JPH0116388Y2 - - Google Patents

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JPH0116388Y2
JPH0116388Y2 JP1983125340U JP12534083U JPH0116388Y2 JP H0116388 Y2 JPH0116388 Y2 JP H0116388Y2 JP 1983125340 U JP1983125340 U JP 1983125340U JP 12534083 U JP12534083 U JP 12534083U JP H0116388 Y2 JPH0116388 Y2 JP H0116388Y2
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JP
Japan
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displacer
motor
speed regulating
recess
casing
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JP1983125340U
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JPS6034776U (ja
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液面計のデイスプレーサ吊り下げテー
プ巻取プーリ駆動用モータ調速機構に関するもの
である。
従来、タンク内液位を測定する電気自動平衡式
液面測定装置は、テープに吊り下げられたデイス
プレーサを自重によりタンクの底に着底させ、こ
の時の状態を零点として液位を測定するものであ
つた。この場合デイスプレーサの降下速度は歯車
機構に回転負荷により決定される。
ところが長年の使用により歯車機構の馴染が増
すと、デイスプレーサの降下速度が速くなる傾向
がある。このようなばあい零点確認を目的として
モータ電源をOFFにしたり、落雷などで停電す
ると、通常より速い速度でデイスプレーサが着底
することになり、このためテープが緩んで正確な
液位の測定が困難になつたり、デイスプレーサの
着底時の衝撃でタンクが傷つけられたりする欠点
があつた。
本考案は上記のような従来の欠点を除去するた
めなされたもので、歯車機構の増速を防止するた
めに減速機の一部に調速板を設け、これに制動を
掛ける機構を有する液面計のデイスプレーサ吊り
下げテープ巻取プーリ駆動用モータ調速機構を提
供できるようにした。
以下本考案の一実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
第1,2図において、符号1は本考案の調速機
構を備えたモータ装置で、ケーシング2に取付け
られたモータ3の回転軸4には磁性体からなる円
板状の調速板5を固嵌してある。
この調速板5の外周上方には、下半円状の操作
板6が前記ケーシング2に形成した下半円形状の
窪み7に回転可能に嵌まり込んでおり、操作板6
には調速板5と間隙を隔てて磁気結合するマグネ
ツト8が埋め込まれている。
また、前記操作板6の上弦部には、ケーシング
2へねじ9にて固定してあるゲート状取付枠10
の上片部に螺挿した左右1対をなす垂直調整ねじ
11a,11bの各下端を当接させてある。
したがつて、調速板5は第2図の状態ではマグ
ネツト8との磁気結合力を最大に受け、第3図に
示すように一方の調整ねじ11aを緩め、他方の
調整ねじ11bを押し入れて操作板6を窪み7内
で回動すれば、マグネツト8との磁気結合力を弱
めることができ、これによりモータ3は磁気制動
によりその回転速度が調節される。
なお、前記モータ3の回転軸4は複数の歯車群
からなる減速歯車機構12を介して出力軸13に
連結されている。
次に本考案の調速機構を用いた液面測定装置の
一例を示す第4図について説明する。
前記モータ装置1の出力軸にさらに減速機構を
経てテープ巻巻取プーリ14が連結され、このプ
ーリ14に巻回されたテープ15が爪車17から
プーリ18およびバランサ装置19のバランサプ
ーリ24に掛けられて、テープ端末のデイスプレ
ーサ20をタンク21の液面21aに吊り下げて
いる。
なお、前記テープ15の移動量は爪車によつて
回転量に変換され、その回転量は歯車機構16の
歯車22a,22bを介して計器23に入力され
て、回転角がアナログあるいはデイジタル数値に
て表示される。
また、バランサ装置19は、テープ15を掛け
たプーリ24を先端に有するバランサアーム26
の他端が支点25で支持され、かつアーム先端は
ばね27で保持されており、またアーム28の先
端にはロッド28を立設して、その上端に鉄心2
9を設けたものとしてあり、この鉄心の偏位を差
動トランスの検出ヘツド30で検出し、その検出
信号が増巾器31によつて増巾されてモータ駆動
回路に入力される。これによりモータは、デイス
プレーサ吊り下げテープの張力が一定となるよう
同テープを巻き上げあるいは繰り出す方向に正逆
駆動されて、デイスプレーサを、その吃水が所定
になる液面に吊り下げる。
前記のように構成した液面測定装置において、
タンクの液位を測定するための零点確認の過程を
説明する。まずデイスプレーサ20をタンクの底
に着底させるために、電源スイツチ32をOFF
にする。これによりモータ3は駆動力を失い、デ
イスプレーサ20は自重によりタンク底に向つて
降下し始める。このばあいもし前記モータ装置1
の歯車機構の馴染が増してデイスプレーサ20の
降下速度が速くなる傾向にあるときには、操作板
6を調整して調速板5とマグネツト8との磁気結
合力を増大させ、調速板に掛かる磁気制動力を強
くすればよい。これによりモータ3の空転力は磁
気制動力によつて抑制され、前記デイスプレーサ
20の液中降下速度は遅くなる。このようにして
デイスプレーサ20の降下速度を減速することに
より、着底時のテープ15の弛みを防止すること
ができる。
もしこのようにしないと、テープ15が弛んだ
状態でデイスプレーサ20を巻巻取ることとな
り、同デイスプレーサ20が上昇する前から計器
23が動作し始めてしまう。このばあい計器23
はデイスプレーサ20の着底時のテープ15の状
態を零点としているので、テープ15の張力が回
復するまでの間誤差が生ずることになり、正確な
液面測定ができない。
したがつて本考案のようにモータ3の空転時に
制動を掛けることで減速歯車機構12の経年変化
に抱わらず、テープ15が弛まないように常に一
定の速度でデイスプレーサ20をタンク底に着底
させることができ、これにより、液面測定装置の
零点チエツクを正確に行なうことができるる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液面計のデイスプレーサ
吊り下げテープ巻取プーリ駆動用モータ調速機構
の一実施例を示す中央縦断側面図、第2図は同機
構の正面図、第3図は操作板を傾けた状態に正面
図、第4図は液面測定装置の一実施例を示す構成
図である。 図中、1……モータ装置、3……モータ、4…
…回転軸、5……調速板、6……操作板、8……
マグネツト、11a,11b……調整ねじ、12
……減速歯車機構、13……出力軸、14……テ
ーププーリ、7……窪み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの回転軸に取り付けた磁性体からなる円
    板状の調速板をケーシング内に設け、このケーシ
    ングにおける前記調速板と近接する上位部に下半
    円状の窪みを設けて、この窪み内に下半円状の操
    作板を滑動可能に め込み、また前記窪みを跨ぐ
    ようケーシングに固定したゲート状取付枠の上部
    に左右一対の調整ねじを螺挿して、これら調整ね
    じの下端部にて前記操作板の上弦部を押圧するこ
    とにより操作板の下部円弧部を窪み内に当接さ
    せ、かつ前記調速板と磁気結合し得るマグネツト
    を操作板の円弧部適所に設け、前記モータの回転
    軸を減速歯車機構を介してデイスプレーサのテー
    プ巻取プーリへ連結したことを特徴とする液面計
    のデイスプレーサ吊り下げテープ巻取プーリ駆動
    用モータ調速機構。
JP12534083U 1983-08-11 1983-08-11 液面計のディスプレーサ吊り下げテープ巻取プーリ駆動用モータ調速機構 Granted JPS6034776U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12534083U JPS6034776U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 液面計のディスプレーサ吊り下げテープ巻取プーリ駆動用モータ調速機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12534083U JPS6034776U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 液面計のディスプレーサ吊り下げテープ巻取プーリ駆動用モータ調速機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034776U JPS6034776U (ja) 1985-03-09
JPH0116388Y2 true JPH0116388Y2 (ja) 1989-05-15

Family

ID=30285403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12534083U Granted JPS6034776U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 液面計のディスプレーサ吊り下げテープ巻取プーリ駆動用モータ調速機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57176622U (ja) * 1981-04-30 1982-11-08

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553172A (en) * 1978-10-11 1980-04-18 Sakuji Kajiyama Magnet brake

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48109391U (ja) * 1972-03-27 1973-12-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553172A (en) * 1978-10-11 1980-04-18 Sakuji Kajiyama Magnet brake

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Publication number Publication date
JPS6034776U (ja) 1985-03-09

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