JPS6113561Y2 - - Google Patents

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JPS6113561Y2
JPS6113561Y2 JP5398781U JP5398781U JPS6113561Y2 JP S6113561 Y2 JPS6113561 Y2 JP S6113561Y2 JP 5398781 U JP5398781 U JP 5398781U JP 5398781 U JP5398781 U JP 5398781U JP S6113561 Y2 JPS6113561 Y2 JP S6113561Y2
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JP
Japan
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coating liquid
pipe
pump
suction
circulation pipe
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JP5398781U
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JPS57167774U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電着槽内の塗液循環装置に関し、特
に、電着槽内の底部およびコーナ部等にできる塗
液だまりの塗液を吸収し、循環させるものであ
る。
電着槽内においては、塗液の撹拌をポンプとア
ジテーター等で行つているが、槽内の底部やコー
ナ部等に塗液溜りがで、該塗液溜りにゴミが浮遊
する原因となる。
この考案は上記問題を解消せもとするものであ
り、塗液溜りが出来やすい電着槽の底部およびコ
ーナ部の底部に塗液の吸入管の一端を配置し、該
吸入管の他端を塗液循環管路のポンプ上流側に開
口して吐出口とし、循環管路の液流の負圧で強制
的に電着槽内の塗液溜りより塗液を吸入管に吸い
込むようにしたことを特徴とする電着槽内の塗液
循環装置を提供するものである。
以下、この考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
電着槽1はメインタンク2とザブタンク3とか
らなり、メインタンク2の下流側の傾斜壁部2a
の分水嶺4をこえてメインタンク2からオーバー
フローした塗液5がザブタンク3へ流入するよう
にしている。
上記メインタンク2の下流側傾斜壁部2aの底
部には塗液吸入口6を穿設すると共に、ザブタン
ク3の上流側の側壁部3aの底部にも塗液吸入口
7を穿設し、両吸入口6,7を大径の管8で連通
している。
また、メインタンク2には、所定間隔をあけ
て、塗液吹出口9(9a…9h)を設け、該塗液
吹出口9を上記管8と電着槽外の循環管路10で
接続している。その際、上記管8に4本の循環管
路10a,10b,10c,10dを接続し、各
循環管路10a〜10dをメインタンク2の近傍
で分岐させ、1本の循環管路(例えば10a)を
2つの吹出口(例えば9a,9b)に夫々接続し
ている。上記各循環管路10a〜10bには、管
8側よりバルブ11,圧力計12、ポンプ13、
フイルター14を介設している。
上記各循環管路10a〜10dには、管8とポ
ンプ13より上流のバルブ11との間に、吸入管
15,15a〜15eの一端を接続している。各
吸入管15の他端には、メインタンク2及びザブ
タンク3の底部2bの近傍に沿つて配設する吸込
部17を設けており、各吸込部17には第3図に
示す如く、底部2bに向つて開口した吸込口18
を複数個穿設している。該吸込部17は底部2b
に沿つて間隔をあけて並設し、かつ、特に、コー
ナ部底部にはコーナに隣接して配置している。上
記循環管路10側に接続した吸込管15の先端は
吐出口16としており、該吐出口16を循環管路
10内の液流に沿つて屈折しポンプ13側に向け
て配置し、吐出口16が循環管路10の液流で負
圧になるようにしている。よつて、吸込管15内
に負圧が導入され、吸込口18では負圧により、
メインタンク2の底部近傍お塗液を強制的に吸込
まれるように設定している。
上記構成の装置において、メインタンク2とザ
ブタンク3内の塗液は吐出口6,7より管8へ吐
出され、循環管路10を経てポンプ13の作動に
よりメインタンク2へと還流される。上記ポンプ
13の作動によりポンプ13の上流側の循環管路
10が負圧になると、吸込管15には吐出口16
より負圧が導入され、メインタンク2及びザブタ
ンク3内に配置した吸込部17では吸込口18よ
り塗液を強制的に吸い込む。この吸い込まれた塗
液は吐出口16より循環管路10内に吐出され、
循環管路10内を還流する塗液と共にバルブ1
1、ポンプ13、フイルタ14を経て電着槽1内
に還流される。よつて、電着槽1内の塗液溜りと
なりやすい底部近傍及びコーナ部の塗液は吸込管
15により強制的に吸込されて電着槽外の循環管
路10を経て電着槽1内に循環される。
以上の説明より明らかなように、この考案に係
る塗液循環装置によれば、電着槽内の底部近傍や
コーナ部の塗液溜りが出来やすい部分を塗液を、
吸込管により吸込し循環させているため、塗液溜
りが出来ず、該塗液溜りにゴミが発生する問題が
解消できる。また、吸込管による吸込作用を循環
管路のポンプを利用して行つているため、構造が
簡単でかつ、安価に実施でき、実用的価値の大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2
図は第1図の要部拡大図、第3図は吸込管の吸込
部の拡大図である。 1……電着槽、2……メインタンク、3……ザ
ブタンク、8……管、10……循環管路、13…
…ポンプ、15……吸込管、16……吐出口、1
7……吸込部、18……吸込口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電着槽の槽外に、両端が電着槽に接続され塗液
    を循環させる循環管路を設け、該循環管路の途中
    にポンプを介設する一方、一端に電着槽内の底部
    近傍に配設された複数の吸入口を有すると共に他
    端が上記ポンプの上流側の循環管路に開口して循
    環管路の液流を負圧になる吐出口とした吸入管を
    設けたことを特徴とする電着槽内の塗液循環装
    置。
JP5398781U 1981-04-14 1981-04-14 Expired JPS6113561Y2 (ja)

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JP5398781U JPS6113561Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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JP5398781U JPS6113561Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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Publication Number Publication Date
JPS57167774U JPS57167774U (ja) 1982-10-22
JPS6113561Y2 true JPS6113561Y2 (ja) 1986-04-26

Family

ID=29850600

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JP5398781U Expired JPS6113561Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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JPS57167774U (ja) 1982-10-22

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