JPH0116394Y2 - - Google Patents
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- JPH0116394Y2 JPH0116394Y2 JP1979072051U JP7205179U JPH0116394Y2 JP H0116394 Y2 JPH0116394 Y2 JP H0116394Y2 JP 1979072051 U JP1979072051 U JP 1979072051U JP 7205179 U JP7205179 U JP 7205179U JP H0116394 Y2 JPH0116394 Y2 JP H0116394Y2
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- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、モータの回転軸に連結された多極磁
石よりなる磁石回転板に、ホール発電体を対向さ
せることにより、従来の回転速度検出機構を簡略
化するとともに、制御精度が高く、制御特性がき
わめて安定な直流モータの速度制御装置を提供す
るものである。
石よりなる磁石回転板に、ホール発電体を対向さ
せることにより、従来の回転速度検出機構を簡略
化するとともに、制御精度が高く、制御特性がき
わめて安定な直流モータの速度制御装置を提供す
るものである。
特にホール発電体と、信号波形形成回路部や速
度制御回路部などの信号処理部、定電圧回路、駆
動回路などを同一チツプに形成した集積回路
(IC)を構成し、このICをモータ回転軸に連結さ
れた多極磁石よりなる磁石回転板に対向させるこ
とにより速度検出機構を簡略化するとともに、制
御特性にすぐれた周波数制御方式の直流モータの
定速制御装置を実現するのに有効な手段を供給す
るものである。
度制御回路部などの信号処理部、定電圧回路、駆
動回路などを同一チツプに形成した集積回路
(IC)を構成し、このICをモータ回転軸に連結さ
れた多極磁石よりなる磁石回転板に対向させるこ
とにより速度検出機構を簡略化するとともに、制
御特性にすぐれた周波数制御方式の直流モータの
定速制御装置を実現するのに有効な手段を供給す
るものである。
さて、従来の周波数制御方式の直流モータの速
度制御装置に多用されてきた代表的な周波数発電
機を第1図に示す。
度制御装置に多用されてきた代表的な周波数発電
機を第1図に示す。
第1図において、モータの回転軸1には外周に
多数個の歯をもつ、磁性体よりなる円板状の歯車
2が取り付けられ、前記歯車2には図の方向に着
磁された円板状の永久磁石3が重ねて取り付けら
れている。また、前記歯車2と前記永久磁石3を
囲む位置に、前記歯車2の歯車と対応して同数の
歯を有する固定子4が配設され、前記固定子4の
内部には検出コイル5が取り付けられている。
多数個の歯をもつ、磁性体よりなる円板状の歯車
2が取り付けられ、前記歯車2には図の方向に着
磁された円板状の永久磁石3が重ねて取り付けら
れている。また、前記歯車2と前記永久磁石3を
囲む位置に、前記歯車2の歯車と対応して同数の
歯を有する固定子4が配設され、前記固定子4の
内部には検出コイル5が取り付けられている。
さて、第1図において回転軸1を回転させる
と、磁気抵抗の変化により、この装置は周波数発
電機となり、検出コイル5の両端には歯車2およ
び固定子4の歯数と回転数に比例した周波数の交
流電圧が現われる。
と、磁気抵抗の変化により、この装置は周波数発
電機となり、検出コイル5の両端には歯車2およ
び固定子4の歯数と回転数に比例した周波数の交
流電圧が現われる。
そして、従来より、周波数制御方式の直流モー
タの速度制御装置としては第2図に一例を示すよ
うなものが多用されてきた。
タの速度制御装置としては第2図に一例を示すよ
うなものが多用されてきた。
その構成を図面にもとづいて説明すると、直流
モータ6に連結された第1図に示す周波数発電機
7の出力側は波形整形回路8の入力側に接続さ
れ、前記波形整形回路8の出力側は微分パルス発
生回路9に接続されている。また前記微分パルス
発生回路9の出力側は基準時間幅発生回路10の
入力側に接続され、前記基準時間幅発生回路10
の出力側は積分回路11に接続されている。さら
に前記積分回路11の出力側は駆動回路12に接
続され、前記駆動回路12の出力側には前記直流
モータ6が接続されている。
モータ6に連結された第1図に示す周波数発電機
7の出力側は波形整形回路8の入力側に接続さ
れ、前記波形整形回路8の出力側は微分パルス発
生回路9に接続されている。また前記微分パルス
発生回路9の出力側は基準時間幅発生回路10の
入力側に接続され、前記基準時間幅発生回路10
の出力側は積分回路11に接続されている。さら
に前記積分回路11の出力側は駆動回路12に接
続され、前記駆動回路12の出力側には前記直流
モータ6が接続されている。
ここで、第3図に第2図の各部の信号波形図を
示し、以下、第3図の信号波形図とともに動作の
概要を説明する。
示し、以下、第3図の信号波形図とともに動作の
概要を説明する。
まず、直流モータ6の回転速度が負荷の変動な
どにより徐々に遅くなつたとすると、周波数発電
機7に出力信号波形、すなわち第2図のa点の波
形は第3図aの如くなる。この信号波形aは波形
整形回路8により第3図bに示すような矩形波に
整形される。この矩形波信号bは微分パルス発生
回路9によつてパルス化され、第2図c点には第
3図cに示すような信号波形が現われる。信号波
形cの正の部分だけが基準時間幅発生回路10の
トリガパルスとして利用され、前記基準時間幅発
生回路10の出力信号波形、すなわち第2図d点
は第3図dの如く、トリガパルスの周期に応じて
繰り返し周期が変化し、一定の時間幅Tを有する
矩形波となる。この出力信号波形dを積分回路1
1にて平滑化すると、前記積分回路11の出力
側、すなわち第2図e点には第3図eに示すよう
な信号波形が現われる。
どにより徐々に遅くなつたとすると、周波数発電
機7に出力信号波形、すなわち第2図のa点の波
形は第3図aの如くなる。この信号波形aは波形
整形回路8により第3図bに示すような矩形波に
整形される。この矩形波信号bは微分パルス発生
回路9によつてパルス化され、第2図c点には第
3図cに示すような信号波形が現われる。信号波
形cの正の部分だけが基準時間幅発生回路10の
トリガパルスとして利用され、前記基準時間幅発
生回路10の出力信号波形、すなわち第2図d点
は第3図dの如く、トリガパルスの周期に応じて
繰り返し周期が変化し、一定の時間幅Tを有する
矩形波となる。この出力信号波形dを積分回路1
1にて平滑化すると、前記積分回路11の出力
側、すなわち第2図e点には第3図eに示すよう
な信号波形が現われる。
したがつて、直流モータ6の回転速度が徐々に
遅くなつたとき、第2図e点の電位は徐々に高く
なり、入力電圧が高くなつたとき出力電圧も増大
するように駆動回路12を設計しておけば前記直
流モータ6の回転速度は一定に保たれることにな
る。
遅くなつたとき、第2図e点の電位は徐々に高く
なり、入力電圧が高くなつたとき出力電圧も増大
するように駆動回路12を設計しておけば前記直
流モータ6の回転速度は一定に保たれることにな
る。
ところで、最近、前記のような直流モータの速
度制御装置の制御回路のIC化が急速に進み、制
御回路部品を組み込んだ回路基板もモータ本体に
直接取り付けたもの、あるいはモータ本体に内蔵
させたものが主流を占めるようになつてきた。
度制御装置の制御回路のIC化が急速に進み、制
御回路部品を組み込んだ回路基板もモータ本体に
直接取り付けたもの、あるいはモータ本体に内蔵
させたものが主流を占めるようになつてきた。
これらは、いずれも使用部品点数の削減、構造
の簡略化を図つて、製造コストの低減、信頼性の
向上を目ざすものであるが、第1図の如き構造を
有する周波数発電機付直流モータはまだまだその
構造の複雑さ、部品点数に起因する問題が多々あ
つた。
の簡略化を図つて、製造コストの低減、信頼性の
向上を目ざすものであるが、第1図の如き構造を
有する周波数発電機付直流モータはまだまだその
構造の複雑さ、部品点数に起因する問題が多々あ
つた。
すなわち、第1図の如き構造を有する周波数発
電機付直流モータでは、第2図に示す制御回路の
主要部分をIC化して回路基板上に組み込み、前
記回路基板円モータ本体に取り付けたとしても、
前記周波数発電機部分の構造が複雑で高価であ
り、さらには前記周波数発電機からの出力信号を
IC内部に導くために周波数発電機側には出力端
子を必要とし、IC側には信号入力端子を必要と
するだけでなく、その間の配線も必要となり問題
が多かつた。
電機付直流モータでは、第2図に示す制御回路の
主要部分をIC化して回路基板上に組み込み、前
記回路基板円モータ本体に取り付けたとしても、
前記周波数発電機部分の構造が複雑で高価であ
り、さらには前記周波数発電機からの出力信号を
IC内部に導くために周波数発電機側には出力端
子を必要とし、IC側には信号入力端子を必要と
するだけでなく、その間の配線も必要となり問題
が多かつた。
本考案はホール発電体と、信号波形形成回路部
や速度制御回路部などの信号処理部、定電圧回
路、駆動回路などの主要部分を同一チツプに形成
したICを、モータ回転軸に連結された多極磁石
よりなる磁石回転板に対向させることにより速度
検出機構を簡略化し上記のような問題を解消する
とともに、制御特性のすぐれた周波数制御方式の
直流モータの定速制御装置を得るものである。
や速度制御回路部などの信号処理部、定電圧回
路、駆動回路などの主要部分を同一チツプに形成
したICを、モータ回転軸に連結された多極磁石
よりなる磁石回転板に対向させることにより速度
検出機構を簡略化し上記のような問題を解消する
とともに、制御特性のすぐれた周波数制御方式の
直流モータの定速制御装置を得るものである。
第4図は本考案の実施例における速度制御装置
の回転速度検出器部分を示す構造図であり、モー
タの回転軸13には磁石回転板14が連結されて
おり、回路基板15上にはホール発電体を内蔵し
た制御用IC16がその天面を前記磁石回転板1
4に対向させて取り付けられている。
の回転速度検出器部分を示す構造図であり、モー
タの回転軸13には磁石回転板14が連結されて
おり、回路基板15上にはホール発電体を内蔵し
た制御用IC16がその天面を前記磁石回転板1
4に対向させて取り付けられている。
なお、前記磁石回転板14は、第5図に示すよ
うに、その外周部に多数のN極及びS極が交互に
着磁されている。さらに、前記制御用IC16は
第6図に示すようにその内部のシリコンチツプ1
6aの一部をホール発電体16bが形成されてい
る。
うに、その外周部に多数のN極及びS極が交互に
着磁されている。さらに、前記制御用IC16は
第6図に示すようにその内部のシリコンチツプ1
6aの一部をホール発電体16bが形成されてい
る。
上記のような構成によれば、モータの回転軸1
3が回転するにしたがつてホール効果によりホー
ル発電体16bには回転速度に比例した周波数の
検出信号が誘起される。
3が回転するにしたがつてホール効果によりホー
ル発電体16bには回転速度に比例した周波数の
検出信号が誘起される。
そしてこのような回転速度検出器からの検出信
号をそのまま前記制御用IC16の内部で処理し
て、モータの回転速度を定速制御する信号を作り
出すことができる。すなわち、回転速度検出器の
構造としてはモータの回転軸13に連結された磁
石回転板14に制御用IC16を対向させるだけ
でよく、周波数発電機と制御用IC間の配線も端
子も不要であり、構造が簡略化できるばかりでな
くモータの製造コストを引き下げるとともに信頼
性も向上することができる。
号をそのまま前記制御用IC16の内部で処理し
て、モータの回転速度を定速制御する信号を作り
出すことができる。すなわち、回転速度検出器の
構造としてはモータの回転軸13に連結された磁
石回転板14に制御用IC16を対向させるだけ
でよく、周波数発電機と制御用IC間の配線も端
子も不要であり、構造が簡略化できるばかりでな
くモータの製造コストを引き下げるとともに信頼
性も向上することができる。
次に本考案の直流モータの速度制御装置を第7
図により詳しく説明する。
図により詳しく説明する。
48は正側給電線路46と負側給電線路37の
間に接続された直流電源であり、直流モータ31
の回転軸に連結された磁石回転板32に対向して
ホール発電体33が内蔵された制御用ICが取り
付けられている。
間に接続された直流電源であり、直流モータ31
の回転軸に連結された磁石回転板32に対向して
ホール発電体33が内蔵された制御用ICが取り
付けられている。
前記ホール発電体33の出力側は増幅器34の
入力側に接続され、前記増幅器34の出力側は波
形整形回路35に接続されている。前記増幅器3
4と前記波形整形回路35とで信号波形形成回路
部36を構成している。そして、前記ホール発電
体33と前記信号波形形成回路部36は前記負側
給電線路37を基準として構成された第1の定電
圧回路38で駆動されている。また、前記波形整
形回路35の出力側は基準レベル反転回路39の
入力側に接続され、前記基準レベル反転回路39
の出力側は微分パルス発生回路40の入力側に接
続され、前記微分パルス発生回路40の出力側は
基準時間幅発生回路41の入力側に接続され、前
記基準時間幅発生回路41の出力側は積分回路4
2の入力側に接続され、前記積分回路42の出力
側は比較回路43に接続されている。前記微分パ
ルス発生回路40、基準時間発生回路41、積分
回路42及び比較回路43とで速度制御回路部4
4を構成している。そして前記速度制御回路部4
4は前記正側給電線路46を基準として構成され
た第2の定電圧回路47により駆動されている。
また、前記比較回路43の出力側は駆動回路45
に接続され、前記駆動回路45の出力側には前記
直流モータ31が接続されている。
入力側に接続され、前記増幅器34の出力側は波
形整形回路35に接続されている。前記増幅器3
4と前記波形整形回路35とで信号波形形成回路
部36を構成している。そして、前記ホール発電
体33と前記信号波形形成回路部36は前記負側
給電線路37を基準として構成された第1の定電
圧回路38で駆動されている。また、前記波形整
形回路35の出力側は基準レベル反転回路39の
入力側に接続され、前記基準レベル反転回路39
の出力側は微分パルス発生回路40の入力側に接
続され、前記微分パルス発生回路40の出力側は
基準時間幅発生回路41の入力側に接続され、前
記基準時間幅発生回路41の出力側は積分回路4
2の入力側に接続され、前記積分回路42の出力
側は比較回路43に接続されている。前記微分パ
ルス発生回路40、基準時間発生回路41、積分
回路42及び比較回路43とで速度制御回路部4
4を構成している。そして前記速度制御回路部4
4は前記正側給電線路46を基準として構成され
た第2の定電圧回路47により駆動されている。
また、前記比較回路43の出力側は駆動回路45
に接続され、前記駆動回路45の出力側には前記
直流モータ31が接続されている。
ここで、第8図に第7図の各部の信号波形図を
示し、以下、第8図の信号波形図とともに動作の
概要を説明する。
示し、以下、第8図の信号波形図とともに動作の
概要を説明する。
まず、直流モータ31の回転に伴い、前記直流
モータ31の回転軸に連結された磁石回転板32
より、ホール発電体33に誘起された検出信号は
増幅器34により増幅され第7図l点の波形は第
8図lの如くなる。この信号波形lは波形整形回
路35により第8図mに示すような矩形波に整形
される。この矩形波信号mは負側給電線路37を
基準レベルとしている。前記矩形波信号mは基準
レベル反転回路39により基準レベルを反転さ
れ、正側給電線路46の基準レベルとした矩形波
信号となる。したがつて第7図n点の信号波形は
第8図nに示すような信号波形となる。この矩形
波信号nは微分パルス発生回路40によつてパル
ス化され、第7図o点には第8図oに示すような
信号波形が現われる。信号波形oの正の部分だけ
が基準時間発生回路41のトリガパルスとして利
用され、前記基準時間発生回路41の出力信号波
形、すなわち第7図p点は第8図pの如く、トリ
ガパルスの周期に応じて繰り返し周期が変化し、
一定の時間幅Tsを有する矩形波となる。この出
力信号波形pを積分回路42にて平滑化すると、
前記積分回路42の出力側、すなわち第7図q点
には第8図qに示すような信号波形が現われる。
前記信号波形qは比較回路43によつて、第2の
定電圧回路47の出力電圧Vp47を分割して得られ
た基準電圧Egと比較され、前記比較回路43の
出力側、すなわち第7図r点には第8図rに示す
ような信号波形が現われ、前記直流モータ31の
回転速度を一定に保つように駆動回路45が動作
する。
モータ31の回転軸に連結された磁石回転板32
より、ホール発電体33に誘起された検出信号は
増幅器34により増幅され第7図l点の波形は第
8図lの如くなる。この信号波形lは波形整形回
路35により第8図mに示すような矩形波に整形
される。この矩形波信号mは負側給電線路37を
基準レベルとしている。前記矩形波信号mは基準
レベル反転回路39により基準レベルを反転さ
れ、正側給電線路46の基準レベルとした矩形波
信号となる。したがつて第7図n点の信号波形は
第8図nに示すような信号波形となる。この矩形
波信号nは微分パルス発生回路40によつてパル
ス化され、第7図o点には第8図oに示すような
信号波形が現われる。信号波形oの正の部分だけ
が基準時間発生回路41のトリガパルスとして利
用され、前記基準時間発生回路41の出力信号波
形、すなわち第7図p点は第8図pの如く、トリ
ガパルスの周期に応じて繰り返し周期が変化し、
一定の時間幅Tsを有する矩形波となる。この出
力信号波形pを積分回路42にて平滑化すると、
前記積分回路42の出力側、すなわち第7図q点
には第8図qに示すような信号波形が現われる。
前記信号波形qは比較回路43によつて、第2の
定電圧回路47の出力電圧Vp47を分割して得られ
た基準電圧Egと比較され、前記比較回路43の
出力側、すなわち第7図r点には第8図rに示す
ような信号波形が現われ、前記直流モータ31の
回転速度を一定に保つように駆動回路45が動作
する。
すなわち、負荷の増大はどにより直流モータ3
1の回転速度が下降したとすると、波形整形回路
35の出力波形は第8図mの如くなる。これに伴
つて第7図のn,o,p,qの各点には第8図
n,o,p,qに示したように信号波形が現われ
る。そして積分回路42の出力電圧Egすなわち
信号波形qが比較回路43によつて基準電圧Esと
比較され、EqがEsを越えたとき前記比較回路4
3の出力レベル、すなわち第7図r点の波形は第
8図rに示すように急激に変化する。前記比較回
路43の出力信号rは駆動回路45によつて直流
モータ31を駆動するのに必要なパワーにまで電
流増幅あるいは電圧増幅され、前記駆動回路45
の出力信号波形は前記比較回路43の出力信号波
形第8図rと同じ形となる。
1の回転速度が下降したとすると、波形整形回路
35の出力波形は第8図mの如くなる。これに伴
つて第7図のn,o,p,qの各点には第8図
n,o,p,qに示したように信号波形が現われ
る。そして積分回路42の出力電圧Egすなわち
信号波形qが比較回路43によつて基準電圧Esと
比較され、EqがEsを越えたとき前記比較回路4
3の出力レベル、すなわち第7図r点の波形は第
8図rに示すように急激に変化する。前記比較回
路43の出力信号rは駆動回路45によつて直流
モータ31を駆動するのに必要なパワーにまで電
流増幅あるいは電圧増幅され、前記駆動回路45
の出力信号波形は前記比較回路43の出力信号波
形第8図rと同じ形となる。
すなわち、直流モータ31の回転速度が徐々に
下降して前記積分回路42の出力電圧Egが基準
電圧Esを越えたとき、前記直流モータ31への給
電が開始され、前記直流モータ31はフル加速さ
れる。逆に前記直流モータ31の回転速度が徐々
に上昇して前記積分回路42の出力電圧Eqが基
準電圧Esより小さくなつたとき、前記直流モータ
31への給電が停止され、前記直流モータ31は
減速され回転速度を元にもどす動作が実行され
る。結局、制御系の制御ゲインを十分大きくした
ときには最終的には前記積分回路42の出力電圧
Eqと基準電圧Esが等しくなるように前記直流モ
ータ31の回転速度が制御される。
下降して前記積分回路42の出力電圧Egが基準
電圧Esを越えたとき、前記直流モータ31への給
電が開始され、前記直流モータ31はフル加速さ
れる。逆に前記直流モータ31の回転速度が徐々
に上昇して前記積分回路42の出力電圧Eqが基
準電圧Esより小さくなつたとき、前記直流モータ
31への給電が停止され、前記直流モータ31は
減速され回転速度を元にもどす動作が実行され
る。結局、制御系の制御ゲインを十分大きくした
ときには最終的には前記積分回路42の出力電圧
Eqと基準電圧Esが等しくなるように前記直流モ
ータ31の回転速度が制御される。
以上が第7図に示した本考案の実施例のものの
直流モータの速度制御装置の説明である。
直流モータの速度制御装置の説明である。
さて、第7図に示した本考案の実施例の直流モ
ータの速度制御装置においては、ホール発電体及
び信号波形形成回路部を第1の定電圧回路で駆動
し、速度制御回路部を第2の定電圧回路で駆動す
るという形式をとつている。
ータの速度制御装置においては、ホール発電体及
び信号波形形成回路部を第1の定電圧回路で駆動
し、速度制御回路部を第2の定電圧回路で駆動す
るという形式をとつている。
すなわち、直流モータの回転軸に連結された磁
石回転板によりホール発電体に誘起された検出信
号を増幅、波形整形し、前記直流モータの回転速
度に応じて周波数、周期などの変化する回転信号
波形を得る第1過程までを第1の定電圧回路の負
荷とし、一方、波形整形回路からの出力信号又は
波形整形回路からの出力信号の基準レベルを反転
した信号を、基準時間幅発生回路により時間幅が
一定の矩形波に変換し、前記矩形波を平滑化して
前記直流モータの回転速度に応じて電位の変化す
る直流電圧を得、前記直流電圧の電位の大小によ
り前記直流モータの回転速度を定速制御するため
の速度制御信号波形を得る第2過程までを第2の
定電圧回路の負荷とすることにより、第1過程と
第2過程を分離した形となつている。
石回転板によりホール発電体に誘起された検出信
号を増幅、波形整形し、前記直流モータの回転速
度に応じて周波数、周期などの変化する回転信号
波形を得る第1過程までを第1の定電圧回路の負
荷とし、一方、波形整形回路からの出力信号又は
波形整形回路からの出力信号の基準レベルを反転
した信号を、基準時間幅発生回路により時間幅が
一定の矩形波に変換し、前記矩形波を平滑化して
前記直流モータの回転速度に応じて電位の変化す
る直流電圧を得、前記直流電圧の電位の大小によ
り前記直流モータの回転速度を定速制御するため
の速度制御信号波形を得る第2過程までを第2の
定電圧回路の負荷とすることにより、第1過程と
第2過程を分離した形となつている。
第1過程と第2過程を別々な定電圧回路により
駆動することの効果を次に述べることにする。
駆動することの効果を次に述べることにする。
まず、回転信号波形を得る第1過程と速度制御
信号波形を得る第2過程を同一の定電圧回路で駆
動すると、直流モータの刷子整流子間などから発
生するパルスノイズが定電圧回路の出力線路や給
電線路にのり、同一定電圧回路により駆動される
波形整形回路の出力信号波形に前記パルスノイズ
に対応したパルスノイズが重畳されるため基準時
間発生回路がトリガされて誤動作の原因となるこ
とがあつたが、第1過程を駆動する定電圧回路と
第2過程を駆動する定電圧回路を別々に分離して
構成することにより、上記のような問題点を解消
できる。
信号波形を得る第2過程を同一の定電圧回路で駆
動すると、直流モータの刷子整流子間などから発
生するパルスノイズが定電圧回路の出力線路や給
電線路にのり、同一定電圧回路により駆動される
波形整形回路の出力信号波形に前記パルスノイズ
に対応したパルスノイズが重畳されるため基準時
間発生回路がトリガされて誤動作の原因となるこ
とがあつたが、第1過程を駆動する定電圧回路と
第2過程を駆動する定電圧回路を別々に分離して
構成することにより、上記のような問題点を解消
できる。
また、ホール発電体の感度はホール発電体へ入
力電圧(第1の定電圧回路より印加される。)が
大きい程感度は良くなるし、小さい程感度は悪く
なる。本考案においては、第1の定電圧回路の出
力電圧を第2過程を駆動する第2の定電圧回路の
出力電圧とは無関係に設定でき、ホール発電体の
感度設定をしやすくなる。
力電圧(第1の定電圧回路より印加される。)が
大きい程感度は良くなるし、小さい程感度は悪く
なる。本考案においては、第1の定電圧回路の出
力電圧を第2過程を駆動する第2の定電圧回路の
出力電圧とは無関係に設定でき、ホール発電体の
感度設定をしやすくなる。
また、この種の直流モータの速度制御装置にお
いて検出精度を上げ、応答性の良い制御を実行す
るには、1回転当りの検出パルス数を増やさなく
てはならない。そのためには直流モータの回転軸
に連結された磁石回転板(第5図参照)の着磁極
数を増やさらくてはならない。ところが、前記磁
石回転板の径に寸法上限度がある場合は極間ピツ
チを小さくして着磁極性を増やさなくてはならな
く、1極当りの着磁面積が小さくなり、1極当り
の磁束数が小さくなる。したがつてホール発電体
に誘起される検出信号波形も非常に小さなものと
なるので、増幅器のゲインを大きくとり前記検出
信号を十分増幅する必要がある。
いて検出精度を上げ、応答性の良い制御を実行す
るには、1回転当りの検出パルス数を増やさなく
てはならない。そのためには直流モータの回転軸
に連結された磁石回転板(第5図参照)の着磁極
数を増やさらくてはならない。ところが、前記磁
石回転板の径に寸法上限度がある場合は極間ピツ
チを小さくして着磁極性を増やさなくてはならな
く、1極当りの着磁面積が小さくなり、1極当り
の磁束数が小さくなる。したがつてホール発電体
に誘起される検出信号波形も非常に小さなものと
なるので、増幅器のゲインを大きくとり前記検出
信号を十分増幅する必要がある。
したがつて、回転信号波形を得る第1過程と速
度制御信号波形を得る第2過程を同一の定電圧回
路で駆動すると、検出信号の増幅器のゲインが高
い場合に直流モータの電機子からの高周波成分な
とが原因となり発振するという問題があつたが、
第1過程を駆動する定電圧回路と第2過程を駆動
する定電圧回路を別々に分離することにより、上
記のような問題点を解消できる。
度制御信号波形を得る第2過程を同一の定電圧回
路で駆動すると、検出信号の増幅器のゲインが高
い場合に直流モータの電機子からの高周波成分な
とが原因となり発振するという問題があつたが、
第1過程を駆動する定電圧回路と第2過程を駆動
する定電圧回路を別々に分離することにより、上
記のような問題点を解消できる。
さらに、第7図に示した本考案の実施例の直流
モータの速度制御装置ではホール発電体33及び
信号波形形成回路部36を負側給電線路37を基
準として構成された第1の定電圧回路38で駆動
し、前記信号波形形成回路部36からの信号波形
の基準レベルを基準レベル反転回路39により反
転し、かつ、この被反転信号波形により直流モー
タ31の回転速度を定速制御する信号を得るため
の速度制御回路部44を正側給電線路46を基準
として構成された第2の定電圧回路47で駆動し
ている。
モータの速度制御装置ではホール発電体33及び
信号波形形成回路部36を負側給電線路37を基
準として構成された第1の定電圧回路38で駆動
し、前記信号波形形成回路部36からの信号波形
の基準レベルを基準レベル反転回路39により反
転し、かつ、この被反転信号波形により直流モー
タ31の回転速度を定速制御する信号を得るため
の速度制御回路部44を正側給電線路46を基準
として構成された第2の定電圧回路47で駆動し
ている。
この効果を説明するためにまずIC内のシリコ
ンの同一チツプに形成されるホール発電体の一般
的な構造図を第9図に示す。
ンの同一チツプに形成されるホール発電体の一般
的な構造図を第9図に示す。
P形基板48上にエピタキシヤル成長によりN
形のエピタキシヤル層49が形成され、前記エピ
タキシヤル層49をP形の分離拡散50で他の基
子からPN接合により分離する。次に同一チツプ
に形成される他のトランジスタのエミツタ拡散と
同時に高濃度のN形(N+)を拡散して入力端子
51,52及び出力端子53,54が形成されホ
ール発電体が完成する。
形のエピタキシヤル層49が形成され、前記エピ
タキシヤル層49をP形の分離拡散50で他の基
子からPN接合により分離する。次に同一チツプ
に形成される他のトランジスタのエミツタ拡散と
同時に高濃度のN形(N+)を拡散して入力端子
51,52及び出力端子53,54が形成されホ
ール発電体が完成する。
ICにおいてはP形基板48は通常、回路中の
最低電位に保たれなければならないので負側給電
線路と接続されており、N形のエピタキシヤル層
49との間のPN接合に逆方向電圧がかかつた状
態で動作てしおり、前記P形基板48とN形エピ
タキシヤル層49の間には接合容量をもつてい
る。ところで、一般にPN接合の接合容量は印加
電圧によりその容量が変化する。
最低電位に保たれなければならないので負側給電
線路と接続されており、N形のエピタキシヤル層
49との間のPN接合に逆方向電圧がかかつた状
態で動作てしおり、前記P形基板48とN形エピ
タキシヤル層49の間には接合容量をもつてい
る。ところで、一般にPN接合の接合容量は印加
電圧によりその容量が変化する。
さて、第7図に示した本考案の実施例の直流モ
ータの速度制御装置においては、ホール発電体3
3は負側給電線路37を基準として構成された第
1の定電圧回路38によつて駆動されており、す
なわち、ホール発電体33の入力端子x,y(第
9図の入力端子51,52に相当する。)の間に
定電圧回路38の出力電圧Vp38が印加されてい
る。今、正負両給電端子間の電圧が変化したとし
ても前記定電圧回路38の出力電圧Vp38はほとん
ど変化しないし、前記定電圧回路38の基準とな
つている負側給電線路37とホール発電体38の
基板を構成しているP形基板48が同電位なの
で、エピタキシヤル層49と前記基板48間に印
加されている電圧は変化なく、その間に存在する
接合容量も一定に保たれるためホール発電体33
は安定に動作する。
ータの速度制御装置においては、ホール発電体3
3は負側給電線路37を基準として構成された第
1の定電圧回路38によつて駆動されており、す
なわち、ホール発電体33の入力端子x,y(第
9図の入力端子51,52に相当する。)の間に
定電圧回路38の出力電圧Vp38が印加されてい
る。今、正負両給電端子間の電圧が変化したとし
ても前記定電圧回路38の出力電圧Vp38はほとん
ど変化しないし、前記定電圧回路38の基準とな
つている負側給電線路37とホール発電体38の
基板を構成しているP形基板48が同電位なの
で、エピタキシヤル層49と前記基板48間に印
加されている電圧は変化なく、その間に存在する
接合容量も一定に保たれるためホール発電体33
は安定に動作する。
もし、ホール発電体を駆動する定電圧回路が負
側給電線路を基準として構成されていないと、給
電端子間の電圧が変化することにより、エピタキ
シヤル層49の電位が変化することになり、エピ
タキシヤル層49と基条48間に接合容量が変化
し、ホール発電体の動作が不安定になることが考
えられる。
側給電線路を基準として構成されていないと、給
電端子間の電圧が変化することにより、エピタキ
シヤル層49の電位が変化することになり、エピ
タキシヤル層49と基条48間に接合容量が変化
し、ホール発電体の動作が不安定になることが考
えられる。
以上のように本考案の直流モータの速度制御装
置によれば、ホール発電体の信号波形形成回路部
や速度制御回路などの信号処理部、定電圧回路、
駆動回路などの主要部分を同一チツプに形成した
ICとして容易に構成することができ、この制御
用ICを直流モータの回転軸に連結された多極磁
石よりなる磁石回転板に対向させることにより速
度検出機構を簡略化することができる。またホー
ル発電体及び信号波形形成回路部を駆動する定電
圧回路と、速度制御回路部を駆動する定電圧回路
を別々に分離構成することにより、モータの刷子
整流子間などから発生するパルスノイズによる誤
動作を防止できる。また、ホール発電体の感度設
定を第1の定電圧回路により、第2の定電圧回路
の出力電圧とは無関係にできる。さらに、ホール
発電体に誘起される検出信号波形が非常に小さい
場合でも増幅器のゲインを大きくとり検出信号を
増幅できるため、磁石回転板の着磁極数を増やす
ことにより1回転当りの検出パルス数を増すこと
ができるため応答性が良く、制御特性の優れたモ
ータの速度制御装置を実現できる。
置によれば、ホール発電体の信号波形形成回路部
や速度制御回路などの信号処理部、定電圧回路、
駆動回路などの主要部分を同一チツプに形成した
ICとして容易に構成することができ、この制御
用ICを直流モータの回転軸に連結された多極磁
石よりなる磁石回転板に対向させることにより速
度検出機構を簡略化することができる。またホー
ル発電体及び信号波形形成回路部を駆動する定電
圧回路と、速度制御回路部を駆動する定電圧回路
を別々に分離構成することにより、モータの刷子
整流子間などから発生するパルスノイズによる誤
動作を防止できる。また、ホール発電体の感度設
定を第1の定電圧回路により、第2の定電圧回路
の出力電圧とは無関係にできる。さらに、ホール
発電体に誘起される検出信号波形が非常に小さい
場合でも増幅器のゲインを大きくとり検出信号を
増幅できるため、磁石回転板の着磁極数を増やす
ことにより1回転当りの検出パルス数を増すこと
ができるため応答性が良く、制御特性の優れたモ
ータの速度制御装置を実現できる。
さらには、ホール発電体及び信号波形形成回路
部を負側給電線路を基準レベルとした第1の定電
圧回路で駆動し、前記信号波形形成回路部からの
信号波形の基準レベルを基準レベル反転回路によ
り反転し、速度制御回路部を正側給電線路を基準
レベルとした第2の定電圧回路で駆動するように
したので、ホール発電体の動作が安定に動作する
という優れた効果を有する。
部を負側給電線路を基準レベルとした第1の定電
圧回路で駆動し、前記信号波形形成回路部からの
信号波形の基準レベルを基準レベル反転回路によ
り反転し、速度制御回路部を正側給電線路を基準
レベルとした第2の定電圧回路で駆動するように
したので、ホール発電体の動作が安定に動作する
という優れた効果を有する。
第1図は従来の周波数制御方式の直流モータの
速度制御装置に多用される周波数発電機の構造
図、第2図は従来の周波数制御方式の直流モータ
の速度制御装置の一例を示す回路結線図、第3図
は第2図の各部の信号波形図、第4図は本考案の
実施例における直流モータの速度制御装置の回転
速度検出器部分の構造図、第5図は本考案の実施
例にかかる磁石回転板の詳細図、第6図は本考案
の実施例にかかる制御用ICの詳細図、第7図は
本考案の一実施例にかかる直流モータの速度制御
装置の回路結線図、第8図は第7図の各部の信号
波形図、第9図はシリコン基板上に形成されるホ
ール発電体の構造図である。 13……モータの回転軸、14……磁石回転
板、16……制御用IC、31……直流モータ、
32……磁石回転板、33……ホール発電体、3
4……増幅器、35……波形整形回路、36……
信号波形形成回路部、38……第1の定電圧回
路、39……基準レベル反転回路、40……微分
パルス発生回路、41……基準時間幅発生回路、
42……積分回路、43……比較回路、44……
速度制御回路部、45……駆動回路、47……第
2の定電圧回路、37……負側給電線路、46…
…正側給電線路、48……直流電源。
速度制御装置に多用される周波数発電機の構造
図、第2図は従来の周波数制御方式の直流モータ
の速度制御装置の一例を示す回路結線図、第3図
は第2図の各部の信号波形図、第4図は本考案の
実施例における直流モータの速度制御装置の回転
速度検出器部分の構造図、第5図は本考案の実施
例にかかる磁石回転板の詳細図、第6図は本考案
の実施例にかかる制御用ICの詳細図、第7図は
本考案の一実施例にかかる直流モータの速度制御
装置の回路結線図、第8図は第7図の各部の信号
波形図、第9図はシリコン基板上に形成されるホ
ール発電体の構造図である。 13……モータの回転軸、14……磁石回転
板、16……制御用IC、31……直流モータ、
32……磁石回転板、33……ホール発電体、3
4……増幅器、35……波形整形回路、36……
信号波形形成回路部、38……第1の定電圧回
路、39……基準レベル反転回路、40……微分
パルス発生回路、41……基準時間幅発生回路、
42……積分回路、43……比較回路、44……
速度制御回路部、45……駆動回路、47……第
2の定電圧回路、37……負側給電線路、46…
…正側給電線路、48……直流電源。
Claims (1)
- 正側給電線路と負側給電線路の間に接続された
唯一の直流電源と、モータの回転軸に前記モータ
の回転速度に比例した周波数の検出信号を発生さ
せるための多極磁された磁石回転板を連結し、前
記磁石回転板にホール発電体を内蔵した制御用
ICを対向させることにより構成される回転速度
検出器と、前記回転速度検出器からの検出信号を
増幅及び波形整形し、前記モータの回転速度に応
じて周波数、周期などの変化する信号波形を得る
ための信号波形形成回路部と、第1の定電圧回路
は前記負側給電線路を基準レベルとして構成さ
れ、前記第1の定電圧回路の出力線路と前記負側
給電線路間の電圧を前記ホール発電体及び前記信
号波形形成回路部に印加し、前記信号波形形成回
路部からの信号波形の基準レベルを基準レベル反
転回路により反転し、その反転信号波形を基準時
間幅発生回路により時間幅が一定の矩形波に変換
し、前記矩形波を平滑化して前記モータの回転速
度に応じて電位の変化する直流電圧を得、前記直
流電圧の電位の大小により前記モータの回転速度
を定速制御する信号を得るための速度制御回路部
と、第2の定電圧回路は前記正側給電線路を基準
レベルとして構成され、前記正側給電線路と前記
第2の定電圧回路の出力線路間の電圧を前記速度
制御回路部に印加し、前記速度制御回路部からの
信号により駆動回路を動作させ、前記モータの回
転速度を一定に制御する直流モータの速度制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979072051U JPH0116394Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979072051U JPH0116394Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55173297U JPS55173297U (ja) | 1980-12-12 |
JPH0116394Y2 true JPH0116394Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=29305726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979072051U Expired JPH0116394Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0116394Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50136613A (ja) * | 1974-04-19 | 1975-10-30 | ||
JPS53129806A (en) * | 1977-04-19 | 1978-11-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Compact dc motor with speed control circuits |
-
1979
- 1979-05-29 JP JP1979072051U patent/JPH0116394Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50136613A (ja) * | 1974-04-19 | 1975-10-30 | ||
JPS53129806A (en) * | 1977-04-19 | 1978-11-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Compact dc motor with speed control circuits |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55173297U (ja) | 1980-12-12 |
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