JPH011661A - 作業車の油圧回路構造 - Google Patents

作業車の油圧回路構造

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JPH011661A
JPH011661A JP62-156884A JP15688487A JPH011661A JP H011661 A JPH011661 A JP H011661A JP 15688487 A JP15688487 A JP 15688487A JP H011661 A JPH011661 A JP H011661A
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JP
Japan
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oil
pressure
flow
oil passage
transmission
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JP62-156884A
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JPS641661A (en
Inventor
賢 町田
長谷川 繁一
太田 芳美
彰夫 服部
Original Assignee
株式会社クボタ
クボタ精機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、変速用油圧クラッチへの圧油供給用の第1油
路と、パワーステアリング系への圧油供給用の第2油路
とを単一のポンプに対して並列接続してある作業車の油
圧回路構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記油圧回路構造においては、前記変速用油圧系
への圧油供給用の油路とパワーステアリング系への圧油
供給用の油路とを単一のポンプに対して並列に接続して
圧油源の簡素化を図っていた(実開昭60−32253
号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来構造では、変速用油圧系の回路圧及び
パワーステアリング系の回路圧を保つために単なる圧力
設定用の弁を用いていたために、常にポンプに負荷をか
け続けることになり、動力ロスが大きいものとなってい
た。又、変速用油圧系に圧油が供給されている状態でパ
ワーステアリング系が作動されたときに、パワーステア
リング系への圧油供給量が不足して出力が不足気味にな
ることがあった。
本発明はかかる不具合を解消することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明特徴構成は、冒記構成
の油圧回路構造において、前記第1油路に圧力安定用の
アキュムレータを接続するとともに、第1油路の圧力が
設定値以下に低下すると前記第2油路側への圧油流動に
抵抗を与え、設定値よりも増大すると前記流動抵抗を解
除する第1流路切換弁と、第2油路の圧力が設定値以上
に上昇すると第1油路への圧油流動に抵抗をかけ、設定
値より低いと前記流動抵抗を解除する第2流路切換弁と
、変速用油圧クラッチ側へのみの圧油流動を許す逆止弁
とを直列状態に第1油路中に設け、かつ、前記第2油路
の圧力が設定値以上になると前記第1流路切換弁の抵抗
付与側への切換わりを阻止するよう構成してある点にあ
る。
〔作 用) 次に、上記構成による作動を第1図に基づいて説明する
と、パワーステアリング系が中立にあるときにはポンプ
(24)からの圧油は第2油路(b)を経てパワーステ
アリング系から排油されるのでポンプ負荷は小さいもの
となる。そして、この間、変速用油圧系はアキュムレー
タ(35)によってその回路圧が維持される。そして、
回路圧が低下すれば第1流路切換弁(31)が働いて第
2油路(b)側への圧油流動を抑制し、第1油路(a)
側のアキュムレータ(35)へのチャージが行われる。
又、パワーステアリング系を働かせると第2油路(b)
の圧が高まり、これに基づいて第1流路切換弁(31)
が前記チャージ状態に切換ねるのを阻止するとともに、
第2流路切換弁(32)を作動させて第1油路(a)へ
の圧油流動を抑制し、もって、パワーステアリング系の
第2油路(b)への油量を確保するのである。
〔発明の効果〕
従って本発明によれば、アキュムレータで変速用油圧系
の回路圧が維持されている間はパワーステアリング系の
中立排油によってポンプ負荷を軽減することができ、か
つ、パワーステアリング系を働かせた状態では、変速用
油圧系へのチャージを抑えて充分なパワーステアリング
出力を得ることができるようになった。
〔実施例〕
第3図に示すように、前車輪(1)を操向操作及び駆動
可能に有し、かつ、後車輪(2)を駆動可能に有した走
行機体の後部に、ロークリ耕耘装置等の各種作業装置を
昇降操作可能に連結するリフトアーム(3)、及び、連
結作業装置に伝動する動力取出し軸(4)を付設して、
作業車の一例である農用トラクターを構成してある。
前後輪(1) 、 (2)及び動力取出し軸(4)の駆
動を可能にするに、第2図に示すように、エンジン(5
)の出力を主クラッチ(6)を介して走行用トランスミ
ッション(7)と動力取出し用トランスミッション(8
)とに分岐伝達し、走行用トランスミッション(7)の
出力をベベルギア(9)を介して後輪用差動機構(10
)に、かつ、タラソチギア(11)及び伝動軸(12)
を介して前輪用差動機構(13)に夫々伝達するように
構成し、動力取出し用トランスミッション(8)を一回
転方向のみの伝達が可能なりラッチ機構(14)を介し
て動力取出し軸(4)に連動させである。
前記走行用トランスミッション(7)を構成するに、第
2図に示すように、4段切換え可能な主変速部(7a)
、前後進切換え部(7b)及び2段切換え可能な副変速
部(7c)を備えであると共に、エンジン出力を主変速
部(7a)に導入し、主変速部(7a)の出力を摩擦式
の変速用油圧クラッチ(15)及び前後進切換え部(7
b)を介して副変速部(7c)に伝達するようにしてあ
り、前進8段及び後進8段の切換えが可能にしてある。
第2図に示すように、前記主変速部(7a)は第1油圧
ピストン(16)と第2油圧ピストン(17)により、
かつ、前記前後進切換え部(7b)は前後進レバー(1
8)により、かつ、前記副変速部(7c)は第3油圧ピ
ストン(19)により夫々切換え操作するように構成し
、前記変速用クラッチ(15)は第4油圧ピストン(2
0)により操作するように構成すると共に、前記第1な
いし第4油圧ピストン(16) 、 (17) 、 (
19) 、 (20)は第1図に示す油圧回路に基いて
操作されるように構成してある。すなわち、前記第1な
いし第3油圧ピストン(16) 。
(,1’?) 、 (19)を一つのロークリ式変速バ
ルブ(21)に接続すると共に、この変速バルブ(21
)が中立位1(N)に操作されると第1ないし第3油圧
ピストン(16) 、 (17) 、 (19)の全て
が伝動切り位置になり、前記変速バルブ(21)が第1
速ないし第8速の8つの伝動位置(1)ないしく■)の
いずれかに操作されると第1油圧ピストン(16)と第
2油圧ピストン(17)のいずれか一方と第3油圧ピス
トン(19)が伝動位置になるようにしてある。前記第
4油圧ピストン(20)のコントロールバルブ(22)
を圧力調節機構(23)を介して、前記第1ないし第3
油圧ピストン(16) 、 (17) 、 (19)を
駆動するポンプ(24)に接続してある。前記第1ない
し第3油圧ピストン(16) 、 (17) 、 (1
9)と前後進切換えギア(26)の連動部材(27)の
夫々を前記コントロールバルブ(22)に対するパイロ
ット式操作バルブに構成すると共に、変速バルブ(21
)の切換え操作及び前後進レバー(18)の切換え操作
が行われるに伴い、コントロールバルブ(22)が自動
的に切換えられ、変速用クラッチ(15)の入り操作を
するように第4油圧ピストン(20)に給油したり、変
速用クラッチ(15)の切り操作をするように第4油圧
ピストン(20)に対する給油を解除するようにしてあ
る。要するに、変速バルブ(21)と前後進レバー(1
8)の切換え操作により走行用トランスミッション(7
)の切換え操作をするように、かつ、この変速のための
前記クラッチ(15)の入り切り操作が自動的に行われ
るようにしてある。
前車輪(1)の操向操作を可能にするに、第1図に示す
ように、左右前輪(1) 、 (1)の一方のナックル
アーム(25)にセンタースプリング付きのパワーステ
アリングシリンダ(26)を連動させ、そして、前記パ
ワーステアリングシリンダ(26)を前記ポンプ(24
)に接続すると共に、前記パワーステアリングシリンダ
(26)のコントロールバルブ(27)にピットマンア
ーム(28)及びステアリングギア機構(29)等を介
してステアリングハンドル(30)を連動させである。
次に、前記ポンプ(24)からの圧油を変速用油圧系と
パワーステアリング系に分岐供給する構造について説明
する。
エンジン(5)によって駆動されるポンプ(24)には
、変速用油圧系への圧油供給用の第1油路(a)  と
、パワーステアリング系への圧油供給用の第2油路(b
)とを並列状に接続し、前記第1油路(a)側にはパイ
ロット式の第1流路切換弁(31)、第2流路切換弁(
32)、逆止弁(33)、及び回路圧設定用の減圧弁(
34)を直列に配設するとともに、圧力安定用のアキュ
ムレータ(35)を接続してある。
前記第1流路切換弁(31)は、第1油路(a)の回路
圧が設定値(p+)以上であると図示のように切換えら
れ、ポンプ(24)からの圧油が第2流路(b)にバイ
パス路(c)を介して抵抗少なく流動可能となり、パワ
ーステアリング系の前記コントロールバルブ(27)が
中立状態では、ポンプ(24)からの圧油はこのバルブ
(27)を介して中立排油され、ポンプ負荷は低いもの
となる。又、第1油路(a)の回路圧が前記設定値(P
、)より低く設定された設定値(P2)より低くなると
第1流路切換弁(31)は逆位置に切換ねり、第2油路
(b)へはオリフィス(36)を通してのみ可能となる
。つまり、第2流路(b)側への流動に抵抗が与えられ
、アキュムレータ(35)へのチャージが行われる。
前記第2流路切換弁(32)は、常態では図示のように
第1油路(a)側への圧油流動を自由とし、パイロット
圧印加によって逆位置に切換ねると第1油路(a)側へ
の圧油流動に抵抗を与えるよう構成してある。
そして、パワーステアリング系が働いてコントロールバ
ルブ(27)が中立から外れると、ステアリング負荷に
よって第2油路(b)の回路圧が高くなり、これに基づ
いて第1流路切換弁(31)のパイロ7)回路に組込ん
だ開閉弁(37)が閉じられ、第1流路切換弁(31)
の逆位置、つまり、第1油路(a)へのチャージ状態へ
の切換わりが阻止されるとともに、第2流路切換弁(3
2)も流動抵抗付与状態に切換えられて第I油路(a)
側への流動抵抗が太き(なる。その結果、パワーステア
リグ作動状態では、第1油路(a)への圧油流動を抑え
て第2油路(b)へ充分な流量の圧油供給を可能にして
パワーステアリング出力を確保するのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の油圧回路構造の実施例を示
し、第1図は油圧回路図、第2図は伝動系統図、第3図
は農用トラクター全体側面図である。 (20)・・・・・・変速油圧クラッチ、(31)・・
・・・・第1流路切換弁、(32)・・・・・・第2流
路切換弁、(33)・・・・・・逆止弁、(35)・・
・・・・アキュムレータ、(a)・・・・・・第1油路
、(b)・・・・・・第2油路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 変速用油圧クラッチ(20)への圧油供給用の第1油路
    (a)と、パワーステアリング系への圧油供給用の第2
    油路(b)とを単一のポンプ(24)に対して並列接続
    してある作業車の油圧回路構造であって、前記第1油路
    (a)に圧力安定用のアキュムレータ(35)を接続す
    るとともに、第1油路(a)の圧力が設定値以下に低下
    すると前記第2油路(b)側への圧油流動に抵抗を与え
    、設定値よりも増大すると前記流動抵抗を解除する第1
    流路切換弁(31)と、第2油路(b)の圧力が設定値
    以上に上昇すると第1油路(a)への圧油流動に抵抗を
    かけ、設定値より低いと前記流動抵抗を解除する第2流
    路切換弁(32)と、変速用油圧クラッチ(20)側へ
    のみの圧油流動を許す逆止弁(33)とを直列状態に第
    1油路(a)中に設け、かつ、前記第2油路(b)の圧
    力が設定値以上になると前記第1流路切換弁(31)の
    抵抗付与側への切換わりを阻止するよう構成してある作
    業車の油圧回路。
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