JPH01167249A - ガラスの切断法 - Google Patents
ガラスの切断法Info
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- JPH01167249A JPH01167249A JP32770987A JP32770987A JPH01167249A JP H01167249 A JPH01167249 A JP H01167249A JP 32770987 A JP32770987 A JP 32770987A JP 32770987 A JP32770987 A JP 32770987A JP H01167249 A JPH01167249 A JP H01167249A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B33/00—Severing cooled glass
- C03B33/09—Severing cooled glass by thermal shock
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱応力を利用して板ガラス等のガラスを切断
する方法に関し、種々の肉厚のガラス、特にこれまで難
しい切断をしいられている厚板ガラス、なかでも板厚が
10〜12fi程度より厚い厚板ガラスを熱応力切断す
る際極めてを用なガラスの切断法に関する。
する方法に関し、種々の肉厚のガラス、特にこれまで難
しい切断をしいられている厚板ガラス、なかでも板厚が
10〜12fi程度より厚い厚板ガラスを熱応力切断す
る際極めてを用なガラスの切断法に関する。
本発明は、住宅あるいは中高層ビル等の建築用窓ガラス
をはじめ、自動車あるいは鉄道車輌用窓ガラス、船舶用
窓ガラス、さらには各種内装材、家具調度品、調理用品
、電気電子部品用基板、ガラス壜等のガラス物品に幅広
く採用し得るものである。
をはじめ、自動車あるいは鉄道車輌用窓ガラス、船舶用
窓ガラス、さらには各種内装材、家具調度品、調理用品
、電気電子部品用基板、ガラス壜等のガラス物品に幅広
く採用し得るものである。
従来、ガラス物品の切断加工には種々の手段が用いられ
、極く通常には、ダイヤモンドもしくは超硬合金製デツ
プでできている尖端によりガラス表面に傷をつけた後、
このクラックを促進させて切断する方法が行われており
、クランクを促進する手段としては例えば、特開昭53
−88817号公報には押え込んでベンディングを起さ
せる機械的方法、特公昭4B−1686号公報には気体
圧を加える方法、特開昭53−28613号公報には高
圧液体ジェットを噴射させて行う方法、さらに特開昭4
8−102815号公報ならびに特開昭54−1497
20号公報にはガスバーナ等で局部的加熱を行う方法等
がそれぞれ開示され用いられており、また熱応力を利用
する切断方法としては、例えば特公昭55−29942
号公報にはカラス板の切断すべき表面において所定の切
断形状をなした電気抵抗線を設置し、次に前記電気抵抗
線に通電して切断すべき表面を加熱して、切断すべき断
面に熱応力を発生せしめ、次にそのガラス板の切断すべ
き何れか一方の端部に水滴を滴下して冷却することによ
りガラス板の端部に局部的クラックを発生させて、つい
で発生するクラックの進展によりガラス板を瞬間的に切
断する方法が開示されており、さらに特公昭53−27
731号公報にはガラス板の表面のみへある予定した切
断路に沿って狭い区域の下方にガス加熱器により熱を加
えて破壊することない熱応力を導入し維持して、端縁に
破断開始の刻み目を付け、切断路に沿って曲げモーメン
トを加えて切断する方法あるいは特公昭61−9256
号公報にはガラス板を高温に加熱し、切断側がガラス板
表面に対して直角で、先端が鋭利な刃型を前記ガラス板
の少な(とも−面から侵入させ、該ガラス板を所定の形
状に切断するようにする方法が開示されており、さらに
またレーザビームを利用するものとしては、例えは特開
昭59−39734号公報にはガラス管を回転させなが
らレーザビームを照射して狭い巾で急熱し、この加熱部
に冷却体等の熱的あるいは機械的衝撃を与えて切断する
方法等が開示されており知られている。
、極く通常には、ダイヤモンドもしくは超硬合金製デツ
プでできている尖端によりガラス表面に傷をつけた後、
このクラックを促進させて切断する方法が行われており
、クランクを促進する手段としては例えば、特開昭53
−88817号公報には押え込んでベンディングを起さ
せる機械的方法、特公昭4B−1686号公報には気体
圧を加える方法、特開昭53−28613号公報には高
圧液体ジェットを噴射させて行う方法、さらに特開昭4
8−102815号公報ならびに特開昭54−1497
20号公報にはガスバーナ等で局部的加熱を行う方法等
がそれぞれ開示され用いられており、また熱応力を利用
する切断方法としては、例えば特公昭55−29942
号公報にはカラス板の切断すべき表面において所定の切
断形状をなした電気抵抗線を設置し、次に前記電気抵抗
線に通電して切断すべき表面を加熱して、切断すべき断
面に熱応力を発生せしめ、次にそのガラス板の切断すべ
き何れか一方の端部に水滴を滴下して冷却することによ
りガラス板の端部に局部的クラックを発生させて、つい
で発生するクラックの進展によりガラス板を瞬間的に切
断する方法が開示されており、さらに特公昭53−27
731号公報にはガラス板の表面のみへある予定した切
断路に沿って狭い区域の下方にガス加熱器により熱を加
えて破壊することない熱応力を導入し維持して、端縁に
破断開始の刻み目を付け、切断路に沿って曲げモーメン
トを加えて切断する方法あるいは特公昭61−9256
号公報にはガラス板を高温に加熱し、切断側がガラス板
表面に対して直角で、先端が鋭利な刃型を前記ガラス板
の少な(とも−面から侵入させ、該ガラス板を所定の形
状に切断するようにする方法が開示されており、さらに
またレーザビームを利用するものとしては、例えは特開
昭59−39734号公報にはガラス管を回転させなが
らレーザビームを照射して狭い巾で急熱し、この加熱部
に冷却体等の熱的あるいは機械的衝撃を与えて切断する
方法等が開示されており知られている。
前述したような従来の特開昭53−88817号公報等
のカッターを用いる切断方法では肉厚の厚い特に10〜
12Ilffi厚以上のものになると切断が蝋しく、種
々の補助手段を組合せてもガラス表面に切込線を刻設す
ることにかわりなく必ずしも確実できれいなギザギザの
ないまた凹凸状のカケ、切断計画線ハズレのない切断、
切断縁あるいは切断面を得ることはほとんどできないも
のであり、例えばガラス表裏面に直角な切断面を得るこ
とが難しいものであり、加えて板厚の変動や応力の不均
一にも敏感に左右されて前記切断不良を生じやすくしか
も厚い小物あるいは板の中央でない場合等では切断が極
めて困難であり、切粉などによるガラス表面のキズ・汚
れを発生しやすいものである。また特公昭55−299
42号公報に記載の方法ではガラス内の応力分布が不均
一な場合等では切断線がその計画線からズレを生じやす
いものである。さらに特公昭53−27731号公報に
記載の方法ではその切断面はまだまだ凹凸がみられ、き
れいな切断面とは必ずしも言えないものであり、特公昭
61−9256号公報に記載の方法では設備が大がかり
になるとともにどちらかといえば小物で薄肉のガラスに
適用されるものであり、刃型の刃部の温度ならびに形状
あるいはその押圧等管理操作がかなりシビイヤーであっ
て安定して良好な切断面が得られるとは必ずしも言い難
いものである。さらにまた特開昭59−39734号公
報に記載の方法では仮りにガラス板に採用したとしても
特公昭55−29942号公報において有する問題点と
同様な問題点が発生することになるものである。いずれ
にしても特に厚内のガラスにおいては切断間隔が小さく
なればなるほどカケ、ツノ、ギザギザ、ズレがなく真直
ぐでガラスの表面に対して垂直で滑らかで強度を低下す
ることがない、なかでも切断開始直後および終了直前の
端辺近傍でのズレのないきれいな切断面を得ることは難
しいものであった。
のカッターを用いる切断方法では肉厚の厚い特に10〜
12Ilffi厚以上のものになると切断が蝋しく、種
々の補助手段を組合せてもガラス表面に切込線を刻設す
ることにかわりなく必ずしも確実できれいなギザギザの
ないまた凹凸状のカケ、切断計画線ハズレのない切断、
切断縁あるいは切断面を得ることはほとんどできないも
のであり、例えばガラス表裏面に直角な切断面を得るこ
とが難しいものであり、加えて板厚の変動や応力の不均
一にも敏感に左右されて前記切断不良を生じやすくしか
も厚い小物あるいは板の中央でない場合等では切断が極
めて困難であり、切粉などによるガラス表面のキズ・汚
れを発生しやすいものである。また特公昭55−299
42号公報に記載の方法ではガラス内の応力分布が不均
一な場合等では切断線がその計画線からズレを生じやす
いものである。さらに特公昭53−27731号公報に
記載の方法ではその切断面はまだまだ凹凸がみられ、き
れいな切断面とは必ずしも言えないものであり、特公昭
61−9256号公報に記載の方法では設備が大がかり
になるとともにどちらかといえば小物で薄肉のガラスに
適用されるものであり、刃型の刃部の温度ならびに形状
あるいはその押圧等管理操作がかなりシビイヤーであっ
て安定して良好な切断面が得られるとは必ずしも言い難
いものである。さらにまた特開昭59−39734号公
報に記載の方法では仮りにガラス板に採用したとしても
特公昭55−29942号公報において有する問題点と
同様な問題点が発生することになるものである。いずれ
にしても特に厚内のガラスにおいては切断間隔が小さく
なればなるほどカケ、ツノ、ギザギザ、ズレがなく真直
ぐでガラスの表面に対して垂直で滑らかで強度を低下す
ることがない、なかでも切断開始直後および終了直前の
端辺近傍でのズレのないきれいな切断面を得ることは難
しいものであった。
本発明は、従来のかかる問題点に鑑みてなしたものであ
って、熱応力切断速度、すなわちクランクの伝ぱ速度を
所定の範囲に限定することにより、切断面が非常にきれ
いでかつ切断端面の強度が強いガラスの切断法を提供す
るものである。
って、熱応力切断速度、すなわちクランクの伝ぱ速度を
所定の範囲に限定することにより、切断面が非常にきれ
いでかつ切断端面の強度が強いガラスの切断法を提供す
るものである。
すなわち、本発明は、熱応力を利用して板ガラス等のガ
ラスを切断する方法において、切断速度であるクラック
の伝ぱ速度が10〜0.005 m/secになるよう
にして熱応力切断を行うことを特徴とするガラスの切断
法を提イJ(するものである。 ・ ここで、切断速度であるクラックの伝ぱ速度を10〜0
.005 m/ secと限定したのは、10m/se
cを超えるとリブマーク等が荒(なってギザギザで滑ら
かでないものとなり、0.005 m / sec未満
では切断面に凹凸が生じやすくなりどちらも良好な切断
面が得られないものであるからであり、好ましくは7〜
0.Olm / secの範囲である。すなわち、一般
に切断速度であるクラックの伝ぱ速度はその破壊エネル
ギーが増大することにより臨界速度近傍まですぐに到達
してしまうものであり、例えば板ガラスの場合には約1
500m / secが臨界速度と確認されており、こ
の臨界速度よりもかなり小さくすることで切断面をより
きれいなものとすることができるものである。
ラスを切断する方法において、切断速度であるクラック
の伝ぱ速度が10〜0.005 m/secになるよう
にして熱応力切断を行うことを特徴とするガラスの切断
法を提イJ(するものである。 ・ ここで、切断速度であるクラックの伝ぱ速度を10〜0
.005 m/ secと限定したのは、10m/se
cを超えるとリブマーク等が荒(なってギザギザで滑ら
かでないものとなり、0.005 m / sec未満
では切断面に凹凸が生じやすくなりどちらも良好な切断
面が得られないものであるからであり、好ましくは7〜
0.Olm / secの範囲である。すなわち、一般
に切断速度であるクラックの伝ぱ速度はその破壊エネル
ギーが増大することにより臨界速度近傍まですぐに到達
してしまうものであり、例えば板ガラスの場合には約1
500m / secが臨界速度と確認されており、こ
の臨界速度よりもかなり小さくすることで切断面をより
きれいなものとすることができるものである。
また、切断速度すなわちクラックの伝ぱ速度を10〜0
.005 m / secに制御する手段としては、ク
ランクが住し始めたあと、主に加熱する条件を変えるこ
とにより行うことができ、例えば25Aに上げてからそ
の電流値を22〜28Aの間で前後させてコントロール
することで行う。もちろんガラスの厚み、残留応力の大
きさあるいはその不均一差等がコントロールするための
重要な因子であることは言うまでもない。
.005 m / secに制御する手段としては、ク
ランクが住し始めたあと、主に加熱する条件を変えるこ
とにより行うことができ、例えば25Aに上げてからそ
の電流値を22〜28Aの間で前後させてコントロール
することで行う。もちろんガラスの厚み、残留応力の大
きさあるいはその不均一差等がコントロールするための
重要な因子であることは言うまでもない。
さらに熱応力切断するだめの熱応力の発生は電気抵抗線
、レーザビーム等のばか種々の加熱素子をガラス表面の
切断計画線に沿って表裏両面もしくはいずれか一方の面
に配設し熱エネルギーを与えることにより行うものであ
る。なお場合によっては切断計画線の近傍にも加熱素子
を配設してもよいことは言うまでもない。
、レーザビーム等のばか種々の加熱素子をガラス表面の
切断計画線に沿って表裏両面もしくはいずれか一方の面
に配設し熱エネルギーを与えることにより行うものであ
る。なお場合によっては切断計画線の近傍にも加熱素子
を配設してもよいことは言うまでもない。
さらに切断の開始は、ダイヤモンドカッターあるいは冷
たい刃物等の先を接触さす機械的な手段または水滴等に
よる熱的手段を用いて切断針画線上のガラス板の端部等
より行うのがよいものである。
たい刃物等の先を接触さす機械的な手段または水滴等に
よる熱的手段を用いて切断針画線上のガラス板の端部等
より行うのがよいものである。
前述したように、本発明のガラスの切断法によってクラ
ックの伝ぱ速度を10= 0.005 m / seC
にするので、加熱素子による加熱量(熱伝達係数)を従
来の切断速度すなわち臨界速度に近い値で(“瞬時に”
と表現されている場合もある)切断した場合に比べて小
さくとることができることとなり、このためクランクの
先端に対して不要な熱エネルギーを与えなくても良いの
できれいな切断面を得ることができるとともに切断端面
における強度が弱くなるといった従来の熱応力切断法が
持っていた欠点もなくすことができるものである。
ックの伝ぱ速度を10= 0.005 m / seC
にするので、加熱素子による加熱量(熱伝達係数)を従
来の切断速度すなわち臨界速度に近い値で(“瞬時に”
と表現されている場合もある)切断した場合に比べて小
さくとることができることとなり、このためクランクの
先端に対して不要な熱エネルギーを与えなくても良いの
できれいな切断面を得ることができるとともに切断端面
における強度が弱くなるといった従来の熱応力切断法が
持っていた欠点もなくすことができるものである。
以下、本発明の一実施例について説明する。
実施例1
大きさ2000X 300 mm’ 、厚さ15mのガ
ラス板の中央部に2000mm辺に平行して1.8 m
径のニクロム線を敷き、約28Aの電流を約30秒間流
してから電流をゼロとし、ニクロム線上の一方のガラス
端面に注射針を用いて水滴を落下させて端面にクラック
を作った後、電流値を25A前後に上げて切断速度すな
わちクラックの伝ぱ速度を0.5〜0.03m / s
ecに制御して熱応力切断作業を行った。
ラス板の中央部に2000mm辺に平行して1.8 m
径のニクロム線を敷き、約28Aの電流を約30秒間流
してから電流をゼロとし、ニクロム線上の一方のガラス
端面に注射針を用いて水滴を落下させて端面にクラック
を作った後、電流値を25A前後に上げて切断速度すな
わちクラックの伝ぱ速度を0.5〜0.03m / s
ecに制御して熱応力切断作業を行った。
この結果、150+a+aと150 tnに胴割りした
ガラス板の切断面は極めて良好であり、まさしくクリー
ンカットと呼ばれるにふされしい面を示した。またこの
切断されたガラスの破壊強度を測定したところ、758
± 146kg / ctl (サンプル数5枚)であ
り、ホイルカッターによる機械的切断品の破壊強度56
6± 154kg/c++! (サンプル数5枚)より
も高い値を示した。
ガラス板の切断面は極めて良好であり、まさしくクリー
ンカットと呼ばれるにふされしい面を示した。またこの
切断されたガラスの破壊強度を測定したところ、758
± 146kg / ctl (サンプル数5枚)であ
り、ホイルカッターによる機械的切断品の破壊強度56
6± 154kg/c++! (サンプル数5枚)より
も高い値を示した。
実施例2
大きさ2000X 150 mm″、厚さ19mのガラ
ス板を用い、切断幅を100 wと50龍になるように
2000mm辺に平行して、l、5m径の二本のニクロ
ム線を切断計画線に一致するようガラス板の表裏面に配
設し、約28Aの電流を35秒間流してから電流をゼロ
とし、ニクロム線上の一方のガラス端面に注射針を用い
て水滴を落下させて端面にクラックを作った後、電流を
徐々に上げて切断速度すなわちクラ・7りの伝ぱ速度を
7〜4m/secに制御して熱応力切断作業を行った。
ス板を用い、切断幅を100 wと50龍になるように
2000mm辺に平行して、l、5m径の二本のニクロ
ム線を切断計画線に一致するようガラス板の表裏面に配
設し、約28Aの電流を35秒間流してから電流をゼロ
とし、ニクロム線上の一方のガラス端面に注射針を用い
て水滴を落下させて端面にクラックを作った後、電流を
徐々に上げて切断速度すなわちクラ・7りの伝ぱ速度を
7〜4m/secに制御して熱応力切断作業を行った。
この結果、実施例1と同様切断面はクリーンカットとな
り、破壊強度についても721±111kg/cTIt
(サンプル数5枚)であった。
り、破壊強度についても721±111kg/cTIt
(サンプル数5枚)であった。
比較例1
実施例1とほぼ同条件であるが、−度下げてからの電流
を20A程度とすることにより、クラックの伝ぱ速度を
0.003〜0.001 m / sec ニ制御して
熱応力切断作業を行った。
を20A程度とすることにより、クラックの伝ぱ速度を
0.003〜0.001 m / sec ニ制御して
熱応力切断作業を行った。
この結果、切断面すなわち破面ばやや凹凸があり、クリ
ーンカットとは言い難いものであった。なおりラックが
ほとんど停止したような部分があったがその前後におい
ては特に凹凸の状態が悪かった。破壊強度についても実
施例1の強度よりやや低いものであった。
ーンカットとは言い難いものであった。なおりラックが
ほとんど停止したような部分があったがその前後におい
ては特に凹凸の状態が悪かった。破壊強度についても実
施例1の強度よりやや低いものであった。
比較例2
実施例2とほぼ同条件であるが、約38Aの電流を約5
0秒間流してからすぐに熱応力切断作業を行った。切断
速度は高速ビデオ能力約300m/secより速く瞬時
の切断であった。
0秒間流してからすぐに熱応力切断作業を行った。切断
速度は高速ビデオ能力約300m/secより速く瞬時
の切断であった。
この結果、切断面は必ずしもきれいとは言えないもので
あり、破壊強度も322±155kg/cut(サンプ
ル数5枚)であった。
あり、破壊強度も322±155kg/cut(サンプ
ル数5枚)であった。
以上、前述したことからも明らかなように本発明によれ
ば、ガラス、特に10〜1211m以上の厚みをもった
ガラス板の切断に関し、従来の方法ではなし得なかった
切断間隔が狭くしかも不均一な応力分布を有する厚板ガ
ラス等においても、切断計画線通りの切断ならびにクリ
ーンカプトのきれいな切断面を得ることができ、さらに
は破壊強度もむしろ増大するものとなるものであり、本
発明はガラス板以外にも電子材料基板、ガラス壜等のガ
ラスの切断にも広く適用できるものである。
ば、ガラス、特に10〜1211m以上の厚みをもった
ガラス板の切断に関し、従来の方法ではなし得なかった
切断間隔が狭くしかも不均一な応力分布を有する厚板ガ
ラス等においても、切断計画線通りの切断ならびにクリ
ーンカプトのきれいな切断面を得ることができ、さらに
は破壊強度もむしろ増大するものとなるものであり、本
発明はガラス板以外にも電子材料基板、ガラス壜等のガ
ラスの切断にも広く適用できるものである。
Claims (1)
- 熱応力を利用して板ガラス等のガラスを切断する方法に
おいて、切断速度であるクラックの伝ぱ速度が10〜0
.005m/secになるようにして熱応力切断を行う
ことを特徴とするガラスの切断法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32770987A JPH01167249A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | ガラスの切断法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32770987A JPH01167249A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | ガラスの切断法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167249A true JPH01167249A (ja) | 1989-06-30 |
Family
ID=18202110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32770987A Pending JPH01167249A (ja) | 1987-12-24 | 1987-12-24 | ガラスの切断法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01167249A (ja) |
-
1987
- 1987-12-24 JP JP32770987A patent/JPH01167249A/ja active Pending
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