる該レバーとを備え、前記係止部は前記レ
    バーの起立方向への回動に伴って該レバー先端部を下方
    へ滑らせ得る空所に臨んで設けられており、前記対をな
    す連結リンクは、スライド部材の前記摺動に伴って起立
    し前記可動支持体を平行移動させつつ下降させて前記移
    動用部材を前記空所内から下方へ突出させるように設け
    られており、前記可動支持体は戻り止め機構により前記
    下降位置に保持されることを特徴とする重量物の移動用
    支持構造。
  2. (2)設置面に向けて開いた下端部空所を有し該空所へ
    上方から人手を到達させうる構造を有した重量物に対し
    該重量物における水平離反位置に各々設けられる移動用
    支持構造であって、前記重量物の下端部空所内において
    固定される固定支持体と、該固定支持体に対し可動であ
    り略鉛直方向に該固定支持体により案内される可動支持
    体と、該可動支持体より上方に配設され前記固定支持体
    により略水平に案内され摺動方向を前記水平離反方向に
    略垂直とされたスライド部材とを備え、さらに、前記可
    動支持体の下面に装着された移動用部材と、各々前記可
    動支持体及び前記スライド部材に対し両端部を軸止され
    相互には前記スライド方向に離反して平行に設けられ前
    記スライド部材の摺動に伴って前記水平離反方向に略垂
    直な面内で回動する対をなす連結リンクと、前記水平離
    反方向に略垂直な面内で回動しうるように一端寄り中間
    部を前記スライド部材に軸止されたレバーであって、前
    記空所上方から到達させた人手により略水平状態から他
    端を上昇させるように回動可能とされ、該レバーの起立
    方向への回動に伴って前記一端側先端部が、前記可動支
    持体を押圧し、その反力に基づき前記可動支持体を下降
    させつつ前記スライド部材を前記固定支持体による案内
    下に摺動させる該レバーとを備え、前記対をなす連結リ
    ンクは、スライド部材の前記摺動に伴って起立し前記可
    動支持体を平行移動させつつ下降させて前記移動用部材
    を前記空所内から下方へ突出させるように設けられてお
    り、前記可動支持体は戻り止め機構により前記下降位置
    に保持されることを特徴とする重量物の移動用支持構造
  3. (3)設置面に向けて開いた下端部空所を有し該空所へ
    上方から人手を到達させうる構造を有した重量物に対し
    該重量物における水平離反位置に各々設けられる移動用
    支持構造であって、前記重量物の下端部空所内において
    固定される固定支持体と、該固定支持体に対し可動であ
    り略鉛直方向に該固定支持体により案内される可動支持
    体と、該可動支持体及び前記固定支持体の両支持体の一
    方により略水平に案内され摺動方向を前記水平離反方向
    に略垂直とされたスライド部材とを備え、さらに、前記
    可動支持体の下面に装着された移動用部材と、各々前記
    両支持体の内の他方の支持体及び前記スライド部材に対
    し両端部を軸止され相互には前記スライド方向に離反し
    て平行に設けられ前記スライド部材の摺動に伴って前記
    水平離反方向に略垂直な面内で回動する対をなす連結リ
    ンクと、一方の該連結リンクから上方へ延びたハンドル
    部であって、該連結リンクが傾倒位置にあるときに略水
    平な姿勢をとり、前記空所上方から到達させた人手によ
    り該連結リンクの軸止部回りに起立方向へ回動されるこ
    とにより前記スライド部材を前記一方の支持体による案
    内下に摺動させる該ハンドル部とを備え、前記一方の連
    結リンクは、起立により前記スライド部材の摺動を介し
    て他方の連結リンクを起立させ前記可動支持体を平行移
    動させつつ下降させて前記移動用部材を前記空所内から
    下方へ突出させるように設けられており、前記可動支持
    体は戻り止め機構により前記下降位置に保持されること
    を特徴とする重量物の移動用支持構造。
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