JPH0116486Y2 - - Google Patents

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JPH0116486Y2
JPH0116486Y2 JP16207081U JP16207081U JPH0116486Y2 JP H0116486 Y2 JPH0116486 Y2 JP H0116486Y2 JP 16207081 U JP16207081 U JP 16207081U JP 16207081 U JP16207081 U JP 16207081U JP H0116486 Y2 JPH0116486 Y2 JP H0116486Y2
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JP
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hole
container body
separation container
pipe
reflux
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JP16207081U
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JPS5867502U (ja
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液体中に微小気泡として存在する気
体の除去装置に関する。
従来、絞り出し型式のいわゆるスクイーズポン
プから吐出される移送液体中には、キヤビテーシ
ヨン等に起因して、気泡が発生して混入したた
め、血液透析においては移送血液中の空気が種々
の不都合を生じ、また移送接着液中の空気は接着
されるべき部位に連続的に接着液を塗布すること
が阻害される等の問題があつた。
本考案はこのような問題を解決し、簡素な構造
にて確実に移送液体中の気泡を除去することを目
的とする。
以下、図示の実施例に基き本考案を詳説する。
第1図に於て、1は液体を多量に貯蔵する貯蔵
槽で、2はスクイーズポンプであり、両者は吸入
管3にて連結され、該スクイーズポンプ2は、ケ
ース本体2a内にU字状としてポンピングチユー
ブ2bを彎曲して収納し、複数個のロータ2c…
を有する回転体2dにて該ポンピングチユーブを
絞つてゆき、吐出部2eから定量吐出する。5は
気体除去装置気であつて、上下縦長状でかつ密封
状の分離容器体6を有し、この分離容器体6の上
下中間位置に供給孔7を開設し、供給管8にて該
供給孔7と前記吐出部2eを連結し、スクイーズ
ポンプ2から圧送されてくる液体を該容器体6内
に流入させる。該供給孔7よりも下方位置におい
て容器体6に吐出孔9を開設して吐出管10に連
通連結し、該吐出管10の先端部には図例ではノ
ズルホルダ11が付設され、液体として接着液を
用いて所定箇所に接着液を塗布する場合を示し
た。
さらに、容器体6の頂上部12に還流孔13を
開設し、前記貯蔵槽1と該還流孔13とを還り管
14にて連通連結する。この還り管14の途中部
には可変絞り弁15を介装し、還り管14を通つ
て貯蔵槽1へ還流する流量を微少としかつ調整可
能としている。そして、分離容器体6内へ供給管
8及び供給孔7から流入してくる液体内の気泡1
6…は浮力にて容器体6の頂上部12に集まる
が、この気泡16…は還流孔13及び還り管14
の微量還流と共に貯蔵槽1に捨てることができ
る。
しかして、第2図は容器体6近傍の具体例を示
したもので、プラスチツク等の2個の円管体1
7,18を、中間連結体19にて上下連結する。
該中間連結体19もプラスチツク等とし、軸心方
向に大径の孔20を有し、その上下部を夫々円管
体17,18に挿嵌する。径方向に供給孔7が開
設され、供給管8が挿嵌される。また上方の円管
体17には上方から蓋体21が挿嵌され、この蓋
体21に還流孔13を開設して還り管14を挿嵌
する。しかも図例ではこの還流孔13にネジ部を
設けて、着脱自在に絞り孔22付きネジ体23を
螺着し、固定絞り弁とし、第1図の可変絞り弁1
5の代りとする。微量還流量を変更したい場合に
は、着脱自在の絞り孔22付ネジ体23を交換す
ればよい。
下方の円管体18には下方から蓋体24が挿嵌
されこれに吐出孔9を開設して、吐出管10を挿
嵌する。このように円管体17,18には孔加工
を無くし、中間連結体19及び上下蓋体21,2
4にのみ孔加工を集中すれば、製作が容易で、組
立も簡単となる利点がある。
なお、絞り弁15又は絞り孔22付きネジ体2
3の代りに、還り管14自体の内径を、吐出管1
0の内径よりも十分に小さく設定して、吐出流量
に対して還り流量を十分に微少にするも好ましい
ことである。
また、本願考案の応用出来る液体としては、接
着液等の化学や一般産業の分野で用いられるもの
の他、医学分野や製薬分野に於て、培地分注・試
薬分注・稀釈作業、あるいはサンプリング・定量
混入等に使用される液体も広く含むことは勿論で
ある。
本願考案は上述のように、上下縦長状でかつ密
封状の分離容器体6を設け、該分離容器体6の上
下中間位置に供給孔7を開設してスクイーズポン
プ2から圧送されてくる液体を流入させると共
に、該供給孔7よりも下方位置において吐出孔9
を開設して吐出管10に連通連結し、さらに該分
離容器体6の頂上部12に還流孔13を開設して
貯蔵槽1に微量還流させるための還り管14を連
通連結し、上記分離容器体6の頂上部12に集ま
る気泡16…を該微量還流と共に貯蔵槽1に捨て
るように構成されたから、構造が簡素であつて故
障がほとんど無く、連続的にかつ確実に液体中の
気泡(気体)を分離除去することが出来る。また
還り管14からの還り流量は微量であるから、ス
クイーズポンプ2の容積効率の低下は最小です
む。さらに、分離容器体6の内径が、供給孔7及
び供給管8よりも十分に大径に設定したから、分
離容器体6の内部において流速が極めてゆるやか
となつて、液体中の気泡(気体)が(下方の吐出
管10に引込まれることなく)確実に上方へ分離
されるという著大な効果を有する。また、還り管
14又は還流孔13に絞り機構を付設して該絞り
機構の孔径を供給孔7及び供給管8よりも十分に
小径としたから、無駄に還流せず、ポンプ容積効
率の低下は最小ですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は要部拡大断面図である。 1……貯蔵槽、2……スクイーズポンプ、6…
…分離容器体、7……供給孔、9……吐出孔、1
0……吐出管、12……頂上部、13……還流
孔、14……還り管、16……気泡。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下縦長状でかつ密封状の分離容器体6を設
    け、該分離容器体6の上下中間位置に供給孔7を
    開設してスクイーズポンプ2から圧送されてくる
    液体を流入させると共に、該供給孔7よりも下方
    位置において吐出孔9を開設して吐出管10に連
    通連結し、さらに該分離容器体6の頂上部12に
    還流孔13を開設して貯蔵槽1に微量還流させる
    ための還り管14を連通連結し、上記分離容器体
    6の頂上部12に集まる気泡16…を該微量還流
    と共に貯蔵槽1に捨てるように構成され、さら
    に、上記分離容器体6の内径を、供給孔7及び供
    給管8よりも十分に大径に設定し、かつ、還り管
    14または還流孔13に絞り機構を付設して該絞
    り機構の孔径を上記供給孔7及び供給管8よりも
    十分に小径に設定したことを特徴とする気体除去
    装置。
JP16207081U 1981-10-29 1981-10-29 気体除去装置 Granted JPS5867502U (ja)

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JP16207081U JPS5867502U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 気体除去装置

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JP16207081U JPS5867502U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 気体除去装置

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Publication Number Publication Date
JPS5867502U JPS5867502U (ja) 1983-05-09
JPH0116486Y2 true JPH0116486Y2 (ja) 1989-05-16

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JP16207081U Granted JPS5867502U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 気体除去装置

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JPH038323Y2 (ja) * 1984-09-11 1991-02-28

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JPS5867502U (ja) 1983-05-09

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