JPH01167565A - 浸漬液冷装置 - Google Patents
浸漬液冷装置Info
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- JPH01167565A JPH01167565A JP32532687A JP32532687A JPH01167565A JP H01167565 A JPH01167565 A JP H01167565A JP 32532687 A JP32532687 A JP 32532687A JP 32532687 A JP32532687 A JP 32532687A JP H01167565 A JPH01167565 A JP H01167565A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
電子機器などの冷却に使用することができる浸漬液冷装
置に関し、 浸漬液冷装置本体の構造を簡素化することを目的とし、 水より重く、かつ水と実質的に相互に溶解しない冷媒の
液体に被冷却体を浸漬する密閉型の浸漬液冷装置であっ
て、冷媒の液体および蒸気をそれぞれ液相部８および気
相部９に共存させて収容する浸漬室１と、この浸漬室１
に隣接する冷媒液化室２とを有し、冷媒液化室２は、上
部が浸漬室１の気相部８に連通し、頂部に冷却水噴霧器
３を有った冷却水を熱交換器５を経て、冷却水噴霧器３
に循環させる冷却水回路６を有するように構成する。
置に関し、 浸漬液冷装置本体の構造を簡素化することを目的とし、 水より重く、かつ水と実質的に相互に溶解しない冷媒の
液体に被冷却体を浸漬する密閉型の浸漬液冷装置であっ
て、冷媒の液体および蒸気をそれぞれ液相部８および気
相部９に共存させて収容する浸漬室１と、この浸漬室１
に隣接する冷媒液化室２とを有し、冷媒液化室２は、上
部が浸漬室１の気相部８に連通し、頂部に冷却水噴霧器
３を有った冷却水を熱交換器５を経て、冷却水噴霧器３
に循環させる冷却水回路６を有するように構成する。
浸漬液冷装置は、電子機器などの冷却に使用されている
が、従来は、浸漬室の気相部に熱交換管を設けて、蒸発
した冷媒を液化していた。しかし、浸漬液冷装置本体の
構造が複雑で大型となり、かつ浸漬液冷室の上部に熱交
換管を有するので、被冷却体の挿入および取出しに不便
であった。
が、従来は、浸漬室の気相部に熱交換管を設けて、蒸発
した冷媒を液化していた。しかし、浸漬液冷装置本体の
構造が複雑で大型となり、かつ浸漬液冷室の上部に熱交
換管を有するので、被冷却体の挿入および取出しに不便
であった。
また、熱交換器の比表面積を増すと液体の毛管付着があ
りかえって熱交換面積を減じる欠点があった。
りかえって熱交換面積を減じる欠点があった。
本発明は浸漬液冷装置本体の構造を簡素化することを目
的とする。
的とする。
上記問題点は、水より重く、かつ水と実質的に相互に溶
解しない冷媒の液体に被冷却体を浸漬する密閉型の浸漬
液冷装置であって、冷媒の液体および蒸気をそれぞれ液
相部８および気相部９に共存させて収容する浸漬室１と
、この浸漬室１に隣接・する冷媒液化室２とを有し、冷
媒液化室２は、上部が浸漬室１の気相部８に連通し、頂
部に冷却水噴霧器３を有し、底部が微細水滴濾過膜４を
通して浸漬室１の液相下部８に連通し、かつ液化された
冷媒液体の上に留った冷却水を熱交換器５を経て冷却水
噴霧器３に循環させる冷却水回路６を有することを特徴
とする浸漬液冷装置によって解決することができる。
解しない冷媒の液体に被冷却体を浸漬する密閉型の浸漬
液冷装置であって、冷媒の液体および蒸気をそれぞれ液
相部８および気相部９に共存させて収容する浸漬室１と
、この浸漬室１に隣接・する冷媒液化室２とを有し、冷
媒液化室２は、上部が浸漬室１の気相部８に連通し、頂
部に冷却水噴霧器３を有し、底部が微細水滴濾過膜４を
通して浸漬室１の液相下部８に連通し、かつ液化された
冷媒液体の上に留った冷却水を熱交換器５を経て冷却水
噴霧器３に循環させる冷却水回路６を有することを特徴
とする浸漬液冷装置によって解決することができる。
本発明の浸漬液冷装置は、浸漬室に隣接する冷媒液化室
内で、冷媒の蒸気を水と直接に接触させて冷却して液化
し、再び浸漬室に還流させる。冷媒としてフ・シ化炭素
を使用すれば、冷媒液体は水よりも重く、かつ水との相
互溶解度が蓋少であるので、液相同士を容易に分離する
ことができ、しかも、微細水滴分離膜を使用して完全に
脱水し、循環させて使用することができる。なお外部に
設けた熱交換器から戻る冷却水は濾過器で濾過して噴霧
器に循環させることが好ましい。
内で、冷媒の蒸気を水と直接に接触させて冷却して液化
し、再び浸漬室に還流させる。冷媒としてフ・シ化炭素
を使用すれば、冷媒液体は水よりも重く、かつ水との相
互溶解度が蓋少であるので、液相同士を容易に分離する
ことができ、しかも、微細水滴分離膜を使用して完全に
脱水し、循環させて使用することができる。なお外部に
設けた熱交換器から戻る冷却水は濾過器で濾過して噴霧
器に循環させることが好ましい。
第１図を参照して本発明の浸漬液冷装置の構造および作
用を説明する。この装置は密封型であって、浸漬室１に
沸点５６℃のフッ化炭素を冷媒８として入れ、被冷却体
１０として回路基板を浸漬した。
用を説明する。この装置は密封型であって、浸漬室１に
沸点５６℃のフッ化炭素を冷媒８として入れ、被冷却体
１０として回路基板を浸漬した。
回路基板１０を作動させて、電子素子が発熱すると、フ
ッ化炭素の液体８は回路基板１０から蒸発熱を奪って沸
騰した。フッ化炭素の蒸気９は、浸漬室１から冷媒液化
室２の上部に入り、冷却水噴霧器３から噴霧される温度
２５℃の水と接触して液化されて、冷媒液化室２の底部
に溜った。液体のフッ化炭素は比重が水の約１．７倍で
あり、かつ水との相互溶解度がｔｏ、ｐｐｍの程度であ
るので、二層となって容易に分離し、下層のフッ化炭素
は、平均孔径０．５μｍの微細水滴分離膜４、商品名Ｈ
ＵＩＩＰ （ＭＩＬＬＩＰＯＲＥ社）を通して、浸漬室
１の液層部８に戻し、上層の水は、ポンプによって、外
部に設けた通常の熱交換器５に送り、ここで冷却されて
、濾過器７を通して液化室２の噴霧器３に戻した。
ッ化炭素の液体８は回路基板１０から蒸発熱を奪って沸
騰した。フッ化炭素の蒸気９は、浸漬室１から冷媒液化
室２の上部に入り、冷却水噴霧器３から噴霧される温度
２５℃の水と接触して液化されて、冷媒液化室２の底部
に溜った。液体のフッ化炭素は比重が水の約１．７倍で
あり、かつ水との相互溶解度がｔｏ、ｐｐｍの程度であ
るので、二層となって容易に分離し、下層のフッ化炭素
は、平均孔径０．５μｍの微細水滴分離膜４、商品名Ｈ
ＵＩＩＰ （ＭＩＬＬＩＰＯＲＥ社）を通して、浸漬室
１の液層部８に戻し、上層の水は、ポンプによって、外
部に設けた通常の熱交換器５に送り、ここで冷却されて
、濾過器７を通して液化室２の噴霧器３に戻した。
本発明の浸漬液冷装置は、本体内に熱交換管を含まない
ので、小型であって、被冷却体の挿入および取出しに有
利である。また浸漬室に隣接する冷媒液化室内で冷媒と
の蒸気冷却水とが直接接触するので、この熱交換効率が
すぐれており、外部に設けた熱交換器の効率と併せても
、その効率は従来の装置とほぼ同等である。
ので、小型であって、被冷却体の挿入および取出しに有
利である。また浸漬室に隣接する冷媒液化室内で冷媒と
の蒸気冷却水とが直接接触するので、この熱交換効率が
すぐれており、外部に設けた熱交換器の効率と併せても
、その効率は従来の装置とほぼ同等である。
第１図は本発明の浸漬液冷装置の説明図である。
１・・・浸漬室、 ２・・・冷媒液化室、３・・
・冷却水噴霧器、 ４・・・微細水滴濾過膜、５・・・
熱交換器、 ６・・・冷却水回路、７・・・濾過器
、 訃・・液相部、９・・・気相部、 １０
・・・被冷却体。
・冷却水噴霧器、 ４・・・微細水滴濾過膜、５・・・
熱交換器、 ６・・・冷却水回路、７・・・濾過器
、 訃・・液相部、９・・・気相部、 １０
・・・被冷却体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、水より重く、かつ水と相互に実質的に溶解しない冷
媒の液体に被冷却体を浸漬する密閉型の浸漬液冷装置で
あって、 冷媒の液体および蒸気をそれぞれ液相部８および気相部
９に共存させて収容する浸漬室１と、この浸漬室１に隣
接する冷媒液化室２とを有し、冷媒液化室２は、上部が
浸漬室１の気相部８に連通し、頂部に冷却水噴霧器３を
有し、底部が微細水滴濾過膜４を通して浸漬室１の液相
部８に連通し、かつ液化された冷媒液体の上に留った冷
却水を熱交換器５を経て、冷却水噴霧器３に循環させる
冷却水回路６を有することを特徴とする浸漬液冷装置。 ２、冷却水噴霧器３と熱交換器５との間の冷却水回路６
に濾過器７を設けた、特許請求の範囲第１項記載の浸漬
液冷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62325326A JP2543550B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 浸漬液冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62325326A JP2543550B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 浸漬液冷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01167565A true JPH01167565A (ja) | 1989-07-03 |
| JP2543550B2 JP2543550B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=18175568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62325326A Expired - Fee Related JP2543550B2 (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | 浸漬液冷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543550B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005190725A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Honda Motor Co Ltd | スタックの冷却方法及び固体高分子電解質型燃料電池 |
| US6968705B2 (en) * | 2003-12-03 | 2005-11-29 | L'Air Liquide, Société Anonyme à Directoire et Conseil de Surveillance pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude | Method and plant for cooling fluids by direct contact with liquefied gases |
| CN110139542A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-08-16 | 北京丰联奥睿科技有限公司 | 一种漏斗式液冷服务器机柜 |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP62325326A patent/JP2543550B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6968705B2 (en) * | 2003-12-03 | 2005-11-29 | L'Air Liquide, Société Anonyme à Directoire et Conseil de Surveillance pour l'Etude et l'Exploitation des Procédés Georges Claude | Method and plant for cooling fluids by direct contact with liquefied gases |
| JP2005190725A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Honda Motor Co Ltd | スタックの冷却方法及び固体高分子電解質型燃料電池 |
| JP4573525B2 (ja) * | 2003-12-24 | 2010-11-04 | 本田技研工業株式会社 | 固体高分子電解質型燃料電池 |
| CN110139542A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-08-16 | 北京丰联奥睿科技有限公司 | 一种漏斗式液冷服务器机柜 |
| CN110139542B (zh) * | 2019-06-13 | 2024-05-14 | 北京丰联奥睿科技有限公司 | 一种漏斗式液冷服务器机柜 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2543550B2 (ja) | 1996-10-16 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |