JPH0116783Y2 - - Google Patents

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JPH0116783Y2
JPH0116783Y2 JP6593786U JP6593786U JPH0116783Y2 JP H0116783 Y2 JPH0116783 Y2 JP H0116783Y2 JP 6593786 U JP6593786 U JP 6593786U JP 6593786 U JP6593786 U JP 6593786U JP H0116783 Y2 JPH0116783 Y2 JP H0116783Y2
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twisting
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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、円筒形の無結節網を製網する小形無
結節製網機の開閉弁駆動装置に関する。
<従来の技術> 従来、無結節網を製網する無結節製網機として
本願出願人が特開昭58−31148号公報にて提案し
た製網機が製造されている。この製網機は、円筒
状の側壁に並べて軸支された多数のスピンドルの
内側先端に撚運錘輪又は組運錘輪を軸着し、各撚
運錘輪の外周部に設けた係合部にシヤトルの末端
の支錘子を係合支持させ、シヤトルを回転移動さ
せながら、その内部に収納されたボビンからスト
ランドを送出し、放射状に配置された多数のシヤ
トルの先端部分において無結節網を製網しながら
引出装置により網を引出していく構造である。
この種の無結節製網機では、多数の運錘輪及び
シヤトルが使用されるため、装置をあまり大形化
せず効率良く運錘輪を配置するために円周側壁の
全周にわたつて多数のスピンドルを縦横に並べて
配置し、全スピンドルを歯車により蛇行状態で一
列に連結し、各スピンドルの先端に撚運錘輪と組
運錘輪を交互に軸着し、支錘子を介して各シヤト
ルを運錘輪に係合させる。そして、第8図に示す
ように蛇行して配置された撚運錘輪30と組運錘
輪31に係合して回転しながらシヤトル32は移
動し、例えば、一方の撚運錘輪30に係合した2
本のシヤトル32が、2つの撚運錘輪間に配置さ
れ反対方向に回転する組運錘輪31を介して隣接
する他の撚運錘輪30に係合して回転する2本の
シヤトルと1本づつ順に入れかわりながら網の交
叉部が形成される。
<考案が解決しようとする問題点> 一方、撚運錘輪30に係合する支錘子が組運錘
輪31に移行するとき、それらの運錘輪の隣接箇
所に設けた開閉弁33が作動するが、第8図に示
すように、開閉弁33の駆動用に配設されるワイ
ヤ34は運錘輪配列を直交する方向に配置され、
且つ前後に隣接した他の縦列の運錘輪の開閉弁3
3は作動時期が異なるため、16本のワイヤ34が必
要であつた。これは、運錘輪の配列が直角に屈曲
した蛇行配列であるために2つの撚運錘輪30と
その間の組運錘輪31を1ユニツトとしてみた場
合、その前後のユニツトではその撚運錘輪30に
係合した支錘子が組運錘輪31に移るタイミン
グ、つまり開閉弁33が作動するタイミングが相
違するためである。このように、開閉弁33を駆
動するためのワイヤ34の本数が多くなると、ス
ペース的な問題から開閉弁とそれを動かすワイヤ
34の位置が離れてしまう場合があり、このため
に、複雑なリンク機構を使用する必要等があつ
て、開閉弁駆動装置の構造が複雑化し、製造時の
組付作業性が悪く、保守点検作業や故障修理も熟
練技術を必要とする等の問題があつた。
<問題点を解決するための手段> 本願考案は、上記の問題点を解決するためにな
されたもので、2本のワイヤで全ての開閉弁を駆
動させることができ、構造が簡単な小形無結節製
網機の開閉弁駆動装置を提供するものであり、以
下のように構成される。
すなわち、本考案の小形無結節製網機の開閉弁
駆動装置は、同一方向に回転する撚運錘輪の間に
逆方向に回転する組運錘輪を配置し、多数のシヤ
トルを支錘子を介してこれらの撚運錘輪と組運錘
輪に係合させてなる小形無結節製網機において、
軸受に支持された多数のスピンドルが環状に並べ
て配置され、撚運錘輪と組運錘輪が各スピンドル
に交互に軸着されて環状に並べて配置され、各運
錘輪の隣接箇所に支錘子を撚運錘輪から組運錘輪
に移行される開閉弁が枢支され、各開閉弁の軸に
クランクが取付けられ、ジヤガード装置によつて
駆動される内側ワイヤと外側ワイヤが環状配列の
運錘輪の内側と外側に摺動可能に配設され、内側
ワイヤには運錘輪の内側に位置する開閉弁のクラ
ンクに係合するカムが取付けられ、外側ワイヤに
は運錘輪の外側に位置する開閉弁のクランクに係
合するカムを取付けて構成したものである。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、例えば5掛程度の小さい円筒形の無
結節網を製網する小形無結節製網機の概略斜視図
を示し、第2図は同断面図を示している。第2図
において、1は内環部と外環部を同心上に配置し
てなる基台フレームで、内環部に対し外環部を少
し上方の水平位置に配設して構成され、この基台
フレーム1上にはその外環部と内環部をまたぐよ
うに多数の軸受2が放射状に且つ環状に一定間隔
で固定される(第3図)。これらの軸受2の中心
部にはそれぞれスピンドル3が軸支され、全スピ
ンドル3は環状に並べて配置される。各スピンド
ル3の上端は基台フレーム1の上方の1点を向く
ように配設され、それらの各下端には歯車4が軸
着され、これらの歯車4は隣接する歯車同志が噛
合し、全てのスピンドル3に図示しない回転駆動
系から伝達された回転力が伝わり、隣接するスピ
ンドル3は相互に逆方向に回転する。第2図、第
3図に示すように、各軸受2の上には組亀5と撚
亀6がスピンドル3を貫通させ且つ交互に配置さ
れるように固定され、組亀5上には第4図に示す
如く内側と外側に2個づつ開閉弁7a,7b,7
c,7dが回転可能に軸支される。このうち、開
閉弁7bと7dは一定角度範囲でフリーに回動す
る構造であり、一方、内側の一方の開閉弁7aは
内側ワイヤ8に、外側の一方の開閉弁7cは外側
ワイヤ9に連係される。すなわち、内側ワイヤ8
と外側ワイヤ9は開閉弁7a,7cを開閉駆動す
るワイヤであり、各亀の下側に環状に且つ摺動可
能に支持され、内側ワイヤ8と外側ワイヤ9の開
閉弁7a,7cに対応した位置には、第5図に示
すようにカム21が固定される。開閉弁7a,7
cの弁軸は組亀5の下側に突出し、その弁軸下端
にクランク22が軸着され、クランク22のピン
がカム21のカム溝と係合し、内側ワイヤ8又は
外側ワイヤ9の摺動によりカム21が移動し、こ
れによりクランク22を介して開閉弁7a,7c
が外側へ回動する構造である。
第3図に示すように、各組亀5の上には組運錘
輪10がスピンドル3に軸着されて配設され、各
撚亀6の上には撚運錘輪11がスピンドル3に軸
着されて配設され、組運錘輪10と撚運錘輪11
は交互に環状に並べて配置される。組運錘輪10
と撚運錘輪11の外周部には90度間隔で係合凹部
10a,11aが設けられ、これらの係合凹部1
0a,11aにシヤトルの支錘子16が係合す
る。さらに、各組亀5と各撚亀6上には、その内
周側と外周側に円弧状のガイド板14,15が固
定され、ガイド板14,15は運錘輪の係合凹部
10a,11aに係合して回転する支錘子16を
外れないようにガイドすると共に、支錘子16の
フランジ部に摩擦抵抗を与えてこれを回転させな
がら自転させるように作用する。支錘子16は第
2図に示すようにシヤトル17の下部に取着さ
れ、支錘子16の下部に設けた軸部が運錘輪の係
合凹部10a,11aに係合する。シヤトル17
にはストランドを巻装したボビンが収納され、シ
ヤトル17の上端の孔からストランド18が引き
出される。各シヤトル17は環状に配置された多
数の運錘輪上に、先端を上方の1点に集めるよう
に円錐形に配設され、その上方には複数の引出ロ
ールをもつ引出装置19が製網された円筒状の網
を引き出すように設けられる。
一方、環状に配置された運錘輪の内側にはレバ
ー12が、またその外側にはレバー13が回動可
能に水平に軸支され、レバー12の先端は内側ワ
イヤ8に連合し、レバー13の先端は外側ワイヤ
9に係合し、レバー12,13が回動することに
より内側ワイヤ8、外側ワイヤ9が円周方向に摺
動し、カム21を介して開閉弁7a,7cが開閉
駆動される。レバー12,13は第6図に示すよ
うに、図示しない歯車、シヤフト23、スプロケ
ツト24、チエン25、揺動レバー26を介して
ジヤガード装置27に連係される。ジヤガード装
置27のジヤガード玉28が揺動レバー26に当
つてこれを揺動させ、チエン25を介してシヤフ
ト23を回転させ、これによりレバー12,13
がジヤガード装置27に設定されたタイミングで
動作し、レバー12,13によつて内側ワイヤ
8、外側ワイヤ9が摺動することにより、開閉弁
7a,7cを設定されたタイミングで開くように
動作する。
次に、上記構成の製網機の動作を第7図の軌跡
図に基づき説明する。
第7図は1ユニツトの撚運錘輪11と組運錘輪
10が1つ網の交叉部を作る際のシヤトル17,
A1,A2,B1,B2の動きを示し、このよう
な動作が環状に設けられた他のユニツトにおいて
も同時に且つ同様に行なわれ、網の交叉部が形成
される。
交叉部の形成に先立ち、左側の撚運錘輪11に
2本のシヤトルA1,A2が係合し、右側の撚運
錘輪11に2本のシヤトルB1,B2が係合した
状態で、2つの撚運錘輪11がスピンドル3の回
転により一定方向に回転し、各シヤトルA1,A
2,B1,B2が回転しながら逆方向に自転し、
各ストランド18が撚をかけられて引出装置19
により引き出されることによつて、先ず網の脚部
が形成される。
続いて、ジヤガード装置27の作動によりレバ
ー12が作動し、内側ワイヤ8が摺動して開閉弁
7aが開くと、第7図第1段から第2段に示すよ
うに、左側の撚運錘輪11に係合していたシヤト
ルA2は組運錘輪10との近接箇所にさしかかつ
た所で、組運錘輪10に移る。なお、内側ワイヤ
8の摺動により右側の撚運錘輪11の右側に配置
された組運錘輪(図示なし)の開閉弁7aも同じ
タイミングで開くが、このシヤトルB1,B2は
その右側の組運錘輪との近接箇所にはないため、
その開閉弁7aが動いてもシヤトルの移動はな
い。
次に、左側の撚運錘輪11に結合していたシヤ
トルA1も同様に組運錘輪10に移る。そして、
組運錘輪10に結合したシヤトルA2は右側の撚
運錘輪11との近接箇所にさしかかつたとき、右
側の撚運錘輪11に移り、一方、右側の撚運錘輪
11に結合していたシヤトルB2は、ジヤガード
装置27が作動し、レバー13、外側ワイヤ9を
介して開閉弁7cが駆動されて開くことにより、
組運錘輪10に移る。
続いて、組運錘輪10に結合していたシヤトル
A1も右側の撚運錘輪11に移り、一方、右側の
撚運錘輪11に係合していたシヤトルB1が開閉
弁7cが開くことにより組運錘輪10に移り、組
運錘輪10に係合していたシヤトルB2はさらに
左側の撚運錘輪11に移る。
次に、右側の撚運錘輪11に係合していたシヤ
トルA2が開閉弁7cの開動作により組運錘輪1
0に移り、シヤトルB1は組運錘輪10を回つた
後、左側の撚運錘輪11に移り、シヤトルA2も
組運錘輪10を回つた後、右側の撚運錘輪11に
移り、これによつて1つの網の交叉部が形成され
る。
このような交叉部の形成動作は環状に配置され
た他の運錘輪においても同時に同様に行なわれ、
上記のような動作が繰り返されることにより小形
の円筒形の網が製網される。
<考案の効果> 以上説明したように、本願考案の小形無結節製
網機の開閉弁駆動装置によれば、運錘輪の環状配
列の内側と外側に内側ワイヤと外側ワイヤを配設
し、この2本のワイヤで全ての開閉弁を駆動する
ように構成したから、従来の屈曲蛇行した運錘輪
配列の装置に比べ、構造が極めて簡単となり、製
造時の組付作業性が良く、保守点検作業や故障修
理も容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の実施例を示し、第
1図は小形無結節製網機の概略斜視図、第2図は
同製網機の断面図、第3図はシヤトルを外した状
態の製網機の部分平面図、第4図はワイヤと開閉
弁の関係を示す平面図、第5図は同斜視図、第6
図は開閉弁を開閉駆動する駆動系を示す構成図、
第7図は運錘輪とシヤトルの動きを示す軌跡図、
第8図は従来の運錘輪配列とワイヤの配列を示す
説明図である。 2…軸受、3…スピンドル、7a,7c…開閉
弁、8…内側ワイヤ、9…外側ワイヤ、10…組
運錘輪、11…撚運錘輪、16…支錘子、17…
シヤトル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一方向に回転する撚運錘輪の間に逆方向に回
    転する組運錘輪を配置し、多数のシヤトルを支錘
    子を介してこれらの撚運錘輪と組運錘輪に係合さ
    せてなる小形無結節製網機において、軸受に支持
    された多数のスピンドルが環状に並べて配置さ
    れ、前記撚運錘輪と組運錘輪が該各スピンドルに
    交互に軸着されて環状に並べて配置され、各運錘
    輪の隣接箇所に支錘子を該撚運錘輪から組運錘輪
    に移行させる開閉弁が枢支され、該各開閉弁の軸
    にクランクが取付けられ、ジヤガード装置によつ
    て駆動される内側ワイヤと外側ワイヤが環状配列
    の運錘輪の内側と外側に摺動可能に配設され、該
    内側ワイヤには該運錘輪の内側に位置する開閉弁
    のクランクに係合するカムが取付けられ、該外側
    ワイヤには該運錘輪の外側に位置する開閉弁のク
    ランクに係合するカムが取付けられていることを
    特徴とする小形無結節製網機の開閉弁駆動装置。
JP6593786U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0116783Y2 (ja)

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JP6593786U JPH0116783Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP6593786U JPH0116783Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JPS62180089U JPS62180089U (ja) 1987-11-16
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JPS62180089U (ja) 1987-11-16

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