JPH01167283A - セラミック多孔体の製造方法 - Google Patents
セラミック多孔体の製造方法Info
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- JPH01167283A JPH01167283A JP32387887A JP32387887A JPH01167283A JP H01167283 A JPH01167283 A JP H01167283A JP 32387887 A JP32387887 A JP 32387887A JP 32387887 A JP32387887 A JP 32387887A JP H01167283 A JPH01167283 A JP H01167283A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B38/00—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
- C04B38/06—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by burning-out added substances by burning natural expanding materials or by sublimating or melting out added substances
- C04B38/063—Preparing or treating the raw materials individually or as batches
- C04B38/0635—Compounding ingredients
- C04B38/0645—Burnable, meltable, sublimable materials
- C04B38/067—Macromolecular compounds
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、多数の気孔を有するセラミック多孔体の製造
方法に関する。
方法に関する。
（従来技術）
この種のセラミック多孔体は、例えば小さな熱伝導度を
有する断熱材として使用され、該セラミック多孔体の製
造方法としては、従来、三次元の網目構造を有する、例
えば発泡ウレタン等の有機発泡体をセラミックスラリ−
に浸漬して、該発泡体の表面にセラミックスラリ−を付
着させ、次いで該セラミックスラリ−を乾燥固化し、そ
の後に有機発泡体を加熱分解させるとともに、セラミッ
クを焼成する方法が知られている。
有する断熱材として使用され、該セラミック多孔体の製
造方法としては、従来、三次元の網目構造を有する、例
えば発泡ウレタン等の有機発泡体をセラミックスラリ−
に浸漬して、該発泡体の表面にセラミックスラリ−を付
着させ、次いで該セラミックスラリ−を乾燥固化し、そ
の後に有機発泡体を加熱分解させるとともに、セラミッ
クを焼成する方法が知られている。
このようにすると、セラミックスラリ−が有機発泡体の
気泡部に浸透して形成される架橋部と、中実である為に
セラミックスラリ−が浸透されない有機発泡体の有機質
部分が分解除去されてできるセラミック多孔体が形成さ
れる。
気泡部に浸透して形成される架橋部と、中実である為に
セラミックスラリ−が浸透されない有機発泡体の有機質
部分が分解除去されてできるセラミック多孔体が形成さ
れる。
しかしながら前記の方法によると、前記有機発泡体を加
熱分解させて除去する際に該発泡体が熱膨張する為に、
乾燥面したセラミックスラリ−が破損したりクラックが
発生する。
熱分解させて除去する際に該発泡体が熱膨張する為に、
乾燥面したセラミックスラリ−が破損したりクラックが
発生する。
また、通常の有機発泡体は様々な方向に架橋した三次元
網目構造を有しているので、該発泡体が加熱分解して燃
焼除去されてできる、セラミック多孔体の架橋構造も耐
圧強度が小さく、また焼成時に高温で加熱処理されると
、大きく熱収縮して破損したりクラックが発生してしま
う場合がある。
網目構造を有しているので、該発泡体が加熱分解して燃
焼除去されてできる、セラミック多孔体の架橋構造も耐
圧強度が小さく、また焼成時に高温で加熱処理されると
、大きく熱収縮して破損したりクラックが発生してしま
う場合がある。
さらに、該セラミック多孔体は全体に連通ずる空孔部を
多く有しているので、断熱効果が悪い。
多く有しているので、断熱効果が悪い。
（解決すべき問題点）
かかる問題に対処すべく、本発明は乾燥固化したセラミ
ックスラリ−が破損したりクラックが発生することがな
く、高温で焼成しても熱収縮量が少なく、さらに破損す
る懸念のない優れた断熱効果を有するセラミック多孔体
の製造方法を提供することを目的とする。
ックスラリ−が破損したりクラックが発生することがな
く、高温で焼成しても熱収縮量が少なく、さらに破損す
る懸念のない優れた断熱効果を有するセラミック多孔体
の製造方法を提供することを目的とする。
（問題点を解決する為の手段）
かかる目的を達成すべく、本発明によるセラミック多孔
体の製造方法は、所定の粒径に発泡させた有機発泡ビー
ズを、スラリー状のセラミックと混合する工程と、該ビ
ーズを混合したスラリー状のセラミックを成形型内に充
填する工程と、ついで該スラリー状のセラミックを乾燥
して、固化する工程と、該有機発泡ビーズを加熱分解し
て飛散させる工程と、さらに該セラミックを焼成する工
程とから成ることを特徴とする。
体の製造方法は、所定の粒径に発泡させた有機発泡ビー
ズを、スラリー状のセラミックと混合する工程と、該ビ
ーズを混合したスラリー状のセラミックを成形型内に充
填する工程と、ついで該スラリー状のセラミックを乾燥
して、固化する工程と、該有機発泡ビーズを加熱分解し
て飛散させる工程と、さらに該セラミックを焼成する工
程とから成ることを特徴とする。
（作用）
前記手段において、前記有機発泡ビーズは中空の有機質
部分を有して、従来の発泡ウレタン等の有機発泡体に比
して加熱分解時に生ずる分解ガス量を低減し、さらにセ
ラミックスラリ−に混合させることにより、スラリーで
周囲を囲われてそれぞれ単離した種々の大きさの集合群
を形成することにより、加熱分解して除去された後に、
セラミック内に密閉空孔部を形成することを可能とする
とともに、三次元方向に略整ったセラミック架橋構造を
形成する。
部分を有して、従来の発泡ウレタン等の有機発泡体に比
して加熱分解時に生ずる分解ガス量を低減し、さらにセ
ラミックスラリ−に混合させることにより、スラリーで
周囲を囲われてそれぞれ単離した種々の大きさの集合群
を形成することにより、加熱分解して除去された後に、
セラミック内に密閉空孔部を形成することを可能とする
とともに、三次元方向に略整ったセラミック架橋構造を
形成する。
（実施例）
以下、本発明による方法の一実施例について詳説する。
第１図は本発明の方法によるセラミック多孔体の製造工
程を示す。
程を示す。
予めポリエチレンビーズを水蒸気を用いて５０’Ｃ〜１
３０°Ｃで加熱して直径約３ｍｍに発泡させ、５ｉＣ（
最大径４μｍ、平均０．４μｍ）９２．０重量％、Ｂ、
Ｃ（最大径１０μｍ、平均１．０μｍ）７，０重量％、
Ｃ（カーボンブラック）１．０重量％から成る固形分５
２．９重量％に対して、トリエチルアミン１．５％重量
％、アルギン酸アンモニウム０．５重量％、メチルセル
ロース０．１重量％、水４０重量％から成る溶液と、酢
酸メチル１．２重量％、エチルセロソルブ０．２重量％
、乳酸ｎ−ブチル０．４重量％、アルコール９８．０重
量％、フタル酸ジエチル０．２重量％から成る有機溶剤
５重量％とを混合してセラミックスラリ−に分散させた
。
３０°Ｃで加熱して直径約３ｍｍに発泡させ、５ｉＣ（
最大径４μｍ、平均０．４μｍ）９２．０重量％、Ｂ、
Ｃ（最大径１０μｍ、平均１．０μｍ）７，０重量％、
Ｃ（カーボンブラック）１．０重量％から成る固形分５
２．９重量％に対して、トリエチルアミン１．５％重量
％、アルギン酸アンモニウム０．５重量％、メチルセル
ロース０．１重量％、水４０重量％から成る溶液と、酢
酸メチル１．２重量％、エチルセロソルブ０．２重量％
、乳酸ｎ−ブチル０．４重量％、アルコール９８．０重
量％、フタル酸ジエチル０．２重量％から成る有機溶剤
５重量％とを混合してセラミックスラリ−に分散させた
。
このとき、該混合溶剤には有機溶剤が混合されているの
で、無機物であるセラミック固形分と、有機物である発
泡ビーズが分離することなく好適に混ざり合う。
で、無機物であるセラミック固形分と、有機物である発
泡ビーズが分離することなく好適に混ざり合う。
また、該有機溶剤は該発泡ビーズの有機被膜を部分的に
溶解して発泡ビーズの気泡部内の気体を排気可能にする
。
溶解して発泡ビーズの気泡部内の気体を排気可能にする
。
このスラリーの粘度は１１０ｃｐであったが、かなりの
チクソトロピー性を示していた。
チクソトロピー性を示していた。
該ポリエチレンビーズとスラリーを充分混練後０．３Ｋ
ｇ／ｃｍ２で加圧しながら石膏型によって鋳込み操作を
し、３０Ｘ８０Ｘ１２０ｍｍの成形体を得た。
ｇ／ｃｍ２で加圧しながら石膏型によって鋳込み操作を
し、３０Ｘ８０Ｘ１２０ｍｍの成形体を得た。
該成形体を充分乾燥した後、脱脂をして１２００°Ｃで
窒素存在下２時間仮焼し、さらに１９５０°Ｃで１時間
焼成してセラミックの多孔体を得た。
窒素存在下２時間仮焼し、さらに１９５０°Ｃで１時間
焼成してセラミックの多孔体を得た。
このときの焼成によるセラミックの収縮率は線変化率で
一７％と従来に比してかなり小さいものであった。
一７％と従来に比してかなり小さいものであった。
また、アルキメデス法により密度を測定したところ、１
．８ｇ／ｃｍ”であった。
．８ｇ／ｃｍ”であった。
このセラミック焼成体の表面は型のスキン・イフェクト
により滑らかであり、また破断面は第２図示のようにな
っていて、はとんどが球状の密閉した空孔部ａがセラミ
ック部すの中に多数分布した。
により滑らかであり、また破断面は第２図示のようにな
っていて、はとんどが球状の密閉した空孔部ａがセラミ
ック部すの中に多数分布した。
該セラミック多孔体の熱伝導度は、１０００“Ｃにおい
て０． ０８Ｗ／ ｃｍ −ｄ ｅ ｇ〜０． １３Ｗ
／ ｃ ｍ−ｄ ｅ ｇと断熱材として好適であり、同
温度における熱膨張率は０．３％程度であった。
て０． ０８Ｗ／ ｃｍ −ｄ ｅ ｇ〜０． １３Ｗ
／ ｃ ｍ−ｄ ｅ ｇと断熱材として好適であり、同
温度における熱膨張率は０．３％程度であった。
前記実施例では前記セラミックスラリ−に有機溶剤を添
加したものを示したが、前記発泡ビーズとセラミックス
ラリ−とを十分に混練するときには必ずしも有機溶剤を
添加しなくてもよい。
加したものを示したが、前記発泡ビーズとセラミックス
ラリ−とを十分に混練するときには必ずしも有機溶剤を
添加しなくてもよい。
（効果）
従って本発明の方法によれば、前記有機発泡ビーズはセ
ラミックスラリ−と混合された後に、従来の有機発泡体
よりも低膨張で加熱分解除去されて該セラミックに多数
の均一に分散された種々の大きさの密閉空孔部を形成す
るとともに、三次元方向に略整ったセラミック架橋構造
を形成することができ、前記有機質分である発泡ビーズ
の加熱分解によって乾燥固化したセラミックスラリ−が
破損したりクラックが発生することがなく、また高温で
焼成しても熱収縮量がすくなく破損する懸念のない優れ
た断熱効果を有するセラミック多孔体の製造方法を提供
することができる。
ラミックスラリ−と混合された後に、従来の有機発泡体
よりも低膨張で加熱分解除去されて該セラミックに多数
の均一に分散された種々の大きさの密閉空孔部を形成す
るとともに、三次元方向に略整ったセラミック架橋構造
を形成することができ、前記有機質分である発泡ビーズ
の加熱分解によって乾燥固化したセラミックスラリ−が
破損したりクラックが発生することがなく、また高温で
焼成しても熱収縮量がすくなく破損する懸念のない優れ
た断熱効果を有するセラミック多孔体の製造方法を提供
することができる。
第１図は本発明の方法によるセラミック多孔体の製造工
程図であり、第２図は本発明により製造されたセラミッ
ク多孔体の断面図である。 ａ・・・セラミック多孔体の密閉空孔部ｂ・・・セラミ
ック部
程図であり、第２図は本発明により製造されたセラミッ
ク多孔体の断面図である。 ａ・・・セラミック多孔体の密閉空孔部ｂ・・・セラミ
ック部
Claims (1)
- 所定の粒径に発泡させた有機発泡ビーズを、スラリー状
のセラミックと混合する工程と、該ビーズを混合したス
ラリー状のセラミックを成形型内に充填する工程と、つ
いで該スラリー状のセラミックを乾燥して、固化する工
程と、該有機発泡ビーズを加熱分解して飛散させる工程
と、さらに該セラミックを焼成する工程とから成ること
を特徴とするセラミック多孔体の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32387887A JPH01167283A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | セラミック多孔体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32387887A JPH01167283A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | セラミック多孔体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01167283A true JPH01167283A (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=18159608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32387887A Pending JPH01167283A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | セラミック多孔体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01167283A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03228883A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-09 | Murata Mfg Co Ltd | 多孔質軽量道具材およびその製造方法 |
| EP0751539A2 (en) * | 1995-06-29 | 1997-01-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Positive characteristics thermistor device |
| JP2014532027A (ja) * | 2011-09-20 | 2014-12-04 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＥｖｏｎｉｋ Ｒｏｅｈｍ ＧｍｂＨ | 軽量セラミック材料の製法 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP32387887A patent/JPH01167283A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03228883A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-09 | Murata Mfg Co Ltd | 多孔質軽量道具材およびその製造方法 |
| EP0751539A2 (en) * | 1995-06-29 | 1997-01-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Positive characteristics thermistor device |
| EP0751539A3 (en) * | 1995-06-29 | 1997-05-28 | Murata Manufacturing Co | Thermistor with positive characteristics |
| US5790011A (en) * | 1995-06-29 | 1998-08-04 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Positive characteristics thermistor device with a porosity occupying rate in an outer region higher than that of an inner region |
| JP2014532027A (ja) * | 2011-09-20 | 2014-12-04 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングＥｖｏｎｉｋ Ｒｏｅｈｍ ＧｍｂＨ | 軽量セラミック材料の製法 |
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