JPH01165314A - コンバイン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は請求項１の上位概念に記載の、接線流れ状に作
動するドラム及びケージから成る打穀装置、ストロシェ
ーカ、戻り床部及びシープ装置を備えたコンバイン装置
に関する。

従来の技術 この種の機械の、取り入れ作業中の前進速度は、通常の
状態以上に穀物の損失が上昇することによって制限され
る。この場合、穀物の損失とは、ストロシェーカが、打
穀装置を通過した後の藁に残留した穀物を分離したり、
また、戻り床部を介してこれをシープ装置に供給したり
することができないことによって生じる損失をいう。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、コンバイン装置の前進速度ひいては作
業能力が、穀物損失の上昇や増加を発生させることなし
に、夫々の収穫条件に適合した最高値に高められるよう
Ｋすることにある。

課題を解決するための手段 本発明では上記課題を、軸流状に作動しロータ及びケー
シングから成る打穀・分離装置を、ストロシェーカの後
に接続することによって、これを解決することができた
。請求項２から９には、本発明の更に有利な提案がなさ
れている。

発明の効果 上記手段により穀物損失の上昇を招くことなしに、コン
バイン装置の作業能力を夫々の収穫条件に応じて最高の
値に高めることが可能となった。

実施例 本発明の実施例に基いて、本発明を説明する。

符号１はコンバインのケーシングを表わしており、打穀
ドラム２と打穀シーブ３とから成って接線流れ状に作動
する公知の形式の打穀装置、それに続くストロシェーカ
４、戻り床部５及びシープ装置６が、前記ケーシング１
内に配置されている。本発明ではストロシェーカ４の後
に、ロータ７及びケーシング８から成る、それ自体は公
知の、打穀・分離装置１１が配置されている。ストロシ
ェーカ４の上方の、軸流式の打穀・分離装置１１の開口
部１０の手前に、ストロシェーカ４から来て残留穀物が
含まれている収穀物を装置１１に確実に引渡すために、
運行部９′を有するフィーダドラム９が設けられている
。

第４図及び第５図に示すように打穀・分離装置１１は、
必要な場合にだけ作動位置にセットされる。この目的の
ために分離ケーシング８のセグメント８′が、シリンダ
１２とフード状の折畳み部分１３及びレバー１３′によ
って形成されるリンク；残構１３，１３’とによって離
反方向に旋回可能になっている。更に旋回可能なガイド
ベーン１４−その作動形式は図示せず−が設けられてお
り、該ガイドベーン１４はストロシェーカ４から来た藁
が附加的な処理を受けることなしに、打穀・分離装置１
１によって機械のケーシングから排出される必要がある
場合に、戻り床部５を遮蔽する。

軸流式の打穀・分離装置１１で分離された穀物はロータ
ケーシングの開口部８′′を通って戻り床部５に達する
が、これは直接戻り床部５に達することも、或は側部で
コンバインケーシング１の幅を越えて打穀・分離装置１
１の端部に配置された輸送スクリュー１５及び受はトラ
フ１６を通って戻り床部５に達することもある。図面か
ら明らかなように、打穀・分離装置１１は投影面でみて
戻り床部５の上方に支承されている。

このため必要な場合には、戻り床部５は公知の構造のも
のに比べて長くする必要がある。ストロシェーカ４から
来る収贋物は取り入れ口１０を介して軸流状の打穀・分
離装置１１の中央に供給され、そこからガイドレール１
７の作用の下で、ロータ７及び分離ケーシング８の影替
範囲内の右又は左方向に持ち込まれ、続いて脱穀された
菓として側方の排出口１８を介して装置１１から出て行
く。

更に排出口１８から排出されるストロを中央に集めて誘
導するために、ガイドプレート又はその類似品（図示せ
ず）を排出口１８に配設したり、或は両方の排出口１８
の夫々に、切り藁装置（図示せず）を配設することも可
能である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明の
コンバインの概略を示す部分側面図、第２図は第１図の
概略の部分平面図、第６図はコンバインの戻り部分の斜
視図、第４図はシェーカの後に接続された本発明の一流
式の打穀装置が作動位置にある時の概略側面図、第５図
は第４図の軸流式の打穀装置が休止状態にある時の概略
側面図である。 １・・・コンバインケーシング、２・・・打穀ドラム、
３・・・打穀シープ、４・・・ストロシェーカ、５・・
・戻り床部、６・・・シープ装置、７・・・ロータ、８
・・・ロータクーシング、８′・・・セグメント、「′
・・・開口部、９・・・ドラムフィーダ、９′・・・連
行部、１０・・・取り入れ口、１１・・・打穀・分離装
置、１２・・・シリンダ、１３・・・折畳み部、１３′
・・・レバー、１４・・・ガイドベーン、１５・・・輸
送スクリュ、１６・・・受げトラフ、１７・・・ガイド
レール、１８・・・排出口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シヤシ、ケーシング、接線流れ状に作動する打穀ド
   ラム及び打穀ケージから成る打穀装置、更には打穀装置
   に続いてその下方に配置された戻り床部とシーブ装置と
   を備えたストロシエーカから成るコンバインにおいて、
   コンバインケーシング（１）に支承され、軸流状に作動
   するロータ（７）とケーシング（８）とから成る打穀・
   分離装置（１１）が、ストロシエーカ（４）の後に配置
   されていることを特徴とするコンバイン装置。 ２、打穀・分法装置（１１）が、例えばロータケーシン
   グ（８）の旋回可能なセグメント （８′）と調節可能なガイドベーン（１４）との配置に
   よって、その機能作用を選択的に行うことができること
   を特徴とする、請求項１記載のコンバイン装置。 ３、自軸線方向の長さがコンバインケーシング（１）の
   幅を超過している打穀・分離装置 （１１）が、ダブルサクション方式で作動するように形
   成されており、そのために１つの中央開口部（１０）と
   ２つの排出口（１８）とが設けられていることを特徴と
   する、請求項２に記載のコンバイン装置。 ４、打穀・分離装置（１１）が投影面でみて、戻り床部
   （５）の後方端の上方に配置されていることを特徴とす
   る、請求項５に記載のコンバイン装置。 ５、コンバインケーシング（１）の幅を超過した打穀・
   分離装置（１１）の側方端部の領域の下方に、ケーシン
   グ（８）の開口部（８″）を通過した穀物を側方から戻
   り床部（５）に供給するための穀物受けトラフ（１６）
   及び輸送スクリュ（１５）が設けられていることを特徴
   とする、請求項４に記載のコンバイン装置。 ６、ストロシエーカ（４）の端部上方の、打穀・分離装
   置（１１）の取り入れ口（１０）の領域に、連行部（９
   ′）を有して有利には下掛け式に作動するドラムフィー
   ダ（９）が配置されていることを特徴とする、請求項５
   に記載のコンバイン装置。 ７、打穀・分離装置（１１）のケーシング（８）がその
   内側に、両方の排出口（１８）に誘導するガイドレール
   （１７）を備えていることを特徴とする、請求項６に記
   載のコンバイン装置。 ８、排出口（１８）から排出されるストロを中央に集め
   て誘導するためのガイドプレート又はその類似の構造を
   した手段が、側方の排出口（１８）に配設されているこ
   とを特徴とする請求項７に記載のコンバイン装置。 ９、両方の側方排出口（１８）の夫々に切り藁装置が配
   設されていることを特徴とする、請求項７に記載のコン
   バイン装置。